JPH0615280U - コネクタを有する回路装置の取付構造 - Google Patents

コネクタを有する回路装置の取付構造

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JPH0615280U
JPH0615280U JP5296092U JP5296092U JPH0615280U JP H0615280 U JPH0615280 U JP H0615280U JP 5296092 U JP5296092 U JP 5296092U JP 5296092 U JP5296092 U JP 5296092U JP H0615280 U JPH0615280 U JP H0615280U
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connector
circuit device
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chassis
case
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JP5296092U
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裕人 吉江
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクタを有する回路装置の取付けに際して
余分なスペースを必要としない取付構造を提供する。 【構成】 コネクタ12、13を有する回路装置10を
シャーシ20の側壁に取り付けるために、前記側壁の端
縁に前記コネクタの嵌入可能な切欠き26、27を形成
する。また、該切欠きに前記コネクタを嵌入させた時に
前記回路装置の前記ケース上部に対応する前記側壁の端
縁には、前記ケースを押さえるための爪28、29を設
けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は外部接続用のコネクタをケース外に突出させて設けた回路装置の取付 構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の回路装置を、例えばプリント基板実装用のシャーシあるいは筐体に取 り付ける場合、シャーシあるいは筐体の側壁からコネクタが外方に突出するよう に設置することを要求される場合がある。図2,図3はこのような取付構造の代 表的な例を示しており、以下に簡単に説明する。
【0003】 回路装置10は、例えばAV機器等に付属されるモジュレータあるいはコンバ ータのような装置であり、ケース11内に必要な回路部品が収納され、信号入出 力用のコネクタ12,13がケース11の同一面に外方に突出した状態で取り付 けられている。コネクタ12,13の根元にはおねじが切られている。シャーシ 20は、VTR等を構成する回路装置を実装したプリント基板30(図3)を収 容するための箱形状のもので、その内部に一側壁を利用して回路装置10が取り 付けられる。そして、コネクタ12,13はシャーシ20外に突出させる必要が あるため、シャーシ20の一側壁にコネクタ12,13を挿通するための穴22 ,23を設けている。
【0004】 回路装置10の取り付けは、コネクタ12,13をそれぞれ穴22,23に挿 通し、シャーシ20の一側壁から突出したコネクタ12,13の根元のおねじに ナット24,25をはめ込むことで行われ、図3に示すように回路装置10全体 がシャーシ20の一側壁の内側に固定される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このような取付構造では、穴22,23の径をコネクタ12,13 の外径より大きくしすぎると、ナット24,25が少しでもゆるむと回路装置1 0の取付状態にガタが生ずることになるので、穴22,23に遊びを設定するこ とができない。そうすると、穴22,23にコネクタ12,13を挿通する際の 作業が面倒になるという欠点がある。
【0006】 加えて、コネクタ12,13をほぼ同径の穴22,23に挿通するためには、 回路装置10の後端を図3の破線で示す位置においた状態で水平方向に移動させ る必要がある。これは、シャーシ20に、破線で示す長さ分の余分なスペースを 必要とすることになる。一方、プリント基板30には多種多様の部品が実装され 、トランス部品のように高さ寸法の大きな部品も多数実装される。しかるに、上 記の余分なスペース領域には高さ寸法の大きな部品の実装が制限されるので、結 果としてプリント基板30の有効面積が制限されることになる。
【0007】 以上のような問題点に鑑み、本考案の課題は、コネクタを有する回路装置の取 付けに際して余分なスペースを必要としない取付構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、外部接続用のコネクタをケース外に突出させて設けた回路装置を、 プリント基板実装用のシャーシの側壁に、前記コネクタが前記側壁から外方に突 出するように取り付ける構造において、前記側壁の端縁に前記コネクタの嵌入可 能な切欠きを形成すると共に、該切欠きに前記コネクタを嵌入させた時に前記回 路装置の前記ケース上部に対応する前記側壁の端縁に前記ケースを押さえるため の爪を設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】
このような構造により、回路装置は、シャーシの側壁に沿って移動させてコネ クタを切欠きに嵌入させるだけで良く、側壁に直角な方向の移動はケース押さえ の爪の長さ分だけなので、取付けのために余分なスペースを必要としない。
【0010】
【実施例】
図1を参照して本考案の実施例について説明する。図1において、図2と同じ 部分については同一番号を付している。本例では、回路装置10を取り付けるた めのシャーシ20の一側壁の上端縁に、コネクタ12,13の嵌入可能な切欠き 26,27を設けている。加えて、コネクタ12,13を切欠き26,27の最 下部まで嵌入させた時にケース11の上端に対応する一側壁の上端縁には折り曲 げ加工による爪28,29を設けている。
【0011】 このような構造とすることにより、回路装置10は、コネクタ12,13を上 方から切欠き26,27に嵌入させるようにして、シャーシ20の一側壁に取り 付けられる。勿論、コネクタ12,13の根元にはおねじが切られており、ナッ ト24,25をはめ込むことで、回路装置10はシャーシ20の一側壁の内側に 固定される。回路装置10の動きは、一側壁に直角な方向に関してはナット24 ,25で規制され、上下左右方向に関しては切欠き26,27を形成している一 側壁の端縁と爪28,29とにより規制される。
【0012】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案による取付構造は、回路装置のコネクタを穴 ではなく切欠きによってシャーシ外に突出させることができるようにしたことに より、回路装置を面倒な位置決め無しでしかもシャーシ内でのプリント基板と平 行な移動を少なくしてシャーシに取り付けることができ、プリント基板における 部品実装の有効面積を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を説明するための概略分解斜
視図である。
【図2】従来の取付構造を説明するための概略分解斜視
図である。
【図3】従来の取付構造の欠点を説明するためにシャー
シ内を側方から見た断面図である。
【符号の説明】
10 回路装置 11 ケース 12,13 コネクタ 20 シャーシ 24,25 ナット 28,29 爪

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部接続用のコネクタをケース外に突出
    させて設けた回路装置を、プリント基板実装用のシャー
    シの側壁に、前記コネクタが前記側壁から外方に突出す
    るように取り付ける構造において、前記側壁の端縁に前
    記コネクタの嵌入可能な切欠きを形成すると共に、該切
    欠きに前記コネクタを嵌入させた時に前記回路装置の前
    記ケース上部に対応する前記側壁の端縁に前記ケースを
    押さえるための爪を設けたことを特徴とするコネクタを
    有する回路装置の取付構造。
JP1992052960U 1992-07-28 1992-07-28 コネクタを有する回路装置の取付構造 Expired - Lifetime JP2577378Y2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6099787U (ja) * 1983-12-15 1985-07-08 シャープ株式会社 端子取付構造
JPS62116382U (ja) * 1986-01-14 1987-07-24
JPH0282886U (ja) * 1988-12-15 1990-06-27

Patent Citations (3)

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JPH0282886U (ja) * 1988-12-15 1990-06-27

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