JPH0614052A - 電子メールシステム - Google Patents

電子メールシステム

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JPH0614052A
JPH0614052A JP4167157A JP16715792A JPH0614052A JP H0614052 A JPH0614052 A JP H0614052A JP 4167157 A JP4167157 A JP 4167157A JP 16715792 A JP16715792 A JP 16715792A JP H0614052 A JPH0614052 A JP H0614052A
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JP
Japan
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mail
electronic mail
storage means
delivery
electronic
Prior art date
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Pending
Application number
JP4167157A
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English (en)
Inventor
Suketada Futamura
祐地 二村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の計算機間で通信回線を介して受発信を
行なう電子メールシステムにおいて、オペレータが連続
して多数の電子メールあるいは膨大な本文量の電子メー
ルを発信した場合に、電子メールを配送する計算機の負
荷上昇を抑え、サービス劣化を起こさない信頼性の高い
電子メールシステムを得ることを目的とする。 【構成】 電子メールの配送手段9に、履歴蓄積手段1
0を検索し、メール蓄積手段8に電子メールを保存する
ことにより単位時間当たりに送信または中継する電子メ
ールの量を電子メールの発信者毎に抑制し、まだ同一利
用者へ送り返すエラーメールの数を減少させる処理を設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば複数の計算機間
で通信回線を介して、電子メールの受発信を行なう電子
メールシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子メールシステムの配
送機構として、例えば「UNIX MAGAZINE
(1989年11月号)」((株)アスキー)の[SE
NDMAIL自由自在(1)」32頁図1で示されてい
るようなUNIXオペレーティング・システム上(UN
IXはAT&T社の登録商標)で動作する電子メールシ
ステムの配送機構がある。
【0003】図5は該電子メール配送機構を有する電子
メールシステムのブロック図であり、この図において、
101は電子メールシステムであり、102はユーザイ
ンタフェース部、103は通信部、104は配送管理部
である。ユーザインタフェース部102内において、1
05はオペレータによる電子メールの入力と発信を行な
うメール発信手段、106は電子メールの受信とオペレ
ータに対する該電子メールの表示を行なうメール受信手
段であり、通信部103内において、107は通信回線
を介し他の計算機と電子メールの転送を行なう通信手段
であり、配送管理部104内において、108は電子メ
ールを一時的に格納するメール蓄積手段、109は該ユ
ーザインタフェース部および該通信部と協調動作して電
子メールの配送を行うと共に、該メール蓄積手段により
一時的に電子メールを保存する配送手段である。
【0004】該電子メールシステムにおける発信処理の
流れを図6を用いて説明する。オペレータはメール発信
手段5により電子メールを作成・発信し(図6ステップ
S1)、次に、配送手段9は該電子メールの配送先アド
レスを調べ(ステップS2)、オペレータ自身であれば
該電子メールをメール受信手段6へ渡し(ステップS
3)、他の計算機宛であれば適切な計算機へ該電子メー
ルを転送するよう通信手段7に渡し、該通信手段7は受
け取った該電子メールを転送する(ステップS4)。こ
の時、該通信手段7が転送に失敗すると(ステップS
5)、該配送手段9は該電子メールを一時的にメール蓄
積手段8に格納し(ステップS6)、その後しばらくし
てから該メール蓄積手段8から該電子メールを取り出し
(ステップS7)、再び該通信手段7を用いて成功する
まで転送を繰り返す。
【0005】次に、他の計算機から受信した電子メール
中継配送処理の流れを図7を用いて説明する。配送手段
9は通信手段7を経由してメール発信計算機から電子メ
ールを受信すると(図7ステップP1)、電子メールを
受けた該電子メールの配送先アドレスを調べ(ステップ
P2)、中継計算機を利用するオペレータ宛であれば該
電子メールをメール受信手段6へ渡し(ステップP
3)、一方送信先計算機宛であれば送信先計算機へ該電
子メールを転送するよう通信手段7に渡し、該通信手段
7は受け取った該電子メールを中継転送する(ステップ
P4)。この時、該通信手段7が転送に失敗すると(ス
テップP5)、該配送手段9は該電子メールを一時的に
メール蓄積手段8に格納し(ステップP6)、その後し
ばらくしてから該メール蓄積手段8から該電子メールを
取り出し(ステップP7)、再び該通信手段7を用いて
成功するまで転送を繰り返す。
【0006】なお、電子メール発信処理および電子メー
ル中継配送処理共に、配送手段9は、受け取った電子メ
ールのアドレスに誤りがある場合、あるいは該通信手段
による電子メールの転送に一定回数失敗した場合は、該
電子メールの発信者へ該電子メールが配送できない旨の
エラーメールを生成・発信する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上で述べたように、
従来の電子メールシステムの配送機構ではオペレータが
電子メールを作成・発信した場合や他の計算機から電子
メールを受信した場合、該電子メールは配送管理部およ
び通信部における一連の処理が直ちに実行される。また
他の計算機から受信した電子メールに配送先誤りがあっ
たりあるいはシステムの不具合のため電子メールが配送
できない場合にも、電子メール発信者宛のエラーメール
送信処理が直ちに実行される。
【0008】ここで、例えばオペレータがある程度の時
間、連続して多数の電子メールもしくは膨大な本文量の
電子メールを発信する場合、それらの電子メールを発信
あるいは中継転送する計算機はその処理負荷が極めて高
くなる。特にこれらの電子メールの配送先に誤りがあっ
た場合では、発信された電子メールと同じ数のエラーメ
ールがオペレータへ戻されることになるため、該オペレ
ータが電子メールを発信した計算機とエラーメールを返
す計算機との間を中継転送している計算機は、該オペレ
ータが発信した電子メール数の2倍の数の電子メールを
中継転送することとなり、その負荷は著しく増加し、電
子メールシステム全体の処理効率に影響し、その他のオ
ペレータの電子メールシステムの利用を損ねるという問
題点があった。
【0009】本発明は、上記のような問題を解消するた
めになされたもので、例えば、電子メールシステムの配
送管理部における配送手段に、電子メールを発信するオ
ペレータ毎に適当な単位時間当りの送信または中継転送
する電子メールの数あるいは本文量をあらかじめ設定し
た利用範囲を越えた場合に抑制し、またエラーメール送
信時には同一利用者へ送り返すエラーメールの数を減少
させる手段を持たせることで、信頼性の高いサービスを
提供する堅牢な電子メールシステムを得ることを目的と
している。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る電
子メールシステムは、例えば、発信者がユーザインタフ
ェース部により電子メールを発信する際、または、計算
機から計算機へ通信部を通して中継する際、履歴蓄積手
段に保持された発信者に対する電子メールの量を抑制す
る配送手段を配送管理部に備えたものであり、以下の要
素を有するものである。 (a)電子メールの送受信を行なうユーザインタフェー
ス部、(b)通信回線を通して電子メールの転送を行な
う通信部、(c)ユーザインタフェース部と通信部の間
にあって、以下の要素を有する配送管理部、(c1)電
子メールの通信履歴を保持する履歴蓄積手段、(c2)
電子メールを格納するメール蓄積手段、(c3)上記履
歴蓄積手段によって保持された通信履歴を検索し、所定
の条件に基づいて、上記メール蓄積手段に電子メールを
格納することにより、上記通信部を通る電子メールの量
を制限する配送手段。
【0011】請求項2の発明に係る電子メールシステム
は、例えば、他の計算機から受信した電子メールに対す
るエラーメールを該電子メールの発信者へ作成・発信す
る際に、該履歴蓄積手段に保持された該発信者に関する
エラーメール作成履歴を検索し、該発信者宛の1ないし
複数のエラーメールを単一の電子メールにまとめて発信
することで、該発信者宛のエラーメール発信数を抑制す
る配送手段を配送管理部に備えたものであり、以下の要
素を有するものである。 (a)電子メールの送受信を行なうユーザインタフェー
ス部、(b)通信回線を通して電子メールの転送を行な
う通信部、(c)ユーザインタフェース部と通信部の間
にあって、以下の要素を有する配送管理部、(c1)配
送管理部の動作履歴を保持する履歴蓄積手段、(c2)
電子メールを保存するメール蓄積手段、(c3)上記履
歴蓄積手段によって保持された動作履歴を検索し、上記
メール蓄積手段に保存された同一宛先の電子メールをま
とめて発信する配送手段。
【0012】
【作用】請求項1の発明における電子メールシステム
は、ユーザインタフェース部より電子メールを入力・発
信する際、または第1の計算機から受信した電子メール
を第2の計算機へ中継配送する際に、配送手段が履歴蓄
積手段に保持された該オペレータに関する電子メール通
信履歴を検索し、あらかじめ定められている条件を満た
している場合は直ちに通信手段を介して送信し、条件を
満たしていない場合は該電子メールをメール蓄積手段に
保存し、その後しばらくしてから通信手段を介して定め
られた電子メールの量を満たすように電子メールを配送
することにより、過負荷状態になることを防ぐことがで
きる。
【0013】また、請求項2の発明における電子メール
システムは、配送手段が計算機から通信部を介して電子
メールを受信し配送する際に、一旦メール蓄積手段に電
子メールを保存し、その後履歴蓄積手段に保持された動
作履歴を検索し、メール蓄積手段に蓄えられた同一宛先
の電子メールをまとめて発信することができるため電子
メールの数を減少できる。
【0014】
【実施例】実施例1.図1は本発明の実施例1に係る電
子メールシステムの構成を示すブロック図である。図1
において、1は電子メールシステム、2は電子メールの
発信と受信を行なうユーザインタフェース部、3は通信
部、4はユーザインタフェース部と通信部の間にある配
送管理部である。ユーザインタフェース部2は、オペレ
ータによる電子メールの入力と発信を行なうメール発信
手段と電子メールの受信とオペレータに対する電子メー
ルの表示を行なうメール受信手段を備えている。7は通
信部3内で通信回線を通して電子メールの転送を行なう
通信手段である。配送管理部4において8は電子メール
を一時的に格納するメール蓄積手段、9はユーザインタ
フェース部と通信部と協調動作し、電子メールを配送す
る配送手段、10は配送手段9がメール発信手段5から
入力発信された電子メールを通信手段7を用いて発信す
る際、その電子メール送信履歴を保存する履歴蓄積手段
である。
【0015】次に図1および図2のフローチャートを用
いて実施例1における発信処理の流れを説明する。オペ
レータはメール発信手段5により電子メールを作成・発
信し、配送手段9へ渡す(図2ステップL1)。該配送
手段9は該電子メールの配送先アドレスを調べ(ステッ
プL2)、オペレータ自身であれば該電子メールをメー
ル受信手段6へ渡し(ステップL3)、他の計算機宛で
あれば、他の計算機宛の転送処理としてまず履歴蓄積手
段10より該オペレータの電子メール送信履歴を検索し
(ステップL4)、過去一定時間内に送信した電子メー
ルの数あるいは本文量の総和があらかじめ定められた送
信量制限を越えない場合は(ステップL5)、該配送手
段9は該通信手段7に該電子メールを渡し、該通信手段
7は受け取った該電子メールを他の計算機へ転送する
(ステップL6)。配送に成功すれば(ステップL
7)、電子メール送信履歴として該オペレータの発信者
アドレス、送信時刻および該電子メール本文量を該履歴
蓄積手段10に保存する(ステップL8)。該通信手段
7が該電子メールの転送に失敗した場合、あるいはま
た、過去一定時間内に送信した電子メールの数あるいは
本文量の総和があらかじめ定められた送信量制限を越え
ている場合には、該配送手段9は該電子メールを一時的
にメール蓄積手段8に格納し(ステップL9)、その後
特定の時間が経過した後(ステップL10)、該メール
蓄積手段8から該電子メールを取り出し(ステップL1
1)、他の計算機宛の転送処理を該電子メールの送信に
成功するまで繰り返す。
【0016】以上のようにこの実施例によれば、特定の
オペレータが連続してたくさんの量の電子メールを発信
した場合、その送信量を制限することができるため、計
算機の処理負荷が過剰になることを防ぎ、その他のオペ
レータによる電子メールの利用を妨げない効率のよいシ
ステムを得られる。
【0017】実施例2.上記実施例1の図2のL5のス
テップにおいて、オペレータが過去一定時間内に送信し
た電子メールの数、あるいは本文の総和があらかじめ定
められた送信量制限を越えている場合には、該通信手段
7は該メール受信手段6へオペレータに対する警告の電
子メールを渡すことで、オペレータへ警告を与え、今後
の電子メールの作成・発信をしばらく停止するよう促す
ことが可能である。
【0018】実施例3.本発明における実施例3に係る
中継配送処理を、図1のブロック図および図3のフロー
チャートを用いて説明する。なお、本実施例では、図1
において履歴蓄積手段10は、メール中継計算機上で動
作する配送手段9が、メール発信計算機から通信手段7
を介して受信した電子メールを、再び通信手段7を用い
てメール送信先計算機へ中継配送する際、その電子メー
ル中継履歴を保存するものである。
【0019】メール発信計算機より通信手段7を介して
メール中継計算機上で動作している配送手段9が電子メ
ールを受信すると(図3ステップM1)。配送手段9は
電子メールの配送先アドレスを調べ(ステップM2)、
メール中継計算機を利用するオペレータ宛であれば、該
電子メールをメール受信手段6へ渡し(ステップM
3)、メール送信先計算機宛であれば他の計算機宛の転
送処理としてまず履歴蓄積手段10より該電子メールの
発信者に関する電子メール中継履歴を検索し(ステップ
M4)、過去一定時間内に該発信者に関して中継した電
子メールの数あるいは本文量の総和があらかじめ定めら
れた中継量制限を越えない場合は(ステップM5)、該
配送手段9は該通信手段7に該電子メールを渡し、該通
信手段7は受け取った該電子メールをメール送信先計算
機へ転送する(ステップM6)。配送に成功すれば(ス
テップM7)、電子メール中継履歴として発信者アドレ
ス、送信時刻および該電子メール本文量を該履歴蓄積手
段10に保存する(ステップM8)。該通信手段7が該
電子メールの転送に失敗した場合、あるいはまた、過去
一定時間内に中継した電子メールの数あるいは本文量の
総和があらかじめ定められた中継量制限を越えている場
合には、配送手段9は電子メールを一時的にメール蓄積
手段8に格納し(ステップM9)、その後特定の時間が
経過した後(ステップM10)、メール蓄積手段8から
電子メールを取り出し(ステップM11)、他の計算機
宛の転送処理を電子メールの中継配送に成功するまで繰
り返す。
【0020】この実施例によれば、特定の発信者による
中継量を制限できるため、特定の発信者によりある計算
機の利用が損ねられることがなくなる。
【0021】実施例4.なお、上記実施例1あるいは上
記実施例3において、送信量あるいは中継量の制限に過
去一定時間内に発信した電子メールの数および本文量の
総和を用いたが、これは電子メールの数あるいは本文量
の総和どちらか一方、さらには別の目安を用いても同様
の効果を奏する。
【0022】実施例5.さらに上記実施例1あるいは上
記実施例3において、送信量あるいは中継量の制限とし
てどの電子メールの発信者に対しても一律にあらかじめ
定められた量を用いたが、これは電子メールの発信者毎
に設定できるようにし、さらには制限をなくすこともで
きるようにすることで、利用者毎に電子メールシステム
の利用優先度を設定し、またシステム管理者の電子メー
ルは特権的に配送することが可能である。
【0023】例えば、利用者Aに対しては、送信量50
を制限として設け、Bに対しては、100を設定したと
すると、利用者A,Bともに、70送信した場合には、
50を越えた時点で、利用者Aの電子メールはメール蓄
積手段に格納されるがBは続けて送信されたBの送信が
優先されることとなる。
【0024】実施例6.また、送信量あるいは中継量制
限を、電子メールシステムの稼働状況に合わせ負荷が少
ないときは制限を緩くし、負荷が高い時は制限を厳しく
するよう動的に設定することで、電子メールシステムの
稼働率向上を図ることが可能である。
【0025】実施例7.本発明における実施例7に係る
エラーメール発信処理を、図1のブロック図および図4
のフローチャートを用いて説明する。なお、本実施例で
は、図1において履歴蓄積手段10は、メール中継計算
機上で動作する配送手段9が、通信手段7を経由して他
の計算機から受信した電子メールの発信者に対しエラー
メールを生成する際、エラーメール生成履歴を保存する
ものである。
【0026】配送手段9が通信手段7を経由して他の計
算機から受信した電子メールの発信者に対しエラーメー
ルを生成すると(図4のステップN1)、該配送手段9
はまず該発信者に対するエラーメール生成履歴として、
送り先アドレス、生成時刻および該メール蓄積手段に格
納された該エラーメールを指定するメール識別子を履歴
蓄積手段10に保存するとともに(ステップN2)、該
エラーメールをメール蓄積手段8に格納する(ステップ
N3)、次にエラーメールの転送処理として履歴蓄積手
段10より発信者向けのエラーメール生成履歴を検索し
(ステップN4)、過去一定時間内にエラーメールが生
成されていない場合は(ステップN5)、発信者向けの
全てのエラーメールを該メール蓄積手段8から取り出し
(ステップN6)、1つの電子メールにまとめたのち、
通常の電子メールと同様に該通信手段7を用いて他の計
算機へ転送する(ステップN7)。一方、過去一定時間
内にエラーメールが生成されている場合は、特定の時間
が経過した後に(ステップN8)、再びエラーメールの
転送処理を繰り返す。
【0027】この実施例によれば、電子メールが配送先
誤りあるいはシステムの不具合のため転送できず、電子
メールの発信者へエラーメールを作成・発信する際に、
同じ発信者に送るエラーメールを1つにまとめて発信す
ることができるため、計算機にかかる負荷を軽減でき、
不注意なオペレータによる多数もしくは多量の電子メー
ルの発信がシステム全体の効率を損ねることのない電子
メールシステムを得ることができる。
【0028】実施例8.なお、上記実施例7では配送手
段9がエラーメールを生成し、エラーメール生成履歴を
履歴蓄積手段10に保存したのち、まず該エラーメール
を一旦メール蓄積手段8に格納し、その後発信者に関す
るエラーメール生成履歴を検索しているが、該エラーメ
ールをメール蓄積手段に格納する前に、エラーメール生
成履歴を先に検索し、該エラーメールを除く他のエラー
メールが過去一定時間内に生成されていれば該エラーメ
ールをメール蓄積手段8に格納し、そうでなければ該エ
ラーメールをメール蓄積手段8に格納することなく直ち
に通信手段7を用いて他の計算機に転送することで、該
発信者宛のエラーメール数の削減を図りつつ、より迅速
に該発信者にエラーの通知を図るシステムを構築しても
よい。
【0029】実施例9.上記実施例7では、同一発信者
宛のエラーメールが一定時間内に次々と生成された場
合、その生成間隔が一定時間を越えるまでエラーメール
は発信されずメール蓄積手段に格納されるが、メール蓄
積手段に格納されている該発信者宛のエラーメールが一
定数を越えた場合、あるいはもっとも古いエラーメール
がある特定の時間を越えた場合は、エラーメールの生成
間隔が一定時間を越えるのを待たずに、1つの電子メー
ルにまとめて該発信者宛に発信することによって、該発
信者宛のエラーメール数の削減を図りつつ、より迅速に
該発信者にエラーの通知を図ることができる。
【0030】実施例10.上記実施例7では、固定され
た一定時間内にエラーメールが生成された否かを判断し
ているが、電子メールシステムの稼働状況に合わせ、負
荷が低い時はこの判断基準である時間をより短くした
り、あるいはエラーメールを1つの電子メールにまとめ
ることをやめ直ちに送信するようにし、負荷が高い時は
この判断基準である時間をより長くしできるだけ多くの
エラーメールを1つの電子メールにまとめるようにする
ことで、電子メールシステムの負荷が低い時は迅速なエ
ラー通知を実現しつつ、負荷が高い時は負荷を抑えるよ
う制御することが可能である。
【0031】実施例11.上記実施例7〜10では、発
信者に対して送るエラーメールを1つにまとめる例を示
したが、エラーメールに限らず、例えば、同一種類の電
子メールを、設定した数以上発信するときに、それらの
メールを1つにまとめて発信するなど、同一種類の電子
メールを任意に設定した条件に基づいてまとめることに
より効率化を図ることができる。
【0032】実施例12.上記実施例7〜11では、発
信者に対して送る電子メールを1つにまとめる例を例示
したが、エラーがなく通常の発信者が指定した宛先に送
る電子メールの転送において、複数の電子メールを1つ
の電子メールにまとめることもできる。例えば、ある特
定の受信者宛の電子メールが連続して複数の発信者から
受信された場合、発信者毎に、サマリ情報(発信者名、
頁数、内容を表すサマリ)だけを一旦受信者に送り、シ
ステムの負荷が下がった時点で、未配送の電子メールを
上記受信者に送るようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば電子メー
ルシステムの配送管理部における配送手段に、送信また
は中継転送する電子メール量を抑制する手段を設け、ま
た同一宛先へ送る電子メールの数を減少させる手段を持
たせたので、電子メールシステムが過負荷状況になるこ
とを防ぎ、電子メールシステムの信頼性が向上するとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明における電子メールシステムを
表すブロック図である。
【図2】図2は、本発明の実施例1における電子メール
送信処理の流れ図である。
【図3】図3は、本発明の実施例3における電子メール
中継配送処理の流れ図である。
【図4】図4は、本発明の実施例6におけるエラーメー
ル発信処理の流れ図である。
【図5】図5は、従来の電子メールシステムのブロック
図である。
【図6】図6は、従来の電子メール発信処理の流れ図で
ある。
【図7】図7は、従来の電子メール中継配送処理の流れ
図である。
【符号の説明】
1 電子メールシステム 2 ユーザインタフェース部 3 通信部 4 配送管理部 5 メール発信手段 6 メール受信手段 7 通信手段 8 メール蓄積手段 9 配送手段 10 履歴蓄積手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要素を有する電子メールシステム (a)電子メールの送受信を行なうユーザインタフェー
    ス部、 (b)通信回線を通して電子メールの転送を行なう通信
    部、 (c)ユーザインタフェース部と通信部の間にあって、
    以下の要素を有する配送管理部、 (c1)電子メールの通信履歴を保持する履歴蓄積手
    段、 (c2)電子メールを格納するメール蓄積手段、 (c3)上記履歴蓄積手段によって保持された通信履歴
    を検索し、所定の条件に基づいて、上記メール蓄積手段
    に電子メールを格納することにより、上記通信部を通る
    電子メールの量を制限する配送手段。
  2. 【請求項2】 以下の要素を有する電子メールシステム (a)電子メールの送受信を行なうユーザインタフェー
    ス部、 (b)通信回線を通して電子メールの転送を行なう通信
    部、 (c)ユーザインタフェース部と通信部の間にあって、
    以下の要素を有する配送管理部、 (c1)配送管理部の動作履歴を保持する履歴蓄積手
    段、 (c2)電子メールを保存するメール蓄積手段、 (c3)上記履歴蓄積手段によって保持された動作履歴
    を検索し、上記メール蓄積手段に保存された同一宛先の
    電子メールをまとめて発信する配送手段。
JP4167157A 1992-06-25 1992-06-25 電子メールシステム Pending JPH0614052A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013120443A (ja) * 2011-12-06 2013-06-17 Rakuten Inc メール管理装置、メール管理方法、メール管理プログラム、及びそのプログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013120443A (ja) * 2011-12-06 2013-06-17 Rakuten Inc メール管理装置、メール管理方法、メール管理プログラム、及びそのプログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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