JPH0619439A

JPH0619439A - 画面表示の変更方式

Info

Publication number: JPH0619439A
Application number: JP4172105A
Authority: JP
Inventors: Naoki Izumida; 直樹泉田
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1992-06-30
Filing date: 1992-06-30
Publication date: 1994-01-28
Also published as: GB2268380A; GB2268380B; GB9313544D0; US5557691A

Abstract

(57)【要約】【目的】本発明は、画面表示を変更する変更方式に関
し、新たなハードウェア仕様を持つ表示用アダプタや、
ビットマップサイズなどが異なる表示用アダプタが接続
されても、システムに変更を加えることなく、描画して
表示を可能とすると共に解像度を切り換えてもそれまで
表示していた文字などをそのまま表示可能とすることを
目的とする。【構成】描画情報（解像度依存）９と、文字バッファ
２と、文字描画処理部１とを備え、描画情報（解像度依
存）９を変更したことに対応して、この変更後の描画情
報（解像度依存）９を渡された文字描画処理部１が当該
描画情報（解像度依存）９をもとに文字バッファ２に保
持されている文字コードを展開して表示用メモリに書込
み、表示するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、画面表示を変更する変
更方式に関するものである。近年、ＣＲＴなどの表示装
置に、文字、図形、イメージなどを表示する方法とし
て、ビットマップメモリを持つシステムが数多く製品化
されている。ビットマップメモリのような表示用ハード
ウェアは、モノクローム表示が可能なものから、２５６
色カラー表示可能なもの、更にフルカラー表示が可能な
ものまである。また、単なるビットマップメモリからな
る低価格システムから、描画処理を高速化するための付
加機能を持つグラフィックアクセラレータと呼ばれるも
のまで、多数、提供されている。従って、これらのハー
ドウェアは、ＶＭＥバスなどのＩ／Ｏバスに接続される
アダプタとして提供されることが多い。これらのビット
マップメモリ上に文字、図形、イメージなどを描画する
場合、描画処理部が使用するビットマップメモリの種類
を意識して処理を行う必要がある。この際、システムが
標準で提供するビットマップメモリへの文字描画機能に
関して、将来提供される各種のハードウェア仕様が異な
るビットマップカード（アダプタＲＯＭ）に対しても、
正しく描画処理を行うために、描画情報を獲得して利用
することが要求されている。

【０００２】また、ビットマップの解像度に関して、パ
ソコンからワークステーションまで、多くの種類の解像
度を持つシステムが提供されている。これらのシステム
上で動作するソフトウェアは、これらの解像度を意識し
て動作していることが多く、これらのソフトウェアを利
用する場合、複数の解像度をサポートし、動作させるソ
フトウェアによって、解像度の切り換えを行うシステム
が必要とされる場合がある。近年では、複数の解像度を
サポートし、使用目的に合わせて切り換えて使用可能な
システムが提供されている。この際、複数の解像度をサ
ポートしているシステムにおいて、文字表示中に解像度
が切り換えられた場合でも、新たな解像度にて切り換え
前の文字表示内容を正しく表示し、以降も、処理を続行
することが要求されている。

【０００３】

【従来の技術】従来のパソコン、ワークステーションシ
ステムは、接続できるビットマップメモリ種を限定した
り、新たなビットマップメモリをサポートする場合は本
体内のＲＯＭに格納されている描画情報を修正するか、
新たなモデルからサポートするかしていた。また、主に
ソフトウェアとして提供する描画処理機能部分がビット
マップカードのハードウェア仕様を意識して描画処理や
解像度の切り換え処理を行うようにし、新たなビットメ
ップカードをサポートする場合には当該ソフトウェアを
入れ換えて対応していた。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】従来は、上述したよう
に、新たなビットマップメモリをサポートする場合、ハ
ードウェアの一部となっているＲＯＭ内のプログラムの
修正・交換や、主にソフトウェアにより実現されている
描画処理機能部分の修正・入れ換えにより、新たなビッ
トマップメモリに対応しているため、ソフトウェアの修
正や交換が必要となってしまうという問題があった。

【０００５】また、解像度を切り換える場合において
も、切り替え時に、既に表示されている文字の表示が保
証されず、文字の表示（表示位置、サイズ、行間など）
が崩れてしまうという問題があった。

【０００６】本発明は、これらの問題を解決するため、
アダプタＲＯＭなどに描画情報を格納し、指定された描
画情報をもとに文字描画処理部が表示用メモリに描画し
て表示したり、解像度切り換え時に新たな描画情報をも
とに再描画して表示したりし、文字・図形・イメージな
どを表示する表示機能に関して、新たなハードウェア仕
様を持つ表示用アダプタや、ビットマップサイズなどが
異なる表示用アダプタが接続されても、システムの文字
描画処理部や表示制御処理部に変更を加えることなく、
描画して表示を可能にすると共に解像度を切り換えても
それまで表示していた文字などをそのまま表示可能にす
ることを目的としている。

【０００７】

【課題を解決するための手段】図１は、本発明の原理構
成図を示す。図１において、文字描画処理部１は、文字
バッファ２に保持されている文字コードを取り出し、渡
された描画情報（解像度依存）９をもとに展開するもの
である。

【０００８】文字バッファ２は、表示依頼を受けた文字
コードを保持するバッファである。描画情報（解像度依
存）９は、解像度毎に、表示開始位置、文字の行間サイ
ズなどを保持する描画情報である。

【０００９】

【作用】本発明は、図１に示すように、描画情報（解像
度依存）９を変更したことに対応して、この変更後の描
画情報（解像度依存）９を渡された文字描画処理部１が
当該描画情報（解像度依存）９をもとに文字バッファ２
に保持されている文字コードを展開して表示用メモリ６
に書込み、表示するようにしている。

【００１０】また、解像度切り換え依頼に対応して、現
在の解像度と、依頼された解像度とを比較して異なると
きに、依頼された解像度の描画情報（解像度依存）９を
取り出して文字描画処理部１に渡し、文字描画処理部１
が描画情報（解像度依存）９をもとに文字バッファ２に
保持されている文字コードを展開して表示用メモリ６に
書込み、依頼された解像度で再表示するようにしてい
る。

【００１１】従って、アダプタＲＯＭ７などに描画情報
９を格納し、指定された描画情報９をもとに文字描画処
理部１が表示用メモリ６に描画して表示したり、解像度
切り換え時に新たな描画情報９をもとに再描画して表示
したりすることにより、新たなハードウェア仕様を持つ
表示用アダプタ５や、ビットマップサイズなどが異なる
表示用アダプタ５が接続されても、システムの文字描画
処理部１や表示制御処理部４に変更を加えることなく、
描画して表示することが可能となると共に、解像度を切
り換えてもそれまで表示していた文字などをそのまま表
示することが可能となる。

【００１２】

【実施例】次に、図１から図６を用いて本発明の実施例
の構成および動作を順次詳細に説明する。

【００１３】図１は、本発明の原理構成図を示す。図１
において、文字描画処理部１は、文字の表示依頼を受け
たときに当該依頼を受けた文字（文字コード）を一旦、
文字バッファ２に格納して保持し、渡された描画情報
（解像度依存）９を使用して文字バッファ２から文字コ
ードを取り出して展開して表示用メモリ６に描画するも
のである。この文字描画処理部１は、モノクロ描画機
能、８ビットカラー描画機能、フルカラー描画機能を持
っている。

【００１４】文字バッファ２は、文字の表示依頼を受け
た文字（文字コード）を格納して保持するものであっ
て、１画面分以上の容量を持つバッファである。描画情
報管理部３は、指示された解像度の描画情報９を保持し
て文字描画処理部１に渡して描画させたり、表示制御処
理部４からの解像度切り換え依頼の通知に対応して、依
頼された解像度の描画情報（解像度依存）９をアダプタ
ＲＯＭ７内から取り出して保持したりなどするものであ
る（図２から図４参照）。

【００１５】表示制御処理部４は、アダプタ制御機能１
０を提供するものであって、例えば診断機能、リセット
機能、初期化機能、画面の反転や色制御などの機能を提
供するものである。

【００１６】表示用アダプタ５は、文字などを展開して
表示するためのものであって、ここでは、表示用メモリ
（ビットマップメモリ）６、アダプタＲＯＭ７およびア
ダプタ制御部１１などから構成されるものである。

【００１７】表示用メモリ６は、文字描画処理部１が文
字バッファ２から取り出した文字コードなどを展開して
描画するものである。この表示用メモリ６に描画された
ドットパターンを読み出してディスプレイ２６上に表示
する。

【００１８】アダプタＲＯＭ７は、識別情報８、描画情
報９、およびアダプタ制御機能１０を予め格納するもの
である。識別情報８は、識別情報を設定したものであ
る。この識別情報８は、例えば・カード名・ベンダー名・カード種別（カテゴライズ情報）・コピーライト・ＲＯＭサイズから構成される。

【００１９】描画情報９は、各種描画情報を設定したも
のであって、描画情報（共通）９および描画情報（解像
度依存）９から構成される。描画情報（共通）９は、解
像度に関係なく共通の描画情報であって、例えば下記の
情報を設定する。

【００２０】・サポート解像度数・カード空間におけるフレームメモリオフセット・フレームメモリサイズ・ピクセル数（画面の深さ、モノクロ／カラー情報）・カード空間における制御レジスタ域オフセット・カード空間における制御レジスタ域サイズ描画情報（解像度依存）９は、解像度毎に設けた描画情
報であって、例えば下記のような情報を設定する（図６
参照）。

【００２１】画面の幅／高さ表示域先頭座標（画面内の表示域の左上座標）表示可能行数／桁数行間サイズ（ピッチ）表示文字サイズ（幅、高さ）文字間サイズ文字パターンデータ幅カーソルピッチアダプタ制御機能１０は、表示用アダプタ５の各種機能
であって、例えば下記のような機能である。

【００２２】・アダプタ診断機能・アダプタリセット機能・アダプタ初期化機能（解像度がパラメタ）／解像度切
り換え機能・ビデオ信号のＯＮ／ＯＦＦ機能・画面の反転機能（モノクロのみ）アダプタ制御部１１は、アダプタの各種制御を行うもの
である。

【００２３】次に、図２を用いて図１の構成における、
電源投入して初期化を行うときの動作を詳細に説明す
る。図２において、は、電源投入時によるアダプタ初
期化設定時に、描画情報管理部３が表示用アダプタ５に
関する識別情報８を獲得する。ここでは、識別情報８
は、既述したように、カード名、カード種別、ＲＯＭサ
イズなどである。

【００２４】は、描画情報管理部４がで獲得した識
別情報８をもとに、表示制御処理部４に初期化依頼を行
う。初期化依頼を受けた表示制御処理部４は、アダプタ
ＲＯＭ７から描画情報（共通）９を獲得し、初期化準備
処理を行う。ここで、描画情報（共通）９として、既述
したハードウェア固有情報（カード空間におけるフレー
ムメモリ（表示用メモリ）オフセット、フレームメモリ
サイズなど）を獲得する。

【００２５】は、表示制御処理部４がアダプタＲＯＭ
７内の描画情報（共通）９を参照し、診断機能、リセッ
ト機能、初期化機能を順次使って表示用アダプタ５の初
期設定を行う。初期設定を終了した後、画面クリア依頼
を描画情報管理３を介して文字描画処理部１に通知し、
画面クリア処理を行って表示用メモリ６に例えば０を書
き込む。これに続いて、描画情報管理部３がアダプタＲ
ＯＭ７から描画情報（解像度依存）９を獲得し、表示開
始依頼を表示制御処理部４に通知する。表示制御処理部
４は、アダプタ制御機能のうち表示開始機能を使用し
て、ディスプレイ２６へのビデオ信号をＯＮとし、表示
用メモリ６の内容をディスプレイ２６上に表示開始させ
る。

【００２６】以上によって、電源投入時に、アダプタＲ
ＯＭ７の識別情報８を確認、描画情報（共通）９を獲得
して表示用アダプタ５の初期設定、画面クリア処理によ
って表示用メモリ６をクリアした後、ビデオ信号をＯＮ
し、表示用メモリ６の内容をディスプレイ２６に表示す
る。この際、表示用アダプタ５内のアダプタＲＯＭ７に
設定されているアダプタ制御機能１０を使用して診断、
リセット、初期化を行うため、表示制御処理部４は表示
用アダプタ５のハードウェア構成などを意識する必要が
なく、ハードウェア仕様の異なる新たな表示用アダプタ
５を使用する場合でも、当該表示制御処理部４を変更す
る必要がない。

【００２７】次に、図３を用いて図１の構成における、
文字表示依頼のときの動作を詳細に説明する。図３にお
いて、は、文字表示依頼に対応して文字描画処理部１
が文字バッファ２に文字コードを格納し、描画情報（解
像度依存）９の獲得を描画情報管理部３に要求する。

【００２８】は、描画情報管理部３が描画に使用する
描画情報（解像度依存）９を文字描画処理部１に通知す
る。は、文字描画処理部３が通知を受けた描画情報
（解像度依存）９を使用し、文字バッファ２から取り出
した文字コードの描画処理を行い、表示用メモリ６に展
開して書き込む。書き込んだ表示用メモリ６からビデオ
信号をディスプレイ２６に送出し、表示する。

【００２９】以上によって、文字表示依頼のあった文字
コードを文字バッファ２に一旦格納し、描画情報管理部
３から渡された描画情報（解像度依存）９を使用して文
字描画処理部１が文字バッファ２から取り出した文字コ
ードの描画処理を表示用メモリ６に行い、ディスプレイ
２６上に表示する。これにより、文字描画処理部１は、
描画情報管理部３から渡された描画情報（解像度依存）
９を使用して描画処理を行っているため、描画情報（解
像度依存）９が保持する表示開始位置、文字の行間サイ
ズなどに対応した描画処理を単に行えばよく、描画情報
（解像度依存）９が変更になったり、解像度が変更にな
ったりしても、当該文字描画処理部１を変更せずに対応
可能である。

【００３０】次に、図４を用いて図１の構成における、
解像度切り換え依頼のときの動作を詳細に説明する。図
４において、は、解像度の切り換え依頼に対応して表
示制御処理部４が現解像度と切り換え依頼のあった解像
度とを比較し、切り換えの必要性をチェックする。

【００３１】は、表示制御処理部４がチェックした結
果、切り換えの必要性があると判明したとき、解像度切
換の依頼を描画情報管理部３に通知する。切り換えの必
要がないと判明した場合は、そのまま終了する。

【００３２】は、描画情報管理部３がで解像度切換
を依頼されたことに対応して、文字描画処理部１に画面
クリア依頼し、画面を一旦クリアする。更に、解像度切
換えを描画情報管理部３に依頼する。

【００３３】（１０）は、描画情報管理部３が解像度切
換を表示制御処理部４に依頼して切換え、切換え後の描
画情報（解像度依存）９をアダプタＲＯＭ７から獲得
し、内部情報を更新する。

【００３４】（１１）は、更に描画情報管理部３が文字
描画処理部１に対して、非同期に描画情報（解像度依
存）９の更新を通知する。（１２）は、文字描画処理部
１が描画情報管理部４に新たな描画情報（解像度依存）
９の獲得を要求する。

【００３５】（１３）は、描画情報管理部３が獲得要求
に対応して、表示用アダプタ５の新たな描画情報（解像
度依存）９を文字描画処理部１に通知する。文字描画処
理部１は、この通知を受けた描画情報（解像度依存）９
によって内部の描画情報（解像度依存）９を更新する。

【００３６】（１４）は、文字描画処理部１が内部の描
画情報（解像度依存）９を使用して文字バッファ２に格
納されている文字コードなどについて再描画を表示用メ
モリ６に行う。これにより、今まで表示されていた文字
などについて、切り換わった新たな解像度の描画情報
（解像度依存）９を使用して再描画して表示し、文字デ
ータの表示を保証する。

【００３７】図５は、本発明のシステム構成図を示す。
図５において、補助記憶手段２１は、電源投入時の解像
度情報などを格納するものである。

【００３８】本体ＲＯＭ２２は、文字描画処理部１、描
画情報管理部３および表示制御処理部４などの処理を行
うプログラムを予め書き込んだＲＯＭである。主記憶２
３は、データやプログラムを格納するものであって、こ
こでは、表示依頼を受けた文字コードを格納して保存す
る文字バッファ２を設けるものである。

【００３９】表示用アダプタ２４は、図１の表示用アダ
プタ５に対応したものであって、アダプタＲＯＭ７、制
御レジスタ類２５、表示用メモリ６などから構成される
ものである。

【００４０】アダプタＲＯＭ７は、識別情報８、描画情
報（共通）９、描画情報（解像度依存）９、アダプタ制
御機能情報１０などを格納するものである。制御レジス
タ類２５は、表示用アダプタ２４の全体を制御するため
の制御レジスタである。

【００４１】ディスプレイ２６は、表示用メモリ６から
読み出したビデオ信号を表示するものである。次に、動
作を説明する。

【００４２】（１）電源投入時、本体ＲＯＭ２２内の
描画情報管理部３がＩ／Ｏバスに接続されている表示用
アダプタ２４のアダプタＲＯＭ７をアクセスし、その識
別情報８をもとに表示対象とする表示用アダプタ２４を
選択する。選択した表示用アダプタ２４に対して、表示
制御処理部４は、アダプタＲＯＭ７内に格納されている
アダプタ制御機能１０のうちの診断機能を実行し、診断
する。診断が正常に行われると、次にアダプタ制御機能
１０のうちのリセット機能を実行する。次に、補助記憶
手段２１から電源投入時の解像度情報を獲得し、これを
パラメタとしてアダプタ制御機能１０のうちの初期化機
能を実行し、初期設定する。更に、アダプタＲＯＭ７に
格納されている当該解像度情報に対応する描画情報（解
像度依存）９を獲得する。解像度に対応する描画情報
（解像度依存）９が格納されていない場合には、表示用
アダプタ２４がこの解像度をサポートしていないと判断
し、デフォルトの解像度にて、以下の処理を継続する。
描画情報（解像度依存）９を獲得した後、この描画情報
（解像度依存）９を使用し、表示用メモリ６をクリア
し、アダプタ制御機能１０のうちのビデオ信号をＯＮと
する機能を実行して、ビデオ信号をディスプレイ２６に
送出して表示を開始する。以降獲得した描画情報（解像
度依存）９を使用し、表示用メモリ６への文字描画を行
い、表示する。補助記憶手段２１に格納された解像度情
報を変更することにより、電源投入時やシステム起動時
の解像度を変更することができる。

【００４３】（２）また、複数の解像度を持つ表示用
アダプタ２４においては、解像度の切換えを表示制御処
理部４に依頼する。表示制御処理部４は、画面をクリア
した後、描画情報管理部３に解像度の切換え事象の発生
を通知する。描画情報管理部３は、アダプタＲＯＭ７か
ら依頼された新たな解像度の描画情報（解像度依存）９
を獲得し、文字描画処理部１に再描画依頼する。文字描
画処理部１は、この新たな描画情報（解像度依存）９を
使用し、文字バッファ２に格納されている文字コードな
どについて表示用メモリ６に再描画を行い、解像度が切
り換えられても、正しい認識可能な文字の表示を保証す
る。

【００４４】図６は、本発明の描画情報（解像度依存）
例を示す。これは、既述した描画情報（解像度依存）９
をイメージ的に表示したものであって、から、に
よって対応する情報との関係を表す。

【００４５】

【発明の効果】以上説明したように、本発明にれよば、
アダプタＲＯＭ７などに描画情報９を格納しておき、指
定された描画情報９を獲得・使用して文字描画処理部１
が文字などを表示用メモリ６に描画して表示したり、解
像度切り換え時に新たな描画情報９を獲得・使用して再
描画して表示したりする構成を採用しているため、新た
なハードウェア仕様を持つ表示用アダプタや、ビットマ
ップサイズなどが異なる表示用アダプタが接続されて
も、システムの文字描画処理部１や表示制御処理部４に
変更を加えることなく、描画して表示することができる
と共に、解像度を切り換えてもそれまで表示していた文
字などの表示をそのまま保証することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の原理構成図である。

【図２】本発明の動作説明図（初期化時）である。

【図３】本発明の動作説明図（文字表示時）である。

【図４】本発明の動作説明図（解像度の切換時）であ
る。

【図５】本発明のシステム構成図である。

【図６】本発明の描画情報（解像度依存）例である。

【符号の説明】

１：文字描画処理部２：文字バッファ３：描画情報管理部４：表示制御処理部５、２４：表示用アダプタ６：表示用メモリ７：アダプタＲＯＭ８：識別情報９：描画情報（共通、解像度依存）１０：アダプタ制御部２１：補助記憶手段２２：本体ＲＯＭ２３：主記憶２６：ディスプレイ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】画面表示を変更する変更方式において、表示開始位置、文字の行間サイズなどを保持する描画情
報（解像度依存）（９）と、表示依頼を受けた文字コードを保持する文字バッファ
（２）と、この文字バッファ（２）に保持されている文字コードを
取り出し、渡された上記描画情報（解像度依存）（９）
をもとに展開する文字描画処理部（１）とを備え、上記描画情報（解像度依存）（９）を変更したことに対
応して、この変更後の描画情報（解像度依存）（９）を
渡された上記文字描画処理部（１）が当該描画情報（解
像度依存）（９）をもとに上記文字バッファ（２）に保
持されている文字コードを展開して表示用メモリに書込
み、表示するように構成したことを特徴とする画面表示
の変更方式。
【請求項２】画面表示を変更する変更方式において、解像度毎の表示開始位置、文字の行間サイズなどを保持
する描画情報（解像度依存）（９）を予め複数格納した
アダプタＲＯＭ（７）と、表示依頼を受けた文字コードを保持する文字バッファ
（２）と、この文字バッファ（２）に保持された文字コードを取り
出し、渡された上記描画情報（解像度依存）（９）をも
とに展開する文字描画処理部（１）とを備え、解像度切り換え依頼に対応して、現在の解像度と、依頼
された解像度とを比較して異なるときに、依頼された解
像度の描画情報（解像度依存）（９）を上記アダプタＲ
ＯＭ（７）から取り出し、文字描画処理部（１）がこの
描画情報（解像度依存）（９）をもとに上記文字バッフ
ァ（２）に保持されている文字コードを展開して表示用
メモリに書込み、依頼された解像度で再表示するように
構成したことを特徴とする画面表示の変更方式。