JPH06193839A - バーナ装置 - Google Patents

バーナ装置

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JPH06193839A
JPH06193839A JP4291989A JP29198992A JPH06193839A JP H06193839 A JPH06193839 A JP H06193839A JP 4291989 A JP4291989 A JP 4291989A JP 29198992 A JP29198992 A JP 29198992A JP H06193839 A JPH06193839 A JP H06193839A
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    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C3/00Stoves or ranges for gaseous fuels
    • F24C3/08Arrangement or mounting of burners
    • F24C3/085Arrangement or mounting of burners on ranges

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Gas Burners (AREA)
  • Glass Melting And Manufacturing (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガスバーナを脆い材料、例えば、ガラス、ガ
ラスセラミックまたはセラミックからなる成形された部
分内に簡単にかつ経済的に取り付けることができ、それ
によりガスバーナをこのような材料で構成された調理面
内に漏れ止めおよび気密状態で応力を生ずることなく装
着できるバーナ装置を提供する。 【構成】 ガスバーナ(7)が脆い材料からなる成形さ
れた部分(5)により担持され、かつロック保持装置
(3,16,35)がガスバーナと支持フレーム(1)
との間に装着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、調理装置用の
バーナ装置であって、少なくとも1個のガスバーナが支
持フレームに取り付けられ、そして1個または複数個の
ガスバーナの周囲面が脆く砕けやすい材料、例えば、ガ
ラス、ガラスセラミックまたセラミック製の成形された
部分により蔽われ、各々のガスバーナが脆く砕けやすい
材料からなる成形された部分の開口部を通して前記の成
形された部分の上部を越えて延び、そして成形された部
分と各々のガスバーナとの間に、開口部の端縁領域およ
びガスバーナにより形成された少なくとも一つの接合面
と確実にかつ液密の状態で接触する接合密封要素を備え
た長期間弾性を維持する接合密封装置が設けられたバー
ナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術/発明が解決しようとする課題】この型式
のバーナ装置を備えたガスレンジまたはボウル形の調理
装置においては、ガスバーナは支持フレームまたはハウ
ジングに固定して取り付けられている。この場合には、
ガスバーナの周囲面を蔽うガラス板はそれぞれのガスバ
ーナに必要な大きさよりも大きい開口部を有してあり、
例えば開口部の直径はそれぞれのガスバーナの直径の2
倍になっている。このようにガスバーナと開口部のリム
との間に形成された広い環状の間隙はリング形の板金製
のつばで蔽われており、このつばはガラス板の開口部の
リムのみに向かって延び、しかもガスバーナに向かって
延びない密封要素を有している。ガラス板からのガスバ
ーナの機械的な分離はそれにより保証されるけれども、
ガスバーナをガラス板内に取り付けるこの方法は、実際
に使用されている場合に、特に掃除を行う際に不利点が
ある。したがって、これらの既知の装置においては、沸
騰した物質がガラス板と板金製のつばとの間の継目の中
に流入し、そして板金製のつばとガスバーナとの間の隙
間の中に流入することがある。それ故に、これらの慣用
の装置は、掃除を行うために、少なくとも部分的に分解
することが必要である。米国特許第5,046,487
号明細書から、開口部のサイズをガスバーナを収容でき
る程度にし、そして密封の目的のためにガスバーナを開
口部のリムに沿ってガラスまたはガラスセラミック製の
成形された部材と確実に連結することによりガラスまた
はガラスセラミック製の成形された部材に対するガスバ
ーナのシールを改良することが知られている。そのう
え、ガスバーナは支持フレームと連結された横材に取り
付けられる。しかしながら、脆く砕けやすい成形された
部分と、支持フレームと、ガスバーナとの間のこのよう
な機械的に剛性の連結は、応力をうけたときに調理面の
機械的な負荷または熱負荷により成形された部分にゆが
みが生ずる。構造の如何により、成形された部分に恒久
的なゆがみが生ずることがある。これらの二つの場合の
いずれの場合にも、調理装置またはガスレンジの成形さ
れた部分が破壊するおそれが実質的に増大することにな
ろう。
【0003】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の目的
は、上記型式のバーナ装置において、ガスバーナと脆く
砕けやすい材料からなる成形された部分との間に実用上
十分に効果的なシールを設けると共に、応力による成形
された部分の破壊をなくすことにあり、それと同時に、
このバーナ装置の組立ては簡単であり、かつ時間、材料
および費用の点で低コストで実施できるようになってい
る。この問題を解決するために、本発明によれば、1個
または複数個のガスバーナが脆く砕けやすい材料からな
る成形された部分により担持されており、かつロック保
持手段が1個または複数個のガスバーナと支持フレーム
との間に取り付けられ、前記ロック保持手段が成形され
た部分が破壊してその支持力を失ったときに効果的に作
用すると共に、ガスバーナの各々のための保持及びねじ
れに対する安全のための特徴として限られた可動性を許
容することを提案するものである。
【0004】既知のバーナ装置と対照的に、本発明によ
るガスバーナ装置は、支持フレームにより担持されない
で、むしろ脆く砕けやすい材料からなる成形された部分
により担持されている。しかしながら、成形された部分
とガスバーナとの間には、機械的な剛性の連結がなされ
ていない。1個または複数個のガスバーナのために必要
な成形された部分による連結は、本発明によれば、長期
間弾性を維持する型式になっている。各々のガスバーナ
と、支持体として作用する成形された部分との間には、
実用の場合に、バーナ装置を簡単に掃除できるようにす
るために、十分に安全なシールが設けられている。1個
または複数個のバーナが成形された部分により担持され
かつバーナ装置の支持フレームに対して限られた可動性
を有しているので、成形された部分の恒久的なゆがみが
回避される。また、調理用具等を成形された部分上にセ
ットすることにより、成形された部分がある程度弾性変
形するので、成形された部分にゆがみが生じない。同様
に、脆く砕けやすい材料からなる成形された部分がその
上に落下した物品または使用中の熱応力により短期的な
応力を吸収するためにもより好適である。このようなと
きに成形された部分が破壊した場合には、本発明はバー
ナおよびその取付台のためにかなり改良された構造上の
安全性を付与している。いずれにせよ、ゆがみに起因す
る成形された部分の破壊が阻止される。支持フレームに
対する1個または複数個のガスバーナの限られた可動性
を許容しているために、脆く砕けやすい材料からなる成
形された部分が破壊した場合のために、支持フレームに
おける各々のガスバーナのために効果的な保持およびね
じれに対する安全上の特徴が包含されている。このよう
な成形された部分の破壊は絶対的になくすことは不可能
である。一方、この僅かな限られた可動性により、成形
された支持部分が破損した場合に、ガスバーナが支持フ
レームの内部にある限られた距離落下することができる
ので、可撓性のガス供給導管とのバーナの接続部が損な
われないことが保証される。他方、この限られた可動性
により、本発明によるバーナ装置を備えた器具の使用者
が成形された部分が破壊した際に支持フレームからこの
ようにして釈放されたガスバーナを引き出し、またはこ
のようなガスバーナをゆがめ、それによりガス供給導管
とのガスバーナとの連結部分を引き裂きまたは損傷させ
ることがないことを保証する。
【0005】本発明は、全体としてに、特定の器具また
は特定の型式に限定する必要無く、ガスバーナを脆く砕
けやすい成形された部分、特にガラスまたはガラスセラ
ミック調理面において殆ど応力を受けないように、そし
て漏れ防止および気密の状態で取り付けることができる
という目的を達成する。本発明により成形された部分内
にガスバーナを取り付ける方法は簡単であり、その取付
けは最小の時間、材料および費用により実施することが
できる。バーナ装置が特にガスレンジおよびガス調理装
置に好適に使用される本発明の一実施例においては、脆
く砕けやすい材料からなる成形された部分は設けられた
各々のガスバーナのためのそれぞれ1個の通路穴を有す
るように形成されたプレートとして設計されており、そ
して各々の通路穴およびそれぞれのガスバーナのため
に、長期間弾性を維持する接合密封装置が設けられてい
る。
【0006】この接合密封装置は、本発明の範囲内で、
成形された部分の開口部の端縁領域とガスバーナに形成
された接合面との間に挿入された好ましくは少なくとも
1個の環状の長期的に弾性を維持する接合要素を備える
ことができる。長期間弾性を維持する接合要素は、この
構成においては、シールリングとすることができ、この
リングはガスバーナに取り付けられた緊張手段により所
望の接触圧に調節されまたは調節可能である。本発明の
簡単な実施例においては、長期的に弾性を維持する接合
密封要素は、脆く砕けやすい材料からなる成形された部
分の開口部の端縁領域およびガスバーナに形成された接
合面に接着されている。この構成においては、この密封
要素は、成形された部分の開口部の端縁領域とガスバー
ナの連結面との間に形成された環状の長期間弾性を維持
する接着された結合体からなることができる。この長期
間弾性を維持する接着層は、成形された部分とガスバー
ナとの間に完全なシール、特に液密シールを構成すると
共に、同様に恒久的に弾性を有する成形された部分の開
口部内のバーナの座に固有の弾性を保証するような厚さ
に形成することができる。
【0007】本発明のバーナ装置の別の実施例において
は、接合密封装置は2個の環状の長期間弾性を維持する
接合密封要素を備え、該接合密封要素の一方は開口部の
端縁領域とガスバーナの接合面との間のプレート形の成
形された部分の上側に配置され、そして該接合密封要素
の他方は開口部の端縁領域と環状またはプレート形の衝
接部材との間のプレート形の成形された部分の下側に配
置されている。この衝接部材は、ガスバーナの下側に、
好ましくは止めピンにより取り付けることができる。本
発明のこの実施例においては、接合密封要素の所望の接
触力を得るために種々の方法を使用することができる。
例えば、接合密封要素の所望の接触力は、接合密封要素
の厚さと共に、ガスバーナと止めピンにおける衝接部材
との間に配置されたスペーサにより調節することができ
る。この目的のために、スペーサおよび/または接合密
封要素について選択しなければならない。また、スペー
サは、本発明のこの実施例においては、ガスバーナ本体
の下側に構成することができる。
【0008】密封要素の連結部の所望の接触力を調整す
る別の可能性は、本発明の範囲内において、止めピンを
ガスバーナ本体ねじ込み可能なねじボルトとし、衝接部
材がこれらのねじボルト上で移動可能にし、そしてねじ
ボルトの頭部と衝接部材との間に圧縮ばねを挿入するこ
とにある。所望の接触力は、圧縮ばねを選択しかつ/ま
たはねじボルトの長さを選択することにより調整するこ
とができる。しかしながら、ねじボルトをガスバーナの
本体中に所望の程度ねじ込むことができるという特徴に
より、同様に、接合密封要素の接触力を調整可能にする
ことができる。それにより、ねじボルトの選択されたね
じ込みの深さにより、接合密封要素のばね張力、したが
って、接触圧力が調節される。また、この実施例に設け
られた2個の接合密封要素は、成形された部分の開口部
のリムを包囲するプロフィルリングの形態の一つのユニ
ットに結合することができる。
【0009】本発明の範囲内では、ガスバーナのための
ロック保持手段は、特に簡単な構造に構成することがで
き、したがって、ガスバーナを簡単に組み立てることが
できる。この目的のために、ロック保持手段は、例えば
ガスバーナの下側に取り付けられたロックピンと、支持
フレーム内に配置された横材とを備えることができ、ロ
ックピンは横材の穴を通して延び、そしてこれらの穴か
ら引き出されないように固定されている。特に簡単な設
計においては、これらのロックピンは、下側からガスバ
ーナの本体中にねじ込まれ、そして横材の下方にガスバ
ーナの所望の移動自由度に相当する間隔において頭部を
担持するように延びているねじボルトとすることがで
き、ねじボルトの頭部または挿入されたリングは横材の
穴よりも大きく形成されている。本発明の範囲内では、
ガスバーナのためのロック保持手段は長期間弾性を維持
する接合密封装置と一体に構成することもできる。その
ための特に簡単な可能性は、ガスバーナの固定保持装置
のロックピンが同時に接合密封装置の接合密封要素の衝
接部材のための止めピンの役目をすることにある。
【0010】
【実 施 例】本発明の実施例を添付図面について以下
に詳細に説明する。例示した実施例においては、ボウル
形のガス調理装置は、組込まれたハウジング2及び該ハ
ウジング内に取り付けれた横材3を備えた支持フレーム
1を有している。プレート形の成形されたガラスセラミ
ック部分5が支持フレーム1内に挿入され、そして端縁
シール4を備えている。端縁シール4はシールプロフィ
ールまた注入された密封剤として設計することができ
る。成形されたガラスセラミック部分5は1個のガスバ
ーナ7をそれぞれ収納する開口部6を備えている。実施
例のすべてにおいて、ガスバーナ7は成形されたガラス
セラミック部分により担持されているが、ガスバーナ7
は支持フレーム1、ハウジング2および横材3に対して
限られた可動性を有している。調理用具を1個または数
個のバーナの上方の調理装置上に置くために、ポット用
台8が図1にダッシュ線で示したように、成形されたガ
ラスセラミック部分5の上側に設けられている。
【0011】図1の実施例においては、ガスバーナ7は
長期間弾性を維持するように設計された弾性接合密封装
置10により、プレート形の成形されたガラスセラミッ
ク部分5の開口部6内に挿入されている。この実施例に
おいては、接合密封装置10は、長期間弾性を維持する
上側の弾性接合密封要素11と長期間弾性を維持する下
側の弾性接合密封要素12とを備えている。これらの弾
性接合密封要素の両方は平坦なシールリング形状に形成
されている。上側接合密封要素11は、プレート形の成
形されたガラスセラミック部分5の上側に、開口部6の
端縁領域13とガスバーナ7に形成された接合面14と
の間に挿入されている。下側接合密封要素12は、プレ
ート形の成形されたガラスセラミック部分5の下側に、
開口部6の端縁領域13と環状のまたはプレート形の衝
接部材15との間に挿入されている。この構成において
は、開口部6の端縁領域13に対する接合密封要素11
および12の接触圧力が所望され、そして開口部6の端
縁領域13が二つの接合密封要素の間に長期間弾性を維
持するように適度に、しかも確実に保持され、そして同
時に、成形されたガラスセラミック部分5の上にかつガ
スバーナ7の接合面14上に沸騰する物質、特に液体に
対する効果的なシールが確実になされるようになってい
る。この接触力は、図1の例においては、環状のまたは
プレート形衝接部材15が周囲に分布した複数個の止め
ピン16によりガスバーナ7に対して下側から確実に保
持される特徴により、調節される。この構成において
は、接合密封要素11,12の厚さと共に接触圧力を決
定する接合面14からの衝接部材15の距離がガスバー
ナ7の上側部と各々の止めピン16上の衝接部材15と
の間に挿入されたスペーサリング17により調整され
る。図1の実施例においては、止めピン16はボルト頭
部18を有するねじを切ったボルトである。衝接部材1
5を取り付けるために、止めピン16は、ボルト頭部1
8の上方に、シム(例えば、座金または挿入されたリン
グ)19と、それ自体を衝接部材15と対向して支持す
る小さいスペーサ管20とを担持している。
【0012】小さいスペーサ管20を備えた止めピン1
6は、衝接部材15から横材3に配列された穴21を通
して横材3の下方に延びており、ボルト頭部18または
少なくともシム19は穴21よりも大きい直径を有して
いる。このように構成されているために、そしてガスバ
ーナ7が可撓性導管により弁装置と接続されているため
に、ガスバーナ7は支持フレーム1に対して、またハウ
ジング2および横材3のそれぞれに対して限られた可動
性を有している。熱の作用によりまたは成形されたガラ
スセラミック部分5上に配置されたポット等の重量によ
り生ずるいかなる変形もこの限られた可動性により吸収
され、その結果ガスバーナ7の取付けによりガラスセラ
ミック製の成形された部分5がゆがむことはない。しか
しながら、ガラスセラミック製の成形された部分5がな
んらかの理由で結局破壊した場合には、ガスバーナ7は
単に衝接部材15から横材3までの距離22だけ下方に
移動することができる。もしも調理装置の使用者がガラ
スセラミック製の成形された部分5が破壊した際にガス
バーナ7を上方に引き出すことを所望するとすれば、こ
の移動シム19が横材3の下側部に衝接することにより
制限される。したがって、この持上げ移動は横材3とシ
ム19との間の距離23だけ可能である。落下移動なら
びに持上げ移動は、可撓性ガスバーナ7および弁装置
(図示せず)との接続を危険にさらすことなく、ガスバ
ーナ7に至る可撓性導管により吸収することができる。
ガラスセラミック製の成形された部分5が破壊した場合
には、横材3の穴21内の小さいスペース管20の遊び
の範囲内でのみガスバーナ7のねじれが可能である。こ
のような限られたねじれは、同様に、バーナ7に至る供
給導管の接続を危険にさらすことはない。
【0013】図2の例においては、調理装置の基本的な
構造は図1の実施例の構造と同じである。この場合に
は、接合密封要素11および12の接触力を支配するガ
スバーナ7の接合面14と衝接部材15との間の距離を
確保するために、ガスバーナ7がその下側に円筒形の突
起部24またはそれに相当する突出したリングを備える
ように設計されている。この側においては、止めピン1
6は心ずれしたねじ切りされた部分25を有する止めボ
ルトであり、これらのボルトはねじ切りされた部分25
が突出部24中にねじ込まれるときに衝接部材15に対
して下方から厚いボルト部分26により配置され、そし
て突出部24の下側の衝接部材15がガスバーナ7に固
定される。この側における止めピン16が大きく形成さ
れたプレート形の頭部27を有している。止めピン16
が横材3の穴21を通して下方に延びかつピン16のプ
レート形頭部27が穴21よりも大きい直径を有してい
るので、調理装置の支持フレーム1および/またはハウ
ジング2および横材3に対するガスバーナ7の同じ移動
の制限が図2の実施例において得られる。図1および図
2の実施例において、ボウル形調整装置にガスバーナ7
を取り付ける簡単な方法が保証される。支持フレーム1
内にプレート形の成形されたガラスセラミック部分5を
挿入した後、ガスバーナ7が上側接合密封要素11を介
在させて開口部6内に挿入される。上に下側接合密封要
素12が配置された衝接部材15が下側から適用され、
そして横材3の穴21に通された止めピン16により固
定される。図2の例においては、取付けを容易にする特
徴は、スペーサリング17および小さいスペーサ管20
を省いたことにある。
【0014】図3の実施例においては、ボウル形ガス調
理装置の基本的な構造は、図1によるボウル形調理装置
の基本的な構造と同じである。しかしながら、別個の接
合密封要素のかわりに、この例の接合密封装置10は両
方の接合封止要素を一体に結合したプロフィルリングで
あり、このリングは開口部6の端縁領域を包囲してい
る。ガスバーナ7の本体は、その環状の接続面をプロフ
ィルリング30の上側脚部上に配置すると共に衝接部材
15をプロフィルリング30の下側脚部に向かって下方
から押圧することにより取り付けられる。開口部6の端
縁領域13およびガスバーナ7の接合面14に対するプ
ロフィルリング30の上側脚部の接触力は、この実施例
においては、ねじボルトとして形成された止めピン16
の各々の頭部32と衝接部材15との間に挿入された圧
縮ばね31により発生せしめられる。ガスバーナ7の本
体のねじ切りされた穴33は、図3に点線で示したよう
に、ねじボルトとして設計された止めボルト16を所定
位置に多少とも大きい範囲にねじ込むことができるよう
な十分な長さを有している。それにより、衝接部材15
の下側部に対して圧縮ばねにより作用せしめられる長期
的に弾性を維持する圧力をガスバーナ7の本体中にねじ
込まれる止めピン16の挿入深さにより調節することが
できる。成形されたガラスセラミック部分5の開口部6
の端縁領域13およびガスバーナ7の接合面14に対す
るプロフィリング30の上側脚部の接触力がそれに相応
して同様に調整される。
【0015】また、この実施例では、ガスバーナ7は、
支持フレーム1、ハウジング2および横材3に対して限
られた可動性を有している。成形されたガラスセラミッ
ク部分5が破壊、例えば、破損して場合には、ガスバー
ナ7は該バーナに取り付けられた底部延長部34により
ハウジング2の内側の横材3と接触する範囲だけ落下す
ることができる。したがって、ガスバーナ7の下側に設
けられた延長部34は、成形されたガラスセラミック部
分5の破壊またはその他の破損が起きた場合に生ずるガ
スバーナ7の下方移動に対する付加的な制限を与えてい
る。成形されたガラスセラミック部分5が破損した際に
発生するガスバーナ7の上方移動は、止めピン16の頭
部32を横材3の穴21よりも大きくしてあるので、頭
部32により制限される。成形されたガラスセラミック
部分5をなくしたときに可能になるガスバーナ7のねじ
れは、横材3の穴21内の止めリング16の隙間に相当
する量に極めて小さく制限されている。この可動性によ
り、ガスバーナ7との供給導管の接続部に関するいかな
る危険性をも図1および図2の実施例の場合と同様にな
くしてある。図3の実施例も同様に極めて簡単に組み立
てることができる。成形されたガラスセラミック部分5
の開口部6中へのプロフィルリング30の挿入は、ガス
バーナ7の挿入前に、そして自由選択により支持フレー
ム1中への成形されたガラスセラミック部分5の挿入前
に行われる。その後、ガラスセラミック7を開口部6内
に配置し、そしてガスバーナ7を接合面14をプロフィ
ルリング30の上側脚部の上側に配置することによりセ
ットすればよい。その後、衝接部材15が下方から取り
付けられるが、その場合、圧縮ばね31が取り付けられ
た止めピン16を横材3の穴21に通し、その後衝接部
材15の穴に通し、そしてガスバーナ7の本体ねじ穴3
3中に所望の深さだけねじ込みさえすれば良い。
【0016】図4の実施例においては、ボウル形ガス調
理装置の基本的な構造は図1の例と同じであるが、この
実施例における接合密封装置は、上側接合密封要素11
のみが設けられ、そして開口部6の端縁領域13におい
て、ガラスセラミック製の成形された部分5の上側に、
長期間弾性を維持する弾性材料の平坦なシールリングと
して接着されている。そのうえ、接合密封要素11もま
たガスバーナ7の接合面14に接着されている。ガスバ
ーナ7は、図1ないし図3の例の場合と同様に、プレー
ト形ガラスセラミック成形部分5のみにより支持されて
いる。ガスバーナ7の支持フレーム1、ハウジング2お
よび横材3に対する付加的な取り付けはなされていな
い。ガラスセラミック製の成形された部分5が破損した
場合にガスバーナ7を固定するために、図1ないし図3
による実施例に設けられた止めピン16のかわりに、ロ
ックピン35が設けられている。例示した実施例におい
ては、ロックピン35は、同様に、頭部36を有するね
じボルトであり、横材3の穴21を通して延びている。
この場合には、穴21はロックピン35の頭部36より
も小さくなっている。横材3の穴21の隙間のために、
またロックピン35がそれらの頭部36が横材3を越え
て下方に延びているために、ロックピン35は、支持フ
レーム1において、またはハウジング2および横材3に
おいてガスバーナ7の固定要素をなんら構成していな
い。
【0017】ガラスセラミック製の成形された部分5の
破壊またはその他の破損の場合には、ガスバーナ7は下
側延長部34が横材3と衝接するまである程度だけ下方
に移動することができる。例えばガスバーナ7を持ち上
げようと試みるときのガスバーナ7の上方移動は、ロッ
クピン35の頭部36が横材3と下方から衝突する特徴
により制限される。ガスバーナ7をねじろうと試みる場
合には、その移動は穴21内のロックピン35の遊び量
に制限される。いずれにせよ、ガスバーナからガス弁に
至る可撓性の接続導管は保護され、そして特に接続点か
らはずれないように保護される。ガスバーナ7の組立て
は極めて簡単である。接合密封要素11は、ガスバーナ
7の組み立て前に、ガスバーナ7の接続面14と接着さ
れる。支持フレーム1内の成形されたガラスセラミック
部分5の挿入後に、開口部の端縁領域13に接合密封要
素11を接着するための接着剤が準備され、そしてガス
バーナ7が挿入され、そしてロックピン35を横材3の
穴21に通すことにより取り付けられる。ロックピン3
5の取付けは、接合密封要素11を開口部の端縁領域1
3に接着する前またはそれと同時に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により構成されたボウル形ガス調理装置
の部分断面図を示した略図。
【図2】ボウル形ガス調理装置の変型実施例の部分断面
図を示した略図。
【図3】本発明により構成されたボウル形ガス調理装置
のさらに別の実施例の部分断面図を示した略図。
【図4】本発明によるボウル形ガス調理装置の第4実施
例の部分断面図。
【符号の説明】
1…支持フレーム、3…横材、5…成形されたガラスセ
ラミック部分、6…開口部、7…ガスバーナ、10…接
合密封装置、11…上側接合密封要素、12…下側接合
密封要素、13…端縁領域、14…接合面、15…衝接
部材、16…止めピン、17…スペーサリング、18…
ボルト頭部、19…シム、20…スペーサ管、21…
穴、27…プレート形頭部、30…プロフィルリング、
31…圧縮ばね、32…頭部、35…止めピン、36…
頭部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ローランド、デュデック ドイツ連邦共和国、デェー6500 マイン ツ、アム エセルヴェーク 62C (72)発明者 ステファン ヒューバート ドイツ連邦共和国、6200 ヴィースバーデ ン、デュナント シュトラーセ 45 (72)発明者 ディートリッヒ、ビュシュ ドイツ連邦共和国、デェー6533 バシャラ ハ、オーベル シュトラーセ 3

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 例えば、調理装置用のバーナ装置であっ
    て、少なくとも1個のガスバーナが支持フレーム1に取
    付けられ、そして1個または複数個のガスバーナの周囲
    面が脆く砕けやすい材料、例えば、ガラス、ガラスセラ
    ミックまたはセラミック製の成形された部分により蔽わ
    れ、各々のガスバーナが脆く砕けやすい材料から成形さ
    れた部分の開口部を通して前記の成形された部分の上側
    面を越えて延び、そして成形された部分と各々のガスバ
    ーナとの間に、開口部の端縁領域およびガスバーナによ
    り形成された少なくとも一つの接合面と確実にかつ液密
    の状態で接触する接合密封要素を備えた長期間弾性を維
    持する接合密封装置が設けられたバーナ装置おいて、1
    個または複数個のガスバーナ(7)が脆く砕けやすい材
    料からなる成形された部分(5)により担持されかつロ
    ック保持手段(3,16,35)が1個または複数個の
    ガスバーナ(7)と支持フレーム(1)との間に取り付
    けられ、前記ロック保持手段が成形された部分(5)が
    破壊してその支持力を失ったときに効果的に作用すると
    共に、ガスバーナ(7)の各々のための保持およびねじ
    れに対する安全のための特徴として限られた可動性を許
    容することを特徴とするバーナ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のバーナ装置において、
    脆く砕けやすい材料からなる成形された部分(5)が各
    々の設けられたガスバーナ(7)のための一つの通路穴
    (6)を有するプレートの形状に形成され、そして各々
    の通路穴(6)およびそれぞれのガスバーナ(7)に対
    して、別個の長期間弾性を維持する接合密封装置(1
    0)が設けられていることを特徴とするバーナ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のバーナ装置に
    おいて、接合密封装置(10)が成形された部分(5)
    の開口部(6)の端縁領域(13)およびガスバーナ
    (7)の接合面(14)に対向してこの装置内に設けら
    れた接合密封要素(11)の接触力を調節可能にまたは
    漏れ止めのために調節するように設計されていることを
    特徴とするバーナ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3までのいずれか一項に記
    載のバーナ装置において、成形された部分(5)の開口
    部(6)の端縁領域(13)とガスバーナ(7)に形成
    された接合面(14)との間に挿入された接合密封要素
    (11)が環状でありかつ長期間弾性を維持するように
    形成されていることを特徴とする。バーナ装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のバーナ装置において、
    長期間弾性を維持する接合密封要素(11)がガスバー
    ナ(7)に装着された緊張装置(15,16)により所
    望の接触力に調節され、または調節可能なシールリング
    であることを特徴とするバーナ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から4までのいずれか一項に記
    載のバーナ装置において、長期間弾性を維持する接合密
    封要素(11)が成形された部分(5)の開口(6)の
    端縁領域(13)およびガスバーナ(7)に形成された
    接合面(14)に接着されていることを特徴とするバー
    ナ装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のバーナ装置において、
    接合密着要素(11)が成形された部分(5)の開口部
    (6)の端縁領域(13)とガスバーナ(7)の接合面
    (14)との間に形成された環状の長期間弾性を維持す
    る接着剤層からなることを特徴とするバーナ装置。
  8. 【請求項8】 請求項4に記載のバーナ装置において、
    接合密封装置(10)が2個の環状の長期間弾性を維持
    する接合密封要素(11,12)を備え、該接合密封要
    素(11,12)のうちの一方の要素(11)が開口部
    (6)の端縁領域(13)とガスバーナ(7)の接合面
    (14)との間のプレート形の成形された部分(5)の
    上側に配置され、そして他方の要素(12)が開口部
    (6)の端縁領域(13)と環状のまたはプレート形の
    衝接部材(15)との間のプレート形の成形された部分
    (5)の下側に配置されていることを特徴とするバーナ
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のバーナ装置において、
    衝接部材(15)が止めピン(16)によりガスバーナ
    (7)の下側に取り付けられ、そして止めピン(16)
    が開口部(6)の端縁領域(13)における成形された
    部分(5)において接合密封要素(11,12)の接触
    力を発生させるように設計されていることを特徴とする
    バーナ装置。
  10. 【請求項10】 請求項8および9のいずれか一項に記
    載のバーナ装置において、接合密封要素(11,12)
    の所望の接触力が接合密封要素(11,12)の厚さと
    共に、止めピン(16)においてガスバーナ(7)と衝
    接部材(15)との間に設けられたスペーサ(17)に
    より調節されまたは調節可能であることを特徴とするバ
    ーナ装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のバーナ装置におい
    て、スペーサ(17)がガスバーナ(7)の下側に設け
    られたことを特徴とするバーナ装置。
  12. 【請求項12】 請求の範囲8または9に記載のバーナ
    装置において、止めピン(16)がガスバーナ(7)の
    本体中にねじ込み可能なねじボルトであり、衝接部材
    (15)がこれらのねじボルト上に移動可能であり、か
    つ圧縮ばね(31)がねじボルトの頭部(32)と衝接
    部材(15)との間に挿入されていることを特徴とする
    バーナ装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のバーナ装置におい
    て、ねじボルトをガスバーナ(7)の本体中に所望の深
    さにねじ込むことができることを特徴とするバーナ装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項8から12までのいずれか一項
    に記載のバーナ装置において、2個の接合封止リングが
    成形された部分(5)の開口部(6)のリムを包囲する
    プロフィルリング(30)の形態に一つのユニットに結
    合されていることを特徴とするバーナ装置。
  15. 【請求項15】 請求項1から14までのいずれかの一
    項に記載のバーナ装置において、ロック保持手段がガス
    バーナの下側および支持フレーム(1,2)内に取り付
    けられた横材(3)に取付けられたロックピン(16,
    35)を備え、ロックピン(16,35)が横材(3)
    の穴(21)を通して延びかつこれらの穴から引き出さ
    れないように固定していることを特徴とする装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のバーナ装置におい
    て、ロックピン(16,35)がガスバーナ(7)の本
    体中に下方からねじ込まれるねじボルトであり、これら
    のボルトは横材(3)からガスバーナ(7)の所望の移
    動自由度に相当する距離だけ下方の位置に頭部を担持す
    る状態で延び、ねじボルトの頭部(18,27,32,
    36)または挿入されたリング(19)が横材(3)の
    穴(21)よりも大きく形成されていることを特徴とす
    るバーナ装置。
  17. 【請求項17】 請求項9および15のいずれかの一項
    に記載のバーナ装置において、接合密封要素(11,1
    2)の衝接部材(15)のための止めピン(16)がガ
    スバーナ(7)のためのロックピンを同時に構成してい
    ることを特徴とするバーナ装置。
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