JPH0613836Y2 - 切断機における火の粉飛散防止装置 - Google Patents

切断機における火の粉飛散防止装置

Info

Publication number
JPH0613836Y2
JPH0613836Y2 JP11625187U JP11625187U JPH0613836Y2 JP H0613836 Y2 JPH0613836 Y2 JP H0613836Y2 JP 11625187 U JP11625187 U JP 11625187U JP 11625187 U JP11625187 U JP 11625187U JP H0613836 Y2 JPH0613836 Y2 JP H0613836Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
rotary cutter
cover
base
work
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11625187U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6423355U (ja
Inventor
鏡之 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP11625187U priority Critical patent/JPH0613836Y2/ja
Publication of JPS6423355U publication Critical patent/JPS6423355U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0613836Y2 publication Critical patent/JPH0613836Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A.考案の目的 (1)産業上の利用分野 本考案は、切断機、特に基台に支持腕を起伏可能に軸支
し、この支持腕に、回転カッタと、その駆動用モータ
と、回転カッタを覆うカッタカバーとを有するカッタユ
ニットを設け、前記支持腕の伏倒により前記回転カッタ
を、基台上に固定のワークに接触させ、該回転カッタの
回転により前記ワークを切断するようにした切断機にお
ける火の粉飛散防止装置に関する。
(2)従来の技術 一般に、上記切断機においては、切断作業時に作業者側
に飛散する火の粉を防止するような手段は特に設けられ
ていない。
(3)考案が解決しようとする問題点 そのため、飛散する火の粉の程度によっては切断作業を
円滑且つ安全に行い辛い場合がある。
本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、切断作業時
に火の粉が作業者側へ飛散するのを防いで、切断作業を
円滑且つ安全に行うことのできる前記切断機における火
の粉飛散防止装置を提供することを目的とする。
B.考案の構成 (1)問題点を解決するための手段 本考案によれば上記目的達成のため、切断機の基台に
は、回転カッタの回転方向前方側に、第1火の粉除けを
取付け、またその回転方向後方側に第2火の粉除けを起
伏自在に且つ前記支持腕の軸支部より離隔させて枢支
し、前記第2火の粉除けは、これを前記カッタユニット
のカッタカバー上に重合させた状態では自重で該カッタ
カバーの伏倒に追従して該カッタカバー及び回転カッタ
を前記第1火の粉除けとは反対側より覆い得る形状に形
成される。
(2)作用 カッタユニットのカッタカバー上に第2火の粉除けを重
合させた状態で、回転カッタを回転させつつ該カッタユ
ニットを伏倒させると、回転カッタの回転方向前方側へ
の火の粉やカッタ破片の各飛散は第1火の粉除けによっ
て防止され、またその回転方向後方側への火の粉やカッ
タ破片の各飛散は第2火の粉除けによって防止され、そ
のため切断機の周囲にこれら火の粉やカッタ破片が飛散
するようなことはない。
特に第2火の粉除けは、回転カッタの回転方向後方側で
且つカッタユニットの支持腕の軸支部より離隔した位置
において基台に起伏可能に枢支されていて、基台にワー
クを脱着する工程では該第2火の粉除けをワークより遠
く離れた伏倒位置(第1図)に保持しておくことができ
るから、ワークの脱着作業空間が広く確保される。しか
もこの第2火の粉除けをカッタカバーに重合させた状態
(第2図)では、回転カッタの作業者側、即ちカッタ回
転方向後方側の露出部分を、第1火の粉除けとは反対側
より、切断作業中の回転カッタの高さ変化に関係なく常
に広く覆うことができる。
更に上記第2火の粉除けは、第1火の粉除けやカッタユ
ニットから独立離隔して基台に設置することができるか
ら、既存の切断機や市販の切断機にも難なく後付けする
ことができる。
(3)実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説明する
と、基台1上にはブラケット2を介して支持腕3が起伏
可能に軸支4され、該支持腕3の自由端部にはカッタユ
ニット5が設けられる。カッタユニット5は、支持腕3
の一側面に固設される駆動用モータ6と、該駆動用モー
タ6の駆動軸7先端に取付けられる回転カッタ8と、該
回転カッタ8の使用部分を除きこれを全体的に覆うカッ
タカバー9とを備え、該カッタカバー9は支持腕3の他
側面に固着される。駆動用モータ6には電源コード10
が接続される。そして駆動用モータ6が駆動すると、回
転カッタ8は反時計方向(第2図矢印a)に回転するよ
うになっている。
前記支持腕3と基台1間には支持腕3を起立方向に付勢
するばね11が介装され、支持腕3の自由端部に延設さ
れた把持杆12をばね11の弾発力に抗して押し下げる
ことにより、支持腕3を軸支4部回りに伏倒させて前記
カッタユニット5を下降させることができる。
基台1の、支持腕3の軸支4部側の一側には第1火の粉
除け13が設けられる。この第1火の粉除け13は第2
図に示すように回転カッタ8の回転方向前方(矢印a前
方)側に開口部14を有する箱形に形成され、切断作業
時に回転カッタ8の前方に飛散する火の粉をこの開口部
14より第1火の粉除け13の内部に受けるようになっ
ている。
基台1上には前記第1火の粉除け13と対向させて第2
火の粉除け15が起伏自在に且つ前記支持腕3の軸支4
部より離隔させて枢支される。この第2火の粉除け15
は、これを第2図に示すようにカッタカバー9上に重合
させた状態では自重で該カッタカバー9の伏倒に追従し
て該カッタカバー9及び回転カッタ8を第1火の粉除け
13とは反対側より覆い得る形状に形成され、その内面
16がカッタカバー9の外周面上に載るようになってい
る。また第2火の粉除け15をカッタカバー9に重合さ
せるとばね11の弾発力によるも支持腕3が起立するよ
うなことがなく、そのため回転カッタ8の後方に飛散す
る火の粉をこの第2火の粉除け15の内部に受けること
ができるようになっている。
支持腕3の一側において基台1上には、金属製のワーク
Wを所定の位置に把持、固定するための公知の万力18
が配設されている。
次に、本実施例の作用について説明すると、先ずワーク
Wを万力18で基台1上の所定の位置に固定する。次に
作業者は把持杆12を把持して支持腕3を軸支4部回り
に僅かに伏倒させ、俯伏したカッタカバー9に第2火の
粉除け15を重合させる。続いて駆動用モータ6を作動
して回転カッタ8を回転させながら作業者が支持腕3を
下方に押圧すれば回転カッタ8によりワークWを切断し
得る。このとき、ワークWの切断箇所から回転カッタ8
の回転方向(第2図矢印a)前方側に火の粉が飛散する
が、この火の粉は第1火の粉除け13にほぼ収容されて
切断機の周囲に飛散することはない。また回転カッタ8
の回転方向後方側にも火の粉は飛散するが、この火の粉
は第2火の粉除け15に収容されて切断機の周囲に飛散
しない。したがって作業者に火の粉が当たるようなこと
がなく切断作業を円滑且つ安全に行うことができる。ま
た、切断作業時においてカッタカバー9に重合される第
2火の粉除け15は、その自重によりカッタカバー9の
下降に追従して枢支17部回りに回動するので、回転カ
ッタ8の位置が変わっても、回転カッタ8後方に飛散す
る火の粉を確実に受けることができる。
切断作業が終了して第2火の粉除け15を枢軸17回り
に反転させ、把持杆12より手を放すと、ばね11の弾
発力により支持腕3は自動的に起立する(第1図参
照)。
尚、第2火の粉除け15をカッタカバー9に重合させる
と、該カッタカバー9の自重により支持腕3が起立する
ようなことはないので、切断機のコンパクト化が図れそ
の持ち運び等を簡単に行うことができる。
C.考案の効果 以上のように本考案によれば、切断機の基台には、回転
カッタの回転方向前方側に、第1火の粉除けを取付け、
またその回転方向後方側に第2火の粉除けを起伏自在に
且つカッタユニットの支持腕の軸支部より離隔させて枢
支し、第2火の粉除けは、これをカッタユニットのカッ
タカバー上に重合させた状態では自重で該カッタカバー
の伏倒に追従して該カッタカバー及び回転カッタを第1
火の粉除けとは反対側より覆い得る形状に形成されるの
で、カッタカバーに第2火の粉除けを重合させて切断作
業を行うと、切断箇所よりカッタ回転方向前方側に火の
粉やカッタ破片が飛散するのを第1火の粉除けで抑える
ことができ、その上、同カッタ回転方向後方側に火の粉
やカッタ破片が飛散するのを第2火の粉除けで抑えるこ
とができる。
特に第2火の粉除けは、回転カッタの回転方向後方側で
且つカッタユニットの支持腕の軸支部より離隔した位置
において基台に起伏可能に枢支されていて、基台にワー
クを脱着する工程では該第2火の粉除けをワークより遠
く離れた伏倒位置に保持しておくことができるから、ワ
ークの脱着作業空間を広く確保し得て、その作業能率の
向上を図ることができる。しかもこの第2火の粉除けを
カッタカバーに重合させた状態では、回転カッタの作業
者側(即ちカッタ回転方向後方側)の露出部分を第1火
の粉除けとは反対側より、切断作業中の回転カッタの高
さ変化に関係なく常に広く覆うことができるから、カッ
タ回転方向後方側への火の粉やカッタ破片の飛散防止に
極めて効果的であって、作業者に火の粉やカッタ破片が
当るのを未然に防止して作業を円滑且つ安全に行うこと
ができる。
更に上記第2火の粉除けは、第1火の粉除けやカッタユ
ニットから独立離隔して基台に設置することができるか
ら、既存の切断機や市販の切断機にも難なく後付けする
ことができ、汎用性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2火の粉除けを開いた状態を示す本考案の全
体側面図、第2図は第2火の粉除けをカッタカバーに被
せた状態を示す同全体側面図、第3図は本考案の全体斜
視図である。 W…ワーク、 1…基台、3…支持腕、4…軸支部、5…カッタユニッ
ト、6…駆動用モータ、8…回転カッタ、9…カッタカ
バー、13…第1火の粉除け、15…第2火の粉除け、
17…枢支部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台(1)に支持腕(3)を起伏可能に軸
    支(4)し、この支持腕(3)に、回転カッタ(8)
    と、その駆動用モータ(6)と、回転カッタ(8)を覆
    うカッタカバー(9)とを有するカッタユニット(5)
    を設け、前記支持腕(3)の伏倒により前記回転カッタ
    (8)を、基台(1)上に固定のワーク(W)に接触さ
    せ、該回転カッタ(8)の回転により前記ワーク(W)
    を切断するようにした切断機において、前記基台(1)
    には、前記回転カッタ(8)の回転方向前方側に第1火
    の粉除け(13)を取付け、またその回転方向後方側に
    第2火の粉除け(15)を起伏自在に且つ前記支持腕
    (3)の軸支(4)部より離隔させて枢支(17)し、
    前記第2火の粉除け(15)は、これを前記カッタユニ
    ット(5)のカッタカバー(9)上に重合させた状態で
    は自重で該カッタカバー(9)の伏倒に追従して該カッ
    タカバー(9)及び回転カッタ(8)を前記第1火の粉
    除け(13)とは反対側より覆い得る形状に形成された
    ことを特徴とする、切断機における火の粉飛散防止装
    置。
JP11625187U 1987-07-29 1987-07-29 切断機における火の粉飛散防止装置 Expired - Lifetime JPH0613836Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11625187U JPH0613836Y2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29 切断機における火の粉飛散防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11625187U JPH0613836Y2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29 切断機における火の粉飛散防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6423355U JPS6423355U (ja) 1989-02-07
JPH0613836Y2 true JPH0613836Y2 (ja) 1994-04-13

Family

ID=31358617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11625187U Expired - Lifetime JPH0613836Y2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29 切断機における火の粉飛散防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0613836Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5804264B2 (ja) * 2011-11-29 2015-11-04 日立工機株式会社 切断機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6423355U (ja) 1989-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014014909A (ja) 切断工具
JPH0613836Y2 (ja) 切断機における火の粉飛散防止装置
US6378219B1 (en) Cutting implement
JP3157609U (ja) ガードフェンス
JP3036674U (ja) カッター
JPH0328461A (ja) 吹付け石綿粗除去吸引ヘッド
JPH01101726U (ja)
JPH08309618A (ja) 鋸 盤
JPS6117624B2 (ja)
JP2008012621A (ja) 携帯型金属板切断装置
JPS5912162Y2 (ja) 携帯用丸鋸における切削粉塵収集装置
CN218398429U (zh) 一种具有防护结构的切割机
JPH0739533Y2 (ja) 卓上切断機のロアーガード
JPS6315089B2 (ja)
JPS6346551Y2 (ja)
JPS5914127Y2 (ja) 工作機械におけるスライドカバ−の切削屑排除装置
JPH065053Y2 (ja) 手持式ロータリカッタ
JP2004058388A (ja) 携帯用切断機
JP2515349Y2 (ja) 面取り機
JPH07250Y2 (ja) 切断装置
JPH0645290Y2 (ja) 丸鋸切断装置
JP3620342B2 (ja) 電動丸のこ
JP2004034248A (ja) 可搬型切断機用収納ケース
JPH0745285Y2 (ja) グラップルソー
JP2520363Y2 (ja) 卓上切断機の木端侵入防止装置