JPH0615523A - カッター - Google Patents

カッター

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JPH0615523A
JPH0615523A JP5055273A JP5527393A JPH0615523A JP H0615523 A JPH0615523 A JP H0615523A JP 5055273 A JP5055273 A JP 5055273A JP 5527393 A JP5527393 A JP 5527393A JP H0615523 A JPH0615523 A JP H0615523A
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drive gear
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G1/00Methods or apparatus specially adapted for installing, maintaining, repairing or dismantling electric cables or lines
    • H02G1/005Methods or apparatus specially adapted for installing, maintaining, repairing or dismantling electric cables or lines for cutting cables or wires, or splicing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B13/00Hand shears; Scissors
    • B26B13/26Hand shears; Scissors with intermediate links between the grips and the blades, e.g. for remote actuation

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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
  • Threshing Machine Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 可動刃が、それ自体で回転する伝達装置によ
って駆動される、簡素な構成のカッターを提供する。 【構成】 2つの平坦型の可動刃(21,22)を備
え、それらは、一方が他方の上に配置されると共に、共
通回転軸(23)のまわりに回転可能であり、更に駆動
装置(31,33,39)によって駆動可能である。各
可動刃(21,22)は、刃平面に配置され且つ駆動装
置(31,33,39)に連結された最適なカムディス
ク(35,36)によって駆動され得る。カムディスク
(35,36)の半径を適宜選定することにより、ロー
プ状材料を切断する際に、所望の作動力応答性を簡単に
得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーブルを切断するた
めのカッターに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のカッターは、ドイツ特許公報 2
7 45 114 C2 により既に開示されている。特にケーブル
を切断するために適合するこの周知のカッターは、2つ
の平坦型の可動刃を備え、それらは、一方が他方の上に
配置されると共に、共通回転軸のまわりに回転可能で、
駆動装置によって駆動され得る。この駆動装置は、ブッ
シュ内に挿着されたピストンを有し、圧力流体により作
動される。各可動刃は、トグルレバーを介して節点式に
結合(軸支)されている。
【0003】更にドイツ特許公報 33 02 875 C2 には、
切断されるべきロープ状の材料を分断するための剪断器
が開示されている。この剪断器の場合、その一方の刃が
可動刃として、又他方の刃は固定刃として構成されてい
る。固定刃は、保持レバーに装着されており、ラチェッ
ト作用により可動刃を駆動するために保持レバーに回動
レバーが節点結合されている。ラチェットのつめが上記
可動刃の周囲の歯付けされたリムと係合する。このつめ
は、上記可動刃を駆動するラチェットピニオンと係合す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、圧力
流体を利用した駆動機構が必要となる等機構が複雑にな
ってしまうという問題点があった。
【0005】本発明は、可動刃が、それ自体で回転する
伝達装置によって駆動され得るカッターを提供するを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明によるカ
ッターは、各可動刃が、刃平面に配置され且つ駆動装置
に連結された専用カムディスクによって駆動され得る点
に特徴を有している。
【0007】上記カムディスクが回転させられると、カ
ッターのプライヤーの口部を開閉するために、それぞれ
の可動刃の回転位置は、該ディスクによって個々に設定
される。従来例に用いられているような、可動刃を駆動
するための空圧作動式トグルレバーは、もはや必要でな
く、本発明によるカッターの構造は極めて簡素化されて
いる。
【0008】本発明の有利な工夫によれば、各可動刃
は、その切刃から離れて位置に、上記カムディスクの周
縁を押圧する凸部領域を備えている。
【0009】上記凸部領域は、可動刃の先端に対して反
対方向に延在し、カムディスクの周縁上に配置される。
一方のカムディスクは、可動刃の凸部領域に接触する周
縁部が該可動刃の回転軸から離れるように回転され、ま
た他方のカムディスクは、他の可動刃の凸部領域に接触
する円周部分がその可動刃の回転軸に近づくように回転
される。そして上記の場合、カムディスク及び凸部領域
間のセルフロックが生じないようにするために留意する
必要がある。かかるセルフロックは、カムディスクのカ
ム面傾斜を緩くすることによって防止することができ
る。
【0010】記述される例の場合、カムディスクは同一
方向に回転されるが、これは、駆動装置が簡単な構造を
備え得るので有利である。カムディスクの形状は、可動
刃の位置の関数として、切断工程の際に所望の応答力が
得られるように選定される。本発明の他の有利な工夫に
よれば、両方のカムディスクは共通回転軸上で回転的に
ロックされた態様で設けられ、この結果、駆動装置の更
なる簡素化を実現することができる。
【0011】例えば駆動軸の一端部に連結され得る駆動
機構が、該駆動軸に結合される。
【0012】この駆動機構は、可動刃を所望位置に移動
させ得る相互作動可能な制御ホイール、又は切断工程を
遂行するために可動刃を駆動し得るモータ、例えば電気
モータ等である。
【0013】本発明の更なる他の工夫によれば、駆動装
置は、回転的にロックされた態様で駆動軸に設けられた
駆動ギアホイールを備えている。この駆動ギアホイール
は、カッターの構造を可能な限りコンパクトに設計すべ
く、好適にはディスク間に配置される。
【0014】本発明の有利な発展によれば、上記駆動装
置は、上記駆動ギアホイールの歯の間に、ラッチで係合
すると共に、回動アームと節点結合する駆動ラッチを備
えている。駆動ギアホイール及びそれと伴にカムディス
クは、回動アームを作動させることによって駆動ラッチ
を介して駆動され得、この動きに対応して可動刃が変位
する。駆動ギアホイール及び従って可動刃がリセットさ
れのを防ぐために、保持アームに取り付けられた阻止ラ
ッチが、駆動ギアホイールの歯の間に弾発的に係合す
る。
【0015】上記駆動ラッチ及び阻止ラッチは、損失の
危険がより少ない状態で良好な力伝達を行うようにする
ために、駆動ギアホイールの歯の間に、積極的にロック
する態様で係合する。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明のカッターの
好適な実施例を詳細に説明する。図1及び図2におい
て、本発明に係るカッターは、前ハウジングプレート1
と後ハウジングプレート2を有している。2つのハウジ
ングプレート1及び2は、基本的には長方形に構成され
ると共に、一定間隔をおいて相互に平行配置されてお
り、スペーサ3,4,5及び6を介して結合されてい
る。スペーサ3,4,5及び6は、ハウジングプレート
1及び2の側部領域に対で配置され、このうちスペーサ
3,4及び5は、その両側で螺子7,8と螺合する内ね
じを有するスペーサスリーブとして構成され、上記螺子
はハウジングプレート1,2のそれぞれ通孔に挿通して
いる。
【0017】スペーサ6は、ハウジングプレート1,2
の角部に配置され、基本的には三角形状を有し、その斜
辺が内方を向いている。このスペーサ6はU字状の断面
形状を有し、保持アーム9を支持するために用いられる
が、この保持アーム9は、2つの取付ピン10及び11
を介して、スペーサ6に積極的にロックする態様(po
sitively locking manner)で
結合されている。上記取付ピン10及び11は、スペー
サ6及び保持アーム9双方の部品を堅固に結合するため
に、それら両方を貫通する。更に取付ピン10及び11
はまた、ハウジングプレート1,2に対してスペーサ6
及び、従って保持アーム9をロックするために、それら
ハウジングプレート1,2を貫通する。取付ピン10及
び11の軸端部は、ハウジングプレート1及び2の両側
で揃っている。ハウジングプレート1及び2をスペーサ
6の両側に取付けるために、螺子13と螺合するねじ穴
12が更に形成され、この螺子13は、ハウジングプレ
ート1,2のそれぞれ通孔を挿通し、それらの螺子ヘッ
ドにより、これらのプレートをスペーサ6に引きつけ
る。保持アーム9が例えば鋼製であり、U字形状を有し
ている場合、該保持アーム9は、その内部に配置された
スペーサによってその上部領域で補強され、上記部材1
0,11及び13が同様にそのスペーサに挿通され得
る。ねじ穴12はまた、上記内部に配置されたスペーサ
の領域に延在し得るが、例えば通孔として構成され得
る。
【0018】保持アーム9に隣接して回動アーム14が
配置され、この回動アーム14は、ヒンジボルト15を
介して回転可能にハウジングプレート1及び2に節点結
合される。ヒンジボルト15は、ハウジングプレート1
及び2を貫通し、その軸端部表面は、ハウジングプレー
ト1及び2の外側で揃っている。回動アーム14は、図
示されていないが、その効果に関する限り保持アーム9
及び回動アーム14間に配置されるスプリングの作用に
より、保持アーム9によってヒンジボルト15のまわり
に押し戻される。
【0019】ヒンジボルト15、即ち回動アーム14の
上部領域において、該回動アーム14は、U字状の断面
形状を有し、またその上端部に斜面縁部16を有してい
て、回動アーム14は、保持アーム9から最も離れて回
動したときに、この斜面縁部16によってストップピン
17と当接する。言い換えれば、ストップピン17は、
保持アーム9から遠のこうとする回動アーム14の回動
作動を制限する。このストップピン17は、ハウジング
プレート1,2によって支持される。
【0020】回動アーム14の上端部には更にロックラ
ッチ19が配置されており、このロックラッチ19は、
軸受ピン18のまわりに回転可能であり、保持アーム9
及び回動アーム14間に配置される上記スプリングの作
用で回動アーム14が回動するのを阻止するために、こ
れら保持アーム9及び回動アーム14が相互に密接配置
されたとき、後ハウジングプレート2の対応する凹部内
へ入り込む。保持アーム9及び回動アーム14は、ハン
ドル部を形成すべく、その下端部が例えばプラスチック
により被覆されている。
【0021】カッターのラッチ駆動を詳細に説明する前
に、ここでは先ず、その上部領域の構造を詳細に説明す
る。
【0022】保持アーム9及び回動アーム14から離隔
しているこの上部領域には、前可動刃21と後可動刃2
2を有する剪断ヘッド20が配置される。この2つの可
動刃21及び22は、ハウジングプレート1及び2の端
部に支持された共通回転軸23のまわりに回転可能であ
る。
【0023】可動刃21及び22は、半円形に湾曲して
相互に対向する切刃24及び25を有し、これらはカッ
ターのプライヤーの口部26を形成する。概略的には、
可動刃21及び22は円形鎌状構造であり、上記回転軸
23が、プライヤーの口部26の下側至近距離に位置す
る。可動刃21及び22の上記円形鎌状構造により、こ
れらの刃は、回転軸23を越えてアーム9及び14の方
向に延在し、可動刃21及び22の端部は、アーム9及
び14に対向すると共に面取りされ、そしてそこに凸部
領域27及び28を形成する。
【0024】図1には、後可動刃22の表面が示されて
おり、その上に切刃25を形成する主表面25aが配設
されている。これに対して、図2には、前可動刃21の
表面が示されており、その上に切刃24を形成する主表
面24aが配設されている。可動刃21及び22は、デ
ィスク状に構成され、その切刃24及び25の領域では
比較的厚肉であるが、凸部領域27及び28では薄肉で
ある。そのために、これら凸部領域27及び28の壁面
は、対応的に、つまり相互に対向して又は対向する側が
切除されている。この様子が図1に明示されており、可
動刃22の壁厚は、参照符号30の領域よりも参照符号
29の領域において薄くなっている。かかる切除壁面に
より、凸部領域27,28の間に、駆動ギアホイール3
1を保持するために用いられるキャビティが構成され
る。
【0025】両方の可動刃21及び22は、引張スプリ
ング32の作用により、正確には該引張スプリング32
が凸部領域27,28を回転軸23のまわりに相互に向
かって回転させるように、付勢されていると言える。
【0026】駆動ギアホイール31は、ハウジングプレ
ート1及び2に支持された駆動軸33に回転的にロック
して配設される。この場合、駆動軸33は、前ハウジン
グプレート1の表側まで貫通し、そこに多角形部34を
有している。これによって、図示されていない駆動メカ
ニズムが、駆動軸33を回転するために例えば相互に作
動する制御ホイールもしくはモータと連結される。該駆
動メカニズムは、この場合には前ハウジングプレート1
の外側に設置される。
【0027】更に駆動軸33には2つのディスク、即ち
前カムディスク35及び後カムディスク36が設けら
れ、各ディスクは、駆動ギアホイール31の片側に設置
される。駆動ギアホイール31及びカムディスク35,
36は、一方が他方の上に直接配置され、例えばこれら
の部品31,35,36に形成された共通の通孔37,
38を貫通するピンによって、相互に回転的にロックし
て結合される。駆動軸33が上記駆動メカニズムを介し
て外側から回転されると、2つのカムディスク35及び
36は、駆動ギアホイール31と同様に、同一方向に駆
動され、これらの部品の間には相対移動は生じない。こ
の場合、駆動ギアホイール31,カムディスク35及び
カムディスク36の軸方向の全幅は、このユニットがハ
ウジングプレート1及び2の間にぴったりと設置される
程度の大きさである。従ってこのユニットの軸方向の幅
は、ハウジングプレート1及び2間の距離、そしてスペ
ーサ3,4,5及び6の長さに対応している。しかしな
がら、この場合、これらのカムディスクは、ハウジング
プレート1及び2間で回転可能であり、固定されるもの
ではない。
【0028】既に述べたように、可動刃の相互に対向す
る側壁部は、駆動ギアホイール31を保持するためのキ
ャビティを形成するために、凸部領域27及び28にお
いて切除されており、凸部領域27及び28は、駆動ギ
アホイール31に対向する側で接触状態にされる。この
凸部領域27及び28において、可動刃の厚さは、カム
ディスク35,36の軸方向の厚さに対応している。換
言すると、可動刃21及び22はまた、ハウジングプレ
ート1及び2の間に、正確には凸部領域27及び28が
配置される位置にぴったりと設置される。ここでは、凸
部領域27及び28は、駆動ギアホイール31に対して
常にその側部に配置されている必要はないと言える。こ
のことは、後述するように可動刃21,22の回転位置
次第である。
【0029】カッターの長手方向に見ると、駆動軸33
は回転軸23の下側に配置され、図1から明らかなよう
に後可動刃22の凸部領域28が、カムディスク36の
周縁を押圧し、一方また、図2によれば前可動刃21の
凸部領域27が、カムディスク35の周縁領域を押圧す
る。凸部領域27,28は、前述した引張スプリング3
2の作用により、カムディスク35,36によって案内
される。カムディスク35,36が、駆動ギアホイール
31を介して、または前記駆動メカニズムも介して駆動
され得る駆動軸33の回転によって回転されれば、この
場合可動刃21,22もまた回動される。これについて
は、更に正確に後述する。
【0030】可動刃21,22をこの方法で移動するた
めに、駆動軸33が駆動メカニズムの作用によって回転
され得ることは既に説明した。しかしながら、この駆動
軸33はまた、正確には駆動ラッチ39の作用によっ
て、駆動ギアホイール31を介して回転され得、この駆
動ラッチ39は、回動アーム14の上部領域の軸受ピン
40を介して回動可能に支持されている。この場合、駆
動ラッチ39は、駆動ギアホイール31の歯42の間に
係合する駆動ラッチ41を有している。この駆動ラッチ
41の係合位置は、保持アーム9が配置される駆動ギア
ホイール31の側部である。阻止ラッチ43がまた、駆
動ギアホイール31の歯42の間に係合し、この阻止ラ
ッチ43は、その軸端部がハウジングプレート1及び2
に設置されている軸受ピン44に回転可能に支持されて
いる。駆動ラッチ39及び阻止ラッチ43は、スプリン
グ45及び46の作用によって駆動ギアホイール31の
方向に付勢されている。これらのスプリング45,46
は、それぞれの他端がスペーサ6に支持されると共に、
ピン47,48のまわりに巻回されており、該ピン4
7,48はスペーサ6のU字状領域を貫通する。ピン4
7,48はまた、ハウジングプレート1及び2により支
持されている。
【0031】前ハウジングプレート1には、制御レバー
50,51が挿通する開口49が形成されていて、これ
ら制御レバーの一方は駆動ラッチ39とその側部で結合
し、また他方は阻止ラッチ43とその側部で結合する。
開口49は長穴の開口に形成されており、これにより、
制御レバー50,51が移動する際、駆動ラッチ39及
び阻止ラッチ43がスプリング45,46の弾力に抗し
て駆動ギアホイール31から後退し得るようにしてい
る。それらは、駆動ギアホイール31から一緒にもしく
は別々に立上がり可能であり、正確には前述した制御ホ
イールを介して、可動刃21,22をプリセットするた
めに手によって移動可能である。
【0032】以下に、図1及び図2を参照して、カッタ
ーの作動方法を詳細に説明する。
【0033】カッターが初期位置に配置される場合、な
お状態は図1に示され、アーム9及び14は相互に隣接
配置されているが、このとき固定ラッチ19は先ず、回
動アーム14を解除するために正確には手によって、図
1において軸受ピン18のまわりに時計方向に回転され
る。そして回動アーム14は、図示されていないが、ア
ーム9及び14間に配置されているスプリングの作用に
より、正確にはヒンジボルト15のまわりに保持アーム
9から回動されて離れる。このとき、軸受40もまた、
ヒンジボルト15のまわりの軌道上を移動され、駆動ラ
ッチ39を駆動し、その駆動ラッチ41は駆動ギアホイ
ール31の歯42から滑り去る。この場合、スプリング
46の弾力により駆動ギアホイール31の歯部と係合
し、駆動ギアホイール31を阻止する阻止ラッチ43に
よって、該駆動ギアホイール31の回転が防がれる。こ
のように回動アーム14が保持アーム9から回動されて
離れる場合、図1において駆動ギアホイール31の反時
計方向の回転は起こらず、従ってまたカムディスク35
及び36の回転も起こらない。回動アーム14は、その
斜面縁部16がストップピン17と当接するまで回動さ
れる。
【0034】その後、回動アーム14が保持アーム9に
向かって回動されると、該回動アーム14は駆動ラッチ
39を前へ押し、この駆動ラッチ39としては、駆動ラ
ッチ41を介して駆動ギアホイール31を駆動軸33の
まわりに時計方向に回転させる。この場合、阻止ラッチ
43は、駆動ギアホイール31を阻止することなく、そ
の歯42の上を単に滑り去る。カムディスク35,36
もまた、駆動ギアホイール31の回転と伴に図1におい
て時計方向に回転される。このときの回転角度は、回動
アーム14の回動角度に対応しており、通常2つの歯4
2間の角度間隔に等しい。
【0035】カムディスク36が、図1において時計方
向、即ち矢印A方向に回転すると、その上に後可動刃2
2の凸部領域28が位置するカムディスク36の周縁領
域部分は、回転軸23に向かって移動する。換言する
と、カムディスク36は、可動刃22を、凸部領域28
より高くそして回転軸23のまわりに押し上げる。後可
動刃22の回転位置は、カムディスク36の半径によっ
て決定され、この半径は常に、カムディスク36及び凸
部領域28のセルフロックもしくは固着が生じないよう
に選定されている。図1において、後可動刃22は回転
軸23に回動可能に軸支されており、反時計方向に付勢
されている。凸部領域28が、駆動軸33から最短距離
にある周縁部分上でカムディスク36と接触するので、
後可動刃22は、回転軸23のまわりに最も後の方に位
置する。カムディスク36が更に回転し、その半径が大
きくなると、後可動刃22は矢印B方向に押圧される。
【0036】矢印A方向における図1のカムディスク3
6の回転に伴い、図2の前カムディスク35はまた、同
一回転方向、即ち矢印A方向に回転されるが、図2はカ
ッターの前方から見た状態を示しているので、ここでは
反対に描かれている。
【0037】前可動刃21の凸部領域27は、前カムデ
ィスク35の円周上に配置され、該前カムディスク35
が矢印A方向に回転する際、図2の前可動刃21は、回
転軸23のまわりに時計方向に回転され、この場合にも
その回転位置がカムディスク35の半径により決定され
る。図2において、前可動刃21は、凸部領域27が最
小半径を有する前カムディスク35上に位置するまで、
下方に回動される。これに基づき、前カムディスク35
が矢印A方向に回転すると、該前カムディスク35は、
凸部領域28の上側の前可動刃21を矢印C方向に押圧
し、そして、同時に後可動刃22が後カムディスク36
によって矢印B方向に押圧されるので、プライヤーの口
部26を閉じることができる。かかる作動を行うため
に、カムディスク35及び36の回転位置は、始めから
駆動ギアホイール31に対して固定的に選定される。
【0038】切断すべき材料の断面が比較的厚い場合
に、相互に交差する切刃24,25の先端を保護するた
めに、これらの切刃24,25は、主表面24a,25
aと反対側の表面上に開先24b,25bを有してい
る。この開先は、実際上、可動刃先端が交差し始めたと
きに、それらを案内するために用いられる。
【0039】駆動ラッチ39及び阻止ラッチ43が、制
御レバー50,51を介して駆動ギアホイール31の歯
部から回転されると、カムディスク35,駆動ギアホイ
ール31及びカムディスク36から成るユニットもま
た、手、正確には多角形部34と係合するハンドホイー
ルによって回転され得、これにより該ハンドホイールの
回転に応じた所望の態様でプライヤーの口部26を開閉
することができる。
【0040】可動刃21及び22の回動角度は、この方
法では駆動ギアホイール31の連続する回転位置に対し
て所定の切断力を発生させるために、カムディスクの半
径によって予め調節されている。そしてロープ状の材料
は、回転位置に応じた所望の力で切断されるが、比較的
軟質の被覆材及び硬質コアを有するケーブルの場合に極
めて効果的である。この場合、カムディスクの半径は例
えば次のように選定され、即ち、軟質の被覆材のみが切
断されるまでは、プライヤーの口部は、先ず駆動ギアホ
イール31の特定の角度範囲に応じて比較的迅速に閉
じ、一方その後、硬質コアが切断されているときは、駆
動ギアホイール31の角度範囲に対して、可動刃21,
22の動きは緩慢に行われる。カッターはまた、伝達部
を汚れから保護するために、駆動ギアホイール31の端
部領域及びカムディスク35,36の端部領域で密閉さ
れ得る。このために、ハウジングプレート1,2間で例
えば一方ではスペーサ4,5の間に、また他方ではスペ
ーサ3,6の間に側壁領域が設定され得る。
【0041】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、この種の
カッター装置において、構成が簡素化され、しかも円滑
且つ的確な作動を実現する等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカッターにおけるハウジングを開いた
状態の後方から見た斜視図である。
【図2】本発明のカッターにおけるハウジングを開いた
状態の前方から見た斜視図である。
【符号の説明】
1 前ハウジングプレート 2 後ハウジングプレート 3,4,5,6 スペーサ 9 保持アーム 14 回動アーム 19 ロックラッチ 21 前可動刃 22 後可動刃 23 回転軸 27,28 凸部領域 31 駆動ギアホイール 35 前カムディスク 36 後カムディスク 39 駆動ラッチ 41 駆動ラッチ 43 阻止ラッチ 45,46 スプリング 50,51 制御レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウルリッヒ ビーベ ドイツ連邦共和国 ドレントルプ キービ トツベグ 2

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルを切断するためのカッターであ
    って、 一方が他方の上に重ねて配置され、共通の回転軸(2
    3)の回りに回転可能な一対の平坦型の可動刃(21,
    22)と、 各可動刃の刃面内に設けられ、各可動刃を駆動する専用
    のカムディスクと、 このカムディスクを駆動する駆動装置(31,33,3
    9)と、 を備えることを特徴とするカッター。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカッターにおいて、 各可動刃(21,22)は、切断のための切刃(24,
    25)を含むと共に、この切刃から離れた側に前記カム
    ディスク(35,36)の円周部を押圧する凸部領域
    (27,28)を有していることを特徴とするカッタ
    ー。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のカッターにおい
    て、 両方のカムディスク(35,36)は、共通回転軸(3
    3)上に回転をロックされた態様で取り付けられている
    ことを特徴とするカッター。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のカッターにおいて、 前記駆動装置(31,33,39)は、回転がロックさ
    れた態様で前記共通回転軸(33)に取り付けられた駆
    動ギアホイール(31)を有していることを特徴とする
    カッター。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のカッターにおいて、 前記駆動ギアホイールはカムディスク(35,36)の
    間に配置されていることを特徴とするカッター。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載のカッターにおい
    て、前記駆動装置(31,33,39)は、前記駆動ギ
    アホイール(31)の歯(42)に、係合する駆動つめ
    (41)を有すると共に、回動アーム(14)に軸支さ
    れた駆動ラッチ(39)を有していることを特徴とする
    カッター。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のカッターにおいて、前
    記駆動ラッチ(41)は、前記駆動ギアホイール(3
    1)の歯と歯の間に、ロックする態様で係合することを
    特徴とするカッター。
  8. 【請求項8】 請求項4乃至7のいずれかに記載のカッ
    ターにおいて、 保持アーム(9)に取り付けられた阻止ラッチ(43)
    が、前記駆動ギアホイール(31)の歯(42)の間に
    付勢係合することを特徴とするカッター。
  9. 【請求項9】 請求項3乃至8のいずれかに記載のカッ
    ターにおいて、 さらに駆動機構が前記駆動軸(33)の一端部に連結さ
    れることを特徴とするカッター。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のカッターにおいて、
    前記駆動機構は制御ホイールであることを特徴とするカ
    ッター。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載のカッターにおいて、
    前記駆動機構はモータであることを特徴とするカッタ
    ー。
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