JPH0616697Y2 - ベルト削り取り装置 - Google Patents
ベルト削り取り装置Info
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- JPH0616697Y2 JPH0616697Y2 JP12485287U JP12485287U JPH0616697Y2 JP H0616697 Y2 JPH0616697 Y2 JP H0616697Y2 JP 12485287 U JP12485287 U JP 12485287U JP 12485287 U JP12485287 U JP 12485287U JP H0616697 Y2 JPH0616697 Y2 JP H0616697Y2
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- cutting
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- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26D—CUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
- B26D3/00—Cutting work characterised by the nature of the cut made; Apparatus therefor
- B26D3/06—Grooving involving removal of material from the surface of the work
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D29/00—Producing belts or bands
- B29D29/06—Conveyor belts
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G15/00—Conveyors having endless load-conveying surfaces, i.e. belts and like continuous members, to which tractive effort is transmitted by means other than endless driving elements of similar configuration
- B65G15/30—Belts or like endless load-carriers
- B65G15/32—Belts or like endless load-carriers made of rubber or plastics
- B65G15/42—Belts or like endless load-carriers made of rubber or plastics having ribs, ridges, or other surface projections
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Belt Conveyors (AREA)
- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はゴム物品を切断する装置、特にコンベヤベルト
から長手方向縦長の条片を削り取る装置に関する。
から長手方向縦長の条片を削り取る装置に関する。
コンベヤベルトの型式によっては縦長の溝を有すること
が好ましい。
が好ましい。
或る種のベルトの設計によっては上部カバーまたは下部
カバーのいずれかのベルトカバーの部分を局部的に、ベ
ルトの柔軟性を増大させるため取りはずすことが望まし
い。これは与えられたコンベヤベルトの幅に対してより
大きい荷重を受持つために、ベルトのくぼみ（トラフ断
面）を増大させるのに役立つ。
カバーのいずれかのベルトカバーの部分を局部的に、ベ
ルトの柔軟性を増大させるため取りはずすことが望まし
い。これは与えられたコンベヤベルトの幅に対してより
大きい荷重を受持つために、ベルトのくぼみ（トラフ断
面）を増大させるのに役立つ。
また、在来型の可撓性ベルトコンベヤは開放型が大半
で、このため雨や塵埃等によりベルト上の運搬物が汚染
される欠点がある。これを防ぐために囲い板等でコンベ
ヤを囲うことも行われたが、然しこれは塵埃の堆積を増
加し大量の爆発性混合物の存在を許すことになり好まし
くない。折りたたみ式ベルトコンベヤシステムが知られ
てはいたが特殊なハードウェアが要求されるため実用上
問題があった。コンベヤベルトの長手方向の溝は、カバ
ーフラップ折り曲げのためのヒンジ部を形成するのに役
立つ。
で、このため雨や塵埃等によりベルト上の運搬物が汚染
される欠点がある。これを防ぐために囲い板等でコンベ
ヤを囲うことも行われたが、然しこれは塵埃の堆積を増
加し大量の爆発性混合物の存在を許すことになり好まし
くない。折りたたみ式ベルトコンベヤシステムが知られ
てはいたが特殊なハードウェアが要求されるため実用上
問題があった。コンベヤベルトの長手方向の溝は、カバ
ーフラップ折り曲げのためのヒンジ部を形成するのに役
立つ。
これらの縦溝はベルトの全移動距離にわたって延びなけ
ればならない。ゴムベルトカバーの全距離に縦溝を与え
る既知の方法は、ベルトの加硫中ゴムベルトカバーに溝
を型どることである。別の既知の方法はタイヤカーカス
に新しいトレッドを付ける前にゴムトレッドをすり落と
すのに使用する装置に似たすり落とし装置を使用するこ
とである。
ればならない。ゴムベルトカバーの全距離に縦溝を与え
る既知の方法は、ベルトの加硫中ゴムベルトカバーに溝
を型どることである。別の既知の方法はタイヤカーカス
に新しいトレッドを付ける前にゴムトレッドをすり落と
すのに使用する装置に似たすり落とし装置を使用するこ
とである。
上記第一の既知の方法は、そのために要する金型等を考
慮すると経済的に実用性が薄く、また第二の既知の方法
として手動工具を用いて補強材からゴムのカバーを切り
とるのはむずかしいことである。そのような工具は一般
にベルトの辺縁から数cmのカバーを取り外すことに限ら
れる。また、といし車もすり落とし装置として役立つ
が、あらゆるすり落とし作業は、好ましくないゴムの粉
や破片を生じさせる。その上環境上好ましくない煙や他
の蒸気が発生し、このことは特にベルトカバーに非常に
長い縦溝を与える場合に当てはまる。
慮すると経済的に実用性が薄く、また第二の既知の方法
として手動工具を用いて補強材からゴムのカバーを切り
とるのはむずかしいことである。そのような工具は一般
にベルトの辺縁から数cmのカバーを取り外すことに限ら
れる。また、といし車もすり落とし装置として役立つ
が、あらゆるすり落とし作業は、好ましくないゴムの粉
や破片を生じさせる。その上環境上好ましくない煙や他
の蒸気が発生し、このことは特にベルトカバーに非常に
長い縦溝を与える場合に当てはまる。
本考案の目的は、前もって加硫されたゴムベルト構造体
に縦溝を作るのに有効な装置、すなわちベルトカバーに
切り込まれる溝の幅および断面と同様に切り口の深さも
正確に制御でき、かつ、適切な固定装置への取り付けに
より非常に長いコンベヤベルトに正確な寸法の長手方向
の縦溝を与えるため切込みおよび条片の排出が連続的に
行えるベルト削り取り装置を提供することにある。
に縦溝を作るのに有効な装置、すなわちベルトカバーに
切り込まれる溝の幅および断面と同様に切り口の深さも
正確に制御でき、かつ、適切な固定装置への取り付けに
より非常に長いコンベヤベルトに正確な寸法の長手方向
の縦溝を与えるため切込みおよび条片の排出が連続的に
行えるベルト削り取り装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕 本考案の縦長の条片を削り取るベルト削り取り装置は、 ベルトに対して角度を以て設けられた前縁部を有し、か
つ２個の上方と後方に延びるアームに接続されている切
断部分で構成されているＵ形ブレードを含み、前記切断
部分は上部表面と下部表面を以て５°から２５°のテー
パ角をその間に形成する鋭い切断刃を有し、前記切断刃
の下部表面は前記コンベヤベルトにほぼ平行であり、上
向きに延びているアームに固定されたブレードを保持す
る装置を含み、前記ブレード保持装置は、前記切断部の
上部表面をコンベヤベルトに対し５°から２５°の間の
鋭角に保持するように前記アームを受け入れるための前
方に傾斜したスロットを含んでおり、前記ブレードの前
記切断刃に平行な平面内に前記コンベヤベルトを支持す
るのに適合したベルト支持装置を含み、前記ブレード保
持装置と前記ベルトとを互いに相対的に前記ブレードの
前記切断刃に直角の方向に移動するための装置と、前記
切断刃と前記ベルト支持装置の間を所定の距離に維持す
るための装置とを有するものである。
つ２個の上方と後方に延びるアームに接続されている切
断部分で構成されているＵ形ブレードを含み、前記切断
部分は上部表面と下部表面を以て５°から２５°のテー
パ角をその間に形成する鋭い切断刃を有し、前記切断刃
の下部表面は前記コンベヤベルトにほぼ平行であり、上
向きに延びているアームに固定されたブレードを保持す
る装置を含み、前記ブレード保持装置は、前記切断部の
上部表面をコンベヤベルトに対し５°から２５°の間の
鋭角に保持するように前記アームを受け入れるための前
方に傾斜したスロットを含んでおり、前記ブレードの前
記切断刃に平行な平面内に前記コンベヤベルトを支持す
るのに適合したベルト支持装置を含み、前記ブレード保
持装置と前記ベルトとを互いに相対的に前記ブレードの
前記切断刃に直角の方向に移動するための装置と、前記
切断刃と前記ベルト支持装置の間を所定の距離に維持す
るための装置とを有するものである。
前記の切断装置は、相互間にテーパ角を形成する上部表
面および下部表面を有し、前記上部表面がゴムベルトの
上部表面と鋭角を形成する切断刃を有する切断部分によ
り接続された一対の平行な上向きに延びる脚部を有する
Ｕ形ブレードをベルトの上部表面下の所定の深さに配置
し、ブレードの切断刃がベルトの上部表面下の所定の深
さにあるように前記ベルトを位置付けするために構成さ
れたベルト支持装置によってゴムベルトを支持し、前記
テーパ角度は約５°から約２５°の間にし、ブレードの
前記切断刃にほぼ垂直な進路で前記べルトを移動させる
ことにより、幅がブレードの平行な上向きに延びるアー
ム間の距離に等しい横断面を有し、かつ所定の深さに等
しい厚さを有するベルトの縦長の条片がベルトから連続
的に削り取られ、かつ前記縦長の条片はブレードの切断
刃から連続的に取り除かれることにより、上部表面、上
部カバー、下部カバーおよび上部カバーと下部カバーの
間に配置された複数の補強層を有するゴムベルトに所定
の深さの縦長の溝を形成する。
面および下部表面を有し、前記上部表面がゴムベルトの
上部表面と鋭角を形成する切断刃を有する切断部分によ
り接続された一対の平行な上向きに延びる脚部を有する
Ｕ形ブレードをベルトの上部表面下の所定の深さに配置
し、ブレードの切断刃がベルトの上部表面下の所定の深
さにあるように前記ベルトを位置付けするために構成さ
れたベルト支持装置によってゴムベルトを支持し、前記
テーパ角度は約５°から約２５°の間にし、ブレードの
前記切断刃にほぼ垂直な進路で前記べルトを移動させる
ことにより、幅がブレードの平行な上向きに延びるアー
ム間の距離に等しい横断面を有し、かつ所定の深さに等
しい厚さを有するベルトの縦長の条片がベルトから連続
的に削り取られ、かつ前記縦長の条片はブレードの切断
刃から連続的に取り除かれることにより、上部表面、上
部カバー、下部カバーおよび上部カバーと下部カバーの
間に配置された複数の補強層を有するゴムベルトに所定
の深さの縦長の溝を形成する。
以下本考案の実施例について図面を参照して説明する。
図１、図２および図３に関しては、コンベヤベルト１６
に一対の縦溝１４を残して、矢印によって示された長手
方向に沿って条片１２を取り除く、一般に参照数字１０
により示された切断装置が示される。切断装置１０は、
上向きと後方に延びるアーム２４に接続された切断部分
２２を有するＵ字形ブレードから作られる。切断部分２
２は、前縁２８の一部を形成する鋭利な切断刃２６を有
する。切断刃は、相互間にテーパ角αを形成する上部表
面３０および下部表面３２を含む。適切な角度αは約５
°から約２５°と考えられる。一般には、好適なαは約
１０°から約２０°である。最も好適なテーパ角は約１
３°から約１７°の間であることが知られている。
に一対の縦溝１４を残して、矢印によって示された長手
方向に沿って条片１２を取り除く、一般に参照数字１０
により示された切断装置が示される。切断装置１０は、
上向きと後方に延びるアーム２４に接続された切断部分
２２を有するＵ字形ブレードから作られる。切断部分２
２は、前縁２８の一部を形成する鋭利な切断刃２６を有
する。切断刃は、相互間にテーパ角αを形成する上部表
面３０および下部表面３２を含む。適切な角度αは約５
°から約２５°と考えられる。一般には、好適なαは約
１０°から約２０°である。最も好適なテーパ角は約１
３°から約１７°の間であることが知られている。
切断装置は、Ｕ形ブレードをコンベヤベルトの表面３４
に対して正確な位置に保持する装置を含む。図１に示す
ブレード保持装置は、予め決められた角度で配置された
本体に形成されたスロット３８を含むホルダー３６であ
る。ホルダー３６はベルト表面から正確な距離に配置さ
れた支柱４０に固定して取り付けられる。ベルトは台４
２に配置される。
に対して正確な位置に保持する装置を含む。図１に示す
ブレード保持装置は、予め決められた角度で配置された
本体に形成されたスロット３８を含むホルダー３６であ
る。ホルダー３６はベルト表面から正確な距離に配置さ
れた支柱４０に固定して取り付けられる。ベルトは台４
２に配置される。
切断装置１０は、切断刃の下部表面３２がコンベヤベル
ト１６の上部表面３４にほぼ平行、または非常にわずか
な角度になるようにベルトに対して配置される。この角
度は、ベルト表面３４の上または下に０°から約１５°
の範囲である。切断刃の上部表面３０とコンベヤベルト
の上部表面３４の関係は非常に重要であることがわかっ
ている。ベルト表面３４と切断刃の上部表面３０の間に
形成された角度βは、約５°から約２５°の鋭角でなけ
ればならない。この鋭角は、好適には約１０°から２０
°の間である。最も好適な範囲は約１３°から約１７°
である。
ト１６の上部表面３４にほぼ平行、または非常にわずか
な角度になるようにベルトに対して配置される。この角
度は、ベルト表面３４の上または下に０°から約１５°
の範囲である。切断刃の上部表面３０とコンベヤベルト
の上部表面３４の関係は非常に重要であることがわかっ
ている。ベルト表面３４と切断刃の上部表面３０の間に
形成された角度βは、約５°から約２５°の鋭角でなけ
ればならない。この鋭角は、好適には約１０°から２０
°の間である。最も好適な範囲は約１３°から約１７°
である。
ベルト表面３４に対するＵ形ブレードの好適な配置は、
鋭角βがテーパ角にほぼ等しいかまたは大きくなる配置
である。切断装置のブレードの最も好適な配置は、鋭角
βがテーパ角αよりわずかに大きい場合である。
鋭角βがテーパ角にほぼ等しいかまたは大きくなる配置
である。切断装置のブレードの最も好適な配置は、鋭角
βがテーパ角αよりわずかに大きい場合である。
溝１４は、Ｕ形ブレードの切断刃に平行な平面内で、ベ
ルト支持台４２にベルト１６を配置することによってベ
ルトに形成される。切断装置は支柱４０により固定され
て、図１に示す方法の好適な形態においてベルト１６は
Ｌ方向に移動される。切断刃は、ベルト表面下の予め決
められた距離Ｄに固定して配置されるので、Ｕ形溝１４
は、ベルトと切断刃２６との間の相対的な移動によりベ
ルトの表面から削り取られる。ベルト１６と切断装置の
ブレードを相対的に移動させるいかなる好適な装置も、
本考案の削り取り方法を行なうのに適切であることが極
めて明らかである。したがって切断装置１０に対してベ
ルトを移動させる移動可能な支持台が取り付けられるこ
とが考えられる。別の実施例においては、切断装置の支
柱４０が移動可能でベルトは固定された位置に支持され
る。またベルトが固定支持台４２上を引っ張られ、支柱
４０が固定されている場合もある。いかなるそのような
形状もここに述べた特殊な切断装置を使用するのに有効
である。ここに述べたような削り取り装置を利用するこ
との商業上の利点は、細長いくぼみをつけることを容易
にするためにたて溝が切り込まれた特殊ベルトを形成す
るのに利用できることである。これらのたて溝は、ベル
トが望ましい幅に細長く切られるのと同時、および／ま
たは切断された縁部をもつコンベヤベルトの縁部を仕上
げる時に、切り込まれる。コンベヤベルト１６は、上部
カバー５０および下部カバー５２が間に様々な数の補強
プライ５４を配置した図２において最も良く示されてい
る。本考案の実施に際して望ましい柔軟性を有するベル
トを形成するため、当然一つ以上の補強層５４を削り取
ることが望ましいことがある。これは、ブレード２０を
ベルトの望ましい深さＤに下げるだけで容易に行われカ
バー５０と同様に一つ以上の組織の層が限られた幅の望
ましい溝から取り除かれることがすぐに明らかとなる。
同様に、下部カバー５２は帰りの行程で望ましい形状を
与えるために取り除かれる。その場合、コンベヤベルト
は反対にされブレードはさきに述べたのと同じ方法で利
用されることは当然である。ブレードの最も有利な配置
は、さらに切断刃の下部表面３２がコンベヤベルトの表
面３４に対してほぼ平行であるという関係に限られる。
下部表面３２は、ベルトの表面３４に平行にかつ表面３
４より下方のある距離に配置されることが分かる。距離
Ｄはベルトの上部表面に切り込まれる溝１４の深さに等
しい。ここで使用されるＵ形ブレードという語は図３に
示された形だけでなく、図４から図７に示された別の形
６０，６２，６４，６６も含む。図７は、切断ブレード
の設計が、削り取り中にゴムによりブレードに加えられ
る捩り応力に耐えるのに十分な剛性を有する場合一般に
示された二つの平行アームの代わりに使用される単一の
上向きに延びるアームを示している。
ルト支持台４２にベルト１６を配置することによってベ
ルトに形成される。切断装置は支柱４０により固定され
て、図１に示す方法の好適な形態においてベルト１６は
Ｌ方向に移動される。切断刃は、ベルト表面下の予め決
められた距離Ｄに固定して配置されるので、Ｕ形溝１４
は、ベルトと切断刃２６との間の相対的な移動によりベ
ルトの表面から削り取られる。ベルト１６と切断装置の
ブレードを相対的に移動させるいかなる好適な装置も、
本考案の削り取り方法を行なうのに適切であることが極
めて明らかである。したがって切断装置１０に対してベ
ルトを移動させる移動可能な支持台が取り付けられるこ
とが考えられる。別の実施例においては、切断装置の支
柱４０が移動可能でベルトは固定された位置に支持され
る。またベルトが固定支持台４２上を引っ張られ、支柱
４０が固定されている場合もある。いかなるそのような
形状もここに述べた特殊な切断装置を使用するのに有効
である。ここに述べたような削り取り装置を利用するこ
との商業上の利点は、細長いくぼみをつけることを容易
にするためにたて溝が切り込まれた特殊ベルトを形成す
るのに利用できることである。これらのたて溝は、ベル
トが望ましい幅に細長く切られるのと同時、および／ま
たは切断された縁部をもつコンベヤベルトの縁部を仕上
げる時に、切り込まれる。コンベヤベルト１６は、上部
カバー５０および下部カバー５２が間に様々な数の補強
プライ５４を配置した図２において最も良く示されてい
る。本考案の実施に際して望ましい柔軟性を有するベル
トを形成するため、当然一つ以上の補強層５４を削り取
ることが望ましいことがある。これは、ブレード２０を
ベルトの望ましい深さＤに下げるだけで容易に行われカ
バー５０と同様に一つ以上の組織の層が限られた幅の望
ましい溝から取り除かれることがすぐに明らかとなる。
同様に、下部カバー５２は帰りの行程で望ましい形状を
与えるために取り除かれる。その場合、コンベヤベルト
は反対にされブレードはさきに述べたのと同じ方法で利
用されることは当然である。ブレードの最も有利な配置
は、さらに切断刃の下部表面３２がコンベヤベルトの表
面３４に対してほぼ平行であるという関係に限られる。
下部表面３２は、ベルトの表面３４に平行にかつ表面３
４より下方のある距離に配置されることが分かる。距離
Ｄはベルトの上部表面に切り込まれる溝１４の深さに等
しい。ここで使用されるＵ形ブレードという語は図３に
示された形だけでなく、図４から図７に示された別の形
６０，６２，６４，６６も含む。図７は、切断ブレード
の設計が、削り取り中にゴムによりブレードに加えられ
る捩り応力に耐えるのに十分な剛性を有する場合一般に
示された二つの平行アームの代わりに使用される単一の
上向きに延びるアームを示している。
本考案の説明のためにある代表的な実施例および詳細を
示したが、当業者には本考案の細部において種々の改変
および変更ができることは明らかであり、したがって本
考案は実用新案登録請求の範囲においてのみ限定され
る。
示したが、当業者には本考案の細部において種々の改変
および変更ができることは明らかであり、したがって本
考案は実用新案登録請求の範囲においてのみ限定され
る。
以上説明したように本考案によるベルト削り取り装置
は、上向きに延びるアームに接続する切断部分を含み、
該切断部分は相互間にテーパ角を形成する上部表面およ
び下部表面を有する切断刃を含み、切断刃の上部表面が
ゴムベルトの上部表面と鋭角を形成するようなブレード
保持装置を含み、前記切断刃に平行な平面内にゴムベル
トを支持するのに適合したベルト支持装置を含み、また
Ｕ形ブレードをベルトの上部表面下の所定の深さに配置
する際、ブレード保持装置はベルト表面から所定の距離
に配置された支柱に固着され、切断刃とベルト支持装置
の間を所定の距離に維持し、前記ブレードの切断刃にほ
ぼ垂直な進路で前記ベルトを移動させることにより、ゴ
ムベルトに縦長の溝を与えるようにベルト削り取り装置
を構成することにより、 ベルトカバーに切り込まれる溝の幅および断面ならびに
切り口の深さも正確に制御でき、また前記装置は適切な
固定装置への取り付けにより非常に長いコンベヤベルト
に正確な寸法の縦溝を与えるため連続的に使用され、在
来のコンベヤベルトに長手方向の長い縦溝を機械的操作
によりかつ作業環境を悪化することなく加工できる効果
を奏する。
は、上向きに延びるアームに接続する切断部分を含み、
該切断部分は相互間にテーパ角を形成する上部表面およ
び下部表面を有する切断刃を含み、切断刃の上部表面が
ゴムベルトの上部表面と鋭角を形成するようなブレード
保持装置を含み、前記切断刃に平行な平面内にゴムベル
トを支持するのに適合したベルト支持装置を含み、また
Ｕ形ブレードをベルトの上部表面下の所定の深さに配置
する際、ブレード保持装置はベルト表面から所定の距離
に配置された支柱に固着され、切断刃とベルト支持装置
の間を所定の距離に維持し、前記ブレードの切断刃にほ
ぼ垂直な進路で前記ベルトを移動させることにより、ゴ
ムベルトに縦長の溝を与えるようにベルト削り取り装置
を構成することにより、 ベルトカバーに切り込まれる溝の幅および断面ならびに
切り口の深さも正確に制御でき、また前記装置は適切な
固定装置への取り付けにより非常に長いコンベヤベルト
に正確な寸法の縦溝を与えるため連続的に使用され、在
来のコンベヤベルトに長手方向の長い縦溝を機械的操作
によりかつ作業環境を悪化することなく加工できる効果
を奏する。
図１は、加硫されたゴムコンベヤベルトのカバーから一
対のたて長の条片を削り取るために据え付けられた本考
案による一対の切断装置の部分斜視図、図２は、図１の
線２−２に沿って取られた本考案の切断装置の拡大断面
図、図３は、線３−３に沿って取られた図２に示す切断
装置の拡大部分図、図４は、直線状の側方部分をもつ別
のＵ形ブレードの形状図、図５は、アームから外向きに
傾斜した切断部分をもつ他のＵ形ブレードの形状図、図
６は、曲線状の刃と幅の狭い切断刃をもつ別のＵ形ブレ
ードの形状図、および図７は、単一の上向きに延びるア
ームをもつＵ形ブレードの形状図である。 〔符号の説明〕 １０……切断装置、１２……条片 １４……溝、１６……コンベヤベルト ２０……ブレード、２２……切断部分 ２４……アーム、２６……切断刃 ２８……前縁部 ３０……上部表面（切断刃） ３２……下部表面（切断刃） ３４……ベルト表面、３６……ホルダ ３８……スロット、４０……支持装置 ４２……支持台、５０……上部カバー ５２……下部カバー、５４……補強プライ ６０……ブレード形、６２……ブレード形 ６４……ブレード形、６６……ブレード形
対のたて長の条片を削り取るために据え付けられた本考
案による一対の切断装置の部分斜視図、図２は、図１の
線２−２に沿って取られた本考案の切断装置の拡大断面
図、図３は、線３−３に沿って取られた図２に示す切断
装置の拡大部分図、図４は、直線状の側方部分をもつ別
のＵ形ブレードの形状図、図５は、アームから外向きに
傾斜した切断部分をもつ他のＵ形ブレードの形状図、図
６は、曲線状の刃と幅の狭い切断刃をもつ別のＵ形ブレ
ードの形状図、および図７は、単一の上向きに延びるア
ームをもつＵ形ブレードの形状図である。 〔符号の説明〕 １０……切断装置、１２……条片 １４……溝、１６……コンベヤベルト ２０……ブレード、２２……切断部分 ２４……アーム、２６……切断刃 ２８……前縁部 ３０……上部表面（切断刃） ３２……下部表面（切断刃） ３４……ベルト表面、３６……ホルダ ３８……スロット、４０……支持装置 ４２……支持台、５０……上部カバー ５２……下部カバー、５４……補強プライ ６０……ブレード形、６２……ブレード形 ６４……ブレード形、６６……ブレード形
Claims (5)
- 【請求項１】ゴムコンベヤベルトからたて長の条片を削
り取るベルト削り取り装置であって、 ベルトに対して角度を以て設けられた前縁部を有し、か
つ２個の上方と後方に延びるアームに接続されている切
断部分で構成されているＵ形ブレードを含み、前記切断
部分は上部表面と下部表面を以て５°から２５°のテー
パ角をその間に形成する鋭い切断刃を有し、前記切断刃
の下部表面は前記コンベヤベルトにほぼ平行であり、 前記上向きに延びるアームに固着されたブレードを保持
する装置を含み、前記ブレード保持装置は前記切断部の
上部表面をコンベヤベルトに対し５°から２５°の間の
鋭角に保持するように前記アームを受け入れるための前
方に傾斜したスロットを含み、 前記ブレードの前記切断刃に平行な平面内に前記コンベ
ヤベルトを支持するのに適合したベルト支持装置を含
み、 前記ブレード保持装置と前記ベルトとを互いに相対的に
前記ブレードの前記切断刃に直角の方向に移動するため
の装置を含み、 前記切断刃と前記ベルト支持装置の間を所定の距離に維
持するための装置とを有する前記ベルト削り取り装置。 - 【請求項２】前記鋭角が前記テーパ角にほぼ等しい前記
第１項記載のベルト削り取り装置。 - 【請求項３】前記鋭角が前記テーパ角より小さい前記第
１項記載のベルト削り取り装置。 - 【請求項４】前記テーパ角が１３°と１７°の間である
前記第１項記載のベルト削り取り装置。 - 【請求項５】前記ブレードの保持装置が、前方に傾斜し
た前記スロットの中の前記アーム移動を制限するための
装置を含む前記第１項記載のベルト削り取り装置。
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