JPH0617468Y2 - 薄型遊技媒介物貸機の硬貨類払出口構造 - Google Patents

薄型遊技媒介物貸機の硬貨類払出口構造

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JPH0617468Y2
JPH0617468Y2 JP9960390U JP9960390U JPH0617468Y2 JP H0617468 Y2 JPH0617468 Y2 JP H0617468Y2 JP 9960390 U JP9960390 U JP 9960390U JP 9960390 U JP9960390 U JP 9960390U JP H0617468 Y2 JPH0617468 Y2 JP H0617468Y2
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Inventor
孝一 塩野
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狭山精密工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、投入した金額に対し遊技媒介物の貸出選択後
の釣銭硬貨を払出す硬貨類払出口で、特に遊技媒介物貸
機の硬貨類払出口に釣銭硬貨が落下した際、該硬貨類払
出口の開口から飛び出す釣銭硬貨を防止する硬貨飛び出
し防止板を設け、且つ下部内側壁のそれぞれに突起物を
設けることにより硬貨類払出口より釣銭硬貨を容易に取
り出せるようにした硬貨類払出口に関する。
(従来の技術) 通常、遊技店においては遊技機の台間に薄型遊技媒介物
貸機が配設され、投入した金額に対して遊技媒介物を貸
出すことができるように設備されている。近年、500
円硬貨の流通に伴い、例えば遊技機と遊技機との間に設
けられた薄型遊技媒介物貸機にあっては100円硬貨に
加えて500円硬貨も使用出来るものが主流となってき
ている。
さらに、顧客に対するサービス指向から席をたたずに千
円紙幣でも遊技媒介物を貸出すことが出来るものも提供
されてきている。
千円紙幣使用の薄型遊技媒介物貸機は、千円紙幣を挿入
して千円分の貸玉を一括で貸出すタイプのものと、千円
紙幣を挿入し顧客の選択操作の金額に応じた額の貸玉を
貸出すタイプ(選択機構付の薄型遊技媒介物貸機)とが
出回っている。
ところで、選択機構付の薄型遊技媒介物貸機では顧客が
千円紙幣を挿入して選択後貸出し分の遊技媒介物が払出
され、残額は釣銭硬貨(例えば、100円硬貨)として
一枚づつ払出される。
上述した釣銭硬貨は、選択後の残額として内部の釣銭払
出機構により通路内を起立状態で流下して硬貨類払出口
へと落下し、指を挿入して釣銭硬貨を取り出せるよう下
方前面に窓が開口されている。また窓は開口したままの
ものと、開閉自在の扉が設けられたものとがある。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、開口したままの窓の硬貨類払出口にあっ
ては、釣銭払出機構より払出された釣銭硬貨が通路内を
起立状態で流下し硬貨類払出口の釣銭留部の底面に起立
状態のまま落下する勢いと、硬貨類払出口が硬い材質で
形成されているため底面に落下した反動で弾み釣銭硬貨
が硬貨類払出口の窓から外に飛び出してしまい、顧客に
対して大変不愉快な思いをさせてしまっていた(第6図
参照)。
そこで、小さい硬貨類払出口の窓に開閉自在な扉を設け
て、釣銭硬貨が飛び出さなくなった反面、扉をいちいち
開閉して釣銭硬貨を取り出さなくてはならず扉に釣銭硬
貨があたったりするため遊技中などあっては、一次遊技
を中止して取り出さなくてはならずその煩わしさが指摘
されていた。
また、いずれの硬貨類払出口であっても、釣銭硬貨を取
り出す際、硬貨類払出口を構成する内側壁面が平面から
形成されているため、釣銭硬貨が内側壁又は底面に密接
してしまうと容易に取り出すことができず、場合によっ
ては取り残してしまうことすら見受けられた。
本考案は上記した課題を解決するために創案したもの
で、硬貨類払出口の窓に扉を設けず、開口したままであ
っても釣銭硬貨が硬貨類払出口に開口した窓から飛び出
さない硬貨類払出口の硬貨飛び出し防止板と、突起物に
より釣銭硬貨を硬貨類払出口を構成する面に密接させな
いで容易に取り出せる両方の構成を具備している薄型遊
技媒介物貸機の硬貨類払出口を提供することを目的とし
ている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本考案の薄型遊技媒介物貸機の
硬貨類払出口構造は、複数台の遊技機を並設した遊技機
台間に配設され、投入した金額に対し遊技媒介物の貸出
選択後の残額分の釣銭硬貨を一枚づつ払い出す釣銭払出
機構と、釣銭硬貨を起立状態で流下させる通路と、下方
前面を開口した硬貨類払出口とから成る薄型遊技媒介物
貸機に於いて、該硬貨類払出口内には通路の終端部位の
対向する上部内壁の位置に屈曲して形成した硬貨飛び出
し防止板と、硬貨類払出口を構成する面の下部内側壁の
それぞれに少なくとも一個以上内側方向に突出した突起
物とを具備したものである。
(作用) 以上のように構成された本考案の薄型遊技媒介物貸機の
硬貨類払出口構造は、通常、紙幣投入口に千円紙幣を挿
入し、顧客が希望する選択ボタンを押すと金額に応じた
遊技媒介物が貸出され、残額の釣銭硬貨は釣銭払出機構
から薄型遊技媒介物貸機の内部の通路を起立状態で流下
して硬貨類払出口の上部内壁に屈曲して形成した硬貨飛
び出し防止板の側面に釣銭硬貨が当って勢力が弱められ
起立状態の姿勢でない姿勢で垂直に落下する。
また、硬貨類払出口を構成する面の下部内側壁のそれぞ
れに少なくとも一個以上内側方向に突出した突起物を設
けたことにより落下した釣銭硬貨の姿勢がどんな姿勢で
あっても硬貨類払出口の面よりわずかに遊離させた状態
で保持されている。
これらの結果、釣銭硬貨は硬貨類払出口の窓から飛び出
すことが防止され、さらに容易に取り出すことが出来る
のである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳述する。第
1図は本考案の飛び出し防止板と突起物を備えた硬貨類
払出口を取付けた薄型遊技媒介物貸機の本体断面図であ
る。第2図は本体の正面図である。
4は、硬貨類払出口の窓で下方前面を開口している。
5は、薄型遊技媒介物質機の上部に設けた100円硬
貨、500円硬貨投入口であり、6は下部に縦型に設け
た千円紙幣の紙幣投入口である。13は100円、50
0円硬貨の適、不適を識別する硬貨識別機で硬貨投入口
5から通路と連接した位置に設けてある。
紙幣投入口6に紙幣Sを挿入すると紙幣識別機16で
適、不適が識別され、適正紙幣であれば、選択ボタン板
7の選択ボタン7a、7b、7cが点灯し、顧客が必要
な遊技媒介物を希望する金額の選択ボタンを押すと、貸
玉計数機構より遊技媒介物が媒介物貸出口8より貸出さ
れ、残額は釣銭払出機構14が作動して釣銭硬貨11と
して払出される。
釣銭払出機構14は、残額分の釣銭硬貨11を通路15
内に一枚づつ払出し、釣銭硬貨11は通路15を起立状
態で流下し、硬貨類払出口2の背面に設けられた開口部
3より流入する。
硬貨類払出口2内には通路15の終端部位の対向する上
部内壁の位置に屈曲して形成した硬貨飛び出し防止板1
が設けられている。
釣銭硬貨11は開口部3より流入すると、対向した位置
の飛び出し防止板1の側面に突き当たり、このときの衝
撃で勢力を弱められさらに起立状態の異性でなくなって
ほぼ垂直に硬貨類払出口2の底面12に落下するため硬
貨類払出口2から飛び出すことがない。
硬貨類払出口2を構成する面の下部内側壁のそれぞれの
面には少なくとも一個以上(ここでは一個)の内側方向
に突出した突起物10が設けられている。底面の突起物
10は略中央の位置に、内側壁の突起物10は硬貨径以
内の高さに設けられている。
さて、このように飛び出さずに硬貨類払出口2の底面1
2に到達した釣銭硬貨11の姿勢は、硬貨類払出口2を
構成する内側壁と底面12に設けられた突起物10によ
って、落下した際どんな姿勢のものであってもいずれか
の内側壁に凭れかかった状態、つまり内側壁または底面
12と密接しないで、ある程度のすきまが得られるので
指にかかり易く、取り出しも容易でしかも取り忘れが防
げるのである。
尚、ここでは薄型遊技媒介物貸機を千円紙幣台間玉貸機
の硬貨類払出口2に硬貨飛び出し防止板1と突起物10
を設けて説明したが、薄型台間メダル貸機・カード式台
間玉貸機等の硬貨類払出口に硬貨飛び出し防止板と突起
物を設けたものであっても同様の硬貨があることは言う
までもない。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように本考案の薄型遊技媒介物貸
機の硬貨類払出口構造は、特に釣銭硬貨を起立状態で硬
貨類払出口に導く通路から一枚づつ流入してきた釣銭硬
貨は通路の終端部位の対向する上部内壁に屈曲して形成
した硬貨飛び出し防止板の側面にあたって落下する勢力
は弱められ起立状態の姿勢でなくなり且つ下部内側壁の
それぞれの面に突出した突起物が凭れかかったり、係止
されることにより硬貨類払出口内の底面に一次保持す
る。よって、起立状態で払い出されても硬貨類払出口の
開口から飛び出すことがない。と同時に硬貨類払出口内
の底面に一次保持した釣銭硬貨は内側壁に密接すること
なく釣銭硬貨を容易に取り出すことが出来るのである。
即ち、従来開口したままで生じた釣銭硬貨の飛び出しに
よる不愉快さと、開閉自在の扉をとりつけたときの取り
出しの煩わしさと、さらに取り出す際の不便、取り残し
を解消し顧客に大して一層サービス向上となる効果は著
しく増すものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の薄型遊技媒介物貸機の本体断面図であ
る。第2図は第1図の本体正面図である。 第3図,第4図は硬貨類払出口内を落下する釣銭の状態
図である。第5図は本考案の硬貨類払出口の部分拡大図
である。第6図は従来の硬貨類払出口で落下する釣銭硬
貨の状態図である。 1……硬貨飛び出し防止板、2……硬貨類払出口 4……窓、10……突起物、15……通路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数台の遊技機を並設した遊技機台間に配
    設され、投入した金額に対し遊技媒介物の貸出選択後の
    残額分の釣銭硬貨を一枚づつ払い出す釣銭払出機構と、
    釣銭硬貨を起立状態で流下させる通路と、下方前面を開
    口した硬貨類払出口とから成る薄型遊技媒介物貸機に於
    いて、 該硬貨類払出口内には通路の終端部位の対向する上部内
    壁の位置に屈曲して形成した硬貨飛び出し防止板と、硬
    貨類払出口を構成する面の下部内側壁のそれぞれに少な
    くとも一個以上内側方向に突出した突起物とを具備した
    ことを特徴とする薄型遊技媒介物貸機の硬貨類払出口構
    造。
JP9960390U 1990-09-21 1990-09-21 薄型遊技媒介物貸機の硬貨類払出口構造 Expired - Lifetime JPH0617468Y2 (ja)

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JPH0458288U JPH0458288U (ja) 1992-05-19
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