JPH06159486A - 車両用変速機のシフト装置 - Google Patents

車両用変速機のシフト装置

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JPH06159486A
JPH06159486A JP33110292A JP33110292A JPH06159486A JP H06159486 A JPH06159486 A JP H06159486A JP 33110292 A JP33110292 A JP 33110292A JP 33110292 A JP33110292 A JP 33110292A JP H06159486 A JPH06159486 A JP H06159486A
Authority
JP
Japan
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shift
lever
select
shaft
shifting
Prior art date
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Pending
Application number
JP33110292A
Other languages
English (en)
Inventor
Yushi Hata
祐志 畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シフト操作系の部材の作動軌跡を常時一定に
保持するとともに、シフトレバー側に設けられるディテ
ント機構の構造を簡素化し、またセレクト及びシフトの
各操作のフィーリングを向上させる。 【構成】 シフトレバー50のシフト操作に連動するシ
フティングレバー30がシフトレバーリテーナ20に対
してシフト軸38により回動自在に支持され、このシフ
ティングレバー30と一体に形成されたセレクト軸36
の軸線をシフト軸38の軸線に対して同一平面内で直交
させ、このセレクト軸36に対して前記シフトレバー5
0がそのセレクト操作方向への回動自在に支持されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シフトレバーのセレク
ト操作及びシフト操作がそれぞれ個別の操作系を経て変
速機側に伝えられる形式の車両用変速機のシフト装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシフト装置は例えば特開
昭63−8812号公報に開示されている。この公報の
シフトレバーはブラケットに対して軸によりシフト操作
可能に支持されている。またこのシフトレバーは前記軸
の下方に配置されているボール部を支点としてセレクト
操作できる構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公報のシフト装置
においては、シフト操作時及びセレクト操作時のシフト
レバーの回動支点である前記軸とボール部とが大きく離
れているため、シフトレバーのセレクト操作によりシフ
ト操作系の部材も変位してしまう。このためセレクト操
作の影響を受けてシフト操作系部材の作動軌跡が変化す
るとともに、シフト操作のディテント機構がシフトレバ
ー側に設けられている場合にはセレクト操作時にディテ
ント機構に作用する摩擦に対処しなければならない。ま
たセレクト操作とシフト操作との回動支点が離れている
ことは、それぞれの操作に違和感が生じて操作フィーリ
ングが悪くなる。
【0004】本発明の技術的課題は、シフトレバーのセ
レクト操作時の動きをシフト操作系に影響させないこと
により、シフト操作系の部材の作動軌跡を常時一定に保
持するとともにシフトレバー側に設けられるディテント
機構の構造を簡素化し、またセレクト及びシフトの各操
作のフィーリングを向上させることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明における車両用変速機のシフト装置はつぎの
ように構成されている。すなわちシフトレバーのセレク
ト操作及びシフト操作に対して個々に連動するセレクテ
ィングレバー及びシフティングレバーの回動を通じて変
速機側にセレクト力及びシフト力が伝えられる車両用変
速機のシフト装置において、前記シフティングレバーが
シフトレバーリテーナに対してシフト軸により回動自在
に支持され、このシフティングレバーと一体に形成され
たセレクト軸の軸線を前記シフト軸の軸線に対して同一
平面内で直交させ、このセレクト軸に対して前記シフト
レバーがそのセレクト操作方向への回動自在に支持され
ている。
【0006】
【作用】この構成によれば、シフトレバーが前記セレク
ト軸の軸心回りにセレクト操作されると、これに連動す
る前記セレクティングレバーの回動を通じてセレクト力
が変速機側に伝えられる。このときのシフトレバー及び
セレクティングレバーのそれぞれの動きは、前記セレク
ト軸を備えている前記シフティングレバーに対して何ら
影響を及ぼさない。つまりセレクト操作によってもシフ
ティングレバーは動かないので、シフトレバーのシフト
操作により前記シフト軸の軸心回りに回動するシフティ
ングレバーの作動軌跡は常に一定となる。またシフト操
作のディテント機構をシフトレバー側に設けた場合で
も、シフトレバーのセレクト操作時にディテント機構に
相対的な動きが生じないため、このディテント機構をス
ライド摩擦などに対処した構成とする必要がなく、その
構造を簡素化できる。なおセレクト操作時及びシフト操
作時のシフトレバーのそれぞれの回動支点である前記セ
レクト軸とシフト軸との軸線を同一平面内で直交させて
いるので、これらのセレクト操作とシフト操作とのそれ
ぞれに違和感が生じない。
【0007】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説
明する。図1に歯車変速機のシフト装置が平面図で表さ
れ、図2に同じくシフト装置が正面図で表されている。
これらの図面に示されているベースプレート10は、そ
の平面上の四箇所において図2の車体フロア18に対し
それぞれブッシュ14及びカラー15を介在させてボル
ト16により取付けられている。このベースプレート1
0には、矩形の枠形状をしたシフトレバーリテーナ20
が組付けられている。つまりこのリテーナ20はその四
隅において、図2で明らかなように前記ベースプレート
10に対しそれぞれブッシュ22及びカラー23を介在
させてボルト24により取付けられている。
【0008】図3に図2のA−A矢視方向から見た断面
図が示されている。この図面からも明らかなようにシフ
ティングレバー30は、その上端部にスリーブ部32が
一体に形成されており、このスリーブ部32は前記シフ
トレバーリテーナ20の両側枠部に対しブッシュ40及
びカラー41を介在させてシフト軸38により回動自在
支持されている。このシフティングレバー30の下端部
に形成されているピン34には、図2及び図3で示すよ
うにシフティングケーブル70におけるインナケーブル
72の端部73が結合されている。前記シフティングレ
バー30には、図2及び図3で示すようにカムプレート
44が固定されており、その下面は凹凸形状のカム面4
5となっている。また前記ベースプレート10に固定さ
れた板ばね46の端部にはローラ48が設けられてい
て、このローラ48は板ばね46の弾性力により前記カ
ムプレート44のカム面45に押付けられている。これ
により後で説明するシフト操作時のディテント機構42
が構成されている。
【0009】図4に前記シフティングレバー30の支持
構造が平断面図で示されている。この図面で明らかなよ
うにシフティングレバー30には、そのスリーブ部32
から両側(車両の前後側)に延びるセレクト軸36が一
体に形成されており、このセレクト軸36の軸線と前記
シフト軸38の軸線とは互いに同一平面内で直交してい
る。一方、変速機のシフトレバー50はその下部におい
て車両の前後両方向に分かれた一対の支持部53と、側
方へ延びる一本のアーム51とを備えている。そして各
支持部53の端部に形成されているそれぞれの筒部54
は、前記セレクト軸36に対して図4で示すようにブッ
シュ56を介して回動自在に支持されている。なお各筒
部54は、セレクト軸36の両端部に締付けられたそれ
ぞれのボルト58によりワッシャ59及び前記ブッシュ
56の鍔部を介して軸線方向の位置決めがなされてい
る。
【0010】図5に図2のB−B矢視方向から見た断面
図が示されている。この図面からも明らかなように、前
記ベースプレート10と一体的に設けられた一対のブラ
ケット12には、セレクティングレバー60の中間部に
形成されているスリーブ部61がブッシュ65及びカラ
ー66を介在させてボルト67により回動自在に支持さ
れている。このセレクティングレバー60は図2で示す
ようにL形状をしており、前記スリーブ部61から下方
に延びた部分の端部に形成されているピン64には、図
2及び図3で示すようにセレクティングケーブル80に
おけるインナケーブル82の端部83が結合されてい
る。前記スリーブ部61から横方向(車両の後方)に延
びた部分の端部はコ字状に切り欠かれた係合部62とな
っていて、ここには前記シフトレバー50におけるアー
ム51の先端に形成された小球部52がブッシュ63を
介して結合されている。なお前記セレクティングレバー
60のスリーブ部61の外周には、このセレクティング
レバー60を例えば図1及び図2に示されている位置
(セレクトリターン位置)に保持するように作用するセ
レクトリターンスプリング68が設けられている。
【0011】このように構成されたシフト装置におい
て、前記シフトレバー50が図3の矢印方向にセレクト
操作されると、このシフトレバー50は前記セレクト軸
36の軸心回りに回動する。したがってこのときの前記
アーム51の動きがその小球部52からブッシュ63を
介して前記セレクティングレバー60に伝達され、この
レバー60がセレクトリターンスプリング68の弾性に
抗してボルト67の軸心回りに回動する。このセレクテ
ィングレバー60の回動により、これに連動して押し引
き操作される前記セレクティングケーブル80のインナ
ケーブル82を通じて変速機側にセレクト操作が伝えら
れる。
【0012】これに対し前記シフトレバー50が図2の
矢印方向にシフト操作されると、この操作力がシフトレ
バー50の前記支持部53からブッシュ56を介して前
記シフティングレバー30のセレクト軸36に作用す
る。この結果、シフティングレバー30がシフトレバー
50と共に前記シフト軸38の軸心回りに回動し、これ
に連動して押し引き操作される前記シフティングケーブ
ル70のインナケーブル72を通じて変速機側にシフト
操作が伝えられる。このシフト操作時には前記シフティ
ングレバー30の回動により前記ディテント機構42の
カムプレート44が共に移動するため、中立時において
図2で示すように前記カム面45の中央の凹部に係合し
ていた板ばね46のローラ48が左右いずれかの凹部に
選択的に係合する。これによってシフトレバー50のシ
フト操作に節度感が与えられる。
【0013】前記シフトレバー50のセレクト操作は、
前記シフティングレバー30には何ら影響を及ぼさず、
このシフティングレバー30は動かない。したがってシ
フトレバー50のシフト操作時において前記のようにシ
フト軸38の軸心回りに回動するシフティングレバー3
0のピン34の作動軌跡は常に一定となり、もって前記
シフティングケーブル70が振られることを避け、シフ
ト力を変速機側に効率よく伝達できる。またセレクト操
作時にシフティングレバー30が動かないことは、前記
ディテント機構42のカムプレート44と板ばね46の
ローラ48との間に相対的な動きが発生せず、このディ
テント機構42を摩擦などに対処した構成とする必要が
ない。さらに前記シフトレバー50のセレクト操作及び
シフト操作は、互いの軸線が同一平面内で直交している
前記セレクト軸36及びシフト軸38のそれぞれの軸心
回りの回動であることから、それぞれの操作感が等しく
なる。
【0014】
【発明の効果】このように本発明は、セレクト操作時に
シフティングレバーが動かないので、シフト操作時のシ
フティングレバーの作動軌跡が常に一定になるととも
に、シフト操作のディテント機構をシフトレバー側に設
けた場合でもその構造を簡素化でき、またセレクト及び
シフトの各操作フィーリングが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】歯車変速機のシフト装置を表した平面図であ
る。
【図2】同じくシフト装置の正面図である。
【図3】図2のA−A矢視方向から見た断面図である。
【図4】シフティングレバーの支持構造を表した平断面
図である。
【図5】図2のB−B矢視方向から見た断面図である。
【符号の説明】 20 シフトレバーリテーナ 30 シフティングレバー 36 セレクト軸 38 シフト軸 50 シフトレバー 60 セレクティングレバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シフトレバーのセレクト操作及びシフト
    操作に対して個々に連動するセレクティングレバー及び
    シフティングレバーの回動を通じて変速機側にセレクト
    力及びシフト力が伝えられる車両用変速機のシフト装置
    において、 前記シフティングレバーがシフトレバーリテーナに対し
    てシフト軸により回動自在に支持され、このシフティン
    グレバーと一体に形成されたセレクト軸の軸線を前記シ
    フト軸の軸線に対して同一平面内で直交させ、このセレ
    クト軸に対して前記シフトレバーがそのセレクト操作方
    向への回動自在に支持されていることを特徴とした車両
    用変速機のシフト装置。
JP33110292A 1992-11-16 1992-11-16 車両用変速機のシフト装置 Pending JPH06159486A (ja)

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JP33110292A JPH06159486A (ja) 1992-11-16 1992-11-16 車両用変速機のシフト装置

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JPH06159486A true JPH06159486A (ja) 1994-06-07

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002512153A (ja) * 1998-04-17 2002-04-23 フィコ トリアド シフトレバーユニット
JP2002307967A (ja) * 2001-04-10 2002-10-23 Atsumi Tec:Kk 車両用変速操作装置のブラケット
JP2005163842A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Chuo Spring Co Ltd コントロールケーブルの連結装置

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