JPH06227066A - ラベルプリンタ - Google Patents

ラベルプリンタ

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Publication number
JPH06227066A
JPH06227066A JP1486993A JP1486993A JPH06227066A JP H06227066 A JPH06227066 A JP H06227066A JP 1486993 A JP1486993 A JP 1486993A JP 1486993 A JP1486993 A JP 1486993A JP H06227066 A JPH06227066 A JP H06227066A
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JP
Japan
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label
area
steps
label paper
paper
Prior art date
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Application number
JP1486993A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Furuya
一寿 古屋
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ラベル用紙のラベルピッチにおけるばらつきに
関係なく、ラベルを正確に印字位置に位置決めする。 【構成】サーマルヘッドとギャップ検出センサ間に存在
可能なラベル枚数に応じた個数のエリアが形成された頭
出しステップ数カウンタテーブルを設け、ギャップ検出
センサによりラベルの前端が検出されたときにそのカウ
ンタテーブルの空エリアの先頭に、ギャップ検出センサ
からサーマルヘッドまでのステップ数50を設定し、ラ
ベル用紙の1ステップ搬送毎に各エリアの設定数値をそ
れぞれ−1減算して、先頭エリアが0になると、ラベル
用紙の印字位置への位置決め完了として位置決め動作を
終了するとともに、各エリアに設定された設定数値を順
次1つ順位の高いエリアにシフトするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ラベル用紙を所定の
印字位置に位置決めして印字を行うラベルプリンタに関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ラベルプリンタで使用されるラ
ベル用紙には、複数のラベルを台紙に所定間隔をおいて
貼着したものや、印字位置に位置決めするためにラベル
用紙の裏側にラベルのピッチに対応したマークが印刷さ
れたもの等が知られている。
【0003】このようなラベル用紙を印字位置に位置決
めする方法としては、例えば、ラベルの先端又は後端を
検出する透過形光学式センサ、あるいはマークを検出す
るための反射形光学式センサを設け、このセンサからの
検出信号によりラベル用紙を搬送制御して位置決めする
方法が知られている。
【0004】ここで、複数のラベルが台紙に貼着された
ラベル用紙を使用して、所望の情報を印字するラベルプ
リンタについて説明する。このラベルプリンタでは上述
したように透過形光学式センサが設けられ、この透過形
光学式センサによりラベルの先端又は後端が検出される
と、この検出に基づいてラベル用紙が印字位置に位置決
めされる。
【0005】例えば図6に示すように、ラベル用紙を搬
送するための搬送モータ(図示せず)のステップ数で換
算して、印字ヘッド1と透過形光学式センサからなるギ
ャップ検出センサ2との間の距離が50ステップのラベ
ルプリンタにおいて、台紙3にラベル4a,4b,4
c,4d,4e,…が、ラベルピッチ15ステップ、ラ
ベル間のギャップ長さ5ステップで、台紙に貼着された
ラベル用紙5を使用する場合、ギャップ検出センサ2に
よりラベル4dの後端が検出されると、印字ヘッド1と
ギャップ検出センサ2との間の距離50ステップを予め
設定されているラベルサイズ(ラベルピッチ)15ステ
ップで乗算して、50÷15により3と余り5と算出さ
れる。ここで、この余り5にラベルピッチと共にラベル
サイズとして予め設定されているギャップ長さ5を加算
して、5+5により10と算出される。この算出された
10が、次のラベル4bの印字位置への位置決めステッ
プ数ということになる。
【0006】すなわち、図7に示すように、ラベル4d
の後端が検出してから10ステップ搬送すれば、ラベル
4bが、印字ヘッド1の印字位置に位置決めされること
になる。
【0007】従来のラベルプリンタでは、ギャップ検出
センサによりラベルの前端又は後端が検出されたとき
に、印字ヘッドとギャップ検出センサとの間の距離を予
め設定されたラベルサイズ(ラベルピッチやラベル間の
ギャップ長さ)、すなわち、固定値として設定されたラ
ベルサイズに基づいて位置決めステップ数を算出してい
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ラベル用紙に
おけるラベルピッチは必ずしも高精度で保証されている
ものではなく、±数mm程度でばらつきがある。極端な
例ではあるが、例えば図8に示すように、台紙6にラベ
ル7a,7b,7c,7d,7e,…が貼着され、その
ラベル1枚毎にラベルピッチやラベル間のギャップ長さ
が製造時のばらつきで異なったラベル用紙8では、ラベ
ルピッチがラベル7bで10ステップ,ラベル7cで1
5ステップ、ラベル7dで20ステップとなっている。
【0009】このようなラベル用紙8を使用した場合、
予め設定されているラベルサイズが15ステップである
から、ギャップ検出センサ2でラベル7dの後端が検出
されると、上述したように印字ヘッド1とギャップ検出
センサ2との間の距離50ステップを予め設定されてい
るラベルサイズ15ステップで除算して、その余り5ス
テップに予め設定されているギャップ長さ5ステップを
加算して、次のラベル7bの印字位置への位置決めステ
ップ数10ステップが設定される。
【0010】ところで、ラベル7aとラベル7bとの間
のギャップ長さは2ステップしかないため、位置決めス
テップ数として設定された10ステップでラベル用紙8
を搬送すると、図9に示すように、ラベル7bの印字開
始位置が印字位置よりも3ステップ分に多く搬送されて
ずれてしまう。
【0011】このようなことは、印字位置への位置決め
のためにラベルピッチに対応してマークが設けられたラ
ベル用紙でも同様であり、必ずしもマークのピッチが必
ずしも高精度に保証されているものではなく、±数mm
程度でばらつきがある。
【0012】従って、ばらつきがあるラベル用紙を使用
した場合に、固定値として設定されたラベルピッチやギ
ャップ長さ等のラベルサイズに基づいて算出された位置
決めステップ数では、マークを検出した時からこの位置
決めステップ数分ラベル用紙を搬送して印字位置に位置
決めしたとても、実際には、次のラベルの印字開始位置
がずれてしまうという虞があった。
【0013】上述したように、従来のラベルプリンタで
は、ラベルピッチやラベル間のギャップ長さ等のラベル
サイズが、予め固定値として設定され、この固定値とし
て設定されたラベルサイズに基づいてラベルの印字位置
への位置決めステップ数が算出されていたため、ラベル
用紙のラベルピッチにおけるばらつきにより、その位置
決めステップ数でラベル用紙を位置決め搬送すると、実
際にはラベル上の印字開始位置がずれてしまうという問
題があった。
【0014】そこでこの発明は、ラベル用紙のラベルピ
ッチにおけるばらつきに関係なく、ラベルを正確に印字
位置に位置決めすることができるラベルプリンタを提供
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数のラベ
ルが台紙に所定間隔をおいて貼着されたラベル用紙又は
ラベルピッチに対応してマークが設けられたラベル用紙
を使用し、印字ヘッドとラベルの前端又は後端あるいは
マークを検出する検出センサとを備え、所定の印字位置
への位置決めが完了したラベル用紙に印字ヘッドにより
所望の情報を印字するラベルプリンタにおいて、検出セ
ンサによりラベルの前端又は後端あるいはマークが検出
されると、検出センサからの位置決め搬送距離に対応し
て決められた数値を新規に設定する数値設定手段と、ラ
ベル用紙の搬送量に応じて数値設定手段に設定された全
ての各数値を減算する減算手段と、数値設定手段に設定
された数値の1つが減算手段による減算により0になる
とラベル用紙の印字位置への位置決めが完了したと判定
する判定手段とを設けたものである。
【0016】
【作用】このような構成の本発明において、検出センサ
により、ラベル用紙のラベルの前端又は後端あるいはマ
ークが検出されると、数値設定手段に、検出センサから
の位置決め搬送距離に対応して決められた数値が新規に
設定される。
【0017】減算手段により、それらの数値設定手段に
設定された全ての各数値は、ラベル用紙の搬送に応じて
減算され、この減算によりそれらの設定された数値の1
つが0になると、判定手段により、ラベル用紙の印字位
置への位置決めが完了したと判定される。
【0018】従って、位置決めが完了したと判定された
ことにより、印字ヘッドによる所望の情報の印字が可能
となる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。なお、この実施例はこの発明を、複数のラベ
ルが台紙に所定間隔をおいて貼着されたラベル用紙に情
報を印字するラベルプリンタに適用したものであり、図
1にこのラベルプリンタの要部回路構成のブロック図を
示す。
【0020】11は制御部本体を構成するCPU(cent
ral processing unit )である。このCPU11が行う
処理のプログラムデータが記憶されたROM(read onl
y memory)12、前記CPU11が処理を行う時に使用
する各種メモリのエリアが形成されたRAM(random a
ccess memory)13及びホストコンピュータ等の外部イ
メージ作成装置と回線を介して接続された通信インター
フェイス14は、それぞれシステムバス15を介して前
記CPU11と接続されている。
【0021】前記RAM13にはさらに、頭出しステッ
プ数(位置決め搬送距離に対応する数値)が設定される
5個のエリアからなる数値設定手段としての頭出しステ
ップ数カウンタテーブル13aが形成されている。
【0022】また、キーボード16を制御するキーボー
ドコントローラ17、印字ヘッドとしてのサーマルヘッ
ド18を制御するヘッドコントローラ19、用紙を搬送
するステッピングモータ20を制御するモータコントロ
ーラ21、透過形光学式センサからなり、ラベル用紙の
ラベルの貼着部分と非貼着部分とを検出する検出センサ
としてのギャップ検出センサ22からの検出信号を入力
するI/O(input/output)ポート23もまた、それぞ
れ前記システムバス15を介して前記CPU11と接続
されている。
【0023】図2に示す前記サーマルヘッド18の印字
位置Aと前記ギャップ検出センサ22の検出位置Bとの
間の距離Cは、前記ステッピングモータ20が50ステ
ップ駆動した時に用紙が搬送される距離に相等する。な
お、ラベル用紙31は、台紙32に複数のラベル33
a,33b,33c,33d,…がラベルピッチが平均
15ステップで貼着されている。
【0024】なおこの実施例では、前記頭出しステップ
数カウンタテーブル13aに頭出しステップ数が設定さ
れる5個のエリアが設けられているが、このエリアの個
数は、使用するラベル用紙により異なり、前記サーマル
ヘッド18の印字位置Aと前記ギャップ検出センサ22
の検出位置Bとの間に存在するラベルの枚数を考慮して
決定されたもので、ラベル用紙のラベルピッチがより長
ければエリアの個数は削減することができ、またラベル
ピッチがより短ければエリアの個数を増加する事にな
る。
【0025】図3に、前記CPU11が行う位置決め処
理の流れを示す。
【0026】まず、ステッピングモータ20によりラベ
ル用紙の1ステップフィード(1ステップ搬送)を行
い、RAM13の頭出しステップ数カウンタテーブル1
3aに設定された全ての頭出しステップ数(位置決め搬
送距離に対応する数値)に対して、−1の減算処理を行
う(減算手段)。
【0027】ここで、ラベルの前端が検出されたか否か
を確認して、ラベルの前端が検出されたときにのみ、頭
出しステップ数カウンタテーブル13aの空エリアの先
頭に頭出しステップ数50をセットする。
【0028】次に、頭出しステップ数カウンタテーブル
13aの先頭エリアに設定されたステップ数が0になっ
たか否かを判断する。ここで先頭エリアに設定されたス
テップ数が0になっていないと判断されなければ、再び
この位置決め処理の最初の処理に戻るようになってい
る。
【0029】また、頭出しステップ数カウンタテーブル
13aの先頭エリアに設定されたステップ数が0になっ
たと判断されると、この頭出しステップ数カウンタテー
ブル13aに設定されている各ステップ数を1つ順位の
高いエリアにシフトする処理を行い、ラベル用紙の印字
位置への位置決めが完了したと判定して(判定手段)、
この位置決め処理を終了するようになっている。
【0030】図4に、上述した位置決め処理の終了に基
づいて、前記CPU11が行う印字処理の流れを示す。
【0031】まず、ステッピングモータ20によりラベ
ル用紙の1ステップフィード(1ステップ搬送)を行
い、1ラインの印字情報を出力してサーマルヘッド18
によりラベル用紙に1ライン印字を行う。
【0032】この1ライン印字が終了すると、頭出しス
テップ数カウンタテーブル13aに設定された全ての頭
出しステップ数に対して、−1の減算処理を行う(減算
手段)。
【0033】ここで、ラベルの前端が検出されたか否か
を確認して、ラベルの前端が検出されたときにのみ、頭
出しステップ数カウンタテーブル13aの空エリアの先
頭に頭出しステップ数50をセットする。
【0034】次に、上述した1ライン印字により、ラベ
ル1枚分の発行が終了したか否かを判断する。ここでラ
ベル1枚分の発行が終了していないと判断されれば、再
びこの印字処理の最初の処理に戻るようになっている。
【0035】また、ラベル1枚分の発行が終了したと判
断されると、この印字処理を終了するようになってい
る。
【0036】このような構成の本実施例においては、頭
出しステップ数カウンタテーブル13aの5個の全ての
エリアは、空エリアとなっている。図5に、ラベル用紙
31の搬送に応じた、頭出しステップ数カウンタテーブ
ル13aの設定内容の変化を示す。
【0037】まず、(1)で示す頭出しステップ数カウ
ンタテーブル13aは、ラベル用紙が搬送されていない
ときで、その5個の全てのエリアは00で全て空エリア
となっている。
【0038】(2)で示す頭出しステップ数カウンタテ
ーブル13aは、(1)の状態からラベル用紙が搬送さ
れて、ギャップ検出センサ22により1枚目のラベルの
前端が検出されたときで、その前端が検出されたラベル
に対応して、先頭エリアに50が設定される。
【0039】(3)で示す頭出しステップ数カウンタテ
ーブル13aは、(2)の状態からラベル用紙を1ステ
ップ搬送されたときで、先頭エリアの設定数値が、−1
減算されて、49となっている。
【0040】(4)で示す頭出しステップ数カウンタテ
ーブル13aは、(3)の状態からラベル用紙がさらに
搬送されて(14ステップ搬送されて)、ギャップ検出
センサ22により2枚目のラベルの前端が検出されたと
きで、その検出されたラベルに対応して、先頭エリアの
次のエリア、すなわち2番目のエリアに50が設定され
る。なお、先頭エリアの設定数値は、搬送されたステッ
プ数分、すなわち14ステップ数分減算されて、35と
なっている。
【0041】(5)で示す頭出しステップ数カウンタテ
ーブル13aは、(4)の状態からラベル用紙が1ステ
ップ搬送されたときで、先頭エリア及び2番目のエリア
の各設定数値が、それぞれ−1減算されて、34及び4
9となっている。
【0042】(6)で示す頭出しステップ数カウンタテ
ーブル13aは、(5)の状態からラベル用紙がさらに
搬送されて(16ステップ搬送されて)、ギャップ検出
センサ22により3枚目のラベルの前端が検出されたと
きで、その検出されたラベルに対応して、3番目のエリ
アに50が設定される。なお、先頭エリア及び2番目の
エリアの各設定数値は、それぞれ16ステップ数分減算
されて、18及び33となっている。
【0043】(7)で示す頭出しステップ数カウンタテ
ーブル13aは、(6)の状態からラベル用紙がさらに
搬送されて(14ステップ搬送されて)、ギャップ検出
センサ22により4枚目のラベルの前端が検出されたと
きで、その検出されたラベルに対応して、4番目のエリ
アに50が設定される。なお、先頭エリア、2番目のエ
リア及び3番目のエリアの各設定数値は、それぞれ14
ステップ数分減算されて、4、19及び36となってい
る。
【0044】(8)で示す頭出しステップ数カウンタテ
ーブル13aは、(7)の状態からラベル用紙がさらに
搬送されて(4ステップ搬送されて)、先頭エリアの設
定数値が0となった瞬間で、このときラベル用紙の1枚
目のラベルが印字位置に位置決め完了したことになる。
なお、2番目のエリア、3番目のエリア及び4番目のエ
リアの各設定数値は、それぞれ4ステップ数分減算され
て、15、32及び46となっている。
【0045】ここで、ラベル用紙の搬送を行わずに、
(9)に示す頭出しステップ数カウンタテーブル13a
のように、2番目のエリア、3番目のエリア及び4番目
のエリアの各設定数値が、それぞれ1つ順位の高い先頭
エリア、2番目のエリア及び3番目のエリアにシフトさ
れ、1枚目のラベルに対して印字が開始される。
【0046】(10)に示す頭出しステップ数カウンタ
テーブル13aは、(9)の状態からラベル用紙が1ス
テップ搬送されたときで、先頭エリア、2番目のエリア
及び3番目のエリアの各設定数値が、それぞれ−1減算
されて、14、31及び45となっている。
【0047】(11)に示す頭出しステップ数カウンタ
テーブル13aは、(10)の状態からラベル用紙がさ
らに搬送されて(11ステップ搬送されて)、ギャップ
検出センサ22により5枚目のラベルの前端が検出され
たときで、その検出されたラベルに対応して、(9)に
おけるシフトにより空エリアになっている4番目のエリ
アに50が設定される。なお、先頭エリア、2番目のエ
リア及び3番目のエリアの各設定数値は、それぞれ11
ステップ数分減算されて、3、20及び34となってい
る。
【0048】(12)に示す頭出しステップ数カウンタ
テーブル13aは、(11)の状態からラベル用紙がさ
らに搬送されて(3ステップ搬送されて)、先頭エリア
の設定数値がが0となった瞬間で、このときラベル用紙
の2枚目のラベルが印字位置に位置決め完了したことに
なっている。なお、2番目のエリア、3番目のエリア及
び4番目のエリアの各設定数値は、それぞれ3ステップ
数分減算されて、17、31及び47となっている。
【0049】ここで、ラベル用紙の搬送を行わずに、
(13)に示す頭出しステップ数カウンタテーブル13
aのように、2番目のエリア、3番目のエリア及び4番
目のエリアの各設定値が、それぞれ1つ順位の高い先頭
エリア、2番目のエリア及び3番目のエリアにシフトさ
れ、2枚目のラベルに対して印字が開始される。
【0050】ところで1枚目のラベルの印字は、この
(12)における先頭エリアの設定数値が0となる以前
にすでに終了している。
【0051】(14)に示す頭出しステップ数カウンタ
テーブル13aは、(13)の状態からラベル用紙が1
ステップ搬送されたときで、先頭エリア、2番目のエリ
ア及び3番目のエリアの各設定数値が、それぞれ−1減
算されて、16、30及び46となっている。
【0052】(15)に示す頭出しステップ数カウンタ
テーブル13aは、(14)の状態からラベル用紙がさ
らに搬送されて(9ステップ搬送されて)、ギャップ検
出センサ22により6枚目のラベルの前端が検出された
ときで、その検出されたラベルに対応して、(13)に
おけるシフトにより空エリアになっている4番目のエリ
アに50が設定される。なお、先頭エリア、2番目のエ
リア及び3番目のエリアの各設定数値は、それぞれ9ス
テップ数分減算されて、7、21及び37となってい
る。
【0053】以下同様にして、ギャップ検出センサによ
り前端が検出された各ラベルに対応して、頭出しステッ
プ数カウンタテーブル13aの4番目のエリアに50が
設定される。そして、先頭エリアの設定数値が0になる
と、位置決め完了としてその設定数値に対応するラベル
の印字が開始されると共に、頭出しステップ数カウンタ
テーブル13aの各エリアの設定数値は、それぞれ1つ
順位の高いエリアにシフトされる。
【0054】上述したように、各ラベルはラベルピッチ
に関係なく、その前端がギャップ検出センサ22により
検出されたときから50ステップ搬送されて印字位置に
位置決めされることになる。
【0055】実際に上述したラベル用紙において、1枚
目のラベルのラベルピッチは15ステップであるが、2
枚目のラベルのラベルピッチは17ステップであり、3
枚目のラベルのラベルピッチは14ステップ、4枚目の
ラベルのラベルピッチは16ステップ、5枚目のラベル
のラベルピッチは13ステップとなっている。
【0056】なお、頭出しステップ数カウンタテーブル
13aの5番目のエリアは、この平均のラベルピッチが
15ステップのラベル用紙では頭出しステップ数が設定
されなかったが、平均のラベルピッチが11ステップ程
度のラベル用紙になると頭出しステップ数が設定される
ことになる。
【0057】このように本実施例によれば、サーマルヘ
ッド18の印字位置とギャップ検出センサ22の検出位
置との間に存在可能なラベル枚数に応じた個数のエリア
が形成された頭出しステップ数カウンタテーブル13a
を設け、ギャップ検出センサ22によりラベル用紙のラ
ベルの前端が検出されたときに頭出しステップ数カウン
タテーブル13aの空エリアにおける先頭エリアに、ギ
ャップ検出センサ22の検出位置からサーマルヘッド1
8の印字位置までのステップ数50を設定し、ラベル用
紙の1ステップ搬送毎に頭出しステップ数カウンタテー
ブル13aの各エリアの設定数値をそれぞれ−1減算し
て、頭出しステップ数カウンタテーブル13aの先頭エ
リアが0になると、ラベル用紙の印字位置への位置決め
完了として位置決め動作を終了するとともに、各エリア
に設定された設定数値を順次1つ順位の高いエリアにシ
フトすることにより、ラベル用紙のラベルピッチにおけ
るばらつきに関係なく、ラベルを正確に印字位置に位置
決めすることができる。
【0058】さらに、種類の異なるラベルが連続するよ
うなラベル用紙で、ラベルピッチが大きく変化しても、
各ラベルをサーマルヘッド18の印字位置に正確に位置
決めする事ができる。
【0059】なおこの実施例においては、前端基準でラ
ベルに情報を印字するものについて説明したが、この発
明はこれに限定されるものではなく、後端基準でラベル
に情報を印字するものにも適用できるものである。例え
ば、ギャップ検出センサ22によりラベルの後端が検出
されたときに、頭出しステップ数カウンタの空エリアに
おける先頭エリアに40をセットすれば、後端基準で必
ずラベルの後端部に10ステップ分の印字を行うことが
できる。
【0060】また、この発明はこの実施例に限定される
ものではなく、もちろんマークが設けられたラベル用紙
に印字するラベルプリンタでも適用できるものであり、
この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形できるもの
である。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
ラベル用紙のラベルピッチにおけるばらつきに関係な
く、ラベルを正確に印字位置に位置決めすることができ
るラベルプリンタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の要部回路構成を示すブロ
ック図。
【図2】同実施例のサーマルヘッドとギャップ検出セン
サとラベル用紙との配置を示す図。
【図3】同実施例の位置決め処理の流れを示す図。
【図4】同実施例の印字処理の流れを示す図。
【図5】同実施例の頭出しステップ数カウンタテーブル
13aのラベル用紙の搬送における設定内容の変化を示
す図。
【図6】印字ヘッドと透過形光学式センサとラベルピッ
チが正確なラベル用紙と配置を示す図。
【図7】図6における従来のラベル用紙の印字位置への
位置決め時の配置を示す図。
【図8】印字ヘッドと透過形光学式センサとラベルピッ
チにばらつきがあるラベル用紙の配置を示す図。
【図9】図8における従来のラベル用紙の印字位置への
位置決め時の配置を示す図。
【符号の説明】
11…CPU、13a…頭出しステップ数カウンタテー
ブル、18…サーマルヘッド、20…ステッピングモー
タ、22…ギャップ検出センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のラベルが台紙に所定間隔をおいて
    貼着されたラベル用紙又はラベルピッチに対応してマー
    クが設けられたラベル用紙を使用し、印字ヘッドと前記
    ラベルの前端又は後端あるいは前記マークを検出する検
    出センサとを備え、所定の印字位置への位置決めが完了
    した前記ラベル用紙に印字ヘッドにより所望の情報を印
    字するラベルプリンタにおいて、前記検出センサにより
    前記ラベルの前端又は後端あるいは前記マークが検出さ
    れると、前記検出センサからの位置決め搬送距離に対応
    して決められた数値を新規に設定する数値設定手段と、
    前記ラベル用紙の搬送量に応じて前記数値設定手段に設
    定された全ての各数値を減算する減算手段と、前記数値
    設定手段に設定された数値の1つが前記減算手段による
    減算により0になると前記ラベル用紙の前記印字位置へ
    の位置決めが完了したと判定する判定手段とを設けたこ
    とを特徴とするラベルプリンタ。
JP1486993A 1993-02-01 1993-02-01 ラベルプリンタ Pending JPH06227066A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1486993A JPH06227066A (ja) 1993-02-01 1993-02-01 ラベルプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1486993A JPH06227066A (ja) 1993-02-01 1993-02-01 ラベルプリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06227066A true JPH06227066A (ja) 1994-08-16

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