JPH06227553A - ロック構造 - Google Patents

ロック構造

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JPH06227553A
JPH06227553A JP5012640A JP1264093A JPH06227553A JP H06227553 A JPH06227553 A JP H06227553A JP 5012640 A JP5012640 A JP 5012640A JP 1264093 A JP1264093 A JP 1264093A JP H06227553 A JPH06227553 A JP H06227553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
lid
main body
inverted
locking piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP5012640A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Oikawa
隆悦 及川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP5012640A priority Critical patent/JPH06227553A/ja
Publication of JPH06227553A publication Critical patent/JPH06227553A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロック解除を容易に行うことが出来ると共
に、確実にロック状態とすることが可能なロック構造を
提供する。 【構成】 本発明は、本体41の上部に蓋23を重合
し、蓋23に形成した弾性係止片27の係止孔33に、
本体41に形成した係止突起43を挿入してロック状態
とし、本体41と蓋23とを組み付けるロック構造であ
って、一方向及び反対方向のいずれにも屈曲自在な反転
湾曲部31を弾性係止片27に形成し、係止突起43と
同方向に突出する凸状部47、47を本体41に形成
し、反転湾曲部31を反転させて係止孔33から係止突
起43を抜き出してロック状態を解除すると共に、本体
41と蓋23との離間時に凸状部47、47が反転湾曲
部31に当接・摺動して反転湾曲部31を反転状態から
元の形状に復帰させることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本体と蓋とを組み付け
るためのロック構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4及び図5は、プロテクタに適用され
た従来のロック構造を示す。このロック構造は、プロテ
クタ本体1に形成されて係止孔3を構成する係止枠5
と、蓋7に形成されて係止突起9を有する弾性係止片1
1とからなる。そして、図4(a)に示すように弾性係
止片11を係止枠5に位置させた状態から、蓋7をプロ
テクタ本体1に向けて押圧することにより、係止枠5が
係止突起9によって撓み、係止孔3内を弾性係止片11
が挿通する。これにより、係止突起9が係止枠5の下端
面に係止されて図4(b)及び図5に示すように、ロッ
ク状態となって蓋7がプロテクタ本体に組み付けられ
る。
【0003】また、係止突起9と係止枠5とのロック状
態から弾性係止片11を係止孔3内から引き抜く場合、
すなわちロック状態を解除する場合には、図6(a)に
示すように、ドライバー等の解除治具13を係止枠5内
に挿入して、係止枠5を外側に強制的に撓ませた状態で
弾性係止片11を係止孔3から引き抜く。
【0004】ところが、図6(b)に示すように、係止
枠5を解除治具13によって強制的に撓ませる際に、過
大な力を係止枠5に付与すると、係止枠5が破断するお
それがある。このため、このようなロック構造において
は、ロック解除時に注意を要するため、外しにくいとい
う問題がある。
【0005】そこで、図7乃至図9に示すように、蓋に
設けた弓形状のばね板15を屈曲させて、ばね板15に
設けた爪17を本体19の係合段部に係合することによ
りロック状態とし、ばね板15を反対側に屈曲させるこ
とにより本体19から爪17を外すようにしたロック構
造が実開平3−102453号公報で提案されている。
【0006】ところが、同公報で提案されたロック構造
においては、本体19に蓋21を嵌合した際に板ばね1
5を押して屈曲させることを忘れることがあり、確実に
ロック状態とすることが出来ない場合がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、確
実にロックすることが出来ると共に、ロック解除を容易
に行うことが出来るロック構造を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明では、本体の上部に蓋を重合し、本
体及び蓋のいずれか一方に形成した弾性係止片の係止穴
に、他方に形成した係止突起を挿入してロック状態と
し、本体と蓋とを組み付けるロック構造であって、一方
向及び反対方向のいずれにも屈曲自在な反転湾曲部を前
記弾性係止片に形成し、前記係止突起と同方向に突出す
る凸状部を本体及び蓋のいずれか他方に形成し、反転湾
曲部を反転させて係止孔から係止突起を抜き出してロッ
ク状態を解除すると共に、本体と蓋との離間時に凸状部
が反転湾曲部に当接・摺動して反転湾曲部の反転状態を
元の形状に復帰させることを特徴としている。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1記載
のロック構造において、反転湾曲部の周囲に、反転湾曲
部を反転させる解除治具の挿入用ガイド壁を設けたこと
を特徴としている。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、本体の上部に蓋を重
合し、例えば蓋に形成した弾性係止片の係止孔に、本体
に形成した係止突起を挿入することにより、確実にロッ
ク状態とすることが出来る。また、ロック状態を解除す
る場合には、反転湾曲部を屈曲させて反転させることに
より係止突起を弾性係止片の係止孔から抜き出し、蓋を
上方に持ち上げれば容易にロック状態を解除することが
出来る。
【0011】また、反転湾曲部を反転させた状態で、蓋
を上方に持ち上げると、凸状部が反転湾曲部に当接・摺
動することにより、反転湾曲部の反転状態が元の形状に
復帰する。これにより、弾性係止片は常に元の状態に戻
るため、再び蓋を本体に組み付ける際に、弾性係止片の
係止孔に係止突起が確実に挿入する。
【0012】請求項2の発明によれば、解除治具の挿入
用ガイド壁と反転湾曲部との間に解除治具を挿入する
と、反転湾曲部が押圧されて屈曲し反転する。これによ
り、弾性係止片の係止孔から係止突起が抜き出て、ロッ
ク状態を解除することが出来る。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係るロック構造の一実施例に
ついて説明する。なお、図1は、本発明のロック構造が
適用された蓋23と、この蓋23によって上部が閉鎖さ
れる本体41とを示す斜視図であり、図2は、蓋23と
本体41とのロック手順を示す一部断面図である。ま
た、図3は、ロック状態の解除手順を示す一部断面図で
ある。
【0014】図1に示すように、蓋23の側壁23aに
は一対のスリット25、25が、閉鎖方向(図示矢印a
方向)に沿って形成されており、これらのスリット2
5、25間に弾性係止片27が形成されている。この弾
性係止片27の下端部は蓋23の下端縁より下方に延出
されており、その先端部は外側に若干屈曲し、下端面側
に傾斜面29が形成されている。また、弾性係止片27
の基端部から中間部に掛けて通常は外側に向けて円弧状
に膨出した反転湾曲部31が形成されている。この反転
湾曲部31は内側に向けて円弧状に膨出して反転状態に
屈曲可能となっており、一方向及び反対方向のいずれに
も屈曲自在となっている。この反転湾曲部31の下部に
は、矩形状の係止孔33が形成されている。さらに、蓋
23の側壁には、弾性係止片27の反転湾曲部31を囲
むようにガイド壁35が形成されている。このガイド壁
35の内側と、反転湾曲部31の外周面との間には、若
干の隙間37が設けられており、この隙間37(図2参
照)は解除治具39の挿入用となっている。
【0015】一方、本体41の側壁41aの下部には、
係止突起43が突設されている。この係止突起43は、
側壁41aから外側に向けて下る傾斜面45を有してお
り、弾性係止片27の下端部に形成された傾斜面29と
摺動して、係止突起43を、弾性係止片27の係止孔3
3に案内する。また、係止突起43の上部には、係止突
起43を挟んで両側に位置して一対の凸状部47、47
が突設されている。これらの凸状部47、47は同形状
で側壁41aから外側に向けて下る傾斜面49、49を
有している。そして、弾性係止片27の係止孔33内
に、係止突起43が挿入された状態では、図2(b)に
示すように、弾性係止片27の反転湾曲部31の裏面側
に位置するようになっている。
【0016】次に、上記ロック構造におけるロック手順
について図2(a)、(b)を用いて説明する。図2
(a)に示すように、ロックしない状態では、蓋23の
弾性係止片27の反転湾曲部31は外側に膨出して屈曲
している。この状態から蓋23を本体41の上部に向け
て移動させると、弾性係止片27の下端部の傾斜面29
が、凸状部47、47の傾斜面49、49に当接・摺動
して、弾性係止片27を外側に案内して撓ませる。そし
て、凸状部47を乗り越えると反転湾曲部31の内側に
位置する。さらに蓋23を本体41に向けて移動させる
と、弾性係止片27の下端部の傾斜面29が係止突起4
3の傾斜面45上を摺動して、再び外側に撓み、係止突
起43を乗り越えると、図2(b)に示すように、係止
孔33内に係止突起43が挿入される。これにより、ロ
ック状態となる。
【0017】次に、図2(b)に示すロック状態から、
ロックを解除する手順について図3(a)、(b)、
(c)を用いて説明する。
【0018】図3(a)に示すように、ロック状態か
ら、ガイド壁35と反転湾曲部31との間の隙間37に
ドライバー等の解除治具39を挿入すると、反転湾曲部
31は内側(図示矢印b方向)に押圧され、反転湾曲部
31が同方向に屈曲して反転する。このとき、弾性係止
片27の下端部は外側に向けて変形するため、係止突起
43が係止孔33から抜き出て、係止状態が解除され
る。
【0019】この状態から蓋23を上方へ引き上げるこ
とにより、ロック状態を解除することが出来る。蓋23
を上方へ引き上げる際には、反転状態の反転湾曲部31
は凸状部47、47と摺動して、外側に力が付与される
ため反転状態から、元の形状に復帰する。これにより、
再び蓋23を本体41にロック状態とする場合には、反
転湾曲部31が元の形状に復帰しているので、係止突起
43が係止孔33内に挿入され、確実にロックすること
が出来る。
【0020】また、ロック状態を解除する場合にも、解
除治具39を隙間37に挿入するだけで、弾性係止片2
7の反転湾曲部31が容易に反転し、係止突起43が係
止孔33から容易に抜き出るので、ロック解除作業が容
易になる。
【0021】なお、上記実施例では、蓋23に弾性係止
片を設け、本体41に係止突起43、凸状部47、47
を設けたが、蓋23に係止突起、凸状部を形成し、本体
41に弾性係止片を設けても良い。
【0022】また、反転湾曲部31を反転させる場合、
上記実施例では解除治具39をガイド壁35と反転湾曲
部31との間に挿入したが、ガイド壁35を無くして、
他の手段によって反転湾曲部31を押圧して反転させて
も良い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るロック
構造によれば、ロック解除を容易に行うことが出来ると
共に、確実にロックすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロック構造が適用された蓋と本体
とを示す一部を破断した斜視図である。
【図2】本発明に係るロック構造のロック手順を説明
し、(a)はロック前の状態を示す断面図、(b)はロ
ック状態を示す断面図である。
【図3】本発明に係るロック構造のロック解除手順を説
明し、(a)はロック状態を示す断面図、(b)は反転
湾曲部を反転させて係止突起を係止孔から抜き出した状
態を示す断面図、(c)は係止突起を係止孔から抜き出
すと共に反転状態を元の形状に戻した状態を示す断面図
である。
【図4】従来のロック構造を示し、(a)はロック前の
状態を示す正面図、(b)はロック状態を示す正面図で
ある。
【図5】図4(b)におけるV−V線断面図である。
【図6】従来のロック構造において解除治具を用いてロ
ック状態を解除している状態を示し、(a)は破損前の
状態を示す斜視図、(b)は係止枠が破損した状態を示
す斜視図である。
【図7】従来の他のロック構造が適用された蓋と本体と
を示す斜視図である。
【図8】従来の他のロック構造を示す断面図である。
【図9】従来の他のロック構造を示す正面図である。
【符号の説明】
23 蓋 27 弾性係止片 31 反転湾曲部 33 係止孔 35 ガイド壁 41 本体 43 係止突起 47 凸状部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の上部に蓋を重合し、本体及び蓋の
    いずれか一方に形成した弾性係止片の係止穴に、他方に
    形成した係止突起を挿入してロック状態とし、本体と蓋
    とを組み付けるロック構造であって、一方向及び反対方
    向のいずれにも屈曲自在な反転湾曲部を前記弾性係止片
    に形成し、前記係止突起と同方向に突出する凸状部を本
    体及び蓋のいずれか他方に形成し、反転湾曲部を反転さ
    せて係止孔から係止突起を抜き出してロック状態を解除
    すると共に、本体と蓋との離間時に凸状部が反転湾曲部
    に当接・摺動して反転湾曲部を反転状態から元の形状に
    復帰させることを特徴とするロック構造。
  2. 【請求項2】 反転湾曲部の周囲に、反転湾曲部を反転
    させる解除治具の挿入用ガイド壁を設けたことを特徴と
    する請求項1記載のロック構造。
JP5012640A 1993-01-28 1993-01-28 ロック構造 Pending JPH06227553A (ja)

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