JPH06159566A - 離脱防止管継手 - Google Patents

離脱防止管継手

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Publication number
JPH06159566A
JPH06159566A JP31737892A JP31737892A JPH06159566A JP H06159566 A JPH06159566 A JP H06159566A JP 31737892 A JP31737892 A JP 31737892A JP 31737892 A JP31737892 A JP 31737892A JP H06159566 A JPH06159566 A JP H06159566A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
peripheral surface
annular groove
seal packing
opening side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31737892A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuo Mizoguchi
厚雄 溝口
Yoji Nishibori
洋史 西堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Plastics Inc filed Critical Mitsubishi Plastics Inc
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Publication of JPH06159566A publication Critical patent/JPH06159566A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被接続管が受口から抜け出すのを確実に防止
できる管継手を提供する。 【構成】 受口11の内周面に環状溝12を設け、該環
状溝12の受口開口側に奥側から開口側に向かって縮径
した傾斜面13を形成する。そして、環状溝12にシー
ルパッキン2を装着し、該シールパッキン2の受口開口
側に設けた押圧部21を前記傾斜面13に当接させるよ
うにすると共に、該押圧部21の内周面に抜止片3を植
設する。 【効果】 被接続管の抜け出しを確実に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシールパッキンを介して
被接続管を接続したときに、継手部から被接続管が抜け
出すのを防止できる管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭57ー40192号公報には、受
口の内周面に設けた環状溝にゴムリングを装着し、該受
口に挿入した被接続管をゴムリングを介して伸縮自在に
接続した管継手が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この管継手はゴムリン
グ内にコイルスプリングを埋め込んで剛性を高めること
によって、該ゴムリングが受口の外方に抜け出すのを防
止したものであるが、単にゴムリングの剛性を高めただ
けでは受口から被接続管が抜け出すのを防止できなかっ
た。
【0004】本発明はかかる課題を解決したものであっ
て、被接続管が受口から抜け出すのを確実に防止できる
管継手を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は受口の内周面に
環状溝を設け、該環状溝の受口開口側に奥側から開口側
に向かって縮径した傾斜面を形成する。そして、該環状
溝にシールパッキンを装着し、該シールパッキンの受口
開口側に設けた押圧部を前記傾斜面に当接させるように
すると共に、該押圧部の内周面に抜止片を植設したこと
を特徴とする。
【0006】
【作用】上記の構成からなるので、受口内に被接続管の
端部を挿入すると、該被接続管の端部外周面に押圧部の
内周面に植設した抜止片が当接する。そして、被接続管
が受口の開口側に移動して脱出しようとすると、前記押
圧部が傾斜面に乗り上げられて縮径し、その内周面に植
設した抜止片が被接続管の端部外周面に食い込むように
して圧接する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にて詳細に説明
する。図1は本発明の一実施例を示す管継手の断面図、
図2は図1に示した管継手に被接続管を接続した状態を
示す断面図であって、図中1は鋳鉄等の金属からなる継
手本体、2はゴム等の弾性体からなるシールパッキンで
ある。
【0008】継手本体1は一端部に拡径受口11を有
し、その他端部に雄ねじ14が設けられている。この雄
ねじ14が設けられた側の継手本体1の内周面は塩化ビ
ニル樹脂、ポリエチレン等の合成樹脂層4で被覆されて
おり、該合成樹脂層4から延出して受口11の内周面と
の間に所定の間隔をもった筒状体41が設けられてい
る。筒状体41の外周面は被接続管5の内径とほぼ同径
に形成されており、該筒状体41と受口11との間に被
接続管5の端部を挿入したとき、該被接続管5の端部内
周面が筒状体41の外周面と密接するようになってい
る。
【0009】一方、継手本体1の受口11の内周面に環
状溝12が設けられている。環状溝12の受口開口側に
は奥側から開口側に向かって縮径する傾斜面13が形成
されており、該環状溝12にシールパッキン2が装着さ
れている。シールパッキン2は押圧部21とシール部2
2とからなり、受口11の開口側に設けた押圧部21の
内周面に抜止片3が周方向に亘って所定間隔に植設され
ている。尚、抜止片3は鋳鉄、銅合金、硬質の合成樹脂
等の剛性を有する材料で形成するのが好ましく、その内
周側に鋸歯状の突起を設けておくとよい。
【0010】また、前記環状溝12の傾斜面13とシー
ルパッキン2の押圧部21との間にはシールパッキン2
の弾性変形を許容する所定の隙間Sが設けられている。
即ち、受口11に被接続管5の端部を挿入したとき、シ
ールパッキン2のシール部22が管端部外周面に圧接
し、このシールパッキン2の弾性変形に伴って押圧部2
1が傾斜面13に圧接すると共に、抜止片3が管端部外
周面に圧接するようになっている。尚、図1にはリップ
状のシール部22を有するシールパッキン2を例示した
が、これ以外にも適宜形状のシール部を有するシールパ
ッキン2を使用することができる。
【0011】この管継手を用いて被接続管5を接続する
場合、図2に示した如く継手本体1の端部に設けた雄ね
じ14を他方の継手6の雌ねじ63に螺合する。継手6
は金属管61の内周面を合成樹脂層62で一体的に被覆
すると共に、該合成樹脂層62から延出して雌ねじ63
の内周側に筒状体621を設けたものであって、この継
手6の雌ねじ63に継手本体1の雄ねじ14を螺合した
とき、継手本体1の内周面を被覆している合成樹脂層4
を前記筒状体621の外周面に密着させて接続する。
【0012】次に、継手本体1の受口11に被接続管5
の端部を挿入する。即ち、被接続管5は鋳鉄管、鋼管等
の金属管51の内周面を塩化ビニル樹脂等の合成樹脂層
52で一体的に被覆したものであって、この被接続管5
を受口11内に挿入し、その端部内周面を継手本体1の
筒状体41の外周面に密接させて接続する。すると、シ
ールパッキン2のシール部22が被接続管5の端部外周
面に圧接して水密性が確保され、抜止片3が端部外周面
に当接する。この接続状態において被接続管5が受口1
1の開口側に移動して抜け出そうとすると、押圧部21
が傾斜面13に乗り上げられて縮径し、その内周面に植
設した抜止片3が被接続管5の外周面に食い込むように
して圧接するため、被接続管5の抜け出しが確実に防止
される。
【0013】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明は受口の内周
面に設けた環状溝にシールパッキンを装着し、環状溝の
受口開口側に設けた傾斜面にシールパッキンの押圧部を
当接させてその内周面に抜止片を植設したので、被接続
管が受口から抜け出そうとすると押圧部が傾斜面に乗り
上げられて縮径し、抜止片が管外周面に食い込むように
して圧接するため、被接続管の抜け出しが確実に防止さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す管継手の断面図
である。
【図2】図2は図1に示した管継手に被接続管を接続し
た状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 継手本体 2 シールパッキン 3 抜止片 11 受口 12 環状溝 13 傾斜面 21 押圧部 22 シール部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受口(11)の内周面に環状溝(12)
    を設け、該環状溝(12)の受口開口側に奥側から開口
    側に向かって縮径した傾斜面(13)を形成して該環状
    溝(12)にシールパッキン(2)を装着し、該シール
    パッキン(2)の受口開口側に設けた押圧部(21)を
    前記傾斜面(13)に当接させるようにすると共に、該
    押圧部(21)の内周面に抜止片(3)を植設したこと
    を特徴とする離脱防止管継手。
JP31737892A 1992-11-26 1992-11-26 離脱防止管継手 Pending JPH06159566A (ja)

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JP31737892A JPH06159566A (ja) 1992-11-26 1992-11-26 離脱防止管継手

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CN113027827A (zh) * 2021-03-22 2021-06-25 上海外高桥造船有限公司 一种分段便携式抽水器

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