JPH06151213A - ツイスト薄型電圧変換装置および使用方法 - Google Patents

ツイスト薄型電圧変換装置および使用方法

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JPH06151213A
JPH06151213A JP4295871A JP29587192A JPH06151213A JP H06151213 A JPH06151213 A JP H06151213A JP 4295871 A JP4295871 A JP 4295871A JP 29587192 A JP29587192 A JP 29587192A JP H06151213 A JPH06151213 A JP H06151213A
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twisted
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windings
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JP4295871A
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English (en)
Inventor
正 ▲高▼橋
Tadashi Takahashi
Kenichi Onda
謙一 恩田
Tamahiko Kanouda
玲彦 叶田
Hideaki Horie
秀明 堀江
Shuya Hagiwara
修哉 萩原
Chiyouko Saitou
兆古 斉藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周波数の高い応用分野で鉄損の少ない小型な
電圧変換装置を提供し、外部操作により比較的容易で柔
軟に巻線比を変更可能なものとする。また周波数の余り
高くない高周波領域用の漏洩磁束軽減型の鉄損の比較的
少ない小型な電圧変換装置を提供する。 【構成】 周波数の高い応用分野用には非磁性体材料の
みを使い、同一平面を形成するようにツイスト電線をう
ず巻状に巻回し、少なくとも1本を1次巻線、残りを2
次巻線として用いる。電線端部を使って直並列接続また
は独立2次巻線として使えば、整数比の所望の巻線比が
得られる。周波数の余り高くない高周波領域用には前記
巻線の同一平面内に内側または/および外側リング状磁
性体を配する。 【効果】 鉄損の少ない小型な電圧変換装置が得られ
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は1次と2次の絶縁を目的
とした電圧変換装置に係り、特に例えばOA機器の電源
変圧器など高周波装置用の電圧変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の導体を相互に絶縁して撚り合せて
構成されたツイスト電線を巻回して成るツイスト型電圧
変換装置は、従来は実開昭63−80830号公報にて
公開されているように、磁性体の鉄芯にツイスト電線を
巻回しているために装置寸法が大きくなり、特に厚みが
厚くなる傾向を有していた。また磁性体鉄心を使用して
いたため、特に高周波の電圧変換において過大の鉄損を
生ずるのを避けることができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の如く、磁性体鉄
芯にツイスト電線を巻回する技術では1次と2次の絶縁
を目的とした電圧変換装置の寸法の小型化は困難であ
り、さらに特に周波数が高い場合には鉄損による温度上
昇回避のための特別な配慮を必要とし、装置大型化の傾
向を避けることが困難であった。
【0004】本発明の第1の目的は、特に周波数が高い
応用分野において鉄損の少ない小型な電圧変換装置を提
供することにある。
【0005】本発明の第2の目的は、第1の目的に加え
外部操作により比較的容易で柔軟に巻線比の変更が可能
な電圧変換装置を提供することにある。
【0006】本発明の第3の目的は、それ程周波数の高
くない高周波領域用の漏洩磁束を軽減した鉄損の比較的
少ない小型な電圧変換装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るためには、非磁性体材料のみを使用し、同一平面を形
成するようにツイスト電線をうず巻状に巻回し、その電
線の中の少なくとも1本を1次巻線として用い、残りの
電線を2次巻線として用いるようにすればよい。
【0008】第2の目的を達成するためには、1次巻線
および2次巻線用にそれぞれ電線1本または複数本を選
定し、複数本の場合には電線の端部を用いて1次巻線は
直列または並列接続を行い、2次巻線はそれぞれ独立し
た2次巻線または直列に接続した2次巻線あるいは並列
に接続した2次巻線とするようにすればよい。この場
合、隣接する1次巻線同志および2次巻線同志の電流の
方向はできるだけ同一方向になるように接続することが
肝要である。
【0009】第3の目的を達成するために、同一平面を
形成するようにツイスト電線をうず巻状に巻回し、その
同一平面内で内側または/および外側にリング状磁性体
を配置する。そして、その電線の中の少なくとも1本を
1次巻線として用い、残りの電線を2次巻線として用い
るようにするが、隣接する1次巻線同志および2次巻線
同志の電流方向はできるだけ同一方向になるように接続
されることが肝要である。
【0010】
【作用】複数の電線を撚り合せて構成されたツイスト電
線を使用することによって1次巻線の導体と2次巻線の
導体とが近接密着して電磁的結合度が高くなる。それを
同一平面を形成する形でうず巻状に巻回して1次巻線同
志および2次巻線同志の電流の方向ができるだけ同一方
向になるように接続すれば、導体間の漏れ磁束が中央部
に集束しておのおのの導体に有効に作用し、電磁的結合
度を更に高めることになると同時に薄型構造を可能にす
る。磁性体鉄芯を使用しないときは鉄損を最小限に抑え
ることが可能である。
【0011】ツイスト電線の中の1本または複数本を1
次巻線に選び、残り(0本であってはならない)を2次
巻線とすることにより、効果的に1次と2次を絶縁した
電圧変換装置を構成することができ、電線端を用いて外
部で接続替えを行うことにより容易に整数比の巻線比を
選定することが可能になる。直列接続は巻線比を選定す
る目的で採用され、並列接続は通電容量を大きくさせる
目的で選定される。また複数の2次巻線をそれぞれ独立
した2次巻線として用いるのは、2次巻線間の電気的隔
離を目的としてである。
【0012】同一平面を形成するようにツイスト電線を
うず巻状に巻回し、その同一平面内で内側または/およ
び外側にリング状磁性体を配置するのは、磁性体材料を
使用しないと導体間の電磁的結合が比較的小さくなる周
波数の低い高周波領域で必要特性を維持するためで、こ
の周波数領域では鉄損も相対的に小さくなる。
【0013】
【実施例】本発明によるツイスト薄型電圧変換装置の第
1の実施例を図1により説明する。非磁性体材料のみを
用いて同一平面を形成するようにツイスト電線をうず巻
状に巻回した巻線1は、2本の電線から構成されてい
て、おのおのを1次巻線2と2次巻線3とに選定してあ
る。1次巻線2と2次巻線3とは、その延長した長さを
可能な限り等しくし、同一線サイズの絶縁電線を用いて
ある。1次巻線の端子4と5の間に電流iを流すと2次
巻線の端子6と7の間に電圧が誘起される。本実施例の
場合の巻線比(電圧比)は1:1である。
【0014】図2は図1に示すツイスト電線の断面を示
す図で、これにより1次巻線2と2次巻線3との間の電
磁結合の様子を説明する。絶縁体8による絶縁電線を用
いた1次巻線2に電流を流すとき、電流の周波数が低い
場合には1次巻線の導体全体に電流が流れ、磁束φ1は
2次巻線の導体全体を包むが、磁束φ2,φ3は2次巻
線の導体全体を包む訳ではない。そのため電流の周波数
が低いときには1次巻線の導体部の電流で作られる磁束
全体が2次巻線の導体に捕促(鎖交)されることはな
い。しかし、周波数が高くなると表皮効果が現れて1次
巻線の導体中心部10に電流が流れなくなり、1次巻線
の導体外殻部11にのみ電流が流れるようになる。2次
巻線3に誘導される電流も周波数は1次巻線2の電流の
周波数と同一であり、2次巻線の導体中心部12には電
流は流れず2次巻線の導体外殻部13にのみ電流が流れ
ることになる。このため、電流の周波数が高いときには
1次巻線の導体部の電流で作られる磁束φ1〜φ3は2
次巻線の導体外殻部13を包むので、実質的に2次巻線
の導体全体を包むことと等価になり、1次巻線の導体部
の電流で作られる磁束全体が2次巻線の導体に捕促され
易くなる。図1に示すように、うず巻状にすると、うず
巻の最内周と最外周以外は1次巻線2の導体と2次巻線
3の導体とが両サイドにも配置されて図2による前記の
説明の効果が両サイドでも得られ、導体間の漏れ磁束が
中央部、すなわち、うず巻の内周に集束する。うず巻の
内周を通る磁束は全ての2次巻線の導体と鎖交しておの
おのの2次巻線の導体に有効に作用し、電磁的結合度を
更に高めることになる。実験例では、ツイスト電線の結
合係数が85%であったのに対し、うず巻状にした場合
のそれは95%の値を示した。
【0015】図3に本発明による第1の実施例を用いて
測定した1次巻線2と2次巻線3との間の結合係数の周
波数特性を示す。周波数が10kHz以上で結合係数、
すなわち、電圧変換効率が急に良くなり、100kHz
以上ではほぼ95%の値で飽和している。この飽和領域
では1次巻線の電流が作る磁束全体と2次巻線の導体と
が殆んど鎖交していることが明らかである。
【0016】以上のように、本発明に従い、非磁性体材
料のみを用いて、同一平面を形成する形でツイスト電線
をうず巻状に巻回して1次と2次を絶縁した電圧変換装
置を製作すると、鉄損が極めて少なく、厚み方向に対し
て隙間なく配置できるので薄型で構造の簡単な電磁的結
合度の高い高効率変換装置を得ることができる。しかも
絶縁電線を用いているので、両電線の導体間静電容量を
最小にすることができて高周波運転でも安定した動作が
行われる。また前記の実施例は巻線を円形状に巻回した
もので示してあるが、薄型で角型形状に配置しても同じ
効果が得られ、しかも本変換装置を適用する装置に組み
込む場合デッドスペースを省くことが可能になって配置
が容易になる効果も生まれて来る。さらにツイスト電線
の長さを揃え、電線サイズを同一にすることは電線間の
起電力の差を極力小さくし、循環電流の弊害を避けると
同時に1次巻線同志および2次巻線同志の電流の方向を
できるだけ揃えるための支援作用をなしている。
【0017】本発明による第1の実施例での結線方式は
図4に示すものだけが存在する。
【0018】図5は本発明によるツイスト薄型電圧変換
装置の第2の実施例を示す巻線の配置図である。非磁性
体材料のみを用いて同一平面を形成するようにツイスト
電線をうず巻状に巻回した巻線1は、3本の電線14,
15,16から構成されていて、それぞれの延長長さは
可能な限り等しくし、同一線サイズの絶縁電線を用いて
ある。電線14の両端には端子17,18が、電線15
の両端には端子19,20が、電線16の両端には端子
21,22が設けられている。これら3本の電線の結線
方式には図6〜図10に示すものがある。ここに左側に
配した巻線が1次巻線で、各電線に1次電流iが流れる
ものとして表示してあるが1次巻線同志および2次巻線
同志の電流方向ができるだけ同一方向になるように端子
間の接続を選んである。3本の電線の均等な撚り合せの
場合には、3本の電線の1次巻線、2次巻線の選び方は
図示のものからどのように交換しても一向に差支えな
い。しかし、例えば電線15を中心に撚り合せた場合に
は、電線15を1次巻線に選定し、電線14,16を2
次巻線に選定すると電線15が常に両側で電線14,1
6に近接しているので、巻回しなくても結合係数を高く
することができる。
【0019】図6は電線15が1次巻線で電線14,1
6がそれぞれ独立した2次巻線として多出力を実現した
場合の結線で、巻線比は1:1である。図7は電線1
4,16が直列に接続された1次巻線で、電線15が2
次巻線であり、巻線比は2:1(すなわち2次電圧は1
次電圧の約1/2)である。図8は電線14,16が並
列に接続された1次巻線で、電線15が2次巻線であ
り、巻線比は1:1である。図9は電線15が1次巻線
で、電線14,16が直列に接続された2次巻線であ
り、巻線比は1:2(すなわち2次電圧は1次電圧の約
2倍)である。図10は電線15が1次巻線で、電線1
4,16が並列に接続された2次巻線であり、巻線比は
1:1である。
【0020】本発明による第3の実施例としては、4本
の電線23,24,25,26を撚り合せたものを用
い、電線23の両端に端子27,28を、電線24の両
端に端子29,30を、電線25の両端に端子31,3
2を、電線26の両端に端子33,34を配したものを
挙げることができる。物理的配置は図1および図5に準
ずるので、図示を省略してあるが、この場合の結線方式
の主だったものを図11〜図15に示す。図11は電線
23が1次巻線で、他の電線24,25,26が多出力
(3出力)2次巻線であり、巻線比は1:1である。図
12は電線23,25が直列接続の1次巻線で、電線2
4,26が多出力(2出力)2次巻線であり、巻線比は
2:1(すなわち、2次電圧は1次電圧の約1/2)で
ある。図13は電線23,25が並列接続の1次巻線
で、電線24,26が多出力(2出力)2次巻線であ
り、巻線比は1:1である。図14は電線23,25が
直列接続の1次巻線で、電線24,26が並列接続の2
次巻線であり、巻線比は2:1(すなわち、2次電圧は
1次電圧の約1/2)である。図15は電線23,25
が並列接続の1次巻線で、電線24,26が直列接続の
2次巻線であり、巻線比は1:2(すなわち、2次電圧
は1次電圧の約2倍)である。
【0021】このように、電線本数を適宜選択し、それ
らを適切に1次巻線用と2次巻線用に分け、直並列接続
あるいは2次側独立巻線を適切に選定すれば、整数比の
所望の巻線比を得ることができる。勿論図14と図15
に見られるように、1次側と2次側の接続方法を逆にす
ると逆の巻線比を得ることができる。なお以上に示した
結線方式のおのおのを比較検討すれば容易に判かるよう
に、同一線サイズの電線を撚り合せたツイスト電線を使
用する場合には偶数本の電線のものを選択する方が電流
容量バランスの上から好都合である。また電線本数をさ
らに増しても所期の目的を達成できるツイスト薄型電圧
変換装置が得られることは説明するまでもないであろ
う。なお各電線の各端子を外部に引き出して外部接続の
変更により柔軟に巻線比(電圧比)を変える必要がない
場合には、予め1次および2次の引出端子以外の電線端
子を内部接続して静電容量等特性改善を行うことも可能
である。この場合にはまた並列2次接続の場合や2以上
の多出力2次巻線の場合に対し、電流容量を考慮してツ
イスト電線の構成導体サイズの異なる組合せを採用する
ことも可能である。
【0022】図16は本発明によるツイスト薄型電圧変
換装置の第4の実施例を示す。これは同一平面を形成す
るようにツイスト電線をうず巻状に巻回した巻線1と同
一平面内で内側および外側にリング状磁性体35,36
を配置したものである。巻線1そのものは、前記第1〜
第3の実施例で説明したのと全く同一の構造・機能のも
のを使用することができる。リング状磁性体を配するこ
とによってその分だけ径方向寸法は大きくなるが、厚さ
寸法は非磁性体材料のみを使用した場合と同一である。
このリング状磁性体を配することにより磁束を通り易く
して電圧変換装置からの磁気漏洩を減少させることがで
き、これにより1次巻線と2次巻線の電磁的結合度、し
たがって電圧変換効率を著しく改善することができる。
磁性体を使用するので、当然鉄損は増大するが従来の技
術による完全に磁性体で覆ったツイスト型電圧変換装置
に比べれば十分に小さく、それ程周波数の高くない高周
波領域での使用に適したものを提供することが可能であ
る。なお、電圧変換装置からの磁気漏洩を減少させるこ
とは、周囲環境に対する磁気ノイズの軽減を意味し、し
たがって鉄損特性上可能な限りリング状磁性体を適用す
るのが望ましい。
【0023】
【発明の効果】非磁性体材料のみを用いて同一平面を形
成するようにツイスト電線をうず巻状に巻回し、その複
数の電線の中の少なくとも1本を1次巻線として用い、
残りの電線を2次巻線として用いることにより、特に周
波数の高い応用分野において鉄損の極めて少ない小型な
電圧変換装置を得ることができる。
【0024】複数の電線の本数を適宜選択し、それらを
適切に1次巻線用と2次巻線用に分け、直並列接続ある
いは2次側独立巻線を適切に選定すれば、外部接続替え
によって比較的容易で柔軟に整数比の所望の巻線比を得
ることが可能である。
【0025】同一平面を形成するようにツイスト電線を
うず巻状に巻回し、その同一平面内で内側または/およ
び外側にリング状磁性体を配することにより、それ程周
波数の高くない高周波領域用の漏洩磁束を軽減した鉄損
の比較的少ない小型な電圧変換装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるツイスト薄型電圧変換装置の第1
の実施例を示す巻線(2線ツイスト)の配置図である。
【図2】図1に示すツイスト電線の断面図である。
【図3】図1に示すツイスト薄型電圧変換装置を用いて
測定した1次巻線と2次巻線の間の結合係数の周波数特
性図である。
【図4】図1の巻線の結線方式を示す結線図である。
【図5】本発明によるツイスト薄型電圧変換装置の第2
の実施例を示す巻線(3線ツイスト)の配置図である。
【図6】図5の巻線の結線方式の1つ(2出力2次巻
線)を示す結線図である。
【図7】図5の巻線の結線方式の1つ(直列1次巻線)
を示す結線図である。
【図8】図5の巻線の結線方式の1つ(並列1次巻線)
を示す結線図である。
【図9】図5の巻線の結線方式の1つ(直列2次巻線)
を示す結線図である。
【図10】図5の巻線の結線方式の1つ(並列2次巻
線)を示す結線図である。
【図11】4線ツイスト電線による巻線の結線方式の1
つ(3出力2次巻線)を示す結線図である。
【図12】4線ツイスト電線による巻線の結線方式の1
つ(直列1次巻線、2出力2次巻線)を示す結線図であ
る。
【図13】4線ツイスト電線による巻線の結線方式の1
つ(並列1次巻線、2出力2次巻線)を示す結線図であ
る。
【図14】4線ツイスト電線による巻線の結線方式の1
つ(直列1次巻線、並列2次巻線)を示す結線図であ
る。
【図15】4線ツイスト電線による巻線の結線方式の1
つ(並列1次巻線、直列2次巻線)を示す結線図であ
る。
【図16】リング状磁性体を施した本発明によるツイス
ト薄型電圧変換装置、すなわち、第4の実施例の構造図
である。
【符号の説明】
1 巻線 2 1次巻線 3 2次巻線 4 1次巻線の端子(外側) 5 1次巻線の端子(内側) 6 2次巻線の端子(外側) 7 2次巻線の端子(内側) 8 1次巻線の絶縁体 9 2次巻線の絶縁体 14 電線 15 電線 16 電線 35 内側リング状磁性体 18 外側リング状磁性体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 叶田 玲彦 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 堀江 秀明 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 萩原 修哉 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 斉藤 兆古 東京都西多摩郡五日市町山田778−12

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の導体を相互に絶縁して撚り合せて
    成るツイスト電線をうず巻状に巻回し、複数の電線の中
    の少なくとも1本を1次巻線として用い、残りの電線を
    2次巻線として用いることを特徴とするツイスト薄型電
    圧変換装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のツイスト薄型電圧変換装置
    を、巻回したツイスト電線の隣接する1次巻線同志およ
    び2次巻線同志の電流の方向がほぼ等しくなるように接
    続することを特徴とするツイスト薄型電圧変換装置の使
    用方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、所望の整数比の巻線
    比を得るべく、1次巻線および2次巻線に対してそれぞ
    れ単独のまま、直列接続、並列接続のいずれかを選ぶツ
    イスト薄型電圧変換装置の使用方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記選定した1本の
    1次巻線は単独のまま、複数本の1次巻線は直列に接続
    し、前記選定した残りの2次巻線はそれぞれ独立した2
    次巻線として用いることを特徴とするツイスト薄型電圧
    変換装置の使用方法。
  5. 【請求項5】 請求項3において、前記選定した複数本
    の1次巻線は並列に接続し、前記選定した残りの2次巻
    線はそれぞれ独立した2次巻線として用いることを特徴
    とするツイスト薄型電圧変換装置の使用方法。
  6. 【請求項6】 請求項3において、前記選定した1本の
    1次巻線は単独のまま、複数本の1次巻線は直列に接続
    し、前記選定した残りの複数の2次巻線は直列に接続す
    ることを特徴とするツイスト薄型電圧変換装置の使用方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項3において、前記選定した複数本
    の1次巻線は並列に接続し、前記選定した残りの複数の
    2次巻線は直列に接続することを特徴とするツイスト薄
    型電圧変換装置の使用方法。
  8. 【請求項8】 請求項3において、前記選定した1本の
    1次巻線は単独のまま、複数本の1次巻線は直列に接続
    し、前記選定した残りの複数の2次巻線は並列に接続す
    ることを特徴とするツイスト薄型電圧変換装置の使用方
    法。
  9. 【請求項9】 複数の導体を相互に絶縁して撚り合せて
    成るツイスト電線をうず巻状に巻回し、該巻線の内側と
    外側の少なくとも一方にリング状磁性体を配置し、複数
    の電線の中の少なくとも1本を1次巻線として用い、残
    りの電線を2次巻線として用いることを特徴とするツイ
    スト薄型電圧変換装置。
  10. 【請求項10】 請求項9のツイスト薄型電圧変換装置
    を、巻回したツイスト電線の隣接する1次巻線同志ある
    いは2次巻線同志の電流の方向がほぼ等しくなるように
    接続することを特徴とするツイスト薄型電圧変換装置の
    使用方法。
  11. 【請求項11】 請求項10において、所望の整数比の
    巻線比を得るべく、1次巻線および2次巻線に対してそ
    れぞれ単独のまま、直列接続、並列接続のいずれかを選
    ぶツイスト薄型電圧変換装置の使用方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001143945A (ja) * 1999-11-15 2001-05-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd アーク溶接機用変圧器
KR100736280B1 (ko) * 2005-03-03 2007-07-06 닛또꾸 엔지니어링 가부시키가이샤 다층 코일, 다층 코일의 권선 방법, 및 다층 코일의 권선장치
JP2009117626A (ja) * 2007-11-07 2009-05-28 Ydi Kk 高周波高圧変圧器
CN110444375A (zh) * 2019-08-20 2019-11-12 埃斯凯电气(天津)有限公司 一种变压器及绕组制作方法

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