JPH06206070A - 透過膜を用いた緊急用浄水装置 - Google Patents
透過膜を用いた緊急用浄水装置Info
- Publication number
- JPH06206070A JPH06206070A JP1784093A JP1784093A JPH06206070A JP H06206070 A JPH06206070 A JP H06206070A JP 1784093 A JP1784093 A JP 1784093A JP 1784093 A JP1784093 A JP 1784093A JP H06206070 A JPH06206070 A JP H06206070A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- permeable membrane
- conc
- membrane module
- purifying apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 地震、台風等の災害時の緊急用膜利用型浄水
装置に関する。 【構成】 原水を精密ろ過膜もしくは限外ろ過膜等の透
過膜モジュ−ルによりクロスフロ−ろ過で一過式に処理
し、濃縮水は循環させずに系外に排出する。
装置に関する。 【構成】 原水を精密ろ過膜もしくは限外ろ過膜等の透
過膜モジュ−ルによりクロスフロ−ろ過で一過式に処理
し、濃縮水は循環させずに系外に排出する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、地震、台風等の災害
時の緊急用膜利用型浄水装置に関するものである。
時の緊急用膜利用型浄水装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】電気、水道の供給が停止するような緊急
災害時に、飲料水を確保することは極めて重要な問題で
ある。これまで、簡単な砂ろ過装置や、一部において逆
浸透膜を用いた海水淡水化装置が実用化されているが、
いずれも、大掛かりな搬送設備を必要としたり、装置の
運転、管理が困難などの欠点があつた。
災害時に、飲料水を確保することは極めて重要な問題で
ある。これまで、簡単な砂ろ過装置や、一部において逆
浸透膜を用いた海水淡水化装置が実用化されているが、
いずれも、大掛かりな搬送設備を必要としたり、装置の
運転、管理が困難などの欠点があつた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】緊急用浄水装置の解決
すべき課題として、１）飲料水用として、一般細菌、大
腸菌ウィルス等の有害物質を確実に除去できること。
２）緊急時であつても膜の透過フラックスを高く維持で
きること。３）運搬、据え付けが簡単で、速やかに、運
転が開始できること等が挙げられる。
すべき課題として、１）飲料水用として、一般細菌、大
腸菌ウィルス等の有害物質を確実に除去できること。
２）緊急時であつても膜の透過フラックスを高く維持で
きること。３）運搬、据え付けが簡単で、速やかに、運
転が開始できること等が挙げられる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明では、
精密ろ過膜もしくは限外ろ過膜等の中空糸型透過膜を用
い、クロスフロ−ろ過した後の濃縮水は循環させずに系
外に排出する一過型処理方式を採用することを提案する
ものである。
精密ろ過膜もしくは限外ろ過膜等の中空糸型透過膜を用
い、クロスフロ−ろ過した後の濃縮水は循環させずに系
外に排出する一過型処理方式を採用することを提案する
ものである。
【０００５】
【作用】この発明の上記装置において、原水は透過膜に
よりクロスフロ−ろ過で一過式に処理され、濃縮水は循
環させずに系外に排出される。
よりクロスフロ−ろ過で一過式に処理され、濃縮水は循
環させずに系外に排出される。
【０００６】
【実施例】次にこの発明をその一実施例を示す図にした
がつて説明する。この図１は緊急用浄水装置のフロ−シ
−トであつて、装置は主として、原水ポンプ１、プレフ
ィルタ２、精密ろ過膜もしくは限外ろ過膜等の透過膜モ
ジュ−ル３、消毒設備４、透過水槽５、逆洗ポンプ６か
ら構成される。
がつて説明する。この図１は緊急用浄水装置のフロ−シ
−トであつて、装置は主として、原水ポンプ１、プレフ
ィルタ２、精密ろ過膜もしくは限外ろ過膜等の透過膜モ
ジュ−ル３、消毒設備４、透過水槽５、逆洗ポンプ６か
ら構成される。
【０００７】水源７から原水ポンプ１を介してプレフィ
ルタ２に送られこのプレフィルタ２により前処理された
原水は、透過膜モジュ−ル３によつて懸濁物質のほか、
一般細菌、大腸菌等を殆ど除去され、透過水は管路８に
より、消毒設備４から消毒剤が供給されている透過水槽
５に導かれて消毒され、浄水は飲料水として供給され
る。
ルタ２に送られこのプレフィルタ２により前処理された
原水は、透過膜モジュ−ル３によつて懸濁物質のほか、
一般細菌、大腸菌等を殆ど除去され、透過水は管路８に
より、消毒設備４から消毒剤が供給されている透過水槽
５に導かれて消毒され、浄水は飲料水として供給され
る。
【０００８】なお前記透過膜モジュ−ル３から導出され
た濃縮水は管路９を介して系外へ排出されるのである。
すなわち透過膜モジュ−ル３を高く維持するためには、
クロスフロ−ろ過で濃縮された循環水を何度も処理する
循環方式よりも、一過型の処理方式の方が好ましいの
で、この発明では、プレフィルタ２を通つた原水を、一
回だけ透過膜モジュ−ル３で処理し、濃縮水は系外へ排
出することにより、低負荷運転を行なうのである。
た濃縮水は管路９を介して系外へ排出されるのである。
すなわち透過膜モジュ−ル３を高く維持するためには、
クロスフロ−ろ過で濃縮された循環水を何度も処理する
循環方式よりも、一過型の処理方式の方が好ましいの
で、この発明では、プレフィルタ２を通つた原水を、一
回だけ透過膜モジュ−ル３で処理し、濃縮水は系外へ排
出することにより、低負荷運転を行なうのである。
【０００９】前記透過膜モジュ−ル３の逆洗は、前記透
過水槽５内の透過水を逆洗ポンプ６により、前記管路８
に圧送することにより行なわれる。
過水槽５内の透過水を逆洗ポンプ６により、前記管路８
に圧送することにより行なわれる。
【００１０】
【発明の効果】上述したように、この発明によれば、ク
ロスフロ−ろ過一過型処理方式により透過膜のフラック
スを高く維持するとともに、受水槽、循環槽を必要とし
ないことから、大幅な装置のコンパクト化が図れ、現地
への装置の運搬及び据え付けが容易であるため、災害時
緊急用浄水装置として好適である。
ロスフロ−ろ過一過型処理方式により透過膜のフラック
スを高く維持するとともに、受水槽、循環槽を必要とし
ないことから、大幅な装置のコンパクト化が図れ、現地
への装置の運搬及び据え付けが容易であるため、災害時
緊急用浄水装置として好適である。
【図１】この発明の緊急用浄水装置のフロ−シ−トであ
る。
る。
１ 原水ポンプ ２ プレフィルタ ３ 透過膜モジュ−ル ４ 消毒設備 ５ 透過水槽 ６ 逆洗ポンプ
Claims (1)
- 【請求項１】 原水を精密ろ過膜もしくは限外ろ過膜等
の透過膜モジュ−ルでクロスフロ−ろ過により一過式に
処理し、濃縮水は循環させずに系外に排出することを特
徴とする透過膜を用いた緊急用浄水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1784093A JPH06206070A (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | 透過膜を用いた緊急用浄水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1784093A JPH06206070A (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | 透過膜を用いた緊急用浄水装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06206070A true JPH06206070A (ja) | 1994-07-26 |
Family
ID=11954877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1784093A Pending JPH06206070A (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | 透過膜を用いた緊急用浄水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06206070A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018130682A (ja) * | 2017-02-16 | 2018-08-23 | 株式会社清水合金製作所 | 可搬型水処理装置とその運転方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6274996A (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-06 | Kao Corp | 残留燃料油用添加剤 |
-
1993
- 1993-01-11 JP JP1784093A patent/JPH06206070A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6274996A (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-06 | Kao Corp | 残留燃料油用添加剤 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018130682A (ja) * | 2017-02-16 | 2018-08-23 | 株式会社清水合金製作所 | 可搬型水処理装置とその運転方法 |
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