JPH06166380A - 自動車のフロントピラー構造 - Google Patents
自動車のフロントピラー構造Info
- Publication number
- JPH06166380A JPH06166380A JP32206392A JP32206392A JPH06166380A JP H06166380 A JPH06166380 A JP H06166380A JP 32206392 A JP32206392 A JP 32206392A JP 32206392 A JP32206392 A JP 32206392A JP H06166380 A JPH06166380 A JP H06166380A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- automobile
- front pillar
- pillar structure
- pillar portion
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車のフロントピラー部2による前方視界
中の死角を無くすことができ、運転時の視認性が向上さ
せることができるなど秀れた実用性を発揮する自動車の
フロントピラーを提供すること。 【構成】 自動車のフロントウィンド1左右端部のフロ
ントピラー部2を透視可能な透明部材3で形成した自動
車のフロントピラー構造。
中の死角を無くすことができ、運転時の視認性が向上さ
せることができるなど秀れた実用性を発揮する自動車の
フロントピラーを提供すること。 【構成】 自動車のフロントウィンド1左右端部のフロ
ントピラー部2を透視可能な透明部材3で形成した自動
車のフロントピラー構造。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のフロントピラ
ー構造に関するものである。
ー構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り自動車のフロントウィンド左右両端部のフロントピラ
ー部は、フロントウィンドの左右取付枠であると共にル
ーフ部を支承するボディーの一部であり、従来はボディ
ー同様不透明部材で構成されている。
り自動車のフロントウィンド左右両端部のフロントピラ
ー部は、フロントウィンドの左右取付枠であると共にル
ーフ部を支承するボディーの一部であり、従来はボディ
ー同様不透明部材で構成されている。
【0003】そのため、左右折時にこのフロントピラー
部が運転車の死角となり非常に危険であった。特に交差
点左右折時には横断歩道を歩行する歩行者が見えず人身
事故の危険がある。
部が運転車の死角となり非常に危険であった。特に交差
点左右折時には横断歩道を歩行する歩行者が見えず人身
事故の危険がある。
【0004】一方、近年は、自動車の燃費向上や高速性
能向上のために空力抵抗減少を目的としてフロントウィ
ンドの取付角度が小さくなる傾向にある。このためフロ
ントピラー部下端が前方に移り、近年更にこのフロント
ピラー部による前方視界中の死角が増大している。
能向上のために空力抵抗減少を目的としてフロントウィ
ンドの取付角度が小さくなる傾向にある。このためフロ
ントピラー部下端が前方に移り、近年更にこのフロント
ピラー部による前方視界中の死角が増大している。
【0005】本発明は、以上の問題点に着眼し、フロン
トピラー部による前方視界中の死角を無くすことがで
き、運転時の視認性を向上させることができ安全性に秀
れた自動車のフロントピラー構造を提供することを目的
とする。
トピラー部による前方視界中の死角を無くすことがで
き、運転時の視認性を向上させることができ安全性に秀
れた自動車のフロントピラー構造を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
明の要旨を説明する。
【0007】自動車のフロントウィンド1左右端部のフ
ロントピラー部2を透視可能な透明部材3で形成したこ
とを特徴とする自動車のフロントピラー構造に係るもの
である。
ロントピラー部2を透視可能な透明部材3で形成したこ
とを特徴とする自動車のフロントピラー構造に係るもの
である。
【0008】
【作用】例えば交差点などの左右折時にフロントピラー
部2が前方視界に入っても透視できるため、従来のよう
にフロントピラー部2によりさえぎられる死角が生じな
い。
部2が前方視界に入っても透視できるため、従来のよう
にフロントピラー部2によりさえぎられる死角が生じな
い。
【0009】
【実施例】本実施例では自動車のフロントウィンド1左
右端部のフロントピラー部2を透明なポリカーボネイド
により形成し、このフロントピラー部2からも前方及び
左右側方を視認可能な構成としているまた、図3に示す
ように、フロントピラー部2の内側に透視不能な部材に
よる覆い部材4を、並設したファスナー5により被覆開
閉自在あるいは着脱自在に設けても良く、これを使用す
ることで車外より車内が透視しずらくなり、非常に体裁
が良く、外観性に秀れたものとなり、運転時には前記安
全性を考慮し、ファスナー5を開き透明部材3を露出さ
せ、死角の生じないフロントピラー部2となるように使
い分ける。この覆い部材4は車内装飾としても利用し、
絵柄の布製部材を用いると良い。
右端部のフロントピラー部2を透明なポリカーボネイド
により形成し、このフロントピラー部2からも前方及び
左右側方を視認可能な構成としているまた、図3に示す
ように、フロントピラー部2の内側に透視不能な部材に
よる覆い部材4を、並設したファスナー5により被覆開
閉自在あるいは着脱自在に設けても良く、これを使用す
ることで車外より車内が透視しずらくなり、非常に体裁
が良く、外観性に秀れたものとなり、運転時には前記安
全性を考慮し、ファスナー5を開き透明部材3を露出さ
せ、死角の生じないフロントピラー部2となるように使
い分ける。この覆い部材4は車内装飾としても利用し、
絵柄の布製部材を用いると良い。
【0010】以上のようなフロントピラー構造を施せば
フロントピラー部2が死角とならずフロントピラー部2
を通しても視認が可能となり、特に交差点での左右折時
に、従来このフロントピラー部2が死角となり横断歩道
の歩行者が見えずらい問題が確実に解決され、出会い頭
の事故等を防止し得るなど極めて高い安全性を有するも
のとなる。
フロントピラー部2が死角とならずフロントピラー部2
を通しても視認が可能となり、特に交差点での左右折時
に、従来このフロントピラー部2が死角となり横断歩道
の歩行者が見えずらい問題が確実に解決され、出会い頭
の事故等を防止し得るなど極めて高い安全性を有するも
のとなる。
【0011】また、本実施例ではボディの強度保持及び
事故時の安全を考慮し車内に補強部材6を付設してい
る。本実施例では左右フロントピラー部2を透明部材3
であるポリカーボネイドにより形成したが、充分な強度
がある透明部材であれば本考案の実施例に限らず適宜設
計し得るもので、また充分な強度がない場合には、補強
手段を設けると良い。
事故時の安全を考慮し車内に補強部材6を付設してい
る。本実施例では左右フロントピラー部2を透明部材3
であるポリカーボネイドにより形成したが、充分な強度
がある透明部材であれば本考案の実施例に限らず適宜設
計し得るもので、また充分な強度がない場合には、補強
手段を設けると良い。
【0012】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成したから、
自動車のフロントピラー部による前方視界中の死角を無
くすことができ、運転時の視認性が向上させることがで
きるなど秀れた実用性を発揮する自動車のフロントピラ
ー構造となる。
自動車のフロントピラー部による前方視界中の死角を無
くすことができ、運転時の視認性が向上させることがで
きるなど秀れた実用性を発揮する自動車のフロントピラ
ー構造となる。
【図1】本実施例の斜視図である。
【図2】本実施例の車内から見た正面図である。
【図3】本実施例の覆い部材をフロントピラー部に着脱
自在に付設した場合であって、取り外し途中の要部の拡
大斜視図である。
自在に付設した場合であって、取り外し途中の要部の拡
大斜視図である。
1 フロントウィンド 2 フロントピラー部 3 透明部材
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車のフロントウィンド左右端部のフ
ロントピラー部を透視可能な透明部材で形成したことを
特徴とする自動車のフロントピラー構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32206392A JPH06166380A (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | 自動車のフロントピラー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32206392A JPH06166380A (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | 自動車のフロントピラー構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06166380A true JPH06166380A (ja) | 1994-06-14 |
Family
ID=18139504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32206392A Pending JPH06166380A (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | 自動車のフロントピラー構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06166380A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5988729A (en) * | 1996-09-26 | 1999-11-23 | Daimlerchrysler Ag | Roof construction for an open passenger car |
KR20040003216A (ko) * | 2002-07-02 | 2004-01-13 | 기아자동차주식회사 | 차량의 전방필러에 의한 운전사각 모니터장치 |
GB2419330A (en) * | 2004-10-25 | 2006-04-26 | Elan House Ltd | Structural element for a vehicle |
GB2457034A (en) * | 2008-01-30 | 2009-08-05 | Stanley Levy | Transparent pillars for road vehicle |
-
1992
- 1992-12-01 JP JP32206392A patent/JPH06166380A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5988729A (en) * | 1996-09-26 | 1999-11-23 | Daimlerchrysler Ag | Roof construction for an open passenger car |
KR20040003216A (ko) * | 2002-07-02 | 2004-01-13 | 기아자동차주식회사 | 차량의 전방필러에 의한 운전사각 모니터장치 |
GB2419330A (en) * | 2004-10-25 | 2006-04-26 | Elan House Ltd | Structural element for a vehicle |
GB2457034A (en) * | 2008-01-30 | 2009-08-05 | Stanley Levy | Transparent pillars for road vehicle |
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