JPH0615304B2 - 車両の発進誤操作防止方法 - Google Patents

車両の発進誤操作防止方法

Info

Publication number
JPH0615304B2
JPH0615304B2 JP14169285A JP14169285A JPH0615304B2 JP H0615304 B2 JPH0615304 B2 JP H0615304B2 JP 14169285 A JP14169285 A JP 14169285A JP 14169285 A JP14169285 A JP 14169285A JP H0615304 B2 JPH0615304 B2 JP H0615304B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
signal
side brake
starting
clutch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP14169285A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS624636A (ja
Inventor
敏昭 立野
滋樹 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP14169285A priority Critical patent/JPH0615304B2/ja
Priority to GB08608112A priority patent/GB2174780B/en
Priority to KR1019860002750A priority patent/KR930004582B1/ko
Priority to DE3612279A priority patent/DE3612279C2/de
Publication of JPS624636A publication Critical patent/JPS624636A/ja
Priority to US07/173,945 priority patent/US4899857A/en
Publication of JPH0615304B2 publication Critical patent/JPH0615304B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両の発進時の誤操作を防止する方法、特に、
発進制御手段が負荷信号に基づき発進処理を行なう車両
の発進誤操作防止方法に関する。
(従来の技術) 車両のクラッチ操作及び変速機のギヤ位置の切換操作を
共に自動化した自動変速装置(たとえば特願昭59−5074
7号の明細書及び図面に開示される)が知られている。
この装置によれば車両の始動、発進、変速の各制御を自
動化して行なうことができる。特に、始動後、停止状態
にある車両を発進させるには、クラッチの断時に発進段
にギヤ位置を切換え、この後、アクセルペダルの踏み込
みによる負荷信号の増加に伴ない、エンジン回転を負荷
信号に基づき増加させる。しかも、クラッチを接合方向
に変位させて、クラッチ出力軸側の回転を徐々に引き上
げ、その後、エンジン回転とクラッチ出力回転が一致し
た時点でクラッチを接合させて発進を完了させている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで上述の自動変速装置では、車両が停車中におい
て、変速機のギヤ列が発進段に入っても、アクセルとペ
ダルの踏み込みによる負荷信号の増加がなければ発進せ
ず、無論、エンストを起こすこともない。このような発
進方法を取っている場合、たとえば、誤操作や子供のい
たずら等により、まずギヤ列が発進段に入り、しかもア
クセルが踏み込まれるとエンジン回転は増加し、サイド
ブレーキが解除されていたり、あるいはサイドブレーキ
の制動力がゆるい場合、車両が急発進してしまうという
可能性がある。本発明の目的は運転者の意志に反した発
進を防止できる車両の発進誤操作防止方法を提供するこ
とにある。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成するため、本発明では、車両のエンジ
ン回転を操作する燃料供給量調整用アクチュエータと、
上記エンジンの負荷信号を出力する負荷センサと、上記
車両の速度に対応した車速信号を出力する車速センサ
と、上記車両のサイドブレーキの制御作動時にサイドブ
レーキ信号を出力するサイドブレーキセンサと、上記負
荷信号と車速信号及びサイドブレーキ信号とに基づき上
記燃料供給量調整用アクチュエータを制御する発進制御
手段とを用い、上記サイドブレーキ信号が解除された以
後で、上記負荷信号が規定値を上回った時点で上記発進
制御手段が停車状態の上記車両の発進処理に入ることを
特徴として方法を採用している。
(作 用) このような車両の発進誤操作防止方法によれば、サイド
ブレーキ信号が解除されない限り、発進制御手段は発進
処理を行なわないよう作用する。
(実施例) 本発明の適用された車両の発進誤操作防止方法で用いる
自動変速装置を第1図に示した。
この自動変速装置はディーゼルエンジン(以後単にエン
ジンと記す)1を備えた車両の始動、発進及び変速から
なる自動変速を行なうことができる。エンジン1は燃料
供給量調整装置としての電子ガバナコントローラ2によ
り操作される燃料噴射ポンプ3を装着している。なお、
この噴射ポンプのラック301 は燃料供給量調整用アクチ
ュエータとしての電磁アクチュエータ302 により操作さ
れる。エンジン1には乾式摩擦クラッチ(以後単にクラ
ッチと記す)4とギヤシフトユニット6を備えた変速機
5が接続される。
クラッチ4はこの断接状態を連続的に変化させ得るクラ
ッチ用アクチュエータであるエアシリンダ7を備え、こ
のエアシリンダへの高圧エアの給排は2つの電磁弁8,
9により行なわれる。即ち、エアシリンダ7と高圧エア
タンク10との間の電磁弁8はオン時にクラッチ4を断方
向へ操作でき、エアシリンダ7と大気開放口11との間の
電磁弁9はオン時にクラッチ4を接方向へ操作でき、こ
れら両弁は連続オン作動及び任意の時間比で開閉するデ
ューティ弁としての作動をも行なうことができ、これら
には後述する自動変速コントローラ12より作動信号が入
力される。
変速機5のギヤシフトユニット6には複数(第1図には
1つのみ示した)の電磁バルブ13と、このバルブにより
高圧エアタンク10の高圧エアが給排されるパワーシリン
ダ(図示せず)とが装備され、これらにより変速機のギ
ヤ列の噛合態様を切換えることができる。ギヤシフトユ
ニット6にはギヤ位置を検出するギヤ位置センサ14が対
設され、これからのギヤ位置信号は自動変速コントロー
ラ12に出力される。
自動変速コントローラ12及び電子ガバナコントローラ2
は共にマイクロコンピュータからなり、自動変速コント
ローラ12の出力する負荷信号S1に基づき電子ガバナコン
トローラ2は電磁アクチュエータ302 に適確なレベルの
駆動信号S2を出力する。自動変速コントローラ12にはエ
ンジン回転数信号を出力するエンジン回転センサ15、ク
ラッチ出力軸回転数信号を出力するクラッチ出力軸回転
センサ16、車速信号を出力する車速センサ17、ギヤ位置
センサ14、図示しない変速段選択スイッチ内の変速信号
を出力する変速スイッチ18、図示しないアクセルベダル
の開度に応じた負荷信号S1を出力する負荷センサ22及び
図示しないサイドブレーキの制動作動時にサイドブレー
キ信号S3を出力するサイドブレーキセンサ23が接続され
る。
自動変速コントローラ12は発進制御手段としても働くも
のであり、そのメモリには第2図に示すような制御プロ
グラムの他に、発進処理時に用いる負荷信号に対応した
デューティ比を求めるデータテーブル(図示せず)や、
エンジン回転とクラッチ出力軸回転との差の経時変化の
設定域のデータテーブル(図示せず)や、変速処理時に
用いる変速信号に対応したギヤシフトユニットの電磁バ
ルブ13への作動信号の出力データテーブルや、車速信号
と負荷信号とより変速段を選択するためのデータテーブ
ル(図示せず)等がそれぞれ記憶処理される。
このような、第1図に示した自動変速装置を用い本発明
方法を実施する場合を自動変速コントローラ12の制御プ
ログラムと共に説明する。なお、第2図中の符号cは制
御ステップを示す。
制御プログラムがスタートすると、各部の点検、入力信
号の読み取り、その他の前処理に基づきエンジンの始動
処理がなされる(ステップ1)。エンジン始動後はステ
ップ2において、車速が規定値(例えば2乃至3Km/
h)以下か以上かの車両の停止、走行の判断をする。こ
こで停止側であるYES側のステップ3に進むと、サイド
ブレーキ信号S3の有無即ち、サイドブレーキが引かれ
て、制動位置に保持されているか否かを判断し、YES で
はステップ2へリターンし、NOでステップ4の発進処理
に入る。ここではまず、両電磁弁8,9に作動信号を出
力し、クラッチを切り、変速機のギヤ列を発進段に配列
し、アクセル踏込量(負荷信号に基づく)が規定値を上
回った時点でクラッチを接合方向に徐々に戻し、エンジ
ン回転とクラッチ出力軸の回転を徐々に近づけ、両回転
が一致した時点でクラッチを完全接合させるという発進
制御がなされ、リターンする。
なお、ステップ2よりNO側である走行側に進むとステッ
プ5の変速処理に進む。この変速処理は、たとえば、変
速信号、車速信号、負荷信号S1等に基づき、まずクラッ
チを切り、その間にギヤシフトユニット6の電磁バルブ
13に作動信号を出力して切換作動させ、変速機5のギヤ
列を選択された目標の変速段位置に切換配列され、この
後、両電磁弁8,9を作動させ、クラッチ4を接合さ
せ、リターンする。
(発明の効果) このように本発明方法によれば、停車中の車両が発進す
る場合、まず、サイドブレーキが制動位置より解除位置
に戻され、サイドブレーキ信号が解除されない限り、発
進処理に入ることがない。即ち、運転者の発進意志を表
わすサイドブレーキが解除されなければ、たとえ、誤操
作や子供のいたずら等により変速機のギヤ列が発進段に
入り、かつ、負荷信号が規定値を上回っても、車両が急
発進するという危険性を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法で用いることのできる自動変速装置
の概略構成図、第2図は同上装置内の自動変速コントロ
ーラの内蔵する制御プログラムのフローチャートをそれ
ぞれ示している。 302……電磁アクチュエータ、12……自動変速コントロ
ーラ、17……車速センサ、22……負荷センサ、23……サ
イドブレーキセンサ、S3……負荷信号、S4……サイドブ
レーキ信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両のエンジン回転を操作する燃料供給量
    調整用アクチュエータと、上記エンジンの負荷信号を出
    力する負荷センサと、上記車両の速度に対応して車速信
    号を出力する車速センサと、上記車両のサイドブレーキ
    の制動作動時にサイドブレーキ信号を出力するサイドブ
    レーキセンサと、上記負荷信号と車速信号及びサイドブ
    レーキ信号とに基づき上記燃料供給量調整用アクチュエ
    ータを制御する発進制御手段とを用い、上記サイドブレ
    ーキ信号が解除された以後で、上記負荷信号が規定値を
    上回った時点で、上記発進制御手段が停車状態の上記車
    両の発進処理に入ることを特徴とした車両の発進誤操作
    防止方法。
JP14169285A 1985-04-11 1985-06-28 車両の発進誤操作防止方法 Expired - Lifetime JPH0615304B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14169285A JPH0615304B2 (ja) 1985-06-28 1985-06-28 車両の発進誤操作防止方法
GB08608112A GB2174780B (en) 1985-04-11 1986-04-03 Automatic transmission apparatus for vehicle
KR1019860002750A KR930004582B1 (ko) 1985-04-11 1986-04-11 차량용 자동 변속장치
DE3612279A DE3612279C2 (de) 1985-04-11 1986-04-11 Kombinierte Steuerung für ein automatisches Getriebe, einen Motor und eine Radbremse
US07/173,945 US4899857A (en) 1985-04-11 1988-03-28 Automatic transmission apparatus for vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14169285A JPH0615304B2 (ja) 1985-06-28 1985-06-28 車両の発進誤操作防止方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS624636A JPS624636A (ja) 1987-01-10
JPH0615304B2 true JPH0615304B2 (ja) 1994-03-02

Family

ID=15297994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14169285A Expired - Lifetime JPH0615304B2 (ja) 1985-04-11 1985-06-28 車両の発進誤操作防止方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0615304B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07102794B2 (ja) * 1988-09-05 1995-11-08 日野自動車工業株式会社 自動トランスミッション

Also Published As

Publication number Publication date
JPS624636A (ja) 1987-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR920000369B1 (ko) 차량용 자동변속장치
JP3598847B2 (ja) クラッチ断接装置
JPH01212627A (ja) エンジン/クラッチ総合制御システム
JPH0615304B2 (ja) 車両の発進誤操作防止方法
JP3592167B2 (ja) 車両の自動変速装置
JP2571361B2 (ja) 自動変速装置による変速方法
JPS61232932A (ja) 自動変速装置の変速制御方法
JP2003148193A (ja) スピードリミッタ装置
JPH01121524A (ja) 自動変速機付車両の発進制御装置
JP3591382B2 (ja) 車両制御装置とそれに用いるエンジン制御用マイクロコンピュータ
JPH062830Y2 (ja) 車両の発進制御装置
JPH0613411Y2 (ja) 自動変速制御装置
JPH062827Y2 (ja) 車両の発進制御装置
JPH0717165B2 (ja) クラッチの制御装置
JPH085858Y2 (ja) 車両用自動変速装置
JPH04290663A (ja) 自動変速機の制御装置
JPH0238129Y2 (ja)
JPH0520595Y2 (ja)
JP2000328975A (ja) 変速制御装置
JPH062828Y2 (ja) 自動変速装置の変速制御装置
JPS62122826A (ja) 車両用制御装置
JP2555435Y2 (ja) 制動力保持装置
JPH0454350Y2 (ja)
JPH0512098Y2 (ja)
JP2935627B2 (ja) 車両の自動変速制御装置