JPH06139358A - 画像処理方式 - Google Patents

画像処理方式

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JPH06139358A
JPH06139358A JP4287383A JP28738392A JPH06139358A JP H06139358 A JPH06139358 A JP H06139358A JP 4287383 A JP4287383 A JP 4287383A JP 28738392 A JP28738392 A JP 28738392A JP H06139358 A JPH06139358 A JP H06139358A
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JP
Japan
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signal
target
background
image
circuit
Prior art date
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JP4287383A
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JPH0778827B2 (ja
Inventor
Haruyoshi Kuno
治義 久野
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Toshiba Electro Wave Products Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Tesco Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、背景となる雑音をなくし、対象とな
る目標のみを画像処理により鮮明に抽出し得る画像処理
方式を提供することを目的とする。 【構成】本発明は、振動型CCD検知器12からの画像
信号を分割回路15で画面の大きさに従い分割し、さら
に分割した信号をA/A′切換回路16で2分割し、2
分割した信号の一方を背景用信号とすると共にもう一方
を目標及び背景信号として、分割された範囲内で背景用
信号は平均化回路17で平均化して差検出回路20で目
標及び背景信号と比較しその差から、目標信号を抽出
し、さらに二値化回路21で二値化して線検出回路22
で目標のみを抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば雲の中から航空
機を抽出する等の背景と目標を分離し対象となる目標物
を画像処理により抽出する画像処理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば雲の中から航空機を抽出す
る等の背景と目標を分離し、対象となる目標を追尾する
場合には、重心を計算したり、左右、上下の中心位置を
算出したりする。この中で最も重要なことは、背景と目
標を分離する手段であり、背景と目標を分離し対象とな
る目標を画像処理により抽出することが要望されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の要望を
満たしたもので、背景となる雑音をなくし、対象となる
目標のみを画像処理により鮮明に抽出し得る画像処理方
式を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は上記課
題を解決するために、画像信号を画面の大きさに従い分
割し、さらに分割した信号を2分割し、2分割した信号
の一方を背景用信号とすると共にもう一方を目標及び背
景信号として、分割された範囲内で背景用信号は平均化
して目標及び背景信号と比較しその差から、目標信号を
抽出し、さらに二値化することにより背景の雑音をなく
し、目標のみを鮮明に抽出することを特徴とするもの
で、前処理として二値化を行い、閾値によって背景と目
標を分け、さらに輪郭抽出等を行い目標の画像を抽出す
る。
【0005】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。
【0006】図1は本発明画像処理方式の一実施例を示
す構成ブロック図である。即ち、被写体から光学系11
を通した入力信号は振動型CCD検知器12上に画像を
結ぶ。この振動型CCD検知器12は画素子と配線が交
互にあるフレームトランスファー方式で、駆動回路13
により画素子が基板に取付けた音響素子により振動す
る。この場合、埋め込まれた画素子間隔の幅Lで面全体
を振動させる。この振動を丁度1画像出来る時間とすれ
ば、所定時間の位置で1画像A、次の位置でまた1画像
A′、元の位置に戻って1画像A、すなわち振動の繰り
返しに合わせて2画像が出来ることになる。この2画像
を合成して使用すれば解像度が上がる。前記振動型CC
D検知器12から出力されたアナログ信号の画像をA/
D変換器14によりデジタル信号の画像に変換する。振
動型CCD検知器12からの出力信号は直列信号なので
この信号を強度に従い、例えば6ビットのデジタル信号
であるパルス列にする。用途により3ビットのデジタル
信号でも使用可能な場合もある。前記A/D変換器14
からのデジタル信号であるパルス列を分割回路15によ
り例えば画像を面積で8分割にするようなパルス信号の
8組を作る。この分割回路15からの8組のパルス信号
は駆動回路13で駆動されるA/A′切換回路16によ
り画像Aと画像A′に切換えられ、この画像Aと画像
A′の切換えに従い、背景用としての画像A信号と目標
用として画像A′信号にさらに分離される。背景用のA
信号は平均化回路17によりそれぞれの組の中で平均化
された平均値信号となる。すなわち平均化された6ビッ
ト信号のみの列となり、駆動回路13で駆動される1フ
レーム記憶回路18に記憶される。前記A/A′切換回
路16から出力されたA+A′信号は遅延回路19によ
り前記平均値信号の処理時間分、例えば1/8・T=1
/8周期だけ遅らせる。前記遅延回路19からのA+
A′信号と前記1フレーム記憶回路18からの平均値信
号は差検出回路20に加えられて差が取られる。この差
検出回路20から出力される差信号は基本的に目標の信
号のみを含んでいる。この差検出回路20からの出力信
号を二値化回路21により閾値を設定して二値化して
後、線検出回路22により線を検出し、その点を接続し
て目標の縁、目標形状を抽出する。所定の大きさを持つ
目標を抽出する場合に空間フィルタ23により大きな形
状、小さな形状を取り除き、目標信号24を抽出する。
【0007】尚、空間フィルタ23のほかにも必要に応
じてラプラスフィルタ、ヒストグラム分離などの信号処
理を行うことが出来る。又、上記実施例では振動型CC
D検知器12を用いる場合について説明したが、これに
限らず振動型でない一般的なCCD検知器を用いてもよ
い。
【0008】以上のように、被写体からの入力信号を
「背景」と「目標+背景」に分離でき、この2つの信号
の差を取れば、目標の信号を取り出すことができる。実
際には、背景が一様でないので完全に信号を分離するこ
とはできないが処理として充分な性能をなす。すなわ
ち、CCD面検知器を使い、1回目の走査で得た画像を
平均化する。勿論、この中には、「目標+背景」がはい
っているが、目標は小さいので平均値的には、殆ど影響
を与えない。すなわち平均値的な信号は背景と考えられ
る。実際には、背景と目標の比率を10〜100倍にと
り背景の平均化を部分部分、すなわち区画に分けた範囲
内で行う。この結果の平均した分割画像と、1回目の走
査で得た「目標+背景」の差を取れば、目標画像が得ら
れる。
【0009】次に、信号処理方式について説明する。こ
こでは、振動型CCD検知器を使用した方式について述
べるが、この考え方は、一般的なCCD検知器でも適用
できる。面画素子の振動を使ったCCD検知器には、フ
レームトランスファー方式とラインドライバー方式があ
る。この内、フレームトランスファー方式では、画素子
の間に電流を伝送する配線があり、この幅分だけ画素子
と画素子の間があいている。従って、この画素子と画素
子の間隔が一定の場合、CCD検知器の電荷伝送の周期
に合わせて、振動をさせれば同一視野の2画像が得られ
る。実際には撮像方式画像の解像度を上げるため2画像
を合成して使用されている(このCCD検知器では通常
のCCD検知器の2倍の解像度が得られる)が、本方式
では、分解能よりも検出に主点を置く使用方式を取る。
CCD検知器の下部に電気により歪む素子を置き電流に
より画素子の幅だけ動くようにする。画素子間隔は80
μ以下であり、容易に外部に同期して振動させることが
出来る。
【0010】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、背景
となる雑音をなくし、対象となる目標のみを画像処理に
より鮮明に抽出できる画像処理方式を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成説明図である。
【符号の説明】
11…光学系、12…振動型CCD検知器、13…駆動
回路、14…A/D変換器、15…分割回路、16…A
/A′切換回路、17…平均化回路、18…1フレーム
記憶回路、19…遅延回路、20…差検出回路、21…
二値化回路、22…線検出回路、23…空間フィルタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号を画面の大きさに従い分割し、
    さらに分割した信号を2分割し、2分割した信号の一方
    を背景用信号とすると共にもう一方を目標及び背景信号
    として、分割された範囲内で背景用信号は平均化して目
    標及び背景信号と比較しその差から、目標信号を抽出
    し、さらに二値化して目標のみを抽出することを特徴と
    する画像処理方式。
JP4287383A 1992-10-26 1992-10-26 画像処理方式 Expired - Lifetime JPH0778827B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4287383A JPH0778827B2 (ja) 1992-10-26 1992-10-26 画像処理方式

Applications Claiming Priority (1)

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JP4287383A JPH0778827B2 (ja) 1992-10-26 1992-10-26 画像処理方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06139358A true JPH06139358A (ja) 1994-05-20
JPH0778827B2 JPH0778827B2 (ja) 1995-08-23

Family

ID=17716644

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JP4287383A Expired - Lifetime JPH0778827B2 (ja) 1992-10-26 1992-10-26 画像処理方式

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017198464A (ja) * 2016-04-25 2017-11-02 三菱電機株式会社 画像処理装置及び画像処理方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS598087A (ja) * 1982-07-06 1984-01-17 Nec Corp 認識対象物抽出装置
JPS6252683A (ja) * 1985-08-30 1987-03-07 Mitsubishi Electric Corp 監視装置
JPS6354680A (ja) * 1986-08-26 1988-03-09 Canon Inc 位置検出装置
JPS63114462A (ja) * 1986-10-31 1988-05-19 Canon Inc 像域識別装置

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JP2017198464A (ja) * 2016-04-25 2017-11-02 三菱電機株式会社 画像処理装置及び画像処理方法

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JPH0778827B2 (ja) 1995-08-23

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