JPH0622322B2 - スイッチングトランジスタの保護回路 - Google Patents

スイッチングトランジスタの保護回路

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JPH0622322B2
JPH0622322B2 JP59041177A JP4117784A JPH0622322B2 JP H0622322 B2 JPH0622322 B2 JP H0622322B2 JP 59041177 A JP59041177 A JP 59041177A JP 4117784 A JP4117784 A JP 4117784A JP H0622322 B2 JPH0622322 B2 JP H0622322B2
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JP
Japan
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transistor
load
terminal
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conducting
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JP59041177A
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JPS60185427A (ja
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昌喜 中井
和幸 福田
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/08Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage

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  • Protection Of Static Devices (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、モータ駆動回路の出力トランジスタ等のス
イッチングトランジスタの保護回路に関する。
第1図はブリッジ形のモータ駆動回路を示している。こ
のモータ駆動回路は、スイッチングトランジスタとして
の出力トランジスタ2、4、6、8及び駆動用トランジ
スタ10、12で構成されており、外部端子14、16
の間には、必要に応じて正転又は逆転するモータ18が
接続されている。電源端子20とコモンラインとの間に
は、図示していない駆動用電源が接続され、Vccはその
駆動電圧を示す。
トランジスタ4、8、10、12のベースには、回転制
御回路22が接続されており、入力端子24に加えられる
正転又は逆転の回転指令信号に基づき、スイッチング制
御信号が加えられる。即ち、この場合、正転時、トラン
ジスタ10、2、8が導通し、逆転時、トランジスタ1
2、6、4が導通し、モータ18に流れる電流が回転方
向を与えるために切換えられる。
このようなモータ駆動回路では、トランジスタ2又は6
が導通状態から非導通状態に移行し、且つトランジスタ
4又は8が非導通状態から導通状態に移行する場合、瞬
間的にトランジスタ2、4又はトランジスタ6、8が同
時に導通状態になり、電源端子20−コモンライン間を
短絡するタイミング時間が発生するおそれがある。即
ち、これは、トランジスタ2又は6の導通状態からトラ
ンジスタ4又は8の導通状態への移行時、トランジスタ
2又は6の非導通状態への移行が遅延することが原因で
ある。
このような状態が発生すると、出力トランジスタ2、4
又はトランジスタ6、8に大電流が流れ、それらを破壊
する恐れがある。
そこで、従来、回転制御回路22からトランジスタ4、
8、10、12の回転切換時に加えるスイッチング制御
信号の発生タイミングをトランジスタ2、4又はトラン
ジスタ6、8が同時に導通状態が生じないようにスイッ
チング制御信号を制限したり、或いはスイッチング制御
信号を外付けのコンデンサで遅延させたりする等の方法
が取られている。
しかしながら、スイッチング制御信号に制限を加えるこ
とは、駆動回路を半導体集積回路で構成する場合に使用
条件に制限が加わる等の不都合が生じ、外付けコンデン
サの設置は、外付け用端子(ピン)や部品点数の増加等
により、製品価格を高くする等の欠点がある。
そこで、この発明は、交互にスイッチングするスイッチ
ングトランジスタが同時に導通状態になるのを阻止し、
スイッチングトランジスタ大電流による破壊を防止した
スイッチングトランジスタの保護回路の提供を目的とす
る。
即ち、この発明のスイッチングトランジスタの保護回路
は、電源を接続すべき電源端子20と負荷18の一端子
14側との間に直列に接続されて導通時、電源側から前
記負荷18に駆動電流を流し込む第1のトランジスタ2
と、 前記電源端子20と前記負荷18の他端子16側との間
に直列に接続されて導通時、前記電源端子20側から前
記負荷18に前記駆動電流とは逆方向の駆動電流を流し
込む第2のトランジスタ6と、 前記負荷18の前記一端子14側と接地点との間に直列
に接続されて導通時、前記第2のトランジスタ6を通し
て前記負荷18に流れる駆動電流を前記接地点側に流す
第3のトランジスタ4と、 前記負荷18の前記他端子16側と接地点との間に直列
に接続されて導通時、前記第1のトランジスタ2を通し
て前記負荷18に流れる駆動電流を前記接地点側に流す
第4のトランジスタ8と、 前記電源端子20側から給電されるとともに、前記負荷
18の前記一端子14にベースが接続されて前記第1の
トランジスタ2の導通状態を検知して導通する第5のP
NP型トランジスタ28Aと、 前記電源端子20側から給電されるとともに、前記負荷
18の前記他端子16にベースが接続されて前記第2の
トランジスタ6の導通状態を検知して導通する第6のP
NP型トランジスタ28Bと、 前記第3のトランジスタ4のベースと接地点との間に接
続されて前記第5のトランジスタ28Aの導通電流をベ
ースに受けて導通し、前記第1のトランジスタ2の導通
時には前記第3のトランジスタ4を非導通状態に制御す
る第7のNPN型トランジスタ30Aと、 前記第4のトランジスタ8のベースと接地点との間に接
続されて前記第6のトランジスタ28Bの導通電流をベ
ースに受けて導通し、前記第2のトランジスタ6の導通
時には前記第4のトランジスタ8を非導通状態に制御す
る第8のNPN型トランジスタ30Bと、 を備えたことを特徴とする。
第2図はこの発明のスイッチングトランジスタの保護回
路の実施例を示し、第1図に示すモータ駆動回路と同一
部分には同一符号を付してある。
第2図において、このモータ駆動回路には、駆動用トラ
ンジスタ10の導通状態から非導通状態へのスイッチン
グ遅れを検出し、第1及び第3のトランジスタとしての
出力トランジスタ2、4が同時に導通状態になるのを抑
止するスイッチング抑止回路26Aと、駆動用トランジ
スタ12の同様のスイッチング遅れを検出し、第2及び
第4のトランジスタとしての出力トランジスタ6、8が
同時に導通状態になるのを抑止するスイッチング抑止回
路26Bとが設置されている。
スイッチング抑止回路26Aは、第5のトランジスタを
構成するPNP型トランジスタ28A、第7のトランジ
スタを構成するNPN型トランジスタ30A及び抵抗3
2Aで構成されている。トランジスタ28Aはトランジ
スタ10の導通状態を検出し、導通状態となる。抵抗3
2Aはトランジスタ28Aの導通状態での電流値を設定
している。また、トランジスタ30Aは、トランジスタ
28Aの導通に基づき、トランジスタ4のベース側を接
地側に短絡し、トランジスタ4のベースへのスイッチン
グ信号を抑止する。
この実施例では、トランジスタ30Aは、そのベースが
高レベルにあるとき、導通するので、トランジスタ4の
ベースを強制的に非導通となる低レベルに保持する。
スイッチング抑止回路26Bは、第6のトランジスタを
構成するPNP型トランジスタ28B、第8のトランジ
スタを構成するNPN型トランジスタ30B及び抵抗3
2Bで構成されている。トランジスタ28Bはトランジ
スタ12の導通状態を検出し、導通状態となる。抵抗3
2Bはトランジスタ28Bの導通状態での電流値を設定
している。また、トランジスタ30Bは、トランジスタ
28Bの導通に基づき、トランジスタ8のベース側を接
地側に短絡し、トランジスタ8のベースへのスイッチン
グ信号を抑止する。
この実施例では、トランジスタ30Bは、そのベースが
高レベルにあるとき、導通するので、トランジスタ8の
ベースを強制的に非導通となる低レベルに保持する。
以上のように構成したので、トランジスタ10が導通状
態にあるとき、スイッチング抑止回路26Aのトランジ
スタ28A、30Aが導通状態になるため、トランジス
タ4が非導通状態になるので、トランジスタ4が導通状
態になるには、常にトランジスタ10が非導通状態にな
っていることが必要である。即ち、トランジスタ10の
ベースが高レベルに移行しても、トランジスタ10およ
びトランジスタ2が非導通状態に移行しない間は、トラ
ンジスタ4が導通状態になることはない。従って、トラ
ンジスタ2およびトランジスタ4が、同時に導通状態に
なって短絡電流が流れるのを阻止でき、トランジスタ2
およびトランジスタ4の破壊を防止できるとともに、動
作の信頼性を高めることができる。
トランジスタ12が導通状態にあるとき、スイッチング
抑止回路26Bのトランジスタ28B、30Bが導通状
態になるため、トランジスタ8が非導通状態になるの
で、トランジスタ8が導通状態になるには、常にトラン
ジスタ12が非導通状態になっていることが必要であ
る。即ち、トランジスタ12のベースが高レベルに移行
しても、トランジスタ12およびトランジスタ6が非導
通状態に移行しない間は、トランジスタ8が導通状態に
なることはない。従って、トランジスタ6およびトラン
ジスタ8が同時に導通状態になって短絡電流が流れるの
を阻止でき、トランジスタ6およびトランジスタ8の破
壊を防止できるとともに、動作の信頼性を高めることが
できる。
特に、モータ駆動回路では、制御信号の制限れによる制
動遅れが防止でき、回転方向の切換えを迅速に行なえる
利点がある。
実験によれば、スイッチング抑止回路を設置していない
場合に数A流れていた短絡電流を数mA程度に低減できる
ことが確認された。
また、従来のようにスイッチング制御信号を制限してい
なので、使用条件の設定等の不都合がなく、しかも、遅
延時間設定用のコンデンサを除くことができので、その
ためのピンも不要になり、回路構成の簡略化、製品価格
の低減等が実現できる。
なお、実施例ではモータ駆動回路について説明したが、
この発明は、モータ以外の付加を駆動するスイッチング
素子について実施しても、同様の効果が期待できる。
以上説明したように、この発明によれば、スイッチング
トランジスタを選択的に導通させるためのスイッチング
制御信号への制限や遅延等を生じさせることなく、直列
回路を成す第1及び第3のトランジスタ又は第2及び第
4のトランジスタが同時に導通して両者を介して電源が
短絡状態になるのを阻止でき、短絡時の大電流による破
壊から第1及び第3のトランジスタ又は第2及び第4の
トランジスタを保護することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のモータ駆動回路を示す回路図、第2図は
この発明のスイッチングトランジスタの保護回路の実施
例を示す回路図である。 2……出力トランジスタ(第1のトランジスタ) 4……出力トランジスタ(第3のトランジスタ) 6……出力トランジスタ(第2のトランジスタ) 8……出力トランジスタ(第4のトランジスタ) 18……モータ(負荷) 20……電源端子 26A、26B……スイッチング抑止回路 28A……第5のトランジスタ 28B……第6のトランジスタ 30A……第7のトランジスタ 30B……第8のトランジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源を接続すべき電源端子20と負荷18
    の一端子14側との間に直列に接続されて導通時、電源
    側から前記負荷18に駆動電流を流し込む第1のトラン
    ジスタ2と、 前記電源端子20と前記負荷18の他端子16側との間
    に直列に接続されて導通時、前記電源端子20側から前
    記負荷18に前記駆動電流とは逆方向の駆動電流を流し
    込む第2のトランジスタ6と、 前記負荷18の前記一端子14側と接地点との間に直列
    に接続されて導通時、前記第2のトランジスタ6を通し
    て前記負荷18に流れる駆動電流を前記接地点側に流す
    第3のトランジスタ4と、 前記負荷18の前記他端子16側と接地点との間に直列
    に接続されて導通時、前記第1のトランジスタ2を通し
    て前記負荷18に流れる駆動電流を前記接地点側に流す
    第4のトランジスタ8と、 前記電源端子20側から給電されるとともに、前記負荷
    18の前記一端子14にベースが接続されて前記第1の
    トランジスタ2の導通状態を検知して導通する第5のP
    NP型トランジスタ28Aと、 前記電源端子20側から給電されるとともに、前記負荷
    18の前記他端子16にベースが接続されて前記第2の
    トランジスタ6の導通状態を検知して導通する第6のP
    NP型トランジスタ28Bと、 前記第3のトランジスタ4のベースと接地点との間に接
    続されて前記第5のトランジスタ28Aの導通電流をベ
    ースに受けて導通し、前記第1のトランジスタ2の導通
    時には前記第3のトランジスタ4を非導通状態に制御す
    る第7のNPN型トランジスタ30Aと、 前記第4のトランジスタ8のベースと接地点との間に接
    続されて前記第6のトランジスタ28Bの導通電流をベ
    ースに受けて導通し、前記第2のトランジスタ6の導通
    時には前記第4のトランジスタ8を非導通状態に制御す
    る第8のNPN型トランジスタ30Bと、 を備えたことを特徴とするスイッチングトランジスタの
    保護回路。
JP59041177A 1984-03-02 1984-03-02 スイッチングトランジスタの保護回路 Expired - Lifetime JPH0622322B2 (ja)

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JPS60185427A JPS60185427A (ja) 1985-09-20
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