JP2762236B2 - スポット溶接用補助ガン装置 - Google Patents

スポット溶接用補助ガン装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スポット溶接用溶接ロ
ボットの溶接用ガンとの協働によりスポット溶接を行な
わせる為のスポット溶接用補助ガン装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車製造工場やその他種々の製
造工場等においては、ワークをパレットで搬送しつつ、
溶接ロボットのハンド部に装着したスポット溶接用ガン
によりワークの各部にスポット溶接を行うことが多い。
前記溶接ロボットのハンドの姿勢やスペース等の制約か
ら、溶接できない部位がある場合には、次ステーション
の溶接ロボットで溶接させたり、ハンドの溶接ガンを交
換して溶接したり、することも少なくない。
【0003】一方、溶接ロボットで溶接できない部位を
溶接する為に、パレットや、パレット搬送路に、専用の
自動化されたスポット溶接用装置を設けることもある。
このスポット溶接用装置は、少なくとも、1対のガンア
ームの先端部に相対向するように1対のスポット溶接用
電極を設け、これらスポット溶接用電極に、溶接電源装
置から通電可能に構成し、1対のガンアームを溶接位置
に駆動するエアシリンダを設け、溶接時に、エアシリン
ダにより、1対のガンアームを溶接位置に駆動するとと
もにスポット溶接用電極に通電することでスポット溶接
を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記専用のスポット溶
接用装置は、溶接ロボットのスポット溶接用ガンとは、
独立に設けられ、それ専用の溶接電源装置から給電する
ように構成してあるため、また、溶接ロボットの制御ユ
ニットで制御せずに別の制御装置で制御するように構成
してあるため、設備コスト、設置スペース的に非常に不
利である。発明の目的は、スポット溶接用溶接ロボッ
トのスポット溶接用ガンの通電機能と加圧機能とを有効
活用できるようなスポット溶接用補助ガン装置を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1のスポット溶接
用補助ガン装置は、スポット溶接用溶接ロボットの溶接
用ガンとの協働によりスポット溶接を行なわせる為のス
ポット溶接用補助ガン装置であって、本体フレームと、
相対向する先端部に夫々スポット溶接用電極を有する1
対のガンアームと、前記1対のガンアームを、両スポッ
ト溶接用電極がワークを隔てて相接近する溶接位置と、
両スポット溶接用電極が相離隔する非溶接位置とに亙っ
て開閉自在に本体フレームに枢支する枢支機構と、前記
1対のガンアームに、溶接ロボットの溶接用ガンから加
圧力を付加し且つ通電する為に、1対のガンアームのう
ちの前記スポット溶接用電極から離れた部位に形成され
た1対の加圧兼通電部と、前記1対のガンアームを、溶
接時に溶接位置に加圧駆動するエアシリンダを含む駆動
手段とを備えたものである。
【0006】た、前記1対のガンアームを、非溶接位
置に弾性付勢するスプリング部材を設けてもよい(請求
項2)。また、前記1対のガンアームは、側面視ストレ
ート状に形成されてもよい(請求項3)。
【0007】
【発明の作用及び効果】請求項1のスポット溶接用補助
ガン装置においては、1対のガンアームは、相対向する
先端部に夫々スポット溶接用電極を有し、この1対のガ
ンアームは、枢支機構により、両スポット溶接用電極が
ワークを隔てて相接近する溶接位置と、両スポット溶接
用電極が相離隔する非溶接位置とに亙って開閉自在に本
体フレームに枢支されており、この1対のガンアームに
は、この1対のガンアームに、溶接ロボットの溶接用ガ
ンから加圧力を付加し且つ通電する為に、1対の加圧兼
通電部がスポット溶接用電極から離れた部位に形成され
ている。
【0008】従って、1対のガンアームを非溶接位置に
開いて、この1対のガンアームのスポット溶接用電極間
にワークをセットした状態において、1対の加圧兼通電
部に対して、溶接ロボットの溶接用ガンから加圧力を付
加し且つ通電すると、1対のガンアームが溶接位置に閉
じるとともに通電されるため、1対のガンアームのスポ
ット溶接用電極でスポット溶接することができる。しか
も、1対のガンアーム を溶接時に溶接位置に加圧駆動す
るエアシリンダを含む駆動手段を設けたので、溶接の
際、この駆動手段の加圧力と、溶接ロボットの溶接用ガ
ンの加圧力とで、必要な加圧力を発生させて溶接品質を
確保することができる。
【0009】このように、溶接ロボットの溶接用ガンの
加圧機能と通電機能とを有効活用できるため、設備コス
ト及び設置スペース的に非常に有利である。しかも、溶
接ロボットの溶接用ガンが到達可能な1対の加圧兼通電
部から離れた部位を溶接できるため、溶接ロボットの使
用効率を高めることができる。更に、本体フレームと、
1対のガンアームと、1対のスポット溶接用電極と、枢
支機構と、1対の加圧兼通電部とを主体とする簡単な構
成であるため、小型・軽量で取扱いやすく、安価に製作
できる。
【0010】求項のスポット溶接用補助ガン装置に
おいては、1対のガンアームを非溶接位置に弾性付勢す
るスプリング部材を設けたため、溶接後に、このスプリ
ング部材により、1対のガンアームを非溶接位置に自動
的に切換えることができる。請求項のスポット溶接用
補助ガン装置においては、1対のガンアームは、側面視
ストレート状に形成されているが、この場合、1対のガ
ンアームの構造が簡単化する
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しつつ説明する。図1に示すように、スポット溶接用補
助ガン装置1は、予め、ワークWをセットして搬送する
為のパレット9に固定的に、且つ本実施例では立て向き
状態に装着され、溶接ロボットのスポット溶接機5で直
接溶接できない部位を溶接する為に、予め、ワークWの
所定の溶接個所をスポット溶接用補助ガン装置1で溶接
できる状態にセットし、ワークWをセットしたパレット
9がパレット搬送ラインに沿って搬送されるが、所定の
ステーションにおいて、このスポット溶接用補助ガン装
置1とスポット溶接機5の協働で、スポット溶接が行わ
れる。
【0012】スポット溶接機5は、溶接ロボットのロボ
ット本体である多関節ロボット2のハンド部4に装着さ
れ、このスポット溶接機5は、スポット溶接用ガン6と
エアシリンダ8等で構成され、スポット溶接用ガン6の
出力先端部には、1対の電極7が相対向状に交換可能に
装着されている。スポット溶接用ガン6はエアシリンダ
8により開閉駆動され、1対の電極7により、スポット
溶接用補助ガン装置1の加圧兼通電部19に加圧駆動且
つ通電することにより、スポット溶接用補助ガン装置1
でワークWに対してスポット溶接がなされる。尚、スポ
ット溶接機5のスポット溶接用ガン6及びエアシリンダ
8は、通電ケーブル、制御用信号線、加圧エア供給ホー
ス等を介して、制御ユニット3に接続され、スポット溶
接機5は、制御ユニット3により駆動制御される。
【0013】図2〜図4に示すように、スポット溶接用
補助ガン装置1は、本体フレーム10と、相対向する先
端部に夫々スポット溶接用の電極17を有する1対のガ
ンアーム15であって、スポット溶接機5のスポット溶
接用ガン6から加圧力を付加し且つ通電する為の1対の
加圧兼通電部19を有する1対のガンアーム15と、1
対のガンアーム15をスポット溶接用の1対の電極17
がワークWを隔てて相接近する位置と、スポット溶接用
の1対の電極17が相隔離する非溶接位置とに亙って開
閉自在に本体フレーム10に枢支する枢支機構30と、
1対のガンアーム15を、溶接位置と非溶接位置に亙っ
て開閉駆動する開閉駆動機構41とで構成されている。
【0014】先ず、本体フレーム10について説明する
(図2〜図6参照)。本体フレーム10は、板状で平面
視矩形状のベース板11と、正面視コ字形の枢支ブラケ
ット12と、ベース板11に枢支ブラケット12を固定
する板状の支持部材13とで構成されている。枢支ブラ
ケット12は、その上壁部12uと下壁部12wを、ベ
ース板11に平行にして、支持部材13を介してベース
板11に固定支持されている。上壁部12uと下壁部1
2wには、1対の枢支孔12aが面直交状に貫通して相
対向状に形成され、上壁部12uには、係止穴12b
が、枢支孔12aと同心状に且つ大径状に、枢支孔12
aの深さの約1/3程の深さに形成され、これら枢支孔
12aには、後述の枢支軸31が回動自在に装着され
る。
【0015】次に、1対のガンアーム15について説明
する(図2、図3参照)。1対のガンアーム15は、通
電性に優れた銅合金で構成され、ベース板11に平行に
かつ相対向状に配設され、1対のガンアーム15は、左
右に対称に形成されているので、左側のガンアーム15
について説明すると、ガンアーム15には、スポット溶
接電極17を有する出力先端部16と、加圧兼通電部1
9を有する広幅部18と、後述の枢支部に固定される基
端部20とが設けられている。
【0016】出力先端部16の内側面は、テーパ状に形
成され、この出力先端部16には、銅合金製の電極17
が装着されている。この電極17は、電極基部17a
と、電極チップ17bとで構成され、電極基部17a
は、出力先端部16に嵌合にて固定的に装着され、電極
チップ17bは、電極基部17aに交換可能に嵌合にて
装着されている。広幅部18には、外側と上側が開放状
の凹部18aが形成され、この凹部18aの内側に位置
する広幅部18の内壁部には、着脱可能に装着された通
電片からなる加圧兼通電部19が設けられている。
【0017】図6に示すように、左側のガンアーム15
の基端部20は、絶縁板22を介して第1開閉体32の
第1枢支部33に固定され、更に、基端部20の外面に
も、絶縁板23が設けられ、そのガンアーム15の基端
部20は、2つの絶縁板22,23と押さえ板21と共
に4本のボルト24により、第1枢支部33に固定され
ている。尚、これらのボルト24は、絶縁スリーブ25
で絶縁されている。右側のガンアーム15も、左側のガ
ンアーム15と同様に、第2枢支部37に固定されてい
る。尚、第1開閉体32は、第1枢支部33と、これと
一体形成された第1シリンダアーム34とで構成され、
第2開閉体36は、第2枢支部37と、これと一体形成
された第2シリンダアーム38とで構成されている。
【0018】次に、枢支機構30について説明する(図
2、図3、図6参照)。枢支機構30は、1対のガンア
ーム15を、両スポット溶接用電極17がワークWを隔
てて相接近する溶接位置と、両スポット溶接用電極17
が相隔離する非溶接位置とに亙って開閉自在に本体フレ
ーム10に枢支する為のもので、この枢支機構30は、
上壁部12uと、下壁部12wと、枢支軸31と、第1
開閉体32の第1枢支部33と、第2開閉体36の第2
枢支部37等で構成されている。第1枢支部33は、背
面視コ字形で、枢支ブラケット12より小型のコ字形に
形成され、第1枢支部33の上下壁部の穴に、1対の絶
縁スリーブ35を内嵌して、上下1対の枢支孔33aが
形成され、絶縁スリーブ35の内径は、枢支軸31と略
同径に形成されている。
【0019】第2枢支部37は、直方体状に形成され、
この第2枢支部37の穴に、絶縁板スリーブ39を面直
交状に内嵌して、枢支孔37aが形成され、絶縁スリー
ブ39の内径は、枢支軸31と略同径に形成されてい
る。第1枢支部33は、枢支ブラケット12に対して逆
コ字形の状態で、枢支ブラケット12の上壁部12uと
下壁部12w間に回動自在に装着され、第2枢支部37
は、第1枢支部33の上下の壁部間に回動自在に装着さ
れ、枢支軸31は、鉛直状の枢支孔27(これは、枢支
孔12a,33a,37aからなる)を挿通して装着さ
れている。そして、第1枢支部33と第2枢支部37
は、絶縁スリーブ35,39を介して、枢支軸31に回
動可能に装着されている。
【0020】枢支軸31の上端部の大径部が係止穴12
bに内嵌されて枢支軸31が係止され、また、枢支ブラ
ケット12の上面に装着されたキープレート40によ
り、枢支軸31が上方移動しないように規制されてい
る。尚、第1枢支部33の側部には、左側のガンアーム
15の基端部20が絶縁板22を介して固定され、第2
枢支部37の側部には、右側のガンアーム15の基端部
20が絶縁板22を介して固定されている。
【0021】次に、開閉駆動機構41について説明する
(図2〜図5参照)。開閉駆動機構41は、1対のガン
アーム15を、溶接位置と非溶接位置とに開閉駆動する
為のもので、第1開閉体32と、第2開閉体36と、エ
アシリンダ42と、エアシリンダ42から延びるピスト
ンロッド43等で構成されている。第1開閉体32の第
1シリンダアーム34は、側面視コ字形に形成され、第
1枢支部33と一体形成されている。この第1シリンダ
アーム34の上下の壁部には、1対の第1連結部34a
が設けられ、エアシリンダ42は、1対の第1連結部3
4aの間に枢支片44を介して回動自在に連結されてい
る。エアシリンダ42の内部には、そのピストンを、ピ
ストンロッド後退方向へ付勢するスプリングが装着され
ている。
【0022】第2シリンダアーム38は、角ロッド状に
形成され、第2枢支部37と一体形成されている。この
第2シリンダアーム38には、第2連結部38aが設け
られ、この第2連結部38aには、連結凹部が形成さ
れ、この連結凹部にエアシリンダ42のピストンロッド
43の先端部が装着され、ジョイントピン42bにより
第2連結部38aに水平回動自在に連結されている。ま
た、非溶接位置のときに1対の電極17間の間隔を調節
する為に、第1シリンダアーム34と第2シリンダアー
ム38の位置を規制する係止プレート45が設けられ、
この係止プレート45は、ベース板11に固定され、第
1シリンダアーム34と第2シリンダアーム38には、
夫々、非溶接状態において、係止プレート45に当接す
る係止ボルト46が、位置調節自在に装着されている。
【0023】次に、スポット溶接用補助ガン装置1の作
用について説明する。ワークWをスポット溶接用補助ガ
ン装置1の電極17間にセットした状態において、スポ
ット溶接機5のスポット溶接用ガン6により、スポット
溶接用補助ガン装置1の加圧兼通電部19に、通常のス
ポット溶接の場合と同様に加圧力を付加するが、枢支軸
31から加圧兼通電部19までのレバー長が、枢支軸3
1から電極17までのレバー長の約1/2であるので、
加圧兼通電部19に入力される加圧力の約1/2の加圧
力が1対の電極17に作用することになる。
【0024】そこで、開閉駆動機構41により、不足分
の加圧力を発生させるように構成してあり、前記スポッ
ト溶接の実行時に、開閉駆動機構41のエアシリンダ4
2に加圧エアを供給すると、ピストンロッド43が前進
駆動される。その結果、第1シリンダアーム34と第2
シリンダアーム38とが相離隔方向へ水平揺動し、左右
1対の出力先端部16が、相接近方向へ水平揺動して、
左右1対の電極17に加圧力が、同時に作用する。
【0025】このようにして、スポット溶接機5のスポ
ット溶接用ガン6による加圧力と開閉駆動機構41より
生じた加圧力により、スポット溶接をする為に必要な加
圧力(例えば、約250kg)が1対の電極17に作用
し、ワークWが1対の電極17間に押圧されるのと同時
に、スポット溶接機5のスポット溶接用ガン6から供給
される溶接電流が、一方の加圧兼通電部19、一方の出
力先端部16、一方の電極17、ワークW、他方の電極
17、他方の出力先端部16、他方の加圧兼通電部19
の順に流れ、ワークWの溶接対象部位のスポット溶接が
行われる。
【0026】スポット溶接が終了すると、スポット溶接
機5のスポット溶接用ガン6が加圧兼通電部19から離
れるが、それと同時に、エアシリンダ42の加圧エアが
排出され、エアシリンダ42の内部のスプリングによ
り、ピストンロッド43が退入駆動される。その結果、
第1シリンダアーム34と第2シリンダアーム38と
は、相接近方向へ駆動され、1対のガンアーム15は、
相離隔方向へ揺動駆動されて非溶接位置に切換えられ
る。そして、このとき、第1シリンダアーム34と第2
シリンダアーム38の揺動位置、つまり1対のガンアー
ム15の揺動位置は、係止プレート45と係止ボルト4
6により規制される。
【0027】このスポット溶接用補助ガン装置1によれ
ば、1対のガンアーム15を非溶接位置に開いて、電極
17間にワークWをセットした状態において、1対の加
圧兼通電部19に対して、スポット溶接機5のスポット
溶接用ガン6から加圧力を付加し且つ通電するのと並行
的に、開閉駆動機構41により、1対のガンアーム15
に加圧力を付加することで、スポット溶接を行うことが
できる。このように、簡単な構成のスポット溶接用補助
ガン装置1により、スポット溶接機5のスポット溶接用
ガン6の加圧機能と通電機能を有効利用してスポット溶
接できるため、設備コスト及び設置スペース的に非常に
有利である。更に、開閉駆動機構41により、1対のガ
ンアーム15に不足分の加圧力を付加して、所期の加圧
力を付加して溶接できるため、溶接品質を確保するする
ことができる。しかも、スポット溶接機5のスポット溶
接用ガン6が到達可能な1対の加圧兼通電部19から離
れた部位を溶接できるため、スポット溶接機5の使用効
率を高めることができる
【0028】尚、本発明に係るスポット用補助ガン装置
は、パレット9に装着した状態で使用してもよいし、パ
レット上のワークWに装着して使用してもよいし、パレ
ット搬送路に設けてもよい。更に、ワークWの形状・構
造等に応じて、本発明の趣旨逸脱しない範囲において、
前記実施例のスポット用補助ガン装置に種々の変更を付
加した態様で実施し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るスポット溶接用補助ガン
装置と溶接ロボット等の斜視図である。
【図2】前記スポット溶接用補助ガン装置の斜視図であ
る。
【図3】前記スポット溶接用補助ガン装置の平面図であ
る。
【図4】前記スポット溶接用補助ガン装置の右側面図で
ある。
【図5】前記スポット溶接用補助ガン装置の背面図であ
る。
【図6】図3のVI−VI線断面図である。
【符号の説明】
1 スポット溶接用補助ガン装置 10 本体フレーム 15 ガンアーム 16 出力先端部 17 電極 18 幅広部 19 加圧兼通電部 20 基端部 30 枢支機構 31 枢支軸 32 第1開閉体 36 第2開閉体 41 開閉駆動機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23K 11/11

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スポット溶接用溶接ロボットの溶接用ガ
    ンとの協働によりスポット溶接を行なわせる為のスポッ
    ト溶接用補助ガン装置であって、 本体フレームと、 相対向する先端部に夫々スポット溶接用電極を有する1
    対のガンアームと、 前記1対のガンアームを、両スポット溶接用電極がワー
    クを隔てて相接近する溶接位置と、両スポット溶接用電
    極が相離隔する非溶接位置とに亙って開閉自在に本体フ
    レームに枢支する枢支機構と、 前記1対のガンアームに、溶接ロボットの溶接用ガンか
    ら加圧力を付加し且つ通電する為に、1対のガンアーム
    のうちの前記スポット溶接用電極から離れた部位に形成
    された1対の加圧兼通電部と、前記1対のガンアームを、溶接時に溶接位置に加圧駆動
    するエアシリンダを含む駆動手段と、 を備えたことを特徴とするスポット溶接用補助ガン装
    置。
  2. 【請求項2】 前記1対のガンアームを、非溶接位置に
    弾性付勢するスプリング部材を設けたことを特徴とする
    請求項1に記載のスポット溶接用補助ガン装置。
  3. 【請求項3】 前記1対のガンアームは、側面視ストレ
    ート状に形成されたことを特徴とする請求項又は請求
    に記載のスポット溶接用補助ガン装置
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