JPH06209368A - 電話交換装置 - Google Patents
電話交換装置Info
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- JPH06209368A JPH06209368A JP5276130A JP27613093A JPH06209368A JP H06209368 A JPH06209368 A JP H06209368A JP 5276130 A JP5276130 A JP 5276130A JP 27613093 A JP27613093 A JP 27613093A JP H06209368 A JPH06209368 A JP H06209368A
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 27
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- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 16
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 101100384866 Saccharomyces cerevisiae (strain ATCC 204508 / S288c) COT1 gene Proteins 0.000 description 3
- 101100048046 Arabidopsis thaliana UGT84A2 gene Proteins 0.000 description 2
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q3/00—Selecting arrangements
- H04Q3/58—Arrangements providing connection between main exchange and sub-exchange or satellite
- H04Q3/62—Arrangements providing connection between main exchange and sub-exchange or satellite for connecting to private branch exchanges
- H04Q3/625—Arrangements in the private branch exchange
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- Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 人員の増減等に応じて着信を許容する数を調
整することができ、円滑な業務を確保できる電話交換装
置を提供することを目的とする。 【構成】 複数のＩＳＤＮ回線に接続される電話交換装
置において、実行中の通信の数が予め定められた所定数
になると、新たな着信に対してビジーを返送して着信拒
否状態とする機能と、実行中の通信の数が前記所定数未
満になると、前記着信拒否状態を解除する機能とを有す
る。
整することができ、円滑な業務を確保できる電話交換装
置を提供することを目的とする。 【構成】 複数のＩＳＤＮ回線に接続される電話交換装
置において、実行中の通信の数が予め定められた所定数
になると、新たな着信に対してビジーを返送して着信拒
否状態とする機能と、実行中の通信の数が前記所定数未
満になると、前記着信拒否状態を解除する機能とを有す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＩＳＤＮ回線に接続さ
れる電話交換装置に関するものである。
れる電話交換装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、構内交換機（ＰＢＸ）やボタ
ン電話装置における主装置等の各種電話交換装置が提供
されている。この種の装置では、複数の外線と内線電話
機等との間の着信時や発信時における接続制御を行うも
のであるが、従来は外線から新たな着信があった場合、
内線の電話機を鳴動し、着信を知らせるようになってい
る。
ン電話装置における主装置等の各種電話交換装置が提供
されている。この種の装置では、複数の外線と内線電話
機等との間の着信時や発信時における接続制御を行うも
のであるが、従来は外線から新たな着信があった場合、
内線の電話機を鳴動し、着信を知らせるようになってい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、全ての着信を有効としているため、例えば外
出等で電話をとる人が極端に少なくなっている場合に、
着信に応答することができず、電話をかけてきた相手に
はリングバックトーンが長時間聞こえ、留守と思われて
しまうという問題点があった。
来例では、全ての着信を有効としているため、例えば外
出等で電話をとる人が極端に少なくなっている場合に、
着信に応答することができず、電話をかけてきた相手に
はリングバックトーンが長時間聞こえ、留守と思われて
しまうという問題点があった。
【０００４】本発明は、人員の増減等に応じて着信を許
容する数を調整することができ、円滑な業務を確保する
ことができる電話交換装置を提供することを目的とす
る。
容する数を調整することができ、円滑な業務を確保する
ことができる電話交換装置を提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のＩＳＤ
Ｎ回線に接続される電話交換装置において、実行中の通
信の数が予め定められた所定数になると、新たな着信に
対してビジーを返送して着信拒否状態とする着信拒否手
段と、使用中の外線あるいは実行中の通信の数が前記所
定数未満になると、前記着信拒否状態を解除する着信拒
否解除手段とを有することにより、人員の増減等に応じ
て前記所定数を設定し、許容する着信数を調整するよう
にしたものである。
Ｎ回線に接続される電話交換装置において、実行中の通
信の数が予め定められた所定数になると、新たな着信に
対してビジーを返送して着信拒否状態とする着信拒否手
段と、使用中の外線あるいは実行中の通信の数が前記所
定数未満になると、前記着信拒否状態を解除する着信拒
否解除手段とを有することにより、人員の増減等に応じ
て前記所定数を設定し、許容する着信数を調整するよう
にしたものである。
【０００６】
【実施例】図１は、本発明の第１実施例を示すブロック
構成図である。
構成図である。
【０００７】この第１実施例におけるボタン電話装置
は、装置全体を制御する主装置１に、複数のＩＳＤＮ外
線６と複数の内線電話機８とが接続されている。
は、装置全体を制御する主装置１に、複数のＩＳＤＮ外
線６と複数の内線電話機８とが接続されている。
【０００８】また、主装置１には、この主装置１を制御
する制御部２と、各種データを記憶するメモリ３と、外
線と内線等の通話路を接続するスピーチネットワーク４
と、ＩＳＤＮ呼の接続制御メッセージの送受信を行う外
線インタフェース５と、電話機８の操作検出や着信鳴動
指示の送出等を行う内線インタフェース７が設けられて
いる。
する制御部２と、各種データを記憶するメモリ３と、外
線と内線等の通話路を接続するスピーチネットワーク４
と、ＩＳＤＮ呼の接続制御メッセージの送受信を行う外
線インタフェース５と、電話機８の操作検出や着信鳴動
指示の送出等を行う内線インタフェース７が設けられて
いる。
【０００９】図２は、この第１実施例における制御部２
の動作を示すフローチャートであり、以下、この図に従
って動作を説明する。なお、メモリ３内に設けた外線の
使用数を示すカウンタは予めクリアされているものとす
る。
の動作を示すフローチャートであり、以下、この図に従
って動作を説明する。なお、メモリ３内に設けた外線の
使用数を示すカウンタは予めクリアされているものとす
る。
【００１０】まず、内線インタフェース７を介して電話
機８のオフフック、オンフックを監視するとともに、外
線インタフェース５を介して外線からの着信信号、着信
放棄信号を監視する（Ｓ２０１〜Ｓ２０４）。
機８のオフフック、オンフックを監視するとともに、外
線インタフェース５を介して外線からの着信信号、着信
放棄信号を監視する（Ｓ２０１〜Ｓ２０４）。
【００１１】そして、電話機８のオフフックを検出する
と（Ｓ２０１）、着信に対する応答かどうかを判定する
（Ｓ２１３）。応答の場合は、内線インタフェース７を
介して着信音を停止し、外線インタフェース５を介して
応答信号を送出し、スピーチネットワーク４を制御して
外線６と電話機８との通話路を接続する（応答処理：Ｓ
２１６）。
と（Ｓ２０１）、着信に対する応答かどうかを判定する
（Ｓ２１３）。応答の場合は、内線インタフェース７を
介して着信音を停止し、外線インタフェース５を介して
応答信号を送出し、スピーチネットワーク４を制御して
外線６と電話機８との通話路を接続する（応答処理：Ｓ
２１６）。
【００１２】また、応答でない場合は、スピーチネット
ワーク４を制御して電話機８にダイヤルトーンを接続し
（発信処理：Ｓ２１４）、メモリ３の外線使用カウンタ
を＋１する（Ｓ２１５）。また、Ｓ２１４では、電話機
８から入力された電話番号に従って外線インタフェース
５から発呼する。
ワーク４を制御して電話機８にダイヤルトーンを接続し
（発信処理：Ｓ２１４）、メモリ３の外線使用カウンタ
を＋１する（Ｓ２１５）。また、Ｓ２１４では、電話機
８から入力された電話番号に従って外線インタフェース
５から発呼する。
【００１３】また、電話機８のオンフックを検出すると
（Ｓ２０２）、外線インタフェース５を介して切断信号
を送出し、スピーチネットワーク４を制御して外線６と
電話機８との通話路を切断し（終話処理：Ｓ２１１）、
メモリ３の外線使用カウンタを−１する（Ｓ２１２）。
（Ｓ２０２）、外線インタフェース５を介して切断信号
を送出し、スピーチネットワーク４を制御して外線６と
電話機８との通話路を切断し（終話処理：Ｓ２１１）、
メモリ３の外線使用カウンタを−１する（Ｓ２１２）。
【００１４】また、外線インタフェース５から着信信号
を検出すると（Ｓ２０３）、制御部２はメモリ３の外線
使用カウンタの値を判定して（Ｓ２０７）、予め設定さ
れている所定数以上であれば、外線インタフェース５を
介してビジーの旨を示す着信拒否信号を送出する（着信
拒否処理：Ｓ２１０）。また、カウンタが所定数未満で
あれば、外線インタフェース５を介してオペレータを呼
び出し中であることを示す呼出信号を送出し、内線イン
タフェース７を介して電話機８に着信音を鳴動して（着
信処理：Ｓ２０８）、メモリ３の外線使用カウンタを＋
１する（Ｓ２０９）。なお、Ｓ２１０では、着信拒否信
号を送出せずに、所定時間無応答としてもよい。
を検出すると（Ｓ２０３）、制御部２はメモリ３の外線
使用カウンタの値を判定して（Ｓ２０７）、予め設定さ
れている所定数以上であれば、外線インタフェース５を
介してビジーの旨を示す着信拒否信号を送出する（着信
拒否処理：Ｓ２１０）。また、カウンタが所定数未満で
あれば、外線インタフェース５を介してオペレータを呼
び出し中であることを示す呼出信号を送出し、内線イン
タフェース７を介して電話機８に着信音を鳴動して（着
信処理：Ｓ２０８）、メモリ３の外線使用カウンタを＋
１する（Ｓ２０９）。なお、Ｓ２１０では、着信拒否信
号を送出せずに、所定時間無応答としてもよい。
【００１５】また、着信放棄信号を検出すると（Ｓ２０
４）、内線インタフェース７を介して電話機８の着信音
を停止させ（着信停止処理：Ｓ２０５）、メモリ３の外
線使用カウンタを−１する（Ｓ２０６）。
４）、内線インタフェース７を介して電話機８の着信音
を停止させ（着信停止処理：Ｓ２０５）、メモリ３の外
線使用カウンタを−１する（Ｓ２０６）。
【００１６】なお、以上の実施例では、使用中の外線の
数をカウントしたが、空状態の外線の数をカウントする
ようにしてもよい。この場合、Ｓ２０７でカウンタの値
が所定数（ただし所定数は１以上）であれば、着信拒否
処理を行う。また、外線着信時に外線使用カウンタの値
を固定の所定数と比較しているが、例えば時間帯により
変化する数値と比較するようにしてもよい。また、この
所定数は、オペレータの人数に応じて設定すればよい。
数をカウントしたが、空状態の外線の数をカウントする
ようにしてもよい。この場合、Ｓ２０７でカウンタの値
が所定数（ただし所定数は１以上）であれば、着信拒否
処理を行う。また、外線着信時に外線使用カウンタの値
を固定の所定数と比較しているが、例えば時間帯により
変化する数値と比較するようにしてもよい。また、この
所定数は、オペレータの人数に応じて設定すればよい。
【００１７】次に、本発明の第２実施例について説明す
る。上記第１実施例は、使用中の外線の数に応じて着信
を拒否するようにしたが、この第２実施例は、使用中の
内線の数に応じて着信を拒否するものである。
る。上記第１実施例は、使用中の外線の数に応じて着信
を拒否するようにしたが、この第２実施例は、使用中の
内線の数に応じて着信を拒否するものである。
【００１８】なお、この第２実施例における装置の構成
は、上記第１実施例の図１に示すものと同様であるの
で、説明は省略するが、この第２実施例のメモリ３に
は、内線の使用数を示すカウンタが設けられているもの
とする。
は、上記第１実施例の図１に示すものと同様であるの
で、説明は省略するが、この第２実施例のメモリ３に
は、内線の使用数を示すカウンタが設けられているもの
とする。
【００１９】図３は、この第２実施例における制御部２
の動作を示すフローチャートであり、以下、この図に従
って動作を説明する。なお、メモリ３内に設けた内線使
用カウンタは予めクリアされているものとする。
の動作を示すフローチャートであり、以下、この図に従
って動作を説明する。なお、メモリ３内に設けた内線使
用カウンタは予めクリアされているものとする。
【００２０】まず、内線インタフェース７を介して電話
機８のオフフック、オンフックを監視するとともに、外
線インタフェース５を介して外線からの着信信号、着信
放棄信号を監視する（Ｓ３０１〜Ｓ３０４）。
機８のオフフック、オンフックを監視するとともに、外
線インタフェース５を介して外線からの着信信号、着信
放棄信号を監視する（Ｓ３０１〜Ｓ３０４）。
【００２１】そして、電話機８のオフフックを検出する
と（Ｓ３０１）、着信に対する応答かどうかを判定し
（Ｓ３１３）、応答の場合は、内線インタフェース７を
介して着信音を停止する。ここで、外線からの着信に対
する応答の場合は、外線インタフェース５を介して応答
信号を送出し、スピーチネットワーク４を制御して外線
６と電話機８との通話路を接続する。また、内線からの
着信に対する応答の場合は、スピーチネットワーク４を
制御して発信電話機と応答電話機との通話路を接続する
（応答処理：Ｓ３１６）。さらに、メモリ３の内線使用
カウンタを＋１する（Ｓ３１７）。
と（Ｓ３０１）、着信に対する応答かどうかを判定し
（Ｓ３１３）、応答の場合は、内線インタフェース７を
介して着信音を停止する。ここで、外線からの着信に対
する応答の場合は、外線インタフェース５を介して応答
信号を送出し、スピーチネットワーク４を制御して外線
６と電話機８との通話路を接続する。また、内線からの
着信に対する応答の場合は、スピーチネットワーク４を
制御して発信電話機と応答電話機との通話路を接続する
（応答処理：Ｓ３１６）。さらに、メモリ３の内線使用
カウンタを＋１する（Ｓ３１７）。
【００２２】また、応答でない場合は、スピーチネット
ワーク４を制御して電話機８にダイヤルトーンを接続し
（発信処理：Ｓ３１４）、メモリ３の内線使用カウンタ
を＋１する（Ｓ３１５）。なお、Ｓ３１４では、電話機
８から指定された外線または内線の相手に対する発呼を
行う。
ワーク４を制御して電話機８にダイヤルトーンを接続し
（発信処理：Ｓ３１４）、メモリ３の内線使用カウンタ
を＋１する（Ｓ３１５）。なお、Ｓ３１４では、電話機
８から指定された外線または内線の相手に対する発呼を
行う。
【００２３】また、電話機８のオンフックを検出すると
（Ｓ３０２）、外線通話中であれば、外線インタフェー
ス５を介して切断信号を送出し、スピーチネットワーク
４を制御して外線６と電話機８との通話路を切断し、ま
た、内線通話中であれば、スピーチネットワーク４を制
御して通話路を切断する（終話処理：Ｓ３１１）。次
に、メモリ３の内線使用カウンタを−１する（Ｓ３１
２）。
（Ｓ３０２）、外線通話中であれば、外線インタフェー
ス５を介して切断信号を送出し、スピーチネットワーク
４を制御して外線６と電話機８との通話路を切断し、ま
た、内線通話中であれば、スピーチネットワーク４を制
御して通話路を切断する（終話処理：Ｓ３１１）。次
に、メモリ３の内線使用カウンタを−１する（Ｓ３１
２）。
【００２４】また、外線インタフェース５から着信信号
を検出すると（Ｓ３０３）、メモリ３の内線使用カウン
タの値を判定して（Ｓ３０７）、予め設定されている所
定数以上であれば、外線インタフェース５を介してビジ
ーの旨を示す着信拒否信号を送出する（着信拒否処理：
Ｓ３１０）。また、カウンタが所定数未満であれば、外
線インタフェース５を介して呼出信号を送出し、内線イ
ンタフェース７を介して電話機８に着信音を鳴動して
（着信処理：Ｓ３０８）。
を検出すると（Ｓ３０３）、メモリ３の内線使用カウン
タの値を判定して（Ｓ３０７）、予め設定されている所
定数以上であれば、外線インタフェース５を介してビジ
ーの旨を示す着信拒否信号を送出する（着信拒否処理：
Ｓ３１０）。また、カウンタが所定数未満であれば、外
線インタフェース５を介して呼出信号を送出し、内線イ
ンタフェース７を介して電話機８に着信音を鳴動して
（着信処理：Ｓ３０８）。
【００２５】なお、Ｓ３１０では、着信拒否信号を送出
せずに、所定時間応答信号を送出しないようにしてもよ
い。
せずに、所定時間応答信号を送出しないようにしてもよ
い。
【００２６】また、着信放棄を検出すると（Ｓ３０
４）、内線インタフェース７を介して電話機８の着信音
を停止させ（着信停止処理：Ｓ３０５）。
４）、内線インタフェース７を介して電話機８の着信音
を停止させ（着信停止処理：Ｓ３０５）。
【００２７】なお、以上の実施例では、使用中の内線の
数をカウントしたが、空状態の内線の数をカウントする
ようにしてもよい。この場合、Ｓ３１０でカウンタの値
が所定数（ただし所定数は１以上）であれば、着信拒否
処理を行う。また、外線着信時に内線使用カウンタの値
を固定の所定数と比較しているが、例えば時間帯により
変化する数値と比較するようにしてもよい。また、内線
発信時は、電話機８により指定された内線が空か使用中
かに応じて内線使用カウンタとは無関係に着信処理を行
う。
数をカウントしたが、空状態の内線の数をカウントする
ようにしてもよい。この場合、Ｓ３１０でカウンタの値
が所定数（ただし所定数は１以上）であれば、着信拒否
処理を行う。また、外線着信時に内線使用カウンタの値
を固定の所定数と比較しているが、例えば時間帯により
変化する数値と比較するようにしてもよい。また、内線
発信時は、電話機８により指定された内線が空か使用中
かに応じて内線使用カウンタとは無関係に着信処理を行
う。
【００２８】次に、本発明の第３実施例について、その
先行技術より説明する。例えば従来の構内交換機が輻輳
し、外線が全て使用中で塞がっている場合には、緊急の
非常事態が発生しても、警察（１１０番）や消防、救急
（１１９番）等に外線発信することができず、外線に空
きが生じるまで待たなければならなかった。
先行技術より説明する。例えば従来の構内交換機が輻輳
し、外線が全て使用中で塞がっている場合には、緊急の
非常事態が発生しても、警察（１１０番）や消防、救急
（１１９番）等に外線発信することができず、外線に空
きが生じるまで待たなければならなかった。
【００２９】図４は、従来の構内交換機における発信手
順を説明する構内交換機のブロック図であり、図５は、
その発信手順の流れを説明するフローチャートである。
順を説明する構内交換機のブロック図であり、図５は、
その発信手順の流れを説明するフローチャートである。
【００３０】図４において、構内交換機（ＰＢＸ）７０
１の内線には内線端末（ＴＥＬ）７０２が接続され、外
線にはアナログ公衆網７０３からのアナログ回線７０
５、７０６、およびＩＳＤＮ網７０４からのＩＳＤＮ回
線７０７、７０８が接続されている。
１の内線には内線端末（ＴＥＬ）７０２が接続され、外
線にはアナログ公衆網７０３からのアナログ回線７０
５、７０６、およびＩＳＤＮ網７０４からのＩＳＤＮ回
線７０７、７０８が接続されている。
【００３１】また、ＰＢＸ７０１は、ＴＥＬ７０２との
インタフェースをとるＴＥＬ内線インタフェース装置
（ＴＥＬＩ）７０９と、アナログ回線７０５との接続部
としてアナログ公衆網７０３とインタフェースをとるア
ナログ回線インタフェース装置（ＣＯＴ１）７１０と、
アナログ回線７０６との接続部としてアナログ公衆網７
０３とインタフェースをとるアナログ回線インタフェー
ス装置（ＣＯＴ２）７１１と、ＩＳＤＮ回線７０７との
接続部としてＩＳＤＮ網７０４とインタフェースをとる
ＩＳＤＮ回線インタフェース装置（ＢＲＴ１）７１２
と、ＩＳＤＮ回線７０８との接続部としてＩＳＤＮ網７
０４とインタフェースをとるＩＳＤＮ回線インタフェー
ス装置（ＢＲＴ２）７１３と、ビジートーン音源（Ｂ
Ｔ）７１４と、音声チャネルの接続を行う通話路スイッ
チ（ＴＳＷ）７１５と、外線の呼状態を記憶する外線呼
状態記憶テーブルを備えた主メモリ装置（ＭＭ）７１６
と、ＰＢＸ７０１の全体を制御し、着信制御と発信制御
等を行う制御装置（ＣＣ）７１７とを有する。
インタフェースをとるＴＥＬ内線インタフェース装置
（ＴＥＬＩ）７０９と、アナログ回線７０５との接続部
としてアナログ公衆網７０３とインタフェースをとるア
ナログ回線インタフェース装置（ＣＯＴ１）７１０と、
アナログ回線７０６との接続部としてアナログ公衆網７
０３とインタフェースをとるアナログ回線インタフェー
ス装置（ＣＯＴ２）７１１と、ＩＳＤＮ回線７０７との
接続部としてＩＳＤＮ網７０４とインタフェースをとる
ＩＳＤＮ回線インタフェース装置（ＢＲＴ１）７１２
と、ＩＳＤＮ回線７０８との接続部としてＩＳＤＮ網７
０４とインタフェースをとるＩＳＤＮ回線インタフェー
ス装置（ＢＲＴ２）７１３と、ビジートーン音源（Ｂ
Ｔ）７１４と、音声チャネルの接続を行う通話路スイッ
チ（ＴＳＷ）７１５と、外線の呼状態を記憶する外線呼
状態記憶テーブルを備えた主メモリ装置（ＭＭ）７１６
と、ＰＢＸ７０１の全体を制御し、着信制御と発信制御
等を行う制御装置（ＣＣ）７１７とを有する。
【００３２】以上のようなシステムにおいて、緊急の非
常事態が発生し、内線のＴＥＬ７０２から警察に通報す
るため相手先の番号「０１１０」をダイヤルして発信し
たとする（図５のＳ４０１）。
常事態が発生し、内線のＴＥＬ７０２から警察に通報す
るため相手先の番号「０１１０」をダイヤルして発信し
たとする（図５のＳ４０１）。
【００３３】ここで、ダイヤル番号「０１１０」の最初
の「０」は、外線発信特番であり、内線から外線に発信
する時に付加する番号である。また、「１１０」は、警
察の電話番号である。ＴＥＬ７０２から発信があると、
ＴＥＬＩ７０９がその発信を検出し、ＴＥＬＩ７０９
は、その発信をＣＣ７１７に通知する。この後の手順
は、ＴＥＬ７０２がアナログ単独電話機のようにダイヤ
ル数字を１桁ずつ送って発信（分割発信）する端末か、
ＩＳＤＮ端末のようにダイヤル数字を全部一括で送って
発信（一括発信）する端末か、によって多少異なる。
の「０」は、外線発信特番であり、内線から外線に発信
する時に付加する番号である。また、「１１０」は、警
察の電話番号である。ＴＥＬ７０２から発信があると、
ＴＥＬＩ７０９がその発信を検出し、ＴＥＬＩ７０９
は、その発信をＣＣ７１７に通知する。この後の手順
は、ＴＥＬ７０２がアナログ単独電話機のようにダイヤ
ル数字を１桁ずつ送って発信（分割発信）する端末か、
ＩＳＤＮ端末のようにダイヤル数字を全部一括で送って
発信（一括発信）する端末か、によって多少異なる。
【００３４】まず、ＴＥＬ７０２が分割発信する端末で
ある場合について説明する。ＴＥＬ７０２が分割発信す
る端末であれば、ＣＣ７１７は、最初の数字「０」を受
信した段階で外線発信であることを知り、発信する外線
を決めるためにＭＭ７１６内の外線呼状態記憶テーブル
を参照し、外線に空きがあるかどうか調べる（Ｓ４０
２、Ｓ４０３）。ＣＣ７１７は、外線呼状態記憶テーブ
ルの状態によって以下の、のいずれかの手順をと
る。
ある場合について説明する。ＴＥＬ７０２が分割発信す
る端末であれば、ＣＣ７１７は、最初の数字「０」を受
信した段階で外線発信であることを知り、発信する外線
を決めるためにＭＭ７１６内の外線呼状態記憶テーブル
を参照し、外線に空きがあるかどうか調べる（Ｓ４０
２、Ｓ４０３）。ＣＣ７１７は、外線呼状態記憶テーブ
ルの状態によって以下の、のいずれかの手順をと
る。
【００３５】外線に空きがあれば（Ｓ４０４）、空き
の外線の中から発信する外線を１つ選択し、その外線を
捕捉し外線発信する（Ｓ４０５）。
の外線の中から発信する外線を１つ選択し、その外線を
捕捉し外線発信する（Ｓ４０５）。
【００３６】外線に空きがなければ（Ｓ４０４）、Ｔ
ＳＷ７１５を制御して、発信した内線のＴＥＬ７０２と
ＢＴ７１４を接続し、ＴＥＬ７０２にビジートーンを聞
かせ、外線が全て塞がっていて発信拒否したことを知ら
せる（Ｓ４０６）。
ＳＷ７１５を制御して、発信した内線のＴＥＬ７０２と
ＢＴ７１４を接続し、ＴＥＬ７０２にビジートーンを聞
かせ、外線が全て塞がっていて発信拒否したことを知ら
せる（Ｓ４０６）。
【００３７】次に、ＴＥＬ７０２が一括発信する端末で
ある場合について説明する。ＴＥＬ７０２が一括発信す
る端末であれば、ＣＣ７１７はダイヤル数字を分析し、
最初の数字「０」を参照し、外線発信であることを知
り、発信する外線を決めるためにＭＭ７１６内の外線呼
状態記憶テーブルを参照し、外線に空きがあるかどうか
調べる（Ｓ４０２、Ｓ４０３）。ＣＣ７１７は、外線呼
状態記憶テーブルの状態によって以下の、のいずれ
かの手順をとる。
ある場合について説明する。ＴＥＬ７０２が一括発信す
る端末であれば、ＣＣ７１７はダイヤル数字を分析し、
最初の数字「０」を参照し、外線発信であることを知
り、発信する外線を決めるためにＭＭ７１６内の外線呼
状態記憶テーブルを参照し、外線に空きがあるかどうか
調べる（Ｓ４０２、Ｓ４０３）。ＣＣ７１７は、外線呼
状態記憶テーブルの状態によって以下の、のいずれ
かの手順をとる。
【００３８】外線に空きがあれば（Ｓ４０４）、空き
の外線の中から発信する外線を１つ選択し、その外線を
捕捉して外線発信する（Ｓ４０５）。
の外線の中から発信する外線を１つ選択し、その外線を
捕捉して外線発信する（Ｓ４０５）。
【００３９】外線に空きがなければ（Ｓ４０４）、Ｔ
ＥＬ７０２に対して外線が全て塞がっていて発信拒否し
たことを知らせる（Ｓ４０６）。
ＥＬ７０２に対して外線が全て塞がっていて発信拒否し
たことを知らせる（Ｓ４０６）。
【００４０】図６は、外線呼状態記憶テーブルの構造を
示す模式図である。ここでは、外線に空きがなく、ＴＥ
Ｌ７０２に対して発信拒否したとする。
示す模式図である。ここでは、外線に空きがなく、ＴＥ
Ｌ７０２に対して発信拒否したとする。
【００４１】ＴＥＬ７０２は発信拒否されると、一度そ
の呼を解放するが、非常事態が発生しているので、再び
相手先の番号「０１１０」をダイヤルして発信する（Ｓ
４０７）。ＰＢＸ７０１は、外線に空きができるまで発
信拒否し、ＴＥＬ７０２は外線発信できるまで発信し続
ける。
の呼を解放するが、非常事態が発生しているので、再び
相手先の番号「０１１０」をダイヤルして発信する（Ｓ
４０７）。ＰＢＸ７０１は、外線に空きができるまで発
信拒否し、ＴＥＬ７０２は外線発信できるまで発信し続
ける。
【００４２】やがて、外線の呼が解放され、外線に空き
が生じると、ＣＣ７１７は外線呼状態記憶テーブルの値
を使用中から空きに書き換える。ここではＩＳＤＮ回線
７０８のＢ１チャネルに空きが生じたものとする。
が生じると、ＣＣ７１７は外線呼状態記憶テーブルの値
を使用中から空きに書き換える。ここではＩＳＤＮ回線
７０８のＢ１チャネルに空きが生じたものとする。
【００４３】ＩＳＤＮ回線７０８の呼が解放されると、
ＢＲＴ７１３がその解放を検出し、ＣＣ７１７に通知す
る。ＣＣ７１７は、その解放通知を受けると、外線呼状
態記憶テーブルのＩＳＤＮ回線７０８のＢ１チャネルに
対応するところを使用中から空きに書き換え、ＢＲＴ７
１３を制御して呼の解放処理を行う。
ＢＲＴ７１３がその解放を検出し、ＣＣ７１７に通知す
る。ＣＣ７１７は、その解放通知を受けると、外線呼状
態記憶テーブルのＩＳＤＮ回線７０８のＢ１チャネルに
対応するところを使用中から空きに書き換え、ＢＲＴ７
１３を制御して呼の解放処理を行う。
【００４４】その直後、ＴＥＬ７０２が、また相手先の
番号「０１１０」をダイヤルして発信したとする。ＴＥ
Ｌ７０２から発信があると、ＴＥＬＩ７０９がその発信
を検出し、ＴＥＬＩ７０９は、その発信をＣＣ７１７に
通知する。ＣＣ７１７は、発信通知を受けると、相手先
の番号を解析し、その発信が外線発信であることを知
る。
番号「０１１０」をダイヤルして発信したとする。ＴＥ
Ｌ７０２から発信があると、ＴＥＬＩ７０９がその発信
を検出し、ＴＥＬＩ７０９は、その発信をＣＣ７１７に
通知する。ＣＣ７１７は、発信通知を受けると、相手先
の番号を解析し、その発信が外線発信であることを知
る。
【００４５】次に、ＣＣ７１７は、発信する外線を決め
るためＭＭ７１６内の外線呼状態記憶テーブルを参照
し、空いている外線を探す。ＣＣ７１７は、ＩＳＤＮ回
線７０８のＢ１チャネルが空いていることを知ると、そ
のＢチャネルを捕捉し、外線呼状態記憶テーブルのＩＳ
ＤＮ回線７０８のＢ１チャネルに対応するところを空き
から使用中に書き換える。そして、そのＢチャネルを捕
捉して、ＩＳＤＮ回線７０８に対応するＢＲＴ７１３を
制御してＩＳＤＮ網７０４に発信する。なお、その時の
相手先の番号（着番号）は「１１０」である。
るためＭＭ７１６内の外線呼状態記憶テーブルを参照
し、空いている外線を探す。ＣＣ７１７は、ＩＳＤＮ回
線７０８のＢ１チャネルが空いていることを知ると、そ
のＢチャネルを捕捉し、外線呼状態記憶テーブルのＩＳ
ＤＮ回線７０８のＢ１チャネルに対応するところを空き
から使用中に書き換える。そして、そのＢチャネルを捕
捉して、ＩＳＤＮ回線７０８に対応するＢＲＴ７１３を
制御してＩＳＤＮ網７０４に発信する。なお、その時の
相手先の番号（着番号）は「１１０」である。
【００４６】その後、相手が対応すると、ＣＣ７１７は
ＴＳＷ７１５を制御して内線のＴＥＬ７０２と外線のＩ
ＳＤＮ回線７０８を接続する。ＴＳＷ７１５が接続され
るとＴＥＬ７０２とＩＳＤＮ回線７０８との間の通話が
始まる。
ＴＳＷ７１５を制御して内線のＴＥＬ７０２と外線のＩ
ＳＤＮ回線７０８を接続する。ＴＳＷ７１５が接続され
るとＴＥＬ７０２とＩＳＤＮ回線７０８との間の通話が
始まる。
【００４７】しかしながら、以上の従来例では緊急の非
常事態が発生し、内線端末から非常用の外線発信する場
合、外線が全て使用中であると即座に外線発信できず、
外線に空きが生じるまで内線端末の利用者は何度も発信
しなければならず、大変不便であった。
常事態が発生し、内線端末から非常用の外線発信する場
合、外線が全て使用中であると即座に外線発信できず、
外線に空きが生じるまで内線端末の利用者は何度も発信
しなければならず、大変不便であった。
【００４８】そこで、この第３実施例では、外線のＩＳ
ＤＮ回線のＢチャネルのうちｎ個を非常用チャネルとし
て扱い、そのｎ個のＢチャネルは非常用の外線発信以外
には使用しないようにしたＰＢＸを提供するものであ
る。
ＤＮ回線のＢチャネルのうちｎ個を非常用チャネルとし
て扱い、そのｎ個のＢチャネルは非常用の外線発信以外
には使用しないようにしたＰＢＸを提供するものであ
る。
【００４９】図７は、この第３実施例における発信手順
を説明するＰＢＸのブロック図であり、図８は、その発
信手順の流れを説明するフローチャートである。
を説明するＰＢＸのブロック図であり、図８は、その発
信手順の流れを説明するフローチャートである。
【００５０】図７において、ＰＢＸ１０１は、全ＩＳＤ
Ｎ回線の中の１個のＢチャネルを非常用チャネルとし、
「１１０」番と「１１９」番の２つの番号を非常用番号
として扱う。
Ｎ回線の中の１個のＢチャネルを非常用チャネルとし、
「１１０」番と「１１９」番の２つの番号を非常用番号
として扱う。
【００５１】ＰＢＸ１０１の内線インタフェース（ＴＥ
ＬＩ）１０９には、内線端末（ＴＥＬ）１０２が接続さ
れ、２つのアナログ回線インタフェース（ＣＯＴ１、Ｃ
ＯＴ２）１１０、１１１には、アナログ回線１０５、１
０６を介してアナログ公衆網１０３が接続され、さらに
２つのＩＳＤＮ回線インタフェース（ＢＲＴ１、ＢＲＴ
２）１１２、１１３には、ＩＳＤＮ回線１０７、１０８
を介してＩＳＤＮ網１０４が接続されている。
ＬＩ）１０９には、内線端末（ＴＥＬ）１０２が接続さ
れ、２つのアナログ回線インタフェース（ＣＯＴ１、Ｃ
ＯＴ２）１１０、１１１には、アナログ回線１０５、１
０６を介してアナログ公衆網１０３が接続され、さらに
２つのＩＳＤＮ回線インタフェース（ＢＲＴ１、ＢＲＴ
２）１１２、１１３には、ＩＳＤＮ回線１０７、１０８
を介してＩＳＤＮ網１０４が接続されている。
【００５２】また、ＰＢＸ１０１には、ビジートーン音
源（ＢＴ）１１４と、音声チャネルの接続を行う通話路
スイッチ（ＴＳＷ）１１５と、外線の呼状態を記憶する
外線呼状態記憶テーブルおよび非常用の電話番号を記憶
する非常用番号記憶テーブルを備えた主メモリ装置（Ｍ
Ｍ）１１６と、ＰＢＸ１０１全体を制御し、着信制御お
よび発信制御等を行う制御装置（ＣＣ）１１７が設けら
れている。
源（ＢＴ）１１４と、音声チャネルの接続を行う通話路
スイッチ（ＴＳＷ）１１５と、外線の呼状態を記憶する
外線呼状態記憶テーブルおよび非常用の電話番号を記憶
する非常用番号記憶テーブルを備えた主メモリ装置（Ｍ
Ｍ）１１６と、ＰＢＸ１０１全体を制御し、着信制御お
よび発信制御等を行う制御装置（ＣＣ）１１７が設けら
れている。
【００５３】図７において、緊急の非常事態が発生し、
内線のＴＥＬ１０２から警察に通報するため外線発信特
番「０」と相手先の番号「１１０」をダイヤルして外線
発信したとする。ＴＥＬ１０２から発信があると、ＴＥ
ＬＩ１０９がその発信を検出し、ＴＥＬＩ１０９はその
発信をＣＣ１１７に通知する。このあとの手順は、ＴＥ
Ｌ１０２がアナログ単独電話機のようにダイヤル数字を
１桁ずつ送って発信（分割発信）する端末か、ＩＳＤＮ
端末のようにダイヤル数字を全部一括で送って発信（一
括発信）する端末かによって多少異なる。
内線のＴＥＬ１０２から警察に通報するため外線発信特
番「０」と相手先の番号「１１０」をダイヤルして外線
発信したとする。ＴＥＬ１０２から発信があると、ＴＥ
ＬＩ１０９がその発信を検出し、ＴＥＬＩ１０９はその
発信をＣＣ１１７に通知する。このあとの手順は、ＴＥ
Ｌ１０２がアナログ単独電話機のようにダイヤル数字を
１桁ずつ送って発信（分割発信）する端末か、ＩＳＤＮ
端末のようにダイヤル数字を全部一括で送って発信（一
括発信）する端末かによって多少異なる。
【００５４】まず、ＴＥＬ１０２が分割発信する端末で
ある場合について説明する。ＴＥＬ１０２が分割発信す
る端末であれば、ＣＣ１１７は最初の数字「０」を受信
した段階で外線発信であることを知り（Ｓ１０１）、発
信する外線を決めるためＭＭ１１６内にある外線呼状態
記憶テーブルを参照して（Ｓ１０２）、ＩＳＤＮ回線の
空きＢチャネルの数を調べる（Ｓ１０３）。外線呼状態
記憶テーブルは図６に示すような構造になっているもの
とする。
ある場合について説明する。ＴＥＬ１０２が分割発信す
る端末であれば、ＣＣ１１７は最初の数字「０」を受信
した段階で外線発信であることを知り（Ｓ１０１）、発
信する外線を決めるためＭＭ１１６内にある外線呼状態
記憶テーブルを参照して（Ｓ１０２）、ＩＳＤＮ回線の
空きＢチャネルの数を調べる（Ｓ１０３）。外線呼状態
記憶テーブルは図６に示すような構造になっているもの
とする。
【００５５】次に、ＣＣ１１７は、外線呼状態記憶テー
ブルの状態によって、以下の〜のいずれかの手順を
とる。ただし非常用のＢチャネルの数ｎは“１”とす
る。
ブルの状態によって、以下の〜のいずれかの手順を
とる。ただし非常用のＢチャネルの数ｎは“１”とす
る。
【００５６】外線に空きが１つもなければ、ＴＳＷ１
１５を制御して発信した内線端末にＢＴを送出する（図
示せず）。
１５を制御して発信した内線端末にＢＴを送出する（図
示せず）。
【００５７】ＩＳＤＮ回線の空きのＢチャネルの数が
１個で（Ｓ１０４）、ＩＳＤＮ回線以外の外線（ここで
はアナログ回線１０５と１０６）に空きがなければ（Ｓ
１０５、Ｓ１０６）、外線呼状態テーブル中のＩＳＤＮ
回線の空きＢチャネルの外線呼状態を使用中に変えるこ
とにより、ＩＳＤＮ回線の空きのＢチャネルを仮捕捉す
る。その後に受信するダイヤル数字が非常用番号ならば
（Ｓ１０７〜Ｓ１０９）、先ほど仮捕捉したＩＳＤＮ回
線のＢチャネルを捕捉して外線発信する（Ｓ１１１）。
１個で（Ｓ１０４）、ＩＳＤＮ回線以外の外線（ここで
はアナログ回線１０５と１０６）に空きがなければ（Ｓ
１０５、Ｓ１０６）、外線呼状態テーブル中のＩＳＤＮ
回線の空きＢチャネルの外線呼状態を使用中に変えるこ
とにより、ＩＳＤＮ回線の空きのＢチャネルを仮捕捉す
る。その後に受信するダイヤル数字が非常用番号ならば
（Ｓ１０７〜Ｓ１０９）、先ほど仮捕捉したＩＳＤＮ回
線のＢチャネルを捕捉して外線発信する（Ｓ１１１）。
【００５８】ＩＳＤＮ回線の空きのＢチャネルの数が
１個で（Ｓ１０４）、ＩＳＤＮ回線以外の外線に空きが
なければ（Ｓ１０５、Ｓ１０６）、ＩＳＤＮ回線の空き
のＢチャネルを仮捕捉する。その後に受信するダイヤル
数字が非常用番号でなければ（Ｓ１０７〜Ｓ１０９）、
先ほど仮捕捉したＩＳＤＮ回線のＢチャネルを解放して
発信拒否する（Ｓ１１０）。
１個で（Ｓ１０４）、ＩＳＤＮ回線以外の外線に空きが
なければ（Ｓ１０５、Ｓ１０６）、ＩＳＤＮ回線の空き
のＢチャネルを仮捕捉する。その後に受信するダイヤル
数字が非常用番号でなければ（Ｓ１０７〜Ｓ１０９）、
先ほど仮捕捉したＩＳＤＮ回線のＢチャネルを解放して
発信拒否する（Ｓ１１０）。
【００５９】それ以外の場合（すなわち、ＩＳＤＮ回
線の空きのＢチャネルの数が２個以上あるか、ＩＳＤＮ
回線以外の外線に空きがある場合）は、ＩＳＤＮ回線の
空きの最後の１個のＢチャネルを選択しないように外線
のＢチャネルを選択し、そのＢチャネルを捕捉して外線
発信する（Ｓ１１２、Ｓ１１３）。
線の空きのＢチャネルの数が２個以上あるか、ＩＳＤＮ
回線以外の外線に空きがある場合）は、ＩＳＤＮ回線の
空きの最後の１個のＢチャネルを選択しないように外線
のＢチャネルを選択し、そのＢチャネルを捕捉して外線
発信する（Ｓ１１２、Ｓ１１３）。
【００６０】ここでは一例として、上記の状況で、Ｉ
ＳＤＮ回線１０８のＢ１チャネルだけが空きで、他の外
線のＢチャネルは使用中であったとする。ＣＣ１１７
は、外線呼状態記憶テーブルを参照し、全ＩＳＤＮ回線
の中に空きのＢチャネルが１個あり、ＩＳＤＮ回線以外
の外線に空きがないことを知ると、ＩＳＤＮ回線１０８
のＢ１チャネルを選択して仮捕捉し、外線呼状態記憶テ
ーブルの選択したＢチャネルのところを空き状態から使
用中状態に書き換え、その後のダイヤル数字を待つ。
ＳＤＮ回線１０８のＢ１チャネルだけが空きで、他の外
線のＢチャネルは使用中であったとする。ＣＣ１１７
は、外線呼状態記憶テーブルを参照し、全ＩＳＤＮ回線
の中に空きのＢチャネルが１個あり、ＩＳＤＮ回線以外
の外線に空きがないことを知ると、ＩＳＤＮ回線１０８
のＢ１チャネルを選択して仮捕捉し、外線呼状態記憶テ
ーブルの選択したＢチャネルのところを空き状態から使
用中状態に書き換え、その後のダイヤル数字を待つ。
【００６１】それから、ＣＣ１１７は、ＴＥＬ１０２か
らダイヤル数字を１桁受信する毎に外線発信する番号が
非常用番号記憶テーブルに記憶された番号と一致するか
どうか調べる。なお、非常用番号記憶テーブルは、図９
に示すような構造になっているものとする。
らダイヤル数字を１桁受信する毎に外線発信する番号が
非常用番号記憶テーブルに記憶された番号と一致するか
どうか調べる。なお、非常用番号記憶テーブルは、図９
に示すような構造になっているものとする。
【００６２】そして、ＣＣ１１７は、ある程度の数字を
受信した段階で非常用発信でないことを分析すると、Ｔ
ＳＷ１１５を制御してＢＴ１１４と発信した内線を接続
してビジートーンを送出して発信拒否したことを発信者
に知らせる。
受信した段階で非常用発信でないことを分析すると、Ｔ
ＳＷ１１５を制御してＢＴ１１４と発信した内線を接続
してビジートーンを送出して発信拒否したことを発信者
に知らせる。
【００６３】また、ＣＣ１１７は、全ての数字を受信し
た段階で非常用発信であることを分析すると、捕捉した
ＢＲＴ１１３を制御して外線発信し、ＴＳＷ１１５を制
御して発信のあった内線と発信した外線の音声チャネル
を接続する。そして、その後相手が応答すると通話が始
まる。
た段階で非常用発信であることを分析すると、捕捉した
ＢＲＴ１１３を制御して外線発信し、ＴＳＷ１１５を制
御して発信のあった内線と発信した外線の音声チャネル
を接続する。そして、その後相手が応答すると通話が始
まる。
【００６４】次に、ＴＥＬ１０２が一括発信する端末で
ある場合について説明する。ＴＥＬ１０２が一括発信す
る端末であれば、ＣＣ１１７はダイヤル数字を分析し
て、最初の数字「０」を参照し、外線発信であることを
知り（Ｓ１０１）、発信する外線を決めるためＭＭ１１
６内にある外線呼状態記憶テーブルを参照する（Ｓ１０
２）。
ある場合について説明する。ＴＥＬ１０２が一括発信す
る端末であれば、ＣＣ１１７はダイヤル数字を分析し
て、最初の数字「０」を参照し、外線発信であることを
知り（Ｓ１０１）、発信する外線を決めるためＭＭ１１
６内にある外線呼状態記憶テーブルを参照する（Ｓ１０
２）。
【００６５】次にＣＣ１１７は、外線呼状態記憶テーブ
ルの状態によって、以下の〜のいずれかの手順をと
る。
ルの状態によって、以下の〜のいずれかの手順をと
る。
【００６６】外線に空きが１つもなければ、発信した
内線端末に対して発信拒否する（図示せず）。
内線端末に対して発信拒否する（図示せず）。
【００６７】ＩＳＤＮ回線の空きのＢチャネルの数が
１個で（Ｓ１０３、Ｓ１０４）、ＩＳＤＮ回線以外の外
線（ここではアナログ回線１０５と１０６）に空きがな
ければ（Ｓ１０６、Ｓ１０７）、その後の数字を分析す
る。その番号が非常用番号と一致するものがあれば（Ｓ
１０８、Ｓ１０９）、ＩＳＤＮ回線の空いているＢチャ
ネルを捕捉して外線発信する（Ｓ１１１）。
１個で（Ｓ１０３、Ｓ１０４）、ＩＳＤＮ回線以外の外
線（ここではアナログ回線１０５と１０６）に空きがな
ければ（Ｓ１０６、Ｓ１０７）、その後の数字を分析す
る。その番号が非常用番号と一致するものがあれば（Ｓ
１０８、Ｓ１０９）、ＩＳＤＮ回線の空いているＢチャ
ネルを捕捉して外線発信する（Ｓ１１１）。
【００６８】ＩＳＤＮ回線の空きのＢチャネルの数が
１個で（Ｓ１０３、Ｓ１０４）、ＩＳＤＮ回線以外の外
線に空きがなければ（Ｓ１０６、Ｓ１０７）、その後の
数字を分析する。その番号が非常用番号と一致するもの
がなければ（Ｓ１０８、Ｓ１０９）、発信した内線端末
に対して発信拒否する（Ｓ１１０）。
１個で（Ｓ１０３、Ｓ１０４）、ＩＳＤＮ回線以外の外
線に空きがなければ（Ｓ１０６、Ｓ１０７）、その後の
数字を分析する。その番号が非常用番号と一致するもの
がなければ（Ｓ１０８、Ｓ１０９）、発信した内線端末
に対して発信拒否する（Ｓ１１０）。
【００６９】それ以外の場合（すなわち、ＩＳＤＮ回
線の空きのＢチャネルの数が２個以上あるかＩＳＤＮ回
線以外の外線に空きがある場合）は、ＩＳＤＮ回線の空
きの最後の１個のＢチャネルを選択しないように外線の
Ｂチャネルを選択し、そのＢチャネルを捕捉して外線発
信する（Ｓ１１２、Ｓ１１３）。
線の空きのＢチャネルの数が２個以上あるかＩＳＤＮ回
線以外の外線に空きがある場合）は、ＩＳＤＮ回線の空
きの最後の１個のＢチャネルを選択しないように外線の
Ｂチャネルを選択し、そのＢチャネルを捕捉して外線発
信する（Ｓ１１２、Ｓ１１３）。
【００７０】ここでは一例として、上記の状況でＩＳ
ＤＮ回線１０８のＢ１チャネルだけが空きで他の外線の
Ｂチャネルは使用中であったとする。ＣＣ１１７は、外
線呼状態記憶テーブルを参照し、全ＩＳＤＮ回線の中に
空きのＢチャネルが１個あり、ＩＳＤＮ回線以外の外線
に空きがないことを知ると、残りのダイヤル数字を分析
し、非常用番号記憶テーブルに記憶された番号と一致す
るものがあるかどうか調べる。
ＤＮ回線１０８のＢ１チャネルだけが空きで他の外線の
Ｂチャネルは使用中であったとする。ＣＣ１１７は、外
線呼状態記憶テーブルを参照し、全ＩＳＤＮ回線の中に
空きのＢチャネルが１個あり、ＩＳＤＮ回線以外の外線
に空きがないことを知ると、残りのダイヤル数字を分析
し、非常用番号記憶テーブルに記憶された番号と一致す
るものがあるかどうか調べる。
【００７１】そして、ＣＣ１１７は、ダイヤル数字が非
常用番号でなければ、ＴＥＬＩ１０９を制御して発信し
た内線端末１０２に対して発信拒否する。ダイヤル数字
が非常用番号ならば、ＩＳＤＮ回線の空きの最後のＢチ
ャネルのところを空き状態から使用中状態に書き換え、
ＢＲＴ１１３を制御して外線発信し、ＴＳＷ１１５を制
御して発信のあった内線と発信した外線の音声チャネル
を接続する。そして、その後相手が応答すると通話が始
まる。
常用番号でなければ、ＴＥＬＩ１０９を制御して発信し
た内線端末１０２に対して発信拒否する。ダイヤル数字
が非常用番号ならば、ＩＳＤＮ回線の空きの最後のＢチ
ャネルのところを空き状態から使用中状態に書き換え、
ＢＲＴ１１３を制御して外線発信し、ＴＳＷ１１５を制
御して発信のあった内線と発信した外線の音声チャネル
を接続する。そして、その後相手が応答すると通話が始
まる。
【００７２】次に、ＩＳＤＮ回線から着信があった時の
着信手順について説明する。ＩＳＤＮ回線１０７から着
信があると、ＢＲＴ１１２がその着信を検出し、ＣＣ１
１７にその着信を通知する。ＣＣ１１７は、着信通知を
受けると、ＭＭ１１６内の外線呼状態記憶テーブルを参
照し、全ＩＳＤＮ回線の空きのＢチャネルの数が２個以
上あれば、応答方式にしたがって着信する。全ＩＳＤＮ
回線の空きのＢチャネルの数が１個以下であれば、空き
のＢチャネルを非常用に空けておくためＢＲＴ１１２を
制御して着信拒否する。
着信手順について説明する。ＩＳＤＮ回線１０７から着
信があると、ＢＲＴ１１２がその着信を検出し、ＣＣ１
１７にその着信を通知する。ＣＣ１１７は、着信通知を
受けると、ＭＭ１１６内の外線呼状態記憶テーブルを参
照し、全ＩＳＤＮ回線の空きのＢチャネルの数が２個以
上あれば、応答方式にしたがって着信する。全ＩＳＤＮ
回線の空きのＢチャネルの数が１個以下であれば、空き
のＢチャネルを非常用に空けておくためＢＲＴ１１２を
制御して着信拒否する。
【００７３】また、本実施例の変形例として、空きのＢ
チャネルの数が２個以上であれば、特定の発信者からの
着信、または特定の内線への着信は許可し、空きのＢチ
ャネルの数が１個であれば、着信拒否するようにしても
良い。また、空きチャネルの数が１個であっても、特定
の着信は許可するようにしても良い。
チャネルの数が２個以上であれば、特定の発信者からの
着信、または特定の内線への着信は許可し、空きのＢチ
ャネルの数が１個であれば、着信拒否するようにしても
良い。また、空きチャネルの数が１個であっても、特定
の着信は許可するようにしても良い。
【００７４】また、本実施例の他の変形例として、空き
Ｂチャネルの数が２個以上であれば、発信拒否し、１個
以下であれば、着信拒否するようにしても良い。
Ｂチャネルの数が２個以上であれば、発信拒否し、１個
以下であれば、着信拒否するようにしても良い。
【００７５】以上のような発信手順、着信手順によっ
て、ＩＳＤＮ回線の１個のＢチャネルは非常時の外線発
信のために空けておくことにより、緊急の非常事態が発
生した場合にＰＢＸの呼が輻輳していても外線発信し易
くすることができる。
て、ＩＳＤＮ回線の１個のＢチャネルは非常時の外線発
信のために空けておくことにより、緊急の非常事態が発
生した場合にＰＢＸの呼が輻輳していても外線発信し易
くすることができる。
【００７６】次に、本発明の第４実施例について説明す
る。図１０は、この第４実施例における発信手順を説明
するＰＢＸのブロック図である。
る。図１０は、この第４実施例における発信手順を説明
するＰＢＸのブロック図である。
【００７７】図１０において、ＰＢＸ５０１は、全ＩＳ
ＤＮ回線の中の１個のＢチャネルを非常用チャネルと
し、「１１０」番と「１１９」番の２つの番号を非常用
番号として扱う。
ＤＮ回線の中の１個のＢチャネルを非常用チャネルと
し、「１１０」番と「１１９」番の２つの番号を非常用
番号として扱う。
【００７８】ＰＢＸ５０１のＩＳＤＮ内線インタフェー
ス（ＢＲＩ）５１０には、ＩＳＤＮ端末５０２が接続さ
れ、ＳＬＴ内線インタフェース（ＳＬＴＩ）５１１に
は、単独電話機（ＳＬＴ）５０３が接続されている。ま
た、２つのアナログ回線インタフェース（ＣＯＴ１、Ｃ
ＯＴ２）５１２、５１３には、アナログ回線５０６、５
０７を介してアナログ公衆網５０４が接続されている。
さらに、ＩＳＤＮ基本回線インタフェース（ＢＲＴ）５
１４には、ＩＳＤＮ基本インタフェース回線５０８を介
してＩＳＤＮ網５０５が接続され、ＩＳＤＮ一次群イン
タフェース（ＰＲＴ）５１５には、ＩＳＤＮ一次群イン
タフェース回線５０９を介してＩＳＤＮ網５０５が接続
されている。
ス（ＢＲＩ）５１０には、ＩＳＤＮ端末５０２が接続さ
れ、ＳＬＴ内線インタフェース（ＳＬＴＩ）５１１に
は、単独電話機（ＳＬＴ）５０３が接続されている。ま
た、２つのアナログ回線インタフェース（ＣＯＴ１、Ｃ
ＯＴ２）５１２、５１３には、アナログ回線５０６、５
０７を介してアナログ公衆網５０４が接続されている。
さらに、ＩＳＤＮ基本回線インタフェース（ＢＲＴ）５
１４には、ＩＳＤＮ基本インタフェース回線５０８を介
してＩＳＤＮ網５０５が接続され、ＩＳＤＮ一次群イン
タフェース（ＰＲＴ）５１５には、ＩＳＤＮ一次群イン
タフェース回線５０９を介してＩＳＤＮ網５０５が接続
されている。
【００７９】また、ＰＢＸ５０１には、ビジートーン音
源（ＢＴ）５１６と、音声チャネルの接続を行う通話路
スイッチ（ＴＳＷ）５１７と、外線の呼状態を記憶する
外線呼状態記憶テーブルおよび非常用の電話番号を記憶
する非常用番号記憶テーブルを備えた主メモリ装置（Ｍ
Ｍ）５１８と、ＰＢＸ５０１全体を制御し、着信制御お
よび発信制御等を行う制御装置（ＣＣ）５１９が設けら
れている。
源（ＢＴ）５１６と、音声チャネルの接続を行う通話路
スイッチ（ＴＳＷ）５１７と、外線の呼状態を記憶する
外線呼状態記憶テーブルおよび非常用の電話番号を記憶
する非常用番号記憶テーブルを備えた主メモリ装置（Ｍ
Ｍ）５１８と、ＰＢＸ５０１全体を制御し、着信制御お
よび発信制御等を行う制御装置（ＣＣ）５１９が設けら
れている。
【００８０】次に、図８のフローチャートを用いて、こ
の第４実施例における発信手順の流れを説明する。
の第４実施例における発信手順の流れを説明する。
【００８１】図１０において、緊急の非常事態が発生
し、内線のＩＳＤＮ端末５０２から警察に通報するため
外線発信特番「０」と相手先の番号「１１０」をダイヤ
ルして外線発信したとする。また、ほぼ同じ頃、内線の
ＳＬＴ５０３から救急車を呼ぶため外線発信特番「０」
と相手先の番号「１１９」をダイヤルして外線発信した
とする（Ｓ１０１）。
し、内線のＩＳＤＮ端末５０２から警察に通報するため
外線発信特番「０」と相手先の番号「１１０」をダイヤ
ルして外線発信したとする。また、ほぼ同じ頃、内線の
ＳＬＴ５０３から救急車を呼ぶため外線発信特番「０」
と相手先の番号「１１９」をダイヤルして外線発信した
とする（Ｓ１０１）。
【００８２】ＩＳＤＮ端末５０２から発信があると、Ｂ
ＲＩ５１０がその発信を検出し、ＢＲＩ５１０は発信を
検出したことをＣＣ５１９に通知する。ＣＣ５１９は、
ＢＲＩ５１０から発信通知を受けると発信の「呼設定」
メッセージの中の着番号情報要素を見てダイヤル数字を
分析し、最初の数字が「０」であって外線発信であるこ
とを知ると、発信する外線を決めるためＭＭ５１８内に
ある外線呼状態記憶テーブルを参照して（Ｓ１０２）、
ＩＳＤＮ回線の空きＢチャネルの数を調べる（Ｓ１０
３）。外線呼状態記憶テーブルは図１１に示すような構
造になっているものとする。
ＲＩ５１０がその発信を検出し、ＢＲＩ５１０は発信を
検出したことをＣＣ５１９に通知する。ＣＣ５１９は、
ＢＲＩ５１０から発信通知を受けると発信の「呼設定」
メッセージの中の着番号情報要素を見てダイヤル数字を
分析し、最初の数字が「０」であって外線発信であるこ
とを知ると、発信する外線を決めるためＭＭ５１８内に
ある外線呼状態記憶テーブルを参照して（Ｓ１０２）、
ＩＳＤＮ回線の空きＢチャネルの数を調べる（Ｓ１０
３）。外線呼状態記憶テーブルは図１１に示すような構
造になっているものとする。
【００８３】次に、ＣＣ５１９は、外線呼状態記憶テー
ブルの状態によって、以下の〜のいずれかの手順を
とる。ただし非常用のＢチャネルの数ｎは“２”とす
る。
ブルの状態によって、以下の〜のいずれかの手順を
とる。ただし非常用のＢチャネルの数ｎは“２”とす
る。
【００８４】外線に空きが１つもなければ、ＢＲＩ５
１０を制御して発信したＩＳＤＮ端末５０２に対して発
信拒否する（図示せず）。
１０を制御して発信したＩＳＤＮ端末５０２に対して発
信拒否する（図示せず）。
【００８５】ＩＳＤＮ回線の空きのＢチャネルの数が
１個または２個で（Ｓ１０４）、ＩＳＤＮ回線以外の外
線（ここではアナログ回線５０６と５０７）に空きがな
ければ（Ｓ１０５、Ｓ１０６）、その後の数字を分析す
る。その番号が非常用番号と一致するものであれば（Ｓ
１０７〜Ｓ１０９）、ＩＳＤＮ回線の空いているＢチャ
ネルを捕捉して外線発信する（Ｓ１１１）。
１個または２個で（Ｓ１０４）、ＩＳＤＮ回線以外の外
線（ここではアナログ回線５０６と５０７）に空きがな
ければ（Ｓ１０５、Ｓ１０６）、その後の数字を分析す
る。その番号が非常用番号と一致するものであれば（Ｓ
１０７〜Ｓ１０９）、ＩＳＤＮ回線の空いているＢチャ
ネルを捕捉して外線発信する（Ｓ１１１）。
【００８６】ＩＳＤＮ回線の空きのＢチャネルの数が
１個または２個で（Ｓ１０４）、ＩＳＤＮ回線以外の外
線に空きがなければ（Ｓ１０５、Ｓ１０６）、その後の
数字を分析する。その番号が非常用番号と一致するもの
でなければ（Ｓ１０７〜Ｓ１０９）、ＢＲＩ５１０を制
御して発信したＩＳＤＮ端末５０２に対して発信拒否す
る（Ｓ１１０）。
１個または２個で（Ｓ１０４）、ＩＳＤＮ回線以外の外
線に空きがなければ（Ｓ１０５、Ｓ１０６）、その後の
数字を分析する。その番号が非常用番号と一致するもの
でなければ（Ｓ１０７〜Ｓ１０９）、ＢＲＩ５１０を制
御して発信したＩＳＤＮ端末５０２に対して発信拒否す
る（Ｓ１１０）。
【００８７】それ以外の場合（すなわち、ＩＳＤＮ回
線の空きのＢチャネルの数が２個以上あるか、ＩＳＤＮ
回線以外の外線に空きがある場合）は、ＩＳＤＮ回線の
Ｂチャネルを１個または２個残して他のＢチャネルを選
択し、そのＢチャネルを捕捉して外線発信する（Ｓ１１
２、１１３）。
線の空きのＢチャネルの数が２個以上あるか、ＩＳＤＮ
回線以外の外線に空きがある場合）は、ＩＳＤＮ回線の
Ｂチャネルを１個または２個残して他のＢチャネルを選
択し、そのＢチャネルを捕捉して外線発信する（Ｓ１１
２、１１３）。
【００８８】ここでは一例として、上記の状況で、Ｉ
ＳＤＮ基本インタフェース回線５０８のＢ１チャネルと
ＩＳＤＮ一次群インタフェース回線５０９のＢ２チャネ
ルだけが空きで、他のＢチャネルは使用中であったとす
る。ＣＣ５１９は、外線呼状態記憶テーブルを参照し、
全ＩＳＤＮ回線の中に空きのＢチャネルが２個あり、Ｉ
ＳＤＮ回線以外の外線に空きがないことを知ると、残り
のダイヤル数字を分析し、非常用番号記憶テーブルに記
憶された番号と一致するものがあるかどうか調べる。な
お、非常用番号記憶テーブルは、図９に示すものとす
る。
ＳＤＮ基本インタフェース回線５０８のＢ１チャネルと
ＩＳＤＮ一次群インタフェース回線５０９のＢ２チャネ
ルだけが空きで、他のＢチャネルは使用中であったとす
る。ＣＣ５１９は、外線呼状態記憶テーブルを参照し、
全ＩＳＤＮ回線の中に空きのＢチャネルが２個あり、Ｉ
ＳＤＮ回線以外の外線に空きがないことを知ると、残り
のダイヤル数字を分析し、非常用番号記憶テーブルに記
憶された番号と一致するものがあるかどうか調べる。な
お、非常用番号記憶テーブルは、図９に示すものとす
る。
【００８９】そして、ＣＣ５１９は、ダイヤル数字が非
常用番号でなければ、ＢＲＩ５１０を制御して発信した
ＩＳＤＮ端末５０２に対して発信拒否する。ダイヤル数
字が非常用番号ならば、ＩＳＤＮ回線の空きのＢチャネ
ルのうちのどちらか（ここではＰＲＴ５１５のＢ２チャ
ネル）を選択し、そのＢチャネルを捕捉して外線呼状態
記憶テーブルの選択したＢチャネルのところを空き状態
から使用中状態に書き換える。さらに、ＰＲＴ５１５を
制御して外線発信し、ＴＳＷ５１７を制御して発信のあ
った内線と発信した外線の音声チャネルを接続する。そ
して、その後相手が応答すると通話が始まる。
常用番号でなければ、ＢＲＩ５１０を制御して発信した
ＩＳＤＮ端末５０２に対して発信拒否する。ダイヤル数
字が非常用番号ならば、ＩＳＤＮ回線の空きのＢチャネ
ルのうちのどちらか（ここではＰＲＴ５１５のＢ２チャ
ネル）を選択し、そのＢチャネルを捕捉して外線呼状態
記憶テーブルの選択したＢチャネルのところを空き状態
から使用中状態に書き換える。さらに、ＰＲＴ５１５を
制御して外線発信し、ＴＳＷ５１７を制御して発信のあ
った内線と発信した外線の音声チャネルを接続する。そ
して、その後相手が応答すると通話が始まる。
【００９０】次に、ＩＳＤＮ端末５０２から非常用の発
信があった直後、まだ外線の状態が変わらないうちに、
ＳＬＴ５０３から「０１１９」を「０１１９」をダイヤ
ルして外線発信があったとする。ＳＬＴ５０３から発信
があると、ＰＢＸ５０１ではＳＬＴＩ５１１がその発信
を検出し、ＳＬＴＩ５１１はＳＬＴ５０３からダイヤル
数字を１桁ずつ受信し、受信したダイヤル数字をＣＣ５
１９に通知する。
信があった直後、まだ外線の状態が変わらないうちに、
ＳＬＴ５０３から「０１１９」を「０１１９」をダイヤ
ルして外線発信があったとする。ＳＬＴ５０３から発信
があると、ＰＢＸ５０１ではＳＬＴＩ５１１がその発信
を検出し、ＳＬＴＩ５１１はＳＬＴ５０３からダイヤル
数字を１桁ずつ受信し、受信したダイヤル数字をＣＣ５
１９に通知する。
【００９１】ＣＣ５１９は、まず最初の数字「０」を受
信すると、外線発信であることを知り（Ｓ１０１）、発
信する外線を決めるためＭＭ５１８内にある外線呼状態
記憶テーブルを参照する（Ｓ１０２）。
信すると、外線発信であることを知り（Ｓ１０１）、発
信する外線を決めるためＭＭ５１８内にある外線呼状態
記憶テーブルを参照する（Ｓ１０２）。
【００９２】次にＣＣ５１９は、外線呼状態記憶テーブ
ルの状態によって、以下の〜のいずれかの手順をと
る。ただし非常用のＢチャネルの数ｎは“２”とする。
ルの状態によって、以下の〜のいずれかの手順をと
る。ただし非常用のＢチャネルの数ｎは“２”とする。
【００９３】外線に空きが１つもなければ、ＴＳＷ５
１７を制御して発信したＳＬＴ５０３にＢＴを送出する
（図示せず）。
１７を制御して発信したＳＬＴ５０３にＢＴを送出する
（図示せず）。
【００９４】ＩＳＤＮ回線の空きのＢチャネルの数が
１個または２個で（Ｓ１０３、Ｓ１０４）、ＩＳＤＮ回
線以外の外線（ここではアナログ回線５０６と５０７）
に空きがなければ（Ｓ１０６、Ｓ１０７）、ＩＳＤＮ回
線の空きＢチャネルのうちの１個を仮捕捉する。その後
に受信ダイヤル数字が非常用番号ならば（Ｓ１０８、Ｓ
１０９）、先程仮捕捉したＩＳＤＮ回線のＢチャネルを
捕捉して外線発信する（Ｓ１１１）。
１個または２個で（Ｓ１０３、Ｓ１０４）、ＩＳＤＮ回
線以外の外線（ここではアナログ回線５０６と５０７）
に空きがなければ（Ｓ１０６、Ｓ１０７）、ＩＳＤＮ回
線の空きＢチャネルのうちの１個を仮捕捉する。その後
に受信ダイヤル数字が非常用番号ならば（Ｓ１０８、Ｓ
１０９）、先程仮捕捉したＩＳＤＮ回線のＢチャネルを
捕捉して外線発信する（Ｓ１１１）。
【００９５】ＩＳＤＮ回線の空きのＢチャネルの数が
１個または２個で（Ｓ１０３、Ｓ１０４）、ＩＳＤＮ回
線以外の外線に空きがなければ（Ｓ１０５、Ｓ１０
６）、ＩＳＤＮ回線の空きのＢチャネルのうちの１個を
仮捕捉する。その後に受信するダイヤル数字が非常用番
号でなければ（Ｓ１０７〜Ｓ１０９）、先ほど仮捕捉し
たＩＳＤＮ回線のＢチャネルを解放し、ＴＳＷ５１７を
制御して発信したＳＬＴ５０３にＢＴを送出する（Ｓ１
１０）。
１個または２個で（Ｓ１０３、Ｓ１０４）、ＩＳＤＮ回
線以外の外線に空きがなければ（Ｓ１０５、Ｓ１０
６）、ＩＳＤＮ回線の空きのＢチャネルのうちの１個を
仮捕捉する。その後に受信するダイヤル数字が非常用番
号でなければ（Ｓ１０７〜Ｓ１０９）、先ほど仮捕捉し
たＩＳＤＮ回線のＢチャネルを解放し、ＴＳＷ５１７を
制御して発信したＳＬＴ５０３にＢＴを送出する（Ｓ１
１０）。
【００９６】それ以外の場合（すなわち、ＩＳＤＮ回
線の空きのＢチャネルの数が３個以上あるか、ＩＳＤＮ
回線以外の外線に空きがある場合）は、ＩＳＤＮ回線の
Ｂチャネルの１個または２個残して他のＢチャネルを選
択し、そのＢチャネルを捕捉して外線発信する（Ｓ１１
２、１１３）。
線の空きのＢチャネルの数が３個以上あるか、ＩＳＤＮ
回線以外の外線に空きがある場合）は、ＩＳＤＮ回線の
Ｂチャネルの１個または２個残して他のＢチャネルを選
択し、そのＢチャネルを捕捉して外線発信する（Ｓ１１
２、１１３）。
【００９７】ここでは一例として、上記の状況で、Ｉ
ＳＤＮ基本インタフェース回線５０８のＢ１チャネルだ
けが空きで、他のＢチャネルは使用中であったとする。
ＣＣ５１９は、外線呼状態記憶テーブルを参照し、全Ｉ
ＳＤＮ回線の中に空きのＢチャネルが１個あり、ＩＳＤ
Ｎ回線以外の外線に空きがないことを知ると、その空き
のＢチャネル（ＢＲＴのＢ１チャネル）を仮捕捉し、外
線呼状態記憶テーブルの選択したＢチャネルのところを
空き状態から使用中状態に書き換え、その後のダイヤル
数字を待つ。
ＳＤＮ基本インタフェース回線５０８のＢ１チャネルだ
けが空きで、他のＢチャネルは使用中であったとする。
ＣＣ５１９は、外線呼状態記憶テーブルを参照し、全Ｉ
ＳＤＮ回線の中に空きのＢチャネルが１個あり、ＩＳＤ
Ｎ回線以外の外線に空きがないことを知ると、その空き
のＢチャネル（ＢＲＴのＢ１チャネル）を仮捕捉し、外
線呼状態記憶テーブルの選択したＢチャネルのところを
空き状態から使用中状態に書き換え、その後のダイヤル
数字を待つ。
【００９８】それから、ＣＣ５１９は、ＳＬＴ５０３か
らダイヤル数字を１桁受信する毎に外線発信する番号が
非常用番号記憶テーブルに記憶された番号と一致するか
どうか調べる。
らダイヤル数字を１桁受信する毎に外線発信する番号が
非常用番号記憶テーブルに記憶された番号と一致するか
どうか調べる。
【００９９】そして、ＣＣ５１９は、ある程度の数字を
受信した段階で非常用発信でないことを分析すると、Ｔ
ＳＷ５１７を制御してＢＴ５１６と発信した内線を接続
してビジートーンを送出して発信拒否したことを発信者
に知らせる。
受信した段階で非常用発信でないことを分析すると、Ｔ
ＳＷ５１７を制御してＢＴ５１６と発信した内線を接続
してビジートーンを送出して発信拒否したことを発信者
に知らせる。
【０１００】また、ＣＣ５１９は、全ての数字を受信し
た段階で非常用発信であることを分析すると、仮捕捉し
たＢチャネルを捕捉し、外線呼状態記憶テーブルのその
Ｂチャネルのところを仮捕捉状態から捕捉状態に書き換
える。さらにＢＲＴ５１４を制御して外線発信し、ＴＳ
Ｗ５１７を制御して発信のあった内線と発信した外線の
音声チャネルを接続する。そして、その後相手が応答す
ると通話が始まる。
た段階で非常用発信であることを分析すると、仮捕捉し
たＢチャネルを捕捉し、外線呼状態記憶テーブルのその
Ｂチャネルのところを仮捕捉状態から捕捉状態に書き換
える。さらにＢＲＴ５１４を制御して外線発信し、ＴＳ
Ｗ５１７を制御して発信のあった内線と発信した外線の
音声チャネルを接続する。そして、その後相手が応答す
ると通話が始まる。
【０１０１】次に、ＩＳＤＮ回線から着信があった時の
着信手順について説明する。ＩＳＤＮ基本インタフェー
ス回線５０８からＰＢＸ５０１に着信があると、ＢＲＴ
５１４がその着信を検出し、ＣＣ５１９にその着信を通
知する。ＣＣ５１９は、着信通知を受けると、ＭＭ５１
８内の外線呼状態記憶テーブルを参照し、全ＩＳＤＮ回
線の空きのＢチャネルの数が３個以上あれば、応答方式
にしたがって着信し、全ＩＳＤＮ回線の空きのＢチャネ
ルの数が２個以下であれば、空きのＢチャネルを非常用
に空けておくためＢＲＴ５１４を制御して着信拒否す
る。
着信手順について説明する。ＩＳＤＮ基本インタフェー
ス回線５０８からＰＢＸ５０１に着信があると、ＢＲＴ
５１４がその着信を検出し、ＣＣ５１９にその着信を通
知する。ＣＣ５１９は、着信通知を受けると、ＭＭ５１
８内の外線呼状態記憶テーブルを参照し、全ＩＳＤＮ回
線の空きのＢチャネルの数が３個以上あれば、応答方式
にしたがって着信し、全ＩＳＤＮ回線の空きのＢチャネ
ルの数が２個以下であれば、空きのＢチャネルを非常用
に空けておくためＢＲＴ５１４を制御して着信拒否す
る。
【０１０２】また、ＩＳＤＮ一次群インタフェース回線
５０９からＰＢＸ５０１に着信があった場合も同様であ
る。
５０９からＰＢＸ５０１に着信があった場合も同様であ
る。
【０１０３】以上のような発信手順、着信手順によっ
て、ＩＳＤＮ回線の２個のＢチャネルは非常時の外線発
信のために空けておくことにより、緊急の非常事態が発
生した場合にＰＢＸの呼が輻輳していても外線発信し易
くすることができる。
て、ＩＳＤＮ回線の２個のＢチャネルは非常時の外線発
信のために空けておくことにより、緊急の非常事態が発
生した場合にＰＢＸの呼が輻輳していても外線発信し易
くすることができる。
【０１０４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
実行中の通信の数が一定数以上になると、新たな着信に
対してはビジーが通知されるため、外出等で電話をとる
人が極端に少なくなっている場合にも、電話をかけてき
た相手に留守と思われることはなく、効率の良い電話の
運用ができるという効果がある。
実行中の通信の数が一定数以上になると、新たな着信に
対してはビジーが通知されるため、外出等で電話をとる
人が極端に少なくなっている場合にも、電話をかけてき
た相手に留守と思われることはなく、効率の良い電話の
運用ができるという効果がある。
【０１０５】また、本発明によれば、空き外線の数が所
定数より少なくなると、発信拒否することにより、外線
から着信できなくなる可能性を減らすことができる。
定数より少なくなると、発信拒否することにより、外線
から着信できなくなる可能性を減らすことができる。
【０１０６】また、本発明によれば、ＩＳＤＮ回線のｎ
個のＢチャネルを非常時の外線発信用に空けておき、外
線の空きが上記ｎ個のＢチャネルだけになったら、内線
からの外線発信やＩＳＤＮ回線からの着信を拒否するこ
とにより、非常事態が発生して特定の相手に緊急の発信
しなければならない場合に、上記ｎ個のＢチャネルを使
用して確実に外線発信を行うことができる効果がある。
個のＢチャネルを非常時の外線発信用に空けておき、外
線の空きが上記ｎ個のＢチャネルだけになったら、内線
からの外線発信やＩＳＤＮ回線からの着信を拒否するこ
とにより、非常事態が発生して特定の相手に緊急の発信
しなければならない場合に、上記ｎ個のＢチャネルを使
用して確実に外線発信を行うことができる効果がある。
【図１】本発明の第１実施例を示すブロック図である。
【図２】上記第１実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図３】本発明の第２実施例の動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図４】従来の構内交換機を示すブロック図である。
【図５】上記従来の発信手順の流れを説明するフローチ
ャートである。
ャートである。
【図６】本発明の第３実施例において使用される外線呼
状態記憶テーブルを示す模式図である。
状態記憶テーブルを示す模式図である。
【図７】上記第３実施例を示すブロック図である。
【図８】上記第３実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図９】上記第３実施例において使用される非常用番号
記憶テーブルを示す模式図である。
記憶テーブルを示す模式図である。
【図１０】本発明の第４実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図１１】上記第４実施例で使用する外線呼状態記憶テ
ーブルを示す模式図である。
ーブルを示す模式図である。
１…主装置、 ２…制御部、 ３…メモリ、 ４…スピーチネットワーク、 ５…外線インタフェース、 ６…ＩＳＤＮ外線、 ７…内線インタフェース、 ８…電話機。
Claims (6)
- 【請求項１】 複数のＩＳＤＮ回線に接続される電話交
換装置において、 実行中の通信の数が予め定められた所定数になると、新
たな着信に対してビジーを返送して着信拒否状態とする
着信拒否手段と；実行中の通信の数が前記所定数未満に
なると、前記着信拒否状態を解除する着信拒否解除手段
と；を有することを特徴とする電話交換装置。 - 【請求項２】 複数のＩＳＤＮ回線に接続される電話交
換装置において、 使用中の外線の数が予め定められた所定数になると、新
たな着信に対してビジーを返送して着信拒否状態とする
着信拒否手段と；使用中の外線の数が前記所定数未満に
なると、前記着信拒否状態を解除する着信拒否解除手段
と；を有することを特徴とする電話交換装置。 - 【請求項３】 空外線の数が所定数（１以上）より少な
くなると、発信拒否することを特徴とする電話交換装
置。 - 【請求項４】 空内線の数が所定数（１以上）より少な
くなると、着信拒否することを特徴とする電話交換装
置。 - 【請求項５】 空外線の数が所定数（１以上）より少な
くなると、着信拒否することを特徴とする電話交換装
置。 - 【請求項６】 外線にＩＳＤＮ回線を収容する電話交換
装置において、 ＩＳＤＮ回線を含む外線の呼状態を記憶する外線呼状態
記憶手段と、非常用の電話番号を記憶する非常用番号記
憶手段と、ＩＳＤＮ回線のＢチャネルのうちのｎ（ｎ≧
１）個のチャネルを非常用チャネルとして扱い、ＩＳＤ
Ｎ回線から着信があった場合に外線呼状態記憶手段を参
照してＩＳＤＮ回線の空きのＢチャネルの数が前記ｎ個
よりも大きい場合は通常に応答方式に従って着信し、ｎ
個以下の場合は着信拒否する着信制御手段と、内線から
外線発信があった場合に外線呼状態記憶手段を参照し、
ＩＳＤＮ回線の空きのＢチャネルの数が前記ｎ個よりも
大きい場合はＩＳＤＮ回線を用いて外線発信し、ｎ以下
の場合は相手番号を参照し、その番号が非常用番号記憶
手段に記憶されている番号と一致する非常用番号であれ
ば、ＩＳＤＮ回線を用いて外線発信し、その番号が非常
用番号以外の番号であれば発信拒否する発信制御手段と
を有し、 ＩＳＤＮ回線のＢチャネルのうちのｎ個を非常用チャネ
ルとして扱い、そのｎ個のＢチャネルは非常用の外線発
信以外には使用しないようにしたことを特徴とする電話
交換装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27613093A JP3334972B2 (ja) | 1992-11-20 | 1993-10-07 | 構内交換装置 |
| US08/625,923 US5956392A (en) | 1992-11-20 | 1996-04-01 | Private branch exchange apparatus |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-335088 | 1992-11-20 | ||
| JP33508892 | 1992-11-20 | ||
| JP27613093A JP3334972B2 (ja) | 1992-11-20 | 1993-10-07 | 構内交換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06209368A true JPH06209368A (ja) | 1994-07-26 |
| JP3334972B2 JP3334972B2 (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=26551762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27613093A Expired - Fee Related JP3334972B2 (ja) | 1992-11-20 | 1993-10-07 | 構内交換装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5956392A (ja) |
| JP (1) | JP3334972B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8107926B2 (en) | 2008-03-28 | 2012-01-31 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Communication device |
| JP2013157861A (ja) * | 2012-01-31 | 2013-08-15 | Saxa Inc | 電話制御装置、電話システム、およびプログラム |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6563799B1 (en) * | 1999-01-29 | 2003-05-13 | Avaya Technology Corp. | Application module interface for hardware control signals in a private branch exchange (PBX) environment |
| US7154865B1 (en) * | 1999-01-29 | 2006-12-26 | Avaya Technology Corp. | Application module interface for bidirectional signaling and bearer channels in a private branch exchange (PBX) environment |
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