JPH06150639A - コントロール信号の情報検出装置 - Google Patents

コントロール信号の情報検出装置

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Publication number
JPH06150639A
JPH06150639A JP4340412A JP34041292A JPH06150639A JP H06150639 A JPH06150639 A JP H06150639A JP 4340412 A JP4340412 A JP 4340412A JP 34041292 A JP34041292 A JP 34041292A JP H06150639 A JPH06150639 A JP H06150639A
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JP
Japan
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control signal
field
duty ratio
information
specific field
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JP4340412A
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English (en)
Inventor
Mitsutoshi Magai
光俊 真貝
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】フィールド単位で記録されたコントロール信号
からフレーム情報などの各種情報を正確に検出する。 【構成】フリーランニングカウンタ2で、コントロール
信号の立ち上り及び立ち下りにおけるキャプスタンFG
AおよびキャプスタンFGBの累積パルス数がカウント
される。次にデューティ比算出回路4で、1フィールド
のハイの期間におけるパルス数が算出されてコントロー
ル信号のデューティ比が算出される。デューティ比が他
と異なる信号が、例えば4フィールドシーケンスの先頭
のコントロール信号であり、特定フィールド情報SBが
出力される。また、再生コントロール信号CTLが1/
2分周回路7で1/2分周される。これによって、フレ
ーム情報が検出される。フレーム情報の位相が異なる場
合でも、特定フィールド情報によって正常な位相に変換
されるので、正確なフレーム情報を得ることが可能にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタル情報の編
集装置などに適用して好適なコントロール信号の情報検
出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のVTRにおいては、図10に示す
ように磁気テープTの例えば下側にコントロール信号C
TLが映像信号の1トラックT1置き、すなわち1フィ
ールド置き(フレーム単位)に記録されているのが普通
である。これによって、この磁気テープTから再生され
た映像信号をフレーム単位で編集することが可能であ
り、編集後における信号の連続性を維持することができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近はディ
ジタルVTRやPCM録音などのように映像信号や音声
信号をディジタルで記録する機器が多くなってきた。こ
のようにディジタルで記録された信号を例えばNTSC
方式のTV信号と同期させて編集する場合には、サンプ
リング周波数などの関係から5フィールド単位で記録す
る必要がある。
【0004】しかし、従来のようにフレーム単位でコン
トロール信号が記録されていると、5フィールド単位で
区別することができないため編集が不可能になるという
問題がある。この場合は、再生されたコントロール信号
を補間してフィールド情報に変換すれば5フィールド単
位での編集が可能になるが、これでは、補間のための回
路が必要になり、編集装置が高価で大型になってしまう
という問題がある。
【0005】また、図11に示すようにコントロール信
号をフィールド単位で記録することは比較的容易なの
で、これをフィールド単位で記録したとすると、フレー
ム情報がないので従来の編集装置では編集することがで
きない。この場合は、再生されたフィールド単位のコン
トロール信号を1/2分周することによって、フレーム
情報とすることにより編集することが可能であるが、こ
れでは、奇数フレームと偶数フレームの区別ができない
ので、このフレーム情報を用いて編集した場合は信号の
繋ぎ目が不連続になってしまうことがある。
【0006】さらに、従来のVTRではコントロール信
号CTLにカラーフレーミングなどの情報が含まれてい
ないので、ビデオ信号が再生されてからその中に含まれ
るカラーフレーミング情報を検出してカラーフレーミン
グなどの位相合わせを行なっていた。そのため、カラー
フレーミングに長時間を要したり、カラーフレーミング
回路が複雑になるなどの問題があった。
【0007】例えば従来の編集用VTRでは、キャプス
タン位相サーボにより位相ロックの後ビデオ信号中のカ
ラーフレーミング情報を検出し、このカラーフレーミン
グ情報に基づいて調相を行い、この後改めてキャプスタ
ン位相サーボを行なっていた。そのため、カラーフレー
ミングを行なう編集の場合は、カラーフレーミングを行
なわない編集の場合に比べて助走区間が2秒以上余計に
掛かっていた。
【0008】また、従来のディジタルVTRではディジ
タル信号を復調してカラーフレーミング情報を検出して
いるが、ビデオ信号からカラーフレーミング情報を検出
する回路は複雑で高価になるため、カラーフレーミング
情報の検出回路を省きたいという要求がある。しかし、
従来はこれに変わるものがないため、高価なカラーフレ
ーミング検出回路を搭載せざるを得ないというのが実状
であった。
【0009】そこでこの発明は、上述したような課題を
解決したものであって、フィールド単位で記録されてい
るコントロール信号から、フレーム情報やカラーフレー
ミング情報など各種の情報を正確に検出することが可能
なコントロール信号の情報検出装置を提案するものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、第1発明においては、フィールド単位でコントロー
ル信号が設けられると共に、特定のフィールドにおける
コントロール信号のデューティ比が、他のフィールドに
おけるコントロール信号のデューティ比と異なっている
コントロール信号が入力されたとき、このコントロール
信号から各種の情報を検出するコントロール信号の情報
検出装置であって、コントロール信号のデューティ比を
検出するデューティ比検出手段と、デューティ比と基準
値とを比較して、コントロール信号が特定のフィールド
におけるコントロール信号か否かを判別する特定フィー
ルド判別手段と、コントロール信号を分周すると共に、
特定フィールド判別手段の出力で分周動作をリセットす
る分周手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0011】第2発明においては、フィールド単位でコ
ントロール信号が記録されると共に、特定のフィールド
におけるコントロール信号のデューティ比が、他のコン
トロール信号のデューティ比と異なって記録されている
コントロール信号が再生されて入力されたとき、このコ
ントロール信号から各種の情報を検出するコントロール
信号の情報検出装置であって、コントロール信号のデュ
ーティ比を検出するデューティ比検出手段と、デューテ
ィ比と基準値とを比較して、コントロール信号が特定の
フィールドにおけるコントロール信号か否かを判別する
特定フィールド判別手段と、特定のフィールドにおける
コントロール信号を基準とし、これ以降のコントロール
信号に順次番号を付加するフィールド番号付加手段と、
コントロール信号を分周すると共に、特定フィールド判
別手段の出力で分周動作をリセットする分周手段とを備
えたことを特徴とするものである。
【0012】第3発明においては、フィールド単位でコ
ントロール信号が設けられると共に、特定のフィールド
におけるコントロール信号のデューティ比が、他のフィ
ールドにおけるコントロール信号のデューティ比と異な
っているコントロール信号が入力されたとき、このコン
トロール信号から各種の情報を検出するコントロール信
号の情報検出装置であって、コントロール信号のデュー
ティ比を検出するデューティ比検出手段と、デューティ
比と基準値とを比較して、コントロール信号が特定のフ
ィールドにおけるコントロール信号か否かを判別する特
定フィールド判別手段と、特定のフィールドにおけるコ
ントロール信号を基準とし、これ以降のコントロール信
号に順次番号を付加するフィールド番号付加手段と、コ
ントロール信号を分周すると共に、特定フィールド判別
手段の出力で分周動作をリセットする分周手段と、フィ
ールド番号付加手段で付加されたフィールド番号と同一
の基準番号がカラーフレーミングに合わせて付加された
基準フィールド信号の発生手段と、フィールド番号と基
準番号を比較する番号比較手段と、番号比較手段の比較
結果に基づいてキャプスタンモータの回転速度を制御す
るキャプスタンモータ速度制御手段を備え、フィールド
番号と基準番号が一致するまでキャプスタンモータの回
転速度を制御することにより、カラーフレーミングを合
わせるようにしたことを特徴とするものである。
【0013】
【作用】図1の第1発明においては、VTR(図示せ
ず)のキャプスタンモータに内蔵されている2つのFG
(Frequecy Generator)からキャプスタンFGA,FG
Bがフリーランニングカウンタ1に供給され、ここでカ
ウントされた累積パルス数がラッチ回路3に供給され
る。ラッチ回路3では、コントロール信号CTLの立ち
上り及び立ち下りのタイミングで累積パルス数がラッチ
され、デューティ比算出回路4で、立ち下りにラッチさ
れた累積パルス数からその直前の立ち上りにラッチされ
た累積パルス数が引かれることによって、コントロール
信号CTLのハイの期間におけるパルス数が算出され
る。
【0014】この周波数と1フィールドにおけるパルス
数を比較することによって、コントロール信号CTLの
デューティ比が算出される。次に、特定フィールド判別
回路6でこのデューティ比と基準値とを比較することに
よって、特定のフィールドが判別され、特定フィールド
情報SB(図2(D))が出力される。
【0015】また、このコントロール信号の情報検出回
路では再生コントロール信号CTLが1/2分周回路7
で分周される(図2(C1,C2))。2番目及び4番
目のコントロール信号CTLから再生が開始された場合
は(図2(B1))、立ち下り検出回路8から出力され
るフレーム情報SC(図2(E1))は正確にフレーム
毎に出力されるので、そのままカウンタ9を介して外部
に出力される。カウンタ9の値は再生開始後のフレーム
数を正確に表している。
【0016】これに対して3番目のコントロール信号か
ら再生が開始されたときは(図2(B2))、最初のリ
セットパルスb(図2(D))より前に出力されるフレ
ームパルスSCは、フレームの途中のフィールド毎に出
力されているので(図2(E2))、外部に出力されず
に廃棄され、最初のリセットパルスb以降のフレームパ
ルスSCが出力される。但し、廃棄されたフレームパル
スSCは再生開始からのフレーム数を正確に表している
ので、カウンタ9でカウントされたフレーム数はそのま
ま出力される。
【0017】また、図6の第2発明においては、4フィ
ールドシーケンスのコントロール信号CTLと、5フィ
ールドシーケンスのコントロール信号CTLが同一トラ
ックに記録されているコントロール信号CTL(図5)
が再生されて入力されたとき、5フィールドシーケンス
の先頭のコントロール信号CTLがオーディオ特定フィ
ールド判別回路10で検出され、これを基準として全て
のコントロール信号CTLにオーディオフィールド番号
付加回路12で、「0」〜「4」まで順番に番号が付加
される。
【0018】4フィールドシーケンスの先頭のコントロ
ール信号はビデオ特定フィールド判別回路11で検出さ
れ、これを基準として各コントロール信号CTLにビデ
オフィールド番号付加回路12で「0」〜「3」まで順
番に番号が付加される。
【0019】図7の第3発明においては、ビデオフィー
ルド番号付加回路13から出力されたビデオフィールド
情報SE(図8(B1)〜(B3))の再生フィールド
番号Mと、基準フィールド信号発生回路15から出力さ
れた基準フィールド信号SFの基準フィールド番号Nが
フィールド番号比較回路14で比較される。そして、こ
こで算出される各フィールド番号N,Mの差(N−M)
によって、図9に示すようなキャプスタンモータの速度
制御を行なうための制御信号SGが出力される。これを
受けてキャプスタンモータ速度制御回路16から速度制
御信号SHが出力され、これによって、キャプスタンモ
ータの回転速度が制御される。
【0020】そして、差(N−M)が「0」になったと
き、すなわちカラーフレーミングが合ったとき、切り換
えスイッチ17が端子b側に切り換えられ、これ以降通
常のキャプスタン位相サーボが行なわれる。
【0021】
【実施例】続いて、本発明に係わるコントロール信号の
情報検出装置の実施例について、図面を参照して詳細に
説明する。
【0022】図1は第1発明によるコントロール信号の
情報検出装置の系統を示す。このコントロール信号の情
報検出装置は例えば編集装置などに適用されるもので、
ここでは、VTR(図示せず)から入力された映像情報
などを編集する場合について説明する。
【0023】VTRで再生されるコントロール信号CT
Lは、フィールド単位で磁気テープTに記録されている
ものとする(図11)。本例では説明を簡単にするため
に、図2(A)に示すようにコントロール信号CTLが
4フィールドシーケンス、すなわち、4フィールドを1
ブロックとしてこれが繰り返して記録されている場合に
ついて説明する。図中各コントロール信号CTLの上に
付されている番号(0)〜(3)はフィールド番号を示
す。
【0024】このようなコントロール信号CTLにおい
ては、連続的に再生されるコントロール信号CTL
(0)〜(3)を1ブロック毎に区分けすることができ
るように、各ブロックの先頭のコントロール信号CTL
(0)のデューティ比、すなわち1フィールドにおいて
「ハイ」となる期間の割合が、これ以外のフィールドに
おけるデューティ比と変えられている。
【0025】本例では、先頭のフィールドのデューティ
比が60%であり、これ以外のフィールドのデューティ
比は50%となっている。これは、VTRのキャプスタ
ンモータ(図示せず)が正転時のデューティ比であり、
キャプスタンモータが逆転時には先頭のフィールドのデ
ューティ比が40%となる。
【0026】さて図1において、正逆転検出回路1には
VTRのキャプスタンモータに内蔵されている2つのF
G(Frequecy Generator)から送出される信号、ここで
はキャプスタンFGA,FGBが入力される。VTRの
2つのFGは適宜な間隔をあけて取付けられており、図
3(A)に示すように正逆転時に送出されるキャプスタ
ンFGAを基準とすると、正転時に送出されるキャプス
タンFGBは同図(B)に示すようにキャプスタンFG
Aより0.5パルスだけ遅れるようになる。また、逆転
時に送出されるキャプスタンFGBは同図(C)に示す
ようにキャプスタンFGAより0.5パルスだけ早くな
る。
【0027】このように正転時と逆転時とでキャプスタ
ンFGAとキャプスタンFGBの関係が変わることか
ら、正逆転検出回路1(図1)でキャプスタンの回転方
向が検出される。これによって、磁気テープTの移動方
向すなわちコントロール信号CTLの再生方向が判る。
この正逆転情報は、デューティ比算出タイミング発生回
路5、特定フィールド判別回路6、1/2分周回路7に
供給される。
【0028】一方、キャプスタンFGA,FGBはフリ
ーランニングカウンタ2にも供給され、ここで再生開始
からの累積パルス数がカウントされる。このカウント値
はラッチ回路3に供給され、ここで、再生コントロール
信号CTLのタイミングでラッチされる。本例では、図
4に示すようにキャプスタンの正転時および逆転時と
も、再生コントロール信号CTLの立ち上りおよび立ち
下りのタイミングでラッチされる。
【0029】すなわち、ラッチ回路3では再生コントロ
ール信号CTLが「ハイ」となった時点、及び「ロー」
となった時点におけるキャプスタンFGA,FGBの累
積パルス数が検出されることになる。このカウント値
は、デューテイ比算出回路4に供給される。
【0030】また、再生コントロール信号CTLはデュ
ーティ比算出タイミング発生回路5にも供給される。デ
ューティ比算出タイミング発生回路5では、正逆転情報
に基づいて再生コントロール信号CTLの立ち上りもし
くは立ち下りのタイミングで、デューティ比算出指示信
号SAが送出される。本例では図4に示すように、正転
時にはコントロール信号CTLの立ち下りのタイミング
でデューティ比算出指示信号SAが送出され、逆転時に
は立ち上りのタイミングで送出される。
【0031】デューティ比算出指示信号SAはデューテ
ィ比算出回路4に供給される。そして、デューティ比算
出指示信号SAのタイミングで再生コントロール信号C
TLの「ハイ」の期間中におけるキャプスタンFGA,
FGBの周波数が算出される。例えばキャプスタンモー
タが正転時には、デューティ比算出指示信号SAに同期
して入力したコントロール信号CTLの累積パルス数、
すなわちコントロール信号CTLの立ち下りにおける累
積パルス数から、その直前の立ち上りにおける累積パル
ス数が引かれることによって、「ハイ」の期間中におけ
るパルス数が算出される。
【0032】このデューティ比算出回路4では、次にコ
ントロール信号の「ハイ」の期間中におけるパルス数
と、1フィールドの期間中、すなわち、「ハイ」の期間
中および「ロー」の期間中におけるパルス数の合計とを
比較することによって、1フィールドにおける「ハイ」
の期間のデューティ比が算出される。本例では、上述の
ように60%のデューティ比と50%のデューティ比が
算出される。キャプスタンモータの逆転時には、40%
のデューティ比と50%のデューティ比が算出される。
【0033】ここで算出されたデューティ比が特定フィ
ールド判別回路6に供給され、ここで基準値と比較され
る。本例では正転時には基準値が55%に設定されてお
り、これを越える場合は1ブロックにおける先頭のフィ
ールドと判断され、これ以下の場合は2番目〜4番目の
フィールドと判断される。また、逆転時には基準値が4
5%に設定され、これ以下の場合が先頭のフィールドで
あり、これを越える場合は2番目〜4番目のフィールド
であると判断される。
【0034】そして、先頭のフィールドと判断されたと
きには、特定フィールド情報SBが出力される。この特
定フィールド情報SBを用いることによって、編集作業
を正確に行なうことが可能であり、また各種の制御を行
なうことも可能になる。
【0035】さらに、このコントロール信号の情報検出
装置では、次に説明するようにフレーム情報を正確に検
出することが可能である。
【0036】すなわち、図1において入力された再生コ
ントロール信号CTLと、正逆転検出回路1から出力さ
れた正逆転情報は1/2分周回路7にも入力される。い
ま、例えば図2(B1)に示すように、1ブロックのう
ち2番目のフィールドにおけるコントロール信号CTL
(1)から再生が開始されたとする。このときには、外
部から供給されたリセットパルスaでリセットされてい
た1/2分周回路7によって、同図(C1)に示すよう
に最初に入力された2番目のコントロール信号CTL
(1)から分周が開始されるので、分周信号は2番目及
び4番目のフィールドが「ハイ」となり、1番目および
3番目のフィールドが「ロー」となる。
【0037】一方、特定フィールド判別回路6では先頭
のコントロール信号CTL(0)を検出したとき、同図
(D)に示すように上述の特定フィールド情報SB(リ
セットパルスb)が出力され、これが1/2分周回路7
に供給される。そして、リセットパルスbのタイミング
で1/2分周回路7がリセットされる。
【0038】ところが、この場合はリセットパルスbが
1/2分周回路7に入力したときに、1/2分周信号が
「ロー」になっているのでリセットが行なわれず、分周
処理がそのまま継続される。この1/2分周信号は立ち
下り検出回路8に供給され、ここで立ち下りが検出され
たとき同図(E1)に示すようにフレーム情報(フレー
ムパルス)SCが出力される。このフレームパルスSC
はカウンタ9(図1)を介して外部に出力される。カウ
ンタ9では再生開始後のフレーム数が正確にカウントさ
れるので、これを用いることによって編集が正確に行な
えるようになる。
【0039】上述のように、2番目のコントロール信号
CTL(1)から再生が開始されたときには、再生開始
直後のフレームパルスSCの位相が正常、すなわち記録
されているフレームの区切り毎にフレームパルスSCが
出力される。これは4番目のコントロール信号CTL
(3)から再生が開始された場合も同様である。
【0040】これに対して、同図(B2)に示すように
3番目のコントロール信号CTL(2)から再生が開始
された場合は、同図(C2)に示すように1/2分周回
路7で3番目のコントロール信号CTL(2)から分周
が開始される。したがって、1/2分周信号は3番目の
フィールドが「ハイ」で、4番目のフィールドが「ロ
ー」となる。
【0041】続いて、次のブロックの先頭のコントロー
ル信CTL(0)が入力したとき1/2分周信号が「ハ
イ」となる。そして、この先頭のコントロール信号CT
L(0)の立ち下りのタイミングで同図(D)のリセッ
トパルスbが入力され、このタイミングで1/2分周回
路7がリセットされて1/2分周信号が「ロー」にな
る。そして、次のコントロール信号CTL(1)が入力
したときから再度分周が行なわれる。
【0042】1/2分周信号は立ち下り検出回路8に供
給され、同図(E2)に示すように立ち下りのタイミン
グでフレームパルスSCが出力される。この場合、リセ
ットパルスbで1/2分周がリセットされる前に送出さ
れる再生開始直後のフレームパルスSCは、正常なフレ
ームパルスに対して1フィールド分だけずれている。す
なわち、1フレーム中の最初のフィールドの終了位置で
フレームパルスSCが出力されている。
【0043】したがって、このフレームパルスSCはエ
ラーとして廃棄され、外部に出力されない。そして、最
初のリセットパルスb以降に発生したフレームパルスS
Cは正常な状態になっているので、そのまま外部に出力
される。但し、廃棄されたフレームパルスSCは、それ
までに再生されたフレーム数を正確に表しているので、
カウンタ9では再生開始直後から供給されたフレームパ
ルスSCの数がそのままカウントされる。
【0044】上述の説明は、映像信号に関する情報だけ
が含まれているコントロール信号CTLから情報を検出
する場合であるが、次に説明するように映像信号と音声
信号の両方に関する情報が含まれているコントロール信
号CTLから情報をそれぞれ区別して検出することも可
能である。
【0045】この場合は、例えば図5(A)に示すよう
に4フィールドシーケンスで映像信号に関する情報が記
録され、同一のトラックに5フィールドシーケンスで音
声信号に関する情報が記録される。本例では、4フィー
ルドシーケンスの先頭のコントロール信号CTLのデュ
ーテイ比が60%に設定され、5フィールドシーケンス
の先頭のコントロール信号CTLのデューテイ比が40
%に設定されている。これ以外のコントロール信号のデ
ューティ比は50%である。なお、40%のデューティ
比と60%のデューティ比が重なる場合は、60%のデ
ューティ比が設定されている。
【0046】いま、同図(B)に示すように4フィール
ドシーケンスの3番目のコントロール信号CTLから再
生が開始されたとすると、上述と同様な処理によって同
図(C)に示すような1/2分周信号が出力される。こ
の場合は、1/2分周信号が「ハイ」のとき同図(D)
のリセットパルスbが入力されて分周がリセットされ
る。そして、1/2分周信号の立ち下りのタイミングで
同図(E)のフレームパルスSCが出力される。このフ
レームパルスSCによって、例えば映像のカラーフレー
ミングのタイミングを表すことが可能である。
【0047】ここではさらに、デューティ比が40%の
コントロール信号CTLが検出されたとき、同図(F)
に示すようなオーディオパルスSDが出力される。この
オーディオパルスSDによって、例えばオーディオフレ
ーミングのタイミングを表すことが可能である。このオ
ーディオパルスSDを用いることによって、オーディオ
情報の編集を正確に行なうことが可能になる。
【0048】なおキャプスタンモータが逆転時には、4
0%のデューティ比が4フィールドシーケンスの先頭の
コントロール信号CTLであり、60%のデューティ比
が5フィールドシーケンスの先頭のコントロール信号C
TLであると判断される。
【0049】図6は第2発明よるコントロール信号の情
報検出装置の系統を示す。ここでは、図1と同様な部分
には同一の符号を付けて詳細な説明を省略した。このコ
ントロール信号の情報検出装置は、図5(A)に示した
ような音声と映像に関する情報が含まれているコントロ
ール信号CTLから情報を検出する場合に好適である。
【0050】さて図6において、デューティ比算出回路
4で算出されたコントロール信号CTLのデューティ比
がオーディオ特定フィールド判別回路10と、ビデオ特
定フィールド判別回路11に供給される。オーディオ特
定フィールド判別回路10では、基準値が45%に設定
されており、この基準値と入力したデューティ比が比較
される。そして、デューティ比が基準値以下の場合に、
これをオーディオシーケンスすなわち5フィールドシー
ケンスの先頭のコントロール信号CTLと判断し、図5
(F)に示したようなオーディオパルスSDが出力され
る。
【0051】このオーディオパルスSDは、オーディオ
フィールド番号付加回路12に供給される。ここには再
生コントロール信号CTLも供給され、オーディオパル
スSDが入力したときのコントロール信号CTLが、先
頭のコントロール信号CTLとして例えば0番の番号が
付けられる。これ以降のコントロール信号CTLには1
番から4番までの番号が順番に付けられて出力される。
これによって、音声情報の編集を正確に行なうことが可
能になると共に、信号の繋ぎ目の連続性を保持すること
が可能になる。
【0052】また、ビデオ特定フィールド判別回路11
では基準値が55%に設定されており、これ以上のデュ
ーティ比のコントロール信号CTLはビデオシーケン
ス、すなわち4フィールドシーケンスの先頭のコントロ
ール信号CTLと判断される。そして、図5(D)に示
した特定フィールド情報SB(リセットパルスb)が送
出される。このリセットパルスbは上述と同様に1/2
分周回路7に供給されると共に、ビデオフィールド番号
付加回路13に供給される。
【0053】このビデオフィールド番号付加回路13に
は、再生コントロール信号CTLも入力され、リセット
パルスbが入力したときのコントロール信号CTLに、
例えば再生フィールド番号Mとして「0」が付加され
る。そしてこれ以降のコントロール信号CTLには、
「1」から「3」までの再生フィールド番号が順次付け
られてビデオフィールド情報が出力される。このビデオ
フィールド情報を用いることによって、映像信号の編集
を正確に行なうことが可能になると共に、信号の繋ぎ目
の連続性を保持することが可能になる。
【0054】図7は第3発明によるコントロール信号の
情報検出装置の系統を示す。なお、図6と同一の部分に
は同一の符号を付して詳細な説明を省略した。
【0055】このコントロール信号の情報検出装置は、
カラーフレーミング情報の検出回路として用いることが
可能になる。図7において、ビデオフィールド番号付加
回路13から出力されたビデオフィールド情報SEは、
図8(B1)に示すようにデューティ比が60%のフィ
ールドに再生フィールド番号Mとして「0」が付けら
れ、これ以降のフィールドに「1」から「3」の再生フ
ィールド番号Mが順に付けられている。
【0056】このビデオフィールド情報SEはフィール
ド番号比較回路14に供給される。フィールド番号比較
回路14には基準フィールド発生回路15から、図8
(A)に示すような基準フィールド信号SFも供給され
る。基準フィールド信号SFは映像信号の同期信号と同
一のタイミングで発生されるもので、例えばVTRの場
合は記録系のディジタルプロセッサで発生されるので、
これを用いることも可能である。
【0057】基準フィールド信号SFは、第1フィール
ドと第3フィールドが「ハイ」で第2フィールドと第4
フィールドが「ロー」になっている。そして、カラーフ
レーミングに必要なフィールド単位、本例では4フィー
ルド単位で「0」から「3」までの基準フィールド番号
Nが順次付加されている。
【0058】フィールド番号比較回路14では、基準フ
ィールド番号Nから再生フィールド番号Mが減算され
る。図8(B1)のビデオフィールド情報SEはカラー
フレーミングが整合している場合であり、図9に示すよ
うに基準フィールド番号Nと再生フィールド番号Mとの
差(N−M)は全て「0」になる。
【0059】これに対して、カラーフレーミングが1フ
ィールド分遅れている場合のビデオフィールド情報SE
は、図8(B2)に示すように基準フィールド番号Nに
対して再生フィールド番号Mが1フィールドだけ遅れる
ことになる。したがって、各フィールド番号N,Mの差
(N−M)は「−3」もしくは「+1」となる。カラー
フレーミングが3フィールド分進んでいる場合も、1フ
ィールド分遅れいている場合と同一である。同様にし
て、カラーフレーミングが1フィールド進んでいる場合
のビデオフィールド情報SEは図8(B3)に示すよう
になり、差(N−M)は「−1」もしくは「+3」にな
る。
【0060】このようにしてカラーフレーミングの状態
によって、基準フィールド番号Nと再生フィールド番号
Mとの差(N−M)が変わり、これでカラーフレーミン
グの状態を判断することが可能になる。そして、カラー
フレーミング状態を示す信号SGがフィールド番号比較
回路14から出力される。
【0061】本例では、図9に示したように各フィール
ド番号N,Mの差(N−M)が「−3」、「+1」及び
「+2」の場合、カラーフレーミングが遅れていること
を示す信号SGが出力され、これがキャプスタンモータ
速度制御回路16に供給される。そして、キャプスタン
モータ速度制御16からキャプスタンモータの回転速度
を例えば1.5倍にするような制御信号SHが出力さ
れ、これが切り換えスイッチ17を経てキャプスタンモ
ータに供給される。
【0062】これで、キャプスタンモータの回転速度が
1.5倍になり、入力される再生コントロール信号CT
Lのタイミングが速くなる。したがって、ビデオフィー
ルド番号付加回路13から出力されるビデオフィールド
情報SEのタイミングが速くなるので、各フィールド番
号N,Mの差(N−M)が変化するようになる。キャプ
スタンモータの速度制御は差(N−M)が「0」になる
まで、すなわちカラーフレーミングが合うまで行なわれ
る。
【0063】同様にして、各フィールド番号N,Mの差
(N−M)が「−2」、「−1」及び「+3」の場合、
カラーフレーミングが進んでいることを示す信号SGが
出力され、これによって、キャプスタンモータ速度制御
回路16からキャプスタンモータの回転速度を例えば
0.5倍にするような制御信号SHが出力される。これ
によって、キャプスタンモータの回転速度が0.5倍に
なる。
【0064】これで再生コントロール信号CTLの再生
タイミングが遅くなり、ビデオフィールド情報SEの出
力タイミングが遅くなるから、基準フィールド番号Nと
再生フィールド番号Mとの差(N−M)が変化するよう
になる。この場合も差(N−M)が「0」になるまで、
すなわちカラーフレーミングが合うまでキャプスタンモ
ータの速度制御が行なわれる。
【0065】各フィールド番号N,Mの差(N−M)が
「0」になったとき、切り換えスイッチ17が端子b側
に切り換えられる。これで、例えばVTRのキャプスタ
ン位相サーボ回路の制御信号が切り換えスイッチ17を
介してキャプスタンモータに供給され、通常のキャプス
タン位相サーボが行なわれるようになる。
【0066】このコントロール信号の情報検出装置を編
集装置に適用した場合には、各フィールド番号N,Mの
差(N−M)が「0」になったときに位相ロックとなる
ので、直ちにビデオ信号を編集することが可能になる。
上述の説明とは反対にキャプスタン位相サーボを行い位
相ロックを掛けてからカラーフレーミングを行なうこと
も可能である。
【0067】なお、上述の実施例ではNTSC方式の4
フィールドシーケンスのコントロール信号CTLから各
種の情報を検出する場合について説明したが、本発明の
コントロール信号の情報検出装置では、PAL方式やS
ECAM方式など8フィールドシーケンスのコントロー
ル信号CTLなどから各種の情報を検出することが可能
である。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、第1発明はフィー
ルド単位にコントロール信号が設けられると共に、特定
のフィールドにおけるデューティ比が他のフィールドの
デューティ比と異なっているコントロール信号が入力さ
れたとき、デューティ比を検出することによって特定の
フィールドを検出し、これを基準としてフレーム情報な
ど各種の情報を検出可能にしたものである。
【0069】したがって、第1発明によればフィールド
単位で記録されているコントロール信号から、フレーム
情報を正確に検出することが可能であるから、フレーム
単位で行なう通常の編集が可能になる。また、フィール
ド単位での編集が可能であるから、例えばPCM録音さ
れているオーディオ情報をテレビ信号に同期させて編集
する場合のようにフィールド単位での編集を行なうこと
が可能になる。さらに、再生開始時にどのコントロール
信号から再生されてもフレームの数を正確にカウントす
ることが可能で、編集を正確に行なうことが可能になる
などの効果がある。
【0070】第2発明はデューティ比が異なる特定のフ
ィールドを基準としてコントロール信号にフィールド番
号を付加するようにしたものである。したがって、第2
発明によればコントロール信号にカラーフレーミングや
オーディオフレーミングなどの互いに異なるタイミング
情報が含まれている場合でも、これらの情報を区別して
検出することが可能になるなどの効果がある。
【0071】第3発明はコントロール信号に付加された
再生フィールド番号と、カラーフレーミングに合わせて
生成された基準フィールド信号の基準フィールド番号と
を比較することにより、再生コントロール信号のカラー
フレーミング状態を判断し、これによってキャプスタン
モータの回転速度を制御してカラーフレーミングを合わ
せるようにしたものである。
【0072】したがって、第3発明によれば従来のよう
にキャプスタン位相サーボによって位相ロックを掛けた
後カラーフレーミングを行なう場合に比べて、短時間で
カラーフレーミングを行なうことが可能になるので、例
えば編集時の助走区間を短縮することが可能になる。ま
た、番号を比較するだけでカラーフレーミングが可能に
なるから回路構成が簡単で安価になるなどの効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明に係わるコントロール信号の情報検出
装置の系統図である。
【図2】映像のコントロール信号から情報を検出する場
合の各信号の波形図である。
【図3】キャプスタンモータに内蔵された2つのFGか
ら送出される信号のキャプスタンFGA,FGBの関係
を説明する図である。
【図4】ラッチ回路3およびデューティ比算出タイミン
グ発生回路5の動作タイミングを説明する図である。
【図5】映像及び音声のコントロール信号から情報を検
出する場合の各信号の波形図である。
【図6】第2発明に係わるコントロール信号の情報検出
装置の系統図である。
【図7】第3発明に係わるコントロール信号の情報検出
装置の系統図である。
【図8】カラーフレーミング情報を検出する場合の各信
号の波形図である。
【図9】カラーフレーミング状態とキャプスタンモータ
の速度制御方法を説明する図である。
【図10】フレーム単位で記録されたコントロール信号
を説明する図である。
【図11】フィールド単位で記録されたコントロール信
号を説明する図である。
【符号の説明】
1 正逆転検出回路 2 フリーランニングカウンタ 3 ラッチ回路 4 デューティ比算出回路 5 デューティ比算出タイミング発生回路 6 特定フィールド判別回路 7 1/2分周回路 8 立ち下り検出回路 9 カウンタ 10 オーディオ特定フィールド比判別回路 11 ビデオ特定フィールド比判別回路 12 オーディオフィールド番号付加回路 13 ビデオフィールド番号付加回路 14 フィールド番号比較回路 15 基準フィールド信号発生回路 16 キャプスタンモータ速度制御回路 17 切り換えスイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィールド単位でコントロール信号が設
    けられると共に、特定のフィールドにおける上記コント
    ロール信号のデューティ比が、他のフィールドにおける
    上記コントロール信号のデューティ比と異なっているコ
    ントロール信号が入力されたとき、このコントロール信
    号から各種の情報を検出するコントロール信号の情報検
    出装置であって、 上記コントロール信号のデューティ比を検出するデュー
    ティ比検出手段と、 上記デューティ比と基準値とを比較して、上記コントロ
    ール信号が上記特定のフィールドにおけるコントロール
    信号か否かを判別する特定フィールド判別手段と、 上記コントロール信号を分周すると共に、上記特定フィ
    ールド判別手段の出力で分周動作をリセットする分周手
    段とを備えたことを特徴とするコントロール信号の情報
    検出手段。
  2. 【請求項2】 フィールド単位でコントロール信号が記
    録されると共に、特定のフィールドにおける上記コント
    ロール信号のデューティ比が、他のコントロール信号の
    デューティ比と異なって記録されているコントロール信
    号が再生されて入力されたとき、このコントロール信号
    から各種の情報を検出するコントロール信号の情報検出
    装置であって、 上記コントロール信号のデューティ比を検出するデュー
    ティ比検出手段と、 上記デューティ比と基準値とを比較して、上記コントロ
    ール信号が上記特定のフィールドにおけるコントロール
    信号か否かを判別する特定フィールド判別手段と、 上記特定のフィールドにおけるコントロール信号を基準
    とし、これ以降のコントロール信号に順次番号を付加す
    るフィールド番号付加手段と、 上記コントロール信号を分周すると共に、上記特定フィ
    ールド判別手段の出力で分周動作をリセットする分周手
    段とを備えたことを特徴とするコントロール信号の情報
    検出手段。
  3. 【請求項3】 フィールド単位でコントロール信号が設
    けられると共に、特定のフィールドにおける上記コント
    ロール信号のデューティ比が、他のフィールドにおける
    上記コントロール信号のデューティ比と異なっているコ
    ントロール信号が入力されたとき、このコントロール信
    号から各種の情報を検出するコントロール信号の情報検
    出装置であって、 上記コントロール信号のデューティ比を検出するデュー
    ティ比検出手段と、 上記デューティ比と基準値とを比較して、上記コントロ
    ール信号が上記特定のフィールドにおけるコントロール
    信号か否かを判別する特定フィールド判別手段と、 上記特定のフィールドにおけるコントロール信号を基準
    とし、これ以降のコントロール信号に順次番号を付加す
    るフィールド番号付加手段と、 上記コントロール信号を分周すると共に、上記特定フィ
    ールド判別手段の出力で分周動作をリセットする分周手
    段と、 上記フィールド番号付加手段で付加されたフィールド番
    号と同一の基準番号がカラーフレーミングに合わせて付
    加された基準フィールド信号の発生手段と、 上記フィールド番号と上記基準番号を比較する番号比較
    手段と、 上記番号比較手段の比較結果に基づいてキャプスタンモ
    ータの回転速度を制御するキャプスタンモータ速度制御
    手段を備え、上記フィールド番号と上記基準番号が一致
    するまで上記キャプスタンモータの回転速度を制御する
    ことにより、カラーフレーミングを合わせるようにした
    ことを特徴とするコントロール信号の情報検出手段。
  4. 【請求項4】 上記特定フィールド判別手段は、音声情
    報用のコントロール信号を判別するようになされている
    ことを特徴とする請求項2記載のコントロール信号の情
    報検出装置。
  5. 【請求項5】 上記特定フィールド判別手段は、映像情
    報用のコントロール信号を判別するようになされている
    ことを特徴とする請求項2記載のコントロール信号の情
    報検出装置。
  6. 【請求項6】 上記キャプスタンモータ速度制御手段の
    出力とキャプスタン位相サーボ手段の出力とを切り換え
    るための切り換えスイッチを備え、上記カラーフレーミ
    ングが行なわれた後、上記切り換えスイッチを上記キャ
    プスタン位相サーボ手段側に切り換えるようにしたこと
    を特徴とする請求項3記載のコントロール信号の情報検
    出装置。
JP4340412A 1992-09-17 1992-12-21 コントロール信号の情報検出装置 Pending JPH06150639A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4340412A JPH06150639A (ja) 1992-09-17 1992-12-21 コントロール信号の情報検出装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24771492 1992-09-17
JP4-247714 1992-09-17
JP4340412A JPH06150639A (ja) 1992-09-17 1992-12-21 コントロール信号の情報検出装置

Publications (1)

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JPH06150639A true JPH06150639A (ja) 1994-05-31

Family

ID=26538382

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4340412A Pending JPH06150639A (ja) 1992-09-17 1992-12-21 コントロール信号の情報検出装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0729154A2 (en) * 1995-02-27 1996-08-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Recording method and apparatus for control track

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0729154A2 (en) * 1995-02-27 1996-08-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Recording method and apparatus for control track
EP0729154A3 (en) * 1995-02-27 1997-05-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd Check trace recording method and device
US5793925A (en) * 1995-02-27 1998-08-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Recording method and apparatus for control track

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