JPH06213821A - 半導体ウェハの異物検査装置 - Google Patents

半導体ウェハの異物検査装置

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JPH06213821A
JPH06213821A JP799593A JP799593A JPH06213821A JP H06213821 A JPH06213821 A JP H06213821A JP 799593 A JP799593 A JP 799593A JP 799593 A JP799593 A JP 799593A JP H06213821 A JPH06213821 A JP H06213821A
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JP
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wafer
threshold value
chip
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reflected light
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JP799593A
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Masami Ikoda
まさみ 井古田
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異物検査に用いられる異物判定基準となる閾
値を、ウェハ毎、若くは同一ウェハ内のチップ毎に、最
適の値として、異物検査の精度を上げる。 【構成】 X−Yステージ11上の半導体ウェハ2の所
定領域に、レーザ照射装置21によりレーザが照射さ
れ、その反射光を反射光検出器22が検出する。該検出
器22は反射光に基いてウェハ表面の凹凸に応じた値を
有する明度信号を出力する。1チップ分の明度信号は記
憶器31に記憶され、次いで隣接チップの同一パターン
に係わる明度信号と比較され、演算器32にてその差分
が算出される。この差分は、比較器34にて閾値Tと比
較され、閾値以上のとき異物ありと判定される。閾値を
設定する処理が、上記異物検査前に行われる。この処理
ではウェハ上の所定のサンプリングチップにレーザが照
射され、この反射光に基いて、閾値設定記憶装置33
が、当該ウェハに適した閾値T、又はウェハ内のチップ
毎に適した閾値Tを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造技術さらに
は半導体ウェハ表面の異物検査に適用して特に有効な技
術に関し、例えば、ウェハ内で互いに隣接するチップの
パターンデータを比較し、この差異により異物の有無を
判定する2チップ比較法による異物検査に利用して有用
な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置を製造するに当たり、その製
造歩留りを上げるために主要製造プロセス終了毎に、配
線の断線/短絡の原因となるウェハ表面の異物検査が行
われる。かかる検査に用いられる異物検査装置は、例え
ば「ジェイ・ジェイ・エイ・ピー・シリーズ3、マイク
ロプロセス89;第371頁〜第376頁」にて公知と
なっている。この検査装置による異物検査は、概ね以下
の手順で行われる。 被検査物たる半導体ウェハの、特定チップの全面に異
物検査用のレーザを照射してその反射光の明度を反射光
検出器(例えばCCD撮像デバイス)により検出する。
そして、これに隣接するチップの全面に同様にレーザを
照射しその反射光の明度を検出する。 2つのチップの同一パターンから反射された夫々の反
射光の明度を表す信号(明度信号)を互いに比較し、明
度の差分を表す検査信号を得る。 このようにして得られた検査信号が表わす明度の差分
が所定の閾値より低いか否かを判定し、閾値をより低い
ときには異物がないと判定し、閾値より高いならばウェ
ハ上に異物が付着していると判定する。 このような手法により異物の有無が判定できるのは、互
いに比較される2つのチップには同一のパターンが形成
され、同一箇所から得られた反射光の明度は略同一の値
となり、仮に異物が付着していないのであれば、上記差
分を表わす検査信号は、「0」又はこれに近い値を表す
はずだからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た技術には、次のような問題のあることが本発明者らに
よってあきらかとされた。即ち、検査対象の半導体ウェ
ハは、各ウェハ毎に加工精度が異なる。更には、同一ウ
ェハに形成されたチップ間でも、形成される位置によっ
て加工精度も異なってくる。このようにウェハ毎に加工
精度が異なるとき、又は同一ウェハ内の異なるチップ毎
に加工精度が異なる時には、仮に同一パターンにレーザ
光を照射してもその反射光の明度が僅かに異なることと
なる。また、ウェハ表面に形成される配線層等の膜質
(例えば粗密さ)もウェハの中心部分と外周部分とでは
異なることも知られており、このような場合にも反射光
の明度が異なってくる。従って、上記従来の異物検査法
をそのまま利用した場合、上記加工精度又は膜質の違い
による反射光の明度の差異を誤って異物と判定する虞が
生じる。このため、2チップ比較法では、検査対象とな
るウェハの加工精度や、膜質の差異によって発生し得る
明度の最大値を考慮して、異物判定用の閾値をこの値よ
り大きく設定し、上記原因により生じた明度差を異物と
誤判定しないようにしていた。
【0004】しかしながら、上記のように閾値を、下地
の加工精度や膜質の差異により生じ得る明度差の最大の
ものに合わせて設定すると、微細な異物により明度差が
生じても、これを異物と判定することができず、異物判
定の精度向上が図れない。本発明はかかる事情に鑑みて
なされたもので、異物の有無の判定基準となる閾値を、
検査対象となるウェハ毎、若くは同一ウェハの異なるチ
ップ毎に、最適の値とし、もって、精度の高い異物検査
を可能にした異物検査装置を提供することをその主たる
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。即ち、本発明の半導体ウェハの異物検査装
置は、試料台に搭載された半導体ウェハの所定領域に光
線を照射する光線発生源と、当該反射光を検出してウェ
ハ表面の凹凸に応じた値を有する検査信号を出力する反
射光検出手段と、前記検査信号が表す値が所定の閾値よ
り大きか否かに応じて当該ウェハ上の異物の有無を判定
する異物判定手段と、前記ウェハの特定領域で求められ
た前記検査信号に基いて前記閾値を決定する閾値決定手
段とを具えたものである。
【0006】
【作用】異物の有無の判定に用いられる、反射光の明度
に係わる検査信号の閾値が、検査対象となるチップ、若
くはウェハの加工精度、製造時に生じる膜質のバラツキ
等に応じて適宜決定されるので、ウェハ上の異物の判定
を精度良く行なうことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。図1は、本実施例の2チップ比較による異
物検査を行うための異物検査装置1の概略を示す説明図
である。この図に示すように、異物検査装置1は、試料
台(X−Yステージ)を移動させるための駆動系10
と、レーザ照射装置を中心とした光学系20と、レーザ
反射光を検出して検出結果を処理する信号処理系30と
に分けられる。
【0008】このうち駆動系10は、搭載された検査対
象(ウェハ)2をX方向に高速スキャン,Y方向にステ
ップ移動させるためのX−Yステージ(試料台)11、
このステージの移動を実行するための駆動装置12、該
駆動装置12にステップ移動のための制御信号を出力す
るX−Yステージ制御装置13とを具えている。この駆
動系10の働きによって、例えばステージ11のレーザ
照射位置Aにある特定のチップに対する光線の照射/当
該反射光の測定が行われた後、X方向移動が行われて、
これに近接する他のチップが照射位置Aに移動され、こ
れに対する光線の照射/当該反射光の測定が行われるこ
ととなる。このような光線の照射/反射光の測定は、ウ
ェハ上の全チップに対して順次行われる。
【0009】前記光学系20は、X−Yステージ11上
のレーザ照射位置Aにあるチップに、レーザ光線を照射
する異物検査用レーザ照射装置21、このときの反射光
を検出してその明度に応じた値を有する電気信号(明度
信号)を出力する反射光検出器(例えばCCDからな
る)22、チップからの反射光を当該反射光検出器22
の検出部(図示省略)に集束させる対物レンズ23、対
物レンズ23と反射光検出器22との間に介在されて自
動焦点装置(図示省略)に焦点合わせのための反射光を
送るミラー24を具えてなる。
【0010】又、信号処理系30は、前記反射光検出器
22から送られてくる1チップ分の明度信号をまとめて
記憶することができる記憶器31、この記憶器に記憶さ
れた前回検出の1チップ分の明度信号と今回検出の隣接
チップの明度信号との差分を演算する演算器32、検査
の前段階で行われる後述の「閾値設定記憶処理」で得ら
れた閾値データを記憶する閾値設定記憶装置33、及
び、上記演算器32によって得られた差分を表す信号と
閾値設定記憶装置33から送られてくる閾値信号とを比
較して異物の大きさ、又はその有無の判定を行なう比較
器34を具えてなる。このうち、前記比較器34には、
検査結果出力装置40(表示制御装置41及び表示器
(CRT)42)が接続されており、この出力装置40
は、比較器34からの異物判定信号と、前述のX−Yス
テージ制御装置13から送られてくる、X−Yステージ
の位置データとに基いて、当該ウェハの何れの位置に異
物が付着しているか、更にはその大きさを判断し、これ
をCRT42に表示して作業者に知らしめるようになっ
ている。
【0011】次に、上記閾値設定記憶装置1によるウェ
ハ毎の「閾値設定記憶処理」の手順について説明する。
図2は、当該ウェハ2に固有の閾値を設定するためのサ
ンプリングチップC1〜C6の選択パターンを示す平面図
である。このサンプリングチップC1〜C6を用いた「閾
値設定記憶処理」は、異物検査実行前に行われる。この
処理を行うことによって、当該ウェハ2の下地の加工精
度や、ウェハ表面の膜質の粗密等によって生じる反射光
の明度の差異を、予め加味した閾値を設定することがで
きる。
【0012】この閾値の決定は以下の手順で行われる。
即ち、閾値設定記憶装置33により検査対象となってい
るウェハ2からサンプリングチップC1〜C6が選択され
ると(図中斜線で示すチップ)、そのチップの位置を表
す信号が閾値設定記憶装置33からX−Yステージ制御
装置13に送られる。この信号を受けたX−Yステージ
制御装置13は、選択された1つのサンプリングチップ
(例えばC1)がレーザ照射位置となるように、駆動装
置12に制御信号を送ってX−Yステージ11の移動を
行う。その後、当該チップC1にレーザが照射され、そ
の反射光が、反射光検出器(CCD)22によって、そ
の明度を表わす信号(明度信号)として検出され、その
値が記憶器31に記憶される。
【0013】当該サンプリングチップC1全面に対する
明度信号の検出及びその記憶が終了すると、記憶終了を
表わす信号が、設定記憶装置33を介してX−Yステー
ジ制御装置13に送られる。これを受けたX−Yステー
ジ制御装置33は、当該チップC1と比較すべきチップ
(例えば隣接するチップC11)が、レーザ照射位置Aに
来るように、駆動装置12に制御信号を出力する。この
一連の制御により比較されるチップC11がX−Yステー
ジの照射位置になると、上記と同様の手順で、該チップ
11全面に対する反射光の明度信号の検出/記憶が行わ
れる。
【0014】上記サンプリングチップC1に係る明度信
号と、これと比較されるチップC11の明度信号は共に演
算器32に送られ、この中で2つの明度信号が比較され
る。尚、この明度信号の比較は、同一パターンに対する
反射光の明度信号について行われる。そして、チップ全
面に関しての2つの明度信号の比較が行われるとその差
分が平均化され、当該チップC1の差分L1が求められ
る。このような2チップ比較法では、仮に、両方のチッ
プC1,C11の反射の具合いが全面に亘って全く同一で
あるならば、2つの明度信号が相殺されその差分L1
「0」になる。しかしながら実際の検査では、チップの
位置に起因する2つのチップC1,C11の下地の差、或
は、形成された膜質の、ウェハ内での不均一さに起因す
る明度差が現れる。以下、同様に、サンプリングされた
全てのチップ(C2〜C6)に対して、隣接チップとの明
度信号の差分(L2〜L6)が演算され、その値が逐次、
閾値設定記憶装置33に記憶される。
【0015】閾値設定記憶装置33は、これらのチップ
毎に求められた差分L1,L2,L3…,Lnを例えば次式
に代入して算出し、これを当該ウェハ固有の閾値の基準
値TBとして設定/記憶する。 TB=(L1+L2+L3…+Ln)/n ここでnはサンプリング数(図2の例ではn=6)を表
わす。尚、基準値Tを算出する上記算出式では、サンプ
リングチップ自体には異物が付着していないものと想定
しているが、サンプリングチップに異物が付着してる場
合に備えて、著しく大きな差分Lが生じたときには、こ
れを演算から除外する等の演算処理を行ってもよい。
【0016】そして、実際にウェハ上の異物検査を行う
ときには、このようにして得られた基準値TBに一定マ
ージンΔTを加えたものが、閾値Tとしてその判定に用
いられる。尚、以上の説明では、1つのサンプリングチ
ップに係る明度信号の差分を、これに隣接するチップと
の比較により求めたが、サンプリングチップ同士を比較
して明度信号の差分を算出し、これに基いて閾値を決定
してもよい。
【0017】上記手法によれば、半導体ウェハ毎にその
閾値Tを決定するので(図3参照)、従来、製造時のロ
ットの中でその差分が一番大きいウェハ(図3のウェハ
No3)にの閾値TMAX1に合わせてたものを、夫々のウ
ェハ毎の最適値に置き換えて検査の精度を上げることが
できるようになる。
【0018】次に、閾値設定記憶装置33によってチッ
プ毎に最適の閾値を設定/記憶する手順について説明す
る。上記したウェハ毎の閾値の設定/記憶と同一の手順
で、所定のサンプリングチップ(例えばC1)全面に係
る明度信号が記憶され、その後、これに隣接したチップ
11全面に係る明度信号が記憶器31に記憶されると、
演算器32によって同一パターンについての反射光の明
度の比較が順次行われ、1つのチップの全面について演
算された差分L1が平均化される。閾値設定記憶装置3
3は、当該差分L1に所定のマージンを付加したものを
閾値T1とし、この値を、X−Yステージ制御装置13
から送られてくるチップC1の位置データに対応させて
記憶する。
【0019】このように記憶されたチップ(C1〜C6
毎の閾値(T1〜T6)は、異物判定において以下のよう
に用いられる。例えば、図2のチップC31とこれに隣接
するチップC32とを比較して異物判定を行うときには、
これらのチップから得られた明度信号の差分を求め、当
該チップに一番近いサンプリングチップ(例えばC3
の閾値T3と比較し、この閾値より小さいときには異物
なし、閾値より大きいときには異物有りと判定するよう
になっている。尚、2チップ比較法では、明度信号の比
較を行った場合、異物が付着している側の明度信号が残
るため、2つのチップの何れに異物が生じているかを、
2つのチップの比較だけで判定することができる。上記
手法によれば、半導体ウェハ内のチップ毎にその閾値T
を決定するので(図4参照)、従来、ウェハ内でその差
分が一番大きいチップ(図4のウェハNo2)の閾値T
MAX2に合わせていたものを、異物検査される夫々のチッ
プに一番近いサンプリングチップの閾値に置き換えるこ
とで、異物検査の精度を向上させることができる。
【0020】以上説明したように、本実施例の異物検査
装置は、ウェハ上の一方のチップに照射されたレーザ光
線の反射光の明度を検出し、他方のチップの当該同一パ
ターンに照射されたレーザ光線の反射光の明度を検出
し、これらの検出結果を互いに比較し、その差分を所定
の閾値と比較してウェハ上に異物が付着しているか否か
を判定するに当たり、その閾値を、予め当該ウェハの特
定のサンプリングチップに係わる明度の比較を行ってお
き、その比較結果に基いて決定しているので、ウェハ毎
に生じる下地の加工精度や、膜質の差異による反射光の
明度差の影響を受けることなく、精度の良い異物検査が
可能となる。又、閾値を、同一ウェハ内のサンプリング
チップ毎に設定しているので、チップ毎に生じ得る加工
精度、膜質の差異による反射光の明度差の影響を受ける
ことなく精度の良い異物検査が可能となる。
【0021】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、本
実施例では、異物検査をするに当たり、2つのチップを
比較する所謂2チップ比較法による異物検査を行う例を
示したが、光学系を用いた他の検査法、例えば偏光をウ
ェハ面に照射してその表面の凹凸を検知する方法等にも
本発明は適用可能である。又、本実施例では、2つのチ
ップを比較するに当たり、互いに隣接するチップ同士を
比較する例を示したが、当該チップから離れたチップと
比較して、その反射光の明度差を求めて閾値を設定して
もよい。この場合には、これらの中間に位置するチップ
の異物判定には、補間計算により求めた閾値を用いれば
よい。又、本実施例では、閾値の算出時に、2つのチッ
プの全面比較によって得られた明度差を平均化し、サン
プリングチップ毎に得られた値を更に平均化し、この値
に基いてウェハ固有の閾値を決定する例を示したが、上
記比較による明度差を全てのサンプリングチップに関し
て記憶しておき、その値を一括して平均化し、これに基
づいて当該閾値を算出してもよい。又、平均値を算出す
るに当たって、チップの位置に応じて平均化の重みを異
ならせてもよい。又、本実施例では、閾値を設定するに
当たり、サンプリングチップの全面に亘って反射光の明
度差を検出したが、チップの特定箇所の明度差を検出
し、この結果に基いて閾値を決定してもよい。又、上記
実施例では、レーザ光線を用いてウェハ表面の異物の有
無を判定する装置について説明したが、他の輻射線を用
いた検査装置にも適用できる。以上の説明では主として
本発明者によってなされた発明をその背景となった利用
分野である半導体ウェハ表面の異物検査に適用した場合
について説明したが、この発明はそれに限定されるもの
でなく、光学系を用いた異物検査一般に利用することが
できる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、異物判定に用いられる
閾値が、ウェハ毎の最適値、或はチップ毎の最適値に設
定されるので、ウェハ表面に付着した異物の有無の判定
が精度良く行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の2チップ比較による異物検査を行う
ための異物検査装置1の概略を示す説明図である。
【図2】ウェハに固有の閾値を設定するためのサンプリ
ングチップC1〜C6の選択パターンを示す平面図であ
る。
【図3】ウェハ毎に設定された閾値Tの値を示すグラフ
である。
【図4】チップ毎に設定された閾値Tの値を示すグラフ
である。
【符号の説明】
1 異物検査装置 2 ウェハ(検査対象) 10 駆動系 11 X−Yステージ(試料台) 13 X−Yステージ制御装置 20 光学系 21 異物検査用レーザ照射装置(照射装置) 22 反射光検出器(CCD) 30 信号処理系 31 記憶器 32 演算器 33 閾値設定記憶装置 34 比較器 C1〜C6 サンプリングチップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料台に搭載された半導体ウェハの所定
    領域に光線を照射する照射手段と、当該反射光を検出し
    てウェハ表面の凹凸に応じた値を有する検査信号を出力
    する反射光検出手段と、前記検査信号が表す値が所定の
    閾値より大きか否かに応じて当該ウェハ上の異物の有無
    を判定する異物判定手段とを有する異物検査装置におい
    て、ウェハの特定領域で求められた前記検査信号に基い
    て前記閾値を決定する閾値決定手段を具備したことを特
    徴とする半導体ウェハの異物検査装置。
  2. 【請求項2】 前記検査信号は、同一半導体ウェハ上の
    2つの相異なるチップの同一パターンに光線を照射して
    得られた2つの反射光の明度信号の差分を表す信号であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の半導体ウェハの異
    物検査装置。
  3. 【請求項3】 前記閾値決定手段は、半導体チップ毎に
    異なる閾値を決定することを特徴とする請求項1又は2
    に記載の半導体ウェハの異物検査装置。
JP799593A 1993-01-21 1993-01-21 半導体ウェハの異物検査装置 Pending JPH06213821A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006284433A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Tokyo Seimitsu Co Ltd 外観検査装置及び外観検査方法
JP2006351667A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Sharp Corp 情報管理システム
WO2008047422A1 (fr) * 2006-10-18 2008-04-24 Casio Micronics Co., Ltd. Procédé pour inspecter un schéma de câblages et système conçu à cet effet
CN106645196A (zh) * 2016-12-15 2017-05-10 广东威创视讯科技股份有限公司 投影镜头的灰尘检测装置及灰尘清除装置

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