JPH061474A - 給送装置 - Google Patents

給送装置

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JPH061474A
JPH061474A JP4187535A JP18753592A JPH061474A JP H061474 A JPH061474 A JP H061474A JP 4187535 A JP4187535 A JP 4187535A JP 18753592 A JP18753592 A JP 18753592A JP H061474 A JPH061474 A JP H061474A
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feeding device
pressure
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nip portion
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Haruo Ishizuka
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Abstract

(57)【要約】 【目的】分離部材5と搬送回転体3とのニップ部16で
複数シートSを分離・搬送する際に生ずる、分離不良に
よる複数シートSの給送を改善する。 【構成】前記回転軸13により前記圧接板12を回転自
在とし、これにより前記ニップ部16のシート入口Aを
最初に圧接するように圧接板12を支持してシート入口
A近傍の圧力を大きくし、また圧接板12のシート出口
B近傍に突起を設けてシート出口Bの圧力を大きくして
分離効果を高める。さらに、分離部材5のニップ部16
に切欠き部19を設けてニップ部16内での捌き効果を
向上させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、イメージリ
ーダ、ファクシミリ、又は複写機等の画像形成装置に用
いられる給送装置に係り、詳しくは分離部材と搬送回転
体との圧接によりシートを分離・搬送する給送装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置に用いられている給
送装置を図7(a) ,図8(a)に沿って説明する。
【0003】図7(a) において給送装置1は、回転軸2
を有する搬送回転体3と、該搬送回転体に3に当接して
多数のシートSが一度に搬送されるのを防ぐ分離部材5
と、該分離部材5を搬送回転体3に押圧ばね14により
押圧する圧接板12(圧接手段)とからなり、前記分離
部材5の背面には前記シートSの当接による変形を防止
するためのガイド板6dが設けられて、搬送回転体3と
分離部材5とが形成するニップ部16でシートSを分離
・搬送する。
【0004】図8(a) は他の従来例を示したもので、図
7(a) で説明した従来例と略同じで、相違点は分離部材
5が圧接板12に取り付けられており、また圧接板12
は押圧ばね14のみで支持されている。
【0005】上記給送装置において、多数のシートSが
給紙された場合、シートSの束は分離部材5に当接し、
これによりシート搬送経路15の方向にシートSが楔形
状に捌かれて給紙される。しかし、単に捌かれただけで
は、数枚のシートSが前記ニップ部16に同時に給紙さ
れる場合が生じる。そこで、これら数枚のシートSを分
離・搬送するために、押圧ばね14の力でニップ部16
に働く圧力を大きくし、これによって分離部材5と最上
位シートS(分離部材5と接しているシートS)との間
の摩擦力を大きくすることで搬送回転体3に接するシー
トSのみを搬送することが行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例で
は図7(b) 、図8 (b)に示すようにニップ部16中央部
の圧力(以後単に圧力と称す)が最も大きくなってお
り、このため分離力(シートSを分離しようとする分離
力と前記圧力は比例関係にある)が最大に達した時には
シートS間の密着力も増している。従って、分離力を増
そうとして圧力を増すとシートS間の密着力やシートS
にかかる負荷が増えるといった悪循環に陥り、最悪の場
合にはシートSを破損させる問題があった。即ち、ボン
ド紙等の摩擦が大きいシート類に対応して分離力を増す
と、薄紙などの比較的強度の弱いシート類が破損し易く
なってしまう。
【0007】また、分離力が最大になる中央部で分離不
可能だったシートSは、それ以降分離される可能性が小
さいため、中央部以降の分離部材5が有効に活用されな
いという問題があった。これは特に、厚みの薄いシート
Sが重なった場合に深刻な問題となっている。
【0008】また、上向き(図7において上方向)にカ
ールした多数のシートSが分離部材5に当接すると、分
離部材5は摩擦係数が大きい材質(ゴム等)により製作
されているのでカールが矯正され難く、逆に給紙動作を
不調にしてしまうといった問題があった。
【0009】さらに、シートS間の摩擦によって多数の
シートS全体が分離部材5又は圧接板12に当接する
と、この当接力が分離部材5を変形させてしまう。この
変形を防止するためにガイド板6dが設けられている
が、ガイド板6dがシート入口Aの近傍までガイドされ
ていないので、多数シートSの下部に位置するシートS
の当接によりニップ部16に作用している圧力が変化し
て分離性能の不安定を起こす問題があった。
【0010】そこで、本発明は、圧接面を有効に利用
し、圧力変動を抑えて分離性能を安定にし、かつシート
材の材質の違いに拘らず、安定して給送し得る給送装置
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、シート(S)を搬送する搬
送回転体(3)と、前記搬送回転体(3)に分離部材
(5)を圧接させる圧接板(12)と、を有し、前記搬
送回転体(3)と前記分離部材(5)とのニップ部(1
6)でシート(S)を一枚ずつ分離してなる給送装置
(1)において、前記搬送回転体(3)と前記分離部材
(5)との圧接面での圧力が、前記ニップ部(16)内
のシート(S)の搬送方向におけるシート入口(A)付
近で急激に上昇するようにした、ことを特徴とする。
【0012】また、シート(S)を搬送する搬送回転体
(3)と、前記搬送回転体(3)に分離部材(5)を圧
接させる圧接板(12)と、を有し、前記搬送回転体
(3)と前記分離部材(5)とのニップ部(16)でシ
ート(S)を一枚ずつ分離してなる給送装置(1)にお
いて、前記搬送回転体(3)と前記分離部材(5)との
圧接面での圧力が、前記ニップ部(16)内のシート
(S)の搬送方向におけるシート出口(B)付近で急激
に上昇するようにした、ことを特徴とする。
【0013】また、シート(S)を搬送する搬送回転体
(3)と、前記搬送回転体(3)に分離部材(5)を圧
接させる圧接板(12)と、を有し、前記搬送回転体
(3)と前記分離部材(5)とのニップ部(16)でシ
ート(S)を一枚ずつ分離してなる給送装置(1)にお
いて、前記搬送回転体(3)と前記分離部材(5)との
圧接面での圧力が、前記ニップ部(16)内のシート
(S)の搬送方向におけるシート入口(A)近傍及びシ
ート出口(B)近傍で急激に上昇するようにした、こと
を特徴とする。
【0014】また、前記圧接板(12)に設けた突起に
より、前記ニップ部(16)に急激な圧力上昇を生じさ
せてなる。
【0015】また、前記ニップ部(16)における急激
な圧力上昇箇所におけるシート(S)の搬送方向と直交
する方向の圧力分布を変化させてなる。
【0016】また、前記圧力上昇箇所における圧力分布
が左右対称である。
【0017】また、前記急激な圧力上昇の分布変化が、
シート入口(A)近傍とシート出口(B)近傍とで異な
っている。
【0018】また、前記分離部材(5)に前記搬送回転
体(3)と部分的に接触しない箇所を設け、前記圧力分
布を変化させてなる。
【0019】また、前記部分的に接触しない箇所が切欠
き部(19,19a,19b)である。
【0020】また、シート(S)を搬送する搬送回転体
(3)と、前記搬送回転体(3)に分離部材(5)を圧
接させる圧接板(12)と、を有し、前記搬送回転体
(3)と前記分離部材(5)とのニップ部(16)でシ
ート(S)を一枚ずつ分離してなる給送装置(1)にお
いて、前記ニップ部(16)内のシート入口側(A)
に、前記搬送回転体(3)と前記分離部材(5)とで楔
形状の案内部を形成するために前記分離部材(5)を裏
面から支持するための分離部材補強手段(6)を設け、
該分離部材補強手段(6)を前記ニップ部(19,19
a,19b)部内のシート入口(B)近傍まで延設して
なる、ことを特徴とする。
【0021】また、前記圧接板(12)と前記分離部材
補強手段(6)との間隔が、前記分離部材(5)の厚さ
より小さく設定してなる。
【0022】また、シート(S)を搬送する搬送回転体
(3)と、前記搬送回転体(3)に分離部材(5)を圧
接させる圧接板(12)と、を有し、前記搬送回転体
(3)と前記分離部材(5)とのニップ部(16)でシ
ート(S)を一枚ずつ分離してなる給送装置(1)にお
いて、前記ニップ部(16)内のシート入口(A)側
に、前記搬送回転体(3)と前記分離部材(5)とで楔
形状の案内部を形成し、前記分離部材(5)における前
記案内部を形成するための部位に低摩擦部材(34)を
設け、該低摩擦部材(34)を前記分離部材(5)の幅
よりも小さく、且つ、前記ニップ部(16)内のシート
入口(A)近傍まで延設してなる、ことを特徴とする。
【0023】また、前記低摩擦部材(34)は、前記ニ
ップ部(16)入口に近づくにつれて幅が狭くなるよう
に形成されいる。
【0024】また、前記分離部材(5)に、シート
(S)の搬送方向に沿って前記搬送回転体(3)と接触
しない箇所を形成し、前記低摩擦部材(34)を前記接
触しない箇所の幅よりも大きく設定してなる。
【0025】また、前記部分的に接触しない箇所が切欠
き部(19,19a,19b)である。
【0026】また、前記分離部材(5)に、シート
(S)の搬送方向に沿って前記搬送回転体(3)と接触
しない箇所を形成し、前記低摩擦部材(34)を前記接
触しない箇所と重ならないように設定してなる。
【0027】また、前記部分的に接触しない箇所が切欠
き部(19,19a,19b)である。
【0028】
【作用】上記構成によれば、前記圧接板(12)に前記
回転軸(13)を設けることにより、前記圧接板(1
2)が前記搬送回転体(3)軸に垂直な面で回転自在と
なる様にし、これにより前記搬送回転体(3)の前記シ
ート入口(A)又はシート出口(B)を最初に圧接する
ように圧接板(12)を支持することで、圧力が圧接面
(16)のどこで最大値を取るかを制御可能にする。
【0029】また、多数の前記シート(S)が前記分離
部材(5)に当接して分離部材(5)を変形させ、これ
によって圧力分布が変動しようとしても前記分離部材補
強板(6)(分離部材補強手段)がそれを防止する。
【0030】また、低摩擦部材(34)が設けられてい
るので当接したシート(S)の滑動が補助される。
【0031】更に、前記分離部材(5)に切欠き(1
9,19a,19b)を設けることにより、圧接面(1
6)の搬送回転体軸(3)方向の圧力に分布が生じシー
トの捌き効果が改善する。
【0032】なお、上記カッコ内の符号は、図面を参照
するためのものであって、なんら構成を限定するもので
はない。
【0033】
【実施例】
〈実施例1〉本発明の実施例1を図面に沿って説明す
る。なお、本実施例2における給送装置は、従来例と略
同じであるので同一符号を付して、相違点のみを説明す
る。
【0034】図1は本実施例1を説明する図で、図1
(a)は給送装置1の構成断面図、図1(b) はシートS側
の分離部材5の平面図、図1(c) はニップ部のシート搬
送経路方向の圧力分布を示している。給送装置1は、搬
送回転体3(POM樹脂製ローラコアに直径が約25m
m、幅が約24mmのゴムローラ等を取り付けたもの)
と、回転軸2(ステンレス鋼製)と、を有している。前
記搬送回転体3は前記回転軸2と同軸に支持され、かつ
該回転軸2に対し回転自在に取り付けられて、駆動源
(不図示)により駆動される。また、前記搬送回転体3
には、弾性を有する分離部材5(ゴム硬度が70度、幅
が24mm、厚さが約1mmの天然ゴム板等)が当接
し、該分離部材5と前記搬送回転体3とが楔形状の案内
部を形成している。また、分離部材5のシートが当接す
る前記案内部には、可撓性を有する低摩擦部材34が配
設され、又その背面には、分離部材補強板6が配設され
ている。そしてこれらは、その後部において固定ビス9
によりガイド取り付け板7(厚さ約1mmの剛性の高い
鉄鋼板金製)に共締めされ、さらに該ガイド取り付け板
7は、取り付け板固定ビス11によって本体フレーム1
0に固定されている。また、前記圧接板12は、ヒンジ
部13を有して回転自在となると共に圧接板12と本体
フレーム10との間に縮設された押圧ばね14により前
記分離部材5を搬送回転体3の方向に負勢されいる。こ
れによって、分離部材5と搬送回転体3とが強く当接し
てニップ部(約8mm)を構成している。
【0035】なお、前記低摩擦部材34の下端部35
は、前記分離部材5の幅より小さく、且つ、ニップ部1
6のシート入口Aの近傍まで延設されると共に該シート
入口Aに近づくにつれて幅が狭くなっている。また、前
記低摩擦部材34は、前記摩擦部材5に比べ、ポリエス
テルフィルム等(厚さ;約0.07mm)の滑りやすい
材質からなり、このため、シートSが上向きにカールし
ていても、低摩擦部材34の表面をシートSが滑ること
により効果的にカールを矯正することが可能となってい
る。
【0036】また、分離部材5は、前述した様に弾性を
有し、且つ、案内部が楔形状を有している。従って、多
数のシートSが過大な当接力で当接しても、低摩擦部材
34は分離部材5に押込まれるようになり、シートSの
先端縁部が分離部材5に直に当接するようになる。この
ため、シートSは搬送回転体3側に移動できなくなり、
多数のシートSをクサビ型に効率良く捌くことが可能と
なっている。なお、分離部材5の中心は、搬送するシー
トSの中心と一致するように設けられている。
【0037】また、前述した様に、圧接板12と本体フ
レーム10との間には、押圧ばね14が縮設されてお
り、該押圧ばね14の力を受けた圧接板12が摩擦板5
を搬送回転体3に圧接している。この圧接により前記ニ
ップ部16内のシートSは、分離部材5及び搬送回転体
3と強く摩擦係合するようになり、シートSを1枚づつ
分離することが可能になる。つまり、分離部材5とシー
トSとの間に働く摩擦力と、搬送回転体3とシートSと
の間に働く摩擦力は逆方向に働くので、複数のシートS
を分離することが可能になる。
【0038】また、分離部材補強板6は剛性の高い鋼鉄
板金製からなり、さらに分離部材補強板縁6bと圧接板
前縁17との距離は約1mm以下、つまり分離部材5の
厚さ以下となるように設けられている。このため、多数
のシートSが摩擦部材5に当接しても、分離部材5の変
形を防ぐことが可能で有り、また搬送方向への押込みも
防止することができる。これによって、ニップ部16に
働く圧力の変動を抑えることが可能となっている。
【0039】さらに、前記圧接板12は、ヒンジ部13
を有し、且つ、該ヒンジ部13は圧接板12の圧接板前
縁17が、先に分離部材5を押圧するように取り付けら
れている。まお、搬送回転体軸3方向から見た時の圧接
板前縁17の先端は鋭角形状に構成されている。このた
め、図1(c) に示すように、ニップ部16内の圧力が、
シートの搬送方向におけるシート入口A近傍で急激に上
昇するようになっている。これによって、多数のシート
Sが、同時にニップ部16内に搬送されても、シートS
間の密着度が増大する前に大きな分離力によって分離す
ることが可能となっている。これによって、シートSの
種類に関係なく分離することが可能になる。
【0040】なお、先に、前記低摩擦部材34の下端部
35は、前記分離部材5の幅より小さく、且つ、ニップ
部16のシート入口Aの近傍まで延設されると共に該シ
ート入口Aに近づくにつれて幅が狭くなっているのとを
述べたが、この狭くなる割合は一義的に決まるものでは
無く、案内部の角度や摩擦部材5の硬度及び低摩擦部材
34の摩擦係数とによって決定すれば良い。 〈実施例2〉本発明の実施例2を図面に沿って説明す
る。なお、本実施例2における給送装置は、実施例1と
略同じであるので同一符号を付して、相違点のみを説明
する。
【0041】図2は本実施例2を説明する図で、図2
(a)は給送装置1の構成断面図、図2(b) はシートS側
の分離部材5の平面図、図2(c) はニップ部16のシー
ト搬送経路15方向の圧力分布を示している。
【0042】分離部材5(幅W)には、図2(b) に示さ
れる様に切欠き部19(幅W2 )が設けられている。こ
の切欠き部19は、前記低摩擦部材34よりも幅が狭く
設けられ、且つ、開始位置20から分離部材端部まで圧
接面内で対称になる様に設けられてる。このときの圧力
分布を図2(c) に示す。同図において、圧力カーブP1
はW1 の領域の圧力を示し、圧力カーブP2 はW2 の領
域の圧力を示している。なお、圧力カーブP2 のピーク
位置は切欠き部開始位置20を変えることで、変化させ
ることが可能となっている。この切欠き部19を設ける
ことによりシート入口A近傍には急激な圧力ピークが生
じ、その値は切欠き部19を設けない時より大きくする
ことが可能で、多数のシートSが同時にニップ部16内
に搬送されてもシートS間の密着度が増大する前に大き
な分離力で効率よく分離することが可能となる。
【0043】また、切欠き部19には圧力が働かないの
で、微妙にシートSが撓むようになる。このために、横
方向(図2において紙面に垂直方向)の捌き効果が生
じ、これによって効果的に多数のシートSを分離するこ
とが可能となっている。さらに、切欠き部19が対称に
設けられているので、搬送されるシートSが斜行する心
配がない。
【0044】また、この切欠き部19を設けることによ
り、シートSの先端折れを防ぐことが可能となってい
る。
【0045】なお、切欠き部19の開始位置20はニッ
プ部16のシート入口側Aより1〜2mmが好適であ
る。 〈実施例3〉本発明の実施例3を図面に沿って説明す
る。なお、本実施例3における給送装置は、実施例1と
略同じであるので同一符号を付して、相違点のみを説明
する。
【0046】図3は本実施例3を説明する図で、図3
(a)は給送装置1の構成断面図、図3(b) はシートS側
の分離部材5の平面図、図3(c) はニップ部16のシー
ト搬送経路15方向の圧力分布を示している。
【0047】圧接板後縁18には、搬送回転体3の軸方
向からみて鋭角形状の突起Kが設けられ、この部分に圧
力が集中するようになっていると共に圧接板17が最初
に搬送回転体3を圧接する様に取り付けられている。こ
れにより、シート入口Aとシート出口Bの部位に急激な
圧力ピークを生じさせることが可能となっている。
【0048】図3(c)は上記構成で発生するニップ部1
6内の圧力の分布を示したもので、このようにニップ部
16のシート入口A及びシート出口Bに大きな圧力が存
在するとニップ部16全体の圧力が略一定となり、ニッ
プ部16を有効に用いることが可能になる。また、シー
ト入口Aで大きな分離力を受けるのでシートSの分離効
果を改善することが可能となっている。 〈実施例4〉本発明の実施例4を図面に沿って説明す
る。なお、本実施例4における給送装置は、実施例1と
略同じであるので同一符号を付して、相違点のみを説明
する。
【0049】図4は本実施例4を説明する図で、図4
(a)は給送装置1の構成断面図、図4(b) はシートS側
の分離部材5の平面図、図4(c) はニップ部16のシー
ト搬送経路15方向の圧力分布を示している。
【0050】分離部材5(幅W)には、図4(b) に示す
様に切欠き部19(幅W2 )が、切欠き部開始位置20
から分離部材端部までニップ部16内で対称になる様に
設けられてる。
【0051】このときの圧力分布を図4(c) に示す。圧
力カーブP3 はW1 の領域の圧力を示し、圧力カーブP
4 はW2 の領域の圧力を示しており、切欠き部開始位置
20を変えることで圧力のピーク位置を変化させること
が可能となっている。
【0052】また、切欠き部19部分には分離力が働か
ないので、微妙にシートSが撓むようになり、効果的な
分離力を生じさせることが可能となっている。
【0053】さらに、切欠き部19が対称に設けられて
いるので、搬送されるシートSが斜行する心配がない。
【0054】なお、切欠き部開始位置20はニップ部1
6のシート入口Aより1〜2mmが好適である。 〈実施例5〉本発明の実施例5を図面に沿って説明す
る。なお、本実施例5における給送装置は、実施例1と
略同じであるので同一符号を付して、相違点のみを説明
する。
【0055】図5は本実施例5を説明する図で、図5
(a)は給送装置1の構成断面図、図5(b) はシートS側
の分離部材5の平面図、図5(c) はニップ部16のシー
ト搬送経路15方向の圧力分布を示している。
【0056】圧接板12は搬送回転体3より半径の小さ
い円弧状の圧接面を有し、圧接時には圧接板前縁17と
圧接板後縁18とが共に圧接板中央部29よりも先に分
離部材5を押圧するように構成されている。また、圧接
板前縁17と圧接板後縁18との先端は搬送回転体3軸
の方向から観て鋭角形状になっており、ニップ部16の
シート入口A及びシート出口Bの部位に大きな圧力のピ
ークを急激に生じさせることが可能となっている。
【0057】図5(c)は上記構成で発生するニップ部1
6内の圧力Pの分布を示したもので、このようにニップ
部16のシート入口A及びシート出口Bに大きな圧力が
存在すると、ニップ部16全体の圧力が略一定となりニ
ップ部16を有効に用いることが可能となっている。
【0058】また、シート入口Aで大きな分離力を受け
るのでシートSの分離効果が改善さることができる。
【0059】なお、本実施例5では、円弧状のニップ部
16の半径を分離ローラ3の半径より小さいとしたが等
しくても構わない。 〈実施例6〉本発明の実施例6を図面に沿って説明す
る。なお、本実施例6における給送装置は、実施例1と
略同じであるので同一符号を付して、相違点のみを説明
する。
【0060】図6は本実施例6を説明する図で、図6
(a)は給送装置1の構成断面図、図6(b) 及び図6(c)
はシートS側の分離部材5の平面図、図6(d) はニップ
部16のシート搬送経路15方向の圧力分布を示してい
る。 分離部材5(幅W)には図6(b) に示される様に
幅W3 の切欠き部19a及び幅W2 の切欠き部19b
が、それぞれ切欠き部開始位置20a及び20bから分
離部材端部まで圧接面内に対称に設けられている。切欠
きの方法として、図6(b) 以外に図6(c) に示す方法も
可能であるが、その効果は変わらないので図6(b) につ
いてのみ説明する。
【0061】図6(d) は上記構成で発生するニップ部1
6の圧力分布を示したものである。圧力カーブP5 はW
1 の領域の圧力を示し、圧力カーブP6 はW2 の領域の
圧力を示し、圧力カーブP7 はW3 の領域の圧力を示し
ており、切欠き部の開始位置2oa及び20bを変える
ことで圧力のピーク位置を変化させることが可能となっ
ている。
【0062】切欠き部が2つ設けられた理由は、切欠き
部19aがシート入口A領域の圧力を大きくするためで
あり、また切欠き部19bがシート出口B領域の圧力を
大きくするためである。さらに、切欠き部19a及び切
欠き部19bには分離力が働かないので、微妙にシート
Sが撓むようになり、効果的な分離力を発生することが
可能となる。
【0063】なお、切欠き部開始位置20aはニップ部
16のシート入口Aより1〜2mmが好適であり、切欠
き部開始位置20bはニップ部16のシート出口Bより
1〜2mmが好適である。 〈その他の実施例〉その他の実施例における給送装置
は、実施例1と同じであるので相違点のみを説明する。
【0064】これまで説明した実施例では、圧接板12
による圧接の仕方や形状及び摩擦部材5に切欠き部19
を設けることによってニップ部16のシート入口A或は
シート出口Bの近傍に急激な圧力ピークを生じさ、又シ
ート搬送方向に垂直な方向の圧力分布を変化させた。し
かし、この急激な圧力ピーク及び圧力分布を変える方法
は上記の方法に限られるものではなく、以下の方法でも
同様の効果を得ることが可能である。
【0065】摩擦部材5に突起部を設けて、急激な圧
力ピークを発生させる。この際、突起部は射出成形等に
より制作される。
【0066】摩擦部材5を搬送回転体3に圧接する
際、圧接板12を介さずに直接押圧ばね14により摩擦
部材5を押圧する。
【0067】摩擦部材5を圧接板12に接着して、摩
擦部材5と圧接板12を一体化する。
【0068】摩擦部材5をインサート又は2色成形で
別部材で一体化して圧接する。
【0069】上記〜の組み合わせによる摩擦部材
5を用いる。
【0070】また、摩擦部材5及び搬送回転体3等の材
料は、前述したものに限られるものではない。さらに、
分離部材5を複数用いても良い。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
圧接板に回転軸を設けることでニップ部内の急激な圧力
ピークをシート入口に生じさせることが可能となり、こ
れにより多数のシートが同時に給紙されようとしても、
まず大きな分離力で分離してしまうのでシート材の材質
による分離効果の違いが改善された。
【0072】また、シート出口に突起を設けることによ
り圧接面の有効利用が可能となり、また分離部材の圧接
面に切欠き部を設けることにより急激な圧力ピークを得
ることができると共に、シート進行方向と垂直な方向の
捌き効果が得られ、このため分離効果がさらに改善され
た。
【0073】また、カールしたシートでも低摩擦部材を
設けることによりカールを矯正することができ給紙不良
の発生を防ぐことが可能となった。
【0074】さらに、分離部材補強板をシート入口にま
で延設することで分離部材の変形を抑えて圧力の安定性
を確保することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に適用される図で、(a) は給
送装置の構成断面図、(b) は分離部材の平面図、(c) は
ニップ部の圧力分布を示す図。
【図2】本発明の実施例2に適用される図で、(a) は給
送装置の構成断面図、(b) は分離部材の平面図、(c) は
ニップ部の圧力分布を示す図。示す図。
【図3】本発明の実施例3に適用される図で、(a) は給
送装置の構成断面図、(b) は分離部材の平面図、(c) は
ニップ部の圧力分布を示す図。
【図4】本発明の実施例4に適用される図で、(a) は給
送装置の構成断面図、(b) は分離部材の平面図、(c) は
ニップ部の圧力分布を示す図。
【図5】本発明の実施例5に適用される図で、(a) は給
送装置の構成断面図、(b) は分離部材の平面図、(c) は
ニップ部の圧力分布を示す図。
【図6】本発明の実施例6に適用される図で、(a) は給
送装置の構成断面図、(b) は分離部材の平面図、(c) は
分離部材の平面図、(d) はニップ部の圧力分布を示す
図。
【図7】従来例を示す図で、(a) は給送装置の構成断面
図、(b) はニップ部の圧力分布を示す図。
【図8】他の従来例を示す図で、(a) は給送装置の構成
断面図、(b) はニップ部の圧力分布を示す図。
【符号の説明】
1 給送装置 3 搬送回転体 5 分離部材 6 分離部材補強板(分離部材補強手段) 12 圧接板(圧接手段) 16 ニップ部 19,19a,19b 切欠き部 34 低摩擦部材 A シート入口 B シート出口 S シート K 突起

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを搬送する搬送回転体と、前記搬
    送回転体に分離部材を圧接させる圧接手段と、を有し、
    前記搬送回転体と前記分離部材とのニップ部でシートを
    一枚ずつ分離してなる給送装置において、 前記搬送回転体と前記分離部材との圧接面での圧力が、
    前記ニップ部内のシートの搬送方向におけるシート入口
    付近で急激に上昇するようにした、 ことを特徴とする給送装置。
  2. 【請求項2】 シートを搬送する搬送回転体と、前記搬
    送回転体に分離部材を圧接させる圧接手段と、を有し、
    前記搬送回転体と前記分離部材とのニップ部でシートを
    一枚ずつ分離してなる給送装置において、 前記搬送回転体と前記分離部材との圧接面での圧力が、
    前記ニップ部内のシートの搬送方向におけるシート出口
    付近で急激に上昇するようにした、 ことを特徴とする給送装置。
  3. 【請求項3】 シートを搬送する搬送回転体と、前記搬
    送回転体に分離部材を圧接させる圧接手段と、を有し、
    前記搬送回転体と前記分離部材とのニップ部でシートを
    一枚ずつ分離してなる給送装置において、 前記搬送回転体と前記分離部材との圧接面での圧力が、
    前記ニップ部内のシートの搬送方向におけるシート入口
    近傍及びシート出口近傍で急激に上昇するようにした、 ことを特徴とする給送装置。
  4. 【請求項4】 前記圧接手段に設けた突起により、前記
    ニップ部に急激な圧力上昇を生じさせてなる、 請求項1ないし3に記載の給送装置。
  5. 【請求項5】 前記ニップ部における急激な圧力上昇箇
    所におけるシートの搬送方向と直交する方向の圧力分布
    を変化させてなる、 請求項1ないし3に記載の給送装置。
  6. 【請求項6】 前記圧力上昇箇所における圧力分布が左
    右対称である、 請求項5記載の給送装置。
  7. 【請求項7】 前記急激な圧力上昇の分布変化が、シー
    ト入口近傍とシート出口近傍とで異なっている、 請求項3記載の給送装置。
  8. 【請求項8】 前記分離部材に前記搬送回転体と部分的
    に接触しない箇所を設け、前記圧力分布を変化させてな
    る、 請求項5記載の給送装置。
  9. 【請求項9】 前記部分的に接触しない箇所が切欠き部
    である、 請求項8記載の給送装置。
  10. 【請求項10】 シートを搬送する搬送回転体と、前記
    搬送回転体に分離部材を圧接させる圧接手段と、を有
    し、前記搬送回転体と前記分離部材とのニップ部でシー
    トを一枚ずつ分離してなる給送装置において、 前記ニップ部内のシート入口側に、前記搬送回転体と前
    記分離部材とで楔形状の案内部を形成するために前記分
    離部材を裏面から支持するための分離部材補強手段を設
    け、該分離部材補強手段を前記ニップ部内のシート入口
    近傍まで延設してなる、 ことを特徴とする給送装置。
  11. 【請求項11】 前記圧接手段と前記分離部材補強手段
    との間隔が、前記分離部材の厚さより小さく設定してな
    る、 請求項10記載の給送装置。
  12. 【請求項12】 シートを搬送する搬送回転体と、前記
    搬送回転体に分離部材を圧接させる圧接手段と、を有
    し、前記搬送回転体と前記分離部材とのニップ部でシー
    トを一枚ずつ分離してなる給送装置において、 前記ニップ部内のシート入口側に、前記搬送回転体と前
    記分離部材とで楔形状の案内部を形成し、前記分離部材
    における前記案内部を形成するための部位に低摩擦部材
    を設け、該低摩擦部材を前記分離部材の幅よりも小さ
    く、且つ、前記ニップ部内のシート入口近傍まで延設し
    てなる、 ことを特徴とする給送装置。
  13. 【請求項13】 前記低摩擦部材は、前記ニップ部入口
    に近づくにつれて幅が狭くなるように形成されいる、 請求項12記載の給送装置。
  14. 【請求項14】 前記分離部材に、シートの搬送方向に
    沿って前記搬送回転体と接触しない箇所を形成し、前記
    低摩擦部材を前記接触しない箇所の幅よりも大きく設定
    してなる、 請求項12記載の給送装置。
  15. 【請求項15】 前記部分的に接触しない箇所が切欠き
    部である、 請求項14記載の給送装置。
  16. 【請求項16】 前記分離部材に、シートの搬送方向に
    沿って前記搬送回転体と接触しない箇所を形成し、前記
    低摩擦部材を前記接触しない箇所と重ならないように設
    定してなる、 請求項12記載の給送装置。
  17. 【請求項17】 前記部分的に接触しない箇所が切欠き
    部である、 請求項16記載の給送装置。
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WO2021069615A1 (en) 2019-10-10 2021-04-15 Zobrius Pharma As Improved anti-hangover composition, its preparation and uses

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