JPH0622018Y2 - 開閉可能な屋根 - Google Patents

開閉可能な屋根

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JPH0622018Y2
JPH0622018Y2 JP1985070019U JP7001985U JPH0622018Y2 JP H0622018 Y2 JPH0622018 Y2 JP H0622018Y2 JP 1985070019 U JP1985070019 U JP 1985070019U JP 7001985 U JP7001985 U JP 7001985U JP H0622018 Y2 JPH0622018 Y2 JP H0622018Y2
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JP
Japan
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frame
roof
wall
vertical
vertical frames
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JP1985070019U
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English (en)
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JPS61185823U (ja
Inventor
勇 松原
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YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
Original Assignee
YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
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  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、枠体に屋根本体を上下回動自在に取付けた開
閉可能な屋根に関するものである。
従来の技術 実開昭59-2893号公報に示すように、上枠と下枠と左右
の竪枠を方形状に組んだ枠体を屋根開口部に取付け、こ
の枠体内に、上下框と左右竪框とを方形状に組んだ框体
に屋根板を取付けて成る屋根本体をヒンジ部を介して上
下回動自在に装着すると共に、下框と左右竪框より水切
り片を突出させて枠体の下枠と左右竪枠の外面を覆うこ
とで枠体と屋根本体の框体との当接面に直接雨が当らな
いようにしたものが知られている。
この様な屋根であれば屋根本体を枠体に対して上方に回
動して換気などを実施できると共に、直接風雨にさらさ
れる屋根であつても枠体と屋根本体との間より雨水が内
部に浸入することを防止できて水密機能が確保できる。
考案が解決しようとする問題点 框体を構成する各框の凹溝に屋根板の四周を収納して屋
根本体としているので、屋根の外表面に框体を構成する
框や水切り片が大きく露出して外観体裁が良くない。
特に、屋根全体から採光できるようにした建物や有色又
は反射ガラス等の装飾板をふんだんに使用した見栄えの
良い外観の建物には屋根として使用すると見栄えが悪く
なつてしまうので、使用しずらい。
問題点を解決するための手段及び作用 本考案の開閉可能や屋根は取付縦壁20と下部横壁21
によって上向段部22を有する上枠8と、縦壁30と下
部横壁31によって上向段部32を有する下枠9と、縦
壁40と下部横壁41によって上向段部42を有する左
右の竪枠10を方形状に組んでなる枠体7を屋根支持材
へ架設し、下框15と左右の竪框16と上部寄りに長手
方向に連続する凹溝50を備えた上框14とを方形状に
組んで前記枠体7内に収納される框体12を形成すると
共に、この框体12に屋根板13を、その上縁が前記上
框14の凹溝50内に収受しかつ左右側縁が左右の竪框
16及び縦枠10よりも外方に突出させた状態で左右側
縁側の裏面及び下縁の裏面を左右の竪框16の上面及び
下框15の上面にそれぞれ貼着して屋根本体11を形成
し、この屋根本体11を前記枠体7に、上枠8と上框1
4とに亘って設けたヒンジ部17を介して上下回動自在
に取付けると共に、前記上枠8の下部横壁21と下枠9
の下部横壁31と左右の竪枠10の下部横壁41に上框
の下面、下框15の下面、左右の竪框16の下面と対向
した第1気密材26を四周連続して装着し、前記上框1
4の上部と下框15の上部と左右の竪框16の上部に上
枠3の取付縦壁20、下枠9の縦壁30、左右の竪枠1
0,10の縦壁40と対向した第2気密材27を四周連
続して装着して上枠8、下枠9、左右の竪枠10,10
の上向凹部22,32,42により四周連続した排水用
空間72を形成し、前記左右の竪枠10の縦壁40には
前記屋根板13の竪框16よりも側方に突出した突出部
70の裏面に当接する水切り材69をそれぞれ装着した
ものである。
この開閉可能な屋根であれば、屋根板13によって框体
12を構成する下框15、左右の竪框16並びに枠体7
を構成する左右の竪枠10を隠ぺいし、もって屋根の外
観体裁を良くすることができるし、枠体7を構成する左
右の竪枠10の縦壁40に装着した屋根板13の竪框1
6よりも側方に突出した突出部70の裏面に当接する水
切り材69により屋根板13の裏面と竪框16の上面を
貼着する接着シーラント等に直接雨水が接触するのを防
いで、接着シーラント等の劣化を防止することができ
る。
実施例 第3図は片屋根式の屋根の斜視図であり、建物外壁Aに
固着した棟木1と軒桁2とに亘つて中間無目3と端部無
目4とが横架され、軒桁2は前壁体5に固着されている
と共に、端部無目4には側壁体6が固着され、これらに
よつて屋根支持材を構成している。
枠体7は上枠8と下枠9と左右の竪枠10,10とを方
形状に組んだもので、上枠8が棟木1に、下枠9が軒桁
2に、竪枠10が中間無目3にそれぞれ固着してある。
屋根本体11は框体12に透光板より成る屋根板13を
装着したもので、框体12は上框14と下框15と左右
竪框16とを方形状に組んであり、その上框14が上枠
8にヒンジ部17で上下回動自在に装着してあり、屋根
全体より採光できるようにしてある。
前記上枠8は第1図に示すように、取付縦壁20と下部
横壁21とによつて上向段部22を有する略L字状の長
尺材となり、取付縦壁20は本体20と補助体20
とを連結したもので、本体20と補助体20とでヒ
ンジ受部17を形成していると共に、補助体20
は受片23が長手方向に亘つて一体成形され、下部横壁
21の突出端には上向の凹条溝24が形成してあると共
に、取付縦壁20の本体20の上部にはカバー25が
連結してある。
前記下枠9は縦壁30と下部横壁31とによつて上向段
部32を形成する断面略L字状の長尺材で、縦壁30の
上部には受片33が長手方向に亘つて上枠8の受片23
と相対向して一体形成されていると共に、下部横壁31
の突出端には上向の凹条溝34が形成され、縦壁30の
外面には水切り片35が係着固定してある。
前記竪枠10は第2図に示すように縦壁40と下部横壁
41とによつて上向段部42を形成する断面略L字状の
長尺材となり、縦壁40には受片43が長手方向に亘つ
て前記受片33と対向して一体形成されていると共に、
下部横壁41の突出端には上向の凹条溝44が形成さ
れ、上枠8と下枠9と竪枠10は略同一断面形状とな
り、方形条に組んで枠体7とすると各上向段部22,3
2,42及び各受片23,33,43が四周連続すると
共に、各凹条溝24,34,44が四周連続するように
なり、その各凹条溝24,34,44に亘つて第1機密
材26が四周連続して装着してある。
前記上框14は第1図に示すように略矩形断面中空長尺
材となり、その上部には凹溝50が形成さていると共
に、ヒンジ片17が一体形成され、このヒンジ片17
が前記ヒンジ受部17に回動自在に係合してヒンジ
部17を構成していると共に、上枠8の受片23と対向
する凹条溝51が下向に形成され、屋根板13の上縁は
凹溝50に挿入してバツクアツプ材52と接着シーラン
ト53と湿式シール54とで収納支持してある。
前記下框15は第1図に示すように略矩形断面中空長尺
材となり、その上壁15aはクランク型に折曲して段部5
5と上横片56とを形成し、その段部55には屋根板1
3の下縁側裏面がセツテングブロツク57、バツクアツ
プ材58、接着シーラント59で貼着してあると共に、
上横片56には水切り片60が前記水切り片35の外側
に重り合うように一体形成され、上壁15aには前記受片
33と対向する凹条溝61が下向に一体形成してあると
共に、上横片56には押え部品62がビス63で長手方
向に間隔を置いて複数固着され、この押え部品62と屋
根板13の下縁表面との間に乾式シール64が設けられ
ている。
前記竪框16は第2図に示すように略矩形断面中空長尺
材となり、その上壁16aには屋根板13の側縁裏面がバ
ツクアツプ材65,接着シーラント66,湿式シール6
7を介して貼着されていると共に、屋根板13の側端面
13aは上壁16aよりも側方に突出して竪枠10の上壁10a
と略同一位置となつて竪枠10を覆つている。
そして、竪枠10の上壁10aに形成した凹条溝68に装
着した水切り材69が屋根材13における竪框16より
側方に突出した突出部70の裏面に圧接していると共
に、竪框16の上壁16aには前記受片43と対向した凹
条溝71が形成され、上框14と下框15と竪框16と
を方形状に組んだ時に各凹条溝51,61,71が四周
連続し、この各凹条溝51,61,71に第2気密材2
7が四周連続して装着してある。
そして、四周連続した第1気密材26が上框下壁14b、
下框下壁15b、竪框下壁16b、つまり框体12の下面に圧
接すると共に、四周連続した第2気密材27が各受片2
3,33,43、つまり枠体7の上部に圧接し、枠体7
と框体12との間をシールしていると共に、第1・第2
気密材26,27と枠体7の内周と框体12の外周との
間には四周連続した排水用空間72を形成し、枠体7と
框体12との間に浸入した雨水は前述の排水用空間7
2、特に四週連続した上向段部22,32,42に沿つ
て流れて下枠9側に流れ、下枠9に形成した排水口74
より排水されるようにしてある。
以上の実施例においては片屋根式の屋根について述べた
が、第4図に示すように両屋根式の屋根としても良いこ
とは勿論であり、この場合には左右の上枠8,8間に亘
つて笠木73を取着して棟木1の上部の雨仕舞を良好と
する。
考案の効果 上框14と下框15と左右の竪框16より成る框体12
に屋根板13を、その上縁が前記上框14の凹溝50内
に収受しかつ左右側縁が左右の竪框16及び縦枠10よ
りも外方に突出させた状態で左右側縁側の裏面及び下縁
の裏面を左右に竪框16の上面及び下框15の上面にそ
れぞれ貼着して屋根本体11を形成したので、屋根板1
3によって框体12を構成する下框15、左右の竪框1
6並びに枠体7を構成する左右の竪枠10を隠ぺいし、
もって屋根の外観体裁を良くすることができる。
特に、屋根全体から採光できるようにした建物や有色又
は反射ガラス等の装飾板をふんだんに使用した見栄えの
良い外観の建物に適した屋根となる。
また、枠体7を構成する左右の竪枠10の縦壁40には
屋根板13の竪框16よりも側方に突出した突出部70
の裏面に当接する水切り材69がそれぞれ装着してある
から、この水きり材69によって屋根板13の裏面と竪
框16の上面を貼着する装着シーラント等に直接雨水が
接触するのを防いで、接着シートラント等の劣化を防止
することができる。
また、枠体7と框体12との間を第1・第2気密材2
6,27でシールしているから、枠体7と框体12との
間に雨水が侵入することを防止できる。
また、枠体7を構成する上枠8、下枠9、竪枠10の各
上向き段部22、32,42によって四周連続した排水
用空間72を構成しているから、屋根本体11の開閉時
等に枠体7の周囲に侵入した雨水を排水用空間72によ
って排水し、内部に侵入することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は傾斜方向に沿う
縦断面図、第2図は傾斜方向と直交する方向に沿う縦断
面図、第3図は片屋根式の屋根の概略斜視図、第4図は
両屋根式の屋根の概略斜視図である。 7は枠体、8は上枠、9は下枠、10は竪枠、11は屋
根本体、12は框体、13は屋根板、14は上框、15
は下框、16は竪框、17はヒンジ部、26は第1気密
材、27は第2気密材、50は凹溝、69は水切り材、
70は突出部、72は排水用空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】取付縦壁20と下部横壁21によって上向
    段部22を有する上枠8と、縦壁30と下部横壁31に
    よって上向段部32を有する下枠9と、縦壁40と下部
    横壁41によって上向段部42を有する左右の竪枠10
    を方形状に組んでなる枠体7を屋根支持材へ架設し、 下框15と左右の竪框16と上部寄りに長手方向に連続
    する凹溝50を備えた上框14とを方形状に組んで前記
    枠体7内に収納される框体12を形成すると共に、 この框体12に屋根板13を、その上縁が前記上框14
    の凹溝50内に収受しかつ左右側縁が左右の竪框16及
    び縦枠10よりも外方に突出させた状態で左右側縁側の
    裏面及び下縁の裏面を左右の竪框16の上面及び下框1
    5の上面にそれぞれ貼着して屋根本体11を形成し、 この屋根本体11を前記枠体7に、上枠8と上框14と
    に亘って設けたヒンジ部17を介して上下回動自在に取
    付けると共に、前記上枠8の下部横壁21と下枠9の下
    部横壁31と左右の竪枠10の下部横壁41に上框の下
    面、下框15の下面、左右の竪框16の下面と対向した
    第1気密材26を四周連続して装着し、前記上框14の
    上部と下框15の上部と左右の竪框16の上部に上枠3
    の取付縦壁20、下枠9の縦壁30、左右の竪枠10,
    10の縦壁40と対向した第2気密材27を四周連続し
    て装着して上枠8、下枠9、左右の竪枠10,10の上
    向凹部22,32,42により四周連続した排水用空間
    72を形成し、 前記左右の竪枠10の縦壁40には前記屋根板13の竪
    框16よりも側方に突出した突出部70の裏面に当接す
    る水切り材69をそれぞれ装着したことを特徴とする開
    閉可能な屋根。
JP1985070019U 1985-05-14 1985-05-14 開閉可能な屋根 Expired - Lifetime JPH0622018Y2 (ja)

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JP1985070019U JPH0622018Y2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14 開閉可能な屋根

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JPS61185823U JPS61185823U (ja) 1986-11-19
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58162916U (ja) * 1982-04-26 1983-10-29 不二サッシ株式会社 天窓
JPS59115092U (ja) * 1983-01-25 1984-08-03 不二サッシ株式会社 傾斜窓用上框

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JPS61185823U (ja) 1986-11-19

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