JPH061329A - 粘着テープ捲重体の検査方法及び回転搬送装置 - Google Patents

粘着テープ捲重体の検査方法及び回転搬送装置

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JPH061329A
JPH061329A JP15667892A JP15667892A JPH061329A JP H061329 A JPH061329 A JP H061329A JP 15667892 A JP15667892 A JP 15667892A JP 15667892 A JP15667892 A JP 15667892A JP H061329 A JPH061329 A JP H061329A
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JP
Japan
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adhesive tape
rolls
wound body
roll
tape wound
Prior art date
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Pending
Application number
JP15667892A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Sakamoto
弘之 坂本
Takashi Takahashi
隆 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検査員の手間と労力を省き、検査速度を向
上させ得る。 【構成】 一対の支持ロール11上に粘着テープ捲重
体1を起立状態で載せ、支持ロール11の回転により粘
着テープ捲重体1を回転させつつ移送させ、粘着テープ
捲重体1の回転移送中に粘着テープ捲重体1の外観を検
査する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粘着テープ捲重体の検
査方法及び回転搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、粘着テープ捲重体のスジ不良、気
泡、異物、キズ等の外観不良の検査は、図4〜図5に示
すように、整列樋21上に包装区分毎に載置した複数個
の粘着テープ捲重体1の両端を検査員が手で掴み、この
粘着テープ捲重体1を回転させて目視により良否の判定
をした後、不良品を取除いていた。また、起立状態にあ
ると転がり易いため、図6に示すように、粘着テープ捲
重体1を横にした状態でコンベア22により連続的に搬
送し、検査員が一品づつ取取上げて回転させながら目視
により検査していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の検査方
法では、粘着テープ捲重体1の整列樋21への搬出入と
粘着テープ捲重体1の回転検査とを検査員が行なわねば
なちず、大きな手間と労力を必要としていた。また粘着
テープ捲重体1をコンベア22で連続的に搬送しながら
検査する方法では、粘着テープ捲重体1をコンベア22
から検査員が一品づつ手で取上げ回転させながら目視に
より検査するので、検査員の手間と労力は前記した場合
と大きく変わらず、一品毎の検査のため検査能力にも制
限があった。
【0004】本発明の第1の発明は、上記の点に鑑み、
検査員の手間と労力を省き、検査速度を向上させ得る粘
着テープ捲重体の検査方法を提供することを目的とす
る。
【0005】また第2の発明は、第1の発明に用いて好
適な粘着テープ捲重体の回転搬送装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明の粘着テープ
捲重体の検査方法は、一対の支持ロール上に粘着テープ
捲重体を起立状態で載せ、支持ロールの回転により粘着
テープ捲重体を回転させつつ移送させ、粘着テープ捲重
体の回転移送中に粘着テープ捲重体の外観を検査するこ
とを特徴とするものである。
【0007】また第2の発明の粘着テープ捲重体の回転
搬送装置は、同一平面上に略平行に間隔をおいて配設さ
れた一対の支持ロールと、該支持ロールの一方を回転さ
せる駆動手段と、粘着テープ捲重体の側面を押出して上
記支持ロール上に移送する粘着テープ捲重体押出手段と
からなることを特徴とするものである。
【0008】第2の発明において、粘着テープ捲重体の
押出手段としては、流体圧シリンダー等を用いて流体圧
シリンダーのロッドの往復動により粘着テープ捲重体の
側面を断続的に押出して移送する押出手段、或いは押出
具を取着したチェインコンベア内に粘着テープ捲重体を
収納し、コンベアから排出された粘着テープ捲重体の側
面をこの押出具により連続的に押出して移送する押出手
段のどちらの押出手段も用いることができる。
【0009】第2の発明において、支持ロールの駆動手
段に支持ロールの回転速度を制御する速度調節器を設け
れば、支持ロールの回転速度を変更して粘着テープ捲重
体の回転速度を変えて検査速度を調節することができる
ので望ましい。
【0010】
【作用】第1の発明では、一対の支持ロール上に移送さ
れた粘着テープ捲重体は、一対の支持ロールのそれぞれ
の支持ロールの外周面と接触して二点支持され、安定し
て保持される。一対の支持ロールの一方を粘着テープ捲
重体の移送中に回転させることにより、一対の支持ロー
ル上の粘着テープ捲重体が移送されながら回転される。
【0011】第2の発明では、同一平面上に略平行に間
隔をおいて配設された一対の支持ロールと支持ロールの
駆動手段とにより、粘着テープ捲重体が支持ロール上に
間隔をおいて二点支持され、安定して保持されるととも
に、支持ロールの回転により支持ロール上の粘着テープ
捲重体が回転し、一対の支持ロール上で粘着テープ捲重
体が移送されながら回転される。
【0012】また側面を押出して支持ロール上に移送す
る粘着テープ捲重体押出手段により、粘着テープ捲重体
が支持ロール上に移送され、支持ロールの一方を回転さ
せる駆動手段により、支持ロールが回転し、支持ロール
の回転に伴い粘着テープ捲重体が回転する。
【0013】
【実施例】以下本発明の一例を図面を参照して説明す
る。図1〜図3は本発明の粘着テープ捲重体の回転搬送
装置の一例の図面であり、図1は斜視図であり、図2は
要部の斜視図、図3は要部の正面図である。1は粘着テ
ープ捲重体である。2は粘着テープ捲重体1の搬送台で
あり、架台3に設けられている。4は粘着テープ捲重体
1を搬送台2に起立状態で供給するための傾斜板であ
り、5は粘着テープ捲重体1の傾斜板4上の横転防止用
板である。6,7は搬送台2上の粘着テープ捲重体1の
横転防止用板であり、横転防止用板6と横転防止用板7
との間は粘着テープ捲重体1の幅に合せてハンドル8に
より調節可能とされている。9は粘着テープ捲重体1の
押出手段を構成するエアシリンダーであり、エアシリン
ダー9のロッドの前進により粘着テープ捲重体1の側面
が押出されてS矢印方向に移送される。10は上記押出
手段により押出し、移送される粘着テープ捲重体1をガ
イドする樋状ガイドである。
【0014】11は同一平面上に略平行に間隔をおいて
配設された一対の支持ロールであり、一対の支持ロール
11の一方の支持ロール11がモータ12により回転可
能とされている。13,14はモータ12の動力を支持
ロール11に伝達するスプロケットとチェインである。
15は粘着テープ捲重体1を次工程に移送するための樋
状ガイドである。
【0015】第1発明の粘着テープの検査方法の一例と
して上記の回転搬送装置を用いた例を次に記す。先ずハ
ンドル8により横転防止用板6と横転防止用7との間を
粘着テープ捲重体1の幅に合せて調整する。次いで起立
した粘着テープ捲重体1を横転防止用板5により横転を
防止しながら傾斜板4により図の右上方から所要個数、
本例では二系列のため二個づつ転がして搬送台2上の粘
着テープ捲重体1の横転防止用板6,7の間を通して搬
送台2上に供給する。搬送台2上に供給された粘着テー
プ捲重体1は搬送台2上の落込部に落込んで所定位置に
係止されるとともに、粘着テープ捲重体1の上面が横転
防止用板6より下部になりS矢印方向に移動可能とな
る。次いでエアシリンダー9を粘着テープ捲重体1の幅
以上に前進させて粘着テープ捲重体1を樋状ガイド10
内に移送する。二個の粘着テープ捲重体1は異なる樋状
ガイド10に分離されて移送される。次いでエアシリン
ダー9を後退させ、次ぎの粘着テープ捲重体1を前記し
たと同様の方法で搬送台2上に供給する。次いでエアシ
リンダー9を前進させ、粘着テープ捲重体1を樋状ガイ
ド10内に移送する。先に樋状ガイド10内に移送され
た粘着テープ捲重体1は、上記粘着テープ捲重体1に押
されて前進し移送される。この操作を繰返して粘着テー
プ捲重体1を樋状ガイド10からさらに一対の支持ロー
ル11上に移送する。
【0016】粘着テープ捲重体1が一対の支持ロール1
1上をS矢印方向に進行中にモータ12を作動させ、一
対の支持ロール11の片方の支持ロール11を、例えば
X方向に回転させ(前もって回転させておいてもよ
い)、一対の支持ロール11上の粘着テープ捲重体1を
Y矢印方向に回転させる。この回転する粘着テープ捲重
体1を検査員が目視により検査して、良否の判定をし、
不良品を支持ロール11上から取除く。良品の粘着テー
プ捲重体1は、次の粘着テープ捲重体1に押されて、次
工程に移送するための樋状ガイド15内に移送される。
【0017】本例では二系列で行れているが、一系列で
も二系列以上の複数系列でもよい。複数系列にすれば処
理能力が増すので検査速度をさらに上げることができ
る。
【0018】なお目視検査によらず、検査装置を設置し
て自動的に粘着テープ捲重体1を検査することも可能で
ある。また粘着テープ捲重体1を複数個一対の支持ロー
ル11上に搬送した後、一旦搬送を停止し、粘着テープ
捲重体1を支持ロール11により回転させて粘着テープ
捲重体1を検査することもできる。
【0019】
【発明の効果】第1の発明によれば、一対の支持ロール
上で粘着テープ捲重体を回転させて、検査するので、検
査員が手動で粘着テープ捲重体を回転させて検査する等
の手間と労力を省くことができる。
【0020】第2の発明によれば、同一平面上に略平行
に間隔をおいて配設された一対の支持ロールと支持ロー
ルの駆動手段とにより、粘着テープ捲重体が支持ロール
上に間隔をおいて二点支持され、安定して保持されると
ともに、支持ロールの回転により支持ロール上の粘着テ
ープ捲重体が回転するので、一対の支持ロール上で粘着
テープ捲重体を移送しながら回転させることができる。
【0021】また側面を押出して支持ロール上に移送す
る粘着テープ捲重体押出手段により、粘着テープ捲重体
を支持ロール上に移送し、支持ロールの一方を回転させ
る駆動手段により、支持ロールを回転させ、粘着テープ
捲重体を回転させることができるので、検査員が手動で
粘着テープ捲重体を回転させる等の手間と労力を省くこ
とができる。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粘着テープ捲重体の回転搬送装置の一
例の斜視図である。
【図2】図1の粘着テープ捲重体の回転搬送装置の要部
の斜視図である。
【図3】図2の正面図である。
【図4】従来の粘着テープ捲重体の整列装置の斜視図で
ある。
【図5】従来の粘着テープ捲重体の検査方法を示す斜視
図である。
【図6】従来の粘着テープ捲重体のコンベアによる検査
方法を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 粘着テープ捲重体 2 搬送台 3 架台 4 傾斜板 5,6,7 横転防止板 8 ハンドル 9 エアシリンダー 10,15 樋状ガイド 11 支持ロール 12 モータ 13 スプロケット 14 チェイン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の支持ロール上に粘着テープ捲重体
    を起立状態で載せ、支持ロールの回転により粘着テープ
    捲重体を回転させつつ移送させ、粘着テープ捲重体の回
    転移送中に粘着テープ捲重体の外観を検査することを特
    徴とする粘着テープ捲重体の検査方法。
  2. 【請求項2】 同一平面上に略平行に間隔をおいて配設
    された一対の支持ロールと、該支持ロールの一方を回転
    させる駆動手段と、粘着テープ捲重体の側面を押出して
    上記支持ロール上に移送する粘着テープ捲重体押出手段
    とからなる粘着テープ捲重体の回転搬送装置。
JP15667892A 1992-06-16 1992-06-16 粘着テープ捲重体の検査方法及び回転搬送装置 Pending JPH061329A (ja)

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JP15667892A JPH061329A (ja) 1992-06-16 1992-06-16 粘着テープ捲重体の検査方法及び回転搬送装置

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JPH061329A true JPH061329A (ja) 1994-01-11

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