JPS5814517Y2 - 偏向ヨ−ク装置 - Google Patents
偏向ヨ−ク装置Info
- Publication number
- JPS5814517Y2 JPS5814517Y2 JP1977027793U JP2779377U JPS5814517Y2 JP S5814517 Y2 JPS5814517 Y2 JP S5814517Y2 JP 1977027793 U JP1977027793 U JP 1977027793U JP 2779377 U JP2779377 U JP 2779377U JP S5814517 Y2 JPS5814517 Y2 JP S5814517Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- deflection
- coil frame
- frame
- deflection yoke
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はカラーテレビジョン受像機等の陰極線管上に装
置される偏向ヨーク装置に関する。
置される偏向ヨーク装置に関する。
近来、陰極線管上に装置される偏向ヨーク装置として、
前端及び後端に複数個の導線嵌入溝を有するコイル枠を
介してコイル枠の内面に偏向コイル、特に、水平偏向コ
イルの導線を複数本束ねてくら型状に巻回する構成のも
のが開発されてきている。
前端及び後端に複数個の導線嵌入溝を有するコイル枠を
介してコイル枠の内面に偏向コイル、特に、水平偏向コ
イルの導線を複数本束ねてくら型状に巻回する構成のも
のが開発されてきている。
そして、この場合、非点収差を小さくすることができ、
かつ、偏向歪を改良することができる偏向磁界分布が得
られるように、水平偏向コイルの導線の巻回分布を、頭
部（前端側）で強ピン磁界・尾部（後端側）でバレル磁
界・全体としてピン磁界が発生するように設定して巻回
構成すること、前端及び後端の導線嵌入溝に巻回分布に
従って導線が効率良く巻回されること等が望まれるもの
である。
かつ、偏向歪を改良することができる偏向磁界分布が得
られるように、水平偏向コイルの導線の巻回分布を、頭
部（前端側）で強ピン磁界・尾部（後端側）でバレル磁
界・全体としてピン磁界が発生するように設定して巻回
構成すること、前端及び後端の導線嵌入溝に巻回分布に
従って導線が効率良く巻回されること等が望まれるもの
である。
本考案は上記事項に鑑み成された偏向ヨーク装置に関し
、特に、コイル枠の後端の導線嵌入溝の１つから導出さ
れた複数本の導線をコイル枠の前端の導線嵌入溝の１つ
以上に巻回した構成の偏向ヨーク装置に関するものであ
る。
、特に、コイル枠の後端の導線嵌入溝の１つから導出さ
れた複数本の導線をコイル枠の前端の導線嵌入溝の１つ
以上に巻回した構成の偏向ヨーク装置に関するものであ
る。
以下本考案の一実施例を図面を用いて詳細に説明する。
第１図において、１は偏向ヨーク本体であり、コア２と
、コア２の外周に直接トロイダル状に巻回された垂直偏
向コイル３と、コア２の内面に装着された一対の半環状
コイル枠を接合して成る環状のコイル枠４と、コイル枠
４を介してコイル枠４の内面にくら型状に巻回された水
平偏向コイル５とから構成され、陰極線管６のネック部
６Ａ上に締付手段等を介して装着固定される。
、コア２の外周に直接トロイダル状に巻回された垂直偏
向コイル３と、コア２の内面に装着された一対の半環状
コイル枠を接合して成る環状のコイル枠４と、コイル枠
４を介してコイル枠４の内面にくら型状に巻回された水
平偏向コイル５とから構成され、陰極線管６のネック部
６Ａ上に締付手段等を介して装着固定される。
偏向ヨーク本体１のコイル枠４は、前端４Ａ及び後端４
Ｂにそれぞれ複数個の導線嵌入溝７・８を有し、水平偏
向コイル５の導線５Ａは複数本束ねて導線嵌入溝７・８
の所定位置に嵌入係止されて巻回位置が規制されてコイ
ル枠４の内面に精密にくら型状に巻回される。
Ｂにそれぞれ複数個の導線嵌入溝７・８を有し、水平偏
向コイル５の導線５Ａは複数本束ねて導線嵌入溝７・８
の所定位置に嵌入係止されて巻回位置が規制されてコイ
ル枠４の内面に精密にくら型状に巻回される。
コイル枠４の内面にくら型状に巻回される水平偏向コイ
ル５の導線５Ａは、コイル枠４の頭部（前端側）で強ピ
ン磁界、尾部（後端側）でバレル磁界、全体としてピン
磁界が発生するような巻回分布を得るため、そして、付
加的には、コイル枠４の前端４Ａ・後端４Ｂに形成した
導線嵌入溝Ｉ・８の溝数の相違（一般には前端４Ａの溝
数が後端４Ｂの溝数よりも多い）を吸収するために、第
２図に示す如く、コイル枠４の後端４Ｂの導線嵌入溝８
の１つから導出されて、前端４Ａの導線嵌入溝７の１つ
以上の溝にわたって（例えば、コイル枠４の後端４Ｂの
１つの溝８Ａから導出された導線５Ａがコイル枠４の前
端４Ａの２つの溝７Ａ・７Ｂ内に嵌入する。
ル５の導線５Ａは、コイル枠４の頭部（前端側）で強ピ
ン磁界、尾部（後端側）でバレル磁界、全体としてピン
磁界が発生するような巻回分布を得るため、そして、付
加的には、コイル枠４の前端４Ａ・後端４Ｂに形成した
導線嵌入溝Ｉ・８の溝数の相違（一般には前端４Ａの溝
数が後端４Ｂの溝数よりも多い）を吸収するために、第
２図に示す如く、コイル枠４の後端４Ｂの導線嵌入溝８
の１つから導出されて、前端４Ａの導線嵌入溝７の１つ
以上の溝にわたって（例えば、コイル枠４の後端４Ｂの
１つの溝８Ａから導出された導線５Ａがコイル枠４の前
端４Ａの２つの溝７Ａ・７Ｂ内に嵌入する。
以下同様にして）くら型状に巻回されるものである。
斯かる構成の偏向ヨーク装置において、コイル枠４に形
成された導線嵌入溝７・８を介して水平偏向コイル５の
導線５Ａをコイル枠４の内面に精密にくら型状に巻回す
る。
成された導線嵌入溝７・８を介して水平偏向コイル５の
導線５Ａをコイル枠４の内面に精密にくら型状に巻回す
る。
この際、水平偏向コイル５の導線５Ａは、非点収差を小
さくすることができ、偏向歪を改良することができる偏
向磁界分布を発生するのに最適な、コイル枠４の頂部４
Ｓ（水平偏向コイル５の窓部Ｗ側）近傍で巻回厚が薄く
、底部４Ｔにむけて順次厚くなるように、そして、コイ
ル枠４の頭部近傍で、第３図ａに示す如く、巻角度αに
対してほぼＣ０８２０、尾部近傍で、第３図すに示す如
く、同じくαに対してほぼＣ０８２θの巻線分布となる
ように、コイル枠４の後端４Ｂの導線嵌入溝８の１つの
溝から導出されて前端４Ａの導線嵌入溝７の１つ以上の
溝内に嵌入係止されてくら型状に巻回が成されるもので
ある。
さくすることができ、偏向歪を改良することができる偏
向磁界分布を発生するのに最適な、コイル枠４の頂部４
Ｓ（水平偏向コイル５の窓部Ｗ側）近傍で巻回厚が薄く
、底部４Ｔにむけて順次厚くなるように、そして、コイ
ル枠４の頭部近傍で、第３図ａに示す如く、巻角度αに
対してほぼＣ０８２０、尾部近傍で、第３図すに示す如
く、同じくαに対してほぼＣ０８２θの巻線分布となる
ように、コイル枠４の後端４Ｂの導線嵌入溝８の１つの
溝から導出されて前端４Ａの導線嵌入溝７の１つ以上の
溝内に嵌入係止されてくら型状に巻回が成されるもので
ある。
尚、本考案偏向ヨーク装置の一実施例においては、コア
２の内面に装着されたコイル枠４として、一対の半環状
のコイル枠を接合して環状に構成するものについて述べ
たが、巻線作業上支障が生じないものであれば、環状に
一体成形されたコイル枠を用いて構成しても良いもので
ある。
２の内面に装着されたコイル枠４として、一対の半環状
のコイル枠を接合して環状に構成するものについて述べ
たが、巻線作業上支障が生じないものであれば、環状に
一体成形されたコイル枠を用いて構成しても良いもので
ある。
また、本考案の一実施例においては、水平偏向コイル５
のみをコイル枠４を介してくら型状に巻回するものにつ
いて述べたが、例えば、垂直偏向コイル３を水平偏向コ
イル５と同様にコイル枠を介してくら型状に巻回しても
良いもので、偏向ヨーク本体１の構成（コイルの巻回形
状、コイル枠の形状等）は実施例に伺等限定されるもの
ではない。
のみをコイル枠４を介してくら型状に巻回するものにつ
いて述べたが、例えば、垂直偏向コイル３を水平偏向コ
イル５と同様にコイル枠を介してくら型状に巻回しても
良いもので、偏向ヨーク本体１の構成（コイルの巻回形
状、コイル枠の形状等）は実施例に伺等限定されるもの
ではない。
以上の如く、本考案の偏向ヨーク装置によれば、前端及
び後端に複数個の導線嵌入溝を有するコイル枠を介して
コイル枠の内面に少なくとも水平偏向コイルの導線を複
数本束ねてくら型状に巻回して成る偏向ヨーク装置にお
いて、コイル枠の後端の導線嵌入溝の１つから導出され
た複数本の水平偏向コイルの導線をコイル枠の前端の導
線嵌入溝の１つ以上に巻回し、水平偏向コイルの導線を
コイル枠の頭部近傍で巻角度αに対してほぼＣ０８２θ
、尾部近傍で巻角度αに対してほぼＣ０８３／２θの巻
線分布としたものであり、例えば、非点収差を小さくす
ることができ、かつ、偏向歪を改良することができる偏
向磁界分布、つまり、頭部で強ピン磁界・尾部でバレル
磁界・全体としてピン磁界となる偏向磁界分布を極めて
簡単に得ることができ、常に良好な偏向特性を維持する
ことができるものであり、また、コイル枠の前端及び後
端の導線嵌入溝に巻回分布に従って導線を効率良く巻回
することができるもので、精密巻き型の偏向ヨーク装置
として実用上の効果は犬なるものである。
び後端に複数個の導線嵌入溝を有するコイル枠を介して
コイル枠の内面に少なくとも水平偏向コイルの導線を複
数本束ねてくら型状に巻回して成る偏向ヨーク装置にお
いて、コイル枠の後端の導線嵌入溝の１つから導出され
た複数本の水平偏向コイルの導線をコイル枠の前端の導
線嵌入溝の１つ以上に巻回し、水平偏向コイルの導線を
コイル枠の頭部近傍で巻角度αに対してほぼＣ０８２θ
、尾部近傍で巻角度αに対してほぼＣ０８３／２θの巻
線分布としたものであり、例えば、非点収差を小さくす
ることができ、かつ、偏向歪を改良することができる偏
向磁界分布、つまり、頭部で強ピン磁界・尾部でバレル
磁界・全体としてピン磁界となる偏向磁界分布を極めて
簡単に得ることができ、常に良好な偏向特性を維持する
ことができるものであり、また、コイル枠の前端及び後
端の導線嵌入溝に巻回分布に従って導線を効率良く巻回
することができるもので、精密巻き型の偏向ヨーク装置
として実用上の効果は犬なるものである。
第１図は本考案の一実施例における偏向ヨーク装置の構
成斜視図、第２図は同じく導線の巻回状態を示すコイル
枠の側面図、第３図ａ−ｂは同じくコイル枠頭部・尾部
における導線の巻線分布の説明図である。 １・・・・・・偏向ヨーク本体、４・・・・・・コイル
枠、５Ａ・・・・・・（水平偏向コイル）導線、７・８
・・・・・・導線嵌入溝。
成斜視図、第２図は同じく導線の巻回状態を示すコイル
枠の側面図、第３図ａ−ｂは同じくコイル枠頭部・尾部
における導線の巻線分布の説明図である。 １・・・・・・偏向ヨーク本体、４・・・・・・コイル
枠、５Ａ・・・・・・（水平偏向コイル）導線、７・８
・・・・・・導線嵌入溝。
Claims (1)
- 前端及び後端に複数個の導線嵌入溝を有するコイル枠を
介して該コイル枠の内面に少なくとも水平偏向コイルの
導線を複数本束ねてくら型状に巻回して成る偏向ヨーク
装置において、前記コイル枠の後端の導線嵌入溝の１つ
から導出された複数本の水平偏向コイルの導線を前記コ
イル枠の前端の導線嵌入溝の１つ以上に巻回し、前記水
平偏向コイルの導線を前記コイル枠の頭部近傍で巻角度
αに対してほぼＣ０８２θ、尾部近傍で巻角度αに対し
てほぼＣＯ８′／！θの巻線分布としたことを特徴とす
る偏向ヨーク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977027793U JPS5814517Y2 (ja) | 1977-03-08 | 1977-03-08 | 偏向ヨ−ク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977027793U JPS5814517Y2 (ja) | 1977-03-08 | 1977-03-08 | 偏向ヨ−ク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53122122U JPS53122122U (ja) | 1978-09-28 |
| JPS5814517Y2 true JPS5814517Y2 (ja) | 1983-03-23 |
Family
ID=28872566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977027793U Expired JPS5814517Y2 (ja) | 1977-03-08 | 1977-03-08 | 偏向ヨ−ク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5814517Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5183227U (ja) * | 1974-12-25 | 1976-07-03 | ||
| JPS562342Y2 (ja) * | 1975-01-17 | 1981-01-20 | ||
| JPS5149922U (ja) * | 1975-09-03 | 1976-04-15 |
-
1977
- 1977-03-08 JP JP1977027793U patent/JPS5814517Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53122122U (ja) | 1978-09-28 |
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