JPH06217544A - スイッチングレギュレータ回路 - Google Patents

スイッチングレギュレータ回路

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JPH06217544A
JPH06217544A JP5004941A JP494193A JPH06217544A JP H06217544 A JPH06217544 A JP H06217544A JP 5004941 A JP5004941 A JP 5004941A JP 494193 A JP494193 A JP 494193A JP H06217544 A JPH06217544 A JP H06217544A
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JP
Japan
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circuit
voltage
output
switching
regulator circuit
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JP5004941A
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English (en)
Inventor
Takeshi Hamada
剛 濱田
Hidehiko Isowa
秀彦 磯和
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御回路に供給する電流が規格を越えること
がないようにすると共に回路電流のような無効電流がな
いスイッチングレギュレータ回路を提案せんとする。 【構成】 出力端子5に得られる出力直流電圧と基準電
圧とを比較する誤差増幅器6及びこの誤差増幅器6の出
力側に得られる誤差信号に応じたパルス幅のスイッチン
グ信号を得るパルス幅変調回路7,8を設けた制御回路
9とを有し、この制御回路9よりのスイッチング信号に
より、このスイッチング素子2を制御して、この出力端
子5に安定した出力直流電圧を得るようにしたスイッチ
ングレギュレータ回路において、この制御回路9の誤差
増幅器6、パルス幅変調回路7,8の動作電源として、
この入力直流電圧を定電流源回路10を介して得た電源
を使用するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば自動車の直流電源
を使用してテレビジョン受像機を動作させる場合等に適
用して好適なスイッチングレギュレータ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にスイッチングレギュレータ回路と
して、入力直流電圧が供給されるトランスの1次巻線
と、この1次巻線に直列接続されたスイッチング素子
と、このトランスの2次巻線より整流回路を介して導出
した出力端子と、この出力端子に得られる出力直流電圧
と基準電圧とを比較する誤差増幅器及びこの誤差増幅器
の出力側に得られる誤差信号に応じたパルス幅のスイッ
チング信号を得るパルス幅変調回路を設けた制御回路
(この制御回路としては例えば半導体集積回路(以下I
Cという)μPC1394として市販されている。)と
を有し、この制御回路よりのスイッチング信号により、
このスイッチング素子を制御して、この出力端子に安定
した出力直流電圧を得るようにしたものが提案されてい
る。
【0003】斯る従来のスイッチングレギュレータ回路
においてはICより成る制御回路を動作するのに入力直
流電圧を起動回路を構成する抵抗器又は定電圧回路を介
して、このICに設けたシャントレギュレータ回路に供
給し、このシレントレギュレータ回路よりこの制御回路
の誤差増幅器、パルス幅変調回路を構成する鋸歯状波発
振器、比較回路等へ動作電源を供給する如くしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら自動車の直
流電源の如くこのスイッチングレギュレータ回路の入力
直流電圧が例えば9.5V〜32Vと大きく変わる場合
に起動回路に抵抗器を用いたものはこの抵抗器を介して
流れる電流も大きく変化し、この電流がこの制御回路を
構成するICの規格を越えてしまう不都合があった。
【0005】また、この起動回路に定電圧回路を用いた
ものにおいて、この定電圧回路として例えば9Vの定電
圧回路を使用したときには、この定電圧回路に9Vを越
える電圧が供給されないかぎり起動電流が流れないの
で、起動の開始が遅くなる不都合があると共にこの定電
圧回路の回路電流として例えば5mAも必要である不都
合がある。
【0006】本発明は斯る点に鑑みこの制御回路に供給
する電流が規格を越えることがないようにすると共に回
路電流のような無効電流がないスイッチングレギュレー
タ回路を提案せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明スイッチングレギ
ュレータ回路は例えば図1に示す如く、入力直流電圧が
供給されるトランス1の1次巻線1aと、この1次巻線
1aに直列接続されたスイッチング素子2と、このトラ
ンス1の2次巻線1bより整流回路3,4を介して導出
した出力端子5と、この出力端子5に得られる出力直流
電圧と基準電圧とを比較する誤差増幅器6及びこの誤差
増幅器6の出力側に得られる誤差信号に応じたパルス幅
のスイッチング信号を得るパルス幅変調回路7,8を設
けた制御回路9とを有し、この制御回路9よりのスイッ
チング信号により、このスイッチング素子2を制御し
て、この出力端子5に安定した出力直流電圧を得るよう
にしたスイッチングレギュレータ回路において、この制
御回路9の誤差増幅器6、パルス幅変調回路7,8の動
作電源として、この入力直流電圧を定電流源回路10を
介して得た電源を使用するようにしたものである。
【0008】また本発明のスイッチングレギュレータ回
路は上述において、定電流源回路10としてゲートとソ
ースとが結合された電界効果トランジスタを用いたもの
である。
【0009】
【作用】本発明によれば制御回路9の動作電源として、
入力直流電圧を定電流源回路10を介して得た電源を使
用するようにしているので、この入力直流電圧が大きく
変動例えば9.5V〜32Vとなっても流れる電流は一
定であり規格を越えることはなく、またこの定電流源回
路は定電圧回路での回路電流の如き、無効電流もない。
【0010】またこの定電流源回路10として電界効果
トランジスタを使用したときはピンチオフ電圧例えば2
V以上で起動回路に電流が流れ始めるので、電源投入時
の起動開始が早くなる。
【0011】
【実施例】以下図1を参照して本発明スイッチングレギ
ュレータ回路の一実施例につき説明しよう。図1におい
て、11は例えば9.5V〜32Vの如く大きく変動す
る入力直流電圧Viが供給される入力直流電圧入力端子
を示し、この入力直流電圧入力端子11をトランス1の
1次巻線1aを介してスイッチング素子を構成する電界
効果トランジスタ2のドレインに接続し、この電界効果
トランジスタ2のソースを接地する。
【0012】このトランス1の2次巻線1bの一端を整
流用のダイオード3を介して例えば40Vの出力直流電
圧Voを得る出力直流電圧出力端子5に接続し、このダ
イオード3及び出力端子5の接続点を平滑用のコンデン
サ4を介して接地すると共に、この2次巻線1bの他端
を接地する。
【0013】またこのトランス1に3次巻線1cを設
け、この3次巻線1cの一端を整流用のダイオード12
を介して例えば12Vの出力直流電圧を得る出力直流電
圧出力端子13に接続し、このダイオード12及び出力
端子13の接続点を平滑用のコンデンサ14を介して接
地すると共にこの3次巻線1cの他端を接地する。
【0014】また例えば40Vの出力直流電圧Voが得
られる出力直流電圧出力端子5を抵抗器15、可変抵抗
器16及び抵抗器17の直列回路を介して接地する。こ
の可変抵抗器16の可動子16aに得られる出力直流電
圧Voに比例した比較電圧をICより成る制御回路9の
誤差増幅器6の一方の入力端子に供給する。
【0015】また例えば12Vの出力直流電圧が得られ
る出力直流電圧出力端子13を逆流防止用のダイオード
18、抵抗器19及び定電圧を得るためのツェナーダイ
オード20の直列回路を介して接地すると共にこの抵抗
器19及びツェナーダイオード20の接続点を可変抵抗
器21を介して接地する。この可変抵抗器21の可動子
21aに得られる基準電圧VR をこの誤差増幅器6の他
方の入力端子に供給する。
【0016】この誤差増幅器6の出力側に得られる誤差
信号をパルス幅変調回路を構成する比較回路8の一方の
入力端子に接続する。また、7はパルス幅変調回路を構
成する鋸歯状波信号を発生する鋸歯状波発振器を示す。
この場合この鋸歯状波発振器7は外部同期用入力端子7
aよりの例えば水平同期パルスに同期した鋸歯状波信号
を発生する如くする。
【0017】この鋸歯状波発振器7よりの鋸歯状波信号
を比較回路8の他方の入力端子に供給し、この比較回路
8の出力側に出力直流電圧Voのレベルに反比例したパ
ルス幅のパルス幅変調信号を得る如くする。
【0018】この比較回路8の出力側即ちこの制御回路
9の出力側に得られるスイッチング信号としてのパルス
幅変調信号を駆動回路を構成するnpn形トランジスタ
22のベースに供給し、このトランジスタ22のコレク
タをスイッチング素子を構成する電界効果トランジスタ
2のゲートに接続すると共にこのトランジスタ22のコ
レクタをゲートとソースとが結合された電界効果トラン
ジスタ23よりなる定電流源回路を介して入力直流電圧
入力端子11に接続し、このトランジスタ22のエミッ
タを接地する。
【0019】本例においては、この入力直流電圧入力端
子11をゲートとソースとが結合された所謂ダイオード
接続の電界効果トランジスタより成る定電流源回路10
を介してダイオード18及び抵抗器19の接続点に接続
すると共にこのダイオード18及び抵抗器19の接続点
をICより成る制御回路9の内部に設けられたシャント
レギュレータ回路24の入力側に接続する。
【0020】この場合、このシャントレギュレータ回路
24は例えば2mAも電流があれば起動するので、この
定電流源回路10の定電流として例えば2mAとする。
【0021】このシャントレギュレータ回路24の出力
側に得られる電源をこの制御回路9の内部の誤差増幅器
6、鋸歯状波発振器7及び比較回路8等の電源として使
用する。この場合この制御回路9としては市販のICμ
PC1394を使用する。
【0022】本例は上述の如く構成されているので電源
が投入されたときは定電流源回路10を介して例えば2
mAの電流が制御回路9のシレントレギュレータ回路2
4に供給され、このシャントレギュレータ回路24が起
動し、制御回路9の誤差増幅器6、鋸歯状波発振器7及
び比較回路8等に電源が供給されるのでこの制御回路9
が動作し、出力直流電圧出力端子5及び13に夫々出力
直流電圧が得られ、その後、この出力直流出力端子13
よりの例えば12Vの直流電圧が逆流防止用のダイオー
ド18を介してこのシャントレギュレータ回路24に供
給され、このスイッチングレギュレータ回路が定常動作
をする。
【0023】定常時はこのシャントレギュレータ回路2
4は例えば10mA程度必要とする。
【0024】本例は上述の如く制御回路9の動作電流と
して、入力直流電圧Viを定電流源回路10を介してシ
ャントレギュレータ回路24に供給し、このシャントレ
ギュレータ回路24に得られる電源を使用しているの
で、入力直流電圧Viが大きく変動例えば9.5V〜3
2Vとなっても、この制御回路9に供給される電流は一
定例えば2mAであり、規格を越える電流が供給される
ことはない利益がある。
【0025】また本例による定電流源回路10は定電圧
回路での回路電流の如き無効の電流もない利益がある。
【0026】またこの定電流源回路としてゲートとソー
スが結合した電界効果トランジスタ10を使用したとき
にはピンチオフ電圧例えば2V以上で起動回路に電流が
流れ始めるので電源投入時の起動開始が早くなる利益が
ある。
【0027】尚本発明は上述実施例に限らず本発明の要
旨を逸脱することなく、その他種々の構成が採り得るこ
とは勿論である。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば制御回路の動作電源とし
て、入力直流電圧Viを定電流源回路10を介して得ら
れる電源を使用しているので、入力直流電圧Viが大き
く変動例えば9.5V〜32Vとなっても、この制御回
路9に供給される電流は一定例えば2mAであり、規格
を越える電流が供給されることはない利益がある。
【0029】また本発明による定電流源回路10は定電
圧回路での回路電流の如き無効電流もない利益がある。
【0030】またこの定電流源回路としてゲートとソー
スとが結合した電界効果トランジスタ10を使用したと
きにはピンチオフ電圧例えば2V以上で起動回路に電流
が流れ始めるので電源投入時の起動開始が早くなる利益
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明スイッチングレギュレータ回路の一実施
例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 トランス 1a 1次巻線 1b 2次巻線 2 電界効果トランジスタ 3,4,18 ダイオード 5,13 出力直流電圧出力端子 6 誤差増幅器 7 鋸歯状波発振器 8 比較回路 9 制御回路 10 定電流源回路 11 入力直流電圧入力端子 24 シャントレギュレータ回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力直流電圧が供給されるトランスの1
    次巻線と、 該1次巻線に直列接続されたスイッチング素子と、 上記トランスの2次巻線より整流回路を介して導出した
    出力端子と、 該出力端子に得られる出力直流電圧と基準電圧とを比較
    する誤差増幅器及び該誤差増幅器の出力側に得られる誤
    差信号に応じたパルス幅のスイッチング信号を得るパル
    ス幅変調回路を設けた制御回路とを有し、 該制御回路よりのスイッチング信号により上記スイッチ
    ング素子を制御して上記出力端子に安定した出力直流電
    圧を得るようにしたスイッチングレギュレータ回路にお
    いて、 上記制御回路の誤差増幅器、パルス幅変調回路の動作電
    源として、上記入力直流電圧を定電流源回路を介して得
    た電源を使用するようにしたことを特徴とするスイッチ
    ングレギュレータ回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスイッチングレギュレー
    タ回路において、上記定電流源回路は定電流ダイオード
    であることを特徴とするスイッチングレギュレータ回
    路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のスイッチングレギュレー
    タ回路において、上記定電流源回路はゲートとソースと
    が結合された電界効果トランジスタであることを特徴と
    するスイッチングレギュレータ回路。
JP5004941A 1993-01-14 1993-01-14 スイッチングレギュレータ回路 Pending JPH06217544A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004054080A1 (ja) * 2002-12-12 2004-06-24 Sanken Electric Co., Ltd. 直流電源装置
JP2011061953A (ja) * 2009-09-09 2011-03-24 Fuji Electric Holdings Co Ltd 多出力スイッチング電源装置

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WO2004054080A1 (ja) * 2002-12-12 2004-06-24 Sanken Electric Co., Ltd. 直流電源装置
US7239533B2 (en) 2002-12-12 2007-07-03 Sanken Electric Co., Ltd. DC power supply apparatus
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