JPH06212141A - 定着剤 - Google Patents

定着剤

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JPH06212141A
JPH06212141A JP5274973A JP27497393A JPH06212141A JP H06212141 A JPH06212141 A JP H06212141A JP 5274973 A JP5274973 A JP 5274973A JP 27497393 A JP27497393 A JP 27497393A JP H06212141 A JPH06212141 A JP H06212141A
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JP
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group
composition according
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isocyanate
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JP5274973A
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David Alan Taylor
アラン テイラー デヴィッド
Steven Andrew Allen
アンドリュー アレン スティーヴン
Glen Richard Ryan
リチャード ライアン グレン
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Novartis AG
Original Assignee
Ciba Geigy AG
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/08Processes
    • C08G18/10Prepolymer processes involving reaction of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen in a first reaction step
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J175/00Adhesives based on polyureas or polyurethanes; Adhesives based on derivatives of such polymers
    • C09J175/04Polyurethanes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L2666/00Composition of polymers characterized by a further compound in the blend, being organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials, non-macromolecular organic substances, inorganic substances or characterized by their function in the composition
    • C08L2666/28Non-macromolecular organic substances
    • C08L2666/44Silicon-containing compounds

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  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】ポリウレタン樹脂と、定着剤として、式I
(Z:m+n個のイソシアネート基を含む脂肪族、芳香
族又は複素環式ポリイソシアネートより誘導される有機
基;m:1以上の値;n:0以上の値;m+n:2以上
の値;Y:O又はS;X:O、S又はN−C1 〜C4
ルキル基;R1 :C1 〜C8 アルキレン基;R2 :C1
〜C4 アルキル基又は2個一緒になってC1 〜C4 アル
キレン残基;R3 :C1 〜C4 アルキル基又はフェニル
基;q:0ないし2の値)の化合物より成る接着剤組成
物。 【効果】ポリウレタン接着剤において優れた定着剤特性
を発揮しかつ改良された貯蔵安定性を有するものであ
り、その上安価な出発物質から容易に製造することがで
きる。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シラン定着剤を含有す
る新規な接着剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】種々の支持体、例えばガラス、プラスチ
ックまたは金属の上への硬化ポリウレタンの固有接着
は、多くの技術的適用において不十分であることが証明
されている。これは結果として、ポリウレタンと支持体
との間で良好な結合が得られることを可能とするところ
のプライマーの使用を導く。高い湿度、高められた温度
および高い機械的応力は、生じる結合についてあまり効
果を有しないことが見出されている。
【0003】“Silane Coupling Agents”Plueddemann
等、Plenum Press, NY(1982)においては、アミノアルキ
ルアルコキシシランが適するプライマーとして提案され
ている。アミノシラン定着剤それ自体は、理論的には最
も効果的な定着剤であるが、そのアミノ基がポリウレタ
ンのイソシアネート基と反応するので、非変性の形態
で、湿分硬化ポリウレタンのために配合された定着剤と
して、使用することができないということが解釈され
る。結論として、種々の変性アミノシラン、例えばアミ
ノアルキルシランのケチミンおよびアルジミンは、 EP
164520において、ポリウレタン接着剤への添加のためと
して提案されており、またポリウレタン接着剤の貯蔵安
定性を害しないことが見出されている。
【0004】米国特許第 4963636号においては、式
【化5】 (式中、R1 およびR2 のうちの一方は -N=C=Oを
表わしそして他方は
【化6】 (式中、R3 は炭素原子数1ないし4のアルキル基また
はフェニル基を表わす。)を表わす。)を有するシリコ
ン変性イソホロンイソシアネートが記載されている。こ
れらの変性イソシアネートは一成分または二成分ポリウ
レタン接着剤のための定着剤として有用である。
【0005】EP 406160 においては、式
【化7】 [式中、R1 は炭素原子数2ないし3のアルキレン基を
表わし、R2 は水素原子、所望によりOH、CNまたは
【化8】 により置換された炭素原子数1ないし6のアルキル基を
表わすか、または炭素原子数2ないし6のアルケニル基
を表わし、R3 は炭素原子数1ないし4のアルキル基を
表わすかまたは2個の基R3 が一緒になって炭素原子数
1ないし4のアルキレン基を形成し、R4 は炭素原子数
1ないし4のアルキル基またはフェニル基を表わし、q
は0ないし2の範囲内の値を表わし、Eは式
【化9】 (式中、R5 は水素原子または炭素原子数1ないし4の
アルキル基を表わしそしてR6 は水素原子を表わすか、
またはR5 およびR6 は一緒になって炭素原子数4ない
し8のアルキレン基を表わす。)で表わされる残基を表
わすか、またはEは、R2 とともに、残基
【化10】 (式中、R7 は水素原子、炭素原子数1ないし4のアル
キル基または
【化11】 (式中、R3 、R4 およびqはこれらの上記の意味を有
し、そしてR9 は炭素原子数1ないし8のアルキレン基
を表わす。)を表わし、R8 は残基
【化12】 (式中、R10は水素原子または炭素原子数1ないし4の
アルキル基を表わしそしてR11は水素原子を表わすか、
またはR10およびR11は一緒になって炭素原子数4ない
し8のアルキレン基を表わす。)を表わす。)を表わ
し、Aは
【化13】 (式中、rは1、2または3を表わす。)を表わし、p
は0または1を表わし、Yは酸素原子または硫黄原子を
表わし、Tは残基
【化14】 、残基
【化15】 または、R7
【化16】 を表わしそしてmが≧2の値を表わすとき、Tはm価の
残基Zを表わし、これら式中、それぞれ、R3 、R4
9 、Yおよびqはこれらの上記の意味を有し、Xは -
S- または -NH- を表わし、Zは少なくとも2個のN
CO- 基またはNCS- 基を有するポリイソシアネート
またはポリイソチオシアネートから誘導された有機残基
を表わし、nは≧1を表わし、そしてmは≧1を表わ
す。]を有する新規化合物が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これら化合物は、1成
分または2成分ポリウレタン樹脂の接着剤、封止剤、ラ
ッカーおよび絶縁剤における定着剤として、硬化速度を
損ねることなくまたはそれを増大するとともに、ガラ
ス、ラッカー仕上の鋼鉄およびプラスチック上での付着
性が有意に増大する限り、使用することができる。
【0007】EP 406160 の実施例4においては、式
【化17】 で表わされる化合物が記載されている。
【0008】この十分に反応されたポリイソシアネート
化合物は、21.6%のイソシアネート分を有する一部
三量化されたヘキサメチレンジイソシアネート(Desmod
ur N3200 Bayer A. G.)を3−メルカプトプロピルトリ
メトキシシランおよびN−メチル−3−(2−メチルプ
ロピルイミノ)−プロピルアミンと反応させることによ
り、生成される。
【0009】本発明者は、今、安価な出発物質から容易
に製造することができ、ポリウレタン接着剤において優
れた定着剤特性、並びに向上した貯蔵安定性を有すると
ころのある種の一部シリコン変性されたポリイソシアネ
ートを見出した。
【0010】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明は、
ポリウレタン樹脂と、定着剤として、式I
【化18】 (式中、Zはm+n個のイソシアネート(NCO)基を
含む脂肪族、芳香族または複素環式ポリイソシアネート
より誘導されるところの有機基を表わし、mは1より大
きいかまたは1と等しい値、好ましくは1、2または3
を表わし、nは0より大きいかまたは0と等しい値、好
ましくは0、1、2または3を表わし、m+nは2より
大きいかまたは2と等しい値、好ましくは2、3または
4を表わし、YはOまたはS、好ましくはOを表わし、
XはO、SまたはN−炭素原子数1ないし4のアルキル
基、好ましくはSを表わし、R1 は炭素原子数1ないし
8のアルキレン基を表わし、R2 は炭素原子数1ないし
4のアルキル基を表わすかまたは2個の基R2 は一緒に
なって炭素原子数1ないし4のアルキレン基を形成し、
3 は炭素原子数1ないし4のアルキル基またはフェニ
ル基を表わし、そしてqは0ないし2の値、好ましくは
0を表わす。)で表わされる化合物より成る接着剤組成
物を提供するものである。
【0011】R1 は炭素原子数1ないし8のアルキレン
基を表わすとき、それは例えば枝分れしていてよいが、
それは好ましくは線状である。かかるアルキレン基R1
の例は、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、トリ
メチレン基、テトラメチレン基、2−メチル−1,3−
トリメチレン基、ペンタメチレン基、2−メチル−1,
4−テトラメチレン基、3−プロピル−1,3−トリメ
チレン基、1,6−ヘキサメチレン基、1,7−ヘプタ
メチレン基、1−オクタメチレン基および2−エチル−
1,2−ヘキサメチレン基、特にはトリメチレン基であ
る。
【0012】2個の基R2 によって形成される炭素原子
数1ないし4のアルキレン基は、枝分れしていてよい
が、好ましくは線状である。その例には、メチレン基、
エチレン基、プロピレン基、トリメチレン基、テトラメ
チレン基および2−メチル−1,3−トリメチレン基が
該当する。
【0013】炭素原子数1ないし4のアルキル基R1
しくはR3 またはN−炭素原子数1ないし4のアルキル
基Xの炭素原子数1ないし4のアルキル成分は、例えば
メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル
基、n−ブチル基、イソブチル基または第三ブチル基、
特にメチル基を表わす。
【0014】基Zは、少なくとも2個のイソシアネート
基を含有するポリイソシアネートから誘導される。ポリ
イソシアネートは、種々の通常の技術の全てにより製造
することができる。
【0015】例えば、ポリアミン、例えばアミン末端−
ポリエーテルポリオールはホスゲンと反応させることが
できる。;またはジイソシアネートはオリゴマー化する
ことができる。例えばヘキサメチレンジイソシアネート
は一部加水分解してビウレット含有−生成物(例えば B
ayerからの Desmodur N100)にすることができる。;ま
たはジイソシアネートは例えばヘキサメチレンジイソシ
アネートは一部三量化して、イソシアヌレート環を含む
ところのより高官能のポリイソシアネート(例えば Bay
erからの Desmodur N3200 )を形成することができ
る。;またはジイソシアネートは、これらを少なくとも
3個の官能価を有する多官能H酸性化合物、例えばトリ
オール、テトラオール、ペンタオール、トリアミンまた
はテトラアミンと反応させることにより鎖長を長くする
ことができる。
【0016】こうして得られたポリイソシアネートは本
発明の式Iで表わされる化合物を製造するのに直接使用
することができ、または、それは最初にジオール、ポリ
オール、ジアミンまたはポリアミンと反応させてNCO
- 末端プレポリマーを形成することができる。
【0017】式Iで表わされる化合物を製造するのに有
用なジイソシアネートは、例えば、脂肪族、一環式もし
くは二環式芳香族化合物または複素環式化合物、例え
ば、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリメチルヘキ
サメチレンジイソシアネート、フェニルジイソシアネー
ト、トルイレンジイソシアネート、キシリレンジイソシ
アネート、テトラメチルキシリレンジイソシアネート、
ジフェニルメタンジイソシアネートまたはナフチレンジ
イソシアネートでありうる。
【0018】好ましくはZは、脂肪族、脂肪芳香族、芳
香族または複素環式のものより誘導される。基Zは一種
またはそれ以上のアミド基、エステル基、エーテル基、
ウレタン基、チオウレタン基、イソシアネート基、ウレ
ア基またはビウレット官能基を含有することができる。
式Iで表わされる化合物のうち特に好ましいものは、Z
が2個またはそれ以上のNCO基を有する脂肪族または
複素環式ポリイソシアネートより誘導され、該Zは1種
または2種のアミド基、エステル基、エーテル基、ウレ
タン基、チオウレタン基、イソシアネート基、ウレア基
またはビウレット官能基を含有しうるところのものであ
る。
【0019】さらに、式Iで表わされる化合物における
Zがエーテル酸素原子を含むとき、かかる化合物はモノ
エーテルまたはオリゴエーテル、例えば式
【化19】 または
【化20】 (これら式中、yは1ないし80、好ましくは1ないし
20の整数を表わす。)で表わされる基でありうる。
【0020】さらに、式Iで表わされる化合物における
Zがカルバメート基をもつとき、該化合物は、ポリオー
ルをイソシアネート基を含む化合物と反応させることに
より得られるところの誘導体である。また基Zには、1
個またはそれ以上のウレタン基並びに1個またはそれ以
上のチオウレア基を含むところの基、例えば式
【化21】 または
【化22】 (これら式中、Pはポリオールの基を表わす。)で表わ
される結合基を含むところの基が該当するものと理解す
べきである。
【0021】さらに、式Iで表わされる化合物における
Zがウレア基をもつとき、式Iで表わされる該化合物
は、ポリアミンをイソシアネート基を含む化合物と反応
させることにより得られるところの誘導体である。基Z
は、1個またはそれ以上のウレア基を含むことができ、
そして、式
【化23】 (式中、PAはポリアミンの残基を示す。)で表わされ
る結合基を含むところの基が該当する。
【0022】ヒドロキシル末端−ポリエーテルまたはポ
リエステルもまたポリオールとしての用途に適する。
【0023】式Iで表わされる好ましい化合物において
は、基Zは2個のエステル官能基、カルバメート官能
基、イソシアネート官能基、ウレア官能基またはビウレ
ット官能基を含み、そして、特に好ましい化合物におい
ては、1個のかかる官能基を含有する。エーテル官能基
は、上述したように、オリゴエーテル結合基を形成する
ことができるので、ここでは例外ということになってい
る。従って、かかる化合物は、80個まで、好ましくは
20個までの、エーテル官能基を含有することができ
る。
【0024】式Iで表わされる化合物の特定の例は、以
下の表に記載されたものである。
【表1】
【0025】本発明に使用された式Iで表わされる化合
物は、それ自体よく知られている方法により製造するこ
とができる。
【0026】シラン出発物質は知られた化合物であり、
確かにいくつかは商業ベースで入手することができる。
これら出発物質について更なる案内は、“Silane Coupl
ingAgents”Plueddemann 等(同上)において見出すこ
とができる。
【0027】ポリイソシアネート出発物質はしばしば市
販にて入手できる。そうでないものは、例えば米国特許
明細書第 3492330号、同 3394164号および同 3567763
号、英国特許明細書第 889050 号、同 956474 号、同 9
94890 号および同 1072956号、ドイツ国特許明細書第 1
101394号、同 1022789号、同 1222067号、同 1231688号
および同 1027394号、ドイツ国特許公開明細書第 19290
34号および同 2004048号、ベルギー国特許第 723640 号
に記載されているように、周知である方法により製造す
ることができる。
【0028】ポリイソシアネートとシラン出発物質との
反応は、普通溶媒の不存在下で行なわれる。しかしなが
ら、所望により、例えば反応混合物の粘度を変えるため
に、不活性溶媒を使用することができる。全てのヒドロ
キシル基非含有溶媒、例えば芳香族炭化水素例えばトル
エンまたはキシレン、シクロヘキサノン、またはハロゲ
ン化炭化水素例えば1,2−ジクロロ−エタンを使用す
ることができる。
【0029】反応は普通15℃ないし200℃、好まし
くは30℃ないし140℃の範囲内の温度にて行なわれ
る。
【0030】触媒は不可欠ではないけれども、所望によ
り、触媒を使用することができる。かかる触媒の例は、
トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、N,N,
N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン、1,4−
ジアゾビシクロ[2,2,2]オクタンまたは有機錫化
合物例えばカルボン酸第一錫、例えば酢酸第一錫、オク
タン酸第一錫またはラウリン酸第一錫、またはジアルキ
ル錫カルボキシレート例えばジブチル錫ジアセテートま
たはジオクチル錫ジアセテートまたはジブチル錫ジラウ
レートである。
【0031】シランとポリイソシアネート反応体との相
対的な量は、式Iで表わされる最終生成物が任意に遊離
イソシアネート基を含有するように選択される。従っ
て、最終の定着剤のイソシアネート分は、30ないし0
%の範囲に、好ましくは20ないし0%の範囲にそして
より好ましくは15ないし0%の範囲にある。
【0032】既に指摘したように、式Iで表わされる化
合物は、二成分または一成分ポリウレタン樹脂におけ
る、そして、接着剤、封止コンパウンド、塗料または絶
縁材としての用途が見出されるところの特に湿分硬化
(一成分)ポリウレタン樹脂における定着剤として有用
である。
【0033】これら支持体に配合された定着剤としての
式Iで表わされる化合物の使用は、例えば自動車のフロ
ントガラスまたはヘッドランプの結合において、プライ
マーを用いた結合表面のすべての前処理を不必要なもの
にする。
【0034】支持体が湿分硬化ポリウレタンであると
き、それはさらに、主成分として、多官能イソシアネー
トおよび/またはポリウレタンプレポリマー、例えば芳
香族、脂肪族一環式または多環式 多官能イソシアネー
ト化合物を含有する。よって、本発明の第一の態様にお
いては、トルイレンジイソシアネートまたはジフェニル
メタンジイソシアネートが芳香族イソシアネート化合物
として使用することができる。工業上のジフェニルメタ
ンジイソシアネートは、より高官能のジイソシアネート
の内容物を有しそして2より大きいイソシアネート基官
能価を有するが、特に適するものである。さらに適する
脂肪族ジイソシアネートは、キシリレンジイソシアネー
トである。2またはそれ以上の官能価を有する広範囲の
脂肪族イソシアネートを使用することもさらに可能であ
る。この関連において、イソホロンジイソシアネートお
よびジシクロヘキシルメタンジイソシアネートは環式脂
肪族ジイソシアネートの実例である。更なる例は、ジア
ミンのホスゲン化により得られる脂肪族線状ジイソシア
ネート、例えばテトラメチレンジイソシアネートまたは
ヘキサメチレンジイソシアネートである。
【0035】本発明の好ましい態様は、多官能イソシア
ネート化合物の代わりにポリウレタンプレポリマーを使
用することより成る。この関係において、プレポリマー
は、過剰の多官能イソシアネートと多官能アルコールと
の付加物、例えば上記の芳香族または脂肪族ジイソシア
ネートのうちの一種とエチレングリコール、プロピレン
グリコール、グリセロール、トリメチロールプロパンま
たはペンタエリスリトールとの反応生成物を意味するも
のと理解すべきである。またジイソシアネートとポリエ
ーテルポリオール、例えばポリエチレンオキシドより誘
導されたかまたはポリプロピレンオキシドより誘導され
たポリエーテルポリオールとの反応生成物を使用するこ
とができる。分子量が200ないし10,000、好ま
しくは500ないし3000の範囲にあるポリエーテル
ポリオールより誘導されたポリウレタンプレポリマー
は、より好ましい。かかる多数のポリエーテルポリオー
ルはポリウレタン化学の分野における当業者に知られて
いる。
【0036】それらは多数の供給者から入手可能であり
そして末端基分析から算出されうるところのその分子量
(数平均)により特徴付けられる。さらに適するポリエ
ーテルポリオールは、ポリテトラヒドロフランから誘導
されるものである。
【0037】ポリエーテルポリオールを使用する代わり
に、ポリエステルポリオールを使用することもまた可能
である。適するポリエステルポリオールは多官能酸と多
官能アルコールとの反応生成物、例えば脂肪族および/
または芳香族ジカルボン酸と多官能アルコールとから誘
導され2ないし4の官能価を有するポリエステルであ
る。したがって、一方においてアジピン酸、セバシン
酸、フタル酸、ヒドロフタル酸および/またはトリメリ
ット酸と、他方においてエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ネオペンチルグリコール、ヘキサングリ
コール、グリセロールおよび/またはトリメチロールプ
ロパンとのポリエステルを使用することができる。特に
適するものは、500ないし5000、好ましくは60
0ないし2000の範囲内の分子量(数平均)を有する
ポリエステルポリオールである。さらに適するものは、
カプロラクトンと2ないし4の官能価を有するアルコー
ルとの重付加物、1ないし5モルのカプロラクトンと1
モルのエチレングリコール、プロピレングリコール、グ
リセロールおよび/またはトリメチロールプロパンとの
重付加物である。
【0038】さらに適する種類の多官能アルコールはポ
リブタジエノールの種類である。これらアルコールは、
ブタジエンから誘導されたオリゴマーでありそしてOH
末端基を含む。適する生成物は、200ないし400
0、好ましくは500ないし3000の分子量範囲内に
あるものである。シロキサンプレポリマーもまた、好ま
しくは他のプレポリマーと共に、適する。
【0039】ポリウレタンプレポリマーの製造におい
て、イソシアネート基に対するアルコール成分のOH基
の割合は重要である。この割合は通常1:2ないし1:
10である。より大過剰のイソシアネートのときは、多
から少なかれ低粘度のポリウレタンプレポリマーに帰
し、一方、より小過剰のイソシアネートのときは、通
常、こてを用いてのみ広げることができるところの配合
物を与えることとなる。
【0040】ポリウレタン熟練者は、ポリウレタンの架
橋密度、および脆化はイソシアネート成分の官能価また
はポリオール成分の官能価とともに増大することを知っ
ている。この関連においては一般的な技術文献、例え
ば、シリーズ High Polymers,Interscience Publisher
s, New York / London, Part I (1962)および Part II
(1964) における Saunders および Frisch 著“ Polyur
ethanes , Chemistryand Technology ”, Volume XVI
のモノグラフが参照される。
【0041】本発明のポリウレタン配合物は、種々の変
性剤を追加的に含有することができる。例えば、充填剤
を加えることができる。適する充填剤は、イソシアネー
トと反応しないところの無機化合物、例えば白亜または
重質石灰、沈降珪酸および/または熱分解珪酸、ゼオラ
イト、ベントナイト、粉砕鉱物並びに、当業者に知られ
たその他の無機充填剤、特には粉砕繊維である。いくつ
かの用途のために、配合物についてチキソトロピー特性
を害しないところの充填剤、例えば膨潤可能なプラスチ
ック、好ましくはPVCを使用することが好ましい。
【0042】引用化合物を含有することに加えて、本発
明のポリウレタン配合物は、他の助剤例えば溶媒を含有
することができる。適する溶媒は、それ自体イソシアネ
ート基を反応しないところのもの、例えばハロゲン化炭
化水素、エステル、ケトンおよび芳香族炭化水素であ
る。可塑剤、難燃剤、遅延剤、着色剤および老化抑制剤
は、慣用的にポリウレタン接着剤および封止コンパウン
ドに添加されるものであるが、該ポリウレタン配合物に
混入することができる。
【0043】いくつかの用途のために、整泡剤を本発明
のポリウレタン配合物に添加することが望ましい。これ
ら整泡剤はシリコン界面活性剤でありうる。これら界面
活性剤は、ポリシロキサンブロックおよび1種またはそ
れ以上のポリオキシエチレンブロックおよび/またはポ
リオキシプロピレンブロックから得られたブロックポリ
マーである。また本発明のポリウレタン配合物は防炎変
性剤および可塑変性剤を含有することができる。普通使
用されるこの種の変性剤は、リン原子および/またはハ
ロゲン原子を含有するもの、例えばトリクレシルホスフ
ェート、ジフェニルクレシルホスフェート、トリス(2
−クロロエチル)ホスフェート、トリス(2−クロロプ
ロピル)ホスフェートおよびトリス(2,3−ジブロモ
クロロプロピル)ホスフェートである。加えて、難燃
剤、例えば塩素化パラフィン、ハロホスフィッド、アン
モニウムホスフェートおよび、ハロゲンおよびリンを含
有する樹脂を使用することもまた可能である。ある適用
のために有用であるところの他の添加剤は可塑剤であ
る。適する可塑剤は、典型的にはフタレートまたは長鎖
ジカルボン酸のエステル、例えばセバケートまたはアゼ
レートでありうる。またエポキシ可塑剤、例えばエポキ
シ化脂肪酸誘導体を使用することができる。
【0044】他の可能な添加剤は、塩基性促進剤であ
る。塩基性促進剤は、典型的にはビス(N,N−ジメチ
ルアミノ)ジエチルエーテル、ジメチルアミノシクロヘ
キサノン、N,N−ジメチルベンジルアミン、N−メチ
ルモルホリン、並びに、ジアルキル(β−ヒドロキシエ
チル)アミンとモノイソシアネートとの反応生成物、お
よびジアルキル(β−ヒドロキシエチル)アミンとジカ
ルボン酸とのエステル化生成物である。もう一つの有用
な促進剤は1,4−ジアミノビシクロ[2.2.2]オ
クタンである。その上、非塩基性化合物を促進剤として
使用することができ、例えば金属化合物例えば鉄ペンタ
カルボニル、ニッケルテトラカルボニル、鉄アセチルア
セトネート、並びに錫(II)2−エチルヘキサノエー
ト、ジブチル錫ジラウレートまたはモリブデングリコレ
ートである。
【0045】式Iで表わされる化合物は、ポリウレタン
樹脂に、該樹脂に基づいて、0.1ないし20重量%、
より好ましくは0.5ないし15重量%、最も好ましく
は0.5ないし10重量%の量添加される。
【0046】
【実施例】以下の実施例はさらに本発明を説明するもの
である。
【0047】シリル−イソシアネートの製造 実施例1
【化24】 Desmodur N3200R (Bayer A.G.) (22.8%NCO、
51.0g、0.27モルNCO)を窒素下80℃に加
熱しそしてその後(3−メルカプトプロピル)トリメト
キシシラン (Fluka)(35.2g、0.18モル)を、
滴下しながら、1時間かけて、攪拌しながら、添加し
た。その後混合物を130℃にて、イソシアネート分が
4.7%に降下するまで(約3時間、理論値4.4%N
CO)加熱した。生成物、粘稠液体をその後冷却しそし
て不活性雰囲気下貯蔵した。
【0048】実施例2
【化25】 Desmodur N3200 (50.0g、0.27モルNCO)
および(3−メルカプトプロピル)トリメトキシシラン
(17.3g、0.09モル)を実施例1におけるよう
に反応させて、11.5%のイソシアネート分(理論値
11.2%)を有する粘稠液体の生成物を得た。
【0049】実施例3
【化26】 Desmodur N3200 (53.0g、0.29モルNCO)
および(3−メルカプトプロピル)トリメトキシシラン
(56.3g、0.29モル)を実施例1におけるよう
に反応させて、0.3%(I.R.によれば零%)のイ
ソシアネート分(理論値0%)を有する粘稠液体の生成
物を得た。
【0050】実施例4
【化27】 メチレンジフェニルジイソシアネート (MDI)(50.0
g、0.38モルNCO)および(3−メルカプトプロ
ピル)トリメトキシシラン(39.2g、0.20モ
ル)を実施例1におけるように反応させて、9.0%の
イソシアネート分(理論値8.5%)を有する粘稠液体
の生成物を得た。
【0051】実施例5 Desmodur E25 (Bayer) (2.76%NCO、100
g、0.066モルNCO)および(3−メルカプトプ
ロピル)トリメトキシシラン(6.5g、0.033モ
ル)を、反応混合物を80℃にて15時間の間保つこと
を除いて、実施例1におけるように反応させて、1.5
9%のイソシアネート分(理論値1.30%)を有する
粘稠液体の生成物を得た。
【0052】実施例6 Desmodur E41(Bayer)(4.8%NCO、100g、
0.114モルNCO)および(3−メルカプトプロピ
ル)トリメトキシシラン(11.2g、0.055モ
ル)を、反応混合物を80℃にて8時間の間保つことを
除いて、実施例1におけるように反応させて、2.25
%のイソシアネート分(理論値2.2%)を有する粘稠
液体の生成物を得た。
【0053】実施例7
【化28】 Tolonate HDT (Rhone Poulenc) (22.0%NCO、
60.2g、0.315モルNCO)およびジブチル錫
ジラウレート(DBTL)(0.1g)を窒素下80℃
に加熱しそしてその後(3−メルカプトプロピル)トリ
メトキシシラン(41.3g、0.21モル)を、滴下
しながら、1時間かけて、攪拌しながら、添加した。そ
の後混合物を80℃にて、イソシアネート分が4.5%
に降下するまで(約15時間、理論値4.3%NCO)
加熱した。生成物、粘稠液体を冷却しそして不活性雰囲
気下貯蔵した。
【0054】実施例8
【化29】 Tolonate HDT (50.0g、0.26モルNCO)、
DBTL(0.1g)および(3−メルカプトプロピ
ル)トリメトキシシラン(17.5g、0.09モル)
を実施例7におけるように反応させて、11.0%のイ
ソシアネート分(理論値11.2%)を有する粘稠液体
の生成物を得た。
【0055】実施例9
【化30】 Tolonate HDB (Rhone Poulenc) (21.7%NCO、
51.0g、0.26モルNCO)、DBTL(0.1
g)および(3−メルカプトプロピル)トリメトキシシ
ラン(34g、0.17モル)を実施例7におけるよう
に反応させて、5.5%のイソシアネート分(理論値
4.4%)を有する粘稠液体の生成物を得た。
【0056】実施例10
【化31】 Tolonate HDB (50g、0.258モルNCO)、D
BTL(0.1g)および(3−メルカプトプロピル)
トリメトキシシラン(17.0g、0.087モル)を
実施例7におけるように一緒に反応させて、11.1%
のイソシアネート分(理論値10.7%)を有する粘稠
液体の生成物を得た。
【0057】ガラス上の付着性試験のための接着剤の配
【0058】実施例11ないし実施例20 実施例1ないし実施例10の生成物の配合は、 Desmodu
r E25 (Bayer) (100g)および定着剤(10g)を
真空下(50mmHg)2時間の間混合することにより遂行し
た。その後配合物を、アセトンで洗浄されそして乾燥さ
れているところのガラスに塗布した。試料を周囲温度で
かつ約75%相対湿度で2週間の間硬化せしめた。表2
に記載された、生じた接着性は、樹脂がいかに容易にガ
ラスから剥離しうるかの示度を表わす。
【表2】
【0059】実施例21ないし実施例25 配合物は、予備乾燥された Desmophen 550U (Bayer)
(97g)を DesmodurE25 (Bayer) (951g)と真
空下70℃にて、1.70%のNCO分を有するプレポ
リマーが生成するまで、混合することにより製造した。
ブチルベンジルフタレート(377.4g)を添加しそ
して混合物を70℃にて真空下(50mmHg)さらに2時間
の間攪拌した。生じた混合物(A)は1.25%のNC
O分を有する。混合物(A)(160g)を室温にて真
空下(10mmHg)90分間脱気した。予備乾燥された充填
剤(80g、カーボンブラックおよび溶融シリカ)を2
つの部分に添加しそして生じたペーストを真空下(10mm
Hg)室温にて90分間の間混合した。最後にジブチル錫
ジラウレート(0.25g)、p−トルエンスルホニル
イソシアネート(0.25g)および定着剤(5g)を
添加した。配合物を、アセトンで洗浄されそして乾燥さ
れているところのガラスに塗布した。試料を開口の実験
室において2週間の間硬化せしめそしてその後水中にさ
らに2週間の間浸漬した。表3に記載された、生じた接
着性は、樹脂がいかに容易にガラスから剥離しうるかの
示度を表わす。
【表3】
【0060】実施例26 Adiprene LW 520 (Uniroyal, 4.75%NCO) (1
37g)および実施例1に記載された定着剤(13.5
g)の混合物を室温にて真空下(50mmHg)15分間の間
攪拌した。p−トルエンスルホニルイソシアネート
(0.3g)を添加しそして混合物を真空下さらに1時
間攪拌した。ジブチル錫ジラウレート(0.15g)を
添加しそして混合物を真空下室温にてさらに2時間攪拌
した。混合物を、アセトンで洗浄されそして乾燥されて
いるところのガラスに塗布した。試料を開口の実験室に
おいて2週間の間硬化せしめそしてその後水中にさらに
2週間の間浸漬した。最終的に、ガラスへの付着性の特
性を、樹脂がいかに容易にガラスから剥離しうるかの示
度として記載する。 ガラス上の付着性 = *****(参照 注1)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スティーヴン アンドリュー アレン イギリス国 ,シィビー8 8エィイー ,サフォーク ,ニュー マーケット ,ヘスベル ロード6 (72)発明者 グレン リチャード ライアン イギリス国 ,シィビー1 3ディエヌ ,ケンブリッジ ,ヴィナリー ロード 57

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリウレタン樹脂と、定着剤として、式
    I 【化1】 (式中、Zはm+n個のイソシアネート基を含む脂肪
    族、芳香族または複素環式ポリイソシアネートより誘導
    されるところの有機基を表わし、mは1より大きいかま
    たは1と等しい値を表わし、nは0より大きいかまたは
    0と等しい値を表わし、m+nは2より大きいかまたは
    2と等しい値を表わし、YはOまたはSを表わし、Xは
    O、SまたはN−炭素原子数1ないし4のアルキル基を
    表わし、R1 は炭素原子数1ないし8のアルキレン基を
    表わし、R2 は炭素原子数1ないし4のアルキル基を表
    わすかまたは2個の基R2 は一緒になって炭素原子数1
    ないし4のアルキレン残基を形成し、R3 は炭素原子数
    1ないし4のアルキル基またはフェニル基を表わし、そ
    してqは0ないし2の値を表わす。)で表わされる化合
    物より成る接着剤組成物。
  2. 【請求項2】 mおよびnは、独立して、各々1、2ま
    たは3を表わすところの請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 mおよびnの合計は2、3または4を表
    わすところの請求項2記載の組成物。
  4. 【請求項4】 YはOを表わすところの請求項1記載の
    組成物。
  5. 【請求項5】 XはSを表わすところの請求項1記載の
    組成物。
  6. 【請求項6】 R1 はトリメチレン基を表わすところの
    請求項1記載の組成物。
  7. 【請求項7】 R2 はメチル基を表わすところの請求項
    1記載の組成物。
  8. 【請求項8】 qは0を表わすところの請求項1記載の
    組成物。
  9. 【請求項9】 Zは脂肪族、脂肪芳香族、芳香族または
    複素環式ポリイソシアネートより誘導されそして所望に
    より1種またはそれ以上のアミド基、エステル基、エー
    テル基、ウレタン基、チオウレタン基、イソシアネート
    基、ウレア基またはビウレット官能基を含有するところ
    の請求項1記載の組成物。
  10. 【請求項10】 Zは2個またはそれ以上のイソシアネ
    ート基を有する脂肪族または複素環式ポリイソシアネー
    トより誘導されそして所望により1種または2種のアミ
    ド基、エステル基、エーテル基、ウレタン基、チオウレ
    タン基、イソシアネート基、ウレア基またはビウレット
    官能基を含有するところの請求項9記載の組成物。
  11. 【請求項11】 Zは式 【化2】 または 【化3】 (これら式中、Pはポリオールの基を表わす。)で表わ
    される結合基を含む基を表わすところの請求項9記載の
    組成物。
  12. 【請求項12】 Zは式 【化4】 (式中、PAはポリアミンの残基を表わす。)で表わさ
    れる結合基を含む基を表わすところの請求項9記載の組
    成物。
  13. 【請求項13】 樹脂に基づいて、0.1ないし20重
    量%の式Iで表わされる化合物を含有するところの請求
    項1記載の組成物。
  14. 【請求項14】 また、充填剤、溶剤、可塑剤、難燃
    剤、遅延剤、着色剤、老化抑制剤、整泡剤、および促進
    剤より成る群から選択された一種またはそれ以上の添加
    剤より成るところの請求項13記載の組成物。
JP5274973A 1992-10-06 1993-10-06 定着剤 Pending JPH06212141A (ja)

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