JPH06196932A - コスタス形搬送波再生回路 - Google Patents

コスタス形搬送波再生回路

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Publication number
JPH06196932A
JPH06196932A JP42A JP26859792A JPH06196932A JP H06196932 A JPH06196932 A JP H06196932A JP 42 A JP42 A JP 42A JP 26859792 A JP26859792 A JP 26859792A JP H06196932 A JPH06196932 A JP H06196932A
Authority
JP
Japan
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circuit
signal
output
type carrier
input
Prior art date
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Pending
Application number
JP42A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Kamakura
拓也 鎌倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUKUSHIMA NIPPON DENKI KK
NEC Fukushima Ltd
Original Assignee
FUKUSHIMA NIPPON DENKI KK
NEC Fukushima Ltd
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Publication date
Application filed by FUKUSHIMA NIPPON DENKI KK, NEC Fukushima Ltd filed Critical FUKUSHIMA NIPPON DENKI KK
Priority to JP42A priority Critical patent/JPH06196932A/ja
Publication of JPH06196932A publication Critical patent/JPH06196932A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】復調器のコスタス形搬送波再生回路において、
再生搬送波の雑音成分を低下させ、より安定した動作を
得る。 【構成】デジタルマイクロ波無線通信の復調器に用いら
れる。コスタス形搬送波再生回路において電圧制御発振
器の発振周波数を制御する制御信号から不確定情報部分
を取り除く為のフリップフロップ回路を有することを特
徴とするコスタス形搬送波再生回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は搬送波再生回路に関し、
特にデジタル・マイクロ波無線通信における復調器に使
用されるコスタス形搬送波再生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、コスタス形搬送波再生回路が用い
られる一般的な復調器の構成例を図4を用いて説明す
る。
【0003】図4において、20は、入力端子、21,
22は掛算器、23はコスタス形搬送波再生回路、24
は、π/2移相器、25,26は識別器である。
【0004】同図において、入力端子20より入力され
た、ディジタル変調信号(例えば4相PSK変調信号)
は2分岐され、掛算器21,22の各々の一方の入力端
へ供給される。掛算器21の他方の入力端にはコスタス
形搬送波再生回路23の出力が直接与えられる一方、掛
算器22の他方の入力端にはコスタス形搬送波再生回路
23の出力がπ/2移相器24で90°移相されて与え
られる。しがたって、入力ディジタル変調信号は再生搬
送波信号とそれを90°移相した直交再生搬送波信号と
によって直交同期検波される。そして、掛算器21はP
チャンネル・ベースバンド・アナログ信号を、識別器2
5およびコスタス形搬送波再生回路23へ出力し、掛算
器22はQチャンネル・ベースバンド・アナログ信号を
識別器26およびコスタス形搬送波再生回路23へ出力
する。識別器25,26は、入力したP,Qチャンネル
・ベースバンド・アナログ信号を各々識別し、ディジタ
ル復調信号として出力する。
【0005】コスタス形搬送波再生回路については、例
えば「ディジタル無線通信」第42〜44頁(室谷正
芳,山本平一著、産業図書出版)に記載されているので
詳細な説明は省略するが、以下に簡単に動作について図
を用いて説明する。
【0006】図3は従来のコスタス形搬送波再生回路2
3の一例を示している。同図において、1はPチャンネ
ル・ベースバンド・アナログ信号の入力端子2は、Qチ
ャンネル・ベースバンド・アナログ信号の入力端子、3
は出力端子、11〜13は排他的論理和回路、14は和
演算回路、15は差演算回路、16は低域ろ波器、17
は電圧制御発振器である。
【0007】このコスタス形搬送波再生回路では、端子
1より入力された掛算器21からのPチャンネル・ベー
スバンド・アナログ信号は、排他的論理和回路11、和
演算回路14および差演算回路15の各々の一方の入力
端へ入力される。また端子2より入力された掛算器22
からのQチャンネル・ベースバンド・アナログ信号は、
排他的論理和回路11、和演算回路14及び差演算回路
15の各々の他方の入力端へ入力される。和演算回路1
4に入力されたPチャンネル・ベースバンド・アナログ
信号及びQチャンネル・ベースバンド・アナログ信号
は、P+Qの和演算が行なわれ排他的論理和回路13へ
出力される。また、差演算回路15に入力されたPチャ
ンネル・ベースバンド・アナログ信号及びQチャンネル
・ベースバンド・アナログ信号は、P−Qの差演算が行
なわれて排他的論理和回路13の他の一方へと出力され
る。排他的論理和回路13では、入力したP+Qの信号
及びP−Qの信号を論理演算し、排他的論理和回路12
へ出力される。排他的論理和回路11に入力された、P
チャンネル・ベースバンド・アナログ信号及びQチャン
ネル・ベースバンド・アナログ信号は、論理演算され、
排他的論理和回路12の他の一方へ出力される。
【0008】排他的論理和回路12の出力は、低域ろ波
器16に入力され、不要波成分を除去され、電圧制御発
振器17へ出力され、電圧制御発振器17の発振周波数
を制御することにより、搬送波再生を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】再生搬送波の位相がず
れていると、各チャンネル・ベースバンド・アナログ信
号においては各信号点は、決められた位置よりずれるた
めに、位相によるずれを検出することができる。しか
し、信号の変化点では位相ずれにより軌跡がずれても、
正確な位相によるずれを検出することは難しい。したが
って、信号点の部分はより正確な位相情報となり、信号
の変化点の部分は、搬送波再生のための正確な位相情報
とならないので不確定情報となる。
【0010】従来のコスタス形搬送波再生回路では、こ
の位相情報と不確定情報とが、混在した制御信号によ
り、再生搬送波を制御するために、再生搬送波に雑音成
分が多いという問題がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願発明の目的は、再生
搬送波の雑音成分を低下させ、より安定した動作を得る
ことのできるコスタス形搬送波再生回路を提供すること
にある。
【0012】上述した目的を達成するため、本願発明の
コスタス形搬送波再生回路は、搬送波を出力する発振器
の発振周波数を制御する制御信号を生成する手段と、前
記制御信号より位相不確定情報を除去する手段とを有し
ている。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係るコスタス形搬
送波再生回路を示す。
【0014】図1において、図3に示した従来例と同一
の構成部分については、同一符号を付し、従来例と同様
の動作をするのでその説明を省略する。入力するデジタ
ル変調信号についても例えば4PSK変調信号とする。
以下、本発明に係る部分である排他的論理和回路12の
出力信号より不確定情報部分を取り除く方法について説
明する。
【0015】図1において、排他的論理和回路12より
出力された信号は、フリップフロップ回路18へ入力さ
れる。フリップフロップ回路18では、排他的論理和回
路12から出力された信号のうち、位相情報部分だけを
取り出し、低域ろ波器16へ出力する。
【0016】図2は図1の各部における入出力信号の波
形図を示している。図2を用いて上述した動作を説明す
ると、図1の排他的論理和回路12の出力波形は、図2
(e)である。図2(e)において位相情報部分を、フ
リップフロップ回路18において取り出すために、図2
(f)のタイミングクロック信号により識別する。な
お、このタイミングブロック信号は例えば図示していな
いクロック再生回路の出力にもとづいて生成される。フ
リップフロップ回路18より出力された信号の流れにつ
いては従来例と同じため、説明を説明する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコスタス
形搬送波再生回路では、搬送波再生のための制御信号生
成において位相情報のみを取り出すようフリップフロッ
プ回路を用いているため、雑音成分が低下し、より安定
した搬送波再生が安価で簡単な回路構成で行なえるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるコスタス形搬送波再生
回路の構成図
【図2】図1に示した各部の波形図
【図3】従来のコスタス形搬送波再生回路の構成図
【図4】復調器の一実施例
【符号の説明】
1,2 入力端子 3 出力端子 4 クロック信号入力端子 11〜13 排他的論理和回路 14 和演算回路 15 差演算回路 16 低域ろ波器 17 電圧制御発振器 18 フリップフロップ回路 20 入力端子 21,22 掛算器 23 搬送波再生回路 24 π/2移相器 25,26 識別器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 復調信号より搬送波を再生するためのコ
    スタス形搬送波再生回路において、前記搬送波を出力す
    る発振器の発振周波数を制御する制御信号を生成する手
    段と、前記制御信号より位相不確定情報部分を除去する
    手段とを備えることを特徴とするコスタス形搬送波再生
    回路。
JP42A 1992-10-07 1992-10-07 コスタス形搬送波再生回路 Pending JPH06196932A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP42A JPH06196932A (ja) 1992-10-07 1992-10-07 コスタス形搬送波再生回路

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JP42A JPH06196932A (ja) 1992-10-07 1992-10-07 コスタス形搬送波再生回路

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JPH06196932A true JPH06196932A (ja) 1994-07-15

Family

ID=17460747

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JP42A Pending JPH06196932A (ja) 1992-10-07 1992-10-07 コスタス形搬送波再生回路

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000307