JPH06135574A - 給紙カセット - Google Patents
給紙カセットInfo
- Publication number
- JPH06135574A JPH06135574A JP28856792A JP28856792A JPH06135574A JP H06135574 A JPH06135574 A JP H06135574A JP 28856792 A JP28856792 A JP 28856792A JP 28856792 A JP28856792 A JP 28856792A JP H06135574 A JPH06135574 A JP H06135574A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording paper
- dividing member
- size
- feed cassette
- paper feed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 収納する記録紙のサイズに対応させて容易に
長さを変化させる。 【構成】 収納部30は、前部部材33と、固定ねじ35によ
って前部部材33に固定され、前部部材33と共に筐体を構
成する後部部材34とによって構成され、固定ねじ35を取
外したときに後部部材34はＣ方向にスライド可能であ
る。Ｂ４サイズの記録紙を収納する場合には、固定ねじ
35を貫通孔34aに挿通し、かつねじ孔33aにねじこむこと
により、またＡ４サイズの記録紙を収納する場合には、
固定ねじ35を貫通孔34aに挿通し、かつねじ孔33bにねじ
こむことにより後部部材34を固定する。
長さを変化させる。 【構成】 収納部30は、前部部材33と、固定ねじ35によ
って前部部材33に固定され、前部部材33と共に筐体を構
成する後部部材34とによって構成され、固定ねじ35を取
外したときに後部部材34はＣ方向にスライド可能であ
る。Ｂ４サイズの記録紙を収納する場合には、固定ねじ
35を貫通孔34aに挿通し、かつねじ孔33aにねじこむこと
により、またＡ４サイズの記録紙を収納する場合には、
固定ねじ35を貫通孔34aに挿通し、かつねじ孔33bにねじ
こむことにより後部部材34を固定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複写装置等に適用さ
れ、給紙装置に対して着脱可能に装着される給紙カセッ
トに関する。
れ、給紙装置に対して着脱可能に装着される給紙カセッ
トに関する。
【０００２】
【従来の技術】図５は従来の給紙カセットが装着された
複写機を示す側面図である。
複写機を示す側面図である。
【０００３】１は図示を省略した給紙装置や電子写真装
置等を備えた本体部、２は読取時に原稿を覆う原稿カバ
ー、３は排紙された記録紙がストックされる排紙トレ
ー、１０は本体部１に対して着脱可能に装着された給紙
カセットである。
置等を備えた本体部、２は読取時に原稿を覆う原稿カバ
ー、３は排紙された記録紙がストックされる排紙トレ
ー、１０は本体部１に対して着脱可能に装着された給紙
カセットである。
【０００４】ユーザは、本体部１と原稿カバー２との間
に原稿をセットし、さらに給紙カセット１０に所望のサ
イズの記録紙を収納して複写機を作動させる。複写機
は、光学的センサ(図示省略)で原稿画像を読み取ると共
に、読取データを画像に対応する画情報に変換し、公知
の電子写真プロセスによって画情報に対応する画像を給
紙カセット10から分離給紙された記録紙に形成し、画像
形成完了後に記録紙を排紙トレー３に排紙する。
に原稿をセットし、さらに給紙カセット１０に所望のサ
イズの記録紙を収納して複写機を作動させる。複写機
は、光学的センサ(図示省略)で原稿画像を読み取ると共
に、読取データを画像に対応する画情報に変換し、公知
の電子写真プロセスによって画情報に対応する画像を給
紙カセット10から分離給紙された記録紙に形成し、画像
形成完了後に記録紙を排紙トレー３に排紙する。
【０００５】給紙カセット10に収納する記録紙のサイズ
には、例えば日本工業規格Ｂ５，Ａ４，Ｂ４およびＡ３
等の各種の規格サイズがある。また、一般に給紙カセッ
トの収納部には、後述するサイドプレートおよびエンド
プレートが配置されており、ユーザは収納する記録紙サ
イズに対応させてサイドプレートおよびエンドプレート
を位置決めして、記録紙を収納部にセットする。
には、例えば日本工業規格Ｂ５，Ａ４，Ｂ４およびＡ３
等の各種の規格サイズがある。また、一般に給紙カセッ
トの収納部には、後述するサイドプレートおよびエンド
プレートが配置されており、ユーザは収納する記録紙サ
イズに対応させてサイドプレートおよびエンドプレート
を位置決めして、記録紙を収納部にセットする。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】近年、上記したような
給紙カセットを装着する複写機等の各種の機器において
は、小型化が強く要望され、空間的に無駄なく設計する
必要がある。しかしながら、従来の給紙カセット10にお
いては、複写機によって画像形成可能な最大の記録紙サ
イズに対応させて、収納部のサイズが設計されている。
図５に示した複写機では、記録紙搬送方向Ｃ１において
後端部が突出するように給紙カセット10が装着されてい
る。この複写機によって画像形成可能な最大の記録紙サ
イズがＢ４である場合、給紙カセット10にＡ４の記録紙
を収納したときに、記録紙の後端は２点鎖線で示す位置
にある。
給紙カセットを装着する複写機等の各種の機器において
は、小型化が強く要望され、空間的に無駄なく設計する
必要がある。しかしながら、従来の給紙カセット10にお
いては、複写機によって画像形成可能な最大の記録紙サ
イズに対応させて、収納部のサイズが設計されている。
図５に示した複写機では、記録紙搬送方向Ｃ１において
後端部が突出するように給紙カセット10が装着されてい
る。この複写機によって画像形成可能な最大の記録紙サ
イズがＢ４である場合、給紙カセット10にＡ４の記録紙
を収納したときに、記録紙の後端は２点鎖線で示す位置
にある。
【０００７】記録紙サイズに対応させて給紙カセット10
の大きさを変えることにより、小サイズの記録紙を収納
したときに、複写機からの給紙カセット10の突出量を減
少させることができる。しかし、記録紙サイズに対応さ
せて専用の給紙カセット10を用意することは、製造コス
トを増加させ、さらに１台の複写機において必要な給紙
カセット10の数が増加するので、装置全体のコストを増
加させ、かつ給紙カセット10を保管するためのスペース
が必要となる。
の大きさを変えることにより、小サイズの記録紙を収納
したときに、複写機からの給紙カセット10の突出量を減
少させることができる。しかし、記録紙サイズに対応さ
せて専用の給紙カセット10を用意することは、製造コス
トを増加させ、さらに１台の複写機において必要な給紙
カセット10の数が増加するので、装置全体のコストを増
加させ、かつ給紙カセット10を保管するためのスペース
が必要となる。
【０００８】本発明は、上記の問題を解決するため、収
納する記録紙のサイズに対応させて容易に長さを変化さ
せることが可能な給紙カセットを提供することにある。
納する記録紙のサイズに対応させて容易に長さを変化さ
せることが可能な給紙カセットを提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために、箱状に形成され、かつ複数の記録紙サイ
ズから選択された１種類の記録紙サイズに対応するよう
に調整されて、選択された記録紙サイズの記録紙を収納
する収納部を備えた給紙カセットにおいて収納する記録
紙に対応して前記収納部の一方向の長さを変化させるよ
うに構成したことを特徴とする。
決するために、箱状に形成され、かつ複数の記録紙サイ
ズから選択された１種類の記録紙サイズに対応するよう
に調整されて、選択された記録紙サイズの記録紙を収納
する収納部を備えた給紙カセットにおいて収納する記録
紙に対応して前記収納部の一方向の長さを変化させるよ
うに構成したことを特徴とする。
【００１０】さらに、前記収納部を第１の分割部材およ
び、この第１の分割部材に対して記録紙の搬送方向でス
ライドする第２の分割部材に分割し、かつ収納する記録
紙サイズに対応する位置にスライドした前記第２の分割
部材を前記第１の分割部材において固定する固定ねじを
備え、または前記収納部を第１の分割部材および、この
第１の分割部材に対して記録紙の搬送方向でスライドす
る第２の分割部材に分割し、この第２の分割部材に前記
搬送方向で複数の係合溝を形成し、かつ収納する記録紙
に対応する前記係合溝に係合する弾性部材を前記第１の
分割部材に設けたことを特徴とする。
び、この第１の分割部材に対して記録紙の搬送方向でス
ライドする第２の分割部材に分割し、かつ収納する記録
紙サイズに対応する位置にスライドした前記第２の分割
部材を前記第１の分割部材において固定する固定ねじを
備え、または前記収納部を第１の分割部材および、この
第１の分割部材に対して記録紙の搬送方向でスライドす
る第２の分割部材に分割し、この第２の分割部材に前記
搬送方向で複数の係合溝を形成し、かつ収納する記録紙
に対応する前記係合溝に係合する弾性部材を前記第１の
分割部材に設けたことを特徴とする。
【００１１】
【作用】上記の手段によれば、収納する記録紙のサイズ
に対応して長さが変化する収納部によって、小サイズの
記録紙を収納する場合に収納部の長さが短縮される。さ
らに、第１の分割部材および第２の分割部材と固定ねじ
とによって、収納部に収納する記録紙のサイズに対応し
て第２の分割部材が搬送方向にスライドして、第１の分
割部材において固定され、または第１の分割部材および
第２の分割部材と、第１の分割部材の弾性部材と、第２
の分割部材の係合溝とによって、収納部に収納する記録
紙のサイズに対応して第２の分割部材が搬送方向にスラ
イドして、第１の分割部材において位置決めされる。
に対応して長さが変化する収納部によって、小サイズの
記録紙を収納する場合に収納部の長さが短縮される。さ
らに、第１の分割部材および第２の分割部材と固定ねじ
とによって、収納部に収納する記録紙のサイズに対応し
て第２の分割部材が搬送方向にスライドして、第１の分
割部材において固定され、または第１の分割部材および
第２の分割部材と、第１の分割部材の弾性部材と、第２
の分割部材の係合溝とによって、収納部に収納する記録
紙のサイズに対応して第２の分割部材が搬送方向にスラ
イドして、第１の分割部材において位置決めされる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【００１３】図１は本発明の第１実施例である給紙カセ
ットを示す側面断面図、図２は図１に示した給紙カセッ
トの平面図である。
ットを示す側面断面図、図２は図１に示した給紙カセッ
トの平面図である。
【００１４】給紙カセット20は搬送部21および収納部30
によって構成され、搬送部21にはガイド面22に沿って分
離コロ23および搬送ローラ24が配置され、収納部30には
一対のサイドプレート31およびエンドプレート32が配置
されている。
によって構成され、搬送部21にはガイド面22に沿って分
離コロ23および搬送ローラ24が配置され、収納部30には
一対のサイドプレート31およびエンドプレート32が配置
されている。
【００１５】収納部30は、搬送部21と一体に形成された
第１の分割部材である前部部材33と、固定ねじ35によっ
て前部部材33に固定され、前部部材33と共に筐体を形成
する第２の分割部材である後部部材34とによって構成さ
れている。固定ねじ35の非螺着時に後部部材34は、前部
部材33の内面に沿ってＣ方向にスライド可能であり、後
部部材34の底面には、固定ねじ35を挿通するＣ方向で平
行な一対の貫通孔34aが形成され、前部部材33の底面に
は固定ねじ35を螺着するＣ方向で平行な一対のねじ孔33
aとねじ孔33bとが形成されている。ここで、Ｃ方向にお
けるねじ孔33aからねじ孔33bまでの距離は約67mmであ
り、Ｂ４サイズの記録紙とＡ４サイズの記録紙との長手
方向の長さの差に相当する距離である。また、この給紙
カセット20は、画像形成可能な最大記録紙サイズがＢ４
である複写機に装着されるものである。
第１の分割部材である前部部材33と、固定ねじ35によっ
て前部部材33に固定され、前部部材33と共に筐体を形成
する第２の分割部材である後部部材34とによって構成さ
れている。固定ねじ35の非螺着時に後部部材34は、前部
部材33の内面に沿ってＣ方向にスライド可能であり、後
部部材34の底面には、固定ねじ35を挿通するＣ方向で平
行な一対の貫通孔34aが形成され、前部部材33の底面に
は固定ねじ35を螺着するＣ方向で平行な一対のねじ孔33
aとねじ孔33bとが形成されている。ここで、Ｃ方向にお
けるねじ孔33aからねじ孔33bまでの距離は約67mmであ
り、Ｂ４サイズの記録紙とＡ４サイズの記録紙との長手
方向の長さの差に相当する距離である。また、この給紙
カセット20は、画像形成可能な最大記録紙サイズがＢ４
である複写機に装着されるものである。
【００１６】給紙カセット20にＢ４サイズの記録紙を収
納する場合、貫通孔34aとねじ孔33aとの位置が一致する
ように後部部材34を位置決めし、固定ねじ35を貫通孔34
aに挿通し、かつねじ孔33aにねじこむことにより、後部
部材34を前部部材33で固定し、次に収納部30内において
記録紙を位置決めするため、サイドプレート31およびエ
ンドプレート32の位置を調整する。また、給紙カセット
20にＡ４サイズの記録紙を収納する場合、貫通孔34aと
ねじ孔33bとの位置が一致するように後部部材34を位置
決めし、後部部材34を前部部材33で固定し、次にサイド
プレート31およびエンドプレート32の位置を調整する。
このとき、Ａ４サイズの記録紙に対応させて固定ねじ35
を貫通孔34aに挿通し、かつねじ孔33bにねじこむことに
より、Ｂ４サイズに対応させた場合と比較して、Ｃ方向
における給紙カセット20の全長が約67mm短くなる。また
Ａ４サイズよりさらに小サイズの記録紙を収納部30に収
納する場合には、サイドプレート31およびエンドプレー
ト32の位置を調整すればよく、むろん収納部30の長さを
さらに短くする位置にねじ孔を形成することも可能であ
る。
納する場合、貫通孔34aとねじ孔33aとの位置が一致する
ように後部部材34を位置決めし、固定ねじ35を貫通孔34
aに挿通し、かつねじ孔33aにねじこむことにより、後部
部材34を前部部材33で固定し、次に収納部30内において
記録紙を位置決めするため、サイドプレート31およびエ
ンドプレート32の位置を調整する。また、給紙カセット
20にＡ４サイズの記録紙を収納する場合、貫通孔34aと
ねじ孔33bとの位置が一致するように後部部材34を位置
決めし、後部部材34を前部部材33で固定し、次にサイド
プレート31およびエンドプレート32の位置を調整する。
このとき、Ａ４サイズの記録紙に対応させて固定ねじ35
を貫通孔34aに挿通し、かつねじ孔33bにねじこむことに
より、Ｂ４サイズに対応させた場合と比較して、Ｃ方向
における給紙カセット20の全長が約67mm短くなる。また
Ａ４サイズよりさらに小サイズの記録紙を収納部30に収
納する場合には、サイドプレート31およびエンドプレー
ト32の位置を調整すればよく、むろん収納部30の長さを
さらに短くする位置にねじ孔を形成することも可能であ
る。
【００１７】図３は本発明の第２実施例である給紙カセ
ットを示す側面断面図、図４は図３に示した給紙カセッ
トの平面図であり、図１および図２に基づいて説明した
部材に対応する部材については、同一符号を付して説明
を省略する。
ットを示す側面断面図、図４は図３に示した給紙カセッ
トの平面図であり、図１および図２に基づいて説明した
部材に対応する部材については、同一符号を付して説明
を省略する。
【００１８】給紙カセット40は搬送部21および収納部50
によって構成されており、収納部50は、搬送部21と一体
に形成された第１の分割部材である前部部材53と、この
前部部材53に取付けられ前部部材53と共に筐体を形成す
る第２分割部材である後部部材54とによって構成されて
いる。
によって構成されており、収納部50は、搬送部21と一体
に形成された第１の分割部材である前部部材53と、この
前部部材53に取付けられ前部部材53と共に筐体を形成す
る第２分割部材である後部部材54とによって構成されて
いる。
【００１９】前部部材53の底板外面には、後面で開口し
た筐体状のスライドケース55が設けられ、スライドケー
ス55の底板には、Ｃ方向に長いガイド溝55aが形成され
ている。また後部部材54の底板には、スライドケース55
に対する挿入方向に突出したスライド板56が形成され、
スライド板56の下面にはガイド板56aが突出している。
後部部材54は、スライド板56をスライドケース55に挿入
した状態でＣ方向に移動可能であり、このとき、ガイド
板56aはガイド溝55aに遊嵌してスライド板56をＣ方向に
ガイドする。後部部材54をＣ方向に移動させることによ
り、収納部50の長さを変化させることができる。
た筐体状のスライドケース55が設けられ、スライドケー
ス55の底板には、Ｃ方向に長いガイド溝55aが形成され
ている。また後部部材54の底板には、スライドケース55
に対する挿入方向に突出したスライド板56が形成され、
スライド板56の下面にはガイド板56aが突出している。
後部部材54は、スライド板56をスライドケース55に挿入
した状態でＣ方向に移動可能であり、このとき、ガイド
板56aはガイド溝55aに遊嵌してスライド板56をＣ方向に
ガイドする。後部部材54をＣ方向に移動させることによ
り、収納部50の長さを変化させることができる。
【００２０】スライドケース55の側面には凹部55bが形
成され、この凹部55bには、スライドケース55に屈曲部
を突出させるように弾性部材55cが止着されている。弾
性部材55cは、例えば金属の板ばねを屈曲形成したもの
であり、十分な弾性を有する。またスライド板56の一側
端には、Ｂ４サイズおよびＡ４サイズの記録紙に対応す
る半円状の係合溝56bおよび係合溝56cが形成されてい
る。スライド板56をスライドケース55内で移動させてい
くことにより、所定の位置で弾性部材55cが係合溝56bま
たは係合溝56cに係合して後部部材54を弾性力によって
位置決めする。ここで、弾性部材55cが係合溝56bに係合
することにより、収納部50をＢ４サイズの記録紙が収納
される長さとし、弾性部材55cが係合溝56cに係合するこ
とにより、収納部50をＡ４サイズ以下の記録紙が収納さ
れる長さとする。ここで、後部部材54が弾性部材55cの
弾性力に対応する力で位置決めされているため、ユーザ
は弾性力に対応する力より大きい力を加えることにより
容易に後部部材54を移動させることができるので、第１
実施例の給紙カセット20と比較して容易に収納部50の長
さを記録紙サイズに対応するように調整できる。第２実
施例においても、むろんスライド板56にＡ４サイズより
小さい記録紙サイズに対応する係合溝を形成することも
可能である。
成され、この凹部55bには、スライドケース55に屈曲部
を突出させるように弾性部材55cが止着されている。弾
性部材55cは、例えば金属の板ばねを屈曲形成したもの
であり、十分な弾性を有する。またスライド板56の一側
端には、Ｂ４サイズおよびＡ４サイズの記録紙に対応す
る半円状の係合溝56bおよび係合溝56cが形成されてい
る。スライド板56をスライドケース55内で移動させてい
くことにより、所定の位置で弾性部材55cが係合溝56bま
たは係合溝56cに係合して後部部材54を弾性力によって
位置決めする。ここで、弾性部材55cが係合溝56bに係合
することにより、収納部50をＢ４サイズの記録紙が収納
される長さとし、弾性部材55cが係合溝56cに係合するこ
とにより、収納部50をＡ４サイズ以下の記録紙が収納さ
れる長さとする。ここで、後部部材54が弾性部材55cの
弾性力に対応する力で位置決めされているため、ユーザ
は弾性力に対応する力より大きい力を加えることにより
容易に後部部材54を移動させることができるので、第１
実施例の給紙カセット20と比較して容易に収納部50の長
さを記録紙サイズに対応するように調整できる。第２実
施例においても、むろんスライド板56にＡ４サイズより
小さい記録紙サイズに対応する係合溝を形成することも
可能である。
【００２１】以上、説明した第１実施例または第２実施
例の給紙カセット20，40のいずれか一方を複写機に装着
することにより、Ａ４サイズ以下の記録紙を使用する場
合に給紙カセット20，40の後端部の突出量を減少させる
ことができ、複写機を設置するためのスペースを減少さ
せることができる。
例の給紙カセット20，40のいずれか一方を複写機に装着
することにより、Ａ４サイズ以下の記録紙を使用する場
合に給紙カセット20，40の後端部の突出量を減少させる
ことができ、複写機を設置するためのスペースを減少さ
せることができる。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
収納する記録紙のサイズに対応して一方向の長さが変化
する収納部によって、小サイズの記録紙を収納する場合
に収納部の長さを短縮できるので、例えば複写機に装着
したときに、複写機における装着スペースまたは複写機
からの給紙カセットの突出量を減少でき、装着された機
器を小型化でき、または設置スペースを効率的に利用で
き、さらに第１の分割部材および第２の分割部材と、固
定ねじとによって収納部に収納する記録紙のサイズに対
応して第２の分割部材が搬送方向にスライドして、第１
の分割部材において固定されるので、搬送方向で記録紙
サイズに対応させて収納部の長さを変化させることがで
き、または第１の分割部材および第２の分割部材と、第
１の分割部材の弾性部材と第２の係合溝によって、収納
部に収納する記録紙のサイズに対応して第２の分割部材
がスライドして、第１の分割部材において位置決めされ
るので、搬送方向で記録紙サイズに対応させて収納部の
長さを容易に変化させることができる。
収納する記録紙のサイズに対応して一方向の長さが変化
する収納部によって、小サイズの記録紙を収納する場合
に収納部の長さを短縮できるので、例えば複写機に装着
したときに、複写機における装着スペースまたは複写機
からの給紙カセットの突出量を減少でき、装着された機
器を小型化でき、または設置スペースを効率的に利用で
き、さらに第１の分割部材および第２の分割部材と、固
定ねじとによって収納部に収納する記録紙のサイズに対
応して第２の分割部材が搬送方向にスライドして、第１
の分割部材において固定されるので、搬送方向で記録紙
サイズに対応させて収納部の長さを変化させることがで
き、または第１の分割部材および第２の分割部材と、第
１の分割部材の弾性部材と第２の係合溝によって、収納
部に収納する記録紙のサイズに対応して第２の分割部材
がスライドして、第１の分割部材において位置決めされ
るので、搬送方向で記録紙サイズに対応させて収納部の
長さを容易に変化させることができる。
【図１】本発明の第１実施例である給紙カセットを示す
側面断面図である。
側面断面図である。
【図２】図１に示した給紙カセットの平面図である。
【図３】本発明の第２実施例である給紙カセットを示す
側面断面図である。
側面断面図である。
【図４】図３に示した給紙カセットの平面図である。
【図５】従来の給紙カセットが装着された複写機を示す
側面図である。
側面図である。
20…給紙カセット、 30…収納部、 33…前部部材、
33a，33b…ねじ孔、 34…後部部材、 35…固定ねじ、
40…給紙カセット、 50…収納部、 54…後部部材、
55…スライドケース、 55a…ガイド溝、 55b…凹
部、 55c…弾性部材、 56…スライド板、 56a…ガイ
ド板、 56b，56c…係合溝。
33a，33b…ねじ孔、 34…後部部材、 35…固定ねじ、
40…給紙カセット、 50…収納部、 54…後部部材、
55…スライドケース、 55a…ガイド溝、 55b…凹
部、 55c…弾性部材、 56…スライド板、 56a…ガイ
ド板、 56b，56c…係合溝。
Claims (3)
- 【請求項１】 箱状に形成され、かつ複数の記録紙サイ
ズから選択された１種類の記録紙サイズに対応するよう
に調整されて、選択された記録紙サイズの記録紙を収納
する収納部を備えた給紙カセットにおいて、収納する記
録紙に対応して前記収納部の一方向の長さを変化させる
ように構成したことを特徴とする給紙カセット。 - 【請求項２】 前記収納部を第１の分割部材および、こ
の第１の分割部材に対して記録紙の搬送方向でスライド
する第２の分割部材に分割し、かつ収納する記録紙サイ
ズに対応する位置にスライドした前記第２の分割部材を
前記第１の分割部材において固定する固定ねじを備えた
ことを特徴とする請求項１記載の給紙カセット。 - 【請求項３】 前記収納部を第１の分割部材および、こ
の第１の分割部材に対して記録紙の搬送方向でスライド
する第２の分割部材に分割し、この第２の分割部材に前
記搬送方向で複数の係合溝を形成し、かつ収納する記録
紙に対応する前記係合溝に係合する弾性部材を前記第１
の分割部材に設けたことを特徴とする請求項１記載の給
紙カセット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28856792A JPH06135574A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 給紙カセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28856792A JPH06135574A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 給紙カセット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06135574A true JPH06135574A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17731931
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28856792A Pending JPH06135574A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 給紙カセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06135574A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0181191A2 (en) * | 1984-11-05 | 1986-05-14 | Hitachi, Ltd. | Superconducting device |
| US7198266B2 (en) * | 2003-03-31 | 2007-04-03 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet cassette, sheet feeding device and image forming apparatus |
| JP2009113977A (ja) * | 2007-11-09 | 2009-05-28 | Fuji Xerox Co Ltd | シート搬送装置及び画像形成装置 |
| JP2012246090A (ja) * | 2011-05-26 | 2012-12-13 | Kyocera Document Solutions Inc | シート給送装置及び画像形成装置 |
| JP2014166921A (ja) * | 2014-06-16 | 2014-09-11 | Kyocera Document Solutions Inc | シート給送装置及び画像形成装置 |
| JP2014166923A (ja) * | 2014-06-16 | 2014-09-11 | Kyocera Document Solutions Inc | シート給送装置及び画像形成装置 |
| JP2014166922A (ja) * | 2014-06-16 | 2014-09-11 | Kyocera Document Solutions Inc | シート給送装置及び画像形成装置 |
-
1992
- 1992-10-27 JP JP28856792A patent/JPH06135574A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0181191A2 (en) * | 1984-11-05 | 1986-05-14 | Hitachi, Ltd. | Superconducting device |
| US7198266B2 (en) * | 2003-03-31 | 2007-04-03 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet cassette, sheet feeding device and image forming apparatus |
| US7284754B2 (en) | 2003-03-31 | 2007-10-23 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet cassette, sheet feeding device and image forming apparatus |
| JP2009113977A (ja) * | 2007-11-09 | 2009-05-28 | Fuji Xerox Co Ltd | シート搬送装置及び画像形成装置 |
| JP2012246090A (ja) * | 2011-05-26 | 2012-12-13 | Kyocera Document Solutions Inc | シート給送装置及び画像形成装置 |
| JP2014166921A (ja) * | 2014-06-16 | 2014-09-11 | Kyocera Document Solutions Inc | シート給送装置及び画像形成装置 |
| JP2014166923A (ja) * | 2014-06-16 | 2014-09-11 | Kyocera Document Solutions Inc | シート給送装置及び画像形成装置 |
| JP2014166922A (ja) * | 2014-06-16 | 2014-09-11 | Kyocera Document Solutions Inc | シート給送装置及び画像形成装置 |
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