JPH061427A - 検体搬送方向変換装置 - Google Patents
検体搬送方向変換装置Info
- Publication number
- JPH061427A JPH061427A JP15643692A JP15643692A JPH061427A JP H061427 A JPH061427 A JP H061427A JP 15643692 A JP15643692 A JP 15643692A JP 15643692 A JP15643692 A JP 15643692A JP H061427 A JPH061427 A JP H061427A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rack
- conveyor
- sample
- change
- changing device
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- Pending
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- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
- Relays Between Conveyors (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】２本のコンベアと１個の回転円盤を用いてラッ
ク搬送の方向変換を行う。 【構成】方向変換前のコンベア６３と方向変換後のコン
ベア６５との間に回転円盤７３がコンベアの内側を接す
るように配置し、これらの上にラックの滑りガイドを設
けて構成したものである。 【効果】構造が単純で安価にしかも信頼性高い方向変換
器を提供できる。
ク搬送の方向変換を行う。 【構成】方向変換前のコンベア６３と方向変換後のコン
ベア６５との間に回転円盤７３がコンベアの内側を接す
るように配置し、これらの上にラックの滑りガイドを設
けて構成したものである。 【効果】構造が単純で安価にしかも信頼性高い方向変換
器を提供できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は臨床検査部門における検
体の自動搬送に係わり、搬送に必要な２点間を非直線的
に連結する為の方向変換器に関する。
体の自動搬送に係わり、搬送に必要な２点間を非直線的
に連結する為の方向変換器に関する。
【０００２】
【従来の技術】臨床化学分野において、尿や血液の入っ
た検体容器を迅速にしかも安全に運搬するためには、検
体容器を複数本挿入可能なラックをコンベアラインにの
せて、分析装置間や検体の投入部と搬出部の間を移動す
る手段が講じられる。このコンベアラインは必ずしも直
線移動のみでなく、直角方向など移動先の構成によりあ
る角度を持って方向変換を行う必要がある。
た検体容器を迅速にしかも安全に運搬するためには、検
体容器を複数本挿入可能なラックをコンベアラインにの
せて、分析装置間や検体の投入部と搬出部の間を移動す
る手段が講じられる。このコンベアラインは必ずしも直
線移動のみでなく、直角方向など移動先の構成によりあ
る角度を持って方向変換を行う必要がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術はコンベ
アラインの方向変換に際し、ラック自身を乗せて回転す
る回転台や、コンベアに併設してプロフイールの付いた
補助ベルトを必要とし、構造が複雑となり信頼性の面で
問題があった。本発明の目的はこれら複雑な補助ベルト
や回転台を用いずに簡単に方向変換するユニットを提供
するにある。
アラインの方向変換に際し、ラック自身を乗せて回転す
る回転台や、コンベアに併設してプロフイールの付いた
補助ベルトを必要とし、構造が複雑となり信頼性の面で
問題があった。本発明の目的はこれら複雑な補助ベルト
や回転台を用いずに簡単に方向変換するユニットを提供
するにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に方向変換用の２本のコンベア間に、進行方向に同期し
て回転する回転円盤を用い、又コンベアと円盤をラック
が通過するようにガイドを設けたものである。
に方向変換用の２本のコンベア間に、進行方向に同期し
て回転する回転円盤を用い、又コンベアと円盤をラック
が通過するようにガイドを設けたものである。
【０００５】
【作用】方向変換前のコンベアに到達したラックはこの
コンベアにのって直進し、あらかじめ設けられたガイド
で方向が変換されようとする。この時先端が、回転する
円盤上に乗り移ることにより円盤側の摩擦力でラックは
引き込まれ、完全に円盤に移り、更にガイドの作用で方
向変換後のコンベアに達すると、次のベルトの駆動力に
よりラックは方向が変換されるのである。
コンベアにのって直進し、あらかじめ設けられたガイド
で方向が変換されようとする。この時先端が、回転する
円盤上に乗り移ることにより円盤側の摩擦力でラックは
引き込まれ、完全に円盤に移り、更にガイドの作用で方
向変換後のコンベアに達すると、次のベルトの駆動力に
よりラックは方向が変換されるのである。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例を図１に、臨床化学検査検体
搬送システム構成例を図２に、従来方式のラック方向変
換例を図３に示す。
搬送システム構成例を図２に、従来方式のラック方向変
換例を図３に示す。
【０００７】図２において親検体容器５１の挿入された
親検体容器用ラック５２は、親検体用コンベア５３によ
って運ばれ、吊り下げ装置５４によって遠心分離装置５
５の遠心ロータ５６にセットされる。遠心分離された親
検体容器用ラック５２は吊り下げ装置５４により遠心ロ
ータ５６から取り出され、方向変換前親検体用コンベア
５７に乗せられ分注装置５８に移動させられ分注位置５
９に達する。一方試料検体容器６０の挿入された試料検
体容器用ラック６１は試料検体容用コンベア６２に乗っ
て分注位置５９′に達する。分注装置５８は別途分注指
令を発する制御部（図示せず）からの要求に基づいて、
親検体容器５１′の検体を試料検体容器６０′へ必要量
分注を行う。分注処理の終了したそれぞれのラックは方
向変換前のコンベア６３，６３′、方向変換器６４，６
４′を経て方向変換後のコンベア６５，６５′へ移送さ
れる。それぞれのラックは親検容器用ラツク収容部６６
と、分析装置６７を経て試料容器用ラック収納部６８へ
と導かれる。ここで方向変換機６４，６４′は必ずしも
必要な要素とは限らないが、検体搬送システムを構築す
るにあたり設置面積を有効に活用しようとすると、どう
してもコンベアの方向変換が必要となる場合が多い。こ
の方向変換機の一例を図３に示す。方向変換前のコンベ
ア６３を経たラツクは方向変換機６４に乗せられたあ
と、この方向変換機が図の矢印の方向に回転し、方向変
換後のコンベア６５に移送可能な位置でラツク７０は送
り出す。ここで検体容器の数は通常５〜１２個で用いら
れる場合が多いが、検体容器の数が多くなればなるほど
方向変換機の回転台の大きさも大きくなり、従って方向
変換後のコンベア間の間隔も広くならざるをえない。又
複雑な回転機構や位置制御用のセンサ類（図示せず）も
多数必要となり構成上も問題があった。
親検体容器用ラック５２は、親検体用コンベア５３によ
って運ばれ、吊り下げ装置５４によって遠心分離装置５
５の遠心ロータ５６にセットされる。遠心分離された親
検体容器用ラック５２は吊り下げ装置５４により遠心ロ
ータ５６から取り出され、方向変換前親検体用コンベア
５７に乗せられ分注装置５８に移動させられ分注位置５
９に達する。一方試料検体容器６０の挿入された試料検
体容器用ラック６１は試料検体容用コンベア６２に乗っ
て分注位置５９′に達する。分注装置５８は別途分注指
令を発する制御部（図示せず）からの要求に基づいて、
親検体容器５１′の検体を試料検体容器６０′へ必要量
分注を行う。分注処理の終了したそれぞれのラックは方
向変換前のコンベア６３，６３′、方向変換器６４，６
４′を経て方向変換後のコンベア６５，６５′へ移送さ
れる。それぞれのラックは親検容器用ラツク収容部６６
と、分析装置６７を経て試料容器用ラック収納部６８へ
と導かれる。ここで方向変換機６４，６４′は必ずしも
必要な要素とは限らないが、検体搬送システムを構築す
るにあたり設置面積を有効に活用しようとすると、どう
してもコンベアの方向変換が必要となる場合が多い。こ
の方向変換機の一例を図３に示す。方向変換前のコンベ
ア６３を経たラツクは方向変換機６４に乗せられたあ
と、この方向変換機が図の矢印の方向に回転し、方向変
換後のコンベア６５に移送可能な位置でラツク７０は送
り出す。ここで検体容器の数は通常５〜１２個で用いら
れる場合が多いが、検体容器の数が多くなればなるほど
方向変換機の回転台の大きさも大きくなり、従って方向
変換後のコンベア間の間隔も広くならざるをえない。又
複雑な回転機構や位置制御用のセンサ類（図示せず）も
多数必要となり構成上も問題があった。
【０００８】上記欠点を無くした方向変換機の一実施例
を図１に示す。コンベア駆動モータ７１で駆動される方
向変換前のコンベア６３と、コンベア駆動モータ７２で
駆動される方向変換後のコンベア６５とがある角度をも
って配置され、このコンベアと同一面で回転する回転円
盤７３の円周部分が接する程度に設置されている。この
コンベアと円盤の上には外周部の直線ガイド７３，曲線
ガイド７４，直線ガイド７５が配置され、又この内側に
は同様に直線ガイド７６，曲線ガイド７７，直線ガイド
７８が配置されている。ここで方向変換前のコンベア６
３にラック７０が移送されてくると、このコンベアでラ
ックは矢印の方向に搬送されるが、ラック７０′の先端
が曲線ガイド７４に接したところからこの曲線ガイド７
４にそってラックは曲げられ先頭が回転円盤７３に乗り
移ってくる。このとき回転円盤７３も矢印の方向に回転
が与えられているので、ラック７０′は曲線ガイド７
４，７７の間を円盤の上に乗って次の方向変換後のコン
ベア６５の方に達する。コンベア駆動モータ７２の回転
により回転している方向変換後のコンベア６５に達した
ラック７０″は方向変換後のコンベア６５の引き込む力
と回転円盤７３の押し出す力が作用し直線ガイド７５，
７８に沿って方向変換後のコンベア６５に移行するので
ある。
を図１に示す。コンベア駆動モータ７１で駆動される方
向変換前のコンベア６３と、コンベア駆動モータ７２で
駆動される方向変換後のコンベア６５とがある角度をも
って配置され、このコンベアと同一面で回転する回転円
盤７３の円周部分が接する程度に設置されている。この
コンベアと円盤の上には外周部の直線ガイド７３，曲線
ガイド７４，直線ガイド７５が配置され、又この内側に
は同様に直線ガイド７６，曲線ガイド７７，直線ガイド
７８が配置されている。ここで方向変換前のコンベア６
３にラック７０が移送されてくると、このコンベアでラ
ックは矢印の方向に搬送されるが、ラック７０′の先端
が曲線ガイド７４に接したところからこの曲線ガイド７
４にそってラックは曲げられ先頭が回転円盤７３に乗り
移ってくる。このとき回転円盤７３も矢印の方向に回転
が与えられているので、ラック７０′は曲線ガイド７
４，７７の間を円盤の上に乗って次の方向変換後のコン
ベア６５の方に達する。コンベア駆動モータ７２の回転
により回転している方向変換後のコンベア６５に達した
ラック７０″は方向変換後のコンベア６５の引き込む力
と回転円盤７３の押し出す力が作用し直線ガイド７５，
７８に沿って方向変換後のコンベア６５に移行するので
ある。
【０００９】以上のように二種類のコンベア間に回転す
る円盤と、円盤上のガイドを設ける事によりスムーズに
ラック移送の方向変換が可能となる。
る円盤と、円盤上のガイドを設ける事によりスムーズに
ラック移送の方向変換が可能となる。
【００１０】
【発明の効果】一般的にはラックの移動の方向変換は機
能の構造上９０°に設定して変更する場合が多いが、本
発明によれば方向変換後のコンベアの角度は９０°にと
らわれる必要はない。
能の構造上９０°に設定して変更する場合が多いが、本
発明によれば方向変換後のコンベアの角度は９０°にと
らわれる必要はない。
【００１１】またコンベアの中の円盤は常時回転したま
までよもく、従コントロールする為のセンサ類が不用と
なり構造が単純化し安価にしかも信頼性の向上につなが
る。
までよもく、従コントロールする為のセンサ類が不用と
なり構造が単純化し安価にしかも信頼性の向上につなが
る。
【図１】本発明の詳細を示す機能図である。
【図２】臨床化学検査検体搬送システムの構成図であ
る。
る。
【図３】従来方式のラック方向変換例を示す図である。
６３…方向変換前のコンベア、６５…方向変換後のコン
ベア、７０…ラック、７３…回転円盤、７４，７７…曲
線ガイド。
ベア、７０…ラック、７３…回転円盤、７４，７７…曲
線ガイド。
Claims (1)
- 【請求項１】臨床化学検査装置の検体容器を組み込んだ
検体容器搬送用ラックを移送する手段において、第一の
ラック搬送コンベアと、第二のラック搬送コンベアを設
け、これらのコンベアを任意の角度を持って配置し、更
に各コンベアの内側にはラック移送用の円盤を近接さ
せ、第一と第二のコンベア及び円盤の上を通してラック
の通過するに必要なガイドを設け、第一のコンベア，円
盤，第二のコンベアの順にラックを移送させるように構
成した検体搬送方向変換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15643692A JPH061427A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 検体搬送方向変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15643692A JPH061427A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 検体搬送方向変換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH061427A true JPH061427A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=15627716
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15643692A Pending JPH061427A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 検体搬送方向変換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061427A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102036889A (zh) * | 2008-05-20 | 2011-04-27 | Ima安全有限责任公司 | 产品传送器单元 |
| JP2011142943A (ja) * | 2010-01-12 | 2011-07-28 | Ishino Seisakusho Co Ltd | 飲食物搬送装置 |
| JP2011142942A (ja) * | 2010-01-12 | 2011-07-28 | Ishino Seisakusho Co Ltd | 飲食物搬送装置 |
| JP2011213470A (ja) * | 2010-04-01 | 2011-10-27 | Nippon Sekkei Kogyo:Kk | 移送装置及び搬送システム |
| JP2012112912A (ja) * | 2010-11-29 | 2012-06-14 | Hitachi High-Technologies Corp | 自動分析装置 |
| CN105347000A (zh) * | 2014-03-17 | 2016-02-24 | 朱蕾 | 一种自动化机械传送带换道结构 |
| JP2016040538A (ja) * | 2014-08-13 | 2016-03-24 | 日本電子株式会社 | 検体ラック搬送ユニット及び自動分析システム |
| CN108535501A (zh) * | 2017-03-03 | 2018-09-14 | 爱威科技股份有限公司 | 一种样本架转移装置 |
| WO2018208752A1 (en) * | 2017-05-10 | 2018-11-15 | Siemens Healthcare Diagnostics Inc. | Sample rack handler and rotation assembly for a sample analysis system |
| EP3336555A4 (en) * | 2015-08-12 | 2019-04-10 | Jeol Ltd. | SAMPLE TRANSPORT DEVICE AND AUTOMATED ANALYSIS SYSTEM |
| DE102021203745B3 (de) | 2021-04-15 | 2022-05-25 | T&O Labsystems Gmbh & Co. Kg | Übergabeeinrichtung für ein Fördersystem von Proberöhrchen |
| JP7268237B1 (ja) * | 2022-12-08 | 2023-05-02 | 株式会社Ｓ＆Ｓエンジニアリング | 搬送システムおよび搬送システムに用いられるガイド機構 |
-
1992
- 1992-06-16 JP JP15643692A patent/JPH061427A/ja active Pending
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102036889A (zh) * | 2008-05-20 | 2011-04-27 | Ima安全有限责任公司 | 产品传送器单元 |
| JP2011142943A (ja) * | 2010-01-12 | 2011-07-28 | Ishino Seisakusho Co Ltd | 飲食物搬送装置 |
| JP2011142942A (ja) * | 2010-01-12 | 2011-07-28 | Ishino Seisakusho Co Ltd | 飲食物搬送装置 |
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| JP2012112912A (ja) * | 2010-11-29 | 2012-06-14 | Hitachi High-Technologies Corp | 自動分析装置 |
| CN105347000A (zh) * | 2014-03-17 | 2016-02-24 | 朱蕾 | 一种自动化机械传送带换道结构 |
| JP2016040538A (ja) * | 2014-08-13 | 2016-03-24 | 日本電子株式会社 | 検体ラック搬送ユニット及び自動分析システム |
| US9562918B2 (en) | 2014-08-13 | 2017-02-07 | Jeol Ltd. | Sample rack conveying unit and automatic analysis system |
| EP3336555A4 (en) * | 2015-08-12 | 2019-04-10 | Jeol Ltd. | SAMPLE TRANSPORT DEVICE AND AUTOMATED ANALYSIS SYSTEM |
| CN108535501A (zh) * | 2017-03-03 | 2018-09-14 | 爱威科技股份有限公司 | 一种样本架转移装置 |
| CN108535501B (zh) * | 2017-03-03 | 2021-08-06 | 爱威科技股份有限公司 | 一种样本架转移装置 |
| WO2018208752A1 (en) * | 2017-05-10 | 2018-11-15 | Siemens Healthcare Diagnostics Inc. | Sample rack handler and rotation assembly for a sample analysis system |
| US11733256B2 (en) | 2017-05-10 | 2023-08-22 | Siemens Healthcare Diagnostics Inc. | Sample rack handler and rotation assembly for a sample analysis system |
| DE102021203745B3 (de) | 2021-04-15 | 2022-05-25 | T&O Labsystems Gmbh & Co. Kg | Übergabeeinrichtung für ein Fördersystem von Proberöhrchen |
| JP7268237B1 (ja) * | 2022-12-08 | 2023-05-02 | 株式会社Ｓ＆Ｓエンジニアリング | 搬送システムおよび搬送システムに用いられるガイド機構 |
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