JPH06142041A - メンテナンス告知装置及びこれを備えた内視鏡洗浄装置 - Google Patents

メンテナンス告知装置及びこれを備えた内視鏡洗浄装置

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JPH06142041A
JPH06142041A JP4304079A JP30407992A JPH06142041A JP H06142041 A JPH06142041 A JP H06142041A JP 4304079 A JP4304079 A JP 4304079A JP 30407992 A JP30407992 A JP 30407992A JP H06142041 A JPH06142041 A JP H06142041A
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JP4304079A
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Inventor
Toshinari Kinoshita
俊成 木下
Burumu Rainharuto
ラインハルト・ブルム
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】メンテナンス作業を計画的に行うことができる
とともに、複数のメンテナンス項目を効率良く一括して
行なうことができるメンテナンス告知装置の提供を目的
としている。 【構成】メンテナンスを必要とする複数の機構を備えた
装置における各機構のメンテナンスの必要時期を告知す
るメンテナンス告知装置において、複数の機構の各々に
対し、それらがメンテナンスを必要とする第1のレベル
に達したことと、近々メンテナンスを必要とする第2の
レベルに達したことを検知する検知手段と、複数の機構
のいずれかが第1のレベルに達したことを検知手段が検
知するのに応じて、第1のレベルに達した機構について
告知を行なうとともにその際に第2のレベルに達してい
る他の機構についても告知を行なう告知手段とを備えて
いる。また、告知手段は、複数の機構のうち第2のレベ
ルに達した機構を記憶する記憶手段を備え、前記告知の
際に第1のレベルに達した機構に対する告知とともに記
憶手段に記憶された第2のレベルに達した機構に対する
告知を一括して行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種装置のメンテナンス
に必要な告知機能を有するメンテナンス告知装置とこの
告知装置を備えた内視鏡洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の装置においては、一般に、寿命に
より消耗した部品等を交換したり洗浄等を行なうことに
よって保守・管理等のメンテナンスが図られている。例
えば、内視鏡の洗浄装置にあっては、消毒液の交換、装
置内の消毒、フィルターの清掃、紫外線ユニットの交換
などを行なうことによってそのメンテナンスが図られて
いる。こうした洗浄装置のメンテナンスは主に装置の衛
生を保つために行なわれており、一部のメンテナンス項
目(例えば、紫外線ユニットの交換)に対してはユーザ
ーの便宜を図るために異常によって停止したり部品の交
換を促したりする告知機能が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、こうした告知
機能は、1つのメンテナンス項目を単発的に告知するた
め、ユーザーはその都度メンテナンスを行なわなければ
ならない。例えば、交換時期にある部品等が複数あり、
その交換を促す告知が短期間に散発するような場合であ
っても、ユーザーは単発的に行なわれる告知によって前
記複数の部品を一括して交換することができなかった。
したがって、メンテナンス作業の回数が多くなり、ユー
ザーの負担が大きかった。
【0004】また、こうした告知は、寿命に達した消耗
品のみの交換を促すものであり、まもまく寿命に達する
場合であっても交換の必要性に迫られた寿命段階のもの
でない限りは告知されないため、言い換えれば、消耗品
の消耗程度と交換時期を知ることができないため、計画
的なメンテナンスが行なえなかった。
【0005】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、メンテナンス作業を
計画的に行うことができるとともに、複数のメンテナン
ス項目を効率良く一括して行なうことができるメンテナ
ンス告知装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のメンテナンス告知装置は、メンテナンスを
必要とする複数の機構を備えた装置における各機構のメ
ンテナンスの必要時期を告知するメンテナンス告知装置
において、前記複数の機構の各々に対し、それらがメン
テナンスを必要とする第1のレベルに達したことと、近
々メンテナンスを必要とする第2のレベルに達したこと
を検知する検知手段と、前記複数の機構のいずれかが前
記第1のレベルに達したことを前記検知手段が検知する
のに応じて、第1のレベルに達した機構について告知を
行なうとともにその際に前記第2のレベルに達している
他の機構についても告知を行なう告知手段とを備えてい
る。 また、前記告知手段は、前記複数の機構のうち前
記第2のレベルに達した機構を記憶する記憶手段を備
え、前記告知の際に前記第1のレベルに達した機構に対
する告知とともに前記記憶手段に記憶された第2のレベ
ルに達した機構に対する告知を一括して行なう。さら
に、本発明では、こうしたメンテナンス告知装置を備え
た内視鏡洗浄装置を提供せんとする。
【0007】
【作用】装置のある機構がメンテナンスを必要とする第
1のレベルに達したときにその寿命が告知されるだけで
なく、他の機構が近々メンテナンスを行なう必要がある
第2のレベルに達したときも告知がなされるため、1つ
のメンテナンス項目だけが単発的に告知される従来と異
なり、ユーザーは、機構の寿命を認識する告知時期より
も前に一括してメンテナンスを行う項目の必要性を知ら
される。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説
明する。図1ないし図4は本発明の第1の実施例を示す
ものである。図1の(b)は本実施例のメンテナンス告
知装置1(図3参照)を備えた内視鏡洗浄装置2の概略
構成を示すものである。
【0009】内視鏡洗浄装置2は被洗浄物としての図示
しない内視鏡がセットされる洗浄槽10を有している。
また、この洗浄槽10には以下に述べる配管構成によっ
て水道の蛇口12からの洗浄水や消毒タンク14からの
消毒液が供給されるようになっている。
【0010】すなわち、水道の蛇口12は内視鏡洗浄装
置2の洗浄水管路16に接続され、また、洗浄水管路1
6は内視鏡洗浄装置2内に設けられた給水タンク22に
接続されている。給水タンク22よりも上流側の洗浄水
管路16には紫外線ユニット18と給水弁20とが順次
介装されている。また、図2には図示しないが蛇口12
と紫外線ユニット18との間の洗浄水管路16には図2
に示しように分離器45と軟水器46とが順次介装され
ている。なお、紫外線ユニット18は小形のものであ
り、内視鏡洗浄装置2に外付けで設けることも可能であ
る。
【0011】洗浄水管路16は給水タンク22から二股
に分岐しており、その分岐した一方の分岐管路16aは
第1の洗浄ポンプ23を介して洗浄槽10内に設けられ
た噴射ノズル24に接続されている。噴射ノズル24
は、その噴射口が洗浄槽10にセットされる内視鏡(図
示せず)に向けられており、回転機構27によって回転
されながら前記内視鏡の外面に向けて洗浄水を噴射す
る。また、洗浄水管路16の他方の分岐管路16bは第
2の洗浄ポンプ29とフィルター30とを介して洗浄槽
10内に設けられた洗浄水注入口32に接続されてい
る。
【0012】消毒液タンク14から延びる消毒液管路3
4は送液ポンプ33とフィルター35とを介装して洗浄
槽10内に設けられた消毒液注入口36に接続されてい
る。また、洗浄層10の底部には排出口42が設けられ
ており、この排出口42から延びる排出管路38はフィ
ルター37を介して切換弁39に接続されている。ま
た、切換弁39には消毒液タンクに通じる戻し管路43
と吸引ポンプ41が介装された吐出し管路40とが接続
されており、切換弁39は、図示しない制御回路からの
制御信号によって切換わって、排出管路38を吐出し管
路40と戻し管路43のいずれかに接続させることがで
きる。
【0013】ところで、紫外線によって蛇口12からの
水を滅菌する方法は、滅菌フィルターによって滅菌する
方法に比べて以下の点で有益となる。すなわち、滅菌フ
ィルターを使用した場合、水が滅菌フィルターを通過す
るためには水道管から蛇口を介して流れ出る程度の水圧
では不十分であり、ポンプ等の加圧手段によって水圧を
高める必要がある。したがって、ポンプを配置するスペ
ースが必要となるばかりでなく、高圧の水を送液するこ
とから高圧に耐えられるだけの構造を必要とし、装置の
構造が複雑かつ高価となる。また、フィルターの目づま
りが生じたり、フィルターを定期的に交換しなければな
らないという煩雑さもある。これに対し、紫外線によっ
て水を滅菌する方法ではこのような欠点がない。したが
って、本実施例においては紫外線ユニット18を内視鏡
洗浄装置2の滅菌機構として採用したものである。
【0014】次に、紫外線ユニット18について説明す
る。図4の(a)に示すように、紫外線ユニット18は
高級なステンレスによって形成された筒状のハウジング
58を有している。ハウジング58の中央には滅菌ラン
プ50が配置されている。紫外線を起こす滅菌ランプ5
0は、内視鏡洗浄装置2に内蔵もしくは別体として設け
られたメンテナンス告知装置1の電子制御装置60(図
3参照)に接続されている。また、この滅菌ランプ50
は低圧力水銀放電ランプであり紫外線ランプの中で最も
強い滅菌力を有する。
【0015】滅菌ランプ50の外面には石英チューブ5
1が被覆されており、この石英チューブ51によって滅
菌ランプ50と水との直接の接触が防止されている。ま
た、これによって、滅菌ランプの外部雰囲気は一定の温
度に保持される。紫外線ユニット18にはその作動効率
を確認するためのタイムカウンターもしくは254nm
の紫外線波長を測る装置(いずれも図示せず)が設けら
れている。紫外線ユニット18は内視鏡洗浄装置2のメ
インスイッチ56(図3参照)がONされることにより
動作される。また、この紫外線ユニット18は細菌減少
割合(RF)が106 以上である。この値は、RF=
(紫外線ユニット使用前の細菌数(水500ml中))
/(紫外線ユニット使用後の細菌数(水500ml
中))なる式によって算出される。
【0016】また、紫外線ユニット18から給水タンク
22に至る洗浄水管路16は滅菌水の再汚染を防止する
ために短くなっている。紫外線ユニット10は滅菌ラン
プ50の交換を容易に行うことができるような方法で内
視鏡洗浄装置2の内部に配置されている。紫外線ユニッ
ト18には排水設備が設けられている。これは石英チュ
ーブ51が取り去られる前にユニット内の残り水を排出
できるようにするためである。
【0017】紫外線ユニット18を給水タンク22の上
流側に設けたことにより、洗浄水は給水タンク22に供
給される前に紫外線ユニット18によって滅菌される。
蛇口12から洗浄水管路16を介して紫外線ユニット1
8内に送られた洗浄水はハウジング58内の流路55に
沿って流れながら滅菌ランプ50からの紫外線を浴び
る。この場合、紫外線ユニット18は常時洗浄水で満た
されるような位置に配置されている。
【0018】なお、滅菌効率を上げるために、紫外線ユ
ニット18を図4の(b)に示すような構成にしても良
い。すなわち、図4の(a)に示す構成のものを2つ連
結した状態で紫外線ユニットを形成しても良い。
【0019】上記構成の内視鏡洗浄装置2では最初に内
視鏡の漏水検知が行なわれる。これは、内部に一定圧力
まで気体が封入された内視鏡を洗浄槽10内にセット
し、洗浄水管路16の分岐管路16bを通じて洗浄槽1
0内に洗浄水を注入することによって内視鏡を洗浄水中
に浸漬させるものであり、内視鏡の内部の封入気体が泡
となって外面から発生する様子を目視観察することによ
って内視鏡外面の穴あきを検知するものである。この場
合、洗浄槽10への水の注入はフロートスイッチ(図示
せず)により一定の高さに水位が上昇したときに停止さ
れる。
【0020】内視鏡外面に穴あきがないことが確認でき
たら、今度は洗浄工程が行なわれる。この洗浄工程で
は、蛇口12からの水道水が安全のため分離器45によ
り減速された後に軟水器により軟水にされて紫外線ユニ
ット18に入る。紫外線ユニット18で滅菌された洗浄
水は給水弁20を介して給水タンク22に貯水される。
給水タンク22に貯水された洗浄水は、洗浄ポンプ23
によりノズル24から洗浄槽10内にセットされた内視
鏡に向けて噴射される。
【0021】洗浄工程が終了すると、続いて消毒工程が
行なわれる。この消毒工程では消毒液タンク14内の消
毒液が消毒ポンプ33とフィルター35とを介して洗浄
槽10内に注入される。この消毒液は内視鏡を十分に浸
漬し一定時間洗浄槽10内に貯留された後、フィルター
37と切換弁39とを介して戻し管路43より消毒液タ
ンク14に回収される。その後、洗浄工程と同様の動作
によってすすぎ工程が行なわれる。なお、メインテナン
スとして、内視鏡洗浄装置2内の消毒が行なわれる。こ
れは、給水タンク22を空にした後、消毒液を給水タン
ク22に注入し、排水ホースと給水ホース(図示せず)
をつなげ、水が流れていた管路に消毒液を流して消毒を
行う。また、メインスイッチ56のON/OFFをしば
しば行うことは、滅菌ランプ50の寿命を減少させるの
ですすめられない。
【0022】次に、内視鏡洗浄装置2に内蔵もしくは別
体として設けられたメンテナンス告知装置1について説
明する。図3に示すように、メンテナンス告知装置1は
電子制御装置60を有している。図示のごとく、電子制
御装置60はメンテナンスを必要とする消耗品(機構)
としての紫外線ユニット18、フィルター30,35,
37、消毒液の消耗レベルや内視鏡洗浄装置2の汚染レ
ベルを検知しており、この検知情報は操作パネル61を
介して紫外線ユニット18や消毒液の交換あるいはフィ
ルター30,35,37の清掃・交換や内視鏡洗浄装置
2内の消毒を促す告知として提供される。
【0023】電子制御装置60による検知は例えば以下
のようにして行なわれる。すなわち、紫外線ユニット1
8にあっては、滅菌ランプ50が寿命を越えた時(10
%オーバーまでの耐性を含む)に、滅菌ランプ50の交
換を促す告知が行なわれる。滅菌ランプ50が寿命に至
る作動時間は別の内蔵カウンターユニットによって記録
される。前記作動時間は内視鏡洗浄装置2のメインスイ
ッチ56がONしている時間で定義される。無論、滅菌
ランプ50の消耗レベルも前記作動時間によって決定さ
れる。また、作動時間が一定範囲を越えた場合には石英
チューブ51の掃除を促す告知が行なわれる。また、紫
外線ユニット18の作動効率を確認するタイムカウンタ
ーもしくは254nmの紫外線波長を測る装置(いずれ
も図示せず)によっても滅菌ランプ50の寿命を検知す
ることができる。
【0024】なお、電子制御装置60は常にその作動状
態をセルフチェックしており故障した際には洗浄消毒装
置2の使用を自動的にストップさせる。また、滅菌ラン
プ50が寿命を越えた場合には後述する告知手段によっ
て処理がなされるが、他の方法としては、洗浄消毒装置
2の駆動が滅菌ランプ50の寿命によって自動的に停止
されるようにしても良い。
【0025】一方、フィルター30の消耗レベルは例え
ば以下のようにして検知される。すなわち、洗浄槽10
への洗浄水の注入は図示しないフロートスイッチによっ
て一定の高さに水位が上昇したときに停止されるが、こ
の注入時間を測ることによってフィルター30の汚れを
検知する。その他、流量センサを用いて洗浄槽10内に
単位時間あたりに注入される洗浄水の流量を測ってフィ
ルター30の消耗レベルを検知することもできる。
【0026】同様に、フィルター35の消耗レベルは、
消毒液タンク14から消毒ポンプ33を介して洗浄槽1
0内に注入される消毒液が一定の高さに上昇するまでの
時間を前記フロートスイッチによって測定することによ
り検知される。
【0027】また、洗浄槽10内の洗浄水および消毒液
の排液は排出口42から行なわれるが、この排液時に洗
浄水および消毒液が洗浄槽10からなくなるまでの時間
をフロートスイッチで測ることによりフィルター37の
汚れを検知する。
【0028】また、消毒液は、消毒タンク内に濃度を測
定する手段を設け、この手段によって検知された濃度変
化に基づいて消耗レベルが決定され、交換時期に達した
段階で消毒液交換を知らせる告知がなされる。
【0029】さらに、内視鏡洗浄装置2内の消毒作業の
みに使用する作業スイッチを設け、この作業スイッチの
使用された時間や回数を記録する手段によって内視鏡洗
浄装置2内の消毒を促す告知が行なわれる。すなわち、
作業スイッチの使用回数が少なかったり、前回の消毒作
業からかなりの期間が経過している場合に告知が行なわ
れる。
【0030】次に、上記のように検知した消耗品の交換
もしくは内視鏡洗浄装置2内の消毒を促す告知手段につ
いて図1を参照しつつ説明する。メンテナンス告知装置
1の前記電子制御装置60は、前述した検知手段によっ
て得られた情報をもとに、メンテナンスを行う必要があ
る消耗品の消耗レベルがメンテナンスを必要とする第1
のレベルに達したことを判断する機能、すなわち、消毒
薬交換、装置2の内部消毒、フィルター30,35,3
7の清掃・交換、紫外線ユニット18の交換(以上をメ
インテナンス項目という。)の必要性を判断する機能
(第2段階B)と、今後近々寿命になる消耗レベル(第
2のレベル)に達したことを判断する機能(第1段階
A)とを備えている。そして、メンテナンスを行う必要
がある消耗品の消耗レベルがメンテナンスを必要とする
第1のレベルに達したときにその寿命を知らせる第1の
告知(図中の寿命告知E)と前記消耗品が近々メンテナ
ンスを行なう必要がある第2のレベルに達したことを知
らせる第2の告知(図中の表示F)とを行なう告知手段
を備えている。
【0031】この場合、第1段階Aに達しているメイン
テナンス項目があるとすると、検知情報を記憶(図中
D)しておき単独では告知をしない。その後、あるメイ
ンテナンス項目が第2段階Bに達したときにはその項目
を無条件に表示して告知(図中E)することにより寿命
を知らせる。さらに、この段階で第1段階に達している
メインテナンス項目があればその項目も一緒に表示する
(図中F)。
【0032】以上説明したように、本実施例のメンテナ
ンス告知装置1は、消耗品の消耗レベルがメンテナンス
を必要とする第1のレベルに達したときにその寿命を知
らせる第1の告知(図中の寿命告知E)を行なうだけで
なく、前記消耗品が近々メンテナンスを行なう必要があ
る第2のレベルに達したことを知らせる第2の告知(図
中の表示F)も行なうため、1つのメンテナンス項目だ
けが単発的に告知される従来と異なり、ユーザーは、消
耗品の寿命を認識する告知時期よりも前に一括してメン
テナンスを行う項目の必要性を知ることができるため、
近々行うメンテナンス作業を全て計画的に行ない複数の
メンテナンス項目を効率良く一括して行なうことができ
る。したがって、メンテナンス作業の回数が減り、ユー
ザーの負担は軽減される。
【0033】図5は本発明の第2の実施例を示すもので
ある。本実施例のメンテナンス告知装置はその告知手段
が第1の実施例と異なるだけでそれ以外の構成は第1の
実施例と同一であるため、告知手段についてのみ説明す
る。本実施例のメンテナンス告知装置の電子制御装置
は、第1の実施例と同様の検知手段によって得られた情
報をもとに、メンテナンスを行う必要がある消耗品の消
耗レベルがメンテナンスを必要とする第1のレベルに達
したことを判断する機能、すなわち、消毒薬交換、装置
2の内部消毒、フィルター30,35,37の清掃・交
換、紫外線ユニット18の交換(メンテナンス項目)の
必要性を判断する機能(第3段階B)と、今後近々寿命
になる消耗レベルに達したことを判断する機能(第1段
階A)と、あと少しで寿命に達することを判断する機能
(第2段階C)とを備えている。そして、メンテナンス
を行う必要がある消耗品の消耗レベルがメンテナンスを
必要とするレベルに達したときにその寿命を知らせる第
1の告知(図中の作動停止G)と、前記消耗品が近々メ
ンテナンスを行なう必要がある消耗レベルに達したこと
およびあと少しでメンテナンスを行なう必要がある消耗
レベルに達したことを知らせる第2の告知(図中の表示
F)と、第1の告知の際に第2の告知も同時に行なう一
括表示Iとを果たす告知手段を備えている。
【0034】この場合、第1段階Aに達しているメイン
テナンス項目があるとすると、検知情報を記憶(図中D
1 )しておき単独では告知をしない。その後、あるメイ
ンテナンス項目が第2段階Cに達したときにはそれを無
条件に告知することによりメンテナンスの必要を知ら
せ、第1段階Aに達している項目があれば、これも一緒
に表示する(図中F)。また、この時、第2段階Cに達
した情報は記憶される(図中D2 )。さらに、あるメイ
ンテナンス項目が第3段階Bに達したときには装置2が
自動的に停止(図中G)し、第1段階Aおよび第2段階
Cに達しているメインテナンス項目も一緒に表示する
(図中I)。
【0035】第1の実施例1では寿命を単に告知するだ
けであったため、メンテナンスを怠ることができたが、
本実施例では寿命を知らせる時期の告知を装置の衛生を
考慮し、装置の異常停止で知らせるようにしたため、確
実なメインテナンスを行なうことができる。また、寿命
を知らせる告知の前の段階を2回に細分化したことによ
り、現状の把握が容易となり、メンテナンスを第1の実
施例よりも計画的に行うことができる。さらに、第1の
実施例の構成と第2の実施例の構成と加えることにより
メンテナンス効果を高めることができる。
【0036】図6は本発明の第3の実施例を示すもので
ある。本実施例のメンテナンス告知装置もその告知手段
が第1の実施例と異なるだけでそれ以外の構成は第1の
実施例と同一であるため、告知手段についてのみ説明す
る。
【0037】上記各実施例では第1段階Aに達したメン
テナンス項目に対しては、単独では表示されなかった
が、本実施例のメンテナンス告知装置では、メンテナン
スを行う項目が第1段階に達しているものだけのときで
も、ボタン操作(図中H)などによって表示(図中J)
していつでも告知することができる。したがって、より
計画的なメンテナンスを行なうことができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のメンテナ
ンス装置は、消耗品である機構の消耗レベルがメンテナ
ンスを必要とする第1のレベルに達したときにその寿命
を知らせる告知を行なうだけでなく、前記機構が近々メ
ンテナンスを行なう必要がある第2のレベルに達したこ
とを知らせる告知も行なうため、1つのメンテナンス項
目だけが単発的に告知される従来と異なり、ユーザー
は、機構の寿命を認識する告知時期よりも前に一括して
メンテナンスを行う項目の必要性を知ることができるた
め、近々行うメンテナンス作業を全て計画的に行ない複
数のメンテナンス項目を効率良く一括して行なうことが
できる。したがって、メンテナンス作業の回数が減り、
ユーザーの負担は軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施例のメンテナンス
告知装置の告知手段を示すブロック図、(b)はメンテ
ナンス告知装置を有する内視鏡洗浄装置の概略構成図で
ある。
【図2】図1の(b)の内視鏡洗浄装置の紫外線ユニッ
トに至る洗浄水管路の構成を示すブロック図である。
【図3】メンテナンス告知装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】紫外線ユニットの構成図である。
【図5】本発明の第2の実施例のメンテナンス告知装置
の告知手段を示すブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施例のメンテナンス告知装置
の告知手段を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…メンテナンス告知装置、B…第1のレベル、A,C
…第2のレベル、E,G,J…第1の告知、F,I…第
2の告知。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】洗浄工程が終了すると、続いて消毒工程が
行なわれる。この消毒工程では消毒液タンク14内の消
毒液が消毒ポンプ33とフィルター35とを介して洗浄
槽10内に注入される。この消毒液は内視鏡を十分に浸
漬し一定時間洗浄槽10内に貯留された後、フィルター
37と切換弁39とを介して戻し管路43より消毒液タ
ンク14に回収される。その後、洗浄工程と同様の動作
によってすすぎ工程が行なわれる。なお、メンテナンス
として、内視鏡洗浄装置2内の消毒が行なわれる。これ
は、給水タンク22を空にした後、消毒液を給水タンク
22に注入し、排水ホースと給水ホース(図示せず)を
つなげ、水が流れていた管路に消毒液を流して消毒を行
う。また、メインスイッチ56のON/OFFをしばし
ば行うことは、滅菌ランプ50の寿命を減少させるので
すすめられない。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】次に、上記のように検知した消耗品の交換
もしくは内視鏡洗浄装置2内の消毒を促す告知手段につ
いて図1を参照しつつ説明する。メンテナンス告知装置
1の前記電子制御装置60は、前述した検知手段によっ
て得られた情報をもとに、メンテナンスを行う必要があ
る消耗品の消耗レベルがメンテナンスを必要とする第1
のレベルに達したことを判断する機能、すなわち、消毒
薬交換、装置2の内部消毒、フィルター30,35,3
7の清掃・交換、紫外線ユニット18の交換(以上を
ンテナンス項目という。)の必要性を判断する機能(第
2段階B)と、今後近々寿命になる消耗レベル(第2の
レベル)に達したことを判断する機能(第1段階A)と
を備えている。そして、メンテナンスを行う必要がある
消耗品の消耗レベルがメンテナンスを必要とする第1の
レベルに達したときにその寿命を知らせる第1の告知
(図中の寿命告知E)と前記消耗品が近々メンテナンス
を行なう必要がある第2のレベルに達したことを知らせ
る第2の告知(図中の表示F)とを行なう告知手段を備
えている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】この場合、第1段階Aに達しているメンテ
ナンス項目があるとすると、検知情報を記憶(図中D)
しておき単独では告知をしない。その後、あるメンテナ
ンス項目が第2段階Bに達したときにはその項目を無条
件に表示して告知(図中E)することにより寿命を知ら
せる。さらに、この段階で第1段階に達しているメンテ
ナンス項目があればその項目も一緒に表示する(図中
F)。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】この場合、第1段階Aに達しているメンテ
ナンス項目があるとすると、検知情報を記憶(図中D
1 )しておき単独では告知をしない。その後、あるメン
テナンス項目が第2段階Cに達したときにはそれを無条
件に告知することによりメンテナンスの必要を知らせ、
第1段階Aに達している項目があれば、これも一緒に表
示する(図中F)。また、この時、第2段階Cに達した
情報は記憶される(図中D2 )。さらに、あるメンテナ
ンス項目が第3段階Bに達したときには装置2が自動的
に停止(図中G)し、第1段階Aおよび第2段階Cに達
しているメンテナンス項目も一緒に表示する(図中
I)。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】第1の実施例では寿命を単に告知するだけ
であったため、メンテナンスを怠ることができたが、本
実施例では寿命を知らせる時期の告知を装置の衛生を考
慮し、装置の異常停止で知らせるようにしたため、確実
メンテナンスを行なうことができる。また、寿命を知
らせる告知の前の段階を2回に細分化したことにより、
現状の把握が容易となり、メンテナンスを第1の実施例
よりも計画的に行うことができる。さらに、第1の実施
例の構成と第2の実施例の構成と加えることによりメン
テナンス効果を高めることができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メンテナンスを必要とする複数の機構を
    備えた装置における各機構のメンテナンスの必要時期を
    告知するメンテナンス告知装置において、 前記複数の機構の各々に対し、それらがメンテナンスを
    必要とする第1のレベルに達したことと、近々メンテナ
    ンスを必要とする第2のレベルに達したことを検知する
    検知手段と、 前記複数の機構のいずれかが前記第1のレベルに達した
    ことを前記検知手段が検知するのに応じて、第1のレベ
    ルに達した機構について告知を行なうとともにその際に
    前記第2のレベルに達している他の機構についても告知
    を行なう告知手段とを備えたことを特徴とするメンテナ
    ンス告知装置。
  2. 【請求項2】 前記告知手段は、前記複数の機構のうち
    前記第2のレベルに達した機構を記憶する記憶手段を備
    え、前記告知の際に前記第1のレベルに達した機構に対
    する告知とともに前記記憶手段に記憶された第2のレベ
    ルに達した機構に対する告知を一括して行なうことを特
    徴とする請求項1に記載のメンテナンス告知装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のメンテ
    ナンス告知装置を備えた内視鏡洗浄装置。
JP4304079A 1992-11-13 1992-11-13 メンテナンス告知装置及びこれを備えた内視鏡洗浄装置 Withdrawn JPH06142041A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002272822A (ja) * 2001-03-14 2002-09-24 Olympus Optical Co Ltd 消耗品の管理システム及び洗滌装置
JP2005287581A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Amano:Kk 内視鏡洗浄消毒装置
JP2010057792A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Fujifilm Corp 内視鏡洗浄消毒装置
WO2016030180A1 (de) * 2014-08-29 2016-03-03 Olympus Winter & Ibe Gmbh Verfahren und system zum betrieb einer aufbereitungsvorrichtung für chirugische instrumente

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