JPH06225129A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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Publication number
JPH06225129A
JPH06225129A JP5012244A JP1224493A JPH06225129A JP H06225129 A JPH06225129 A JP H06225129A JP 5012244 A JP5012244 A JP 5012244A JP 1224493 A JP1224493 A JP 1224493A JP H06225129 A JPH06225129 A JP H06225129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
image
dither
frame
counter
Prior art date
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Pending
Application number
JP5012244A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuto Kobayashi
和人 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Graphic Communication Systems Inc filed Critical Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Priority to JP5012244A priority Critical patent/JPH06225129A/ja
Publication of JPH06225129A publication Critical patent/JPH06225129A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像表示装置において、ドットのオン、オフ
により、階調再現性の高い高画質の擬似中間調表現を可
能にする。 【構成】 画素カウンタ2、ラインカウンタ3、フレー
ムカウンタ10の各2ビット出力をアドレス信号とし
て、3次元ディザROM部11より、主走査方向及び副
走査方向に4画素周期で振動し、かつ時間方向に4フレ
ーム周期で振動する3次元ディザ信号が出力され、これ
を閾値としてコンパレータ6で画信号pixを2値化す
ることにより、白/黒テキスチャのめだたない64階調
の擬似中間調表現を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像表示装置において
ドットのオン、オフにより多値画像の中間調を擬似的に
表現するための処理(擬似中間調処理)を行なう画像処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の擬似中間調処理のための
画像処理装置として、図5に示すような、いわゆる組織
的ディザ法による装置が知られている。
【0003】図5において、1は多値の画信号pixが
1画素単位でシリアルに入力する端子、2は画信号pi
xの画素転送クロックpcをカウントし、画信号のライ
ン同期信号lcでリセットする2ビット(モジュロ4)
の画素カウンタ、3は画信号のライン同期信号lcをカ
ウントし、画信号のフレーム同期信号fcでリセットす
る2ビット(モジュロ4)のラインカウンタである。5
は図6に示すような4×4のディザ信号テーブルを格納
した2次元ディザROM部であり、画素カウンタ2の2
ビット出力信号とラインカウンタ3の2ビット出力信号
とからなる2次元アドレス信号により指定されたアドレ
スに格納されている値のディザ信号を出力する。6は2
次元ディザROM部5より出力されたディザ信号を閾値
として入力画信号pixを2値化するコンパレータ、7
は2値化出力信号の出力端子である。
【0004】この従来例においては、出力端子7にドッ
トのオン、オフにより画像を表現する画像表示装置また
は画像印刷装置を接続した場合、最大16階調(レベル
0からレベル15まで)の擬似中間調表現が可能であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような空間(2次元)方向にのみ振動するディザ信号を
用いて画信号を2値化し、局所的な黒/白の面積比で階
調を再現する構成によれば、階調再現性を高めるために
階調数を増加すると(ディザ信号テーブルを大きくする
と)、2値化出力画像上で黒/白のテクスチャ(模様)
が視覚的にめだち、画質が劣化するという問題があっ
た。
【0006】すなわち、50パーセント階調レベルの画
像領域を2値化した場合、上述の従来例によれば図7に
示す4×4ドットのパターンが2値化出力画像上に周期
的に現われるが、階調数を64に上げると、8×8ドッ
トの同じパターンが周期的に現われ、これが視覚的にか
なり画質を劣化させる。
【0007】本発明は、上述の問題点に鑑みてさなれた
もので、画像出力装置で、ドットのオン、オフによっ
て、より階調再現性の高い高画質の擬似中間調表現を可
能にするための画像処理装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題を解
決するため、空間、時間両方向に振動する振動信号を発
生する手段と、この手段により発生した振動信号を用い
て画信号を2値化する手段とを有する、という構成を備
えたものである。
【0009】
【作用】本発明は上述の構成によって、空間(2次元)
方向のドットのオン、オフに時間方向のドットのオン、
オフを加えた3次元のディザ処理が実現されるため、本
発明による2値化出力画像をドットのオン、オフが可能
な画像表示装置に出力した場合、従来よりも高い階調数
で、白/黒のテクスチャがめだたない高画質の擬似中間
調表現が可能となる。
【0010】
【実施例】(第1実施例)図1は、本発明の第1実施例
による画像処理装置のブロック図である。図1におい
て、1,2,3,6及び7は図5に示されたものと同様
の画信号の入力端子、画素カウンタ、ラインカウンタ、
コンパレータ、及び2値化出力信号の出力端子である。
【0011】10は2ビット(モジ゛ュロ4)のフレー
ムカウンタであり、画信号pixのフレーム同期信号f
cをカウントし、リセット信号rstでリセットする。
画信号pixの各フレームは、フレーム同期信号fcに
同期して入力する。
【0012】11は空間方向及び時間方向に振動する3
次元のディザ信号を発生する3次元ディザROM部であ
る。この3次元ディザROM部11には、図2に示すよ
うな4×4のテーブルT0,T1,T2,T3が格納さ
れている。3次元ディザROM部11は、画素カウンタ
2、ラインカウンタ3及びフレームカウンタ10からの
計6ビットの出力信号からなる3次元アドレス信号によ
ってアドレッシングされ、フレームカウンタ10の2ビ
ット出力信号によってテーブルT0〜T3の一つが選択
され、選択されたテーブル上の主走査方向と副走査方向
の位置が画素カウンタ2とラインカウンタ3の各出力信
号によって選択され、その位置に格納された値のディザ
信号が出力される。
【0013】以上の構成において、最初のフレーム(フ
レーム0)の画信号pixが入力する期間では、テーブ
ルT0より空間方向に振動するディザ信号が読み出さ
れ、これを閾値信号としてコンパレータ6により画信号
pixが2値化される。次のフレーム(フレーム1)の
画信号入力期間では、テーブルT1より空間方向に振動
するディザ信号が読み出され、これを閾値信号として画
信号pixが2値化される。次のフレーム(フレーム
2)の画信号入力期間ではテーブルT2上の空間方向に
振動するディザ信号を用いて2値化が行なわれ、その次
のフレーム(フレーム3)の画信号入力期間ではテーブ
ルT3上のディザ信号を用いて2値化が行なわれる。次
のフレームではテーブルT0上のディザ信号が用いられ
る。
【0014】このように、各フレームにおいて主走査方
向及び副走査方向にそれぞれ4画素周期でディザ信号が
振動する。さらに、4フレーム周期でフレーム毎にテー
ブルT0〜T3が順に選択され、同一画素に対するディ
ザ信号が4フレーム周期で時間方向に振動する。したが
って、出力端子7に出力される2値化出力信号を画像表
装置で表示した場合、視覚的には4フレームの白/黒の
面積比の平均を階調として感じるから、本実施例によれ
ば、64(=4×4×4)階調の擬似中間調表現が可能
である。
【0015】例えば入力画像上の50パーセント階調レ
ベルの領域に対しては、2値化出力画像上に図3に示す
ような4種類の4×4ドットパターンがフレーム毎に順
に現われる。各フレームのドットパターンは異なるが、
その黒/白の面積比は50パーセントであり、連続した
4フレームを平均した黒/白の面積比も50パーセント
となり、視覚的に50パーセントの階調レベルとして感
じられる。
【0016】そして、図3に示した例からも理解できる
ように、階調数が64階調でありながら、同じ階調レベ
ルの領域に対するドットパターンのサイズは図5に示し
た従来例と同じ4×4ドットであり、しかも、これがフ
レーム毎に変化するため、白/黒のテキスチャが視覚的
にめだつことはない。したがって、本実施例によれば従
来より高階調数の高画質の擬似中間調表現が可能であ
る。
【0017】(第2実施例)図4は、本発明の第2実施
例による画像処理装置のブロック図である。図4におい
て、図1と同一の符号は同等部を示す。
【0018】本実施例は、コンパレータ6の前段に加算
器12を追加し、3次元ディザROM部11より出力さ
れる3次元ディザ信号を入力画信号pixに加算し、こ
の加算信号をコンパレータ6に入力し、また閾値発生部
13で発生される固定値の閾値信号をコンパレータ6に
入力する構成とされている。
【0019】コンパレータ6では固定閾値が用いられる
が、それと比較される画信号に空間方向及び時間方向に
振動する3次元ディザ信号が加算されるため、等価的に
前記第1実施例と同様に空間的及び時間的に振動する閾
値で画信号が2値化されることになる結果、白/黒テキ
スチャの目立たない高画質の64階調擬似中間調表現が
可能である。
【0020】なお、3次元ディザROM部11に格納さ
れるディザ信号値のテーブル(T0〜T3)のサイズや
テーブル数を変更し、それに合わせてアドレス信号作成
用カウンタ2,3,10のビット数を変更することによ
り、64階調より大きな、あるいは小さな階調数の高画
質擬似中間調表現が可能である。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、空間、時間両方向に振動する振動信号を発生する手
段と、その振動信号を用いて画信号を2値化する手段と
を有する構成であり、空間(2次元)方向のドットのオ
ン、オフに時間方向のドットのオン、オフを加えた3次
元のディザ処理が実現され、ドットのオン、オフが可能
な画像表示装置によって、高い階調数で白/黒のテクス
チャがめだたない高画質の擬似中間調表現が可能とな
る、という効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例による画像処理装置のブロック図
【図2】3次元ディザROM部に格納されたディザ信号
データの例を示す図
【図3】50パーセント階調レベルに対し連続した4フ
レームで得られるドットパターンを示す図
【図4】第2実施例による画像処理装置のブロック図
【図5】従来の画像処理装置のブロック図
【図6】同従来装置で用いられるディザ信号テーブルを
示す図
【図7】同従来装置において得られる50パーセント階
調レベルのドットパターンを示す図
【符号の説明】
1 画信号の入力端子 2 画素カウンタ 3 ラインカウンタ 6 コンパレータ 7 2値化画信号の出力端子 10 フレームカウンタ 11 3次元ディザROM部 12 加算器 13 閾値発生部 pix 入力画信号 pc 画素転送クロック lc ライン同期信号 fc フレーム同期信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空間方向及び時間方向に振動する振動信
    号を発生する手段と、この手段により発生した振動信号
    を用いて画信号を2値化する手段とを有する画像処理装
    置。
JP5012244A 1993-01-28 1993-01-28 画像処理装置 Pending JPH06225129A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5012244A JPH06225129A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5012244A JPH06225129A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 画像処理装置

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JPH06225129A true JPH06225129A (ja) 1994-08-12

Family

ID=11799960

Family Applications (1)

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JP5012244A Pending JPH06225129A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 画像処理装置

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JP (1) JPH06225129A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991000885A1 (en) * 1989-07-07 1991-01-24 Idemitsu Petrochemical Co., Ltd. Polycarbonate-polydimethylsiloxane copolymer and method of production thereof
KR100604796B1 (ko) * 1999-11-26 2006-07-28 삼성전자주식회사 수동표시장치에서 그레이 레벨을 구현하기 위한 디더링 회로

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02266761A (ja) * 1989-04-07 1990-10-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像処理装置
JPH04186283A (ja) * 1990-11-20 1992-07-03 Sharp Corp 映像信号変換装置

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