JPH06226454A - フラツシユバツト溶接機 - Google Patents

フラツシユバツト溶接機

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JPH06226454A
JPH06226454A JP5306970A JP30697093A JPH06226454A JP H06226454 A JPH06226454 A JP H06226454A JP 5306970 A JP5306970 A JP 5306970A JP 30697093 A JP30697093 A JP 30697093A JP H06226454 A JPH06226454 A JP H06226454A
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rail
welding machine
shaft
fixing
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Hansrudolf Zollinger
ハンスルードルフ・ツオリンゲル
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HA Schlatter AG
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    • B23K11/00Resistance welding; Severing by resistance heating
    • B23K11/002Resistance welding; Severing by resistance heating specially adapted for particular articles or work
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
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    • B23K37/0443Jigs

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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Arc Welding In General (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 こじんまりした構造で僅かな手作業しか必要
としないレール用可動式フラツシユバツト溶接機を提供
する。 【構成】 溶接機は,ケーシング(1)とその中を直線
的に移動可能なキヤリジ(2)とを有する。ケーシング
(1)及びキヤリジ(2)内に設けてあるそれぞれ1つ
の固定装置により,形材ワーク,例えばレール(5a,
5b)を保持しかつ位置決めする。固定装置を移動させ
特に形材ワークをアプセツトする装置は,ワーク固定軸
(17)より上に配置されかつ長手方向に作用する少な
くとも1つの加圧シリンダ(11)と,少なくとも1つ
のレバー(8)とを含み,このレバーは力の作用点
(9)でキヤリジ(2)に回転可能に結合されている。
加圧シリンダ(11)はレバー(8)の一端に結合され
ている。レバー(8)の中心は,引張棒(6a)を介し
てケーシングに関節式に結合されている。ワーク固定軸
(17)より上で発生される加圧力が,こうして固定軸
内で作用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,形材ワーク特にレール
及び菅類を溶接するフラツシユバツト溶接機であつて, a)幾何学的ワーク固定軸上で形材ワークを保持しかつ
位置決めし,第1の側からワーク固定軸に垂直に接近可
能な2つの互いに相対摺動可能な固定装置と, b)固定装置を移動させる装置特に溶接時形材ワークを
アプセツトする装置とを含むものに関する。
【0002】
【従来の技術】新たな軌道を敷設するか又は既存の軌道
施設を修理する場合,互いに突き合わされるレール末端
を溶接せねばならない。従つて最初にあげた種類の可動
式レール溶接機が開発されている。
【0003】例えば欧州特許第326793号明細書に
より公知の走行可能な電気フラツシユバツト溶接機は,
レールの水平面にレール引張装置を備えている。これが
レールの継目を環状に包囲する。2つの駆動シリンダが
レール継目の左横と右横に配置してある。レールは,ト
グル機構により締付ジヨー間で固定される。溶接電極は
締付ジヨー対として構成してあり,分離したシリンダで
レールに押し付けられる。環状レール引張装置の内部に
溶接装置が配置してある。
【0004】このフラツシユバット溶接装置では,きわ
めて高い引張力及びアプセツト力を発生することができ
る。しかし各溶接過程後,レールを駆動装置内で固定し
たり又はこれから取外すことができるように,ヨーク部
材及びボルトを挿入したり又は外さねばならない。
【0005】米国特許第4410780号明細書により
公知のレール溶接機は,伝導締付ジヨーを有する2つの
つかみ具を備えている。つかみ具は共通の棒上に配置し
てあり,この棒が同時に回転軸となつている。一方のつ
かみ具は棒上を摺動可能である。バリ取り装置はつかみ
具にかかわりなく作動し,又シリンダによりレール長手
方向で独自に摺動可能である。この溶接機は,比較的こ
じんまりしているが,案内棒が共通しているため,調整
の可能性及び調整精度が限定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は,こじ
んまりして空間を節約した構造の点で優れ,運転時にで
きるだけ少ない手作業しか必要とせず,しかも可動式レ
ール溶接機として利用可能な,最初にあげた種類のフラ
ツシユバツト溶接機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明によれば,固定装置を移動させる装置が,一方の
固定装置と一緒に回転可能で少なくとも1つのレバーを
介して他方の固定装置と連動する少なくとも1つのアプ
セツト力発生器を有し,このアプセツト力発生器がワー
ク固定軸に関して直径上で接近可能な第1の側に対向す
る第2の側に配置してあり,かつほぼワーク固定軸の方
向に作動し,レバーが,ワーク固定軸の近傍にある力の
作用点で回転可能に,第2の固定装置と連動している。
【0008】形材ワークを引き寄せる力は,固定軸の高
さ例えばレールの横(即ちレールの水平面)で発生され
るのではなく,典型的にはその上方で例えば2つの油圧
シリンダにより発生される。引張力を固定軸に伝達し又
は転向させるために,例えば垂直面内で運動する2つの
レバーが利用される。それゆえ引張力は,実質的に形材
ワークの長手軸線上で作用し,機械的支持構造体に作用
する曲げ力が小さくなる。
【0009】双腕レバーを使用するのがよい。このレバ
ーで良好な力の伝達状態を実現することができる。
【0010】固定装置を移動させる装置は,ケーシング
内で直線的に摺動可能に支承された1つのキヤリジを含
む。少なくとも1つのレバーが,それに付属した力の作
用点で回転可能にキヤリジに結合している。少なくとも
1つの引張棒は,一端でケーシングに又他端でレバーに
回転可能に固着してある。この少なくとも1つの引張棒
は,引張力発生器と固定軸との間にある。これにより,
有利な力及びトルク分布を持つ対称配置が得られる。
【0011】特に好ましい実施態様によれば,形材ワー
クがその頭部又は脚部の外面にそれぞれ接触するよう構
成された接触電極が設けてある。このことは,例えばレ
ール溶接の際レールを準備するとき大きな利点をもたら
す。なぜならは,レール表面の不可欠な研削作業は,苦
労してレールの腹部で又は頭部の下で行われるのでな
く,レール断面の凸状外面で手軽に実施できるからであ
る。
【0012】接触電極は,それぞれ形材ワークをごく僅
かな遊隙で受容する近似的にV形の開口を形成する。形
材ワークは,固定軸に対して垂直に(例えば下から)導
入することができ(例えば地面に置いたワーク上に溶接
機を降下させることにより),次に固定装置によりしつ
かり押圧することができる。電極装置は固定式に構成し
てあり,即ち可動締付ジヨー装置として構成してない。
電極部品間のV形開口の原理は,レールを案内面上に位
置決めするのに適している。
【0013】更にフラツシユバツト溶接機がバリ取り装
置を有し,これが施回進入又は進出可能なナイフを備
え,このナイフが施回進出位置で接触電極の溶接部に対
向した前面により規定された面の内部又はその背後で,
かつ接触電極の外側で支承してあると有利である。特徴
的な点は,ナイフが溶接過程の間スパツタから保護され
た位置で支承してあることである。
【0014】ナイフはワークの断面形に適合しており,
キヤリジと一緒に摺動可能である。旋回進入位置でナイ
フは接触電極に載る。バリ取り時ナイフは,接触電極と
一緒に,アプセツト力発生器(アプセツトシリンダ)に
より溶接部を越えて移動する。つまりバリ取り装置は,
分離した油圧シリンダ等を必要としない。
【0015】パリ取り時発生する抵抗力が,ナイフをレ
ール及び接触電極に押圧するトルクを生じるように配置
された回転軸の周りに,ナイフが旋回可能であると特に
有利である。
【0016】別の有利な実施態様によれは,固定装置が
偏心プレスを含む。好ましくはナイフ末端当たり4本の
対で配置した偏心軸が設けてある。接触電極の両側面の
一方にレールを押圧するために偏心軸は好ましくはV形
接触電極と組合せて使用される。
【0017】固定装置は,偏心プレスとしてワーク固定
軸に対して直角に支承された軸を含み,この軸が形材ワ
ークを固定する偏心支承された締付けバーを備えてい
る。締付けバーは,水平軸特に固定軸に対して平行な軸
の周りに旋回可能であり,形材頭部の下で形材腹部に作
用する。締付けバーは,旋回可能にする代わりに,別の
仕方で高さ調整可能に構成しておくこともできる。
【0018】ワーク固定軸に対して垂直に整列した昇降
シリンダが設けてあり,これが旋回可能な締付けバーを
引張棒により同期して操作する。締付けバーは分離した
駆動装置を持つこともできる。
【0019】締付けバーの上方旋回により,形材ワーク
は高さ調整可能な止めに押圧されることができる。かか
る止めは,例えばワーク固定軸に対して垂直に設けたス
ピンドルにより形成することができる。
【0020】特に好ましい実画態様によれば,形材ワー
クを固定する固定装置が,4つの偏心軸を含み,固定軸
の同一側に配置されたそれぞれ2つの偏心軸は,一端で
一方の偏心軸に作用し又他端で他方の偏心軸に作用する
共通の昇降シリンダにより駆動される。このことの利点
として,作用力も反発力も加圧に利用することができ
る。共通の昇降シリンダで駆動される偏心軸の同期は,
付加的結合棒により確保することができる。
【0021】別の好ましい実施態様によれば,溶接すべ
き形材ワークを調整するため,固定軸に沿つて配置した
4つの調整断面が設けてあり,そのうち好ましくは2つ
が接触電極により形成してある。2つの(軸の長手方向
で)相前後して配置した調整断面間に少なくとも1つの
固定プレスがある。各調整断面が少なくとも1つの角状
止めを提供する。固定プレスは,形材ワークが稜をそろ
えて角状止めに押し込まれるように,形材ワークに作用
する。例えばレール溶接機の場合,レールは頭部が調整
隅内に押圧される。こうして簡単な手段で案内面への正
確な調整を達成することができる。
【0022】本発明は引張装置,固定装置,パリ取り装
置,案内面調整及び電極形状の組合せに限定されない。
本発明の特徴群は互いに無関係に具体化することもでき
る。例えばパリ取り装置は,他の特徴にかかわりなく利
用することができる。引張装置,固定装置,調整装置及
び電極形状についても同様である。
【0023】
【実施例】本発明を図面について以下に説明するが,図
面において同じ部品には原則的に同じ符号が付けてあ
る。
【0024】図1及び2は,実施例として可動式レール
溶接機を側面図と軸断面図とで示す。図1及び2に示し
た構造全体が,例えば軌条車両又はタイヤ付車両で高さ
調整可能で横移動可能に懸架してある。本発明によれ
ば,この可動式レール溶接機はケーシング1を持ち,こ
のケーシング内でキヤリジ2が直線的に摺動可能に支承
してある。ケーシング1の上部に,懸架構造体3(例え
はフツク付き枠)が取付けてある。これにレール溶接機
全体が,先に例示的に述べた車両内で懸架される。
【0026】ケーシング1とキヤリジ2は,枠状金属構
造物である。長手壁の近傍でケーシング1に,2つの案
内棒4a,4bが取付けてある。この棒でキヤリジ2が
摺動可能に支承してある。ケーシング1とキヤリジ2と
の間で電気絶縁を確保するため,案内棒4a,4bはケ
ーシング1内で電気絶縁体により保持してある。他方キ
ヤリジ2と案内棒4a,4bとの間の滑り軸受は絶縁し
てない。それゆえ案内棒4a,4bはキヤリジ2と同じ
電位である。後になお説明するように,案内棒4a,4
bは滑り軸受は,レールのアプセツト時に待に大きな曲
げモーメントを受けない。それゆえそれらは,レール溶
接機の重量軽減のため中空軸として構成することができ
る。
【0027】ケーシング1内及びキヤリジ2内に,溶接
すべきレール末端5a,5bを保持する固定装置がそれ
ぞれ1つ設けてある。レール末端5a,5bは,固定装
置により共通のレール固定軸17上に(レール溶接機の
長手軸に対して平行に,好ましくはその垂直な長手中立
面内に)保持される。
【0028】フラツシユバツト溶接過程の間,周知のよ
うにレール末端5a,5bは,除々に引き寄せ,閉じる
ため強力にアプセツトせねばならない。このために必要
な引張力は,本発明によれば,有利には以下のように発
生して作用させられる。
【0029】案内棒4a,4bの下に,例えば2つの引
張棒6a,6bが設けてある。引張棒はほぼレール溶接
機の長手軸方向に延び,一端を支承軸7a,7bにより
ケーシング1で絶縁して固定してある。支承軸7a,7
bは水平であり,垂直面内での引張棒6a,6bの旋回
運動を可能とする。引張装置はほぼ長手中立面に対して
対称に構成してあるので,以下では半部分についてのみ
詳細に説明する。
【0030】引張棒6aの他端は同様に垂直面で旋回可
能なレバー8と関節式に結合してある。前述した結合点
に関して,レバー8は2つの腕を有する。下側の腕は,
レール固定軸17の高さで,支承軸9によりキヤリジ2
と結合してある。上側の腕は,その末端を回転軸10
で,長手方向にある加圧シリンダ11のピストンと結合
してある。加圧シリンダ11自体は,水平な支承軸12
によりケーシング1と結合してある。
【0031】ケーシング1及びキヤリジ2内に,レール
末端5a,5bを把持しかつ保持する固定装置が,それ
ぞれ1つ設けてある。本発明による機構で,レール末端
5a,5bは,以下の動作原理により互いに加圧され
る。加圧シリンダ11は,レバー8の上腕を図1におい
て石に移動させる。支承軸13はレバー8のほぼ中心に
あり,引張棒6aにより支承軸7aの周りの円弧上へ押
される。支承軸9従つてキヤリジ2は,ケーシング1内
へ,即ち図1において左に移動する。支承軸9は(キヤ
リジ2の本発明による案内に起因して)レール固定軸1
7に対して平行に,厳密に直線状の進路上を移動する。
支承軸9はレバーの力の作用点である。この箇所で加圧
シリンダ11の摺動力が,キヤリジ2へ,従つて対応す
る固定装置へ伝達される。本発明によれば,前記の力の
作用点は,可能な限りレール固定軸17の近傍に設けて
ある。即ち支承軸9を通る仮想直線は,好ましくは幾何
学的ワーク固定軸17と交差するか,又はそれからでき
るだけ小さな距離をとるようにする。
【0032】この装置の利点は,ケーシングーキヤリジ
構造物が対称に負荷されることである。このことは,引
張棒6a,6bがそれらに付属した加圧シリンダ(作用
力)とレール(即ち反発力)との間にあることに起因し
ている。ケーシング構造物に対する望ましくない曲けモ
ーメントはほとんど防止される。更に本発明による構造
によつて,レールの高さで空間が開放される。
【0033】次に図3ないし5に基づいて,本発明によ
り片側から接近可能な固定装置を説明する。図3は原理
を説明したものである。各固定装置14.1,14.2
は4つの偏心軸15.1〜15.4又は16.1〜1
6.4を含む。偏心軸15.1〜15.4,16.1〜
16.4は,レール固定軸17に沿つて対をなして(1
5.1と15.3,15.2と15.4,16.1と1
6.3,16.2と16.4)対向配置してある。偏心
軸は垂直に即ちほぼワーク固定軸に対して直角に配置し
てあり,レール固定軸17に対して平行な水平軸の周り
に旋回可能な偏心支承された締付けバー19.1,1
9.2を対で持つている(各締付けバー例えば19.1
は,2つの同期的な偏心軸,例えば15.1,15.2
により移動する)。軸の回転により,締付けバー19.
1,19.2はレール固定軸の方へ又はそれから離れる
方へ移動することができる。
【0034】本発明によれば,レール固定軸17の同一
側に配置した2つの偏心軸が,1つの機能ユニツトにま
とめられる。図5からわかるように,それぞれ1つの加
圧シリンダ20.1,20.2は,関連した各軸に偏心
して(支承ボルト21.1,21.2又は21.3,2
1.4)作用する。支承ボルト21.1,21.2又は
21.3,21.4は,加圧シリンダ20.1,20.
2の動作が2つの機能上まとめてある軸(15.1,1
5.2又は15.3,15.4)の同一方向への回転を
もたらすように,配置してある。同じ加圧シリンダによ
り操作された偏心軸15.1,15.2又は15.3,
15.4は,更に連結棒22.1又は22.2(これは
偏心配置したボルト23.1〜23.4に作用する)に
連動している。これにより加圧シリンダの各長さに,偏
心軸15.1〜15.4の一義的な位置を対応させるこ
とができる。この構造の利点として,加圧シリンダの作
用力も反発力も,レールを保持するのに利用することが
できる。
【0035】偏心プレスの位置を監視するため,リミツ
トスイツチ18.1〜18.4を設けておくことができ
る。これは一方の端位置に達したことを示す。偏心プレ
スの存在する位置を正確に示す位置センサも当然設けて
おくことができる。この場合,給電を適当に適合して,
レールを調心して溶接することも可能である。
【0036】既に述べたように,締付けバー19.1,
19.2は旋回可能であり,好ましくは玉継手状に偏心
軸15.1と15.2又は15.3と15.4で支承し
てある。旋回運動は,固定装置内の中心に配置した垂直
に整列した昇降シリンダ24により制御される。上方に
加圧可能なピストン25に,クラツチ部品26が取付け
てある。この部品はレール固定軸に対して平行な水平軸
の周りに回転可能である。クラツチ部品26の中心軸の
両側に,それぞれ1つの引張棒例えば27(図4参照)
が関節式に取付けてある。引張棒27の下端は,それぞ
れ当該締付けバー19.1又は19.2と関節式に結合
してある。
【0037】昇降シリンダ24が操作されると,クラツ
チ部品26はピストン25により上方に加圧され,これ
により両締付けバー19.1,19.2はやはり上方へ
(例えば−6°から+6°に約20mmだけ)旋回す
る。クラツチ部品26の関節式支承は,引張力を両締付
けバー19.1,19.2に均一に分布させる。
【0038】レール固定軸に対向した側に,締付けバー
19.1,19.2は鼻端28.1,29.1又は2
8.2,29.2を有する。これらの鼻端28.1,2
8.2と29.1,29.2は,レールの固定時及び締
付けパー19.1,19.2の上方旋回時に,それらが
レール腹部30bの上部に又は下側でレール頭部30a
に作用するように配置してある。昇降シリンダ24によ
り,レール頭部30aは下からスピンドル先端31に押
圧される。スピンドル先端31の高さ調整により,レー
ルの溶接すべき末端は高さに関して相互に調整される。
【0039】図6のa)及びb)に電極装置が示してあ
る。本発明によるレールの接触は,接触が内部,即ち形
材の凹部(例えば腹部30b)で起きるのでなく,外部
即ち凸部待にレール頭部30a及びレール底部30cで
横か)ら起きる点で,優れている。本発明によれば,2
つの電極部品32.1,32.2が定置式にケーシング
1の枠構造に設けてある。電極部品は,固定軸に対して
垂直にV形に先細となつて軸方向に延びた開口が電極部
品間に存在するように,形成してある。この先細は下か
ら上に行われ,しかもレール断面を僅かな遊隙で受容で
きる程度のものである。横方向の調整は,電極部品3
2.1,32.2に形成した止め面(レール頭部30
a,レール底部30cの外面用)により行われる。
【0040】こうして両電極部品32.1,32.2は
調整断面34.1を形成する(この点については図1参
照)。キヤリジ2上にやはり2つのかかる電極部品が
(キヤリジ2に関して)定置式に配置してあり,これが
調整断面34.2を形成する。レール溶接機の両端に更
に別の2つの調整形材33.1,33.2が設けてあ
る。ただしこれらは電極部品とは異なり,銅製でなく例
えば耐摩耗性鋼からなる。図1及び3からわかるよう
に,それぞれ2つの調整形材33.1,34.1又は3
4.2,33.2の間に,それぞれ2つの偏心プレスが
ある(図3ないし5)。本発明によるこの構造は,敷設
したレールの簡単な軌間線調整を可能とする。この調整
はレール形材を調整形材33.1,33.2,34.
1,34.2に導入し(例えば敷設したレール上にレー
ル溶接機を降下させることにより),偏心プレスに比較
的小さな圧力を加え(レールを固定装置により把持
し),レール頭部を昇降シリンダ24の動作により持ち
上げ,次に調整手段(電極,スピンドル先端等)の片側
に配置した偏心プレスの完全な力でレール形材を調整手
段の反対側に押圧することにより行われる。
【0041】図3によれば,例えば概略的に示す偏心軸
15.3,15.4,16.3,16.4に高圧が加え
られ,レールは図3において調整手段(又は電極)の左
側止め面に押圧される。従つてレール末端はその左縁で
相互に整列する。
【0042】この調整方式の利点として,磨耗度の異な
るレール又は新しいレールと古いレールも軌間線を調整
して溶接することができる。
【0043】図6のa)及びb)に示してある穴35
に,レールの高さを調整するスピンドルが支承してある
(この点については図4参照,スピンドル先端31)。
これからわかるように,スピンドル先端31は,電極部
品32.1,32.2の間に設けてあるので,前記の電
極部品32.1,32.2により横から縁取りされたレ
ール受容空間を上から限定する。
【0044】従つて本発明による調整原理は,互いに角
度をなす2つの止め面(例えば電極の片側面とスピンド
ル先端)が角状止めの意味で存在し,レールが加圧装置
によりこの角状止めへ押し込まれる点にある。これによ
り2つの互いに直交した方向で調整を行うことができ
る。
【0045】次にレール溶接機の電気部を説明する。ケ
ーシングに取付けた電極用の電源は,キヤリジに取付け
た電極用の電源に対してほぼ対称に構成してあるので,
以下キヤリジのそれについてのみ詳しく説明する。
【0046】支持構造体36(例えば鋼製)上に2対の
導体レール37.1,37.2と37.3,37.4が
取付けてある。れらは垂直に整列し,変圧器の端子を設
けてある上部から,電極部品32.1,32.2を設け
てある最下部まで,延びている。2対の導体レール3
7.1,37.2と37.3,37.4により,2つの
給電部が形成される。直接隣接した2つの導体レール3
7.1,37.2又は37.3,37.4が,冷却流路
39.1,39.2又は39.3,39・4を備えてい
る。冷却流路39.1〜39.4は,各給電部で冷媒を
上から供給し又再びそこから排出することもできるよう
に,長手方向に導体レール37.1〜37.4を貫通し
ている。相隣接した導体レール37.1,37.2がそ
れぞれ1つの縦穴と縦穴の下端を連絡する1つの横穴と
を含むと,最も簡単である。
【0047】導体レール37.1〜37.4に,前から
銅ブロツク38(ベース電極)が溶接してある。これが
4つの導体レール37.1〜37.4を相互に電気的に
接続する。レール固定軸の範囲に,銅ブロツクはU形凹
部40を有する。この凹部40の両側壁に電極部品3
2.1,32.2が固着してある。
【0048】銅ブロツク38が上に固着してある支持構
造体36は,同様にレール固定軸上に適当なU形凹部を
有する。電極部品32.1,32.2は,銅ブロツク3
8の厚さよりも幅広であり,本実施例の場合銅ブロツク
38のみならず支持構造体36にも,しつかりねじ止め
される。
【0049】レール固定軸の高さで銅ブロツク38は,
更にU形凹部40の両側に浅い凹部41.1,41.2
を有し,この凹部に後述する別のパリ取り装置のナイフ
を挿入することができる。側部凹部41.1,41.2
は,少なくとも凹部40の占める高さ範囲にわたつて垂
直方向に延びている。これはレール30の高さより多少
高い高さに相当する。
【0050】ケーシングに取付けた電極ブロツクは,ケ
ーシングにパリ取り装置も取付けてないので,これらの
凹部41.1,41.2を持つ必要がない。
【0051】図7のa)及びb)は,溶接電流回路のう
ちこれまで説明していない部分を示す。上側で支持構造
体36上に,例えば2つの溶接変圧器42.1,42.
2が横方向に並べて取付けてある。それらはレール溶接
機の長手軸(レール固定軸)に対して平行に整列してい
る。詳しくは図示していない一次端子43.1,43.
2は,溶接変圧器42.1,42.2の溶接面から遠い
側にある。両溶接変圧器42.1,42.2は,二次側
で並列に接続してある。二次端子44.1,44.2の
片側は,U形に湾曲した導体レール45と接続してあ
る。このU形導体レール45の2つの側腕は(長手軸と
平行に),レール継目により規定された面を越えて,摺
動可能に支承されたキヤリジ(図1の符号2参照)の範
囲内に突出している。第2の導体レール46が,二次側
の第2の端子を導体レール49.1〜49.4と接続
し,後者は先に述べた導体レール37.1〜37.4に
対して対称に構成し又は配置してある。
【0052】導体レール45の腕に,可撓条導体47.
1,47.2がそれ自体の方にU形に折り返してあるの
で,キヤリジは(例えば滑り接触時に存在する)接触箇
所を変更することなく移動することができる。
【0053】導体レール48.1,48.2は,この場
合導体レール37.1〜37.4と接続してある。
【0054】従つて溶接変圧器42.1,42.2の二
次側の電流回路は以下の外観を示している。即ち二次側
の第1の端子一導体レール45−条導体47.1,4
7.2(並列接続)−導体レール48.1,48.2
(並列接続)−導体レール37.1〜37.4(並列接
続)−銅ブロツク38(図6a)及びb)参照)−電極
部品32.1,32.2−レール末端5b−レール末端
5a−電極部品,銅ブロツク及び導体レール49.1〜
49.4(図6a)及びb)と同様)−導体レール46
−溶接変圧器42.1,42.2の二次端子44.1,
44.2の第2の側。
【0055】図8及び9に基づいてまず本発明によるパ
リ取り装置の好ましい実施態様を説明する。溶接のとき
レール継目にビードが発生し,これは取り除かれねばな
らない。基本的にこの除去は,公知の装置を用いて実施
することができる。しかし例えば2つのナイフ(図8に
その一方を符号50で示す)が設けてあり,これらのナ
イフは旋回進入及び旋回進出可能であり,溶接済みレー
ルの形材断面に丁度一致した自由空間をナイフの間に形
成している。パリ取り装置全体特にナイフは,レール固
定軸の延びている垂直面に対して対称に構成してある。
それゆえ以下では装置半部分のみを説明する。
【0056】ナイフ50は,ホルダ51により,レール
固定軸17に対して垂直に旋回可能に保持された板であ
る。レール固定軸17に対向した側は,レールの半
(負)断面に対応した凹部を有する。
【0057】適当な機構によりナイフ50は,ナイフ5
0の前側偶点52が旋回進出位置Aから旋回進入位置B
へ移動できるように,旋回する。A点からB点へ,偶点
52は中心角約90°の円弧上を移動する。
【0058】旋回進入位置でナイフは,接触電極上に平
らに載る。パリ取りのとき後者は,ナイフに十分な支え
を提供する。従つて旋回機構はパリ取り時に発生する力
を実質的に受けない。
【0059】パリ取り中にナイフとレールとの間に発生
するかなりの摩擦力は,ナイフ50の運動方向に作用す
るだけでなく,一部はこれに対して垂直にも作用する。
本発明によれば旋回機構は,摩擦力が旋回機構内でトル
クを生じ,これがナイフ50をレール及び電極へ押圧す
るよう構成してある。
【0060】ナイフ50は,既に述べたホルダ51によ
り保持される。ホルダ51は三角形支持板59で支えら
れる。支持板は下側でホルダ51に作用し,後方に先細
となつている(即ちそれはナイフ50から出発してパリ
取り方向とは逆方向に先細となつている)。平面図で見
て,支持板59は例えばほぼ直角三角形であり,その直
角を挟む一方の短辺はレール固定軸に対して垂直に延
び,他方の長辺はレール固定軸17に対して平行に延び
ている。支持板59は,レバー57の後端で軸58によ
り,又レバー70の前端で軸69により,回転可能に支
承してある。ホルダ51は,レバー54により,軸69
と一直線をなして設けられる軸55を介して保持してあ
る。両軸58及び55/69は,レール固定軸に対して
平行な線上にあるのがよい。
【0061】レバー57は軸56の周りに,レバー5
4,70は軸53の周りに旋回可能である。レバー5
4,70は上下に配置してあり,同期して移動する(同
一位置)。2つの垂直軸56,53は,パリ取り装置全
体を担持したキヤリジ枠63に対して固定してある。な
お軸56及び53は,相互距離が軸58及び55/69
と同じであり,最後に述べた軸に対して平行な線上にあ
る。
【0062】連結棒62の両端は,関節式に一方でレバ
ー67に,他方でレバー68(図9参照)に結合してい
る。レバー67は,レバー57に対して90°の固定角
度で,軸56の周りに回転可能である。同様にレバー6
8は,レバー54に対して固定角度で軸53の周りに回
転可能である。こうしてナイフ50は,安定して平行に
旋回進入又は旋回進出可能である。従つて死点通過に伴
う問題が回避される。
【0063】旋回は昇降シリンダ64により行われる。
このシリンダは,軸66により回転可能にキヤリジ枠6
3に支持されている。軸66は(固定軸の方向に)軸5
6と同じ高さにあるのがよい。昇降シリンダ64のピス
トンロツド65は,軸61内でレバー54と関節式に結
合してある。図9からわかるように,垂直軸55,69
は(既に述べたように)一直線をなしている。更に注意
すべき点として,ピストンロツド65と連結棒62は共
通軸61に結合している。
【0064】図8には,ナイフ50が旋回進入位置で示
してある。ピストンロツド65が進出しており,軸56
と58との間又は53と55との間を結ぶ線は,軸56
と53とを結ぶ直線に対して例えば30°の角をなして
いる。従つて支持板59は,(軸56,58,53,5
5が共通な線上にある)死点を越えて内方に(即ちレー
ル固定軸の方に)旋回している。本発明によれば,この
旋回角では,偶点52と軸55との距離及び軸55と軸
53との距離は(与えられた角度条件の下で),パリ取
り時に摩擦力が(軸53に対して)ナイフ50をレール
に押圧するトルクを生ずる程度に,離間している。
【0065】図9からわかるように,支持板59は(垂
直方向に)最も下に設けられ,連結棒62は中央に設け
られ,昇降シリンダ64は最も上に設けられている。支
持板59は,本実施態様では(図9参照),平らに構成
してあるのでなく,傾斜路状中間部材を有する。これに
より軸58との結合部は,軸69との結合部よりも高く
配置することが可能となる。つまり軸69の深さ又は高
さは,レール形材の下面によつて決まつており,この下
面もやはりパリ取りしなければならない。従つてパリ取
り装置後部の全高は前部のそれより低くすることができ
る。
【0066】本発明による溶接機を用いたレール溶接は
次のように行われる。
【0067】まず第1に,レール溶接機がレール5a,
5bの相突き合わせ末端上へ下降される。レールは,調
整形材33.1,33.2,34.1,34.2に設け
てある開口へ達する。レール継目は内側調整形材34.
1,34.2(電極)間に来る(図1参照)。
【0068】第2に偏心プレスが当てられる。すべての
加圧シリンダ(例えば図5の符号20.1,20.2参
照)に比較的僅かな圧力が加えられ,締付けバー(図4
の19.1,19.2参照)は,レールに軽く押圧され
るだけである。締付けバーは,昇降シリンダ(図4の符
号24参照)の操作により,上方へスピンドル先端(図
4の符号31参照)へ押圧される。こうしてレール両端
が高さ調整される。
【0069】第3に,軌間線への調整が行われる。この
ため軌間線から遠い方の偏心プレスが大きな圧力を加え
られるので,レール両端は,調整形材33.1,33.
2,34.1,34.2の案内面の側にある側壁に押圧
される。軌間線の側に配置してある偏心プレスは,調整
に影響を及ばさないようにするため,全出力にはされな
い。それにもかかわらずレールが後続の長手運動中に摺
動することのないように,十分な力でレールが保持され
るようにせねばならない。
【0070】今や公知のレール溶接技術に従つて処理す
ることができる。その際レールの一端を固定保持するキ
ヤリジ2が加圧シリンダ11によりケーシング1内へ押
し込まれ,これによりレール末端は徐々に接近する。同
時に変圧器(図7の符号42.1,42.2参照)によ
り,大きい電流がレールに印加される。飛散する赤熱レ
ール材料は,パリ取りナイフに当らない。なぜならば,
ナイフが銅ブロツク(図6の符号38参照)の外側くぼ
み内に保護して収容されているからである。
【0071】溶接が終了して,通電を止めると,キヤリ
ジの固定装置により保持されたレール部分が調整補助手
段に対して調心され,パリ取りナイフ(図8の符号50
参照)は,対応する昇降シリンダ(図8の符号64参
照)の操作により,レール5bに当てられる。キヤリジ
の偏心プレスが外され,加圧シリンダ11の強力な送り
を受けて,キヤリジ2がパリ取りナイフと一緒に溶接部
を越えて移動する。レール継目で突出した材料が,これ
により除去される。溶接を終了するアプセツト打撃にす
ぐに続いて,量短時間内にパリ取りが行われることは自
明である。
【0072】最後に偏心プレスを外し,締付けバーを旋
回下降させて,レールが解族される。
【0073】本発明は図示した実施例に限定されない。
レールを引つ張る引張装置,固定装置,パリ取り装置又
は電極装置も,図示したものとは異なるように構成する
ことができる。
【0074】要約すれば,可動使用のためのきわめて小
型で高性能のレール溶接機が,本発明により提供される
ことがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レール溶接機の側面図である。
【図2】レール継目平面の縦断面図である。
【図3】固定装置の概要図である。
【図4】固定装置の正面図である。
【図5】図4に示す固定装置を上から見た図である。
【図6】電極装置をレール継目の面で見た図と上から見
た図である。
【図7】変圧器を横から見た図と上から見た図である。
【図8】パリ取り装置の片側を上から見た図である。
【図9】パリ取り装置の片側を横から見た図である。
【符号の説明】
5a,5b 形材ワーク(レール) 8 レバー 9 力の作用点 11 アツプセツト力発生器 14.1,14.2 固定装置 17 ワーク固定装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 形材ワークを溶接するフラツシユバツト
    溶接機であつて, a)幾何学的ワーク固定軸上で形材ワークを保持しかつ
    位置決めし,第1の側からワーク固定軸に垂直に接近可
    能な2つの互いに相対摺動可能な固定装置と, b)固定装置を移動させる装置とを含むものにおいて, c)固定装置(14.1,14.2)を移動させる装置
    が,一方の固定装置(14.1)と一緒に回転可能で少
    なくとも1つのレバー(8)を介して他方の固定装置
    (14.2)と連動する少なくとも1つのアプセツト力
    発生器(11)を有し, d)アプセツト力発生器(11)が,ワーク固定軸(1
    7)に関して直径上で接近可能な第1の側に対向する第
    2の側に配置してあり,かつほぼワーク固定軸(17)
    の方向に作動し, e)レバー(8)が,ワーク固定軸(17)の近傍にあ
    る力の作用点(9)で回転可能に,第2の固定装置(1
    4.2)と連動していることを特徴とする,フラツシユ
    バツト溶接機。
  2. 【請求項2】 固定装置を移動させる装置が,ケーシン
    グ(1)内で直線的に摺動可能に支承されかつ少なくと
    も1つのレバー(8)と力の作用点(9)で回転可能に
    結合されているキヤリジ(2)と,一端がケーシング
    (1)に又他端がレバー(8)の回転点に回転可能に固
    着(7a,13)された少なくとも1つの引張棒(6
    a,6b)とを有することを特徴とする,請求項1に記
    載のフラツシユバツト溶接機。
  3. 【請求項3】 形材ワーク(30a,30b,30c)
    がその頭部(30a)又は脚部(30b)の外面に接触
    するように,接触電極(32.1,32.2)が構成さ
    れていることを特徴とする,請求項1又は2に記載のフ
    ラツシユバツト溶接機。
  4. 【請求項4】 接触電極(32.1,32.2)が,そ
    れぞれ形材ワーク(5a,5b)を受容する近似的にV
    形の固定開口を形成することを特徴とする,請求項3に
    記載のフラツシユバツト溶接機。
  5. 【請求項5】 バリ取り装置が進入旋回又は進出旋回可
    能なナイフ(50)を備え,このナイフは,旋回進出位
    置で,接触電極(32.1,32.2)の溶接部に対向
    した前面により規定された面の内部又はその背後で,か
    つ接触電極(32.1,32.2)の外側で,支承され
    ていることを特徴とする,請求項1ないし4のいずれか
    1つに記載のフラツシユバット溶接機。
  6. 【請求項6】 ナイフ(50)は,旋回進入位置で接触
    電極(32.1,32.2)に載り,バリ取り時に接触
    電極(32.1,32.2)は,ナイフ(50)と一緒
    にアプセツト力発生器(11)により溶接部を越えて移
    動することを特徴とする,請求項5に記載のフラツシユ
    バツト溶接機。
  7. 【請求項7】 固定装置が偏心プレス15.1〜15.
    4,16.1〜16.4)を含むことを特徴とする,請
    求項1ないし6のいずれか1つに記載のフラツシユバッ
    ト溶接機。
  8. 【請求項8】 少なくともレール状の形材ワークを溶接
    するため,固定装置が,偏心プレス(15.1〜15.
    4,16.1〜16.4)として,ワーク固定軸に対し
    て直角に支承された軸を有し,この軸が形材ワークを固
    定する偏心支承された締付けバー(19.1,19.
    2)を備えており,締付けバー(19.1,19.2)
    は,ワーク固定軸に対して平行な軸を中心に旋回可能で
    あり,形材ワークの形材頭部(30a)の下で形材腹部
    (30b)に作用することを特徴とする,請求項7に記
    載のフラツシユバツト溶接機。
  9. 【請求項9】 ワーク固定軸に対して垂直に整列した昇
    降シリンダ(24)が設けてあり,これが旋回可能な締
    付けバー(19.1,19.2)を引張棒(27)によ
    り操作することを特徴とする,請求項8に記載のフラツ
    シユバツト溶接機。
  10. 【請求項10】 形材ワークを固定する固定装置が2つ
    の偏心プレスを含み,後者がそれぞれ2つの偏心軸(1
    5.1〜15.4)を備えており,固定軸(17)の同
    一側に配置されたそれぞれ2つの偏心軸(15.1,1
    5.2又は15.3,15.4)は,一端で一方の偏心
    軸(15.1;15.3)に作用し又他端で他方の偏心
    軸(15.2;15.4)に作用(21.1又は21.
    2;21.3又は21.4)する共通の加圧シリンダ
    (20.1,20.2)により駆動されることを特徴と
    する,請求項7ないし9のいずれか1つに記載のフラツ
    シユバツト溶接機。
  11. 【請求項11】 形材ワーク(5a,5b)の溶接すべ
    き末端を調整するため,ワーク固定軸(17)に沿つて
    配置される少なくとも4つの調整形材(33.1,3
    3.2,34.1,34.2)が設けてあり,これらの
    形材がそれぞれ少なくとも1つの角状止めを提供し,固
    定プレス(15.1〜15.4,19.1,19.2)
    は,形材ワーク(5a,5b)が稜をそろえて角状止め
    に押し込まれるように,形材ワークに作用することを特
    徴とする,請求項1ないし10のいずれか1つに記載の
    フラツシユバツト溶接機。
  12. 【請求項12】 調整形材の2つ(34.1,34.
    2)を接触電極(32.1,32.2)として構成した
    ことを特徴とする,請求項11に記載のフラツシユバツ
    ト溶接機。
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