JPH06144540A - 移動式コンベア装置 - Google Patents

移動式コンベア装置

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Publication number
JPH06144540A
JPH06144540A JP29722592A JP29722592A JPH06144540A JP H06144540 A JPH06144540 A JP H06144540A JP 29722592 A JP29722592 A JP 29722592A JP 29722592 A JP29722592 A JP 29722592A JP H06144540 A JPH06144540 A JP H06144540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
pin
undulating frame
hydraulic cylinder
undulating
Prior art date
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Pending
Application number
JP29722592A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuhiko Kashima
淳彦 鹿島
Takayuki Kubota
隆之 久保田
Noboru Tatekawa
登 竪川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication of JPH06144540A publication Critical patent/JPH06144540A/ja
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  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Framework For Endless Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置全体の高さが低くても起伏フレームおよ
びベルトコンベアを回動させることができる移動式コン
ベア装置の提供。 【構成】 移動車両1と、この移動車両1に対し旋回輪
2によって旋回可能な旋回体3と、この旋回体3上に梁
を組み合わせ形成したトラス構造の起伏フレーム6と、
この起伏フレーム6を起伏させる油圧シリンダ7と、こ
の油圧シリンダ7の伸縮によって前記起伏フレーム6と
ともに起伏するベルトコンベア33とを備え、起伏フレ
ーム6を旋回体3にピン5により接続し、油圧シリンダ
7のロッド側を起伏フレーム6の上方の節点9に、チュ
ーブ側を旋回体3の前部18にそれぞれピン30,31
によって接続することにより、起伏フレーム6と旋回体
3の間に背の高いブラケットを介在させずに起伏フレー
ム6を設置することができ、装置全体を従来よりも低く
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設作業現場で掘削機
械等によって掘削された土砂をダンプカー等に搬送する
移動式コンベア装置に係り、特に、自走可能な移動式コ
ンベア装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の移動式コンベア装置は、例えば
実開昭58−191124号公報に開示されている。
【0003】この従来技術による移動式コンベア装置
は、図4に示すように、移動車両1と、この移動車両1
に対し旋回輪2によって旋回可能な旋回体3と、この旋
回体3に固定設置したブラケット4と、このブラケット
4と油圧シリンダ7によって支持される起伏フレーム6
と、この起伏フレーム6上に設けたベルトコンベア33
とを備えている。そして、油圧シリンダ7のロッド側を
起伏フレーム6の下面に、チューブ側を旋回体3に、そ
れぞれピン30,31によって接続し、さらに、ブラケ
ット4の上部と起伏フレーム6の下面とをピン5によっ
て接続している。また、起伏フレーム6には図示しない
モータにより回転するスプロケット10を設置し、コン
ベアフレーム8の下側にスプロケット10と噛み合うチ
ェーン11を設けるとともに、起伏フレーム6の内側面
に設けた溝をローラ9が転動するように形成しているた
め、スプロケット10の回転によってベルトコンベア3
3が起伏フレーム6に対し前後方向に移動する。なお、
図示しない掘削機械によって掘削された土砂は、ホッパ
12に投入され石等が除去された後、内部のスクリュー
コンベアによってほぼ一定量ずつベルト上に吐き出され
る。
【0004】この従来技術は上記のように構成している
ため、走行体1により図示しない掘削機械の近傍まで移
動した後、例えば、油圧シリンダ7を伸ばす方向に動作
させると、起伏フレーム6がブラケット4との接続部を
支点として図4に対し反時計方向に回動する。さらに、
上述したようにベルトコンベア33は起伏フレーム6に
設置されているため、起伏フレーム6とともに反時計方
向に回動する。その際、油圧シリンダ7の両端はそれぞ
れピン30,31によって接続されているため、油圧シ
リンダ7は起伏フレーム6の回動によって旋回体3に対
する角度を変えながら伸びていく。逆に、油圧シリンダ
7を縮む方向に動作させると、起伏フレーム6およびベ
ルトコンベア33は図4に対し時計方向に回動する。そ
して、スプロケット10を回転させベルトコンベア33
の位置を調整することにより、ホッパ12に投入された
土砂を他の搬送手段に送出するために好適な位置、姿勢
とすることができる。
【0005】したがって、この従来技術によれば、土砂
を搬送するための搬送車両や別のコンベア装置の高さ、
あるいは、設置位置に応じて、ベルトコンベア33の傾
斜角度および走行体1に対する設置位置を任意に設定で
き、土砂の搬送作業効率を向上させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
技術による移動式コンベア装置では、 a).起伏フレーム6上にベルトコンベア33が設置さ
れており、このベルトコンベア33により起伏フレーム
6に作用する曲げモーメントに耐え得る強度を確保する
ために、起伏フレーム6を高さ方向に厚くする必要があ
り、これによって起伏フレーム6の高さが高くなる。
【0007】b).油圧シリンダ7の押付力を起伏フレ
ーム6の回転力として効率的に伝達するために、起伏フ
レーム6の起伏支点と油圧シリンダ7の押付力が作用す
る点とを結ぶ直線が油圧シリンダ7の押付方向に対しあ
る程度の角度を確保する必要がある。すなわち、油圧シ
リンダ7の押付力によって起伏フレーム6に対する水平
方向成分および垂直方向成分が生じるように設置しなく
てはならない。これに対し、油圧シリンダ7が起伏フレ
ーム6の下面にピン30によって接続されているため、
ブラケット4を高くし、起伏フレーム6との接続位置を
高くせざるを得ない。
【0008】という構造となっておりコンベア装置全体
の高さが高くなる。このため、下記するような問題点が
生じる。
【0009】1).作業現場へトレーラ等で輸送する
際、一般道路の高さ制限を超えてしまい旋回体3に固定
設置されベルトコンベア33の上に位置するホッパ12
を分解した状態で輸送しなくてはならず、ホッパ12の
分解および組立作業に手間を要す。
【0010】2).重心位置が高くなり、自走するとき
の安定性が悪くなる。
【0011】本発明はこのような従来技術の問題点に鑑
みてなされたもので、その目的は、装置全体の高さが低
くても起伏フレームおよびベルトコンベアを回動させる
ことができる移動式コンベア装置を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】実施例を示す図1に対応
づけて本発明を説明すると、本発明は、移動車両1と、
この移動車両1に対し旋回輪2によって旋回可能な旋回
体3と、この旋回体3上に設けた起伏フレーム6と、こ
の起伏フレーム6を起伏させる油圧シリンダ7と、この
油圧シリンダ7の伸縮によって前記起伏フレーム6とと
もに起伏するベルトコンベア33とを備えた移動式コン
ベア装置に適用されるものである。
【0013】そして、上記目的は、前記起伏フレーム6
をトラス構造とし、この起伏フレーム6の下部を前記旋
回体3にピン5によって接続し、前記油圧シリンダ7の
一端を前記起伏フレーム6の上方の節点9にピン30に
よって接続し、他端を前記旋回体3上の前記起伏フレー
ム6と前記旋回体3との接続部(ピン5の位置)とは別
の箇所にピン31によって接続することにより達成され
る。
【0014】
【作用】本発明は上記のように構成されており、起伏フ
レーム6を梁の組み合わせであるトラス構造としたため
に、重量を増すことなく起伏フレーム6の高さを高くす
ることができる上、この起伏フレーム6の内側にベルト
コンベア33を設置してもベルトコンベア33の重量に
よる曲げモーメントに耐えることができる。そして、旋
回体3に対し起伏フレーム6をピン5で接続し、油圧シ
リンダ7の一端を起伏フレーム6の上方の節点9にピン
30によってし、他端を旋回体3の所定個所にピン31
によって接続すると、移動車両1に対し起伏フレーム6
が水平姿勢となる状態で、ピン30の位置がピン5およ
びピン31よりも高くなる。このため、ピン5とピン3
0とを結ぶ直線の方向と、油圧シリンダ7の押付方向と
が一致せず、この状態から油圧シリンダ7を伸縮すると
この油圧シリンダ7の押付力の分力によって、ピン5を
支点として起伏フレーム6が回動する。 以上のよう
に、起伏フレーム6の内側にベルトコンベア33を設け
ることができ、さらに、起伏フレーム6の下面部を旋回
体3に直接接続できるため、従来の移動式コンベア装置
よりも高さを低くすることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図3を用い説
明する。
【0016】図1はこの実施例による移動式コンベア装
置の全体構成図、図2はこの実施例の要部構成を示す模
式図、図3は起伏フレーム6と旋回体3の接続部の断面
図である。なお、従来技術の説明に用いた図4と共通す
る部分については、同一の符号を付している。
【0017】この実施例は図1に示すように、移動車両
1と、この移動車両1に対し旋回輪2によって旋回可能
な旋回体3と、この旋回体3上に梁を組み合わせ形成し
たトラス構造の起伏フレーム6と、この起伏フレーム6
を起伏させる油圧シリンダ7と、この油圧シリンダ7の
伸縮によって前記起伏フレーム6とともに起伏するベル
トコンベア33とを備えている。また、図2に示すよう
に、起伏フレーム6は旋回体3に設けた背の低いブラケ
ット4にピン5により接続され、油圧シリンダ7はロッ
ド側が起伏フレーム6の上方の節点9に、チューブ側が
旋回体3の前部18にそれぞれピン30,31によって
接続されている。なお、ホッパ12は旋回体3に固定設
置されている。
【0018】また、ベルトコンベア33は起伏フレーム
6の内側に設けており、ウインチ10により矢印Aまた
はBの方向に移動するようになっている。すなわち、ウ
インチ10の巻胴はフランジによって2分割され、一方
の巻胴に巻き回されたロープ19の端部はベルトコンベ
ア33の前部34に固定され、他方の巻胴に巻き回され
たロープ11はベルトコンベア33の後部35に固定さ
れており、ウインチ10の回転により一方のロープが巻
き戻され、他方のロープが巻き出される。一方、図2、
図3に示すようにベルトコンベア33は、起伏フレーム
6の前側の下端部14に設けた左右一対のローラ16
と、後側の下端部13に設けた左右一対のローラ17と
に載置されており、ロープ11,19の巻き出し、巻き
戻し動作にともない起伏フレーム6の内側を前後方向に
移動する。
【0019】この実施例は以上のように構成されてお
り、移動車両1に対し起伏フレーム6が平行となると
き、油圧シリンダ7と起伏フレーム6との接続ピン30
が旋回体3よりも高い箇所に位置する。このため、背の
高いブラケットを設けることなく起伏フレーム6を旋回
体3に接続しても、油圧シリンダ7の伸縮により起伏フ
レーム6を回動させるだけの力を得ることができる。す
なわち、回動支点となるピン5と油圧シリンダ7の押付
力の作用点となるピン31とを結ぶ直線方向と、油圧シ
リンダ7の押付方向となるピン30とピン31とを結ぶ
直線方向とが一致しないため、油圧シリンダ7の押付力
の分力により起伏フレーム6が矢印Cの方向へ回動させ
ることができる。
【0020】このように、起伏フレーム6をトラス構造
にすると重量を増すことなく起伏フレーム6の高さを高
くすることができ、油圧シリンダ7による押付力の作用
点を起伏フレーム6上の高い箇所に設定できる。これに
ともない、起伏フレーム6を直接旋回体3に接続できる
ため、従来のように背の高いブラケットを旋回体3上に
設ける必要がなくなる。さらに、起伏フレーム6の内側
にベルトコンベア33を設置できるため、ベルトコンベ
ア33の高さ分だけ低くすることができる。
【0021】したがって、この実施例によれば移動式コ
ンベア装置の車高が低くなり、ホッパ12等を分解する
ことなく一般道路を搬送することができる。また、重心
位置が低くなり、自走時の安定性を確保できる。
【0022】
【発明の効果】上記したように本発明によれば、装置全
体の高さを低くすることができるため、ホッパ等を分解
することなく一般道路を搬送できる。さらに、重心位置
が低くなるため走行時の安定性が従来よりも向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動式コンベア装置の実施例の全体構
成図である。
【図2】本発明の実施例の要部構成の模式図である。
【図3】本発明の実施例における起伏フレームと旋回体
との接続部の断面図である。
【図4】従来技術による移動式コンベア装置の全体構成
図である。
【符号の説明】 1 移動車両 2 旋回輪 3 旋回体 4 ブラケット 5 ピン 6 起伏フレーム 7 油圧シリンダ 9 節点 12 ホッパ 30 ピン 31 ピン 33 ベルトコンベア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動車両と、この移動車両に対し旋回輪
    によって旋回可能な旋回体と、この旋回体上に設けた起
    伏フレームと、この起伏フレームを起伏させる油圧シリ
    ンダと、この油圧シリンダの伸縮によって前記起伏フレ
    ームとともに起伏するベルトコンベアとを備えた移動式
    コンベア装置において、 前記起伏フレームをトラス構造とし、この起伏フレーム
    の下部を前記旋回体にピン接続し、前記油圧シリンダの
    一端を前記起伏フレームの上方の節点にピン接続し、他
    端を前記旋回体上の前記起伏フレームと前記旋回体との
    接続部とは別の箇所にピン接続したことを特徴とする移
    動式コンベア装置。
JP29722592A 1992-11-06 1992-11-06 移動式コンベア装置 Pending JPH06144540A (ja)

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ID=17843794

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100750342B1 (ko) * 2006-06-28 2007-08-17 최규환 신축 가능한 컨베이어를 이용한 주행식 성토재운반장치 및주행식 성토재운반장치를 이용한 성토방법
CN104444208A (zh) * 2014-11-27 2015-03-25 贵州盘江矿山机械有限公司 一种皮带机机尾自移装置及其操作方法
JP2017048588A (ja) * 2015-09-01 2017-03-09 西松建設株式会社 掘削物の搬出システムおよび搬出方法

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