JPH0617620B2 - 建物屋根部における周囲立上り壁 - Google Patents

建物屋根部における周囲立上り壁

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JPH0617620B2
JPH0617620B2 JP63025315A JP2531588A JPH0617620B2 JP H0617620 B2 JPH0617620 B2 JP H0617620B2 JP 63025315 A JP63025315 A JP 63025315A JP 2531588 A JP2531588 A JP 2531588A JP H0617620 B2 JPH0617620 B2 JP H0617620B2
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JP
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ventilation
rising wall
rising
building
vertical
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JP63025315A
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敏博 宅野
啓助 藤友
敏男 小林
宏司 大野
昶 深田
雅彰 清水
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Kajima Corp
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Kajima Corp
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04DROOF COVERINGS; SKY-LIGHTS; GUTTERS; ROOF-WORKING TOOLS
    • E04D3/00Roof covering by making use of flat or curved slabs or stiff sheets
    • E04D3/40Slabs or sheets locally modified for auxiliary purposes, e.g. for resting on walls, for serving as guttering; Elements for particular purposes, e.g. ridge elements, specially designed for use in conjunction with slabs or sheets
    • E04D3/405Wall copings

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、建物の屋根において周囲に設けられる立上
り壁に関するものである。
〔従来技術〕
従来この種の立上り壁は、第6図に示す如く立上り壁に
おける躯体1の建物側面に直接防水層2を設けたものが
一般に知られている。
〔この発明が解決すべき問題点〕
しかしこの従来の立上り壁では、その建物側面と防水層
2との間に入り込んだ空気が、熱せられて生じる膨張と
冷やされての収縮を長年の間に繰り返すこととなる。そ
してこの所謂経年変化で、防水層2が第6図で示した如
く膨れてしまうことがある。
そのためにこの従来の立上り壁は、前述した経年変化を
放置しておくと、防水層2が破壊されて、防水効果が損
なわれることとなる問題点を有している。
この発明は前述した事情に鑑みて創案されたもので、そ
の目的は前述した経年変化に対処することができて、防
水層の防水効果が損なわれることのない建物屋根部にお
ける立上り壁を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明によれば立上り壁を、その躯体建物側面と表面
に設けられる防水層との間に、通気部およびエアー抜き
部を備えることとする。
また通気部は立上り壁の立上り縦方向と周囲横方向とに
延びて略格子状に形成されていると共に、前記エアー抜
き部は笠木の下面に間隔をおいて複数個設けられ、エア
ー抜き部の垂直立上り通気溝の下端開口は前記縦方向通
気部の上部開口と連通し、前記垂直立上り通気溝は立上
り壁内側へ笠木下面に水平に延設され笠木下面より下方
向へ開口して外部と前記通気部とが連通するように構成
する。
そして常に立上り壁躯体の建物側面と防水層との間を、
通気部およびエアー抜き部により外気と通気状態にして
積極的に脱気することで、内部空気の膨張を防止するよ
うにしたものである。
〔実施例〕
以下この発明を図示する実施例によって説明する。
立上り壁3は、上端にパラペット笠気4が設けられてい
る躯体5の建物側面と、表面に設けられる防水層6との
間に、通気部7およびエアー抜き部8が備えられてなっ
ている。
そして通気部7は立上り壁3の立上り縦方向と周囲横方
向とに延びて略格子状に形成されていると共に、エアー
抜き部8は通気部7の縦方向のものの上端部に設けら
れ、外部と通気部7とが連通するように構成されてい
る。(第1図参照) なおこの実施例での通気部7は、躯体5の建物側面にお
いて、建物側に開口していると共に、立上り壁3の立上
り縦方向と周囲横方向とに延びて略格子状に形成されて
いる溝5aと、この溝5aの内部に開口部を塞ぐように
して嵌入されているC型溝型材5bとからなっている。
そして溝5aとC型溝型第5bとで閉鎖型断面の通気部
7が形成されている。(第1図参照) またエアー抜部8は所定間隔をおいて設けられ、縦方向
通気部7の上部開口に挿入されているパイプ状の挿入部
8aと、この挿入部8aの上端に建物側へ突出して設け
られ突出端が二股に分かれ垂下しているパイプ状の突出
部bとからなっている。
すなわち、挿入部8aの垂直部を垂直立上り通気溝とし
て、この垂直立上り通気溝は立上り壁内側へパラペット
笠木4の下面に水平に延設され、笠木下面より下方向へ
突出部bが開口して外部と前記通気部7とが連通するよ
うになっている。
そしてこの構成によれば立上り壁3の躯体5の建物側面
と防水層6との間に設けられている通気部7により、エ
アー抜き部8から通気部7内の空気が外部へ排出される
ことから、躯体5の建物側面と防水層6との間が積極的
に脱気されることとなる。
第2図および第3図は、この発明の立上り壁3の別態様
を示すものである。
ここでの通気部7は、立上り壁3の立上り縦方向と周囲
横方向とに延びて略格子状に形成された通気用溝9aを
有する通気マット9で構成されている。そしてこの通気
マット9は、その通気用溝9aの開口部側面を、立上り
壁3の建物側面に添設してなっている。なおここで符号
10は、添設時に使用する接着用穴である。
(第2図および第3図参照) またエアー抜き部11は、ゴム性で、通気マット9にお
ける縦方向通気用溝9aの上端位置に設けられており、
内部に2本の通気孔11aが形成されている。そしてこ
のエアー抜き部11の立上り壁3側面には、後述する横
引き部材12の通気用溝9aおよび前記通気用溝12a
と両通気孔11a,11aと連通する垂直立上り通気溝
を形成する11b,11bがそれぞれ形成されている。
(第2図および第3図参照) なお通気マット9の上端には、全長にわたっており、立
上り壁3側面に通気用溝12aが形成された横引き部材
12が設けられている。
(第3図参照) そしてこの構成によれば立上り壁3の躯体5に溝を形成
する必要がなく、通気マット9を添設するだけで通気部
7が形成できる。
またこの通気マット9は、第2図に示す如く屋根スラブ
面まで敷詰めることができる。そのため同一のエアー抜
き部11で、立上り壁3の建物側面との間の他に、屋根
スラブ面と防水層との間の脱気も行うことができる。
第4図および第5図は、パラペット笠木4を金属笠木と
したものである。
そして第4図の場合のエアー抜き部8は、突出部が金属
笠木内となるために、第1図で示したような垂下して形
成されていない。
このようにこの発明の立上り壁は、笠木がどのような状
態のものでも使用することができる。
〔発明の効果〕
この発明による立上り壁は、その躯体建物側面と表面に
設けられる防水層との間に、通気部およびエアー抜き部
を備えたものとする。
また前期通気部は立上り壁の立上り縦方向と周囲横方向
とに延びて略格子状に形成されていると共に、前期エア
ー抜き部は前期通気部の縦方向のものの上端部に設けら
れ、外部と通気部とを連通するようにして構成する。
そしてこの構成によれば、常に立上り壁躯体の建物側面
と防水層との間を、通気部およびエアー抜き部により外
気と通気状態としてある。そのためエアー抜き部から通
気部内の空気が外部へ排出されることから、躯体の建物
側面と防水層との間が積極的に脱気されることとなる。
このことから立上り壁躯体の建物側面と防水層との間の
空気膨張を防止することができて、建物側面に設ける防
水層を損傷させることがない。このことは立上り壁にお
ける防水層の防水効果を長年にわたり維持できることと
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の立上り壁を示す部分破断斜視図、第
2図はこの発明の立上り壁の別態様を示す部分破断斜視
図、第3図は第2図のA部における裏面図、第4図およ
び第5図はこの発明の立上り壁における笠木の別態様を
示す部分断面図、第6図は従来の立上り壁を示す断面図
である。 1……躯体、2……防水層、3……立上り壁、4……パ
ラペット笠木、5……躯体、5a……溝、5b……C型
溝型材、6……防水層、7……通気部、8……エアー抜
き部、8a……挿入部、8b……突出部、9……通気マ
ット、9a……通気用溝、10……接着用穴、11……
エアー抜き部、11a……通気孔、11b……連通孔、
12……横引き部材、12a……通気用溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 宏司 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 深田 昶 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 清水 雅彰 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−155858(JP,A) 特開 昭58−50246(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】立上り壁躯体の建物側面と表面に設けられ
    る防水層との間に、通気部およびエアー抜き部を備えて
    なり、 前記通気部は立上り壁の立上り縦方向と周囲横方向とに
    延びて略格子状に形成されていると共に、前記エアー抜
    き部は笠木の下面に間隔をおいて複数個設けられ、エア
    抜き部の垂直立上り通気溝の下端開口は前記縦方向通気
    部の上部開口と連通し、 前記垂直立上り通気溝は立上り壁内側へ笠木下面に水平
    に延設され笠木下面より下方向へ開口して外部と前記通
    気部とが連通するように構成されていることを特徴とす
    る建物屋根部における周囲立上り壁。
JP63025315A 1988-02-05 1988-02-05 建物屋根部における周囲立上り壁 Expired - Lifetime JPH0617620B2 (ja)

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JPH01203556A JPH01203556A (ja) 1989-08-16
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04319160A (ja) * 1991-04-18 1992-11-10 Abe Kogyo Kk コンクリート構造物における水分脱気機構及びその施工法
JP2019163662A (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 株式会社ソーケン彩装 コンクリート製貯水槽を補修する方法
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