JPH06205100A - 留守番電話機 - Google Patents

留守番電話機

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Publication number
JPH06205100A
JPH06205100A JP34942692A JP34942692A JPH06205100A JP H06205100 A JPH06205100 A JP H06205100A JP 34942692 A JP34942692 A JP 34942692A JP 34942692 A JP34942692 A JP 34942692A JP H06205100 A JPH06205100 A JP H06205100A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
answering machine
request
answering
caller
Prior art date
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Application number
JP34942692A
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English (en)
Inventor
Hironobu Hotari
博信 甫足
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Publication of JPH06205100A publication Critical patent/JPH06205100A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】発呼者が所望とする伝言メッセージのみを残す
ことができる留守番電話機を提供することである。 【構成】留守応答録音時に発呼元から送られる伝言メッ
セージをメモリ部21に供給して記憶させるとともに、
この状態で上記伝言メッセージの変更要求が到来するか
否かを監視する。そして、一定時間内に発呼元から伝言
メッセージの変更要求が到来した場合には、伝言メッセ
ージ変更制御手段1bにより、上記変更要求に続いて到
来する伝言メッセージを先に送られた伝言メッセージに
代わって記憶するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、着信呼に対し自動応答
した後、発呼元から送られる伝言メッセージを録音する
機能を備えた留守番電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電話機においては、例え
ば着信発生時に予め記憶されている着信応答用のメッセ
ージを発呼元へ送出した後、この発呼元の話者から送ら
れる伝言メッセージを電話機内に設けたメモリに供給し
て記憶させる。そして、電話機の所有者等により電話機
上で所定の伝言再生操作が行なわれた場合には、上記メ
モリに記憶されている伝言メッセージが読出されて拡声
出力される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の留守番電話機においては、一旦録音された伝言メ
ッセージに対し発呼者が手を加えることはできないた
め、例えば発呼者が伝言を言い間違えたり、あるいは即
座に適切な言葉が思いつかなかった場合でも、その伝言
メッセージがそのまま留守番電話機に残ってしまうとい
う問題があった。また、相手がいない対象物に対してメ
ッセージを残すということは一般に不慣れなことが多い
ため、発呼者によっては失敗を恐れて無言のまま電話を
切ってしまうこともあり、この場合には留守番電話機本
来の目的が損なわれるという問題があった。また、伝言
メッセージの吹込み後にその伝言メッセージを発呼者本
人が確認することができないため、伝言メッセージが正
しく吹込まれたかどうかを確認したくてもできないとい
う問題があった。
【0004】そこで本発明の目的は、伝言メッセージの
吹込み後に、その伝言メッセージを発呼者本人が確認す
ることができる留守番電話機を提供することにある。ま
た本発明の他の目的は、発呼者が所望する伝言メッセー
ジのみを残すことができる留守番電話機を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、目的
を達成するため本発明では次のような手段を講じた。 (1)着信発生時に着信呼に対する自動応答を行なうと
共に、発呼元から送られる伝言メッセージを記憶する留
守応答録音機能を備えた留守番電話機において、上記留
守応答録音機能による応答録音時に、伝言メッセージの
到来に続いて当該伝言メッセージの再生要求が到来する
か否かを判定するための判定手段と、この判定手段によ
り上記再生要求が到来したと判定された場合に、直前に
記憶された伝言メッセージを読出して発呼元へ送出する
ためのメッセージ返送制御手段とを備えるようにした。
【0006】(2)着信発生時に着信呼に対する自動応
答を行なうと共に、発呼元から送られる伝言メッセージ
を記憶する留守応答録音機能を備えた留守番電話機にお
いて、上記留守応答録音機能による応答録音時に、伝言
メッセージの到来に続いて当該伝言メッセージの消去要
求が到来するか否かを判定するための判定手段と、この
判定手段により上記消去要求が到来したと判定された場
合に、直前に記憶された伝言メッセージを消去するため
のメッセージ消去制御手段とを備えるようにした。
【0007】(3)着信発生時に着信呼に対する自動応
答を行なうと共に、発呼元から送られる伝言メッセージ
を記憶する留守応答録音機能を備えた留守番電話機にお
いて、上記留守応答録音機能による応答録音時に、伝言
メッセージの到来に続いて当該伝言メッセージの変更要
求が到来するか否かを判定するための判定手段と、この
判定手段により上記変更要求が到来したと判定された場
合に、発呼元から送られる伝言メッセージを直前に記憶
された伝言メッセージに代わって記憶させるためのメッ
セージ変更制御手段とを備えるようにした。
【0008】(4)着信発生時に着信呼に対する自動応
答を行なうと共に、発呼元から送られる伝言メッセージ
を記憶する留守応答録音機能を備えた留守番電話機にお
いて、上記留守応答録音機能による留守応答録音時に、
伝言メッセージの到来に続いて当該伝言メッセージの再
生要求が到来するか否かを判定するための判定手段と、
この判定手段により上記再生要求が到来したと判定され
た場合に、当該再生要求の直前に送られた伝言メッセー
ジを読出して発呼元へ送出するためのメッセージ返送制
御手段と、このメッセージ返送制御手段による伝言メッ
セージの送出開始後に、発呼元から当該伝言メッセージ
の変更要求が送られた場合に、この変更要求に続いて発
呼元から送られる伝言メッセージを上記再生要求の直前
に送られた伝言メッセージに代わって記憶させるための
メッセージ変更制御手段とを備えるようにした。
【0009】(5)着信発生時に着信呼に対する自動応
答を行なうと共に、発呼元から送られる伝言メッセージ
を記憶する留守応答録音機能を備えた留守番電話機にお
いて、上記留守応答録音機能による留守応答録音時に、
伝言メッセージの到来に続いて当該伝言メッセージの再
生要求が到来するか否かを判定するための判定手段と、
この判定手段により上記再生要求が到来したと判定され
た場合に、当該再生要求の直前に送られた伝言メッセー
ジを読出して発呼元へ送出するためのメッセージ返送制
御手段と、このメッセージ返送制御手段による伝言メッ
セージの送出開始後に、発呼元から当該伝言メッセージ
の消去要求が送られた場合に、上記再生要求の直前に送
られた伝言メッセージを消去するためのメッセージ消去
制御手段とを備えるようにした。
【0010】
【作用】(1)の手段を講じた結果、次のような作用が
生じる。すなわち、留守応答録音時に伝言メッセージの
到来に続いて当該伝言メッセージの再生要求が到来した
場合には、この再生要求の直前に送られた伝言メッセー
ジが読出されて発呼元へ送出される。したがって、発呼
者においては伝言メッセージの吹込み後に例えば所定の
ダイヤル操作等により伝言メッセージの再生要求を行な
うようにすれば、自己が吹込んだ伝言メッセージをその
場で聴取することが可能となり、これにより伝言メッセ
ージが正しく吹込まれたかどうかを確認することができ
る。
【0011】(2)の手段を講じた結果、次のような作
用が生じる。すなわち、留守応答録音時に伝言メッセー
ジの到来に続いて当該伝言メッセージの変更要求が到来
した場合には、この変更要求に続いて発呼元から送られ
る伝言メッセージが上記変更要求の直前に送られた伝言
メッセージに代わって記憶される。したがって、発呼者
においては例えば誤った伝言メッセージを吹込んでしま
った場合に、所定のダイヤル操作等により伝言メッセー
ジの変更要求を行なった後、再度伝言メッセージを吹込
むようにすれば、自己が一旦吹込んだ伝言メッセージを
書換えることができ、これにより所望の伝言メッセージ
のみを残すことができる。
【0012】(3)の手段を講じた結果、次のような作
用が生じる。すなわち、留守応答録音時に伝言メッセー
ジの到来に続いて当該伝言メッセージの消去要求が到来
した場合には、この消去要求の直前に送られた伝言メッ
セージの消去が行なわれる。したがって、発呼者におい
ては例えば誤った伝言メッセージを吹込んでしまった場
合に、所定のダイヤル操作等により伝言メッセージの消
去要求を行なうようにすれば、自己が一旦吹込んだ伝言
メッセージを消去させることができ、これにより誤った
伝言メッセージ等を相手方の電話機に残さずに済む。
【0013】(4)の手段を講じた結果、次のような作
用が生じる。すなわち、留守応答録音時に伝言メッセー
ジの到来に続いて当該伝言メッセージの再生要求が到来
した場合には、この再生要求の直前に送られた伝言メッ
セージが読出されて発呼元へ送出されるとともに、この
状態で発呼元から伝言メッセージの変更要求が到来した
場合には、この変更要求とともに送られる伝言メッセー
ジが上記再生要求の直前に送られた伝言メッセージに代
わって記憶される。したがって、発呼者においては伝言
メッセージの吹込み後に例えば所定のダイヤル操作によ
り伝言メッセージの再生要求を行なうようにすれば、伝
言メッセージが正しく吹込まれたかどうかをその場で確
認することができるとともに、もし吹込まれた伝言メッ
セージに不満があれば、所定のダイヤル操作等により上
記伝言メッセージの変更要求を入力した後、再度伝言メ
ッセージを吹込むようにすれば、一旦録音された伝言メ
ッセージは書換えられて、これにより常に所望の伝言メ
ッセージのみを残すことが可能となる。
【0014】(5)の手段を講じた結果、次のような作
用が生じる。すなわち、留守応答録音時に伝言メッセー
ジの到来に続いて当該伝言メッセージの再生要求が到来
した場合には、この再生要求の直前に送られた伝言メッ
セージが読出されて発呼元へ送出されるとともに、この
状態で発呼元から伝言メッセージの消去要求が到来した
場合には、上記再生要求の直前に送られた伝言メッセー
ジの消去が行なわれる。したがって、発呼者においては
伝言メッセージの吹込み後に例えば所定のダイヤル操作
により伝言メッセージの再生要求を行なうようにすれ
ば、伝言メッセージが正しく吹込まれたかどうかをその
場で確認することができるとともに、もし吹込まれた伝
言メッセージに不満があれば、所定のダイヤル操作等に
より上記伝言メッセージの消去要求を入力するようにす
れば、一旦録音された伝言メッセージを消去することが
でき、これにより誤った伝言メッセージ等を相手方の電
話機に残さずに済む。
【0015】
【実施例】図1は、本発明の一実施例に係わる留守番電
話機の構成を示す回路ブロック図である。同図におい
て、この留守番電話機はコントローラ1と、例えばRA
Mからなるメモリ部21を有する録音再生回路2と、切
換回路3と、回線I/F回路4と、スピーチ回路5と、
DTMF発信回路6と、DTMF受信回路7と、着信検
出回路8と、リンガ回路9と、スピーカ10と、LCD
(液晶表示部)11と、LCDコントローラ12と、キ
ー入力部13と、ハンドセット14と、スピーカ15
と、スピーカアンプ16と、マイク17と、マイクアン
プ18と、オフフック検出スイッチ19とを備えてい
る。
【0016】切換回路3は、録音再生回路2,スピーチ
回路5,ハンドセット14およびマイクアンプ18の各
回路から入力される音声信号を上記コントローラ1の制
御に従ってそれぞれ録音再生回路2,スピーチ回路5,
ハンドセット14およびスピーカアンプ16へ切換供給
する。録音再生回路2のメモリ部21は例えば図2に示
すごとく、予め登録された応答メッセージ、および発呼
元から送られる伝言メッセージを記憶する応答・伝言メ
ッセージ登録テーブル21aを備えている。上記応答メ
ッセージの登録は、切換回路3をマイク17からの入力
に設定した状態で、このマイク17から入力される音声
情報(応答メッセージ)をコントローラ1の制御に従っ
て上記テーブル21aの応答メッセージ登録領域に書込
むことにより行なわれる。図3の(a)(b)(c)
は、それぞれ上記テーブル21aに登録された3種類の
応答メッセージの内容を示したものである。
【0017】着信検出回路8は、図示しない有線電話網
から電話回線を介して到来する呼出信号を検出してコン
トローラ1へ通報する。またリンガ回路9は、上記有線
電話網から電話回線を介して到来する呼出信号に基づい
てリンガ信号を発生し、このリンガ信号をスピーカ10
へ供給する。キー入力部13は、例えばダイヤルキーや
各種操作キー(再生スイッチ、消去スイッチ、録音スイ
ッチ、モード設定スイッチ)等を備えたもので、電話機
の動作を留守応答録音モードに設定するか否かを指定す
るモード情報を入力し、このモード情報を上記コントロ
ーラ1へ供給する機能を有する。LCD11は、LCD
コントローラ12の制御に従って着信先電話番号やエラ
ーメッセージ等の表示を行なう。
【0018】コントローラ1は、発着信に係わる電話機
全体の制御を司る他、伝言メッセージ返送制御手段1a
と、伝言メッセージ変更制御手段1bと、伝言メッセー
ジ消去制御手段1bとを備えている。伝言メッセージ返
送制御手段1aは、電話機の動作が留守応答録音モード
に設定された状態において、着信呼に対する自動応答を
行なった後、発呼元から送られる伝言メッセージをメモ
リ部21に供給して記憶させるとともに、このとき伝言
メッセージの再生要求が到来するか否かを監視する。そ
して、一定時間内に上記再生要求の到来が検出された場
合に、上記メモリ部21に記憶させた伝言メッセージを
読出して発呼元へ送出するものである。
【0019】伝言メッセージ変更制御手段1bは、電話
機の動作モードが留守応答録音モードに設定された状態
において、着信呼に対する自動応答を行なった後、発呼
元から送られる伝言メッセージをメモリ部21に供給し
て記憶させるとともに、このとき伝言メッセージの変更
要求が到来するか否かを監視する。そして、一定時間内
に上記変更要求の到来が検出された場合に、この変更要
求に続いて送られる伝言メッセージを先に記憶させた伝
言メッセージに代わってメモリ部21に記憶させるもの
である。
【0020】伝言メッセージ消去制御手段1cは、電話
機の動作モードが留守応答録音モードに設定された状態
において、着信呼に対する自動応答を行なった後、発呼
元から送られる伝言メッセージをメモリ部21に供給し
て記憶させるとともに、このとき伝言メッセージの消去
要求が到来するか否かを監視する。そして、一定時間内
に上記消去要求の到来が検出された場合に、上記メモリ
部21に記憶させた伝言メッセージを消去するものであ
る。
【0021】次に、以上のように構成された留守番電話
機の動作手順を図4,5のフローチャートを用いて説明
する。定常状態において、コントローラ1は図4のステ
ップ101で有線電話網から呼出信号が到来するか否か
を監視しており、この状態で呼出信号が到来した場合に
は、コントローラ1はステップ102で自装置が留守応
答録音モードに設定されているか否かを判定する。この
結果、自装置が留守応答録音モードに設定されていると
判定された場合には、コントローラ1はステップ103
でテーブル21aの記憶内容に基づいて、上記図3の
(a)に示す応答メッセージ1すなわち「はい、××
(名前)です。ただいま留守にしています。発信音の後
に伝言をどうぞ。」を発呼元へ向けて送出する。
【0022】コントローラ1は、上記応答メッセージの
送出を終えたら、続くステップ104でテーブル21a
の記憶内容に基づいて、上記図3の(b)に示す応答メ
ッセージ2すなわち「なお、録音内容を確認したい場合
は“#”を、消去したい場合は“0”を、書換えたい場
合は“*”を伝言入力後に押して下さい。」を発呼元へ
向けて送出する。そして、この後コントローラ1は切換
回路3により発呼元と録音再生回路2との間を接続し
て、発呼元からの伝言メッセージ待ちとなる。
【0023】さて、このような状態で発呼元の話者が伝
言メッセージの吹き込みを開始したとする。そうする
と、この伝言メッセージに対応する音声信号が電話回線
を介してスピーチ回路5へ入力され、このスピーチ回路
5から切換回路3を経て録音再生回路2へ送られる。コ
ントローラ1は、発呼元の話者から伝言メッセージが送
られると、ステップ105でこの伝言メッセージを上記
テーブル21aの伝言メッセージ登録領域に記憶させる
ための制御を行なうとともに、ステップ106において
予め設定されたタイマをスタートさせる。そして、この
状態で図5のステップ107、ステップ108およびス
テップ109でそれぞれ発呼元において“#”キー、
“0”キーまたは“*”キーのいずれかが操作されるか
否かを監視するとともに、ステップ110で上記タイマ
に基づいて一定時間経過したか否かを監視する。そし
て、もし一定時間内に何もキー操作が行なわれなかった
場合には、コントローラ1はステップ111で伝言メッ
セージの録音を停止した後、ステップ112で所定の終
話制御を行なって処理を終了する。
【0024】このような状態で、発呼元の話者が自己の
吹き込んだ伝言メッセージの確認を行なうべく“#”キ
ーを操作したとすると、この“#”キーに対応するDT
MF信号が電話回線を介して留守番電話機側へ送られ
る。コントローラ1は、上記ステップ107により発呼
元において“#”キーが操作されたことを検出すると、
ステップ113でテーブル21aの記憶内容に基づい
て、上記図3の(c)に示す応答メッセージ3すなわち
「あなたが入力された伝言はこうなります。なお、再入
力したい場合は“#”を、消去したい場合は“0”を伝
言再生後に押して下さい。」を発呼元へ向けて送出す
る。上記応答メッセージの送出を終えたら、コントロー
ラ1はステップ114でテーブル21aの記憶内容に基
づいて、上記発呼者が吹き込んだ伝言メッセージを読出
して発呼元へ送出するとともに、ステップ115におい
て予め設定されたタイマをスタートさせる。そして、こ
の状態でステップ116およびステップ117でそれぞ
れ発呼元において“*”キーまたは“0”キーのいずれ
かが操作されるか否かを監視するとともに、ステップ1
18で上記タイマに基づいて一定時間経過したか否かを
監視する。
【0025】この状態で、例えば発呼者が自己の吹き込
んだ伝言メッセージに不満があり、このため再度伝言メ
ッセージを入力すべく“*”キーを操作したとする。そ
うすると、この“*”キーに対応するDTMF信号が電
話回線を介して留守番電話機側へ送られる。コントロー
ラ1は、上記ステップ116により発呼元において
“*”キーが操作されたことを検出すると、図4のステ
ップ119でメモリ部21における上記伝言メッセージ
の先頭アドレスを読出した後、ステップ105で発呼元
から送られる伝言メッセージの記憶を開始する。すなわ
ちコントローラ1は、上記読出した先頭アドレスに基づ
いて、発呼元から再度送られる伝言メッセージを先に記
憶された伝言メッセージに代わってテーブル21aに記
憶させる。
【0026】また、自己の伝言メッセージを聴取した発
呼元の話者がその伝言メッセージを消去すべく“0”キ
ーを操作したとすると、この“0”キーに対応するDT
MF信号が電話回線を介して留守番電話機側へ送られ
る。コントローラ1は、上記ステップ117により発呼
元において“0”キーが操作されたことを検出すると、
ステップ120で上記記憶された伝言メッセージをテー
ブル21aから消去するための制御を行なった後、ステ
ップ112で所定の終話制御を行なって処理を終了す
る。
【0027】一方、上記ステップ108において発呼元
における“0”キーの操作が検出された場合には、コン
トローラ1は上記ステップ120へ移行して上述と同様
の処理を実行する。すなわち、伝言メッセージを記憶し
た後に発呼者から当該伝言メッセージの消去要求が送ら
れた場合には、コントローラ1は上記発呼者により吹き
込まれた伝言メッセージをテーブル21aから消去す
る。さらに、上記ステップ109において発呼元におけ
る“*”キーの操作が検出された場合には、コントロー
ラ1は図4のステップ119からステップ105へ移行
して上述と同様の処理を実行する。すなわち、伝言メッ
セージを記憶した後に発呼者から当該伝言メッセージの
変更要求が送られた場合には、コントローラ1は上記記
憶された伝言メッセージのメモリ部21における先頭ア
ドレスを読出した後、上記変更要求に続いて発呼元から
送られる伝言メッセージを先に記憶された伝言メッセー
ジに代わってメモリ部21に記憶させる。以後は前述と
同様の処理が繰り返される。
【0028】なお、上記ステップ102による判定の結
果、留守番電話機が留守応答録音モードに設定されてい
なかった場合には、コントローラ1はステップ121で
着信音を送出するとともに、この状態でオフフックがな
されるか否かをステップ122で監視する。そして、話
者によりオフフックがなされた場合には、コントローラ
1は切換回路3により発呼元とハンドセット14との間
を接続して通話可能状態とする(ステップ123)。こ
の後、話者がオンフックするなどして終話した場合には
(ステップ124)、コントローラ1はステップ125
で所定の終話制御を行なって処理を終了する。また、詳
細な説明は省略するが、ステップ106でタイマスター
トし、スレーブ110でタイムアップする以前でも、発
呼元のオンフックを検出した場合には、所定の終話制御
を行なう。
【0029】このように本実施例であれば、発呼元にお
いて伝言メッセージの入力に続いて当該伝言メッセージ
の再生を要求する旨の“#”キーが操作された場合に
は、テーブル21aから対応する伝言メッセージを読出
して発呼元へ送出するようにしているので、発呼者は伝
言メッセージの吹き込み後に“#”キーを押下すること
により、自己が吹込んだ伝言メッセージをその場で聴取
することができ、これにより伝言メッセージが正しく吹
込まれたかどうかを確認することができる。
【0030】また、発呼元において伝言メッセージの入
力に続いて当該伝言メッセージの変更を要求する旨の
“*”キーが操作された場合、あるいは上記再生要求を
行なった発呼元において伝言メッセージ聴取後に“*”
キーが操作された場合には、この変更要求に続いて発呼
元から送られる伝言メッセージを先に記憶された伝言メ
ッセージに代わってテーブル21aに記憶するようにし
ているので、発呼者は例えば誤った伝言メッセージを入
れてしまった場合に“#”キーを押下するようにすれ
ば、自己が一旦吹込んだ伝言メッセージを書換えること
ができ、これにより相手方の留守番電話機に所望の伝言
メッセージのみを残すことができる。
【0031】さらに、発呼元において伝言メッセージの
入力に続いて当該伝言メッセージの消去を要求する旨の
“0”キーが操作された場合、あるいは上記再生要求を
行なった発呼元において伝言メッセージ聴取後に“0”
キーが操作された場合には、対応する伝言メッセージを
テーブル21aから消去するようにしているので、発呼
者は例えば誤った伝言メッセージを入れてしまった場合
に“0”キーを押下するようにすれば、自己が吹込んだ
伝言メッセージを消去することができ、これにより誤っ
た伝言メッセージ等を相手方の電話機に残さずに済む。
【0032】なお本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形し
て実施可能である。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、留
守応答録音時に伝言メッセージの到来に続いて当該伝言
メッセージの再生要求が到来した場合には、この再生要
求の直前に送られた伝言メッセージを読出して発呼元へ
送出するようにしたので、伝言メッセージの吹込み後に
はその伝言メッセージを発呼者本人が確認することがで
きる留守番電話機を提供することができる。
【0034】また、留守応答録音時に伝言メッセージの
到来に続いて当該伝言メッセージの変更要求が到来した
場合には、この変更要求に続いて発呼元から送られる伝
言メッセージを上記変更要求の直前に送られた伝言メッ
セージに代わって記憶させるようにし、留守応答録音時
に伝言メッセージの到来に続いて当該伝言メッセージの
消去要求が到来した場合には、この消去要求の直前に送
られた伝言メッセージを消去するようにしたので、発呼
者が所望とする伝言メッセージのみを残すことができる
留守番電話機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる留守番電話機の構成
を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示したメモリ部における応答・伝言メッ
セージ登録テーブルを示す図。
【図3】応答メッセージの一例を示す図。
【図4】図1に示したコントローラの制御手順および制
御内容を示すフローチャート。
【図5】図1に示したコントローラの制御手順および制
御内容を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…コントローラ、2…録音再生回路、3…切換回路、
4…回線I/F回路、5…スピーチ回路、6…DTMF
発信回路、7…DTMF受信回路、8…着信検出回路、
9…リンガ回路、10…スピーカ、11…液晶表示部
(LCD)、12…LCDコントローラ、13…キー入
力部、14…ハンドセット、15…スピーカ、16…ス
ピーカアンプ、17…マイク、18…マイクアンプ、1
9…オフフック検出スイッチ、21…メモリ部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信発生時に着信呼に対する自動応答を
    行なうと共に、発呼元から送られる伝言メッセージを記
    憶する留守応答録音機能を備えた留守番電話機におい
    て、 前記留守応答録音機能による留守応答録音時に、伝言メ
    ッセージの到来に続いて当該伝言メッセージの再生要求
    が到来するか否かを判定するための判定手段と、 この判定手段により前記再生要求が到来したと判定され
    た場合に、当該再生要求の直前に送られた伝言メッセー
    ジを読出して発呼元へ送出するためのメッセージ返送制
    御手段とを具備したことを特徴とする留守番電話機。
  2. 【請求項2】 着信発生時に着信呼に対する自動応答を
    行なうと共に、発呼元から送られる伝言メッセージを記
    憶する留守応答録音機能を備えた留守番電話機におい
    て、 前記留守応答録音機能による留守応答録音時に、伝言メ
    ッセージの到来に続いて当該伝言メッセージの変更要求
    が到来するか否かを判定するための判定手段と、 この判定手段により前記変更要求が到来したと判定され
    た場合に、この変更要求に続いて発呼元から送られる伝
    言メッセージを上記変更要求の直前に送られた伝言メッ
    セージに代わって記憶させるためのメッセージ変更制御
    手段とを具備したことを特徴とする留守番電話機。
  3. 【請求項3】 着信発生時に着信呼に対する自動応答を
    行なうと共に、発呼元から送られる伝言メッセージを記
    憶する留守応答録音機能を備えた留守番電話機におい
    て、 前記留守応答録音機能による留守応答録音時に、伝言メ
    ッセージの到来に続いて当該伝言メッセージの消去要求
    が到来するか否かを判定するための判定手段と、 この判定手段により前記消去要求が到来したと判定され
    た場合に、当該消去要求の直前に送られた伝言メッセー
    ジを消去するためのメッセージ消去制御手段とを具備し
    たことを特徴とする留守番電話機。
  4. 【請求項4】 着信発生時に着信呼に対する自動応答を
    行なうと共に、発呼元から送られる伝言メッセージを記
    憶する留守応答録音機能を備えた留守番電話機におい
    て、 前記留守応答録音機能による留守応答録音時に、伝言メ
    ッセージの到来に続いて当該伝言メッセージの再生要求
    が到来するか否かを判定するための判定手段と、 この判定手段により前記再生要求が到来したと判定され
    た場合に、当該再生要求の直前に送られた伝言メッセー
    ジを読出して発呼元へ送出するためのメッセージ返送制
    御手段と、 このメッセージ返送制御手段による伝言メッセージの送
    出開始後に、発呼元から当該伝言メッセージの変更要求
    が送られた場合に、この変更要求に続いて発呼元から送
    られる伝言メッセージを前記再生要求の直前に送られた
    伝言メッセージに代わって記憶させるためのメッセージ
    変更制御手段とを具備したことを特徴とする留守番電話
    機。
  5. 【請求項5】 着信発生時に着信呼に対する自動応答を
    行なうと共に、発呼元から送られる伝言メッセージを記
    憶する留守応答録音機能を備えた留守番電話機におい
    て、 前記留守応答録音機能による留守応答録音時に、伝言メ
    ッセージの到来に続いて当該伝言メッセージの再生要求
    が到来するか否かを判定するための判定手段と、 この判定手段により前記再生要求が到来したと判定され
    た場合に、当該再生要求の直前に送られた伝言メッセー
    ジを読出して発呼元へ送出するためのメッセージ返送制
    御手段と、 このメッセージ返送制御手段による伝言メッセージの送
    出開始後に、発呼元から当該伝言メッセージの消去要求
    が送られた場合に、前記再生要求の直前に送られた伝言
    メッセージを消去するためのメッセージ消去制御手段と
    を具備したことを特徴とする留守番電話機。
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