JPH06155143A - 小口径管の切断装置 - Google Patents

小口径管の切断装置

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JPH06155143A
JPH06155143A JP30382392A JP30382392A JPH06155143A JP H06155143 A JPH06155143 A JP H06155143A JP 30382392 A JP30382392 A JP 30382392A JP 30382392 A JP30382392 A JP 30382392A JP H06155143 A JPH06155143 A JP H06155143A
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Japan
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cutter blade
shaft
pipe
rotary shaft
cutter
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Application number
JP30382392A
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English (en)
Inventor
Yuko Nomura
裕晧 野村
Kazuhito Minemoto
一仁 嶺本
Kikuo Sakurai
菊雄 桜井
Tadashi Abe
忠 阿部
Keisuke Satou
瓊介 佐藤
Yasunari Nakayama
康成 中山
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DAIYU KK
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
DAIYU KK
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 狭隘な場所あるいは高所等における小口径管
を内側から手動あるいは遠隔操作によって切断する装置
を提供する。 【構成】 カッター刃の押しつけ反力支持用回転軸1
と、該回転軸1に偏心させて挿通したカッター刃送り軸
3と、該カッター刃送り軸3に装着したカッター刃2を
管4内に挿入し、外部から回転軸1を回転させる動力伝
達部材5と、スプリングを使用したカッター刃送り用蓄
力手段8と、この蓄力手段8のカッター刃押しつけ力を
カッター刃送り軸3を介してカッター刃2に伝達するカ
ッター刃押しつけ力伝達部材10とによって構成し、蓄
力手段8に蓄積した弾性でカッター刃2を常時管4の内
周に押し付けて切断を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は再処理工場溶解槽接続小
口径配管あるいは原子炉圧力容器接続小口径配管等の切
断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は第1の従来技術の例を示す図で、
図4において、51はディスクカッター、52は油圧シ
リンダ、53は油圧ピストン、54は配管等の被切削
物、55はローラ、56は駆動軸、57は油圧ホース、
58は油圧ユニット、59は油圧モータ、60は減速
機、61は公転、62は自転である。
【0003】まず、ディスクカッター51、油圧シリン
ダ52、油圧ピストン53およびローラ55等によって
カッターヘッドを構成し、該カッターヘッドを被切断物
(以下、配管という。)54内に挿入し、ディスクカッ
ター51を切断部に位置させる。カッターヘッドは油圧
ホース57を内設し油圧モータ59および減速機60に
回動自在に連結された駆動軸56に連結されている。油
圧モータ59の上流側には高圧の作動油を供給する油圧
ユニット58が配設されている。
【0004】ディスクカッター51が所定の位置にある
ことを確認したのち、油圧ホース57を通じて圧力油を
各油圧シリンダ52に供給して油圧ピストン53を配管
54側に押し出す。それに伴なってディスクカッター5
1が配管54の内面に当接し、更に圧力油を供給するこ
とによってディスクカッター51の反対側に配設された
単数または複数のローラ55が反対側の配管内面に当接
する。この状態で圧力油を油圧モータ59に供給するこ
とにより駆動軸56が回転(公転61)し、それに伴な
ってカッターヘッドが同方向に回転する。ディスクカッ
ター51およびローラ55は配管54の内面に油圧によ
って押しつけられていることにより、ディスクカッター
51およびローラ55は駆動軸56と同方向に公転しつ
つ逆方向に転動回転(自転62)し、配管54の切断動
作が開始される。
【0005】配管54が切断されるのに伴なってディス
クカッター51の配管内面への押しつけ圧力が低下して
来るが、油圧ユニット58から圧力油を常に油圧シリン
ダ52内に供給することにより、ディスクカッター51
は常に一定の圧力で配管54に押しつけられて切断動作
を継続する。
【0006】配管54の切断が完了したのち、油圧シリ
ンダを逆方向に動作させる。それに伴なってディスクカ
ッター51およびローラ55は配管54の中央部方向に
その位置を変える。次に駆動軸56を配管54の外部方
向に引き出すことによりカッターヘッドも配管54外に
引き出され、配管54の切断作業が完了する。
【0007】図5は第2の従来技術の例を示す図で、特
願昭63−221174号に記載された鋼管切断装置の
断面図である。該第2の従来技術の例は、前記第1の従
来技術の例が、それ以前のインサイド・ロータリー・デ
ィスクカッターが主として土木建設工事において使用さ
れ、外径400mm〜1500mmと大口径で、しかも垂直
方向に設置された配管を対象にしていたものを、外径3
00mmと比較的小さい口径で尚かつ水平方向に設置され
た配管にも適用し得るように工夫したものであったが、
それでも未だ構造が複雑で大型であったものを小型軽量
化し、遠隔操作による鋼管切断を可能にする目的で提案
された装置である。
【0008】図5において、偏心軸71の軸心が回転軸
72の軸心と一致するよう刃物送り軸73の位相をセッ
トし、この状態で回転軸72を鋼管74内に挿入すれ
ば、反力メタル75を介して回転軸72の先端部に取設
されたカッター刃76が切断所望位置に臨むことにな
る。
【0009】上記の状態で回転軸72に対して刃物送り
軸73を自転させ、回動したカッター刃76の周囲を鋼
管74の内周面に圧接させれば、反力メタル75のカッ
ター刃76と反対側の外周面が鋼管74の内面に圧接
し、反力メタル75を介して回転軸72がカッター刃7
6の反力支持となる。この状態で回転軸72を回転させ
ると、クラッチを介して刃物送り軸73が同方向へ回動
し、カッター刃76の刃先が鋼管74の内周面を転動し
て行き、この内周面に切れ目をつける。
【0010】回転軸72を所定数回転させると、刃物送
り軸73を所要角度だけ自転させ、カッター刃76を鋼
管74に対して送り込み、再び回転軸72に回転を与え
て切断を行ない、回転軸72の所定回転ごとに刃物送り
軸73を少しづつ自転させてカッター刃76の送り込み
を繰返せば、カッター刃76による鋼管74の切り込み
が進行し、刃物送り軸73を180°自転させた位相で
カッター刃76は最大の突出状態になり、鋼管74の切
断が完了することになる。切断完了後は、偏心軸71の
軸心が回転軸72の軸心に一致するよう刃物送り軸73
を回転させ、回転軸72を残った鋼管74内から抜取
る。図5において、80は回転軸72回転用のアクチュ
エータ、81は昇降フレーム、82は旋回アクチュエー
タ、83,86は傘歯車、84は回転フレーム、85は
平歯車、87,91は起伏用軸、88は中間軸、89は
歯車、90は起伏用アクチュエータである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来の
技術においても、配管内にカッターヘッドを送り込み、
油圧シリンダ等のアクチュエータによってカッター刃を
配管内に押しつけて回転させることによって配管を内部
から切断し、あるいはそれを遠隔操作によって行なうこ
とが可能であった。しかしながら上記従来の技術は、い
ずれもカッターヘッドの大きさが比較的大きく、該カッ
ターヘッドを配管内に挿入して切断することにより、必
然的に適用し得る配管が比較的大きいものに限定される
とともにその構造が複雑であると云う不具合を有してい
た。
【0012】本発明はこのような現状に鑑みてなされた
もので、簡単な構成によって小口径管にも適用し得るほ
か遠隔操作による切断も容易になし得る切断装置を提供
することを課題としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、本発明は、切断せんとする管内に一端側を挿
入する回転軸に、この回転軸の軸中心と偏心する位置を
軸方向に貫通するカッター刃送り軸を回転可能に設け、
前記回転軸の一端側から突出するカッター刃送り軸の先
端にこのカッター刃送り軸の軸中心と偏心するカッター
刃を取付け、前記回転軸の管外に位置する他端側に、回
転駆動機の回転を回転軸に伝える動力伝達部材を設け、
前記回転軸の他端側とカッター刃送り軸の後端側との間
に、回転軸に対してカッター刃送り軸に回転を与える弾
性を蓄積し、かつカッター刃送り軸と係脱自在となるカ
ッター刃送り用蓄力手段を設けた構成を採用したもので
ある。
【0014】
【実施例1】以下本発明の実施例を添付図面の図1乃至
図3に基づいて説明する。
【0015】図1と図2は本発明に基づく第1の実施例
を示す図で、図1は小口径管の切断装置の要部を示す断
面図、図2は全体形状を示す一部破断外観図である。図
1と図2において、1はカッター刃押しつけ反力支持用
回転軸(以下、回転軸という。)、2はカッター刃、3
はカッター刃送り軸、4は切断対象の管、5は動力伝達
部材、6はベルト、7はスプリング、8はカッター刃送
り用蓄力手段、9は調整ノブ、10はカッター刃押しつ
け力伝達部材、11は切込トルク固定ノブ、12は回転
軸の軸中心、13はカッター刃送り軸の軸中心、14は
カッター刃の軸中心、15はモータである。
【0016】回転軸1は切断対象の管4の内径よりも僅
かに小さい外径に形成されており、回転軸1の内部軸方
向には回転軸1の軸中心12から偏心させた位置にカッ
ター刃送り軸3を挿通するための貫通孔1aが形成さ
れ、回転軸1の一端は管4内に挿入され、他端部は管4
外にあって動力伝達部材5とピンやキー等によって係合
される。動力伝達部材5はモータ15等の回転駆動機に
よって発生される動力をベルト6等によって回転軸1に
伝達する部材である。
【0017】回転軸1に形成された貫通孔1aに挿着さ
れるカッター刃送り軸3の管4内側先端部には回転軸の
軸中心12とカッター刃送り軸の軸中心13との偏心量
と同じ値だけカッター刃送り軸の軸中心から偏心させて
カッター刃2が取り付けられている。
【0018】動力伝達部材5の管4外側にはカッター刃
送り軸3を挿通させてカッター刃送り用蓄力手段8が配
設され、該カッター刃送り用蓄力手段8と動力伝達部材
5とはスプリング7を介して係合されている。カッター
刃送り用蓄力手段8の管4外側には更にカッター刃押し
つけ力伝達部材10がカッター刃送り軸3を挿通させて
配設されており、該カッター刃押しつけ力伝達部材10
はピン24等によってカッター刃送り軸3に固定されて
いるとともに、切込トルク固定ノブ11を有するピン2
1とカッター刃押しつけ部材8の孔22との嵌合によっ
てカッター刃押しつけ部材8に係合している。
【0019】
【作用1】管4の切断は次の手順によって実施する。ま
ず切込トルク固定ノブ11を引き出してカッター刃押し
つけ力伝達部材10を回転軸1に対して回転自在な状態
にしてカッター刃送り軸3を回動し、カッター刃2の軸
中心14が回転軸1の軸中心12にあるように位置させ
る。この状態でカッター刃2が切断予定位置に達するま
で管4内に挿入する。
【0020】次にカッター刃押しつけ力伝達部材10を
回動させてカッター刃送り軸3を回転させ、先端に偏心
状態で取付けたカッター刃2を管4の内面に当接させ
る。次に調整ノブ9によってカッター刃送り用蓄力手段
8を回転させてスプリング7を回転伝達部材5との間で
十分に開き、スプリング7に弾性を蓄積し、その状態で
切込トルク固定ノブ11のピン21をカッター刃送り用
蓄力手段8の孔22に押し込むことによってカッター刃
押しつけ力伝達部材10とカッター刃送り用蓄力手段8
とを係合する。切込トルク固定ノブ11は上記両部材
8,10を確実に係合するように図1に示すようにスプ
リング23等を利用するとより安全である。
【0021】これによってスプリング7に蓄積した復元
力はカッター刃押しつけ力伝達部材10に伝達され、該
部材10はカッター刃送り軸3と強固に係合されている
ことにより、カッター刃送り用蓄力手段8に捩り力が作
用してこれがカッター刃送り軸3に伝達され、管4内側
先端部に取り付けられたカッター刃2を常に管4の内面
に押しつける。
【0022】この状態でモータ15を駆動させることに
より動力伝達部材5にベルト6を介して動力が伝達さ
れ、図1に示す切断装置全体が回転して管4の切断が行
なわれる。その際カッター刃2はカッター刃送り用蓄力
手段8の弾性により、管4の切断進行と共に外方へ移動
し、カッター刃2の管4への押しつけ力の反力がカッタ
ー刃送り軸3を介して回転軸1に作用するが、回転軸1
は管4の内径よりも僅かに小さい外径に形成されている
ことによりカッター刃2は十分な押しつけ力を保持した
状態で切断作業を継続し、管4の切断を完了する。
【0023】管4の切断が完了したのち、上記切断開始
時と逆の手順によってカッター刃送り軸3を回動させて
カッター刃の軸中心14を回転軸1の軸中心12に一致
させ、カッター刃2を管4の中心部に位置させたのち管
外に引き出して切断作業を完了する。
【0024】
【実施例2】図3は本発明に基づく第2の実施例を示し
ている。この第2の実施例の切断装置は、第1の実施例
よりも少し大径の小口径管を切断すると共に、管径の変
化に対して部分的な取替えで対応することができる構造
になっている。
【0025】なお、この第2の実施例において、先に述
べた第1の実施例と同一部分については同一符号を付す
ことによって説明に代える。
【0026】図3において、回転軸1及びカッター刃送
り軸3を短かくしてその先端側寄りの途中を支持プレー
ト31で回転自在に保持すると共に、回転軸1の先端に
円筒状の延長軸32を、ねじ結合等の手段により同軸心
状の配置で着脱自在となるよう連結し、延長軸32の先
端部と途中には反力支持用のガイドローラ33が取替え
可能に装着され、カッター刃送り軸3の先端にはトーシ
ョン軸34が継手35を介して着脱自在となるよう同軸
心状に連結されている。
【0027】上記延長軸32及びトーション軸34は、
短尺のものを各々継手を用いて順次継足すことにより、
必要な長さに設定され、延長軸32に対してトーション
軸34は偏心した配置になっている。
【0028】前記支持プレート31の前面には、センタ
ーサポートパイプ36が回転軸1と同軸心状の配置とな
るようボルトで着脱自在に固定され、このセンターサポ
ートパイプ36の根元側外周に該パイプ36を挿入した
管4の端部を受けるリング37が位置調整可能に固定さ
れている。
【0029】センターサポートパイプ36の外径は管4
の内径に適合し、ガイドローラ33の外径も管4の内径
より僅かに小さく設定され、切断せんとする管4の内径
の変化に対しては、センターサポートパイプ36とガイ
ドローラ33を各々管4の内径に適合するものに取替え
ればよい。
【0030】前記トーション軸34の先端にカッター刃
取付台38が装着され、この取付台38はトーション軸
34に固定した固定台39と、この固定台39にトーシ
ョン軸34の半径方向への位置調整が自在となるよう取
付けた可動台40の組合せからなり、可動台40の一方
端部寄りにカッター刃2が回動自在に取付けられてい
る。
【0031】従って、可動台40の位置調整を行なうこ
とにより、トーション軸34に対するカッター刃2の偏
心量を管4の内径に合わせて自由に設定することができ
る。
【0032】この第2の実施例においては、カッター刃
送り軸3の後端をカッター刃押しつけ力伝達部材10か
ら後方に突出する角軸41とし、この角軸41に着脱自
在となるよう係合するハンドル42によってカッター刃
送り軸3を回転させ、カッター刃2の軸中心14を回転
軸1の軸中心12側にあるようにセットできるようにし
ている。
【0033】また、蓄力手段8は、回転軸1に外嵌固定
した円板8aとカッター刃送り軸3に外嵌固定した円板
8bとをスプリング7によって結合し、スプリング7の
内側には回転軸1に対して外嵌する多数のフリー円板8
cを配置すると共に、前記円板8bとカッター刃押しつ
け力伝達部材10の間に、カッター刃送り軸3に対して
フリーとなる円板8dを設け、この円板8dと円板8a
を複数本のロッド8eで結合すると共に、円板8dと重
なるカッター刃押しつけ力伝達部材10に切込トルク固
定ノブ11を取付け、円板8dに切込トルク固定ノブ1
1のピン21が係脱する多数の孔22を同心円状に設け
た構造になっている。
【0034】この蓄力手段8にカッター刃2の回動力を
蓄力させるには、延長軸32を管4内に挿入した状態
で、切込トルク固定ノブ11を引いてカッター刃押しつ
け力伝達部材10と円板8dの結合を解き、ハンドル4
2でカッター刃送り軸3を回動させると、カッター刃2
が管4の内面に当接するまでの回動において、円板8b
が一体に回動することによりスプリング7を巻締め又は
開き、復元弾性を蓄積するので、この状態で切込トルク
固定ノブ11を孔22に係止すれば、スプリング7の復
元力がカッター刃2に回動力として付与されることにな
る。
【0035】
【作用2】第2の実施例における管4の切断は次の手順
によって実施する。
【0036】まず、切断せんとする管4の内径に適合し
た外径のセンターサポートパイプ36とガイドローラ3
3を選び、センターサポートパイプ36を支持プレート
31の前面に回転軸1と同軸心状の配置となるよう固定
し、回転軸1の先端に所定長さの延長軸32を接続し、
その外側にガイドローラ33を取付けると共に、カッタ
ー刃送り軸3に接続したトーション軸34のカッター刃
取付台38を操作し、カッター刃2の偏心量を管4の内
径に合わせて設定しておく。
【0037】次に、切欠トルク固定ノブ11を引き出
し、カッター刃押しつけ力伝達部材10を回転自在な状
態にしてカッター刃送り軸3を回動し、カッター刃2の
軸中心14を回転軸1の軸中心12側に位置させ、この
状態でカッター刃2からトーション軸34を管4内に挿
入し、管4の端部をセンターサポートパイプ36とリン
グ37の間に嵌込んで押当てればカッター刃2が切断予
定位置に達する。
【0038】この後は、先に述べた第1の実施例と同様
にカッター刃送り軸3の回動によるカッター刃2の管4
の内面への当接、カッター刃送り用蓄力手段8の回動に
よるスプリング7の弾性蓄積、カッター刃送り用蓄力手
段8とカッター刃押しつけ力伝達部材10の係合、カッ
ター刃2の管4の内面への押しつけ後の動力伝達部材5
の回動を順次行なうことにより、ガイドローラ33を反
力としてカッター刃2により管4を切断する。
【0039】
【発明の効果】このように本願発明は上記実施例におい
て説明したように、下記に示す効果を奏する。
【0040】 配管内に挿入するのはカッター刃と、
カッター刃送り軸と、カッター刃送り軸を挿通させる回
転軸のみであることにより、従来成し得なかった小口径
の配管の切断が可能になる。
【0041】 構成が極めて簡潔であることにより、
遠隔操作が容易、確実に行ない得る。
【0042】 設備費および稼働費を著しく低減させ
得る。
【0043】 切断が切削ではなく押し切り形式によ
って行なわれることにより切り粉の発生がなく、配管が
放射性を有するような場合においても高い安全性を維持
した切断を行ない得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に基づく小口径管の切断装置の第1の
実施例を示す断面図である。
【図2】本願発明に基づく小口径管の切断装置の第1の
実施例を示す一部破断外観図である。
【図3】本発明に基づく小口径管の切断装置の第2の実
施例を示す断面図である。
【図4】第1の従来技術の例を示す図である。
【図5】第2の従来技術の例を示す図である。
【符号の説明】
1 回転軸 2 カッター刃 3 カッター刃送り軸 4 管 5 動力伝達部材 6 ベルト 7 スプリング 8 カッター刃送り用蓄力手段 9 調整ノブ 10 カッター刃押しつけ力伝達部材 11 切込トルク固定ノブ 12 回転軸の軸中心 13 カッター刃送り軸の軸中心 14 カッター刃の軸中心 15 モータ 51 ディスクカッター 52 油圧シリンダ 53 油圧ピストン 54 配管 55 ローラ 56 駆動軸 57 油圧ホース 58 油圧ユニット 59 油圧モータ 60 減速機 61 公転 62 自転 80 アクチュエータ 81 昇降フレーム 82 旋回アクチュエータ 83,86 傘歯車 84 回転フレーム 85 平歯車 87,91 起伏用軸 88 中間軸 89 歯車 90 起伏用アクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜井 菊雄 寝屋川市成田町9番23号 (72)発明者 阿部 忠 東京都江東区南砂2丁目4番25号 川崎重 工業株式会社東京設計事務所内 (72)発明者 佐藤 瓊介 千葉県野田市二ツ塚118番地 川崎重工業 株式会社野田工場内 (72)発明者 中山 康成 千葉県野田市二ツ塚118番地 川崎重工業 株式会社野田工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断せんとする管内に一端側を挿入する
    回転軸に、この回転軸の軸中心と偏心する位置を軸方向
    に貫通するカッター刃送り軸を回転可能に設け、前記回
    転軸の一端側から突出するカッター刃送り軸の先端にこ
    のカッター刃送り軸の軸中心と偏心するカッター刃を取
    付け、前記回転軸の管外に位置する他端側に、回転駆動
    機の回転を回転軸に伝える動力伝達部材を設け、前記回
    転軸の他端側とカッター刃送り軸の後端側との間に、回
    転軸に対してカッター刃送り軸に回転を与える弾性を蓄
    積し、かつカッター刃送り軸と係脱自在となるカッター
    刃送り用蓄力手段を設けた小口径管の切断装置。
JP30382392A 1992-11-13 1992-11-13 小口径管の切断装置 Pending JPH06155143A (ja)

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