JPH06179325A - 車体振動低減装置 - Google Patents

車体振動低減装置

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Publication number
JPH06179325A
JPH06179325A JP33419992A JP33419992A JPH06179325A JP H06179325 A JPH06179325 A JP H06179325A JP 33419992 A JP33419992 A JP 33419992A JP 33419992 A JP33419992 A JP 33419992A JP H06179325 A JPH06179325 A JP H06179325A
Authority
JP
Japan
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vibration
control
actuator
vehicle body
mount
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Withdrawn
Application number
JP33419992A
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English (en)
Inventor
Hirotaka Shiozaki
弘隆 塩崎
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
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  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンからの振動伝達を遮断するだけでな
く、サスペンション等から入力する振動に基づく車室内
の振動や騒音も低減すること。 【構成】 エンジンマウントとしてアクティブマウント
を用い、エンジン回転数を複数の領域I〜IVに区分し、
領域Iではアクティブマウントを制御せずにオリフィス
のロスファクタの共振周波数の設定によりショックやし
ゃくりを低減させ、領域II,IVではエンジンから車体に
振動が入力しないようにアクティブマウントを制御して
アイドル振動や低速こもり音を低減し、領域III ではサ
スペンションから車体に入力する振動をキャンセルする
ようにアクティブマウントを制御して中高速こもり音を
低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車体振動低減装置に関
し、特に、乗員にとって不快となる振動や騒音を広範囲
なエンジン回転数にわたって低減するための装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車体の振動を低減する基本的な技術とし
て、エンジンマウントにゴムマウントや流体マウントを
用いてエンジンからの振動伝達を遮断しようとする技術
が良く知られている。
【0003】ところが、上述したような従来のゴムマウ
ントや流体マウントにあっては、構造上全ての振動現象
(広範囲の周波数)に対応することができない。例え
ば、エンジンの固有振動数が存在する約20Hz以下の低
周波数域の振動伝達に対して乗り心地を良くするために
減衰係数やバネ定数を大きくして対応すると、車内騒音
として問題になる約30Hz以上の高周波数域の振動は、
減衰係数やバネ定数を小さくする必要があるので、これ
を遮断することができない。
【0004】一方、近年では、エンジンの低速回転から
高速回転に至るまで車体への振動伝達を低減するため
に、いわゆるアクティブマウントと称される流体マウン
トが開発されている。例えば特開昭59−1829号公
報に開示された流体マウントは、わん型のゴム弾性体壁
で仕切られた第1、第2流体室をオリフィスで連通さ
せ、前記ゴム弾性体壁に作用するエンジン荷重により前
記両流体室の容積が変化して前記オリフィスを通って封
入液体が流通するようにし、更に、前記第1流体室の室
壁の一部を、永久磁石を一体的に設けたベローズで構成
して、該ベローズの伸縮により、第1流体室の容積を可
変とし、かつ前記エンジンと車体との相対変位を検知す
るセンサを設け、該センサの信号により磁界を作用させ
て、前記ベローズを制振領域(低周波数域)では第1流
体室の内圧変化を助長するように、防振領域(高周波数
域)では第1流体室の内圧変化を緩和するように作動さ
せるようにしたものである。
【0005】これによれば、低周波数域では動バネ定
数、減衰係数がともに大きくなり、高周波数域では動バ
ネ定数、減衰係数がともに小さくなり、広い周波数範囲
でエンジンから振動伝達を遮断するという所期の目的が
達成されるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、車体の振動は
全てエンジンの振動に起因するものではなく、走行中に
サスペンションから伝達される振動もあり、仮に特開昭
59−1829号公報の技術によりエンジンからの振動
伝達を遮断できたとしても、車室内の振動や騒音が良化
する訳ではない。
【0007】そこで本発明の目的は、エンジンからの振
動伝達の遮断のみならず、サスペンションから入力する
振動による車室内の振動や騒音の低減を達成することが
可能な車体振動低減装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の車体振動低減装置は、(1)エン
ジンの荷重を受けるゴムブッシュ、このゴムブッシュに
より仕切られた2つの流体室を有し車体に固着されたマ
ウントケース、前記両液体室を連通するオリフィス、両
液体室のうち一方の液体室を容積可変に閉塞する可動閉
塞部材、この可動閉塞部材を制御信号に従って駆動する
アクチュエータからなるアクティブマウントと、(2)
エンジンの回転数を検出する回転数センサと、(3)マ
ウントケースの振動を検出するマウントケース用振動セ
ンサと、(4)車室内部位の振動を検出する車室用振動
センサと、(5)マウントケース用振動センサの出力を
低減させるようにアクチュエータに制御信号を与える第
1の制御、車室用振動センサの出力を低減させるように
アクチュエータに制御信号を与える第2の制御、及びア
クチュエータを制御しない無制御という3つの制御モー
ドを有し、予め設定したエンジン回転数の領域と制御モ
ードとの関係に基づき、回転数センサの出力により該当
するモードの制御を行う制御装置とを具備することを特
徴とするものである。
【0009】この場合、第2の制御としては、フィード
バック制御、あるいは請求項2の発明として明記したよ
うに予め設定したマップを用いるフィードフォワード制
御いずれでも良い。更に、車室用振動センサは1つに限
らず、請求項3の発明のように、複数の車室用振動セン
サを互いに異なる部位に設置し、制御装置には複数の車
室用振動センサの出力を走査し最大出力の振動センサを
検出する走査手段を設け、検出した振動センサの出力を
低減させるように第2の制御を行うものであっても良
い。また更に、請求項4の発明のように、車室用振動セ
ンサは持たず、制御装置はマウントケース用振動センサ
の出力を低減させるようにアクチュエータに制御信号を
与える第1の制御、車室内特定部位の振動を低減させる
ように予め設定したマップを用いるフィードフォワード
制御によりアクチュエータに制御信号を与える第2の制
御、及びアクチュエータを制御しない無制御という3つ
の制御モードを有し、予め設定したエンジン回転数の領
域と制御モードとの関係に基づき、回転数センサの出力
により該当するモードの制御を行うものであっても良
い。
【0010】更に、アクティブマウントとしては、特開
昭59−1829号公報に開示されたような従来のもの
でも良いが、好ましくは請求項5の発明のように、可動
閉塞部材がダイヤフラムであり、ダイヤフラムとアクチ
ュエータがアクチュエータケース内に備えられ、アクチ
ュエータケースとマウントケースが締結部材で一体結合
されていることを特徴とするものが良い。
【0011】
【作用】アクティブマウントのアクチュエータに加える
制御信号を種々変化させると、エンジンからの振動を単
に車体に伝達しないように遮断するだけでなく、逆に車
体に伝達する振動を助長したり、更にはエンジンからの
振動とは関係ない振動を車体に加えることができる。
【0012】一方、車体の振動現象を解析すると、過渡
現象的な振動と、エンジンからの振動が支配的な振動
と、サスペンションからの振動が支配的な振動との3種
類があり、同一車種であればこれらの車体振動とエンジ
ン回転数の領域とが略一定の関係にあることが判った。
【0013】そこで、エンジンからの振動が支配的な領
域では、マウントケース用振動センサの出力が低減する
ようにアクチュエータを駆動して車体の振動をアクティ
ブに低減する(第1の制御)。つまり、エンジンから伝
達する振動をアクチュエータの駆動によって生じる振動
でキャンセルする。以下これを、マウント伝達力キャン
セル制御という。
【0014】サスペンションからの振動が支配的な領域
では、車室用振動センサの出力が低減するようにアクチ
ュエータを駆動して車体の振動をアクティブに低減する
(第2の制御)。つまり、サスペンションから伝達する
振動をアクチュエータの駆動によって生じる振動でキャ
ンセルする。この場合、エンジンから車体に伝達する振
動は必ずしも低減するとは限らないが、車室の振動がな
くなる方が好ましい。以下これを、ベクトルキャンセル
制御という。
【0015】過渡現象的な振動の領域では、アクチュエ
ータを駆動しない(無制御)。つまり、この領域の振動
は予測がつかないので制御が困難であるから、オリフィ
スによる減衰力を利用してエンジンからの振動伝達を低
減するだけの方が好ましい。以下これをパッシブ制御と
いう。
【0016】アクティブマウントの可動閉塞部材かダイ
ヤフラムであり、ダイヤフラムとアクチュエータがアク
チュエータケース内に備えられ、アクチュエータケース
とマウントケースが締結部材で一体結合されている場合
は、アクチュエータ部分とマウント部分とがそれぞれユ
ニット化し、別々に生産可能となり、組付及び生産性が
高まる。さらに、ゴムブッシュが切損した場合でもマウ
ントケース内にあるため飛び散らず、依ってストッパ部
材等が不要となる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1に示すように、車体1の前部にエンジン本
体2が横置きで且つフロントロールマウント3A及びリ
ヤロールマウント3Bを介して設置されている。これら
のマウント3A,3Bはアクティブマウントである。一
方のアクティブマウント3Aのマウントケースにはマウ
ントケース用振動センサとしてGセンサ50が取付けら
れている。また車室内には車室用振動センサとして、シ
ートライザに取付けたGセンサ51と、パネルに取付け
たGセンサ52とがあり、それぞれの出力が増幅器5
3,54,55を通して制御装置60に入力される。ま
た、点火パルスを利用した回転数センサ56の出力が制
御装置60に入力される。制御装置60の制御信号は一
方のアクティブマウント3Aのアクチュエータに増幅器
57を通してそのまま与えられるが、他方のアクティブ
マウント3Bのアクチュエータにはディレー装置70を
通して与えられる。
【0018】まず、フロント及びリヤのアクティブマウ
ント3A,3Bについて説明する。各アクティブマウン
ト3A,3Bは、図2〜図4に示すように、マウントユ
ニット4とアクチュエータユニット5とから成り、これ
らは別々に生産されて後付けされるようになっている。
【0019】マウントユニット4は、内筒6を介してエ
ンジン荷重を受けるゴムブッシュ7により、車体側にボ
ルト結合されるマウントケース8内を上,下二つの液体
室9,10に仕切るとともに、これら両液体室9,10
を固定オリフィス11で連通させてなるブッシュ型の流
体マウントである。マウントケース8の下端開口部には
段付きの外向きフランジ12が周設され、この外向きフ
ランジ12に車体取付用の複数のボルト挿通孔13とア
クチュエータユニット結合用の複数のねじ孔14が穿設
されている。
【0020】一方、アクチュエータユニット5は、前記
外向きフランジ12の段部に嵌合して前記下方の液体室
10を閉塞し得る可動閉塞部材としてゴム製のダイヤフ
ラム15を有する。このダイヤフラム15の外周部は、
シール性を高めるために、その他の部位より予め厚肉に
形成され、後述するねじ結合時に図示のようにフラット
になるようになっている。ダイヤフラム15の内周部下
面には可動筒(コイルコア)16の頂壁部がアルミ板1
7を介して接合され、この可動筒16の筒壁部外周にコ
イル18が巻装されている。また、図6に示すように、
可動筒16の頂壁部及びアルミ板17の中心部を芯出し
用のガイド棒19が、そのつば部19aをアルミ板17
の下面に当てた状態で貫通し、その上端に螺合するナッ
ト20で固定されている。なお、図6中31はワッシャ
で32はOリングである。ガイド棒19の下半部は、ア
クチュエータインナケース21の周壁内面にスラストベ
アリング22を介して上下動自在に嵌合している。アク
チュエータインナケース21の周壁上端には前記可動筒
16の頂壁部に垂設した回り止めピン23が嵌合してい
る。また、アクチュエータインナケース21にはアクチ
ュエータアウタケース24が組み付けられ、このアクチ
ュエータアウタケース24の周壁内面に前記コイル18
とともにアクチュエータを構成する永久磁石25が固設
されている。アクチュエータアウタケース24の周壁上
端には外向きフランジ26が周設され、この外向きフラ
ンジ26が、図5にも示すように、座金27を介して前
記マウントケース8の外向きフランジ12とねじ28で
結合される。
【0021】なお、図3中29は2本のリード線で、コ
イル18をコネクタ30を介して制御装置60に接続し
ている。この制御装置60からの制御信号により前記ダ
イヤフラム15が上下方向へ膜振動する。
【0022】このように構成されるため、ダイヤフラム
15を膜振動させることで、下方の液体室10の容積を
変化させて振動時の内圧変化を助長或いは緩和させるこ
とができ、異なった周波数域の振動を低減できる。
【0023】例えば、低周波数域に固定オリフィス11
の共振周波数を設定する事により、内筒6が振動し下方
へちじみ下方の液体室10の容積が小さくなってその内
圧が上昇し、逆に液体室9の容積は大きくなって内圧が
減少する。これにより、両液体室9,10の内圧差が増
大して固定オリフィス内を液体が流動するようになる。
反対に、内筒6が上方へちじみ上方の液体室9の容積が
大きくなって内圧が上昇し、逆に液体室10の容積が小
さくなり、内圧が上昇し両液体室9,10の内圧差が増
大し液体がオリフィスを流れるようになる。この周波数
域では、内筒6が下方へちじみ下方の液体室10の容積
が小さくなった際、コイル18への正負極の切り換えに
よりダイヤフラム15を上方へちじませる。これによ
り、下方の液体室10の容積がさらに小さくなり、更に
内圧が上昇する。その結果、両液体室9,10の圧力差
がより増大し、液体は固定オリフィス内をより高速で流
通する為、通常の流体マウントよりも流通抵抗が増大し
減衰作用が大きくなる。反対に、内筒6が上方へちじみ
下方の液体室10の容積が大きくなった際、コイル18
への正負極の切り換えにより、ダイヤフラム15を下方
へちじませる。これにより、下方の液体室10の容積が
更に大きくなり内圧が減少する。その結果、両液体室
9,10の圧力差がより増大し、液体がより高速に固定
オリフィス内を流動する為、通常の流体マウントよりも
流体抵抗が増大し減衰作用が大きくなる。
【0024】一方、低周波数域に固定オリフィス11の
共振周波数を設定した場合、共振周波数以上の高周波数
域では、固定オリフィス内の流動がなくなる。この領域
では、アクチュエータによる2次ソースを用いて振動を
キャンセルするアクティブ制御を行う。例えば、エンジ
ンから車体への振動入力が0になるようにアクティブマ
ウントから制御力を加える。つまり、コイル18へ電流
を流すことにより、ダイヤフラム15が上下し下方の液
体室10の内圧が変化する。このダイヤフラム15を可
動させる力の反力が制御力となり発生する。
【0025】そして、本実施例のアクティブマウント3
A,3Bでは、マウント部とアクチュエータ部とをユニ
ット化したので、これら両部を別々に生産して後で結合
することができ、生産性が高められる。また、アクチュ
エータ部の組付けの際は、ダイヤフラム15のアクチュ
エータインナ及びアウタケース21,24に対する芯出
しはガイド棒19により、また回り止めは、回り止めピ
ン23により迅速かつ確実に行われ、組付性が高められ
る。また、上記ユニット化により、生産性の向上に併せ
て構造の簡素化も図れるため、コストの低減にも寄与す
る。
【0026】制御装置60について、図1、図7〜図1
0を参照して説明する。本実施例では図7に示すよう
に、エンジン回転数を4つの領域I〜IVに区分してアク
ティブマウント3A,3Bを制御するものとしている。
即ち、或る車種について車体の振動現象を解析したとこ
ろ、下記(I)〜(IV)のような結果を得た。 (I)エンジン回転数が15Hz以下の領域Iでは過渡現
象的な振動が生じ、そのうち10Hz近傍の振動は乗心地
を悪化させる振動であり、それ以下の回転数ではショッ
クやしゃくりといった振動である。 (II)エンジン回転数が15Hzから30Hzの間の領域II
では、アイドル振動が生じる。この振動は主にエンジン
からマウントを通して車体に伝達されたものであり、サ
スペンションを通して車室内に伝達される振動は殆どな
い。 (III)エンジン回転数が30Hzから60Hzの間の領域II
I では、低速こもり音を伴う振動が生じる。この振動は
エンジンから伝達される振動よりも、むしろサスペンシ
ョン(特に4WD車やFR車ではリヤサスペンション)
から伝達されたものである。 (IV)エンジン回転数が60Hz以上の領域IVでは、中高
速こもり音を伴う振動が生じる。この振動は前述のアイ
ドル振動領域IIと同様、エンジンからマウントを通して
伝達される振動である。
【0027】そこで、制御装置60としては図1に示す
ように、第1の制御即ちマウント伝達力キャンセル用制
御部61と、第2の制御即ちベクトルキャンセル用制御
部62とに加え、領域判定部63、出力切替部64及び
入力走査部65とを備えている。第1の制御部61には
マウントケースのGセンサ50の出力が与えられ、第2
の制御部62には車室内のGセンサ51,52の出力が
入力走査部65を通して与えられる。領域判定部63は
回転数センサ56の出力からエンジン回転数が図7に示
した領域I〜IVのいずれに属するかを判定するものであ
り、その判定結果を出力切替部64に与える。出力切替
部64は判定結果に応じて、15Hz以下の領域Iの場合
は無信号を選択して制御信号を出さず、15Hzから30
Hzの領域IIと60Hz以上の領域IVの場合は第1の制御部
61からの制御信号を選択して出力し、30Hzから60
Hzの領域III の場合は第2の制御部62からの制御信号
を選択して出力する。入力走査部65は車室内に設けた
2つのGセンサ51,52の出力を走査して、出力が大
きい方のGセンサを選択して第2の制御部62に入力す
る。
【0028】従って、次のように制御が行われる。 (I)15Hz以下の領域Iではアクティブマウント3
A,3Bを制御せず、単にオリフィス11を有する液体
マウントの減衰力を利用したパッシブ制御とする。但
し、オリフィス11のロスファクタの共振周波数を11
Hzに設定してショックやしゃくり等に対するパッシブ制
御の効果を上げるようにした。 (II)15Hzから30Hzの領域IIでは、第1の制御部6
1からの制御信号をアクティブマウント3A,3Bのア
クチュエータに与えることにより、これらのマウント3
A,3Bを通してエンジンから車体に入力するアイドル
振動をゼロにする。 (III)30Hzから60Hzの領域III では、第2の制御部
62からの制御信号をアクティブマウント3A,3Bの
アクチュエータに与えることにより、サスペンションか
ら入力する振動のために車室内騒音(低速こもり音)に
一番影響を与えている車***置の振動をアクティブマウ
ント3A,3Bが発する制御力でキャンセルする。 (IV)60Hz以上の領域IVでは、第1の制御部61から
の制御信号をアクティブマウント3A,3Bのアクチュ
エータに与えることにより、これらのマウント3A,3
Bを通してエンジンから車体に入力する振動をゼロに
し、中高速こもり音をなくす。
【0029】ここで、ディレー装置70について説明す
る。図8はエンジンからフロントロールマウント3A、
リヤロールマウント3B、ヘットマウント3C及びトラ
ンスミッションマウント3Dにそれぞれ入力する振動の
位相とエンジン回転数との関係を、リヤロールマウント
3Bを基準に求めた図であり、各マウントの入力とも周
波数に対して安定した位相差を呈している。そこで、デ
ィレー装置70内にはエンジン回転数毎の位相差マップ
を設け、このマップに基づいて制御信号を遅延させてリ
ヤのアクティブマウント3Bに与える構成にしてある。
これにより、1つの制御装置60で2つのアクティブマ
ウント3A,3Bを駆動することができる。
【0030】第1、第2の制御部61,62は基本的に
はフィードバック制御、フィードフォワード制御いずれ
でも良い。
【0031】本実施例では第2の制御部62を図1に示
すようにデジタル式の可変フィルタ部62Aと、LMS
法(最小2乗法)を用いたフィルタ係数制御部62Bと
で構成してある。即ち、回転数センサ56から点火タイ
ミング毎に得られるパルスを可変フィルタ部62Aに通
して制御信号とするが、その際に車室用振動センサ例え
ばGセンサ51の出力が最小となるようにフィルタ係数
制御部62Bによって可変フィルタ部62Aのフィルタ
係数を制御する。以下、図1、図9〜図10を参照して
この制御の原理を説明する。
【0032】図1において、下記のように定義する。 N:エンジン2の振動起振力 D:Gセンサ50のエンジン振動検出信号 S:第2の制御部62のアクチュエータへの制御信号 P:Gセンサ51の車体振動検出信号 T:第2の制御部62の伝達特性 今、Hijをi(=N,D,S,Pのいずれか1つ)から
j(=N,D,S,Pのいずれか1つ)への伝達特性と
すると、システム停止時の車体振動検出信号P off は次
式(1)で与えられる。また、システム作動時の車体振
動検出信号Ponと、その時のエンジン振動検出信号D及
び制御信号Sはそれぞれ次式(2)〜(4)で与えられ
る。
【数1】 Poff =HNP・N …式(1)
【数2】 Pon=HSP・S+HNP・N …式(2)
【数3】 D=HSD・S+HND・N …式(3)
【数4】 S=T・D …式(4) また、エンジン振動検出点が次式(5)が成立するよう
な部位であれば、前式(1)〜(4)より次式(6)が
成立する。
【数5】 HDP=HNP/HND …式(5)
【数6】 Pon/Poff ={HDP−(HDP・HSD−HSP)T}/ {HDP・(1−HSD・T)} …式(6)
【0033】従って、システム作動時の車体振動Pon
ゼロ(Pon=0)とするためには、第2の制御部62の
伝達特性Td が次式(7)となれば良いはずである。
【数7】 Td =HDP/(HDP・HSD−HSP) …式(7) 即ち、式(7)における右辺の伝達特性HDP,HSD,H
SPが全て計測できれば、車体振動Pon=0とするような
d が求まるはずである。
【0034】しかし、HDPはシステム停止時のエンジン
振動検出信号Dから車体振動検出信号Pへの伝達特性で
あるから計測可能であるが、HSDとHSPは、それぞれエ
ンジンが停止した状態で且つアクチュエータの制御力が
エンジン動作中と同じ条件下においての制御信号Sから
エンジン振動検出信号Dへの伝達特性、制御信号Sから
車体振動検出信号Pへの伝達特性であるから、厳密には
計測不可能である。
【0035】このようにエンジンの作動により系の特性
が変化すると考えられるから、その変化に追従させるた
めに第2の制御部62の伝達特性Tを変化させる必要が
ある。そこで、以下のようにする。
【0036】まず、前式(1)〜(4)より次式(8)
を得る。また前式(6)の右辺の分子をHR とすると次
式(9)となるから、両式(8),(9)より次式(1
0)を得る。式(10)より、HR はシステム作動時の
エンジン振動検出信号Dから車体振動検出信号Pへの伝
達特性であることが判り、これは計測可能である。従っ
て、Pon=0とするためには式(9)にてHR =0とな
るように、第2の制御部62の伝達特性Tを時間と共に
更新して行けば良いことになる。
【数8】 Pon={HDP−(HDP・HSD−HSP)T}D …式(8)
【数9】 HR =HDP−(HDP・HSD−HSP)T …式(9)
【数10】 HR =Pon/D …式(10)
【0037】伝達特性Tの更新について、以下説明す
る。今、図9に示す制御モデルを考え、P点を振動観測
点、hkを伝達特性Tのフィルタ係数とし、X(n),
Y(n),d(n)及びε(n)をそれぞれサンプリン
グ点nでの入力信号、制御信号、目標信号及び誤差信号
とする。誤差信号ε(n)と制御信号Y(n)はそれぞ
れ次式(11),(12)で表わされる。
【数11】 ε(n)=d(n)−Y(n) …式(11)
【数12】
【0038】この式(12)から判るように、同じ入力
信号X(n)であってもフィルタ係数hkを変化させる
ことにより、制御信号Y(n)を変化させることができ
る。そこで、{ε(n)2 }を誤差評価量とすると、前
式(11)より次式(13)を得るので、この式(1
3)に前式(12)を代入すると、次式(14)を得
る。
【数13】 ε(n)2 =[d(n)−Y(n)]2 =d(n)2 −2d(n)・Y(n)+Y(n)2 …式(13)
【数14】
【0039】ここで、フィルタ係数hkは前述の如くサ
ンプリング時間n毎に更新されるのでhk(n)で表わ
し、前式(14)の誤差評価量ε(n)2 をhk(n)
で偏微分すると次式(15)を得る。
【数15】
【0040】一方、前式(11)と(12)から次式
(16)を得るから、この式(16)の両辺にX(n−
k)を乗じると次式(17)となる。そこで、この式
(17)を前式(15)に代入すると、更に次式(1
8)を得る。
【数16】
【数17】
【数18】
【0041】前式(15)または(18)で表わされる
誤差評価量ε(n)2 の偏微分値∂{ε(n)2 }/∂
hkは、図10に示すように、誤差評価量ε(n)2
hk(n)点における接線ベクトルである。従って、次
式(19)の如くサンプリング毎に適当な係数μを乗じ
てフィルタ係数を更新すれば、誤差評価量ε(n)2
最小値に収束することができる。また、伝達特性Tのフ
ィルタ係数がh0 ,h 1 …hN-1 とN次のものであれ
ば、次式(20)のように更新すれば良いことになる。
【数19】
【数20】
【0042】以上のことから、図1に示した第2の制御
部62では、回転数センサ56からの点火タイミング毎
のパルス信号を可変フィルタ部62Aへの入力信号と
し、これをフィルタ係数制御部62Bに入力すると共に
車室内のGセンサ51または52からの振動検出信号を
誤差信号としてフィルタ係数制御部62Bに入力するこ
とにより接線ベクトル∂{ε(n)2 }/∂hkを算出
し、これに係数μを乗じた値で可変フィルタ部62Aの
フィルタ係数を更新するようにしている。
【0043】なお、上述した説明から判るように、可変
フィルタ部62Aへの入力信号は点火タイミング毎のパ
ルス信号に限定されるものではなく、任意の参照信号で
良い。また、フィルタ係数の更新は上述したLMS法に
限らず、波形同期法などを適用することもできる。
【0044】図11は本発明の他の実施例の構成を示
し、図1に示した実施例に比較すると、第2の制御部6
2がマップを用いたフィードフォワード制御を行う点が
異なる。即ち、第2の制御部62には、図1と同じ可変
フィルタ部62Aに加えて、2つのマップ記憶部62
C,62Dと、フィルタ係数選択部62Eとがある。こ
れらのマップ記憶部62C,62Dには、エンジン回転
数とその時の最適なフィルタ係数との関係を予め前式
(20)を用いた装置により求めてマップ化して記憶し
てある。一方のマップ記憶部62Cにはシートライザの
Gセンサ51を対象としたマップを、他方のマップ記憶
部62DにはパネルのGセンサ52を対象としたマップ
をそれぞれ記憶してある。フィルタ係数選択部62E
は、入力走査部65により出力が大きいと判定された方
のGセンサに対応するマップ記憶部から、回転数センサ
56で検出したエンジン回転数に対応するフィルタ係数
を読出し、可変フィルタ部62Aに与える。可変フィル
タ部62Aは与えられたフィルタ係数で入力信号を処理
し、制御信号として出力する。
【0045】図12は更に他の実施例の構成を示す。こ
の実施例では図11と同様に第2の制御部62がマップ
を用いたフィードフォワード制御を行うが、車室内で振
動低減したい部位は1ケ所、例えばシートライザ部分の
1ケ所だけとしてある。従ってこの場合は、図11と図
12の比較から判るように、第2の制御部62は1つの
マップ記憶部62Cとフィルタ係数選択部62Eとで構
成され、入力走査部65、他のマップ記憶部62D及び
車室用Gセンサ51,52は不要である。即ち、フィル
タ係数選択部62Eはマップ記憶部62Cからエンジン
回転数に対応するフィルタ係数を読出して可変フィルタ
部62Aに与える。可変フィルタ部62Aは与えられた
フィルタ係数で入力信号を処理し、制御信号として出力
する。
【0046】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の車
体振動低減装置によれば、エンジンからの振動伝達を遮
断するだけでなく、サスペンション等から入力する振動
に基づく車室内の振動や騒音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る車体振動低減装置を示
す図。
【図2】本発明の一実施例に用いたアクティブマウント
の半断面図。
【図3】同じく側面図。
【図4】同じく平面図。
【図5】図4のA−A線断面図。
【図6】同じくガイド棒部の拡大半断面図。
【図7】エンジン回転数領域と制御モードの関係例を示
す図。
【図8】車体各部に入力する振動の位相を示す図。
【図9】LMS法を説明するための制御モデルを示す
図。
【図10】誤差評価量の最小値と接線ベクトルの関係を
示す図。
【図11】本発明の他の実施例に係る車体振動低減装置
を示す図。
【図12】本発明の更に他の実施例に係る車体振動低減
装置を示す図。
【符号の説明】
1 車体 2 エンジン本体 3A アクティブマウント(フロントロールマウント) 3B アクティブマウント(リヤロールマウント) 4 マウントユニット 5 アクチュエータユニット 6 内筒 7 ゴムブッシュ 8 マウントケース 9,10 液体室 11 固定オリフィス 15 ダイヤフラム 18 コイル 19 ガイド棒 21 アクチュエータインナケース 23 回り止めピン 24 アクチュエータアウタケース 25 永久磁石 28 ねじ 50 マウントケース用Gセンサ 51 シートライザ用Gセンサ 52 パネル用Gセンサ 53,54,55,57 増幅器 56 回転数センサ 60 制御装置 61 第1の制御部 62 第2の制御部 62A 可変フィルタ部 62B フィルタ係数制御部 62C マップ記憶部 62D マップ記憶部 62E フィルタ係数選択部 63 領域判定部 64 出力切替部 65 入力走査部 70 ディレー装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)エンジンの荷重を受けるゴムブッ
    シュ、このゴムブッシュにより仕切られた2つの流体室
    を有し車体に固着されたマウントケース、前記両液体室
    を連通するオリフィス、両液体室のうち一方の液体室を
    容積可変に閉塞する可動閉塞部材、この可動閉塞部材を
    制御信号に従って駆動するアクチュエータからなるアク
    ティブマウントと、 (2)エンジンの回転数を検出する回転数センサと、 (3)マウントケースの振動を検出するマウントケース
    用振動センサと、 (4)車室内部位の振動を検出する車室用振動センサ
    と、 (5)マウントケース用振動センサの出力を低減させる
    ようにアクチュエータに制御信号を与える第1の制御、
    車室用振動センサの出力を低減させるようにアクチュエ
    ータに制御信号を与える第2の制御、及びアクチュエー
    タを制御しない無制御という3つの制御モードを有し、
    予め設定したエンジン回転数の領域と制御モードとの関
    係に基づき、回転数センサの出力により該当するモード
    の制御を行う制御装置とを具備することを特徴とする車
    体振動制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車体振動低減装置におい
    て、第2の制御が予め設定したマップを用いるフィード
    フォワード制御であることを特徴とする車体振動低減装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の車体振動低減装置におい
    て、複数の車室用振動センサが互いに異なる部位に設置
    されており、制御装置は複数の車室用振動センサの出力
    を走査し最大出力の振動センサを検出する走査手段を有
    し、検出した振動センサの出力を低減させるように第2
    の制御を行うものであることを特徴とする車体振動低減
    装置。
  4. 【請求項4】 (1)エンジンの荷重を受けるゴムブッ
    シュ、このゴムブッシュにより仕切られた2つの流体室
    を有し車体に固着されたマウントケース、前記両液体室
    を連通するオリフィス、両液体室のうち一方の液体室を
    容積可変に閉塞する可動閉塞部材、この可動閉塞部材を
    制御信号に従って駆動するアクチュエータからなるアク
    ティブマウントと、 (2)エンジンの回転数を検出する回転数センサと、 (3)マウントケースの振動を検出するマウントケース
    用振動センサと、 (4)マウントケース用振動センサの出力を低減させる
    ようにアクチュエータに制御信号を与える第1の制御、
    車室内特定部位の振動を低減させるように予め設定した
    マップを用いるフィードフォワード制御によりアクチュ
    エータに制御信号を与える第2の制御、及びアクチュエ
    ータを制御しない無制御という3つの制御モードを有
    し、予め設定したエンジン回転数の領域と制御モードと
    の関係に基づき、回転数センサの出力により該当するモ
    ードの制御を行う制御装置とを具備することを特徴とす
    る車体振動制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または4記載の車体振動低減装
    置において、可動閉塞部材がダイヤフラムであり、ダイ
    ヤフラムとアクチュエータがアクチュエータケース内に
    備えられ、アクチュエータケースとマウントケースが締
    結部材で一体結合されていることを特徴とする車体振動
    低減装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10260737A (ja) * 1997-03-19 1998-09-29 Tokai Rubber Ind Ltd 加振機の駆動制御方法
JP2004050938A (ja) * 2002-07-18 2004-02-19 Honda Motor Co Ltd 能動型防振装置の制御方法
US8527187B2 (en) 2007-03-13 2013-09-03 GM Global Technology Operations LLC Systems and methods for digital signal processing

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004050938A (ja) * 2002-07-18 2004-02-19 Honda Motor Co Ltd 能動型防振装置の制御方法
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