JPH06187752A - 駆動装置 - Google Patents

駆動装置

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JPH06187752A
JPH06187752A JP35596392A JP35596392A JPH06187752A JP H06187752 A JPH06187752 A JP H06187752A JP 35596392 A JP35596392 A JP 35596392A JP 35596392 A JP35596392 A JP 35596392A JP H06187752 A JPH06187752 A JP H06187752A
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JP
Japan
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driving
drive
signal
driven
motor
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Pending
Application number
JP35596392A
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English (en)
Inventor
Yoichi Ito
洋一 伊藤
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】所定の駆動手段を介して駆動対象を駆動する駆
動装置において、駆動対象を安定して低速駆動する。 【構成】駆動手段を駆動するための駆動信号に当該駆動
信号のレベル変化よりも高い周波数で変化する振動成分
を付加するようにしたことにより、駆動手段を一段と安
定かつ微小駆動することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は駆動装置に関し、例えば
円盤状記録媒体に情報を光学的に記録及び又は再生する
光デイスク装置の光ヘツドを駆動する駆動装置に適用し
て好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば光デイスク装置の光ヘツド
を光デイスクに形成された記録トラツクに追従して送り
動作させる駆動装置として、図4に示すようなものがあ
る。
【0003】すなわち図4において1は全体として光ヘ
ツドを駆動するための駆動装置を示し、光ヘツド位置の
目標値を表す目標値信号S1を減算回路2に入力する。
減算回路2は、フオトデイテクタ10から増幅回路11
を介して送出される光ヘツドのトラツキングエラー信号
S10及び目標値信号S1の差分を演算し、当該演算結
果S2を増幅回路3を介してローパスフイルタ4及びコ
イル駆動回路8に送出する。
【0004】ローパスフイルタ4は減算回路2の演算結
果S2の低い周波数成分だけを抽出し、これを積分する
ことにより積分出力信号S3を得、増幅回路5を介して
駆動回路6に送出する。
【0005】駆動回路6は光ヘツドを搭載した搬送部全
体を光デイスクのトラツクに追従して搬送するための搬
送モータ7を駆動制御するもので、当該駆動回路6はロ
ーパスフイルタ4から出力される積分出力信号S3の信
号レベルに応じたデータ駆動信号S5によつて搬送モー
タ7を駆動するようになされている。
【0006】これに対してコイル駆動部8は減算回路2
から出力される演算結果S2を入力し、当該演算結果に
基づいて駆動信号S7をトラツキングモータ9に出力す
ることにより、当該トラツキングモータ9を駆動するよ
うになされている。
【0007】ここでトラツキングモータ9は搬送部に搭
載された光ヘツドを当該搬送部上において微駆動するた
めのボイスコイル形状のモータでなり、当該光ヘツドが
光デイスクの記録トラツクを追従するように駆動され
る。かくして光ヘツドを搭載した搬送部が搬送モータ7
によつて駆動されると共に、搬送部上の光ヘツドはトラ
ツキングモータ9によつて駆動され、これにより光ヘツ
ドは光デイスクの記録トラツクに追従するように駆動さ
れる。
【0008】またフオトデイテクタ10においては、記
録トラツクに対する光ヘツドの照射位置のずれ量を検出
するようになされており、当該フオトデイテクタ10か
らのトラツキングエラー信号S10は増幅回路11を介
して減算回路2に送出される。従つて減算回路2におい
ては、目標値S1及びトラツキングエラー信号S10の
差分が演算結果S2として出力される。これにより光ヘ
ツドは目標値に対する光ヘツドのずれ量だけ駆動される
ようなサーボがかけられる。
【0009】ここで搬送モータ7を微小送りさせる場
合、図5(A)に示すように増幅回路5(図4)から出
力される駆動信号S4の電圧レベルVは、搬送モータ7
によつて駆動される駆動系の最大静止摩擦力に対応した
当該搬送モータ7の最低起動電圧V1まで上昇するした
後、当該電圧レベルVが最低起動電圧V1に到達する
と、搬送モータ7は駆動を開始し、このとき駆動信号S
4の駆動電圧Vは最低起動電圧V1以下に低下する。こ
のように搬送モータ7の駆動電圧は当該搬送モータ7の
最低起動電圧V1までの間を鋸歯状に変化することにな
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の駆動
装置においては、搬送モータの出力軸にスパイラル状の
ギアを設け、当該ギアを介して搬送部を搬送駆動するよ
うになされている。この場合、光デイスクに対するアク
セス時間を短縮するためにギア比を小さくして光ヘツド
を高速送りする方法が用いられているが、ギア比を小さ
くすると搬送部を駆動するための負荷が大きくなり、こ
の結果当該ギア部の最大静止摩擦力に打ち勝つて搬送モ
ータ7が回転開始する最低起動電圧が大きくなる。この
結果一旦動き出した搬送部の搬送量が大きくなることに
より搬送部を低速送り等の微駆動をさせることが困難に
なり、トラツキングサーボがはずれ易くなる問題があつ
た。
【0011】また環境変化等によつて可動部分の負荷変
動が生じると、最大静止摩擦力が変化することにより、
光ヘツドの送り動作が不安定になる問題があつた。この
結果図5(B)に示すように、搬送モータ7の最低起動
電圧V1が変動することにより、搬送部の搬送量が不安
定になる。
【0012】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、安定して微小駆動することができる駆動装置を提案
しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、所定の駆動手段7を介して駆動対
象を駆動する駆動装置20において、駆動手段7に入力
する駆動信号S4に当該駆動信号S4のレベル変化より
も高い周波数で変化する振動成分S21を付加するよう
にする。
【0014】また本発明においては、駆動手段7は、出
力軸に形成されたギアを介して駆動対象を駆動するよう
にする。
【0015】
【作用】駆動手段7の駆動信号S4に振動成分S21を
付加することにより、駆動手段7が駆動対象との間の最
大静止摩擦力に打ち勝つて駆動開始する際に、駆動対象
に与える運動量が小さくなる。従つて駆動対象の駆動量
を小さくすることができる。
【0016】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0017】図4との対応部分に同一符号を付して示す
図1において、駆動装置20は増幅回路5から出力され
る駆動信号S4を加算回路22に送出する。加算回路2
2は外乱符号発生器21から出力される外乱信号S21
及び駆動信号S4を加算し、これを外乱加算駆動信号S
22として駆動回路6に送出する。
【0018】駆動回路6は外乱加算駆動信号S22に基
づいてモータ駆動信号S25を生成し、これにより搬送
モータ7を駆動する。
【0019】すなわち図2に示すように、加算回路22
から出力される外乱加算駆動信号S22は図5(A)に
示す駆動信号S4に対して周波数の小さな外乱信号S2
1(図1)が重畳された信号波形となる。
【0020】この外乱加算駆動信号S22に基づいて搬
送モータ7を駆動することにより、搬送モータ7の駆動
電圧レベルは小さな周期で変化しながら当該搬送モータ
7の最低起動電圧V1に達することになる。
【0021】この最低起動電圧V1は搬送モータ7の出
力軸に設けられたスパイラル状のギアを介して駆動対象
を駆動する際の最大静止摩擦力に応じて決まるもので、
駆動電圧レベルがこの最低起動電圧V1に達すると搬送
モータ7は回転を開始し、駆動電圧レベルは再び最低起
動電圧V1以下に立ち下がる。このようにして搬送モー
タ7は外乱加算駆動信号S22が最低起動電圧レベルV
1に達するごとに微小量だけ回転する。
【0022】以上の構成において、図3(B)に示すよ
うに、搬送モータ7が停止状態において発生するトルク
TQ2は、外乱加算駆動信号S22の波形に応じて高い
周波数変化をもちながら大きな値に変化して行き、当該
トルクが当該搬送モータ7の駆動対象の最大静止摩擦力
F1に達すると当該搬送モータ7が回転開始する。
【0023】このとき、当該搬送モータ7が回転開始す
るまでの力積は動摩擦力F2及び最大静止摩擦力F1間
のトルクTQ2及び時間の積によつて表されることによ
り、従来のようにトルクTQ1(図3(A))が直線的
に増加する場合に比して、当該力積が小さくなる。
【0024】従つて搬送モータ7が回転開始した際に駆
動対象(搬送部)に与える運動量も小さくなることによ
り、当該搬送モータ7の回転量及び光ヘツドの送り量も
小さくなる。従つて搬送モータ7を微駆動させることが
でき、これにより当該搬送モータ7の駆動対象となる光
ヘツドを微小送りさせることができる。
【0025】以上の構成によれば、搬送モータ7の駆動
信号に外乱信号S21を負荷したことにより、当該搬送
モータ7を微駆動させることができ、これにより当該微
駆動を繰り返すことにより駆動対象となる光ヘツドの搬
送部を微小送り(すなわち低速送り)することができ
る。
【0026】なお上述の実施例おいては、外乱信号S2
1として正弦波を用いた場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、例えば矩形波信号等、種々の波形でな
る外乱信号を用いることができる。この場合、外乱信号
S21のデユーテイ比を変えることにより、搬送モータ
7を1回駆動させる際の光ヘツドの送り量を変化させる
ことができる。
【0027】また上述の実施例においては、搬送モータ
7に対して微駆動を繰り返すような制御を行う場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、外乱信号S21
の波形振幅を大きくして、常に搬送モータ7を微動させ
ておくようにすれば、当該搬送モータ7は駆動系の最大
静止摩擦力よりも小さな動摩擦力を越える程度のトルク
で安定に駆動対象を低速駆動することができる。
【0028】また上述の実施例においては、本発明を光
デイスク装置の光学ヘツドを駆動する駆動装置に適用し
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、他の
種々の駆動対象を駆動する駆動装置に広く適用すること
ができる。
【0029】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、駆動手段
を駆動するための駆動信号に当該駆動信号のレベル変化
よりも高い周波数で変化する振動成分を付加するように
したことにより、駆動手段を一段と安定かつ微小駆動す
ることができる駆動装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による駆動装置の一実施例を示すブロツ
ク図である。
【図2】実施例による搬送モータの駆動電圧を示す特性
曲線図である。
【図3】ヘツド駆動時の蓄積エネルギーを示す特性曲線
図である。
【図4】従来の駆動装置を示すブロツク図である。
【図5】問題点の説明に供する特性曲線図である。
【符号の説明】
1、20……駆動装置、2……減算回路、4……ローパ
スフイルタ、6……駆動回路、7……搬送モータ、8…
…コイル駆動回路、9……トラツキングモータ、10…
…フオトデイテクタ、21……外乱符号発生器、22…
…加算回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の駆動手段を介して駆動対象を駆動す
    る駆動装置において、 上記駆動手段に入力する駆動信号に当該駆動信号のレベ
    ル変化よりも高い周波数で変化する振動成分を付加する
    ようにしたことを特徴とする駆動装置。
  2. 【請求項2】上記駆動手段は、出力軸に形成されたギア
    を介して上記駆動対象を駆動することを特徴とする請求
    項1に記載の駆動装置。
JP35596392A 1992-12-17 1992-12-17 駆動装置 Pending JPH06187752A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35596392A JPH06187752A (ja) 1992-12-17 1992-12-17 駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP35596392A JPH06187752A (ja) 1992-12-17 1992-12-17 駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06187752A true JPH06187752A (ja) 1994-07-08

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ID=18446632

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35596392A Pending JPH06187752A (ja) 1992-12-17 1992-12-17 駆動装置

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JP (1) JPH06187752A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4835051A (en) * 1987-02-24 1989-05-30 Phillips Petroleum Company Coatings of arylene sulfide polymers
US4904502A (en) * 1987-02-24 1990-02-27 Phillips Petroleum Company Coatings of arylene sulfide polymers

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4835051A (en) * 1987-02-24 1989-05-30 Phillips Petroleum Company Coatings of arylene sulfide polymers
US4904502A (en) * 1987-02-24 1990-02-27 Phillips Petroleum Company Coatings of arylene sulfide polymers

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