JPH06172565A - ポリオレフィン成型体の塗装方法 - Google Patents

ポリオレフィン成型体の塗装方法

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JPH06172565A
JPH06172565A JP4351619A JP35161992A JPH06172565A JP H06172565 A JPH06172565 A JP H06172565A JP 4351619 A JP4351619 A JP 4351619A JP 35161992 A JP35161992 A JP 35161992A JP H06172565 A JPH06172565 A JP H06172565A
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paint
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coating
water
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JP4351619A
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Yasuhiro Fujii
泰弘 藤井
Tadahiro Kato
忠弘 加藤
Hiroyuki Onoyama
裕之 小野山
Kenji Iwahashi
賢志 岩橋
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Kansai Paint Co Ltd
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Kansai Paint Co Ltd
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J7/00Chemical treatment or coating of shaped articles made of macromolecular substances
    • C08J7/04Coating
    • C08J7/046Forming abrasion-resistant coatings; Forming surface-hardening coatings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2323/00Characterised by the use of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Derivatives of such polymers
    • C08J2323/02Characterised by the use of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Derivatives of such polymers not modified by chemical after treatment

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 無処理または水系洗浄したポリオレフィン成
型体に、(A)酸価が3〜80、塩素化率が18〜2
8、しかも重量平均分子量が30,000〜170,0
00である塩素化ポリプロピレンの不飽和ジカルボン酸
変性物100重量部あたり、(B)重量平均分子量が2
50〜2,000で、エポキシ当量が90〜1,200
であるエポキシ樹脂1〜50重量部を加えてなる組成物
を主成分とする下塗り塗料を塗装し、ついで上塗り塗料
を塗装することを特徴とするポリオレフィン成型体の塗
装方法。 【効果】 有害なトリクロルエタンなどの有機溶剤で蒸
気洗浄する必要がなく、無処理または水系洗浄するのみ
でポリオレフィン成型体を塗装する方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有害なトリクロルエタ
ンなどの有機溶剤で蒸気洗浄する必要がなく、無処理ま
たは水系洗浄するのみでポリオレフィン成型体を塗装す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】ポリオレフィン成型体は、
価格が適当で、リサイクル性が優れているので自動車の
バンパーなどの外板部に多く使用されている。そして、
該成型体には、通常、美粧性および保護などの観点から
各種の塗料が塗装されている。
【0003】しかしながら、このポリオレフィンは極性
が低く不活性であるために、塗料との付着性が十分でな
い。それを解消するために、1,1,1−トリクロルエ
タンの蒸気で洗浄を行って、その表面をエッチングし、
塗膜との結合力を強化させていた。ところが、該トリク
ロルエタン自体、人体に有害であり、しかも大気のオゾ
ン層破壊の原因の一つとしてあげられており、モントリ
オール議定書の再改定により、1995年末以降、トリ
クロルエタンの使用が全面的に禁止されることになっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はポリオレフィン
成型体の塗装において、上記問題点を有するトリクロル
エタンをなんら使用することなく、全くの無処理もしく
は簡単でかつ安全な前処理のみで塗料が塗装できる方法
に関する。その結果、下塗り塗料として、特定の塩素化
ポリプロピレンの不飽和ジカルボン酸変性物(A)と特
定のエポキシ樹脂(B)からなる組成物を主成分とする
塗料を使用することによって、その目的が十分達成でき
ることが判明し、本発明に至った。
【0005】すなわち、本発明は、無処理または水系洗
浄したポリオレフィン成型体に、(A)酸価が3〜8
0、塩素化率が18〜28、しかも重量平均分子量が3
0,000〜170,000である塩素化ポリプロピレ
ンの不飽和ジカルボン酸変性物100重量部あたり、
(B)重量平均分子量が250〜2,000で、エポキ
シ当量が90〜1,200であるエポキシ樹脂1〜50
重量部を加えてなる組成物を主成分とする下塗り塗料を
塗装し、ついで上塗り塗料を塗装することを特徴とする
ポリオレフィン成型体の塗装方法に関する。
【0006】本発明におけるポリオレフィン成型体は、
エチレン、プロピレン、ブチレンおよびヘキセンなどの
炭素数が約2〜10のオレフィン類から選ばれた1種ま
たは2種以上を重合せしめてなる樹脂を任意の形状に成
型してなるものであり、例えば自動車外板部に使用され
ているバンパー、スポイラー、グリルなどがあげられる
が、これらのみに制限されることはない。
【0007】そして、本発明では、このポリオレフィン
成型体に塗料を塗装するにあたって、該ポリオレフィン
成型体を有毒なトリクロルエタンなどで蒸気洗浄する必
要はない。すなわち、該成型体を製造したそのままの状
態でなんらの前処理を施すことなく、その表面を塗装で
きるが、必要ならば、常温水、温水または酸性化合物
(例えば、りん酸、りん酸ナトリウムなど)やアルカリ
性化合物(例えば、カセイソーダ、ケイ酸ナトリウム、
炭酸ナトリウムなど)の水溶液や水分散液に該成型体を
浸漬するか、またはこれらを噴霧するなどして洗浄して
もよい。
【0008】本発明で使用する下塗り塗料は上塗り塗料
に先立って、ポリオレフィン成型体に直接塗装する塗料
であって、(A)酸価が3〜80、塩素化率が18〜2
8、しかも重量平均分子量が30,000〜170,0
00である塩素化ポリプロピレンの不飽和ジカルボン酸
変性物100重量部あたり、(B)重量平均分子量が2
50〜2,000で、エポキシ当量が90〜1,200
であるエポキシ樹脂1〜50重量部を加えてなる組成物
を主成分とする下塗り塗料である。
【0009】(A)成分:下塗り塗料の構成成分で、酸
価が3〜80、塩素化率が18〜28、しかも重量平均
分子量が30,000〜170,000である塩素化ポ
リプロピレンの不飽和ジカルボン酸変性物である。
【0010】この(A)成分のベースとなるポリプロピ
レンは、プロピレンの単独重合体、またはプロピレンと
その他の例えばエチレン、ペンテン、ヘキセン、オクテ
ンおよびデセンなどから選ばれた1種または2種以上の
オレフィン類との共重合体などである。該共重合体での
プロピレンの含有率は、40重量%以上、特に60重量
%以上が好ましい。
【0011】塩素化ポリプロピレンの不飽和ジカルボン
酸変性物は、このポリプロピレンに不飽和ジカルボン酸
(無水物も含む)をグラフト変性し、ついで塩素化する
ことによって得られるが、該グラフト変性および塩素化
の順序を逆にもしくは同時に行なってもさしつかえな
い。
【0012】グラフト変性に用いる不飽和ジカルボン酸
は、1分子中に2個のカルボキシル基と1個以上の炭素
・炭素二重結合を有する化合物およびその環状無水物で
ある。具体的には、マレイン酸、フマル酸、イタコン
酸、シトラコン酸、アリルコハク酸、メサコン酸、グル
タコン酸、テトラヒドロフタル酸およびこれらの無水物
があげられる。このグラフト変性はそれ自体既知の方法
で行え、例えばポリプロピレンの有機溶液中でラジカル
発生剤の存在下で不飽和ジカルボン酸を反応せしめるこ
とによって行われる。不飽和ジカルボン酸の変性量は、
得られる(A)成分の酸価(mg/KOH) が3〜80、特に
好ましくは10〜50の範囲内になるように調整する必
要がある。酸価が3より小さくなるとポリオレフィン
(被塗物)との付着性が低下し、酸価が80より大きく
なると塗膜の耐水性が十分でなくなるので、いずれも好
ましくない。
【0013】つぎに、グラフト変性したポリプロピレン
の塩素化は、グラフト変性したポリプロピレンの有機溶
液中に塩素ガスを導入することによって行われ、反応温
度は50〜120℃が好ましい。塩素化は、(A)成分
中の塩素含有率が18〜28重量%、特に好ましくは2
0〜25重量%の範囲内にする必要がある。塩素含有率
が18重量%より少なくなると有機溶剤への溶解性が低
下し、下塗塗料の貯蔵安定性、塗装作業性などが悪くな
り、塩素含有率が28重量%より多くなるとポリオレフ
ィン成型体との付着性や耐有機溶剤性などが低下するの
で、好ましくない。
【0014】そして、該(A)成分の重量平均分子量
は、30,000〜170,000、特に50,000
〜130,000が好ましい。30,000より小さく
なるとポリオレフィン成型体との付着性や耐水性、耐溶
剤性などが低下し、170,000より大きくなるとス
プレー塗装時の微粒化が悪くなるので、好ましくない。
【0015】(B)成分:1分子中に2個以上のエポキ
シ基を有し、重量平均分子量が250〜2,000で、
エポキシ当量が90〜1,200であるエポキシ樹脂。
具体的には、2価または3価以上の脂肪族系アルコール
とエピクロルヒドリンとのエーテル化物などの脂肪族系
エポキシ樹脂、ビスフェノール型エポキシ樹脂、水添ビ
スフェノール型エポキシ樹脂、脂環構造を有するエポキ
シ樹脂などが適用できる。
【0016】この(B)成分に関し、重量平均分子量が
250〜2,000、好ましくは300〜1,500、
エポキシ当量は90〜1,200、好ましくは120〜
1,000である。重量平均分子量が250より小さく
なると塗膜の吸水性が大きくなり、耐水性が低下し、
2,000より大きくなると塩素化ポリプロピレン樹脂
との相溶性が低下するので好ましくない。また、エポキ
シ当量が90より小さくなると耐水性が低下し、一方
1,200より大きくなると塩素化ポリプロピレン樹脂
との相溶性が低下するので好ましくない。
【0017】本発明の下塗り塗料は、上記(A)成分お
よび(B)成分を必須成分としており、その構成比率は
固形分重量に基づいて、(A)成分100重量部あた
り、(B)成分は1〜50重量部、好ましくは2〜10
重量部である。(B)成分が1重量部より少なくなると
耐溶剤性が低下し、50重量部より多くなるとポリオレ
フィン成型体との付着性や耐水性が劣化するので好まし
くない。
【0018】本発明の下塗り塗料には、上記(A)成分
および(B)成分に加えて、触媒(C)を必要に応じて
任意に配合できる。
【0019】(C)成分:触媒 これは、上記(A)成分と(B)成分との架橋反応を促
進するのに有効である。(A)成分中のカルボキシル基
と(B)成分中のエポキシ基との反応によって架橋硬化
するが、(C)成分を添加することによって、この架橋
反応が容易にしかも低温度で行われるので有利である。
かかる触媒として、例えば、ホスフォニウムクロライ
ド、3級アミン、アルミキレートなどがあげられる。該
(C)成分の配合量は、上記(A)成分100重量部あ
たり2重量部以下、特に0.05〜1.0重量部が好ま
しい。
【0020】本発明の下塗り塗料は、上記の(A)成分
および(B)成分を必須成分とし、さらに必要に応じて
触媒(C)を加え、また着色顔料、体質顔料なども配合
でき、これらを有機溶剤に溶解もしくは分散することに
よって得られる。有機溶剤としては、特に制限されず、
通常の塗料用有機溶剤が使用でき、例えば芳香族炭化水
素系(例えば、トルエン、キシレンなど)、ケトン系
(メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンな
ど)、エステル系(酢酸エチル、酢酸ブチル、セロソル
ブアセテート、ブチルセロソルブなど)、アルコール系
(メタノール、エタノール、イソプロパノール)などが
あげられる。
【0021】本発明の方法は、ポリオレフィン成型体に
上記組成からなる下塗り塗料を塗装し、ついで上塗り塗
料を塗装することによって行われる。該上塗り塗料とし
ては、例えば1分子中に複数個の水酸基を含有するポリ
エステル樹脂やアクリル樹脂を基本成分とし、架橋剤と
してメラミン樹脂またはポリイソシアネート化合物(ブ
ロック化物も含む)を配合してなる塗料が使用できる。
これらに必要に応じて着色顔料、メタリック顔料などを
任意に配合し、有機溶剤および(または)水に溶解もし
くは分散せしめる。該上塗り塗料は、室温もしくは加熱
によって架橋反応して硬化する。
【0022】上塗り塗料に使用する水酸基含有ポリエス
テル樹脂は、例えば1分子中に2個以上のカルボキシル
基を有する多価カルボン酸(無水物も含む)および1分
子中に2個以上の水酸基を有する多価アルコールとを、
必要に応じてモノカルボン酸および(または)モノアル
コールを併用して、エステル反応せしめることによって
得られ、その水酸基価は40〜120mg/KOH、酸価は2
〜18mg/KOH、重量平均分子量は5,000〜30,0
00の範囲が好ましい。
【0023】また、水酸基含有アクリル樹脂は、例えば
1分子中に水酸基および重合性二重結合をそれぞれ1個
以上有する水酸基含有モノマーを必須成分とし、さらに
必要に応じて、1分子中にカルボキシル基、グリシジル
基およびアミノ基などから選ばれた1種以上の官能基と
重合性二重結合とをそれぞれ1個以上有する官能基含有
モノマーやこれらの官能基を持たない非官能性モノマー
などを用いて重合せしめることによって得られる。該ア
クリル樹脂は、水酸基価は40〜120mg/KOH、酸価は
4〜10mg/KOH、重量平均分子量は5,000〜30,
000の範囲が好ましい。
【0024】架橋剤としてのアミノ樹脂、ポリイソシア
ネート化合物(ブロック化物も含む)は塗料用として既
知のものが使用できる。
【0025】水酸基を含有するポリエステル樹脂やアク
リル樹脂などの基本成分と架橋剤との構成比率は目的に
応じて任意に選択できるが、例えば該両成分の合計固形
分を基準に、基本成分が50〜90重量%、架橋剤が5
0〜10重量%の範囲が好ましい。
【0026】本発明によるポリオレフィン成型体の塗装
方法は、無処理もしくは水系洗浄したポリオレフィン成
型体(被塗物)に下塗り塗料を塗装する。塗装はエアー
レススプレー、エアーミックススプレーまたはエアース
プレーなどで行え、塗装膜厚は硬化塗膜を基準に5〜3
0μ、特に好ましくは10〜20μが適している。つい
で、室温で数分放置してからまたは80〜120℃で5
〜60分加熱して(半)硬化させてから、この下塗り塗
面に上塗り塗料を塗装する。上塗り塗料の塗装は上記下
塗り塗料と同様にして行え、塗装膜厚は硬化塗膜を基準
に20〜50μ、特に好ましくは25〜35μが適して
いる。その後室温で放置するかもしくは80〜140℃
に加熱して塗膜を硬化せしめる。
【0027】
【発明の効果】 前処理において、有害物質であるトリクロロエタン
を使用する必要がなくなった。 無処理または水洗浄のみであっても本発明の下塗り
塗料を適用すると、トリクロロエタンで前処理する現行
のものと同等以上の塗膜性能を有している。
【0028】本発明に関する実施例および比較例につい
て説明する。
【0029】I.試料 1)被塗物:成型加工したままの無処理のポリプロピレ
ンバンパー
【0030】2)下塗り塗料:(A)成分
【0031】
【表1】
【0032】表1において PPのみ:プロピレンの単独重合体 PP/ET :プロピレンとエチレンとの共重合体 MAH :無水マレイン酸
【0033】(B)成分
【0034】
【表2】
【0035】表2において a:脂肪族エポキシエーテル b:芳香族エポキシエーテル
【0036】下塗り塗料の組成
【0037】
【表3】
【0038】上記下塗り塗料のうち、1〜4は本発明で
使用できるもので、5〜9は比較用である。
【0039】II. 実施例および比較例 上記の被塗物に下塗り塗料などを表4に従って塗装し
た。
【0040】
【表4】
【0041】表4において 1)比較例6は、被塗物としてトリクロルエタンで蒸気
洗浄したポリプロピレンバンパーを使用した。
【0042】2)上塗り塗料は、水酸基価が50mg/KO
H、酸価が7mg/KOH、数平均分子量3,500のポリエ
ステル樹脂とブチルエーテル化メラミン樹脂とを70/
30の固形分比率で混合してなる有機溶剤系白色塗料。
【0043】3)性能試験方法 貯蔵性:下塗り塗料を密閉した状態で、40℃で10日
貯蔵した後の塗料状態を調べた。○は全く異常なし、△
は層分離した、×は層分離し、かつ塗料ブツが発生し
た、を示す。
【0044】相溶性:チタン白顔料を配合しないクリヤ
ー塗料で、製造してから24時間経過後の透明性を調べ
た。○は全く異常なし、×は濁りが明確に発生したこと
を示す。
【0045】付着性:下塗り塗膜単独、および下塗り塗
膜と上塗り塗膜との層間付着性をゴバン目(1×1mmを
100個刃物で素地に達するようにカットし、セロハン
粘着テープを貼着し、それを剥離後のゴバン目塗膜の残
存数を調べた。○は100個残存した、△は95〜90
個残存した、×はそれ以下の残存を示す。
【0046】耐水性:上塗り塗装したものを40℃の温
水に10日間浸漬した後、上記付着試験と同様に行っ
た。評価方法も同じ。
【0047】耐ガソホール:ガソリン/メタノール=9
/1(重量比)に60分間(20℃)浸漬した後の塗面
を調べた。○は全く異常なし、△はフクレ発生、×はフ
クレおよびハガレ発生を示す。
【0048】耐ガソリン性:ガソリン(20℃)に24
時間浸漬した後の塗面を調べた。○は全く異常なし、△
はフクレ発生、×はフクレおよびハガレ発生を示す。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 23:00 7107−4J (72)発明者 岩橋 賢志 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号 関 西ペイント株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無処理または水系洗浄したポリオレフィ
    ン成型体に、(A)酸価が3〜80、塩素化率が18〜
    28、しかも重量平均分子量が30,000〜170,
    000である塩素化ポリプロピレンの不飽和ジカルボン
    酸変性物100重量部あたり、(B)重量平均分子量が
    250〜2,000で、エポキシ当量が90〜1,20
    0であるエポキシ樹脂1〜50重量部を加えてなる組成
    物を主成分とする下塗り塗料を塗装し、ついで上塗り塗
    料を塗装することを特徴とするポリオレフィン成型体の
    塗装方法。
JP4351619A 1992-12-07 1992-12-07 ポリオレフィン成型体の塗装方法 Pending JPH06172565A (ja)

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