JPH06228432A - 外観を改良した湿気硬化性組成物 - Google Patents

外観を改良した湿気硬化性組成物

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JPH06228432A
JPH06228432A JP3942793A JP3942793A JPH06228432A JP H06228432 A JPH06228432 A JP H06228432A JP 3942793 A JP3942793 A JP 3942793A JP 3942793 A JP3942793 A JP 3942793A JP H06228432 A JPH06228432 A JP H06228432A
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JP
Japan
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moisture
compound
solvents
solvent
composition
Prior art date
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Pending
Application number
JP3942793A
Other languages
English (en)
Inventor
Joichi Saito
譲一 斎藤
Yukio Matsumoto
幸夫 松本
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP3942793A priority Critical patent/JPH06228432A/ja
Publication of JPH06228432A publication Critical patent/JPH06228432A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/08Processes
    • C08G18/10Prepolymer processes involving reaction of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen in a first reaction step
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D175/00Coating compositions based on polyureas or polyurethanes; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • C09D175/04Polyurethanes

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Polymers & Plastics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高温、多湿の条件下で硬化させても発泡を生じ
ることなく、良好な仕上がりの外観が得られるようにし
た湿気硬化組成物を提供する。 【構成】湿気硬化可能なイソシアネート基を有する化合
物と、沸点が異なる少なくとも2種の溶剤と、必要に応
じてフィラー成分等を含む組成物において、溶剤が沸点
150℃以下の少なくとも1種と沸点が150℃以上の
少なくとも1種からなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばシーラント、防
水剤等に用いられる湿気硬化性組成物に関し、特に得ら
れる硬化膜表面の外観を改良したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、シーラント、防水剤等の一液
硬化型の湿気硬化性組成物としては、イソシアネート基
を含む化合物に、必要に応じてフィラー成分、可塑剤、
溶剤などを配合した組成物が用いられている。この組成
物は、適用箇所に塗布して空気中に放置することによ
り、空気中の水分と反応して硬化する。また、エポキシ
基、シラノール基などとイソシアネート基の混合あるい
は、単独配合により湿気硬化を行うことも知られてい
る。
【0003】上記において、フィラー成分の添加は、フ
ィラーをよく乾燥した上で、例えばイソシアネート基を
含むプレポリマー成分に、混合し撹拌することにより行
われている。また、溶剤は、低粘度化の目的で添加さ
れ、例えばトルエン、キシレンなど比較的低沸点の溶剤
が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記イ
ソシアネート基を含む湿気硬化性組成物においては、加
工時の温度や湿度の条件により硬化膜の表面状態が大き
く影響され、良好な表面状態が安定して得られないとい
う問題があった。特に、高温多湿になると、表面に発泡
状に泡を含むことが多くなり、その改良を強く求められ
ていた。
【0005】このような状態は、加工塗膜の厚みを薄く
することで、ある程度抑えることは可能であるが、必要
な厚さを得るためには、加工回数が多くなることは避け
られず、実際上は高温多湿の条件下では加工不能であっ
た。
【0006】したがって、本発明の目的は、加工時の温
度や湿度等の条件に影響されることなく、常に良好な外
観の硬化膜が得られるようにした湿気硬化性組成物を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、分子内に湿気硬化可能なイソシアネート
基を有する化合物を必須成分とする湿気硬化性組成物に
おいて、沸点が異なる少なくとも2種の溶剤を含むこと
を特徴とする外観を改良した湿気硬化性組成物を提供す
るものである。
【0008】以下、本発明について更に詳細に説明す
る。本発明の湿気硬化性組成物は、分子内に湿気硬化可
能なイソシアネート基を有する化合物を必須成分とす
る。
【0009】イソシアネート基を含む化合物は、2以上
のイソシアネート基を含むポリイソシアネート化合物
と、2以上の活性水素基を含む化合物との反応により、
末端にイソシアネート基を含むプレポリマーを合成する
ことにより得られる。
【0010】上記において、ポリイソシアネート化合物
は、少なくとも2個のイソシアネート基を有する芳香
族、脂環族、脂肪族、その他のポリイソシアネート化合
物やその変成物からなる。
【0011】ここで、芳香族系のポリイソシアネートと
しては、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、ポ
リメチレンポリフェニルイソシアネート、2,4−トル
エンジイソシアネート、2,6−トルエンジイソシアネ
ート、パラフェニレンジイソシアネート、ナフタレンジ
イソシアネートなどが好ましい。
【0012】また、脂環族系のポリイソシアネートとし
ては、メチレン−ビス(シクロヘキシルイソシアネー
ト)、1,3−ビス(シクロヘキシルイソシアネー
ト)、イソフォロンジイソシアネート等が挙げられる。
【0013】更に、脂肪族系のポリイソシアネートとし
ては、ヘキサメチレンジイソシアネート、キシリレンジ
イソシアネート等が挙げられる。
【0014】一方、2以上の活性水素基を含む化合物と
しては、ポリオキシアルキレン化合物、ポリエステル化
合物等が用いられる。
【0015】本発明の湿気硬化性組成物には、フィラー
成分を添加することが好ましく、このフィラー成分とし
ては、例えば、炭酸カルシウム、シリカ粉、タルク、珪
操土、カーボン、クレー、マイカ粉、ガラスバルーン、
ミルドガラスファイバー、シラスバルーン、珪砂、チタ
ン酸カリ等が好ましい。
【0016】本発明の湿気硬化性組成物は沸点が異なる
少なくとも2種の溶剤を含む。沸点が異なる少なくとも
2種の溶剤は、沸点が150℃以下である溶剤少なくと
も1種と沸点が150℃以上である溶剤少なくとも1種
からなることが好ましい。
【0017】沸点が150℃以下の溶剤としては、例え
ば、トルエン、o、m、p−キシレン、酢酸などが好ま
しいが、これらに限定されるものではない。沸点が15
0℃以上の溶剤としては、例えば、安息香酸メチル、イ
ソ吉草酸イソブチル、イソブチルベンゼン、イソ酪酸イ
ソペンチル、クメン、m−エチルクメン、p−エチルク
メン、m−エチルスチレン、p−エチルスチレン、o、
m、p−エチルトルエン、塩化ベンジル、グリコール酸
エチル、m、p−クロロエチルベンゼン、ジエチレング
リコールジメチルエーテル、ジシクロペンタジエン、ジ
ペンテン、シュウ酸ジメチル、トリイソブチレン、トリ
エチルプロピルシラン、1,2,3−トリメチルベンゼ
ン、1,2,4−トリメチルベンゼン、t−ブチルベン
ゼンなどが好ましいが、これらに限定されるものではな
い。
【0018】
【作用】本発明において沸点が異なる少なくとも2種の
溶剤の存在により、硬化時の発泡が抑制され、外観が良
好になるという効果を有するが、その理由は次のように
考えられる。すなわち組成物の硬化時に、沸点の異なる
少なくとも2種の溶剤のうち相対的に低沸点の溶剤から
順に気化していくため、急速に溶剤が気化することがな
く、したがって組成物が急速に硬化することがないから
と考えられる。
【0019】
【実施例】まず、イソシアネート基を有する化合物を含
む湿気硬化性組成物の基本組成として、以下の組成物を
調製した。MDIである「アイソネート125M」(商
品名、化成ダウ社製)10.7部と、ポリオールである
「エクセノール851」(商品名、旭硝子社製、OHV
24)89.3部とを、窒素雰囲気中、80℃で6時間
反応させ、イソシアネート含有量1.95重量%のイソ
シアネート末端プレポリマーを得た。このプレポリマー
100部に対して、キシレン10部、炭酸カルシウム2
0部を加え、よく混合して湿気硬化性組成物を得た。
【0020】実施例1 上記組成物100部に、ジエチレングリコールジメチル
エーテル10部を加え、3mm厚のシート状に塗布加工
を行い、40℃、湿度80%で24時間反応硬化した。
【0021】実施例2 上記組成物100部に、m−ジクロロベンゼン10部を
加え、3mm厚のシート状に塗布加工を行い、40℃、
湿度80%で24時間反応硬化した。
【0022】実施例3 上記組成物100部に、t−ブチルベンゼン10部を加
え、3mm厚のシート状に塗布加工を行い、40℃、湿
度80%で24時間反応硬化した。
【0023】比較例 上記組成物100部をとり、3mm厚のシート状に塗布
加工を行い、40℃、湿度80%で24時間反応硬化し
た。
【0024】こうして得られた実施例1〜3及び比較例
の硬化膜の表面の仕上がり状態を観察した結果を表1に
示す。
【0025】
【表1】
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
沸点が異なる少なくとも2種の溶剤を含むことにより、
高温、多湿の条件下で硬化させても、表面での発泡を生
じることなく、良好な仕上がりの外観が得られる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分子内に湿気硬化可能なイソシアネート基
    を有する化合物を必須成分とする湿気硬化性組成物にお
    いて、沸点が異なる少なくとも2種の溶剤を含むことを
    特徴とする外観を改良した湿気硬化性組成物。
  2. 【請求項2】沸点が異なる少なくとも2種の溶剤が、沸
    点が150℃以下である溶剤少なくとも1種と沸点が1
    50℃以上である溶剤少なくとも1種からなる、請求項
    1の湿気硬化性組成物。
JP3942793A 1993-02-03 1993-02-03 外観を改良した湿気硬化性組成物 Pending JPH06228432A (ja)

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