JPH061324B2 - フイルム情報読取装置 - Google Patents

フイルム情報読取装置

Info

Publication number
JPH061324B2
JPH061324B2 JP1379284A JP1379284A JPH061324B2 JP H061324 B2 JPH061324 B2 JP H061324B2 JP 1379284 A JP1379284 A JP 1379284A JP 1379284 A JP1379284 A JP 1379284A JP H061324 B2 JPH061324 B2 JP H061324B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
cartridge
film cartridge
opening
electric contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1379284A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60158424A (ja
Inventor
征雄 三木
敏生 山木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP1379284A priority Critical patent/JPH061324B2/ja
Priority to US06/692,721 priority patent/US4582408A/en
Priority to DE3502541A priority patent/DE3502541C2/de
Publication of JPS60158424A publication Critical patent/JPS60158424A/ja
Publication of JPH061324B2 publication Critical patent/JPH061324B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はパトローネ外面に、フィルムの撮影枚数、感度
等の情報を伝達するための電気接点を有するフィルムパ
トローネをカメラに装填した場合に、前記電気接点によ
る情報を読取るためのフイルム情報読取装置に関する。
従来技術 従来カメラにフイルムを装填した場合には、フイルムの
感度にあわせてカメラの露出計や自動露出装置をセット
し、またフイルムの撮影枚数を記憶しておく必要があっ
た。しかし、近年米国のイーストマン・コダック社から
第1図に示すようにフイルムパトローネ(1)の外面に12
個の電気接点(1a)(カメラ・オートセンシング・コ
ード,以下CASコードと呼ぶ)を有し、フイルム感度
や撮影枚数、露出許容範囲の情報をカメラに伝達し得る
フイルムが発売されており、このフイルムを使用すれば
上記のような手間は不要となる。このCASコードによ
ってフイルム情報を読み取るためにはカメラのパトロー
ネ室内にCASコードに相応する接点を有する読取装置
が設置されている必要がある。ところで、フイルムパト
ローネは第1図(B)に示すように両端部をふさぐ蓋(1
b)が、CASコードの接点(1a)が付された部分より
も大径となっており、カメラ側の接点は少なくともこの
径の差(h)だけパトローネ室壁から突出している必要が
ある。
一方、カメラのフイルムパトローネ室について見ると、
第2図に示すように巻戻し用フォーク(13)が設置さ
れている。このフォーク(13)は装填されたパトローネの
軸に形成されているキーと噛みあうためにフイルムパト
ローネ室内へ突出しており、従ってフイルムの装脱時に
は邪魔にならぬように巻戻しノブ(14)とともに上方へ退
避させておく構成になっているものが多い。しかし、フ
ォーク(13)を上方へ退避させるためにはカメラボディ(1
1)の上部(11a)に、退避したフォーク(13)を収容するた
めの余分なスペースが必要であるので、この部分のスペ
ースを有効に利用するためにフォークが退避しない構成
にしたものもある。また、自動巻戻し式のカメラにもフ
ォークが退避しないものが多い。その場合フイルムパト
ローネはパトローネ軸の伸張方向への移動を伴って装填
される。即ち図中矢印Aの如くパトローネ室の稍後ろ下
方から斜め上方へと移動する。
このようなカメラに前記CASコードの情報読取装置を
設置すると、斜めに挿入されるフイルムパトローネの先
端の角が読取装置の接点(前記の如く突出している)に
引っ掛かり、装填がスムーズに行ない得なくなってしま
う。この不都合をなくすためには接点が移動し得るよう
に構成し、パトローネの角が当接した場合に退避するよ
うにしておくことが考えられる。しかし、このような構
成は接点の突出量が極くわずかである場合にのみ可能で
あり、ある程度突出量が大きくなるとパトローネの角が
接点に対して横方向から当接してしまい、接点を退避さ
せることができなくなる。実際には電気接続を確実に行
なうために接点の突出量は1.5mm〜2mm程度必要で、上
記の如き構成ではパトローネの引っ掛かりを防止するこ
とはできない。
目 的 本発明は、フイルム巻戻し用フォークが退避しないこと
等の理由によりフイルムパトローネの装填にパトローネ
軸の伸張方向への移動を伴なわねばならないカメラにお
いて、外面に情報伝達用の電気接点を有したフイルムパ
トローネを装填した時にこの電気接点に接して情報を読
み取る接点を設け、この接点が確実にフイルムパトロー
ネの接点と接続されるよう構成されているとともにフイ
ルムパトローネの装填を阻害しないように構成されたフ
イルム情報読取装置を得ることを目的としている。
要 旨 本発明においては、カメラのフィルムパトローネ室壁に
フィルムパトローネ室内に向って開口する開口部を形成
し、この開口部内に台部材を配置し、この台部材がフィ
ルムパトローネ室内への突出量が変化するよう移動可能
となっている。
さらに、この台部材にもパトローネ室内に向って開口す
る開口部を形成し、該開口部内には、伝達部材を介して
電気信号をカメラに伝えるための電気接点部材が可動に
設置され、パトローネ室内への突出量が変化するよう移
動可能であるようになっている。
そしてさらに、電気接点部材及び台部材をパトローネ室
内に突出させる方向に付勢する付勢手段を設け、台部材
からの電気接点部材に突出量を減少させることでフィル
ムパトローネが電気接点部材に引っかかることを防止す
るとともに確実な信号伝達を可能としている。
実施例 本発明の実施例につき、添付図面を参照して説明する。
第3図乃至第7図は本発明の第1実施例を示しており、
またフイルムパトローネは第1図(A)で示すCASコー
ドの付されたものを使用する。第3図はカメラの裏蓋を
取り去って後方から見たものである。カメラボディ(11)
には左方にフイルムパトローネ室(12),右方にスプロケ
ット(17)とスプール(18)が設けられておりその間に露光
開口(16)が形成されている。フイルムパトローネ室(12)
に装填されたフイルムパトローネから引き出されたフイ
ルムはガイドレール(15)に沿って露光開口の手前(カメ
ラ後方)を通り、スプロケット(17)で巻き上げられてス
プール(18)の周胴部に巻き取られるよう構成されてい
る。フイルムパトローネ室(12)にはフォーク(13)が設置
されている。該フォーク(13)は装填されたフイルムを撮
影終了後巻戻すためのものであり、フイルムパトローネ
の軸に形成されているキーと係合する。フォークは基部
(13a)と爪部(13b)とからなり、爪部(13b)は下方へ付勢
されるとともに、付勢力に抗して基部(13a)内に退避す
ることができるが、フォーク(13)の上方には自動巻戻し
装置や電気回路基板等が設置されていてフォークの侵入
するスペースは設けられていないため、基部(13a)はカ
メラボディ(11)内に退避することはできない。爪部(13
b)が可動であるのは、フイルムパトローネの装填当初に
はキーと爪部(13b)が必ずしも正確に係合しないためで
あって、その場合爪部(13b)は退避しており、わずかに
フイルムが送られてキーと爪部(13b)が正確に対向した
時にキーと爪部(13b)が係合する。尚、フォークの基部
(13a)は退避しないので、フイルムパトローネをパトロ
ーネ軸に対して直角、即ちカメラの後方から前方へ向っ
て装填することはできず、カメラの下方後ろ側から上方
斜め前方へ向って装填しなければならない。尚、この装
填動作を容易にするためにカメラボディ(11)の下部(11
b)は第4図に示す如くU字形に凹んでいる。
フイルムパトローネ室(12)にはそれ自身がパトローネ室
壁の一部を構成する枠体(21)と、該枠体に形成された開
口(21a)内を摺動する台材(22)及び該台材(22)に形成さ
れた開口(22a)内を摺動する接点ピン(23)が設置されて
いる。これらにつき第4図及び第6図を参照して詳述す
る。第4図、第5図はカメラを水平面で切断した断面を
示しており、第4図はフイルムパトローネ未装填で裏蓋
を閉じた状態、第5図はフイルムパトローネ装填時の部
分拡大図である。また第6図はカメラを鉛直方向で切断
した断面のフイルムパトローネ未装填状態を示してい
る。
カメラボディ(11)はプラスチックと金属が一体成型され
ており、強度を要求される露光開口(16)周辺が金属、他
の部分がプラスチック材料から成っている。フイルムパ
トローネ室(12)を形成するパトローネ室壁は前方壁及び
カメラの左端部側壁がプラスチック壁(11c),カメラの
中央側側壁が金属壁(11d)となっている。パトローネ室
壁のうちカメラ前方側で稍カメラ中央寄りの位置にカメ
ラの上下方向に長い長方形の開口(11e)が形成されてい
る。該開口(11e)の内側にはそれ自身もパトローネ室壁
の一部を構成する枠体(21)が固設されている。該枠体(2
1)にはやはりカメラの上下方向に長い長方形の開口(21
a)が形成されている。該開口(21a)はフイルムパトロー
ネ室内側寄りが幅が狭く、パトローネ室外側寄りが幅が
広く形成されており、その間には段面(21b)が形成され
ている。
開口(21a)の幅の狭い部分には絶縁材料からなる台材(2
2)が開口(21a)の伸長方向に摺動自在であるように嵌合
している。台材(22)は上下、すなわちパトローネ室の長
手方向に沿って長い形状であり、自身の摺動方向に沿っ
て伸長する円形の開口(22a)を複数個有している。台材
(22)のフィルムパトローネ室外側寄り端部には横方向外
側へ広がるツバ部(22b),パトローネ室内側寄り端部に
は開口(22a)の半径方向内側へ広がる第2のツバ部(22c)
が形成されている。尚、開口(22a)は第3図に示すよう
にカメラ上下方向に沿って6カ所形成されている。
台材(22)の各開口(22a)内には導電性の材料からなる接
点ピン(23)が摺動自在に嵌合している。該接点ピン(23)
はフイルムパトローネ室外側寄りが太く、パトローネ室
内側寄りが細く形成されており、その間には段面(23b)
が形成されている。接点ピン(23)のうちフイルムパトロ
ーネ室内側先端部は緩やかで滑らかな凸曲面となってい
る。
台材(22),接点ピン(23)はフイルムパトローネ室外側か
ら内側へ向って夫々開口(21a)(22a)に嵌め込まれた後、
バネ(24),フレキシブル基板(25)を挾んで押え部材(26)
によって脱落不能に保持される。バネ(24)は接点ピン(2
3)をパトローネ室内側へ向って付勢し、更に接点ピン(2
3)を介して台材(22)を付勢している。組み立てられた状
態において、枠体(21)から台材(22)が、台材(22)から接
点ピン(23)が夫々パトローネ室内側へ突出するととも
に、枠体(21)の段面(21b)と台材(22)のツバ部(22b)との
係合及び台材(22)の第2のツバ部(22c)と接点ピン(23)
の段面(23b)との係合によって突出量が規制されてい
る。台材(22)からの接点ピン(23)の突出はわずかなもの
となっている。また、バネ(24)は導電性の材料からな
り、一端が接点ピン(23),他端がフレキシブル基板(25)
上に形成された導電パターンに接することによって両者
を接続している。尚、接点ピン(23)は開口(22a)に各一
本ずつ配され、全体で6本設置される。
フレキシブル基板(25)と押え部材(26)とはその一部が延
長されて、フイルムパトローネ室壁のうち金属壁(11d)
にネジ(27)で固定されている。フレキシブル基板(25)上
の回路パターンにはアース導電パターンが含まれている
が、このアース導電パターンがネジ(27)による固定部分
まで延設されてネジ(27)により金属壁(11d)に圧接して
電気接続されている。これは次のような理由によるもの
である。
即ち、プラスチックと金属のハイブリッドで形成されて
いるカメラボディにおいて、金属部分が他の部分と全く
電気的に接続されていないと、カメラの近傍で種々の電
気的ノイズが発生した場合このノイズによって上記金属
部分の電位が変動し、これがカメラ内部の回路の作動に
悪影響を及ぼし、回路が作動しなくなったり誤作動をお
こすことがある。本実施例の如く、金属部分の近傍に設
置された回路のアース線または低インピーダンス線に当
該金属部分を接続しておけば、上記金属部分の電位が変
動することはなく常に電気的に安定した状態となり、上
記の如き不都合が生じることもない。
尚、フレキシブル基板(25)のアース導電パターンと金属
壁(11d)との電気接続はネジ止めでなく半田付けで行な
っても良く、リード線を介して接続しても良い。また、
フレキシブル基板(25)を金属壁(11d)にカシメて固定
し、電気接続を行なってもかまわない。
本実施例においては、フイルム情報読取装置は金属壁(1
1d)の極け近傍に設置されているので、上記アース接続
のためにアース導電パターンを極端に長く形成したり、
また長いリード線で接続する必要もない。従ってフイル
ム情報読取装置がユニット化されていることによって生
じる組込みの簡便さ等の長所を損うこともない。
次に本実施例においてフイルムパトローネを装填する場
合の動作につき説明する。第6図は非装填時の状態であ
り、フイルムパトローネ室を上下方向に切断した面の要
部を示している。この時には台材(22)、接点ピン(23)は
ともに最もフイルムパトローネ室内方向へ突出した位置
にある。この状態からフイルムパトローネ(1)を装填す
る。フイルムパトローネ(1)の先端の角がまず台材(22)
に当接した場合、フイルムパトローネを押し込む力によ
り、バネ(24)の付勢力に抗して台材(22)と接点ピン(23)
がともに押し込まれる。そのあとフイルムパトローネ先
端の角が台材(22)上を滑って第7図の如く接点ピン(23)
に当接する。接点ピン(23)の台材(23)に対する突出量は
既に述べたようにわずかであり、また接点ピン(23)の先
端は緩やかな凸曲面に形成されているので、フイルムパ
トローネ(1)の先端は滑らかに接点ピン(23)に乗り上
げ、接点ピン(23)が台材(22)に押し込まれる。フイルム
パトローネ(1)の先端角がまず接点ピン(23)に当接した
場合には接点ピン(23)がバネ(24)の付勢力に抗して押し
込まれ、続いて台材(22)がフイルムパトローネの先端角
により押し込まれる。
フイルムパトローネ(1)を押し込んでゆくと、先端角が
次々と接点ピン(23)を押し込みつつこれを乗り越え、第
8図の如くフイルムパトローネ(1)に形成されたキー(1
c)とフイルムパトローネ室内のフォーク(13)が係合でき
る状態となり、フィルムパトローネ(1)が完全にフイル
ムパトローネ室内に装填される。この状態において第5
図,第8図に示すように、台材(22)は概ねフイルムパト
ローネ(1)の周面に接しており、接点ピン(23)はバネ(2
4)の付勢力によって先端がフイルムパトローネ(1)上のC
ASコード接点(1a)に圧接し、電気接続される。尚、この
時、フイルムパトローネ(1)の周面には多少の反りや凹
凸が有り得るため、台材は必ずしも完全にフイルムパト
ローネに密着することは限らないが、各接点ピン(23)は
各バネ(24)の付勢力により確実にCASコードの接点(1a)
に圧接する。各接点ピンはフイルムパトローネ上の接点
パターンに応じて例えばフイルム感度を伝達部材を兼ね
るバネ(24)を介してフレキシブル基板(25)上の回路に伝
達し、その情報がカメラにおける自動露出等に使用され
る。
フイルムパトローネ(1)を取り出す時には、まずフイル
ムパトローネ(1)の蓋(1b)におけるツバ状の突出部分が
台材(22)に乗り上げた後、次々と各接点ピン(23)の先端
に乗り上げてゆき、取り出しが完了する。尚、取り出し
の際に台材(22)は大きく押し込まれた状態にあり、また
台材の隅は滑らかな曲面に形成されているため、蓋(1b)
における突出部分が台材(22)に乗り上げる動作は滑らか
に行なわれる。
第9図第10図は本発明の他の実施例を示し、第1実施
例同様6本設置される接点ピン(23)のうちカメラ上方寄
りの3本のみが第1実施例と同じ構成となっており、下
方寄りの3本は台材でなく、直接フイルムパトローネ室
壁に設置されている。本実施例においては第10図に示す
ように下半分の接点ピン(23′)は大きく突出している
が、フイルムパトローネの挿脱時にその先端角部が当接
するのは第7図に示されるように概ねフイルムパトロー
ネ室上方寄りに設置されたピンであり、下方寄りのピン
には本考案を適用しなくとも実質上支障はない。
第11図は更に別の実施例を示しており、接点ピン(23)は
各列6本ずつ2列に設置されており、この実施例では全
体で12カ所形成されているCASコードの全接点と電気接
続される。従ってフイルム感度情報、撮影枚数情報、露
出許容範囲情報の全ての情報を読み取ることができる。
以上、本発明の実施例につき説明したが、接点ピンの数
は読み取るべき情報に応じて任意に決定される。また、
伝達部材は付勢手段と兼用せず別に設けてもよい。更に
電気接点部材はピンでなくボール状など他の形状でもか
まわない。
効 果 以上述べた如く、本発明においては、カメラのフイルム
パトローネ室壁にパトローネの半径方向に伸長する開口
を形成し、該開口内に台部材を設置して該台部材がフイ
ルムパトローネ室内に突出する突出位置と退避位置との
間で変位自在であるようにし、更に台部材にも開口を形
成して該開口内に電気接点部材を設置して該電気接点部
材が突出位置と退避位置との間で変位自在であるように
し、台部材と電気接点を突出方向へ付勢する付勢手段を
設けた。これにより、フイルムパトローネ室内に設けら
れているフイルム巻戻しフォークが退避しないこと等の
理由によりフイルムパトローネの装填動作にパトローネ
軸伸長方向への移動が伴なっているカメラにフイルム感
度、撮影枚数,露出許容範囲等の情報を伝える接点が付
されたフイルムパトローネからの情報を読み取る接点を
設ける場合に、電気接点自身の突出量を少なくしてフイ
ルムパトローネが引つ掛かることを防止し、かつ台部材
を含めた全体の突出量を大きくして接続を確実に行な
い、伝達部材を介して確実にフイルム情報を読み取るこ
とのできるフイルム情報読取装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は外面に接点が付されたフイルムパトローネ
の斜視図,第1図(B)は同上フイルムパトローネの側面
図,第2図は従来のカメラを示す部分背面図,第3図は
本発明の第1実施例を示す背面図,第4図および第5図
は同上実施例の要部横断面図,第6図乃至第8図は同上
実施例の動作説明図,第9図は本発明の第2実施例を示
す背面図,第10図は同上実施例の要部縦断面図,第11図
は本発明の第3実施例を示す背面図である。 1………フイルムパトローネ,1a………電気接点,11
………カメラ,11c,11d,21…フイルムパトローネ室壁,
12………フイルムパトローネ室,21a………開口,22…
……台部材,22a………開口,23………電気接点部材,2
4………付勢手段,24………伝達部材。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルムの情報を伝達するための電気接点
    を外面に有するフィルムパトローネの装填時上記電気接
    点に電気接続される接点を有し、かつ上記フィルムパト
    ローネの装填動作にパトローネ軸の伸長方向へのフィル
    ムパトローネの移動を伴なうカメラにおいて、 フィルムパトローネ室壁に形成され、フィルムパトロー
    ネ室内に向って開口する第1の開口部と、 該第1の開口部内において可動に設置され、フィルムパ
    トローネ室内への突出量が変化するよう移動可能であ
    り、かつパトローネ室内に向って開口する第2の開口部
    を有する台部材と、 該第2の開口部内において可動に設置され、パトローネ
    室内への突出量が変化するよう移動可能である電気接点
    部材と、 該電気接点部材及び前記台部材をパトローネ室内に突出
    させる方向に付勢する付勢手段と、 前記電気接点手段とカメラの電気的手段とを電気接続す
    る伝達部材とからなることを特徴とするフィルム情報読
    取装置。
  2. 【請求項2】電気接点部材は、それが台部材から最も突
    出したときの突出部分が凸曲面状に形成されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のフィルム情報
    読取装置。
  3. 【請求項3】付勢手段は導電材料からなり、伝達部材を
    兼ねることを特徴とする特許請求の範囲第1項または第
    2項記載のフィルム情報読取装置。
  4. 【請求項4】第2の開口部と電気接点部材は、フィルム
    パトローネに形成されている電気接点と同数設けられて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3
    項のいずれかに記載のフィルム情報読取装置。
  5. 【請求項5】第2の開口部と電気接点部材は、フィルム
    パトローネに形成されている電気接点より少なく、電気
    接点部材は該電気接点の一部のみと接するよう設けられ
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第
    3項のいずれかに記載のフィルム情報読取装置。
JP1379284A 1984-01-27 1984-01-27 フイルム情報読取装置 Expired - Fee Related JPH061324B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1379284A JPH061324B2 (ja) 1984-01-27 1984-01-27 フイルム情報読取装置
US06/692,721 US4582408A (en) 1984-01-27 1985-01-18 Film information reading device of a camera
DE3502541A DE3502541C2 (de) 1984-01-27 1985-01-25 Filmdatenlesevorrichtung für eine Kamera

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1379284A JPH061324B2 (ja) 1984-01-27 1984-01-27 フイルム情報読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60158424A JPS60158424A (ja) 1985-08-19
JPH061324B2 true JPH061324B2 (ja) 1994-01-05

Family

ID=11843095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1379284A Expired - Fee Related JPH061324B2 (ja) 1984-01-27 1984-01-27 フイルム情報読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH061324B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6235335U (ja) * 1985-08-21 1987-03-02
JPH0326501Y2 (ja) * 1985-08-30 1991-06-07
JPS62158432U (ja) * 1986-03-31 1987-10-08
JPS6365021U (ja) * 1986-10-17 1988-04-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60158424A (ja) 1985-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5066967A (en) Single-lens reflex camera with built-in flash
JPS60179982A (ja) 外部記憶用パツク
JPH061324B2 (ja) フイルム情報読取装置
US4582408A (en) Film information reading device of a camera
US5581316A (en) Camera enabling recycling of parts retrieved from a lens fitted photographic film unit
JPH061325B2 (ja) フイルム情報読取装置
JP2594824Y2 (ja) カメラの後蓋開閉装置
US5406346A (en) Adaptor for film cartridge
US5053906A (en) Service cassette for VHS video cassette recorder
US3811758A (en) Cartridge-loaded motion picture projector
US6866215B1 (en) Magnetic tape cassette
JP2860232B2 (ja) カメラ動作の調整システム装置
JP3692803B2 (ja) ストロボ装置
JPS6013079Y2 (ja) カセツト式磁気記録再生装置
JPH0452540B2 (ja)
JP3202614B2 (ja) コネクタ装置の操作機構
JP2503517Y2 (ja) フレキシブルプリント配線基板と接点片との接続構造
US4090784A (en) Apparatus for facilitating ready insertion and removal of cassettes from wells
JP2000132886A (ja) 受光センサー用保持装置
JPS6327329Y2 (ja)
JPH028269Y2 (ja)
JPH028267Y2 (ja)
JP2000207998A (ja) 押しボタン装置
JPH05303138A (ja) カメラ
JPH0714347A (ja) テープカセットのic基板取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees