JPH06187923A - コンバーゼンスヨーク装置 - Google Patents
コンバーゼンスヨーク装置Info
- Publication number
- JPH06187923A JPH06187923A JP35461192A JP35461192A JPH06187923A JP H06187923 A JPH06187923 A JP H06187923A JP 35461192 A JP35461192 A JP 35461192A JP 35461192 A JP35461192 A JP 35461192A JP H06187923 A JPH06187923 A JP H06187923A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yoke device
- polar parts
- core unit
- convergence
- converging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンバーゼンス補正感度が良く、かつコンパ
クトでコストの低廉なコンバーゼンスヨーク装置を提供
すること。 【構成】 磁性体から形成された環状コア部１１を備
え、該環状コア部の内面に偶数個の突起状極部１２を形
成し、前記コア部の極部と極部の間の凹部にコンバーゼ
ンスコイル１３が巻回されている。
クトでコストの低廉なコンバーゼンスヨーク装置を提供
すること。 【構成】 磁性体から形成された環状コア部１１を備
え、該環状コア部の内面に偶数個の突起状極部１２を形
成し、前記コア部の極部と極部の間の凹部にコンバーゼ
ンスコイル１３が巻回されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はコンバーゼンスヨーク装
置に関する。
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、それぞれＲ、Ｇ、Ｂの三原色
に対応する単色ＣＲＴの映像を投影するカラープロジェ
クション装置が知られており、このカラープロジェクシ
ョン装置においては、主偏向ヨークの外にいわゆるコン
バーゼンス補正を行うコンバーゼンスヨーク装置が副偏
向ヨークとして用いられている。
に対応する単色ＣＲＴの映像を投影するカラープロジェ
クション装置が知られており、このカラープロジェクシ
ョン装置においては、主偏向ヨークの外にいわゆるコン
バーゼンス補正を行うコンバーゼンスヨーク装置が副偏
向ヨークとして用いられている。
【０００３】図２は従来のコンバーゼンスヨーク装置の
分解斜視図であり、（ａ）は環状コア部の斜視図、
（ｂ）は巻線部の斜視図である。
分解斜視図であり、（ａ）は環状コア部の斜視図、
（ｂ）は巻線部の斜視図である。
【０００４】図２に示す磁性体から形成された断面四角
形の環状コア部１の内面に突出した断面四角形の複数
（図は４極の場合を示す）本の角柱極部２に、コンバー
ゼンスコイル３を外周に巻回した中空四角形断面のボビ
ン４を、それぞれ挿入することにより従来のコンバーゼ
ンスヨーク装置が組立てられる。
形の環状コア部１の内面に突出した断面四角形の複数
（図は４極の場合を示す）本の角柱極部２に、コンバー
ゼンスコイル３を外周に巻回した中空四角形断面のボビ
ン４を、それぞれ挿入することにより従来のコンバーゼ
ンスヨーク装置が組立てられる。
【０００５】このような構成を有するコンバーゼンスヨ
ーク装置はＣＲＴのネック部に装着され、偏向電流が流
れることにより図２（ａ）に示すように発生した磁界５
を前記ＣＲＴのネック部に供給してコンバーゼンス補正
を行を行なう。
ーク装置はＣＲＴのネック部に装着され、偏向電流が流
れることにより図２（ａ）に示すように発生した磁界５
を前記ＣＲＴのネック部に供給してコンバーゼンス補正
を行を行なう。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来のコンバーゼンスヨーク装置は次
のような欠点がある。 （１） 各極部２の端面６のみから発生される磁界を利
用しているため、十分なコンバーゼンス補正感度が得ら
れない。 （２） コンバーゼンスコイル３を巻回するためにボビ
ン４を必要とし、このためコンバーゼンスヨーク装置全
体が大型化し、かつ組立て作業が複雑化し作業工数が増
大する。 （３） ボビン４を各極部２に挿入する際の挿入性すな
わちコイル位置の不同によりコンバーゼンス補正特性が
変動する。
うな構成を有する従来のコンバーゼンスヨーク装置は次
のような欠点がある。 （１） 各極部２の端面６のみから発生される磁界を利
用しているため、十分なコンバーゼンス補正感度が得ら
れない。 （２） コンバーゼンスコイル３を巻回するためにボビ
ン４を必要とし、このためコンバーゼンスヨーク装置全
体が大型化し、かつ組立て作業が複雑化し作業工数が増
大する。 （３） ボビン４を各極部２に挿入する際の挿入性すな
わちコイル位置の不同によりコンバーゼンス補正特性が
変動する。
【０００７】本発明はこのような点にかんがみてなされ
たもので、コンバーゼンス補正感度が良く、かつコンパ
クトでコストの低廉なコンバーゼンスヨーク装置を提供
することを目的とする。
たもので、コンバーゼンス補正感度が良く、かつコンパ
クトでコストの低廉なコンバーゼンスヨーク装置を提供
することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は磁性体から形成された環状コア部を備え、
該環状コア部の内面に偶数個の突起状極部を形成し、前
記コア部の極部と極部の間の凹部にコンバーゼンスコイ
ルが巻回されていることを特徴とする。
め、本発明は磁性体から形成された環状コア部を備え、
該環状コア部の内面に偶数個の突起状極部を形成し、前
記コア部の極部と極部の間の凹部にコンバーゼンスコイ
ルが巻回されていることを特徴とする。
【０００９】また、本発明は前記環状コア部が前記極部
において直径方向に２分割されることを特徴とする。
において直径方向に２分割されることを特徴とする。
【００１０】
【作用】コア部内面の突起状極部の存在しない部分に直
接コンバーゼンスコイルが巻回されているので、突起状
極部から磁界が集中的に発生され、コンバーゼンス補正
感度が向上する。また、突起数、位置を最適に決めて磁
界を発生させることにより、内部磁界を斉一に近くする
ことができる。
接コンバーゼンスコイルが巻回されているので、突起状
極部から磁界が集中的に発生され、コンバーゼンス補正
感度が向上する。また、突起数、位置を最適に決めて磁
界を発生させることにより、内部磁界を斉一に近くする
ことができる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【００１２】図１は本発明のコンバーゼンスヨーク装置
の斜視図である。
の斜視図である。
【００１３】図１のコンバーゼンスヨーク装置は断面四
角形の環状コア部１１と、このコア部１１の内面にこれ
と一体に形成された（少なくとも４個の）偶数個の突起
状極部１２とを含んでいる。極部１２と極部１２との間
のコア部１１は凹部１４となり、ここに直接コンバーゼ
ンスコイル１３が巻回されている。また、コア部１１は
極部１２に直径方向に形成した割れ目１６により２分割
できるよう構成されている。
角形の環状コア部１１と、このコア部１１の内面にこれ
と一体に形成された（少なくとも４個の）偶数個の突起
状極部１２とを含んでいる。極部１２と極部１２との間
のコア部１１は凹部１４となり、ここに直接コンバーゼ
ンスコイル１３が巻回されている。また、コア部１１は
極部１２に直径方向に形成した割れ目１６により２分割
できるよう構成されている。
【００１４】上記構成になるコンバーゼンスヨーク装置
のコンバーゼンスコイル１３にパラボラ電流が供給され
ると、図に示すように極部１２から磁界１５が発生され
る。この磁界１５によって、このコンバーゼンスヨーク
装置の装着されるＣＲＴのネック部内部における電子ビ
ーム形状が補正される。
のコンバーゼンスコイル１３にパラボラ電流が供給され
ると、図に示すように極部１２から磁界１５が発生され
る。この磁界１５によって、このコンバーゼンスヨーク
装置の装着されるＣＲＴのネック部内部における電子ビ
ーム形状が補正される。
【００１５】上記実施例において、極部を円弧状に形成
したが、角形などのその他の形状を採用することができ
る。
したが、角形などのその他の形状を採用することができ
る。
【００１６】上記実施例は４個の極部を有する４極コン
バーゼンスヨーク装置を例示したものであり、極部の数
量は最低４個でそれ以上の偶数個を使用することができ
る。前述したように、必要に応じコア部を２分割するこ
とができる。コア部を２分割した場合コア部にコンバー
ゼンスコイルが巻き易くなる効果がある。
バーゼンスヨーク装置を例示したものであり、極部の数
量は最低４個でそれ以上の偶数個を使用することができ
る。前述したように、必要に応じコア部を２分割するこ
とができる。コア部を２分割した場合コア部にコンバー
ゼンスコイルが巻き易くなる効果がある。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば磁
性体から形成された環状コア部の内面に偶数個の突起状
極部を形成し、該極部と極部の間のコア部にコンバーゼ
ンスコイルを直接巻回するように構成したので、次のよ
うに極めて優れた効果が得られる。 （１） 本発明を４極コンバーゼンスヨーク装置に採用
した場合に、従来のものよりコンバーゼンス補正感度が
約３０％向上する。 （２） 従来のコンバーゼンスヨーク装置において必要
であったコイルボビンが本発明では不必要となったの
で、コンバーゼンスヨーク装置全体がコンパクトにな
り、従来よりも偏向ヨークの全長を約５ｍｍ短縮するこ
とができる。 （３） したがって、偏向ヨークの後に装着するフォー
カスコイルを管面側に近付け、フォーカスコイルの効率
を上げることができる。 （４） 前述のようにコイルボビンを使用しないので、
これを挿入したときの位置のバラツキが無くなり、コン
バーゼンス特性の変動が少なくなる。 （５） 内部磁界を斉一にすることができる。
性体から形成された環状コア部の内面に偶数個の突起状
極部を形成し、該極部と極部の間のコア部にコンバーゼ
ンスコイルを直接巻回するように構成したので、次のよ
うに極めて優れた効果が得られる。 （１） 本発明を４極コンバーゼンスヨーク装置に採用
した場合に、従来のものよりコンバーゼンス補正感度が
約３０％向上する。 （２） 従来のコンバーゼンスヨーク装置において必要
であったコイルボビンが本発明では不必要となったの
で、コンバーゼンスヨーク装置全体がコンパクトにな
り、従来よりも偏向ヨークの全長を約５ｍｍ短縮するこ
とができる。 （３） したがって、偏向ヨークの後に装着するフォー
カスコイルを管面側に近付け、フォーカスコイルの効率
を上げることができる。 （４） 前述のようにコイルボビンを使用しないので、
これを挿入したときの位置のバラツキが無くなり、コン
バーゼンス特性の変動が少なくなる。 （５） 内部磁界を斉一にすることができる。
【図１】本発明のコンバーゼンスヨーク装置の斜視図で
ある。
ある。
【図２】従来のコンバーゼンスヨーク装置の分解斜視図
であり、（ａ）は環状コア部の斜視図、（ｂ）は巻線部
の斜視図である。
であり、（ａ）は環状コア部の斜視図、（ｂ）は巻線部
の斜視図である。
１１ コア部 １２ 極部 １３ コンバーゼンスコイル １４ 凹部 １５ 磁界 １６ 割れ目
Claims (2)
- 【請求項１】 磁性体から形成された環状コア部を備
え、該環状コア部の内面に偶数個の突起状極部を形成
し、前記コア部の極部と極部の間の凹部にコンバーゼン
スコイルが巻回されていることを特徴とするコンバーゼ
ンスヨーク装置。 - 【請求項２】 前記環状コア部が前記極部において直径
方向に２分割されることを特徴とする請求項１に記載の
コンバーゼンスヨーク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35461192A JPH06187923A (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | コンバーゼンスヨーク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35461192A JPH06187923A (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | コンバーゼンスヨーク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06187923A true JPH06187923A (ja) | 1994-07-08 |
Family
ID=18438731
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35461192A Pending JPH06187923A (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | コンバーゼンスヨーク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06187923A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030095117A (ko) * | 2002-06-11 | 2003-12-18 | 삼성전기주식회사 | 편향요크 |
-
1992
- 1992-12-16 JP JP35461192A patent/JPH06187923A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030095117A (ko) * | 2002-06-11 | 2003-12-18 | 삼성전기주식회사 | 편향요크 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030128 |