JPH06172624A - ポリエステル樹脂組成物 - Google Patents

ポリエステル樹脂組成物

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JPH06172624A
JPH06172624A JP15420193A JP15420193A JPH06172624A JP H06172624 A JPH06172624 A JP H06172624A JP 15420193 A JP15420193 A JP 15420193A JP 15420193 A JP15420193 A JP 15420193A JP H06172624 A JPH06172624 A JP H06172624A
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polyester
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aliphatic polyester
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光博 今泉
Masataka Kotani
政孝 小谷
Eiichiro Takiyama
栄一郎 滝山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱安定性、機械的性質に優れ、燃焼したとき
の発熱量が小さく、微生物による分解も可能であり、ま
たそのままでヒートシール性のある樹脂組成物。 【構成】 グリコールと脂肪族多塩基酸から得たプレポ
リマーをカップリング剤により、数平均分子量が少なく
とも10,000の脂肪族ポリエステル樹脂を作り、こ
れに無機質充填材を全体の5〜70重量%配合したポリ
エステル樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、数平均分子量が10,
000以上である実用上充分な高分子量を持った脂肪族
ポリエステルに充填材を配合し、燃焼したときに発熱量
が小さく、また充填材を含めて微生物分解性があり、熱
安定性及び機械的強度に優れた脂肪族ポリエステル樹脂
組成物及びこれを加工したシート並びにその二次加工品
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フィルム、繊維、その他の成形品
の成形に用いられていた高分子量ポリエステル(以下、
ここで言う高分子量ポリエステルとは、数平均分子量が
20,000以上を指すものとする。)は、テレフタル
酸(ジメチルテレフタレートを含む)とエチレングリコ
ールとの縮合体であるポリエチレンテレフタレートある
いはテレフタール酸とブチレングリコールからのブチレ
ンテレフタレートに限定されているといっても過言では
なかった。
【0003】テレフタル酸の代りに、2,6−ナフタレ
ンジカルボン酸を用いた例もあるが、ジカルボン酸に脂
肪族ジカルボン酸を使用したポリエステルをシート、フ
ィルム、繊維等に成形し、実用化された例は皆無といっ
て良い。
【0004】実用化されていない理由の一つは、たとえ
結晶性であったとしても、脂肪族ポリエステルの融点は
100℃以下のものがほとんどであり、その上溶融時の
熱安定性に乏しいこと、更に重要なことは脂肪族ポリエ
ステルの性質、特に引張強さで代表される機械的性質が
極めて低く、ポリエチレンテレフタレートと同一レベル
の数平均分子量でも著しく劣った値しか示さず、実用性
が全く見いだせなかったからにほかならない。
【0005】脂肪族ポリエステルの数平均分子量をより
上昇させて物性向上を期待する研究は、その熱安定性が
不良なところから充分に進展していないように思われ
る。
【0006】また、ポリエチレンテレフタレート等、現
在一般的に包装容器分野や工業材料分野で多量に使用さ
れている芳香族系ポリエステルは、微生物分解性がない
ため、使用後単に廃棄するだけではいつまでも分解せず
残り、河川、海洋、土壌を汚染するため完全な処理のた
めには焼却処理を必要とするなどの問題を有していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、実用上充分
な高分子量を有し、熱安定性及び引っ張り強さに代表さ
れる機械的性質に優れ、かつ使用後廃棄されたとしても
充填材を含めて微生物等による分解も可能であって廃棄
し易く、その上そのままでヒートシール性を有する脂肪
族ポリエステル樹脂組成物及びそれから製造されたシー
ト、さらにはその二次成形品を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、グリコールと
脂肪族二塩基酸またはその酸誘導体とから合成された数
平均分子量が少なくとも10,000とした脂肪族ポリ
エステルにセルロース系有機充填材を配合したことを特
徴とする高剛性脂肪族ポリエステル樹脂組成物を開発す
ることにより上記の目的を達成した。
【0009】また、この脂肪族ポリエステル樹脂組成物
は、シートとしたときに優れた機械的性質を有するこ
と、更にこのようなシートは真空成形、圧空成形などシ
ートを加熱成形して成形品または部品とするに極めて適
した性質を有することを見いだし、本発明を完成したも
のである。
【0010】本発明で言う脂肪族ポリエステルとは、主
としてグリコール類と脂肪族二塩基酸またはその酸無水
物とから合成されたポリエステルを主成分とするもので
あり、分子量を充分に高くするため、両端にヒドロキシ
ル基を有する比較的高分子量のポリエステルプレポリマ
ーを合成した後カップリング剤により、さらにこれらプ
レポリマーをカップリングさせたものである。
【0011】従来、末端基がヒドロキシル基である数平
均分子量が2,000〜2,500の低分子量ポリエス
テルプレポリマーを、ジイソシアナートと反応させてポ
リウレタンとし、ゴム、フォーム、塗料、接着剤とする
ことは広く行われている。
【0012】しかし、これらのポリウレタン系フォー
ム、塗料、接着剤に用いられるポリエステルプレポリマ
ーは、数平均分子量が2,000〜2,500の低分子
量プレポリマーである。そしてポリウレタンとしての実
用的な物性を得るためには、この低分子量プレポリマー
100重量部に対して、ジイソシアナートの使用量を1
0〜20重量部とする必要がある。このように多量のジ
イソシアナートを150℃以上の溶融した低分子量ポリ
エステルに添加するとゲル化してしまい、溶融成形可能
な樹脂は得られない。
【0013】また、ポリウレタンゴムの場合のごとく、
多量のジイソシアナートを加えて、ヒドロキシル基をイ
ソシアナート基に転換し、更にグリコールで数平均分子
量を増大する方法も考えられるが、使用されるジイソシ
アナートの量は前述のように低分子量プレポリマー10
0重量部に対し10重量部以上が必要である。この際ポ
リエステルの合成に重金属系の触媒を用いると、イソシ
アナート基の反応性を著しく促進して保存性不良、架橋
反応、分岐生成をもたらし、溶融性を失うことから、ポ
リエステルプレポリマーは無触媒で合成されることが必
要となり、この結果数平均分子量は高くても2,500
くらいが限界となる。
【0014】本発明に用いられる脂肪族ポリエステルを
得るためのポリエステルプレポリマーは、主としてグリ
コールと脂肪族二塩基酸またはその無水物とを反応せし
めて得られる末端基が実質的にヒドロキシル基を有す
る、数平均分子量が5,000以上、好ましくは10,
000以上の比較的高分子量、融点が60℃以上の飽和
脂肪族ポリエステルである。
【0015】数平均分子量が5,000未満であると、
0.1〜5重量部という少量のカップリング剤を用いて
も良好な物性を有するポリエステルを得ることができな
い。数平均分子量が5,000以上のポリエステルプレ
ポリマーはヒドロキシル価が30以下であり、少量のカ
ップリング剤の使用で溶融状態といった過酷な条件下で
も反応中にゲルを生ずることなく、高分子量ポリエステ
ルを合成することができる。
【0016】用いられるグリコール類としては、例えば
エチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6
−ヘキサンジオール、デカメチレングリコール、ネオペ
ンチルグリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノー
ル等があげられる。エチレンオキシドも利用することが
できる。これらのグリコール類は併用しても良い。
【0017】グリコール類と反応して脂肪族ポリエステ
ルを形成する脂肪族二塩基酸またはその酸誘導体として
は、コハク酸、アジピン酸、スベリン酸、セバシン酸、
ドデカン二酸、無水コハク酸、無水アジピン酸あるいは
それらのジメチルエステル等の低級アルコールエステル
などがあり、これらは市販されているので本発明に利用
することができる。多塩基酸またはその酸無水物は併用
しても良い。
【0018】これらグリコール類及び二塩基酸は脂肪族
系が主成分であるが、少量の他成分、例えば3官能また
は4官能の多価アルコール、オキシカルボン酸または多
価カルボン酸を併用することが好ましい。
【0019】3官能の多価アルコール成分としては、ト
リメチロールプロパン、グリセリンまたはその無水物が
代表的であり、4官能の多価アルコール成分はペンタエ
リトリットが代表的である。
【0020】3官能のオキシカルボン酸は、リンゴ酸が
実用上有利であり、4官能のオキシカルボン酸成分では
市販品が容易に、かつ低コストに入手できるところから
クエン酸が実用的である。
【0021】3官能の多価カルボン酸(またはその酸無
水物)成分としては、例えばトリメシン酸、プロパント
リカルボン酸等を使用することができるが、実用上から
無水トリメリット酸が有利である。
【0022】4官能の多価カルボン酸(またはその酸無
水物)としては、無水ピロメリット酸、ベンゾフェノン
テトラカルボン酸無水物、シクロペンタンテトラカルボ
ン酸無水物等が挙げられる。
【0023】多官能成分の使用割合は、グリコール成分
または脂肪族(環状脂肪族を含む。)ジカルボン酸(ま
たはその酸無水物)の成分のいずれかのモル数が100
モル%に対して、3官能成分の場合は5モル%以下、好
ましくは0.5モル%以上3モル%以下であり、4官能
成分の場合は3モル%以下、好ましくは0.2モル%以
上2モル%以下である。
【0024】3官能成分の使用割合が5モル%より多い
場合、また4官能成分の使用割合が3モル%より多い場
合には、エステル化反応中にゲル化する危険性が著しく
増大する。
【0025】本発明で用いられる脂肪族ポリエステル用
ポリエステルプレポリマーは、末端基が実質的にヒドロ
キシル基を有するが、そのためには合成反応に使用する
グリコール類及び二塩基酸(またはその酸無水物)の使
用割合は、グリコール類をいくぶん過剰に使用する必要
がある。
【0026】比較的高分子量のポリエステルプレポリマ
ーを合成するには、エステル化に続く脱グリコール反応
の際に、脱グリコール反応触媒を使用することが必要で
ある。
【0027】脱グリコール反応触媒としては、例えばア
セトアセトイル型チタンキレート化合物、並びに有機ア
ルコキシチタン化合物等のチタン化合物が挙げられる。
これらのチタン化合物は併用もできる。これらの例とし
ては、例えばジアセトアセトキシオキシチタン(日本化
学産業(株)社製“ナーセムチタン”)、テトラエトキ
シチタン、テトラプロポキシチタン、テトラブトキシチ
タン等が挙げられる。チタン化合物の使用割合は、ポリ
エステルプレポリマー100重量部に対して0.001
〜1重量部、望ましくは0.01〜0.1重量部であ
る。チタン化合物はエステル化の最初から加えても良
く、また脱グリコール反応の直前に加えても良い。
【0028】この結果、ポリエステルプレポリマーは通
常酸平均分子量5,000以上、好ましくは20,00
0以上、融点60℃以上のものが容易に得られ、結晶性
があれば一層好ましい。
【0029】本発明の脂肪族ポリエステルを得るために
は、好ましくは上記の数平均分子量が5,000以上、
望ましくは10,000以上の末端基が実質的にヒドロ
キシル基を有するポリエステルプレポリマーに、更に数
平均分子量を高めるためにカップリング剤が使用され
る。
【0030】カップリング剤としては、ジイソシアナー
ト、オキサゾリン、ジエポキシ化合物、酸無水物等が挙
げられ、特にジイソシアナートが好適である。
【0031】なお、オキサゾリンやジエポキシ化合物の
場合はヒドロキシル基を酸無水物等と反応させ、末端を
カルボキシル基に変換してからカップリング剤を使用す
ることが必要である。
【0032】ジイソシアナートには特に制限はないが、
例えば2,4−トリレンジイソシアナート、2,4−ト
リレンジイソシアナートと2,6−トリレンジイソシア
ナートとの混合体、ジフェニルメタンジイソシアナー
ト、1,5−ナフチレンジイソシアナート、キシリレン
ジイソシアナート、水素化キシリレンジイソシアナー
ト、ヘキサメチレンジイソシアナート、イソホロンジイ
ソシアナートが挙げられ、特にヘキサメチレンジイソシ
アナートが生成樹脂の色相、ポリエステル添加時の反応
性等の点から好ましい。
【0033】これらカップリング剤の添加量は、ポリエ
ステルプレポリマー100重量部に対して0.1〜5重
量部、望ましくは0.5〜3重量部である。
【0034】0.1重量部未満ではカップリング反応が
不十分であり、5重量部を越えるとゲル化が発生する。
【0035】添加は、ポリエステルプレポリマーが均一
な溶融状態であり、容易に撹拌可能な条件下で行われる
ことが望ましい。固形状のポリエステルプレポリマーに
添加し、エクストルーダーを通して溶融、混合すること
も不可能ではないが、脂肪族ポリエステル製造装置内
か、あるいは溶融状態のポリエステルプレポリマー(例
えばニーダー内での)に添加することが実用的である。
【0036】また、この際の脂肪族ポリエステルの数平
均分子量は10,000以上であって、これによりポリ
エステル樹脂として、またポリエステル樹脂組成物とし
ても機械的性質が充分なものとなる。
【0037】本発明に使用するセルロース系有機充填材
は一般に合成樹脂及びゴムの分野において広く使われて
いるものである。これらの充填材としては、酸素及び水
と反応しにくく、混練時及び成形時において分解しにく
いものが好んで用いられる。該充填材としてはもみが
ら、木粉、古紙粉などがある。
【0038】これらのセルロース系有機充填材のうち、
粉末状のものはその径が300μm以下、好ましくは1
00μm以下(更に好適には30μm以下)のものが好
ましい。また繊維状のものでは径が1〜300μm(好
適には1〜200μm)であり、長さが0.1〜30m
m(好適には0.1〜10.0mm)のものが望まし
い。更に平板状のものは150μm以下(好適には30
μm以下)のものが好ましい。これらの充填材のうち、
特に平板状(フレーク状)のもの及び粉末状のものが好
適である。
【0039】該ポリエステル樹脂組成物中に占める該セ
ルロース系有機充填材の組成割合(含有割合)は5〜7
0重量%であり、5〜65重量%が望ましく、とりわけ
10〜50重量%が好適である。セルロース系有機充填
材含有ポリエステル樹脂組成物中に占める該充填材の組
成割合が70重量%を越えると、得られるシート及び容
器の耐衝撃性が著しく低下し、実用に適しないシートま
たは容器しか得られない。一方、5重量%未満では、剛
性の向上が見られないし耐熱性の向上も見られない。
【0040】このようにして得られた脂肪族ポリエステ
ル樹脂組成物は温度190℃、剪断速度100(sec
-1)における溶融粘度が1.0×103 〜1.0×10
6 ポイズである。好ましくは5×103 〜5×105
特に好ましくは1.0×104 〜1.0×105 ポイズ
である。1.0×103 ポイズより小さいと流動性は向
上するが、耐熱性(特にシートの熱安定性)、耐衝撃性
等の機械的性質が悪くなり、一方106 ポイズを越える
と発熱等により押出成形性が低下して良質なシートが得
られない。
【0041】なお、溶融粘度の測定はノズル径が1.0
mmであり、L/D=10のノズルを用い、樹脂温度1
90℃でキャピラリーレオメーターで測定した剪断速度
と見かけ粘度との関係グラフより剪断速度100sec
-1のときの粘度を求めた。
【0042】本発明のポリエステル樹脂組成物を製造す
るには、所望の割合に上記した脂肪族ポリエステル樹脂
及び充填材を均一に混合することによって目的を達する
ことができる。混合方法としてはオレフィン系重合体の
分野等において通常使われている単軸または二軸押出
機、ミキシングロール、ニーダー、ロールミル、バンバ
リーミキサー及び連続ミキサーゲレーションシステムの
ごとき混合機を用いて、溶融状態で混練する方法があ
る。あるいはポリエステル樹脂等の高濃度充填材マスタ
ーバッチを製造し、得られるマスターバッチ(混合物)
とポリエステル樹脂とを混合しても良い。
【0043】このようにして得られたポリエステル樹脂
組成物をそのまま使用しても良いが、その使用目的に応
じてオレフィン系重合体の分野において一般に配合され
ている酸素、光(紫外線)及び熱に対する安定剤、難燃
化剤、滑剤、加工性改良剤、着色剤、帯電防止剤、電気
的特性改良剤あるいは接着性改良剤のごとき添加剤を本
発明のポリエステル樹脂組成物が有する前記の特徴(効
果)を損なわない範囲ならば添加しても良い。
【0044】本発明による脂肪族ポリエステル樹脂組成
物は、カレンダー法、Tーダイ法等の各種成形法によっ
てシート化される。この場合の樹脂温度は100〜27
0℃、好ましくは120〜250℃であり、さらに好ま
しくは150〜220℃である。100℃未満では粘度
が高すぎシート成形が困難であり、270℃を越えると
樹脂が劣化してしまい不都合がある。
【0045】本発明により得られる微生物分解性の高剛
性脂肪族ポリエステル組成物は、セルロース系充填材を
配合することにより微生物分解性を保存したまま耐熱性
及び剛性を向上させることができ、包装材料または一般
用プラスチックシートとして利用することが可能であ
る。更に該シートは真空成形、圧空成形に適しているの
で、このような二次的熱成形により容器等の成形品や部
品用の素材として適している。
【0046】
【実施例】以下、本発明を実施例、比較例により説明す
る。また生分解性は10cm×20cmの各厚みのシー
トを窓口にポリエチレン製のネットを備えたステンレス
製型枠に挟んで深土10cmの土中に埋め、12か月後
に掘り出し、その分解性を評価した。また同厚みの市販
の板紙を比較として同時に試験した。下記状態Aの評価
であることが好ましい。
【0047】状態A:脂肪族ポリエステルシートが紙よ
りも分解が進んでおり、シートの穴開きを伴いボロボロ
の状態であるとき。 状態B:脂肪族ポリエステルシートより紙の分解が進ん
でおり、いまだ脂肪族ポリエステルシートがしっかりし
ているとき。
【0048】引張特性はJIS K7113、燃焼発熱
量に関してはJIS M8814の熱量計法に従って測
定した。また剛性はオルゼン式スティフネスメーター
(ASTM D747)で、MD、TDの両方向を測定
し、低い方の値を測定値とした。また、ダートインパク
ト衝撃強度はASTM D1709により測定した。
【0049】(実施例1)700Lの反応器を窒素置換
してから、1,4−ブタンジオール183kg、コハク
酸224kgを仕込んだ。窒素気流中において昇温を行
い、192〜220℃にて3.5時間、更に窒素を停止
して20〜2mmHgの減圧下に3.5時間にわたり脱
水縮合によるエステル化反応を行った。採取された試料
は、酸価が9.2mg/g、数平均分子量(Mn)が
5,160、また重量平均分子量(Mw)が10,67
0であった。引き続いて、常圧の窒素気流下に触媒のテ
トライソプロポキシチタン34gを添加した。温度を上
昇させ、温度215〜220℃で15〜0.2mmHg
の減圧に5.5時間、脱グリコール反応を行った。採取
された試料は数平均分子量(Mn)が16,800、ま
た重量平均分子量(Mw)が43,600であった。こ
のポリエステル(A1)は凝縮水を除くと収量は339
kgであった。
【0050】ポリエステル(A1)339kgを入れた
反応器にヘキサメチレンジイソシアナート5420gを
添加し、180〜200℃で1時間カップリング反応を
行った。粘度は急速に増大したが、ゲル化は生じなかっ
た。次いで抗酸化剤としてイルガノックス1010(チ
バガイギー社製)を1700g及び滑剤としてステアリ
ン酸カルシウムを1700g加えて、更に30分間撹拌
を続けた。この反応生成物をエクストルーダーにて水中
に押出し、カッターで裁断してペレットにした。90℃
で6時間、真空乾燥した後のポリエステル(B1)の収
量は300kgであった。
【0051】得られたポリエステル(B1)は、わずか
にアイボリー調の白色ワックス状結晶で、融点が110
℃、数平均分子量(Mn)が35,500、重量平均分
子量(Mw)が170,000、MFR(190℃)は
1.0g/10分、オルトクロロフェノールの10%溶
液の粘度は230ポイズ、温度190℃、剪断速度10
0sec-1における溶融粘度は1.5×104 ポイズで
あった。平均分子量の測定は、Shodex GPC
System−11,溶媒はCF3 COONaのヘキサ
フロロイソプロピルアルコール5ミリモル溶液、濃度
0.1重量%、検量線は昭和電工(株)製PMMA標準
サンプル Shodex Standard M−75
で行った。
【0052】次いでこのポリエステル樹脂80wt%、
平均粒径12μmに粉砕したもみがら20wt%との混
合物をヘンシェルミキサーでブレンド後、スクリュー径
50m/mの同方向二軸押出機を用いて、樹脂温度18
0℃で混練ペレタイズし、ポリエステル(B1)組成物
とした。この(B1)組成物は温度190℃、剪断速度
100sec-1における溶融粘度は2.1×104 ポイ
ズであった。
【0053】《ポリエステル(B1)組成物を用いたシ
ートの製造方法と条件》ポリエステル(B1)組成物
を、スクリュー径40mmφ、L/D=32のベントタ
イプ押出機を用い樹脂温度180℃で、350mm幅の
T−ダイ(リップ幅1.0mm)で押出し、第1及び第
2冷却ロール温度を60℃の条件でシート成形し、厚さ
約750μmのシートを製造した。
【0054】上記の成形で得られたシートを真空成形し
(浅野研究所社製、型式名FLX−02型、オーブン形
式両面赤外線加熱方式)、容器(縦:140mm、横:
140mm、深さ45mm)を作成した。シート成形、
真空成形ともに問題なく、得られた容器もゆがみは生じ
なかった。
【0055】得られたシートのMD、TDの引張破断強
さ(JIS K−7113)、オルゼン式スティフネス
メーターによる剛性(ASTM D−747)、ダート
インパクト衝撃強度(ASTM D 1709)、燃焼
発熱量、シート成形性、生分解性のテストを行い、その
評価結果を表1に示す。なお、23℃におけるノッチ付
アイゾット衝撃強度(JIS K−7110)の測定
は、ポリエステル(B1)組成物を190℃でプレスし
たサンプルを用いた。
【0056】(実施例2)粉砕もみがらの充填量を30
wt%とした以外は実施例1と同一として実施した。溶
融粘度は2.8×104 ポイズであり、成形上は問題な
かった。得られたシート及び容器の評価結果を表1に示
す。
【0057】(実施例3)充填材を平均粒径15μmの
木粉とした以外は実施例1と同一にて実施した。溶融粘
度は2.2×104 ポイズであり、成形上は問題なかっ
た。得られたシート、容器の評価結果を表1に示す。
【0058】(実施例4)700Lの反応器を窒素置換
してから、1,4−ブタンジオール177kg、コハク
酸198kg、アジピン酸25kgを仕込んだ。窒素気
流下に昇温を行い、190〜210℃にて3.5時間、
更に窒素を停止して20〜2mmHgの減圧下に3.5
時間にわたり脱水縮合によるエステル化反応を行った。
採取された試料は、酸価が9.6mg/g、数平均分子
量(Mn)が6,100、また重量平均分子量(Mw)
が12,200であった。引き続いて、常圧の窒素気流
下に触媒のテトライソプロポキシチタン20gを添加し
た。温度を上昇させ、温度210〜220℃で15〜
0.2mmHgの減圧下にて6.5時間、脱グリコール
反応を行った。採取された試料は数平均分子量(Mn)
が17,300、また重量平均分子量(Mw)が46,
400であった。このポリエステル(A2)は凝縮水を
除くと収量は337kgであった。
【0059】ポリエステル(A2)333kgを含む反
応器にヘキサメチレンジイソシアナート4.66kgを
添加し、180〜200℃で1時間カップリング反応を
行った。粘度は急速に増大したが、ゲル化は生じなかっ
た。次いで抗酸化剤としてイルガノックス1010(チ
バガイギー社製)を1.70kg及び滑剤としてステア
リン酸カルシウムを1.70kg加えて、更に30分間
撹拌を続けた。この反応生成物をエクストルーダーにて
水中に押出し、カッターで裁断してペレットにした。9
0℃で6時間、真空乾燥した後のポリエステル(B2)
の収量は300kgであった。
【0060】得られたポリエステル(B2)は、わずか
にアイボリー調の白色ワックス状結晶で、融点が103
℃、数平均分子量(Mn)が36,000、重量平均分
子量(Mw)が200,900、MFR(190℃)は
0.52g/10分、オルトクロロフェノールの10%
溶液の粘度は680ポイズ、温度190℃、剪断速度1
00sec-1における溶融粘度2.2×104 ポイズで
あった。
【0061】次いでこのポリエステル(B2)組成物を
実施例1と同様に該樹脂80wt%、平均粒径12μm
のもみがら20wt%との混合物を樹脂温度200℃に
おいてペレタイズし、シート成形時の樹脂温度を190
℃とした以外は実施例1と同一条件でシートを製造し
た。溶融粘度は2.9×104 ポイズであった。更に該
シートを実施例1で用いた浅野研究所社製真空成形機で
同一サイズの容器を作成したが、成形上なんら問題もな
く、できた容器にゆがみも生じなかった。
【0062】(実施例5)700Lの反応器を窒素置換
してから、1,4−ブタンジオール200.2kg(モ
ル比105)、コハク酸249.8kg(モル比10
0)およびトリメチロールプロパン2.8kg(モル比
1)を仕込んだ。窒素気流下で温度を上昇した後、温度
190〜220℃にて4.5時間、更に窒素を停止して
20〜4mmHgの減圧下に5.5時間にわたり脱水縮
合によるエステル化反応を行った。採取された試料は、
酸価が10.4mg/g、数平均分子量(Mn)が4,
900、また重量平均分子量(Mw)が10,000で
あった(Mw/Mn=2.0)。
【0063】引き続いて、常圧の窒素気流下に触媒のチ
タニウム・テトライソプロポキサイド45g(ポリマー
の100部に対して0.01部)を添加した。温度を上
昇した後に、温度210〜220℃で15〜1.3mm
Hgの減圧下にて8.0時間、脱グリコール反応を行っ
た。採取された試料は数平均分子量(Mn)が16,9
00、また重量平均分子量(Mw)が90,300であ
った(Mw/Mn=5.4).このポリエステル(A
3)は凝縮水の理論量76.1kgを除くと理論収量は
367kgであった。
【0064】ポリエステル(A3)367kgを含む反
応器に、抗酸化剤としてイルガノックス1010を36
7gおよび滑剤としてステアリン酸カルシウム367g
(0.5部)を加え、更に、ヘキサメチレンジイソシア
ナート3.67kg(1.0部)を添加して160〜2
00℃で2時間カップリング反応を行った。次いで更に
30分間撹拌を続けた。この反応混合物をエクストルー
ダーにて水中に押出し、カッターで切断してペレットに
した。このポリエステル(B3)の収量は約350kg
であった。
【0065】このサンプルはMnが17,900、また
Mwが161,500であった(Mw/Mn=8.
5)。
【0066】得られたポリエステル(B3)は、わずか
にアイボリー調の白色ワックス状結晶で、融点が104
℃、数平均分子量(Mn)が17,900、重量平均分
子量(Mw)が161,500、MFR(190℃)は
0.21g/10分、温度190℃、剪断速度100s
ec-1における溶融粘度2.0×104 ポイズであっ
た。
【0067】ポリエステル(B3)を用いた以外は実施
例1と同一にして実施した。溶融粘度は2.7×104
ポイズであり、成形上は問題なかった。得られたシート
および容器の評価結果を表1に示す。
【0068】(比較例1)ポリエステル(A1)をその
まま実施例1と同様に使用したが、二軸押出機を使った
ペレタイズ性が劣るばかりでなく、強度が非常に弱くシ
ート成形を実施することができなかった。得られたシー
ト、容器の評価結果を表1に示す。
【0069】
【表1】
【0070】
【発明の効果】本発明の脂肪族ポリエステル樹脂にセル
ロース系有機充填材を配合した組成物から成形されたシ
ートは、土壌等に生めた場合生分解性を有し、焼却処理
したとしても燃焼発熱量はポリプロピレン、ポリエチレ
ン等のポリオレフィン系樹脂に比較して約1/2と低
く、紙と同程度であり引張強さ、剛性衝撃強度に優れて
おり、食品容器用シート、包装用シート、一般用シート
としてまた二次成形加工の材料として有用である。
フロントページの続き (72)発明者 滝山 栄一郎 神奈川県鎌倉市西鎌倉4−12−4

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主としてグリコールと脂肪族二塩基酸ま
    たはその酸誘導体とから合成された数平均分子量が少な
    くとも10,000とした脂肪族ポリエステルにセルロ
    ース系有機充填材を配合したことを特徴とする高剛性脂
    肪族ポリエステル樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 もみがら、木粉のごときセルロース系有
    機充填材を10〜70重量%を含有するポリエステル樹
    脂組成物であって、剛性が6,000kg/cm2 以上
    である請求項1記載の高剛性脂肪族ポリエステル樹脂組
    成物。
  3. 【請求項3】 温度190℃、剪断速度100sec-1
    における溶融粘度が1.0×103 〜1.0×106
    イズである請求項1または2記載の高剛性脂肪族ポリエ
    ステル樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3記載の脂肪族ポリエステル
    樹脂組成物シートを真空成形、圧空成形など加熱成形加
    工した脂肪族ポリエステル樹脂組成物成形品。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3記載のポリエステル樹脂組
    成物を用い、シートのMD、TDの両方向ともが剛性
    7,000kg/cm2 以上、引張破断強さが150k
    g/cm2 以上とした脂肪族ポリエステル樹脂組成物シ
    ート。
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