JPH06168249A - 混流生産システムおよびその運転方法 - Google Patents

混流生産システムおよびその運転方法

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JPH06168249A
JPH06168249A JP31979892A JP31979892A JPH06168249A JP H06168249 A JPH06168249 A JP H06168249A JP 31979892 A JP31979892 A JP 31979892A JP 31979892 A JP31979892 A JP 31979892A JP H06168249 A JPH06168249 A JP H06168249A
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line
terminal
production system
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mixed flow
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JP31979892A
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Nobuo Saka
信夫 坂
Junichi Oda
順一 尾田
Yasuaki Ishiyama
保明 石山
Kazuyuki Kajiwara
和幸 梶原
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PFU Ltd
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PFU Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 混流生産システムおよびその運転方法に関
し、生産ライン稼働状況をモニターし生産ラインの異常
を早期診断し各作業者に作業指示を出力する。 【構成】 単一生産ライン上の組立、試験の各作業場
と、それらの作業場に設けられる複数のライン端末機
(3)と、物と情報の流れを一致させるため製品または
製品を載せるパレットに付加されパレットが搬送される
ときに製品毎の製造データをライン端末機と通信し記憶
する通信記憶ユニット(4)と、ラインホスト制御部
(5)と、ラインホスト管理用端末機(6)と、障害端
末機(7)と、からなる混流生産システムおよびその運
転方法において、ラインホスト制御部(5)は、生産ラ
インの稼働状況を時間管理、品質状況および作業者の状
態に係わるパラメータをモニターし、しきい値と比較し
て注意喚起、危険喚起、ライン再編成の作業指示の各表
示をし、重要障害のときは生産ラインを停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多品種の製品を1本のラ
インで生産する混流生産システムおよびその運転方法に
関し、特に生産ラインの稼働状況をモニターする混流生
産システムおよびその運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に製品の生産ラインは、製品を組
み立てるのに必要な部品を供給し、組み立て製造し、組
み立て完了後の製品の性能を試験検査し、試験検査合格
品を梱包場へ流すまでの一連の作業工程からなる。製品
毎に生産ラインを設けて生産を行うと大量生産の場合は
好適であるが、多品種少量生産の場合は工場内のスペー
スおよび生産設備が増大し、少量生産の場合には作業者
のアイドリング時間が多く工場内のスペース、生産設備
および作業者に無駄が発生するという問題があり、この
問題を解決するために本願出願人は先に出願した発明、
すなわち多品種少量生産にフレキシブルに対応し複数種
類の製品を生産するために生産ラインの各工程における
作業者に必要な作業指示および生産ラインの各上流工程
で発生した不良に関する情報を自動的に提供し、かつ梱
包場へ発送する直前の作業場に試験成績書を自動的に提
供する混流生産システムおよびその運転方法を開発し
た。
【0003】このような混流生産システムおよびその運
転方法において、生産ラインの各作業場における作業者
が一斉に所定の作業工程を実行開始し終了するのに要す
る時間は各作業者により異なり、さらに同一作業者でも
一日のうち作業時間帯により作業能率が変化する。一
方、前記混流生産システムおよびその運転方法は、組み
立てられ試験された製品の欠品または不良による製品の
未完成率の発生状況が不明のまま生産されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな混流生産システムおよびその運転方法において、生
産ラインが正常状態なのか異常状態なのかが不明のまま
生産が続行され、異常状態のときは生産性を著しく悪化
してしまうという問題がある。一方、製品の未完成率の
発生状況が不明のまま生産されると、未完成品を多量に
生産してしまうという問題がある。
【0005】本発明は上記問題点に鑑み、生産ラインに
おける各作業者の工程毎の作業能率および製品の未完成
率の発生状況に係わる稼働状況をモニターし生産ライン
の異常を早期診断しそれに応じた作業指示を各作業者に
対して出力する混流生産システムおよびその運転方法を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の混流生産
システムの基本構成図である。前記目的を達成する本発
明の混流生産システムは、単一生産ライン上で組立順に
配送された部品を組み立て作業し複数種類の製品を一つ
づつ組み立てる組立場1と、組立完了後の製品の性能お
よび品質を試験検査する試験場2と、組立場1および試
験場2の各々に少なくとも1つ設けられる複数のライン
端末機3と、物と情報の流れを一致させるため製品また
は製品を載せるパレットに付加され、前記生産ラインに
パレットが搬送されるときに前記製品毎の製造データを
前記ライン端末機3と通信し記憶する通信記憶ユニット
4と、組立場1、試験場2の各々の作業場において通信
記憶ユニット4の記憶データをライン端末機3を介して
読み取り、読み取ったデータに基づいて組立場1および
試験場2の各々の作業者に対する作業指示書をライン端
末機3に出力させるラインホスト制御部5と、マスタフ
ァイルメンテナンス、作業指示管理、進捗管理、スケジ
ュール編集、機歴管理等に係わるデータをラインホスト
制御部5に直接入出力するラインホスト管理用端末機6
と、障害のあった交換すべき製品に対しては障害内容の
データ(エラーコード)を入力をし、障害と判断された
障害部品のデータを入力し、該障害部品を交換して障害
を修復したときは前記障害部品のデータを取り消す障害
端末機7と、からなる混流生産システムおよびその運転
方法において、ラインホスト制御部5は、生産ラインの
稼働状況を時間管理、品質状況および作業者の状態に係
わるパラメータをモニターし、前記パラメータのデータ
を注意レベルのしきい値と比較判別し、注意レベルのし
きい値より高いときは作業者に注意喚起を表示し、危険
レベルのしきい値と比較判別し、危険レベルのしきい値
より高いときは作業者に危険喚起を表示し、かつライン
を再編成する作業指示を表示し、重要障害レベルのしき
い値と比較判別し、重要障害レベルのしきい値より高い
ときは生産ラインを停止し、作業者に次に行う作業の作
業指示を表示する。前記各表示はライン端末機3または
ラインホスト管理用端末機6を介して表示出力するよう
に構成する。
【0007】本発明の混流生産システムにおいて、前記
時間管理に係わるパラメータは、通信記憶ユニット4に
記憶されたデータをライン端末機3を介してラインホス
ト制御部5へ通信して求めるように構成する。
【0008】本発明の混流生産システムにおいて、前記
品質状況に係わるパラメータは、前記ライン端末機3ま
たは前記障害端末機7からラインホスト制御部5へ通信
されるデータから求めるように構成する。
【0009】本発明の混流生産システムにおいて、前記
作業者の状態に係わるパラメータは、作業者の作業場に
設けられた複数のセンサにより検出される信号により求
められ、そのセンサの信号はプログラマブルコントロー
ラへ入力され、さらにライン端末機3を介してラインホ
スト制御部5へ通信されるように構成する。
【0010】さらに、前記混流生産システムの運転方法
において、前記ラインホスト制御部(5)は、生産ライ
ンの稼働状況を時間管理、品質状況および作業者の状態
に係わるパラメータをモニターし、前記パラメータのデ
ータを、1以上の段階からなる注意レベルのしきい値と
比較判別し、該注意レベルのしきい値より高いときは作
業者に注意喚起を、前記ライン端末機(3)または前記
ラインホスト管理用端末機(6)を介して表示せしめる
ことを特徴とする。
【0011】また、前記混流生産システムの運転方法に
おいて、前記ラインホスト制御部(5)は、生産ライン
の稼働状況を時間管理、品質状況および作業者の状態に
係わるパラメータをモニターし、前記パラメータのデー
タを、1以上の段階からなる危険レベルのしきい値と比
較判別し、該危険レベルのしきい値より高いときは作業
者に危険喚起、およびラインを再編成する作業指示を、
前記ライン端末機(3)または前記ラインホスト管理用
端末機(6)を介して表示せしめることを特徴とする。
【0012】前記混流生産システムの運転方法におい
て、各作業者の作業工数の変更、作業者数の変更、また
は作業者のレーティングに応じた作業者の配置の変更に
よりラインを再編成することを特徴とする。
【0013】前記混流生産システムの運転方法におい
て、前記ラインホスト制御部(5)は、生産ラインの稼
働状況を時間管理、品質状況および作業者の状態に係わ
るパラメータをモニターし、前記パラメータのデータ
を、1以上の段階からなる重要障害レベルのしきい値と
比較判別し、重要障害レベルのしきい値より高いときは
生産ラインを停止し、作業者に次に行う作業の作業指示
を、ライン端末機(3)またはラインホスト管理用端末
機(6)を介して表示出力せしめることを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明の混流生産システムおよびその運転方法
において、ラインホスト制御部5は、組立場1、試験場
2に搬送される通信記憶ユニット4に書き込まれたデー
タをライン端末機3を介して読み取り、読み取ったデー
タに基づき組立場1および試験場2の各々の作業者にラ
イン端末機3を介して作業指示をライン端末機3の表示
装置等により出力させ、さらに各ライン端末機3からの
情報によりラインホスト制御部5は生産ラインの稼働状
況を時間管理、品質状況および作業者の状態に係わるパ
ラメータの異常状態をモニターし、前記パラメータのデ
ータを注意レベルのしきい値と比較判別し、注意レベル
のしきい値より高いときは作業者に注意喚起の表示を、
さらに危険レベルのしきい値と比較判別し、危険レベル
のしきい値より高いときは作業者に危険喚起の表示と、
ラインを再編成する作業指示の表示とを、さらに重要障
害レベルのしきい値と比較判別し、重要障害レベルのし
きい値より高いときは生産ラインを停止し、作業者に次
に行う作業の作業指示の表示を、それぞれライン端末機
3またはラインホスト管理用端末機6を介して出各作業
場へ表示出力する。
【0015】
【実施例】図2は本発明の混流生産システムの実施例を
示す図である。図において、M1〜M6は製品を組み立
て作業する組立場であり、T1〜T14は組み立て完了
後の装機を試験検査する試験場である。ここで、装機と
は製品をなす全ての部品が組み立てられ最初の試験場T
1に搬送されるまでの組み立て完了までの部品の集合体
を意味する。組立場M1からM6においては装機1から
装機6がそれぞれ組み立てられる。組立場M1〜M6に
は製品の種類に応じて必要な部品が一時部品供給ステー
ション(図示せず)に蓄えられ、搬送車によって組み立
て順に組立場M1〜M6に配送される。部品の点数によ
り使用されない組立場もある。例えば組立場M1からM
4までで組立完了するときは組立場M5とM6は使用さ
れない。本実施例においては製品を載せるパレットに通
信記憶ユニット、すなわちデータキャリアであるIDカ
ード(図示せず)を装着し、このIDカードによりライ
ン端末機を介して製品を生産するに必要な情報をライン
ホスト制御部と送受信している。
【0016】図3はIDカードとラインホスト制御部と
の間のハードウェアを示す図である。図中、符号11は
光IDユニットと称するもので本発明におけるIDカー
ドのことである。このIDカード11は製品または製品
を載せるパレットに取り付けられ、一方各組立場および
各試験場には光ターミナル12が据えつけられている。
パレットが搬送されて来ると各組立場または各試験場に
備えられた光電スイッチ等でそれを検出しシーケンサ1
4により図示しないコンベアを停止し、組立または試験
の各作業を開始するが、その前にIDカード11と光タ
ーミナル12が通信してデータの読み書きが実行され
る。これらのデータの読み書きはラインホスト制御部1
6の制御により各部のライン端末機15を介して行わ
れ、光ターミナル12の送受信信号はコントロールユニ
ット13により増幅され、コントロールユニット13は
シーケンサ14を介しまたは直接ライン端末機15とR
S−232Cのインターフェースにより接続される。
【0017】以下図2に戻り、本発明の混流生産システ
ムの実施例を詳細に説明する。組立場M1におけるライ
ン端末機である装機仕掛端末は、キーボード入力または
バーコード読み取りにより機種に相当する生産品コード
をラインホスト制御部に送信し、ラインホスト制御部は
自身に格納される生産品コード、管理NO.および工程
NO.、作業開始時刻、作業終了時刻、試験パターン等
の後述するIDカードへのデータを装機仕掛端末を介し
てIDカードへ書き込み、装機仕掛端末に備えられたC
RTモニターまたはプリンターに組立作業指示書を出力
して作業者に知らせる。組立場M1における作業者はそ
の作業指示書に従って組み立て製品をM2へ送る搬送手
段すなわちコンベア(図示せず)を駆動開始する。
【0018】組立場M2〜M6において、それぞれのラ
イン端末機である装機端末は、各々の作業場に順次搬送
されたパレットのIDカードから生産品コード、管理N
O.等を読み取り、かつ装機を構成する部品の各個の機
種、号機、版数、製造年月を例えば各部品に添付したバ
ーコードから読み取ってそれらのデータをラインホスト
制御部に送信し、ラインホスト制御部は自身に格納され
る各組立場M2〜M6に対応した組立作業指示書をそれ
ぞれの装機端末に備えられたCRTモニターまたはプリ
ンターに出力して作業者に知らせる。作業者はこのよう
にして組み立て中の装機1〜6を順次次段の組立場へ送
る搬送手段すなわちコンベア(図示せず)を駆動開始し
最終的に試験場T1に装機6を搬送する。
【0019】試験場T1におけるライン端末機である入
試端末は、搬送されたパレットのIDカードから生産品
コード、管理NO.を読み取り、かつ製品を構成する部
品の各個の機種、号機、版数、製造年月を例えば各部品
に添付したバーコードを読み取ることによりラインホス
ト制御部に送信し、ラインホスト制御部は装機6に搭載
漏れが有ったか否かを確認後、例えば搭載漏れが有り等
の作業指示を入試端末に備えられたCRTモニターまた
はプリンターに出力して作業者に知らせる。さらに入試
端末は、IDカードに試験場T1における工程NO.、
作業開始時刻、作業終了時刻、障害の有無を示す判定結
果のデータを書き込む。次に作業者は装機6を試験場T
2へ送る搬送手段すなわちコンベア(図示せず)を駆動
開始する。
【0020】試験場T2におけるライン端末機は、搬送
されたパレットのIDカードから生産品コード、管理N
O.を読み取りラインホスト制御部に送信し、ラインホ
スト制御部は、ソフトキープ、すなわち製品のハードデ
ィスクにテストプログラムを書き込むか否かをチェック
し、ライン端末に備えられたCRTモニターまたはプリ
ンターに出力して作業者に知らせ、作業者はソフトキー
プが無しのときはそのまま次段の試験場T3へ搬送開始
し、ソフトキープ有りのときはソフトキープ棚に一時プ
ールして製品のハードディスクにテストプログラムを書
き込み後次段の試験場T3へ搬送開始する。
【0021】試験場T3におけるライン端末機は、搬送
されたパレットのIDカードから生産品コード、管理N
O.を読み取りラインホスト制御部に送信し、ラインホ
スト制御部は、装機6がリタイア(返品として修復工程
へ戻すこと)されるべきか否かをチェックし、ライン端
末に備えられたCRTモニターまたはプリンターに出力
して作業者に知らせ、作業者はリタイアと確認されたと
きは装機6をリタイア置場に置き、リタイアと確認され
なかったときは高温エージング/低温エージング装置の
設定条件の設定指示を確認し、その設定指示に従ってエ
ージング装置の設定、例えば電圧VL(5V弱)で2時
間、電圧VH(5V強)で12時間等のエージング中の
設定電圧に対するエージング時間、および装機の大き
さ、特に高さに応じたエージング装置の占有段数を設定
し次段の試験場T4へ向けて高温エージング内の搬送手
段を駆動開始する。
【0022】この占有段数は、高温エージング装置およ
び後段の常温エージング装置共に6段となっており、6
段分の搬送装置が設けられ、装機の高さによって1台の
装機で2段または3段が占有される。また、高温エージ
ング装置は往路と復路の搬送装置が設けられ、常温エー
ジング装置は往路のみの搬送装置が設けられている。こ
こでリタイアは試験場T3の他に試験場T4、T5、T
7、T14に同様に設けられている。
【0023】高温エージング装置の往路を出た試験場T
4におけるライン端末機は、搬送されたパレットのID
カードから生産品コード、管理NO.を読み取りライン
ホスト制御部に送信し、ラインホスト制御部はライン端
末機に備えられたCRTモニターまたはプリンターに出
力して装機6が自動電圧可変か否かを知らせ、作業者は
装機6が自動電圧可変であると確認されたときはそのま
ま、自動電圧可変でないと確認されたときは手動で電圧
設定変更を行い、高温エージング装置の復路を次段の試
験場T5へ向けて高温エージング内の搬送手段を駆動開
始する。
【0024】次に、高温エージング装置の復路を出たと
ころの試験場T5におけるライン端末機は、搬送された
パレットのIDカードから生産品コード、管理NO.を
読み取りラインホスト制御部に送信し、ラインホスト制
御部はライン端末に備えられたCRTモニターまたはプ
リンターに、その装機に対する常温すなわち室温のエー
ジング装置に対するエージング時間および前述同様占有
段数を出力して作業者に知らせ、作業者は常温エージン
グ装置のエージング時間および占有段数を設定し、常温
エージング装置内の搬送手段を駆動開始する。
【0025】常温エージング終了後試験場T10へ搬送
されると、試験場T10におけるライン端末機は搬送さ
れたパレットのIDカードから生産品コード、管理N
O.を読み取りラインホスト制御部に送信し、ラインホ
スト制御部はライン端末機に備えられたCRTモニター
またはプリンターに出力して作業者にその製品がソフト
キープ、すなわち基本ソフト(OS)の書き込みの有無
を知らせ、作業者はソフトキープ有りのときは書き込み
処理を実行後、ソフトキープ無しのときはそのまま試験
場T14へ搬送開始するよう梱包場への搬送手段を駆動
開始する。
【0026】次に試験場T14におけるライン端末機
は、搬送されたパレットのIDカードから生産品コー
ド、管理NO.を読み取りラインホスト制御部に送信
し、ラインホスト制御部は試験場T14のライン端末機
のプリンターに試験成績書を発行させる。また試済倉入
処理、すなわちラインホスト制御部から生産管理システ
ムへ組立検査完了報告の通知を送信する。さらに、ライ
ンホスト制御部は梱包場における梱包場ホスト制御部に
LAN経由で通信し、梱包場ホスト制御部の管理端末機
のプリンターまたはCRTモニターにより梱包に必要な
段ボールの準備をする等の梱包場への梱包作業指示を作
業者に知らせる。一方、試験場T14のライン端末機
は、IDカードに試験場T14の工程NO.、作業開始
時刻、作業終了時刻、障害の有無を示す判定結果のデー
タを書き込む。最後に、作業者は製品を梱包場へ送る搬
送手段すなわちコンベア(図示せず)を駆動開始する。
【0027】さらに、障害修復用の作業場付近に障害端
末機が設けられ、その障害端末機を介して障害のあった
交換すべき製品に対する障害内容のデータを入力し、障
害と判断された障害部品のデータを入力し、その障害部
品を交換して障害を修復したときは障害部品のデータを
取り消し入力する等の各操作を実行し品質管理を行う。
ラインホスト管理用端末機(図示せず)はマスタファイ
ルメンテナンス、作業指示管理、進捗管理、スケジュー
ル編集、機歴管理等に係わるデータを生産ラインと同一
の階にあるラインホスト制御部(図示せず)に直接入出
力するときに使用する。さらに、ラインホスト制御部
は、タクトを最小とする作業指示書を各ライン端末機を
介して出力する。
【0028】図4はIDカードのフォーマットを示す図
である。実施例で使用したIDカードは2Kバイトの記
憶容量で図示するように、22の各アドレスに32バイ
ト(ここでは1バイト4ビット)のメモリが割り当てら
れ、そのメモリマップはアドレス1に、固定、製品の生
産品コード、管理NO.、障害の有無、ラインアウトフ
ラグ、ラインイン、VH/VL選択、ラインアウト工
程、パレットリターン、再投入フラグ、NO.1キープ
フラグ、NO.2キープフラグ、VN,VL,VH自動
電源可変,アドレス2に、高温VHエージング時間、高
温VLエージング時間、常温エージング時間、段数切り
換え、予備のようにライン制御に関するデータが格納さ
れる。アドレス3から8までは装機1(組立場M1)か
ら装機6(組立場M6)までの、アドレス9から20ま
では入試(試験場T1)から試済(試験場T14)まで
の、各々の工程NO.、開始時刻、判定結果、終了時
刻、予備のデータが格納される。
【0029】ここで以下に上記メモリ内容について補足
説明する。固定はメモリ先頭番地を示すもので0に設定
され、製品の生産品コード、管理NO.はそれぞれ製品
の機種、号機を意味し、障害の有無は部品の欠品または
試験結果の異常の有無を意味し、ラインアウトフラグは
障害検出後最初に到達するリタイアまで製品の組立また
は試験を何もしないようにするための識別用データであ
り、ラインインは再投入を意味しリタイアの有無と何れ
の工程でリタイア指示が有ったかを示すためのデータで
ある。例えば00はリタイア無し、01は工程1でリタイア
指示有りを示す。VH/VL選択は試験場T4に設けら
れた自動電源可変装置にVHまたはVLの何れが設定さ
れているかを示すためのものであり、ラインアウト工程
はリタイアした工程を示し、パレットリターンはパレッ
トを先頭工程に戻すときに高温エージング装置を通過ま
たはバイパスの何れのコースで戻すかを示すデータであ
り、再投入フラグはその製品が再投入品か否かを示し、
NO.1キープフラグはテストプログラムをロードする
か否かを示し、NO.2キープフラグはハードディスク
にOS(基本プログラム)をロードするか否かを示し、
VN,VL,VH自動電源可変は製品に自動電圧可変を
行う機能が有るか否かを示す。
【0030】アドレス2における、高温VHエージング
時間、高温VLエージング時間、常温エージング時間
は、例えばデータ1230と記され12時間30分間エ
ージング設定することを意味し、段数切り換えは1段、
2段または3段に設定することを意味する。アドレス3
から22における、工程NO.は組立場M1からM6ま
たは試験場T1からT14を示すデータが示され、開始
時刻、終了時刻はそれぞれ何日、何時、何分、何秒と書
かれ、判定結果は障害結果の有無を示す。
【0031】このようにIDカードには製品毎のデータ
が記憶され、装機が生産ラインを搬送されるにつれて各
組立場、および試験場において読み書きされ、これらの
データを基にup-to-date(最新)かつ的確な作業指示が
でき、品質情報システムおよび生産管理システムと通信
により共有データを有することができ、品質管理および
生産管理に対する支援を可能とする。
【0032】ここで図5の説明の前に本発明の混流生産
システムにおいてモニターに使用されるパラメータにつ
いて説明する。パラメータとしては(A)時間管理、
(B)品質状況、(C)作業者の状態の3つの要因に対
するパラメータがある。 (A)時間管理に関しては、ライン端末機から入力され
るタクトタイム、ラインバランス、作業工数の各パラメ
ータ(媒介変数)があり、これらはIDカードの入力デ
ータに基づいて、タクトタイムは各工程で製品が通過す
る時間間隔として捕らえられ、ラインバランスはタクト
タイムの最大値と最小値との差で求められ、作業工数は
作業開始時刻から作業終了時刻を減算して求められる。
他にセンサからの入力により作業以外の工程内での滞留
時間として求めるパラメータ、停滞がある。
【0033】(B)品質状況に関するパラメータとして
は障害発生時に障害端末機から主に情報収拾される同一
機種での発生頻度、工程別の発生頻度、内容別の発生頻
度、部品別の発生頻度、重要障害の発生に関する各パラ
メータがある。
【0034】(C)作業者の状態に関するパラメータは
作業者の行動として、同一地点での停止時間、通常範囲
外での滞在時間、通常範囲外への移動頻度のパラメータ
があり、これらは作業場内に設けられたセンサにより検
出され、センサ信号はプログラマブルコントローラへ入
力され、さらにライン端末機を介してラインホスト制御
部へ通信される。
【0035】次に、しきい値テーブルについて簡単に説
明する。実施例ではしきい値として注意レベルを喚起す
るしきい値と危険レベルを喚起するしきい値を設ける。
このしきい値は必要に応じて複数レベル設けてもよい。
【0036】次に、各パラメータの計算について詳細に
説明する。各パラメータを下記のように定義する。 (A)時間管理: Tstart :工程の到着時刻から作業開始時刻 Ts0 :工程の到着時刻(n台目) Ts1 :工程の到着時刻(n+1台目) Tend :工程での作業終了時刻 Tout :工程からの送り出し時刻 Ttact :工程タクトタイム(Ttact=Ts1−Ts0) Tstop :停滞(Tstop=Tout −Tend ) Tkosu :作業工数(Tkosu=Tstar−Tend ) Tbar :ラインバランス(Tbar =MAX(Ttact
−MIN(Ttact)) ここでTstart 、Ts0、Ts1、Tend 、Tout はIDカ
ードより読み取られた入力情報により求められ、
tact、Tstop、Tkosu、Tbar はIDカードより読み
取られた入力情報に基づく計算により求める。
【0037】(B)品質状況: Nin-l :ライン投入台数(先頭工程での投入数) Nin-k :工程通過台数(各工程での投入数) Nerr-d :同一機種での障害発生台数 Nerr-k :同一工程での障害発生件数 Nerr-n :同一内容での障害発生件数 Nerr-b :同一部品での障害発生件数 Qkisyu :同一機種の発生頻度(Qkisyu =(Nerr-d
/Nin-l)×100) Qkotei :同一工程の発生頻度(Qkotei =(Nerr-k
/Nin-k)×100) Qkisyu :同一内容の発生頻度(Qkisyu =(Nerr-n
/Nin-l)×100) Qkotei :同一部品の発生頻度(Qkotei =(Nerr-b
/Nin-l)×100) ここでNin-l 、Nin-k 、Nerr-d 、Nerr-k 、N
err-n 、Nerr-b は障害端末機、ライン端末機またはI
Dカードから入力されたデータから求められ、
kisyu 、Qkotei 、Qkisyu 、Qkotei はその求めら
れたデータに基づいて計算により求められる。
【0038】(C)作業者の状態: Tm-STP :同一地点での停止時間 Tm-out :通常範囲外での滞在時間(時間) Cm-out :通常範囲外への移動頻度(回数) ここで、Tm-STP 、Tm-out 、Cm-out は各作業者の作
業場におけるセンサ信号入力により求められる。
【0039】パラメータのデータ読み取りについて以下
に説明する。 (A)各作業工程の時間データとして作業開始時刻をI
Dカードから、作業終了時刻は作業者によるキーボード
入力により行う。各工程を通過する製品の到着、送り出
し時刻を製品に取り付けたIDカードからの入力情報と
して自動収拾する。作業終了時刻は作業者に特定のキー
ボードのキーにより入力させるかまたは自動処理の終了
を検知して収集する。 (B)障害情報として、機種、発生時刻、発生工程、障
害内容、障害部品等の各情報のデータを障害端末機、ラ
イン端末機またはIDカードから入力する。障害が発生
した時点で障害内容(IDカード、ハードディスクに書
かれたテストプログラムによる試験結果情報等)をライ
ンホスト制御部に通知する。 (C)作業者の位置情報として作業場内で作業者が一番
長く存在する領域に存在した累積時間、作業場内の通常
存在する範囲外での滞在時間および作業場内の通常存在
する範囲外への移動頻度に関するデータは作業場内に設
けたセンサのプログラマブルコントローラへの入力信号
から求め、ラインホスト制御部の記憶部に記憶する。こ
のセンサは各作業場における作業者の存在する位置にマ
ット上のタッチセンサ等を敷いて作業者の移動をモニタ
ーして行うことができる。
【0040】図5は本発明の混流生産システムによるモ
ニター処理のフローチャートである。図中Sに続く数字
はステップ番号を示す。 (ステップS1):ラインホスト制御部のメモリ内のデ
ータ、FLGを“正常”とセットして初期化する。 (ステップS2):前述のパラメータのデータの読み取
りを実行する。 (ステップS3):前述のパラメータを計算する。 (ステップS4):障害として特に注意すべき重要障害
を、予め障害端末機のキーボード入力により障害に関す
るファイルに登録し、障害の発生時にその障害の内容と
障害に関するファイルの内容とを照合し、内容が一致し
たときに重要障害と判別し、障害有りと判別されたとき
はステップS11へ移行し、障害無しと判別されたとき
はステップS5へ移行する。
【0041】(ステップS5):各パラメータのデータ
と対応する注意レベルのしきい値とを比較し、パラメー
タのデータの方が低いかまたは等しいときはステップS
2へ戻り、高いときはステップS6へ移行する。 (ステップS6):FLGが“正常”か否か判別しYE
SのときはステップS13へ移行し、NOのときはステ
ップS7へ移行する。 (ステップS7):パラメータのデータと対応する危険
レベルのしきい値と比較し、パラメータのデータの方が
低いかまたは等しいときはステップS2へ戻り、高いと
きはステップS8へ移行する。
【0042】(ステップS8):FLGを“危険”とセ
ットする。 (ステップS9):最適な生産ラインのバランスを計算
して求めた表を修正した表である修正版(後述する)の
データを生産ラインへ入力する。 (ステップS10):その修正版から判断される変更す
べき作業を指示する作業変更指示に関する情報を各ライ
ン端末機へ出力する。
【0043】(ステップS11):生産ラインを停止す
る。すなわち、生産ラインへの新たな投入を中止し、エ
ージング以外の搬送用コンベアを停止する。 (ステップS12):次に行う作業の作業指示を行う。
例えば、(イ)生産ライン上の途中で障害等の理由で生
産を続行してはならない装機をリタイア(返品として修
復工程へ戻すこと)する。(ロ)終了を連絡するキーボ
ード入力をする。(ハ)再スタートの指示をする。 (ステップS13):入力情報に基づいて、作業者のI
D(識別)NO.、氏名、レーティングを示す作業者テ
ーブルのデータを変更する。この変更は、IDカードか
らの情報または各工程における作業者による作業終了時
のキーボード操作に基づき、各工程M1、M2、M3、
…の作業時間を計算し、各作業者のレーティングを下記
のように求める。
【0044】作業予定工数=作業標準時間×100/作
業者テーブルのレーティングデータ 作業実工数 =作業標準時間×100/作業者の現在の
レーティングデータ ここで、作業者の現在のレーティングデータはIDカー
ドまたはライン端末機のキーボード操作による入力デー
タから求めた各工程の作業時間より求めたデータであ
る。上記2式から現在のレーティングは次式で求められ
る。 作業者の現在のレーティングデータ=(作業予定工数/
作業実工数)×作業者テーブルのレーティングデータ さらにステップS13において修正版作業配分の準備、
すなわち本発明と同時出願の発明の明細書に詳細に記載
した、面揃え完了の判別から作業の開始日、機種コー
ド、装置の名称、生産台数、作業(仕掛)順序および例
えばM1 の所定の作業工程の作業開始時刻に関するスケ
ジュール(仕掛順序)ファイルおよび各工程毎に何の装
置を何台、何日何時に開始し何の作業内容を実行するか
を示す工程別作業ファイルの作成までの処理を実行す
る。 (ステップS14):FLGを“注意”とセットする。
【0045】図6は修正前の、図7は修正後のそれぞれ
における最適な生産ラインバランスの計算手順を示す図
である。図中、X1 〜X21は各作業工数を示し、A1
3品は工程毎の工数を示し、R1 〜R3 HA各作業者
のレーティングを示す。また、図は工程数m=3で作業
数n=21の例を示す。それぞれラインバランスロスを
最小とするように計算される。なお、この計算に関する
詳細説明は本発明と同時出願の発明の明細書に詳述して
あるので省略する。図7は図6のレーティングにおいて
工程M2 の作業者のみ80から70に変更したときの最
適な生産ラインバランスの計算手順を示す図である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明の混流生産シ
ステムおよびその運転方法によれば、生産ラインにおけ
る稼働状況をモニターし生産ラインの異常を早期診断し
それに応じた次に行う作業の作業指示を各作業者に対し
て出力する混流生産システムおよびその運転方法を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の混流生産システムの基本構成図であ
る。
【図2】本発明の混流生産システムの実施例を示す図で
ある。
【図3】IDカードとラインホスト制御部との間のハー
ドウェアを示す図である。
【図4】IDカードのフォーマットを示す図である。
【図5】本発明の混流生産システムによるモニター処理
のフローチャートである。
【図6】修正前の最適な生産ラインバランスの計算手順
を示す図である。
【図7】修正後の最適な生産ラインバランスの計算手順
を示す図である。
【符号の説明】
1…組立場 2…試験場 3…ライン端末機 4…通信記憶ユニット 5…ラインホスト制御部 6…ホスト管理用端末機 7…障害端末機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石山 保明 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 梶原 和幸 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一生産ライン上で組立順に配送された
    部品を組み立て作業し複数種類の製品を一つづつ組み立
    てる組立場(1)と、組立完了後の製品の性能および品
    質を試験検査する試験場(2)と、前記組立場(1)お
    よび前記試験場(2)の各々に少なくとも1つ設けられ
    る複数のライン端末機(3)と、物と情報の流れを一致
    させるため製品または製品を載せるパレットに付加さ
    れ、前記生産ラインにパレットが搬送されるときに前記
    製品毎の製造データを前記ライン端末機(3)と通信し
    記憶する通信記憶ユニット(4)と、前記組立場
    (1)、前記試験場(2)の各々の作業場において前記
    通信記憶ユニット(4)の記憶データを前記ライン端末
    機(3)を介して読み取り、読み取ったデータに基づい
    て前記組立場(1)および前記試験場(2)の各々の作
    業者に対する作業指示書を前記ライン端末機(3)に出
    力させるラインホスト制御部(5)と、マスタファイル
    メンテナンス、作業指示管理、進捗管理、スケジュール
    編集、機歴管理等に係わるデータを前記ラインホスト制
    御部(5)に直接入出力するラインホスト管理用端末機
    (6)と、障害のあった交換すべき製品に対しては障害
    内容のデータを入力し、障害と判断された障害部品のデ
    ータを入力し、該障害部品を交換して障害を修復したと
    きに該障害部品のデータを取り消す障害端末機(7)
    と、からなることを特徴とする混流生産システム。
  2. 【請求項2】 前記混流生産システムにおいて、 前記ラインホスト制御部(5)は、生産ラインの稼働状
    況を時間管理、品質状況および作業者の状態に係わるパ
    ラメータをモニターし、前記パラメータのデータを、1
    以上の段階からなる注意レベルのしきい値と比較判別
    し、該注意レベルのしきい値より高いときは作業者に注
    意喚起を、前記ライン端末機(3)または前記ラインホ
    スト管理用端末機(6)を介して表示せしめることを特
    徴とする請求項1に記載の混流生産システム。
  3. 【請求項3】 前記混流生産システムにおいて、 前記ラインホスト制御部(5)は、生産ラインの稼働状
    況を時間管理、品質状況および作業者の状態に係わるパ
    ラメータをモニターし、前記パラメータのデータを、1
    以上の段階からなる危険レベルのしきい値と比較判別
    し、該危険レベルのしきい値より高いときは作業者に危
    険喚起、およびラインを再編成する作業指示を、前記ラ
    イン端末機(3)または前記ラインホスト管理用端末機
    (6)を介して表示せしめることを特徴とする請求項1
    に記載の混流生産システム。
  4. 【請求項4】 前記混流生産システムにおいて、 前記ラインホスト制御部(5)は、生産ラインの稼働状
    況を時間管理、品質状況および作業者の状態に係わるパ
    ラメータをモニターし、前記パラメータのデータを、1
    以上の段階からなる重要障害レベルのしきい値と比較判
    別し、重要障害レベルのしきい値より高いときは生産ラ
    インを停止し、作業者に次に行う作業の作業指示を、ラ
    イン端末機(3)またはラインホスト管理用端末機
    (6)を介して表示出力せしめることを特徴とする請求
    項1に記載の混流生産システム。
  5. 【請求項5】 前記時間管理に係わるパラメータは、通
    信記憶ユニット(4)に記憶されたデータを前記ライン
    端末機(3)を介してラインホスト制御部(5)へ通信
    して求めることを特徴とする請求項1に記載の混流生産
    システム。
  6. 【請求項6】 前記品質状況に係わるパラメータは、前
    記ライン端末機(3)または前記障害端末機(7)から
    ラインホスト制御部(5)へ通信されるデータから求め
    ることを特徴とする請求項1に記載の混流生産システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記作業者の状態に係わるパラメータ
    は、前記作業者の作業場に設けられた複数のセンサによ
    り検出される信号により求められ、該センサの信号はプ
    ログラマブルコントローラへ入力され、さらに前記ライ
    ン端末機(3)を介してラインホスト制御部(5)へ通
    信されることを特徴とする請求項1に記載の混流生産シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記混流生産システムにおいて、 前記ラインホスト制御部(5)は、生産ラインの稼働状
    況を時間管理、品質状況および作業者の状態に係わるパ
    ラメータをモニターし、前記パラメータのデータを、1
    以上の段階からなる注意レベルのしきい値と比較判別
    し、該注意レベルのしきい値より高いときは作業者に注
    意喚起を、前記ライン端末機(3)または前記ラインホ
    スト管理用端末機(6)を介して表示せしめることを特
    徴とする混流生産システムの運転方法。
  9. 【請求項9】 前記混流生産システムにおいて、 前記ラインホスト制御部(5)は、生産ラインの稼働状
    況を時間管理、品質状況および作業者の状態に係わるパ
    ラメータをモニターし、前記パラメータのデータを、1
    以上の段階からなる危険レベルのしきい値と比較判別
    し、該危険レベルのしきい値より高いときは作業者に危
    険喚起、およびラインを再編成する作業指示を、前記ラ
    イン端末機(3)または前記ラインホスト管理用端末機
    (6)を介して表示せしめることを特徴とする混流生産
    システムの運転方法。
  10. 【請求項10】 前記混流生産システムにおいて、 各作業者の作業工数の変更、作業者数の変更、または作
    業者のレーティングに応じた作業者の配置の変更により
    ラインを再編成することを特徴とする請求項9に記載の
    混流生産システムの運転方法。
  11. 【請求項11】 前記混流生産システムにおいて、 前記ラインホスト制御部(5)は、生産ラインの稼働状
    況を時間管理、品質状況および作業者の状態に係わるパ
    ラメータをモニターし、前記パラメータのデータを、1
    以上の段階からなる重要障害レベルのしきい値と比較判
    別し、重要障害レベルのしきい値より高いときは生産ラ
    インを停止し、作業者に次に行う作業の作業指示を、ラ
    イン端末機(3)またはラインホスト管理用端末機
    (6)を介して表示出力せしめることを特徴とする混流
    生産システムの運転方法。
JP31979892A 1992-11-30 1992-11-30 混流生産システムおよびその運転方法 Pending JPH06168249A (ja)

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FI930877A FI930877A (fi) 1992-11-30 1993-02-26 Maongsidigt produktionssystem och metod foer anvaendning av detta
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EP98104129A EP0859299B1 (en) 1992-11-30 1993-03-05 Versatile production system
ES93103561T ES2162800T3 (es) 1992-11-30 1993-03-05 Sistema de produccion versatil y metodos para hacerlo funcionar.
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DE69331132T DE69331132T2 (de) 1992-11-30 1993-03-05 Vielseitig verwendbares Produktionssystem und Verfahren zu dessen Gebrauch
DE69330973T DE69330973T2 (de) 1992-11-30 1993-03-05 Vielseitig verwendbares Produktionssystem
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