JPH06211181A - ホイールドーリ - Google Patents

ホイールドーリ

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JPH06211181A
JPH06211181A JP36094092A JP36094092A JPH06211181A JP H06211181 A JPH06211181 A JP H06211181A JP 36094092 A JP36094092 A JP 36094092A JP 36094092 A JP36094092 A JP 36094092A JP H06211181 A JPH06211181 A JP H06211181A
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wheel
vehicle
lift
plate
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Masahiko Takahashi
正彦 高橋
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Anzen Motor Car Co Ltd
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Navitas Co Ltd
Anzen Motor Car Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の整備作業におけるホイールの挿脱、把
持、及び退避、旋回を安全且つ能率的に進行するホイー
ルドーリ。 【構成】 整備車両の進退方向に直交して、移動可能な
台車3上に、回転自在の旋回手段4上で挿脱するホイー
ルの高さ位置まで上下移動するフォークローラ8と、該
フォークローラがその一端に起立するハンドル10に対
して該ホイールを離接させる揺動手段8および10とを
昇降手段9とともに一体的に装備してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車特に大型車両の
ホイールの挿脱時に、該ホイールを保持、退避、旋回可
能にしたホイールドーリに関する。
【0002】
【従来の技術】従来トラック等の大型車両の整備を行な
う場合、リフトにより自動車を地表面から所定の高さに
持上げて、ホイールの挿脱作業がおこなわれる。前記大
型車両のホイールは可成りの重量(1本当たり約130
kG)になるので、地上から所定の高さに持上げた車両
から、整備員が手動作によってホイールを挿脱すること
は極めて困難を伴うだけでなく危険性が大きいために、
リフトによって所定の高さへ位置させた車両から、ホイ
ールを挿脱する場合にホイールドーリを使用するのが一
般的である。
【0003】通常、前記大型車両をリフトによって地表
上の一定高さに位置させる場合に、リフトが車両のフレ
ームに当接して該車両を持上げる方法と、車両の車軸に
当接して持上げる方法とがあるが、前者にあってはホイ
ールを車両の車軸から脱挿させた場合、車軸の位置が移
動するので、再度ホイールを車軸に装填する時に、ホイ
ールを多少上昇させることが必要になり、ホイールを保
持するホイールドーリは、ホイールの保持位置を調節可
能なものでなくてはならず、前記後者にあっては、ホイ
ールの挿脱状態に拘らず、車軸は一定位置に保持できる
ものであることが必要である。
【0004】そこで従来、地面上を移動可能な台車と、
この台車に取付けられ所定範囲に亙って移動自在な操作
部材が移動する移動方向に応じて自己保持型位置決め機
構を介して、昇降動作される昇降部材と、この昇降部材
に設けられてホイールを把持可能な把持部材とを有し、
該操作部材を操作することにより、該把持部材の該台車
に対する昇降位置を前記自己保持型位置決め機構によ
り、任意の位置に自動的に保持するホイールドーリが既
に提案されており公知である。(特開昭59−1280
45号)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
のホイールドーリは、昇降部分が上下の高さ方向を可変
し得ても該昇降部分を旋回させることができないため
に、例えばホイールの反対側を洗浄するには、ホイール
を一旦広い場所に移動して旋回し洗浄終了後、再度元の
位置へ移動しなくてはならないため作業性を著しく損な
うものであった。他方、車体へのホイールの挿脱を容易
にして作業性を高めようとするために、取外し中又は取
着中にホイールを若干揺ろうとしても、重量が大きいた
めに別に人手を要し、その取扱にも難渋するといった障
害があった。
【0006】本発明は、従来の障害に鑑みて整備車両の
進退方向に沿ってホイール位置まで移動可能であって、
該ホイールを取外した後、該進退方向に直交する方向に
一旦退避して所定角度旋回させることによって洗浄その
他整備後、再度旋回して該ホイール位置に移動し、直ち
に該ホイールの挿着を行なうことができるホイールドー
リを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の目的を達
成するために、前記整備車両の進退方向に沿って走行可
能な下部台車と、該進退方向と直交する方向に移動可能
な該下部台車上に搭載された上部台車と、旋回手段を介
して前記上部台車上に搭載された基台と、該基台上に取
付けられた上下動しながらホイールを保持する保持手段
より構成することによって、該旋回手段を所定角度旋回
且つその位置を固定し得るようにしたことを特徴とする
ものである。
【0008】そして好ましくは前記揺動手段は、前記基
台上で所定角度揺動し且つ任意の角度位置に固定し得る
ようにするのがよい。
【0009】又、前記旋回手段は、鋼球を散在配置した
面板によって形成するのが好ましい。
【0010】
【作用】かかる技術手段によれば、取外したホイールを
一旦車両の進退方向と直交位置に退避させ、大重量のホ
イールの保持部分を所定角度で円滑に旋回させて固定さ
せることができて、ホイールの反対側の洗浄、その他整
備を容易且つ安全に能率的に行なうことができる。
【0011】そして車体へのホイールの挿脱に、揺動手
段が基台上で所定角度揺動し、しかも任意の位置に固定
できるから、大重量のホイールを車体に対して安全に挿
脱することができる。
【0012】又、前記旋回手段が散在配置した鋼球を回
動自在に金属板により保持しているので、基台より上部
が固定下板との間で大重量のホイールを円滑に回動さ
せ、しかも所定の回転角位置で固定できるから安全に作
業を進行させることができて、整備作業の危険性を払拭
することができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好適な実施例
を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載され
ている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等
は、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲を
それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎ
ないものである。
【0014】図1は図2のB−B線から見た本発明のホ
イールドーリの正面を表しており、本実施例では整備車
両が進退する方向に、地面1に敷設されたチャンネルレ
ール11と山形レール12上をローラ21とガイドロー
ラ22によって移動する下部台車2が設置されている。
該下部台車2上をツバ付きローラ31によって、前記車
両の進退方向11、12に直交して移動する上部台車3
が設置されており、この台車上には固定下板5が固設さ
れて、図4により後に詳記する旋回手段である旋回板4
を台板6とともに回転可能に挟合し、該台板6上には操
作側即ち太矢示側の一端に設けたジャッキ9によって持
上げられるとともに、ペダル91を踏込んで降下するリ
フト心棒71がガイドされて出没するリフト支柱7を起
立させ、他端にホイールと上昇位置で当接して支承する
フォークローラの支点61をもつリフトフレーム60で
取囲む如く固設され、そして前記支点61に、図7にお
いて後に詳記するフォークローラ8が支承されている。
ここに一点鎖線で示すTは、ホイールの仮想載置状態を
表している。従って前記旋回手段は、前記旋回板4が主
体をなし、前記昇降手段はジャッキ9により昇降される
リフト心棒71が主体をなしている。
【0015】次に図2は図1のA−A線から見た平面を
表している。図2において41は、前記台板6から上部
の構成部材とともに自由に回動可能にした前記旋回板4
の旋回を阻止するために、任意の回転角位置で固定する
ための旋回ロックペダルであり、前記下部台車2を前記
車両の進退方向に直交する方向、つまり図の右方へ一旦
退避させてから該台板6を該旋回板4において丁度90
度旋回させて停止させると、一点鎖線にて図示のように
フォークローラ8の向きを前記整備車両が進退する方向
に変えることができる。そして前記退避位置でホイール
の裏側まで十分に点検、洗浄、整備の後、前記車両のホ
イール位置に戻して、直ちに車体への取付けを行なうこ
とができる。73は前記リフト心棒71a、71bを、
先端に備えるガイドローラ7c、7dにガイドして昇降
させる一対の前記ガイド支柱7a、7bを、相互に連結
するリフト支柱連結板である。そして72は、前記リフ
トフレーム60上の支点61を軸中心として揺動させる
前記フォークローラ8を、若干の傾斜角(図1に一点鎖
線で示す)以内で随意に位置決め固定するためのロック
レバーである。従って前記揺動手段は、リフトフレーム
60上に支承されるフォークローラ8を主体とするもの
である。
【0016】図3は図2の操作側つまり右側面を表して
いる。ここに前記91は前記フォークローラ8を上昇位
置から降下させる時に用いるジャッキ9の足踏みペダ
ル、前記旋回ロックペダル41は前記リフト支柱連結板
73からスプリングを介して懸架されている。又、13
は前記ハンドル10の主軸に対してほぼ垂直に手前に曲
折させた補助ハンドルであり、主としてホイールを揺動
させてフォークローラ8上に載せる際に手を挟まれない
ように持ち替えて使用される。
【0017】次に図4は旋回手段である前記旋回板4の
組込み態様を示す側面図を表し、図5(A)に旋回板の
平面を、(B)に回動自在に鋼球を2枚の金属板により
挟合保持する状態のC−C線から見た一部側面を夫々表
している。図4において、台車(上部)3(不図示)上
に固設した固定下板5に固定軸51を植設し、該固定軸
51の外径より大きい内径を持ち、図5に示すような複
数の同心線上に複数の鋼球42を回動自在に2枚の金属
板で挟合して千鳥配置してなる旋回板4を該固定軸51
に挿通して該固定下板5に配設され、更にこの上に前記
台板6との間に挟合されている。そして該固定軸51の
頂部に軸受55を介装した後、カラー53、ワッシャ5
4を介してボルト52により固定下板5と台板6とが締
結される。かくして該台板6は固定下板5に対して自由
回動が可能になり、該台板より上部を一体に旋回させる
ことができる。前記台板6の旋回は、図4に示すように
前記台板6、旋回板4及び固定下板5に夫々穿った開口
62、43、56が一致した角度位置で、常時は前記リ
フト指柱連結板73にスプリングSを介して懸架され、
支点64に支承されているストッパ63が挿通されて停
止し、旋回ロックペダル41を踏むことによって、該ス
トッパが連通孔から引抜かれて自由回転状態にすること
ができる。但し、ホイールの挿脱作業中は、旋回しない
ように完全に固定される。ここに前記旋回板4には、図
5(A)に示すように例えば90度ずつずれた同心線上
で貫通する開口43a、43b、43c、43dを穿っ
ておけばよく、これに対応して台板6、固定下板5にも
夫々開口を設けておくことはいうまでもない。
【0018】図6は前記フォークローラ8の揺動固定機
構との関係を示す斜視図、図7は、該フォークローラ8
の詳細断面を表している。又、図8は図6に示すフォー
クローラ揺動機構の一部切欠平面を表している。図6に
おいて、前記リフト支柱(不図示)を連結するリフト支
柱連結板73の一側の両端部に夫々一対のフォークロー
ラ8aと8b、及び8cと8dが連結され、両フォーク
ローラを夫々の支点で連結棒61cにより連結してい
る。そして、該リフト支柱連結板73の他側には、ホイ
ールの挿脱操作に応じて前記フォークローラ8の揺動支
点61a、61bにおける傾斜回動を所望の傾度に固定
するため、2枚の挟板74a、74bを植設して、前記
台板6上に起立させた長孔75aをもつガイド板75を
両脇から挟み込むようにボルト76を介して反対側でレ
バー付きナット77により締結される。
【0019】次に図7において、前記フォークローラ8
は、中央でリフトフレーム60の支点61に軸心を枢支
する1本の心棒81を中点にして、該心棒81の各端部
外周にベアリング82を夫々介して回動する複数の筒状
体を8a、8b及び8c、8dの如く被せて該心棒81
の両端で該ベアリング82とともにキャップ83を夫々
固定して構成される。図8において前記台板6に起立す
る前記ガイド板75を、前記リフト支柱7を連結するリ
フト支柱連結板73(不図示)から並列に伸びる2枚の
挟板74a、74bによって挟合し、該ガイド板75に
長手方向に穿った前記長孔75a内を、ボルト76が遊
動するように一連に挿通し、他面で該ボルト76を締結
するナット77にロックレバー72を溶接して固設して
おくことにより、該ロックレバー72をネジの螺回方向
に手動により回動させると、加締め又は緩めの力が該ガ
イド板75を挟合する該挟板74a、74bに作用し
て、該ガイド板75の長孔75aの任意位置、つまり該
挟板74a、74bと同一平面上にある前記フォークロ
ーラ8の傾きを自在に固定又は緩めて調節することがで
きる。
【0020】
【発明の効果】よって以上説明した如く本発明のホイー
ルドーリは、車両の整備位置にす早く移動させてホイー
ル位置で該ホイールを取外し後、車両の進退方向に直交
する方向に一時退避して旋回し整備後、直ちにホイール
位置に移動して挿着することができるので、整備作業が
一貫して安全且つ高能率に行なえる。整備車両からホイ
ールを取外してタイヤの下部に揺動手段である一対のフ
ォークローラを差し込んで揺動させた場合、その傾きに
よく順応させて挟持することができるので、はめ込み時
にはフォークローラを軸心の外周が回動することによっ
て、ハブ穴にも容易にはめ合わせることができる。従っ
て、整備作業を定位置で一貫して行なうことができるの
で、作業性と安全性をともに高めるに寄与する等、多く
の著効を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るホイールドーリの一実施例を示す
要部の正面図である。
【図2】図1のA−A線以下を見た平面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】図1の回転部の詳細な説明図である。
【図5】図4の旋回板の平面図(A)、及びその一部側
面図(B)である。
【図6】リフトフレーム上で揺動させるフォークローラ
と固定機構の関係を説明する斜視図である。
【図7】図6のフォークローラの詳細断面図である。
【図8】図6のフォークローラの揺動固定機構の一部上
面図である。
【符号の説明】
3 上部台車 4 旋回板 41 旋回ロックペダル 5 固定下板 6 台板 60 リフトフレーム 7 リフト支柱 71 リフト心棒 8 フォークローラ 9 ジャッキ 10 ハンドル
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ホイールドーリ
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車特に大型車両の
ホイールの挿脱時に、該ホイールを保持、退避、旋回可
能にしたホイールドーリに関する。
【0002】
【従来の技術】従来トラック等の大型車両の整備を行な
う場合、リフトにより自動車を地表面から所定の高さに
持上げて、ホイールの挿脱作業がおこなわれる。前記大
型車両のホイールは可成りの重量(1本当たり約130
Kg)になるので、地上から所定の高さに持上げた車両
から、整備員が手動作によってホイールを挿脱すること
は極めて困難を伴うだけでなく危険性が大きいために、
リフトによって所定の高さへ位置させた車両から、ホイ
ールを挿脱する場合にホイールドーリを使用するのが一
般的である。
【0003】通常、前記大型車両をリフトによって地表
上の一定高さに位置させる場合に、リフトが車両のフレ
ームに当接して該車両を持上げる方法と、車両の車軸に
当接して持上げる方法とがあるが、前者にあってはホイ
ールを車両の車軸から脱挿させた場合、車軸の位置が移
動するので、再度ホイールを車軸に装填する時に、ホイ
ールを多少上昇させることが必要になり、ホイールを保
持するホイールドーリは、ホイールの保持位置を調節可
能なものでなくてはならず、前記後者にあっては、ホイ
ールの挿脱状態に拘らず、車軸は一定位置に保持できる
ものであることが必要である。
【0004】そこで従来、地面上を移動可能な台車と、
この台車に取付けられ所定範囲に亙って移動自在な操作
部材が移動する移動方向に応じて自己保持型位置決め機
構を介して、昇降動作される昇降部材と、この昇降部材
に設けられてホイールを把持可能な把持部材とを有し、
該操作部材を操作することにより、該把持部材の該台車
に対する昇降位置を前記自己保持型位置決め機構によ
り、任意の位置に自動的に保持するホイールドーリが既
に提案されており公知である。(特開昭59−1280
45号)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
のホイールドーリは、昇降部分が上下の高さ方向を可変
し得ても該昇降部分を旋回させることができないため
に、例えばホイールの反対側を洗浄するには、ホイール
を一旦広い場所に移動して旋回し洗浄終了後、再度元の
位置へ移動しなくてはならないため作業性を著しく損な
うものであった。他方、車体へのホイールの挿脱を容易
にして作業性を高めようとするために、取外し中又は取
付中にホイールを若干揺ろうとしても、重量が大きいた
めに別に人手を要し、その取扱にも難渋するといった障
害があった。
【0006】本発明は、従来の障害に鑑みて整備車両の
進退方向に沿ってホイール位置まで移動可能であって、
該ホイールを取外した後、該進退方向に直交する方向に
一旦退避して所定角度旋回させることによって洗浄その
他整備後、再度旋回して該ホイール位置に移動し、直ち
に該ホイールの挿着を行なうことができるホイールドー
リを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の目的を達
成するために、前記整備車両の進退方向に沿って走行可
能な下部台車と、該進退方向と直交する方向に移動可能
な該下部台車上に搭載された上部台車と、旋回手段を介
して前記上部台車上に搭載された基台と、該基台上に取
付けられた上下動しながらホイールを保持する保持手段
より構成することによって、該旋回手段を所定角度旋回
且つその位置を固定し得るようにしたことを特徴とする
ものである。
【0008】そして好ましくは前記揺動手段は、前記基
台上で所定角度揺動し且つ任意の角度位置に固定し得る
ようにするのがよい。
【0009】又、前記旋回手段は、鋼球を散在配置した
面板によって形成するのが好ましい。
【0010】
【作用】かかる技術手段によれば、取外したホイールを
一旦車両の進退方向と直交位置に退避させ、大重量のホ
イールの保持部分を所定角度で円滑に旋回させて固定さ
せることができて、ホイールの反対側の洗浄、その他整
備を容易且つ安全に能率的に行なうことができる。
【0011】そして車体へのホイールの挿脱に、揺動手
段が基台上で所定角度揺動し、しかも任意の位置に固定
できるから、大重量のホイールを車体に対して安全に挿
脱することができる。
【0012】又、前記旋回手段が散在配置した鋼球を回
動自在に金属板により保持しているので、基台より上部
が固定下板との間で大重量のホイールを円滑に回動さ
せ、しかも所定の回転角位置で固定できるから安全に作
業を進行させることができて、整備作業の危険性を払拭
することができる。なお、所定の回転角位置は回転フレ
ーム6と固定下板5の穴開け位置により自由となる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好適な実施例
を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載され
ている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等
は、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲を
それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎ
ないものである。
【0014】図1は図2のB−B線から見た本発明のホ
イールドーリの正面を表しており、本実施例では整備車
両が進退する方向に、地面1に敷設されたチャンネルレ
ール11と山形レール12上をローラ21とガイドロー
ラ22によって移動する下部台車2が設置されている。
該下部台車2上をツバ付きローラ31によって、前記車
両の進退方向11、12に直交して移動する上部台車3
が設置されており、この台車上には固定下板5が固設さ
れて、図4により後に詳記する旋回手段である旋回板4
を回転フレーム6とともに回転可能に挟合し、該回転フ
レーム6上の一端に設けたジャッキ9によって上昇足踏
みペダル91を踏動させることにより適宜位置に持上げ
られるとともに、下降足踏みペダル92を踏動させて降
下するリフトフレーム60がガイドされているリフト支
柱71と回転フレーム6とが一体的に固設されてる。ま
たフォークローラ支点61には、図7において後に詳記
するフォークローラ8も支承されている。ここに一点鎖
線で示すTは、ホイールの仮想載置状態を表している。
従って前記旋回手段は、前記旋回板4が主体をなし、前
記昇降手段はジャッキ9により昇降されるリフトフレー
ム60が主体をなしている。
【0015】次に図2は図1のA−A線から見た平面を
表している。図2において41は、前記回転フレーム6
から上部の構成部材とともに自由に回動可能にした前記
旋回板4の旋回を阻止するために、任意の回転角位置で
固定するための旋回ロックペダルであり、前記下部台車
2を前記車両の進退方向に直交する方向、つまり図の右
方へ一旦退避させてから該回転フレーム6を該旋回板4
において丁度90度旋回させて停止させると、一点鎖線
にて図示のようにフォークローラ8の向きを前記整備車
両が進退する方向に変えることができる。そして前記退
避位置でホイールの裏側まで十分に点検、洗浄、整備の
後、前記車両のホイール位置に戻して、直ちに車体への
取付けを行なうことができる。73は前記リフト支柱7
1a、71bの後部に付設しているガイドローラ7a,
7bを相互に連結するリフト支柱連結板である。そして
72は、前記リフトフレーム60上の支点61を軸中心
として揺動させる前記フォークローラ8を、若干の傾斜
角(図1に一点鎖線で示す)以内で随意に位置決め固定
するためのロックレバーである。
【0016】図3は図2の操作側つまり右側面を表わし
ていて、ジャッキ9の上昇足踏みペダル91を踏動する
ことにより適宜位置にリフトフレーム60を上昇させる
ことができる。ここに前記92は前記フォークローラ8
を上昇位置から降下させる時に用いるジャッキ9の下降
足踏みペダルであり、前記旋回ロックペダル41は前記
リフト支柱連結板73からスプリングを介して懸架され
ている。又、13は前記ハンドル10の主軸に対してほ
ぼ垂直に手前に曲折させた補助ハンドルであり、主とし
てホイールを揺動させてフォークローラ8上に載せる際
に手を挟まれないように持ち替えて使用される。
【0017】次に図4は旋回手段である前記旋回板4の
組込み態様を示す側面図を表し、図5(A)に旋回板の
平面を、(B)に回動自在に鋼球を2枚の金属板により
挟合保持する状態のC−C線から見た一部側面を夫々表
している。図4において、回転フレーム6(上部)3
(不図示)上に固設した固定下板5に固定軸51を植設
し、該固定軸51の外径より大きい内径を持ち、図5に
示すような複数の同心線上に複数の鋼球42を回動自在
に2枚の金属板で挟合して千鳥配置してなる旋回板4を
該固定軸51に挿通して該固定下板5に配設され、更に
この上に前記回転フレーム6との間に挟合されている。
そして該固定軸51の頂部に軸受55を介装した後、カ
ラー53、ワッシャ54を介してボルト52により固定
下板5と回転フレーム6とが締結される。かくして該回
転フレーム6は固定下板5に対して自由回動が可能にな
り、該回転フレームより上部を一体に旋回させることが
できる。前記回転フレーム6の旋回は、図4に示すよう
に前記回転フレーム6、旋回板4及び固定下板5に夫々
穿った開口62(62a〜62d)、56(56a〜5
6d)が一致した角度位置で、常時は前記リフト支柱連
結板73にスプリングSを介して懸架され、支点64に
支承されているストッパ63が挿通されて停止し、旋回
ロックペダル41を踏むことによって、該ストッパが連
通孔から引抜かれて自由回転状態にすることができる。
但し、ホイールの挿脱作業中は、旋回しないように完全
に固定される。ここで、予め回転フレーム6、固定下板
5上に夫々開口を設けておくことはいうまでもない。
【0018】図6は前記フォークローラ8の揺動固定機
構との関係を示す斜視図、図7は、該フォークローラ8
の詳細断面を表している。又、図8は図6に示すフォー
クローラ揺動機構の一部切欠平面を表している。図6に
おいて、前記リフトフレーム(不図示)を連結するリフ
ト支柱連結板73の一側の両端部に夫々一対のフォーク
ローラ8aと8b、及び8cと8dが連結され、両フォ
ークローラを夫々の支点で連結棒61cにより連結して
いる。そして、該フォークローラ連結板78の他側に
は、ホイールの挿脱操作に応じて前記フォークローラ8
の揺動支点61a、61bにおける傾斜回動を所望の傾
度に固定するため、2枚の挟板74a、74bを植設し
て、前記回転フレーム6上に起立させた長孔75aをも
つガイド板75を両脇から挟み込むようにボルト76を
介して反対側でレバー付きナット77により締結され
る。
【0019】次に図7において、前記フォークローラ8
は、中央でリフトフレーム60の支点61に軸心を枢支
する1本の心棒81を中点にして、該心棒81の各端部
外周にベアリング82を夫々介して回動する複数の筒状
体を8a、8b及び8c、8dの如く被せて該心棒81
の両端で該ベアリング82とともにキャップ83且つボ
ルト84を夫々固定して構成される。図8において前記
回転フレーム6に起立する前記ガイド板75を、前記リ
フトフレーム60に連結するリフト支柱連結板73(不
図示)から並列に伸びる2枚の挟板74a、74bによ
って挟合し、該ガイド板75に長手方向に穿った前記長
孔75a内を、ボルト76が遊動するように一連に挿通
し、他面で該ボルト76を締結するレバー付ナット77
にロックレバー72を溶接して固設しておくことによ
り、該ロックレバー72をネジの螺回方向に手動により
回動させると、加締め又は緩めの力が該ガイド板75を
挟合する該挟板74a、74bに作用して、該ガイド板
75の長孔75aの任意位置、つまり該挟板74a、7
4bと同一平面上にある前記フォークローラ8の傾きを
自在に固定又は緩めて調節することができる。
【0020】
【発明の効果】よって以上説明した如く本発明のホイー
ルドーリは、車両の整備位置にす早く移動させてホイー
ル位置で該ホイールを取外し後、車両の進退方向に直交
する方向に一時退避して旋回し整備後、直ちにホイール
位置に移動して挿着することができるので、整備作業が
一貫して安全且つ高能率に行なえる。整備車両からホイ
ールを取外してタイヤの下部に揺動手段である一対のフ
ォークローラを差し込んで揺動させた場合、その傾きに
よく順応させて挟持することができるので、はめ込み時
にはフォークローラを軸心の外周が回動することによっ
て、ハブ穴にも容易にはめ合わせることができる。従っ
て、整備作業を定位置で一貫して行なうことができるの
で、作業性と安全性をともに高めるに寄与する等、多く
の著効を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るホイールドーリの一実施例を示す
要部の正面図である。
【図2】図1のA−A線以下を見た平面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】図1の回転部の詳細な説明図である。
【図5】図4の旋回板の平面図(A)、及びその一部側
面図(B)である。
【図6】リフトフレーム上で揺動させるフォークローラ
と固定機構の関係を説明する斜視図である。
【図7】図6のフォークローラの詳細断面図である。
【図8】図6のフォークローラの揺動固定機構の一部上
面図である。
【符号の説明】 3 上部台車 4 旋回板 41 旋回ロックペダル 5 固定下板 6 回転フレーム 60 リフトフレーム 71 リフト支柱 8 フォークローラ 9 ジャッキ 10 ハンドル 91 上昇足踏みペダル 92 下降足踏みペダル
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の進退方向に沿って走行可能な下部台
    車と、前記進退方向と直交する方向に移動可能に前記下
    部台車上に搭載された上部台車と旋回手段を介して前記
    上部台車上に搭載された基台と、該基台上に取付けられ
    上下動しながらホイールを保持する保持手段よりなり、
    前記旋回手段を介してホイールを保持した基台を所定角
    度旋回且つ位置固定可能に構成したことを特徴とするホ
    イールドーリ。
  2. 【請求項2】前記基台上で所定角度揺動且つ任意角度位
    置に固定可能に構成した揺動手段を設けてなることを特
    徴とする請求項1に記載のホイールドーリ。
  3. 【請求項3】前記旋回手段が鋼球を散在配置した面板に
    より形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    ホイールドーリ。
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