JPH061588Y2 - フォークリフト等に対する昇降操作弁 - Google Patents

フォークリフト等に対する昇降操作弁

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JPH061588Y2
JPH061588Y2 JP1990024360U JP2436090U JPH061588Y2 JP H061588 Y2 JPH061588 Y2 JP H061588Y2 JP 1990024360 U JP1990024360 U JP 1990024360U JP 2436090 U JP2436090 U JP 2436090U JP H061588 Y2 JPH061588 Y2 JP H061588Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は荷役用フォークリフト及びこれの類似作業機
(以下単にフォークリフトという)に対する昇降操作弁
に関する。
〔従来の技術〕
上記フォークリフトの荷役用フォークの昇降操作(以下
リフトという)及び前後の傾動操作(以下ティルトとい
う)は油圧によって行われ、それぞれの切換操作弁は積
重弁構造が採られている。上記ティルト操作のための操
作弁にはエンジン停止時において該弁を操作してもフォ
ークが荷重で前傾しないよう通常ティルトロック手段が
組み込まれている。これはフォークリフトの安全対策上
必要であり、大部分のフォークリフトに装備されてい
る。
昇降に関しては、上昇時は圧力油をリフトシリンダに送
り込むことにより行われ、下降時には該シリンダ内の圧
力油を荷重等の重量により押し出しタンクに戻す構造が
採られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記構造においては、エンジン停止時において
も切換弁を操作することにより、リフトシリンダ内の圧
力油は排出されて下降するので作業者が不在の時、何等
かのはずみで切換弁を動かしたとき、積荷は下降し、き
わめて危険である。
このため、安全対策として切換弁レバーを機械的にロッ
クする方法、あるいは上記切換弁とリフトシリンダとの
回路にソレノイド式の2位置2方向弁を設け、エンジン
のイグニッションスイッチがONのときはソレノイド弁
もONとなり切換弁とリフトシリンダ間の回路は連通
し、上記スイッチがOFFのときはソレノイド弁もOF
Fとなり、回路を閉鎖せしめ、切換弁を操作しても積荷
が下降しないようにする手段も試みられている。しかし
この方法は切換弁以外に別途の装置を装着する必要があ
り、高価となると共に取付スペース上の問題がある。
本考案はかかる点に鑑み、操作弁内に積荷の自重による
降下を防止するロードチェック機能を有するリフトロッ
ク弁を設け、エンジン停止時においてコントロールレバ
ーが仮令操作されても積荷が下降することを防止するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案のフォークリフト等に
対する昇降操作弁は、センタバイパス型3位置の手動ス
プール弁であって、リフト用シリンダに対し圧力油の供
給遮断を行うリフトスプールと、このリフトスプールと
リフト用シリンダポートとの間の通路に配備されるリフ
トロック弁及びリフトスプールにより選択作動されてリ
フトロック弁の開放を規制するパイロット弁並びにパイ
ロット弁の作動圧を規制する低圧リリーフ弁とを備え、
リフトロック弁はばね圧にてリフトスプールとシリンダ
ポート間を閉塞してロードチェック弁機能を有せしめ、
リフトスプールの一方向への移行はリフトロック弁に圧
力油を供給してこれを開路し、シリンダポートへの圧力
油供給を許容し、リフトスプールの反対方向への移行は
圧力油をパイロット弁に供給し、パイロット弁は上記リ
フトロック弁のロック開放用ベント回路を通常のタンク
通路とは別異のタンク通路と連通せしめることによりリ
フトシリンダを通常のタンク通路と連通し、上記低圧リ
リーフ弁はパイロット弁に対する上記圧力油供給通路に
設け、パイロット弁開放用作動圧を所要低圧に維持する
と共に、これらリフトロック弁、パイロット弁及び低圧
リリーフ弁はリフトスプールを取り付けるバルブボディ
に設けたものである。
〔作用〕
リフトシリンダへの圧力油の供給に際しては、リフトス
プールを一方向へ移行することにより、リフトロック弁
を介して供給される。
またリフトシリンダからの圧力油の排出に当たっては、
リフトスプールを他方に移行することによりパイロット
弁を作動し、これによりリフト用ロック弁のロック開放
用ベント回路を開き、リフトロックの逆流を可能とし
て、このリフトロック弁を介して排出される。
また、ポンプが停止しているときは、リフトスプールを
作動しても、パイロット弁には圧力油が供給されず、従
って上記ロック開放用ベント回路は閉じたままであり、
リフトシリンダからの圧力油の逆流はリフトロック弁に
より遮断された状態に維持される。従って、荷重は自重
による下降することはない。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例にもとづいて詳細に説
明する。
第1図は本発明の昇降操作弁1とティルト操作弁2とエ
ンドカバー4とを組み合わせた荷役用フォークリフト操
作弁Aを示すもので、昇降操作弁1及びティルト操作弁
2は何れも手動操作のセンタバイパス型3位置スプール
弁であり所要のセット圧(例えば190kg/cm2)に調
整されている主リリーフ弁3と共に積重弁構造とされて
いる。第2図はその回路図である。ティルト操作弁2
は、ティルト用シリンダ5に対して一対のシリンダポー
ト6A,6Bを備え、ティルト用スプール7の中立位置
において両シリンダポート6A,6Bは共に閉塞されて
いる。スプール7の押込時(前傾時)には圧力油供給回
路8を介して供給される圧力油は、シリンダポート6A
からティルト用シリンダ5のヘッド側に供給され、該シ
リンダ5のロッド側の圧力油はシリンダポート6Bから
タンクTの戻る。
スプール7の引出時(後傾時)には、圧力油はシリンダ
ポート6Bからティルト用シリンダ5のロッド側に入
り、該シリンダ5のピストンは押し込まれ、該シリンダ
5のヘッド側の圧油はシリンダポート6AからタンクT
に戻る。Tはタンクポートを示す。この場合、フォーク
及び該フォークの昇降を案内するマストは負荷によって
前傾し易く、従って前記前傾時にはシリンダ5のロッド
側には所定圧が保持されるように排油回路9には供給圧
力油により作動されるカウンタバランス弁を以てするテ
ィルトロック弁10が設けられ、これによりポンプPの
停止時においても積荷によって前傾するのを防止されて
いる。
第3図において昇降操作弁1は、バルブボディ20と、
該バルブボディ20に摺動可能に挿入されるリフトスプ
ール21及びリフトロック手段22とを備える。該リフ
トロック手段22はリフトロック弁23と該リフトロッ
ク弁23に対するパイロット弁24と該パイロット弁2
4に対する制御用油圧の圧力調整のための低圧リリーフ
弁25とを備え、バルブボディ20には前記主リリーフ
弁3が取り付けられている。バルブボディ20にはポン
プPに連なるポンプポート26、リフトシリンダポート
27が外部に開口されており、一面は前記ティルト操作
弁2との接合面28が形成され、この面28にはバイパ
スライン下流出口29と圧力油供給回路8の接続口(図
示省略)、タンク回路11(第2図参照)への接続口
(図示省略)が形成されている。
昇降操作弁1は前述の如く3位置のセンタバイパス型手
動スプール弁であり、バルブボディ20にはポンプポー
ト26に通ずるセンタバイパス通路30を備え、該通路
30は左右に分岐し、リフトスプール21が中立位置に
あるときは、該スプール21のセンタランド32の両側
から下流出口29に通じ、圧力油は該出口29からティ
ルト操作弁のセンタバイパス通路に接続している。
センタバイパス通路30の一側(図例では右側)には、
リフトシリンダポート27に通ずる作動油通路33が形
成され、該作動油通路33とセンタバイパス通路30と
はスプール21の中央右側ランド34により、該スプー
ル21の中立位置(第3図)及び押込み位置(フォーク
下降時、第5図)において遮断され、スプール21の引
出し位置(フォーク上昇時、第4図)においてのみ連通
される。バルブボディ20には上記作動油通路33の右
側即ち外側には、タンク回路11に通ずる右側タンク通
路35が設けられており、リフト用スプール21の中立
位置及び該スプール21の引出し位置(フォーク上昇位
置)では右端ランド36により閉鎖され、リフトスプー
ル21の押込み位置(フォーク下降位置)においてのみ
上記タンク通路35は作動油通路33に連通される。セ
ンタバイパス通路30の反対側(図例では左側)には、
前記パイロット弁24に通ずるパイロット制御通路37
が形成されており、該通路37はパイロット制御用圧力
油通路38を介して後述する如くパイロット弁24及び
低圧リリーフ弁25に連通されている。リフトスプール
21には上記センタバイパス通路30とパイロット制御
通路37との間に位置して左側第1ランド40が設けら
れ、該スプール21の中立位置と引出し位置とにおいて
は両通路30,37は遮断され、リフトスプール21の
押込み位置においてのみ両通路30,37は連通され
る。上記左側第1ランド40の更に左側には左側第2ラ
ンド41が設けられ、該第2ランド41には斜孔42が
穿孔され、かつ前記左側第1ランド40にはノッチ40
aが設けられている。これにより、リフトスプール21
の中立位置及び引出し位置においてパイロット制御通路
37は左側タンク通路43に通じている。ただし、リフ
トスプール21の押込み時には両通路37と43とは遮
断されている。図中44はパイロット制御通路37の左
側に形成される低圧リリーフ弁排出通路であり、該通路
44はまたリフトスプール21の中立位置、押込み及び
引出し位置においては左側タンク通路43及びパイロッ
ト制御用通路37とは連通しない。リフトロック弁23
はセンタバイパス通路30からリフトシリンダポート2
7への圧力油の流通は許容するも、リフトシリンダポー
ト27からの逆流は規制するようにしたもので、前述の
如くリフトシリンダポート27に通ずる作動油通路33
に配備される。該リフトロック弁23はピストン50と
弁座51及びピストン50を弁座51側に付勢するばね
52とを備えバルブボディ20には弁座51の下方に環
状溝53が形成され、該環状溝53はリフトシリンダポ
ート27に連通されている。上記ピストン50は有頭筒
状とし、弁座51との当接部よりも下方を大径とし、か
つ横面には常時環状溝53に開口するオリフィス54が
形成されている。またピストン50を収納し該ピストン
内孔に通ずるシリンダ室55はベント回路56を経て前
記パイロット弁24側に連通されている。
上記パイロット弁24はカートリッジ式となっており内
径が小径部と大径部との段付きとなっているスリーブ6
0と、該スリーブ60の小径部に嵌挿されるスプール6
1、該スプール61を押圧するばね62並びにばね圧調
節ねじ63とを備え、スリーブ60のばね62を収納す
る大径孔60aには排油通路65に開口する排油孔64
が穿孔され、該排油通路65はタンク回路11に連通さ
れている。上記スリーブ60は先端が開放され、スリー
ブ収納室66には前記パイロット制御用油通路38に通
ずる連通孔67が開口されている。スプール61は中央
部を小径としてスリーブ60との間に空隙68を形成
し、かつスプール61には一端を該空隙68に開口する
スリット69が形成される。このスリット69はスプー
ル61がばね62により押圧されているときは大径孔6
0aには連通しないが後述する如くスプール61がばね
62に抗して移行されたときは該大径孔60aに通ずる
ようにその長さが決定されている。
70スリーブ60に穿孔された導油孔であり、上記空隙
68に開口され、かつ前記ベント回路56に連通されて
いる。
前記低圧リリーフ弁25はフォークリフトの下降操作の
みを単独で行う場合に必要な最低圧力のパイロット圧を
規制するもので、パイロット圧を通常の主リリーフ弁3
の設定圧(例えば190kg/cm2)とすることはエンジ
ンに不必要な負荷を与えることとなり好ましくない。こ
れは積荷の下降は自重によって行われる故、下降のため
にはポンプ圧を必要としないからである。従って、パイ
ロット弁24を作動させるに充分な低圧力(例えば20
kg/cm2)に設定するため低圧リリーフ弁25が適用さ
れる。この低圧リリーフ弁25はパイロット制御用油通
路38に連なる貯油室75に対設され、ばね収納室76
は排出油路77を介して前記低圧リリーフ弁排出通路4
4に通じており、かつ分岐してバイパスライン下流出口
29に連通されている。
従って、ティルト操作弁2が中立位置(第2図参照)に
あるとき、リフト用スプール21を押込み状態とすると
低圧リリーフ弁25は作動し回路の油圧を該リリーフ弁
25の設定圧に維持せしめる。尚、ティルト操作弁2の
作動時(センタバイパス回路が遮断されているとき)に
は、低圧リリーフ弁25は排出側が閉塞されているので
作動しない。これは低圧リリーフ弁25を作動させると
ティルト側の圧力も低くなり、充分なティルト作動圧が
得られないため低圧リリーフ弁25の作動を規制するも
のである。
上記構成において、昇降操作弁1はリフトスプール21
の中立位置においては(第3図参照)、ポンプPからの
圧力油はポンプポート26からセンタバイパス通路30
を通り、下流出口29からタンクTに戻る(アンロード
運転)。この場合、リフトシリンダ12からの圧油はリ
フトロック弁23のピストン50に形成されるオリフィ
ス54からシリンダ室55に入る。該シリンダ室55の
圧力はパイロット弁24の空隙68に達している。該パ
イロット弁24に対する連通孔67はリフト用スプール
21の左側第2ランド41に形成される斜孔42を介し
て左側タンク通路43に通じており、パイロット弁24
のスプール61はばね62により押圧され空隙68は閉
塞された状態にある。従ってリフトロック弁23のピス
トン50は、ばね52により上昇し弁座51に当接した
閉塞位置にある。従って、リフト用シリンダ12は停止
状態を維持される。尚、ポンプPの停止時においては、
リフトスプール21を押込み位置(下降位置)または引
出し位置(上昇位置)にしてもパイロット弁24は作動
しないので、上述の如くリフトロック弁23のピストン
50は弁座51に当接し閉塞位置にある。即ちポンプの
停止時にはリフトスプール21を動かしてもリフト用シ
リンダ12は作動しない。
次に積荷を上昇させるためのリフトスプール21の引出
し時においては(第4図参照)、センタバイパス通路3
0は下流出口29に対してはセンタランド32及び右側
ランド34により閉塞され、圧力油は作動油通路33に
供給される。これにより圧力油はリフトロック弁23の
ピストン50を加圧する。この場合、パイロット弁24
に対する連通孔67には圧力油が供給されないので、該
パイロット弁24は作動せず、ベント回路56は閉塞状
態にあるが、ピストン50に加えられる圧力はシリンダ
室55の圧力(この圧力はリフト用シリンダ12の圧力
と同一である)よりも高いので、シリンダ室55内の油
をオリフィス54より押し出しつつピストン50を押し
下げ、圧力油をリフト用シリンダ12に供給する。即ち
この場合のリフトロック弁23はロードチェック弁の作
用を行う。従って、リフト用シリンダ12の上昇途中に
おいて、ポンプ圧がリフト用シリンダ12内の圧力と等
しいかもしくはそれより低下した場合はリフトロック弁
23は直ちに閉じられ、リフト用シリンダ12はその位
置が保持される。次に積荷を降下させるためのリフトス
プール21の押込み時においては(第5図参照)、セン
タバイパス通路30は下流出口29に対してはセンタラ
ンド32及び左側第1ランド40により閉塞され、圧力
油はパイロット制御通路37に入り、パイロット制御用
回路38を介して連通孔67並びに低圧リリーフ弁25
に供給される。該リリーフ弁25のばね収納室76は排
出油路77を介してセンタバイパスの下流出口29に接
続されてタンクTに通じており(第2図参照)、従って
圧力油は設定圧(例えば20kg/cm2)に維持される。
同時に連通孔67に供給される圧力油はパイロットスプ
ール61を押圧し、スリット69は大径孔60aに連通
される。従ってリフトロック弁23のシリンダ室55内
の油圧は低下し、リフト用シリンダ12に加えられる荷
重により生ずる戻り油の圧力によりピストン50は下降
し、該戻り油は右側タンク通路35を介してタンクTに
排出されリフト用シリンダ12のピストンは下降する。
尚、右端ランド36に設けられるノッチ36Aは下降時
のインチング操作を行うために設けられるものである。
即ちリフト下降時リフトロック用ピストン50はリフト
スプール21の切換部ノッチ36aがタンク通路35へ
開くよりも先に開くようにリフトスプール21のパイロ
ット圧操作部のタイミングを設定しておく。
〔考案の効果〕
以上の如く本考案によるときは、リフト用スプールと、
リフト用シリンダポートとの間に通路にリフトロック弁
を装着し、該リフトロック弁はロードチェック弁の機能
を有せしめ、リフトスプールの押込み時はポンプより送
り込まれる圧力油によりパイロット弁は作動し、積荷の
自重によるリフト用シリンダからの戻り油のタンクへの
流通を許容する。この場合、パイロット弁作動用圧力油
は低圧で充分であり、低圧リリーフ弁を配備したことに
よりパイロット弁に過大な圧力を付与することがなく、
かつエンジンに不必要な負荷を与えることがなく、更に
リフトロック弁のロック開放用ベント回路は、通常のタ
ンク通路と別異のタンク通路としたから、流量の多少に
よってバイロット弁の容量を変更する必要もなく経済的
である。また、ポンプ停止時はパイロット弁は作動せ
ず、従って仮にリフトスプールを動かしてもリフト用シ
リンダ内の圧力油の排出を阻止するようにしたからきわ
めて安全である。しかも一つのバルブボディ内に組み込
むようにしたからコンパクトとなり、狭い設置場所にお
いても取付け容易である等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の昇降操作弁を組込んだ荷役用フォーク
リフト操作弁の正面図、第2図は上記フォークリフト操
作弁の回路図、第3図乃至第5図は第1図におけるX−
X線及びY−Y線に沿う断面図を組合わせた本考案昇降
操作弁の説明図に関し、第3図はリフトスプールの中立
位置、第4図はリフトスプールの引出し位置、 第5図はリフトスプールの押込み位置のそれぞれの説明
図である。 1は昇降操作弁、11はタンク回路、12はタンク回
路、12はリフト用シリンダ、21はリフトスプール、
22はリフトロック手段、 23はリフトロック弁、24はパイロット弁、30はセ
ンタバイパス通路、33は作動油通路、38はパイロッ
ト作動用圧力油通路、56はリリーフ回路、Tはタンク
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】センタバイパス型3位置の手動スプール弁
    であって、リフト用シリンダに対し圧力油の供給遮断を
    行うリフトスプールと、このリフトスプールとリフト用
    シリンダポートとの間の通路に配備されるリフトロック
    弁及びリフトスプールにより選択作動されてリフトロッ
    ク弁の開放を規制するパイロット弁並びにパイロット弁
    の作動圧を規制する低圧リリーフ弁とを備え、リフトロ
    ック弁はばね圧にてリフトスプールとシリンダポート間
    を閉塞してロードチェック弁機能を有せしめ、リフトス
    プールの一方向への移行はリフトロック弁に圧力油を供
    給してこれを開路し、シリンダポートへの圧力油供給を
    許容し、リフトスプールの反対方向への移行は圧力油を
    パイロット弁に供給し、パイロット弁は上記リフトロッ
    ク弁のロック開放用ベント回路を通常のタンク通路とは
    別異のタンク通路と連通せしめることによりリフトシリ
    ンダを通常のタンク通路と連通し、上記低圧リリーフ弁
    はパイロット弁に対する上記圧力油供給通路に設け、パ
    イロット弁開放用作動圧を所要低圧に維持すると共に、
    これらリフトロック弁、パイロット弁及び低圧リリーフ
    弁はリフトスプールを取り付けるバルブボディに設けた
    ことを特徴とするフォークリフト等に対する昇降操作
    弁。
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