JPH06130846A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06130846A
JPH06130846A JP4304481A JP30448192A JPH06130846A JP H06130846 A JPH06130846 A JP H06130846A JP 4304481 A JP4304481 A JP 4304481A JP 30448192 A JP30448192 A JP 30448192A JP H06130846 A JPH06130846 A JP H06130846A
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roller
image carrier
contact
forming apparatus
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JP4304481A
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English (en)
Inventor
Akihiko Takeuchi
内 昭 彦 竹
Toshibumi Moriya
谷 俊 文 森
Kazuro Ono
野 和 朗 小
Hideo Nanataki
瀧 秀 夫 七
Koichi Tanigawa
川 耕 一 谷
Yasumasa Otsuka
塚 康 正 大
Hideyuki Yano
野 秀 幸 矢
Hiroshi Sasame
目 裕 志 笹
Takayasu Yunamochi
納 持 貴 康 弓
Katsuhiko Nishimura
村 克 彦 西
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/20Details of the fixing device or porcess
    • G03G2215/2003Structural features of the fixing device
    • G03G2215/2058Shape of roller along rotational axis
    • G03G2215/2061Shape of roller along rotational axis concave

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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】画像形成装置において、転写部位から定着部位
に転写材を搬送するに当たり、該転写材を画像の乱れな
どの発生なく正確に搬送すると共に、帯電メモリーの発
生を防止する。 【構成】像担持体と転写ローラのような接触転写部材と
で形成する転写部位と、定着ローラと加圧ローラとを備
えた定着部位との間に転写材搬送部位を備えた画像形成
装置において、定着ローラの両端部の一方の径を他方と
異ならせ、又は転写部位と定着部位とを非平行に形成
し、又は転写部材を像担持体に対して可動として、搬送
部位にある転写材の状態を示す検知手段をそなえ、その
検知信号によって転写部材の像担持体への加圧力を変化
させ、または転写部材たる転写ローラの表面を加圧異方
導電層とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【産業上の利用分野】この発明は、静電複写機、同プリ
ンタなど静電転写プロセスを利用する画像形成装置に関
するものである。
【0002】
【従来技術と解決すべき課題】「図32」はこのような
周知の画像形成装置の構成を模式的に示す典型的な一例
である。カセツトなどに収納された転写材Pの1枚が給
紙ローラ21によって取り出されてレジストローラ対1
9、20の位置に到り、一方、像担持体1の表面に形成
されたトナー像が、像担持体1の図示矢印方向への回転
走行によつて、該像担持体1とこれに当接する転写ロー
ラ2とのニップ部n1 たる転写部位に到来すると、これ
にタイミングを合わせて前記転写材Pが前記転写部位に
到達し、同時に不図示の電源によって前記転写ローラ2
に転写バイアスが印加されて、像担持体上のトナー像は
転写材Pに転移する。
【0003】ついで、トナー像を担持した転写材は像担
持体1から分離され、搬送路24を経て定着ユニット1
0に搬送される。該定着ユニット10には、加熱ローラ
3と、これに圧接してニップ部n2 たる定着部位を形成
する加圧ローラ4が配設してあり、前記転写材Pはこの
定着部位を通過してトナー像が転写材に定着固定された
後、排出ローラ対8、9を経て機外に排出される。
【0004】なお図示はしてないが、像担持体1の周辺
には、その表面を一様に帯電する一次帯電器、これに画
像信号を付与して静電潜像を形成する画像信号付与手
段、前記静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成す
るための現像器、転写の際転写材に転移しなかった残留
トナーを除去するクリーニング装置その他画像形成に必
要な部材が配設してあることは勿論である。
【0005】以上略述したような、像担持体とこれに圧
接する転写ローラを利用して転写を行うような装置で
は、周知のコロナ放電器を転写手段とするものに比し
て、転写バイアスが低電圧ですみ、オゾン発生量が極め
て少なく、さらに転写部位において転写材が像担持体と
転写ローラとによって強固に保持されるので、この位置
での転写材の振動、像担持体と転写材の走行速度の不一
致による転写ズレなどに起因する画質の劣化を招来する
おそれも少ない利点がある。
【0006】併しながら、反面、前記の構成図からも判
るように、転写材は定着部位においてもローラ対によっ
て保持されているので、転写材の長さと画像形成装置の
大きさの関係で、転写材が両者にまたがって位置するよ
うな場合、例えば両者の間に速度差が存在すると、転写
材が引っ張られたり、その部分で撓んでループが形成さ
れたりする可能性がある。
【0007】さらに転写部位と定着部位との間に速度差
がなくても、転写、定着両部位の間で転写材の搬送に支
障を来すことがある。これについて「図33」によって
略述する。
【0008】同図は、上記の構成の画像形成装置の転
写、定着両部位間の部分のみを示す斜視図である。この
ような装置において、像担持体と転写ローラとの軸線方
向の、あるいは定着ユニツトにおける加熱ローラと加圧
ローラとの軸線方向の圧力バランスが崩れた場合、また
は、転写部位たるニップ部n1 と、定着部位たるニップ
部n2 との平行性失われている場合などには、転写材の
両側縁の速度が不同となって図示のように片ループが形
成されることがある。
【0009】さらにまた、上述のような圧力バランス、
平行性の崩れ等がなくても搬送区域で転写材の片ループ
を生ずることがあることが判明している。
【0010】これについて説明すると、よく知られてい
るように、転写ローラ2、加熱ローラ3等はいずれもそ
の片側に配したギヤなどによつて駆動されているので、
駆動源の存在する側と、その反対側とでは両軸端での力
にアンバランスが生じ、これによってニップ部n1 と同
2 との間の平行性に微妙な狂いが生ずることが判明し
た。そして、転写部位における転写材に対する強い保持
力と、転写部位と定着部位との間の距離が一般に短く、
僅かな転写材の歪みを吸収できず、次第に大ループが形
成されてしまうものと考えられる。
【0011】以上のような事態に鑑みて、本発明の一つ
の目的は、像担持体とこれに当接する転写ローラとのニ
ップ部たる転写部位と、加熱ローラとこれに当接する加
圧ローラとのニップ部たる定着部位とを転写材を通過さ
せるように形成した画像形成装置において、定置約部位
を形成する各ローラの少なくとも一方の表層または剛体
たる芯金の直径を、両端通紙域で異なる大きさに構成す
ることによって、上述のような欠点のない画像形成装置
を提供することにある。
【0012】また本発明の他の目的は、上述のような画
像形成装置において、転写部位、定着部位を形成する各
ニップ部を装置の静止状態において、非平行に構成する
ことによって転写時に生ずる片ループの発生を阻止し
て、前述のような問題を回避できる画像形成装置を提供
することにある。
【0013】「図34」は基本的に前記「図32」に示
すの画像形成装置と同様の構成を具有し、さらに、両面
プリントを行い得るような手段を摸式的に示すもので、
基本構成部分では、両者対応する部分には同一の符号を
付して示してあり、それらについての説明は省略する。
【0014】カセットCからピツクアップローラ17に
よって取り出された転写材Pは、フイードローラ14、
リタードローラ18をそなえた給紙ローラ対13を介し
て、像担持体1と転写ローラ2との当接ニップ部n1
る転写部位に至り、さらに、搬送路24、加熱ローラ3
と加圧ローラとを具有する定着装置10を経て、片面プ
リントの場合にはそのまま機外に排出される。図示の装
置では、搬送路24は金属などの導電性材料で構成して
あってアースされており、転写部位から定着部位に至る
転写材を吸着して搬送の安定化をはかるようになってい
る。
【0015】前記リタードローラ18はトルクリミッタ
を介して図示矢印b方向(転写材走行方向とは反対方
向)に駆動されているが、非通紙時、転写材が1枚搬送
されてきた時にはフイードローラ14に従動し、重送が
発生した時にはトルクリミッタの作用で矢印b方向に回
動して重送を防止する様になっている。このときのリタ
ードローラ18のバツクトルクは800gr程度とする
のが妥当である。
【0016】ところで、両面プリントを行う場合には、
第1面のプリントを終了した転写材は符号Lで示す通路
を通って転写材が再給紙ローラ対15を経て再度転写部
位に供給されるが、この場合には重送を考慮する必要は
なく、このときは転写材先端が転写部位に到達したら該
ローラ対の駆動を停止してもよく、このときのつれまわ
り負荷は約400grである。
【0017】このような装置の場合、転写部位から出る
転写材の搬送速度は以下に示すような理由で不安定にな
らざるを得ず、このため転写材が装置内の部材に接触し
て画像の乱れを生ずることがあった。これについて説明
すると、
【0018】即ち、第1に、両面コピーの場合、1面目
と2面目では給紙ローラ対と再給紙ローラ対のバックテ
ンションの差(前記の800gr「1面目」と、400
gr「2面目」)によって転写部位を出る転写材速度V
1 に差異が生ずる。
【0019】定着部位を出るときの転写材速度をV2
すると、1面目のプリントの場合にはV1 とv2 とはほ
ぼ等しいが、2面目のプリントの場合、前述の様に、再
給紙ローラのバックテンションが給紙ローラのそれより
も小さいので、V1 >V2 となり、「図35」に示す様
に、搬送路24において上方に凸のループが形成されて
これが装置内の構造物に接触して画像を乱す恐れがあ
る。
【0020】このような事態を回避すべく、2面目のプ
リントの際形成されるループが逃げられる様に、「図3
6」に示す様に、搬送路24’の懐を深くすると、転写
材と搬送路の間隔が距離が大きくなるので、1面目の場
合に搬送路での転写材の静電吸着が困難になり、転写材
後端が転写部位を通過後自由状態となるので、この部分
が踊って装置内の他物に衝突してこれまた画像の乱れの
原因となる
【0021】さらに、転写材にのったトナー像の印字パ
ターンによって転写材の速度v1 に差異が生ずる。即
ち、印字面積が小さくベタ白に近い場合には、転写材が
像担持体に静電的によく密着しているので転写材は像担
持体の周速に近い速度(速度差0.1〜1%程度)で搬
送される。ベタ黒画像の場合には像担持体と転写材との
間に多量のトナーが介在して潤滑剤のような作用を奏し
て像担持体と転写材間の摩擦が減少するので転写材は転
写ローラの周速に近い速度で搬送される。
【0022】転写ローラを転写手段として使用する装置
では、所謂“中抜け”を防止するためニップ部における
転写ローラの周速を像担持体のそれよりも大きくするこ
とが有効であることが判明している。反面、このような
ことが上記のような転写材搬送速度の不安定を招来して
いると云える。
【0023】さらにまた、転写材の材質、厚みなどの相
違も、転写材と像担持体、転写ローラとの間の摩擦力に
差異をもたらし、これが転写材速度V1 に影響を及ぼ
す。
【0024】以上を要するに、転写ずみの転写材を搬送
路を経て定着部位に搬送するような画像形成装置におい
て、搬送路での転写材の静電吸着を行なわないと、転写
材後端が自由状態になったときのこの部分が跳ねたりし
て装置内の他物に衝突したり、静電吸着を行なうと、前
述の様に、V1 >v2 の場合に搬送途中にループが発生
してこれが他物に衝突するおそれがある。
【0025】即ち、本発明のさらに他の目的は、上記の
様な画像形成装置において、転写材を搬送する搬送ガイ
ド部材を可動として搬送を安定化し、転写部位における
転写材の速度にかかわらず常に転写材を搬送ガイドに吸
着させ、ループの形成による未定着画像の乱れをも防止
できるような画像形成装置を提供することにある。
【0026】前述の「図34」に示した様な構成の画像
形成装置では、転写部位を抜ける転写材の速度が安定せ
ず、これと定着部位を抜ける際の速度との関係で転写材
の搬送に問題を生ずること、転写ローラの周速を像担持
体のそれよりも大きくして中抜けを防止していることは
すでに述べたが、転写ローラはゴム等の弾性材料で形成
されているので長期の使用によって摩耗して周速が低下
して中抜けが発生するようになったり、また、弾性材料
で構成された転写ローラでは、剛性材と異なって左右両
端での加圧力のバランスをとるのが容易でなく、転写材
の搬送速度が左右で異なって搬送方向を曲げることがあ
り、これによって転写部位と定着部位との間で転写材に
片ループを生じて画像を乱すという問題がある。
【0027】本発明の他の目的は、前述の様な転写材の
曲がり、転写材の種類、両面プリントの場合の1面目と
2面目の速度差などを検知する手段をそなえ、その検知
条件に応じて転写ローラの像担持体への加圧力をローラ
左右端部で変化させることによって転写ローラによる転
写材の搬送速度の安定化をはかるとともに、長期の使用
にも中抜けを発生することのない画像形成装置を提供す
ることにある。
【0028】前述の「図32」、「図34」等に示す様
な、像担持体に当接する転写ローラを設けて両者の当接
ニツプ部に転写材を挿通して転写を行うような画像形成
装置においては、転写ローラの軸線方向長さは、プリン
ト可能の最大巾よりも大きくなっているから、転写材の
サイズによっては、転写時に転写ローラが像担持体に直
接当接する部分ができることを免れない。このため、転
写帯電メモリーという問題が生ずる。これについて略述
すると、
【0029】例えば、負極性に帯電した像担持体を用い
て反転現像を行う場合、転写時の転写バイアス(プラ
ス)が大きいと、転写材が存在しない像担持体表面非通
紙部に過大な電流が流れて像担持体表面電位がプラス側
に移行し、このために帯電バイアス(マイナス)の印加
によっても該非通紙部が充分にマイナス側に帯電されず
地カブリを生じ、次の転写材のとくに端縁部が汚染され
ることになる。このような現象は、容易に理解できる様
に転写ローラの抵抗値が小さい場合に顕著にあらわれ
る。
【0030】転写ローラとして使用可能な抵抗の範囲
を、反転現像で、プロセススピード93.8mm/se
cの場合を「図37」の斜線部として示してある。使用
可能の抵抗範囲とは不良画像が発生しない領域であり、
トナーの飛び散り、突き抜け、及び帯電メモリーの状態
によって決定される。
【0031】飛び散り、突き抜けは通紙領域におこる現
象で、前者は、トナーの存在する画像部よりも存在しな
い非画像部のほうが電位がマイナス方向に大きいのでこ
の部分に転写電流が集中して、負帯電しているトナーが
非画像部に飛散する現象で、転写電圧が低く、転写材に
トナーを保持するだけの電荷が付与されていない場合に
起こる。また、後者は転写電流が過大で電流が転写材を
突き抜けて像担持体に達してその電位をダウンさせてメ
モリーとして残り、その後の画像形成時に砂地と呼ばれ
る小さい黒点が画像に現れる現象を云う。
【0032】前記「図37」にみるように、転写ローラ
として利用できる抵抗の範囲は、ほぼ107 〜109
(Ω)程度の中抵抗のものに限られ、とくに低抵抗の転
写ローラは転写帯電メモリーの観点から好ましくない。
【0033】ここで転写ローラの抵抗値の測定について
説明する。「図38」は測定手段の構成を摸式的に示す
ものである。直径30mmのアルミドラムに転写ローラ
を当接させ、該ローラの両端にそれぞれ700grずつ
の加圧を行う。アルミドラムは抵抗Rを介してアース
し、転写ローラにバイアス電圧Vを印加する。アルミド
ラム、転写ローラを回転させ、このとき抵抗Rに流れる
電流をIとし、次の式によって転写ローラの抵抗Rr
算出する。 Rr (Ω)=V(V) /I(A)
【0034】即ち、本発明のまた他の目的は、像担持体
に当接する転写ローラを具備する画像形成装置におい
て、該転写ローラを加圧異方導電材料で構成して、帯電
メモリーの発生を阻止し得るような画像形成装置を提供
することにある。
【0035】
【発明の構成】 【課題を解決する技術手段、その作用】
【0036】上記の目的を達成するため、本発明は、像
担持体とこれに当接する接触転写部材とで形成する転写
部位と、定着ローラとこれに当接する加圧ローラとのニ
プ部たる定着部位とをそなえた画像形成装置において、
前記定着ローラまたは加圧ローラの最大通紙巾端部にお
ける外径または(及び)芯金の直径を左右で異ならし
め、または、像担持体とこれに当接する接触転写部材と
で形成する転写部位と、定着ローラとこれに当接する加
圧ローラとのニップ部たる定着部位とをそなえた画像形
成装置において、前記転写部位と前記定着部位とを静止
時において非平行に配置し、または、像担持体とこれに
当接する接触転写部材とで形成する転写部位と、定着ロ
ーラとこれに当接する加圧ローラとのニップ部たる定着
部位と、前記両部位の間に配置された転写材搬送部材と
をそなえた画像形成装置において、前記搬送部材に、こ
の上を走行する転写材の状態に応動変位する手段を配設
し、または、像担持体とこれに接離方向に変位可能に当
接する接触転写部材とで形成する転写部位と、転写材の
走行方向にみて前記転写部位の下流側に配置された転写
材搬送部材とをそなえた画像形成装置において、前記搬
送部材とこの上にある転写材との相対位置関係を検知す
る検知手段と、その検知信号によって前記転写部材の像
担持体に対する当接圧を変化させる手段とを具備し、ま
たは、像担持体とこれに接離方向に変位可能に当接する
接触転写部材とをそなえ、両面または多重複写機能を備
えた画像形成装置において、前記転写部材の像担持体へ
の当接圧を、2回目以降の転写時には1回目よりも大き
くし、または、像担持体とこれに当接する接触転写部材
とをそなえた画像形成装置において、該転写部材の少な
くとも表面を加圧異方導電性材料で形成し、または、像
担持体とこれに接離方向に変位可能に当接する接触転写
部材とで形成する転写部位と、転写材の走行方向にみて
前記転写部位の下流側に配置された転写材搬送部材とを
備えた画像形成装置において、転写部材の種類を検知す
る検知手段と、その検知信号によって前記転写部材の像
担持体への当接圧を変化させる手段とを具備することを
特徴とする画像形成装置である。
【0037】このように構成することによって、転写後
の転写材が定着部位に搬送される際に生ずる片ループの
発生、搬送中における転写材の弛緩や緊張による画像の
乱れを阻止し、さらに帯電ムラの発生をも有効に防止出
来る。
【実施例の説明】始めに転写ローラの径を端部において
変化させて、転写材の走行安定性をはかる実施態様につ
いて説明する。
【0038】「図1」は本発明の実施態様を示す定着部
位における定着ローラとこれに当接する加圧ローラを示
す正面図で、図示両者の圧接を解除して各ローラが自然
状態にあるところを示し、「図2」はこれらローラ対が
画像形成装置に組み込まれたところを示す概略側面図で
ある。
【0039】像担持体1とこれに圧接する転写ローラと
で形成される転写部位たるニップ部n1 を通過した転写
材Pはガイド12から定着装置10に進入し、定着ロー
ラ3と加圧ローラ4とが圧接する定着部位たるニップ部
2 においてトナー像が転写材に定着固定された後排出
ローラ対8、9を経て機外に排出される。
【0040】前記定着ローラ3はその一方の端部に取着
して定着装置10内にあるギヤ7が、装置本体側に取着
したギヤ5、6に噛合している。このため、「図3」に
示すように定着ローラ3等は矢印F1方向の力を受け
て、定着ローラ3の軸線Bは下流側からみて左側がB’
の様に移動して図示l2 >l1 のような状態になる。
【0041】この状態で通紙を行うと、左側(下流側か
らみて)に片ループが発生するおそれが生ずる。従っ
て、「図1」に示す様に最大通紙巾端部たる、図示Rの
位置の径を反対側の図示Qの部分の径よりも大きくした
加圧ローラ4を用いることによって、前記R部分の送り
速度を大きくすることによって上記の様な片ループの発
生を防止出来る。
【0042】次に実験例について説明する。定着ローラ
として金属シリンダ表面に厚さ50μmのPFAチュー
ブを離型層として設け、左右対称の逆クラウン状に形成
した。逆クラウン量としては、中央部の直径を30.0
0mmとし、通紙域両端部Q、Rでの直径を30.07
mmとした。
【0043】加圧ローラとしては、直径16mmの芯金
に、発砲シリコンゴム層(硬度はAskerーCで約4
0度)を厚み7mmに形成した。これを駆動ギヤ7があ
る側R側の外径と反対側、Q側の外径が異なるように研
磨成型したものを用いた。即ち、加圧ローラ4の外径を
中央部で30.00mm、Q、R部分で「図4」に示す
ように変化させて片ループの発生の有無を観察した。
【0044】実験の条件についてさらに云うと、両ロー
ラの当接圧は総圧で12kgとし、定着ローラ3の表面
はほぼ180℃に温調し、該ローラの回転数は転写部位
と定着部位とで転写材の速度(約94mm/sec)が
等速になるよう略1rpmとした。なお、上記条件にお
いて、定着ローラ3の静止状態における軸トルクはほぼ
3kg・cmであった。
【0045】前記「図4」の結果について云うと、○は
片ループのない状態、△は若干のループの形成が見られ
たが、実用上差し支えない状態、×は周囲部材と干渉し
て画像が乱れた状態を示す。また、×(逆)は片ループ
の出来かたがギヤ7とは反対側に移行したことを示す。
【0046】以上「図4」の表からローラのQ、R両部
位の径をR部>Q部とし、その差を100〜200μm
程度とすることで、片ループの発生を無くすか実用上問
題内程度に抑えられること、またこの差を余り大きくす
ると逆方向にループが生ずることが判った。
【0047】また上記の例では、両ローラとも逆クラウ
ン状としたので、加圧ローラのQ部とR部での外径差が
小さい場合には、中央部との絞り量との関係で必ずしも
全体の形状が先細り状にはならないが、逆クラウン形状
の存在によって本発明の効果が損なわれることはない。
なお、加圧ローラの形状が、「図5a」ないし「図5
c」に示すように、逆クラウン、ストレート、クラウン
などいずれの場合でも、R部外径>Q部外径の関係が維
持されれば同様の効果が得られる。
【0048】上記の例では、加圧ローラの外径を変化さ
せたが、定着ローラ3の外径を同様に変化させることに
よっても同様の効果が得られる。ただ、定着ローラは通
常内部に加熱源を配設してあり、加圧ローラに比して硬
質の材料で形成されているので、搬送力に対する外径変
化の影響は定着ローラのほうが大であり、外径差は定着
ローラに付けたほうが僅かで済む。実際上記の例で云う
と、定着ローラ3の外径差を20〜70μm程度(R部
径>Q部径)としたところほぼ同様の効果が得られた。
【0049】「図6」は加圧ローラとして他の構成を備
えた実施態様を示すものである。同図は加圧ローラのみ
を示す、その断面図であって、芯金4”の直径を図示の
ようにm1 >m2 としてその表面に前述の場合と同様の
表層4’を形成し、これを定着ローラに当接した場合、
弾性層4’の加圧時の撓みを利用して定着部位たる前記
ニップ部n2 において加圧ローラのR部外径>Q部外径
の関係を保持することができる。
【0050】このように構成することによって、自然状
態における該ローラを前記のようにクラウン状、逆クラ
ウン状とするほか、その外径を全長にわたって均一に形
成することも可能であるので、前述のような研磨工程も
不要となって成型が容易で、コスト的にも有利となる。
【0051】以上、定着装置として熱定着の場合につい
て述べたが、本発明はこれに限定されるものではなく、
圧力定着、若干加温しながら圧力を加えるような定着方
式にも適用できることは容易に理解できるところであろ
う。
【0052】つぎに転写部位たるニップ部n1 と定着部
位たるニップ部n2 とを非平行にした実施態様について
説明する。
【0053】すでに「図2」、「図3」において説明し
たように、この種の構成を具有する画像形成装置におい
ては、「図3」に矢印F1 で示すような力が作用するの
で、これによって同図において左側が若干後退する傾向
がある。
【0054】従って、この後退量を見込んで、定着ロー
ラ3が回転しない静止状態において、像担持体1の軸線
Aに対して定着ローラ3の軸線Bを、図示l1 >l2
なるように非平行に設定することによって、転写材が搬
送される場合に転写部位(ニップ部n1 )、定置部位
(ニップ部n2 )を実質的に平行に維持して片ループの
形成を阻止することができる。
【0055】実験例について説明すると、金属シリンダ
表面に、離型層として50μmのPFAチューブを形成
した直径30mmの定着ローラを用い、加圧ローラとし
ては表層を発泡シリコンゴム(硬度AskerーC約4
0°)としたローラを使用し、総圧12kgで圧接させ
た。定置約ローラの表面は約180℃に温調した。その
他定着ローラの回転数等は前記実験例の場合と同様とし
た。
【0056】このような条件で、前記l1 、l2 の差を
変化させて実験を行った結果を以下に示すと、 (下段の符号は「図4」の場合と同様とする)
【0057】定着装置の振舞を定着ローラ3の位置で動
作中に観察すると、作動、非通紙時の場合にギヤ側が約
0.3mm程度下流側に後退し、通紙時にはギヤ側で
0.7mm程度、その反対側で0.1mm程度後退し
た。この結果、静止状態でl1 −l2 =0となるように
すると、通紙状態でl1 −l2 =−0.6mm程度の傾
きが生ずることになる。
【0058】この結果は上記の実験結果と符合してお
り、従って、静止状態において、l1−l2 を0.5〜
1.0mmに設定することによって、通紙時の片ループ
の発生を有効に阻止できることを確認した。
【0059】なお、以上のような現象は本体側のギヤ5
と定着ローラ側のギヤ7との相互関係が大きく影響する
ものと考えられ、定着装置10の画像形成装置本体への
取付け機構によって変化することを免れず、場合によっ
ては前記l1 −l2 の値を上記の範囲よりも大きく乃至
は小さくする必要がある。
【0060】また、以上は前記「図2」に示した装置、
即ち、定着ローラの駆動を、その下方位置に配設したギ
ヤ5からとる構成としてあるので、前述のように搬送方
向下流側(排紙側)に向く力F1 が作用したが、定置約
ローラ3の軸線よりも上方から駆動を取る場合には、逆
に上流側に向く力が作用することは明白で、この場合に
は、前記l1 とl2 の関係は、l1 <l2 となるように
設定すべきであることは云う迄もない。
【0061】「図7」は他の実施態様を示す寝定着部位
近傍の要部平面図であって、このものにおいては、定着
ローラ3、加圧ローラ4を含む定着装置10の一端をピ
ン13で数着し、他端近傍に配したモータ14と該定着
装置10とをォームとウォームギヤ、ラックとピニオン
など適宜の連結手段15で連結して、これによって装置
内のローラの軸線の傾きを変化させ得るようにしてあ
る。
【0062】前述の様な構成の定着ローラ駆動の場合、
転写材の厚みが大きい場合には駆動ギヤ側の変位量が一
層大きくなる傾向がある。但し、前述の様な片ループの
大きさは転写材の腰の強さに大きく依存するので、厚手
の転写材の場合、ローラの変位量が大きくても直ちにル
ープが大きくなるとは限らない。
【0063】上記のように、定着装置10を可動とする
ことによって、予め適当な傾きを定着、加圧両ローラに
与えておくことによって、転写材の片ループの形成を防
止出来る。この場合、定着装置の傾きを、使用する転写
材の厚みを検知してこれに応動して変化させる様にする
ことも可能である。
【0064】以上、定着装置側の処理について説明した
が、像担持体とこれに当接する転写ローラからなる転写
部位において、転写ローラを駆動する場合にも、同様に
該ローラの軸線が変位することがある。
【0065】「図8」はこのような画像形成装置を摸式
的に示すもので、転写部位において、転写ローラ2に取
着したギヤ17が、該ローラ2の軸線よりも下方に設け
たギヤ18によって駆動される様に構成してある。この
場合、定着部位における駆動関係は前記「図2」、「図
3」に示すものと同様とする。
【0066】このような構成によると、転写部位におけ
る駆動側には、「図9」において、矢印F2 のような力
がかかる。転写部位においては、前述のように矢印F1
のような力がかかっているから、結局ズレ量l1 ’−l
2 ’を小さくすることが出来る。この構成の場合、静止
時における定着装置の傾きを前記実施態様の装置の場合
の0.5〜1,0mmよりも少なく設定出来、また厚紙
通紙による変位量の変化も相殺できる。
【0067】以上の実施例では熱定着方式によるローラ
定着装置について説明したが、圧力定着、僅かの加熱に
加圧を併用するローラ定着装置にも同様に適用出来るこ
とは勿論である。
【0068】次に転写部位と定着部位との間における転
写材の挙動に応じて、ガイド乃至搬送部材の位置、形状
等を変化させて転写材の安定走行を得る実施態様につい
て説明する。
【0069】「図10」は本発明の実施態様を示す画像
形成装置の概略側面図で、図示のものは両面プリント可
能の装置を示し、始めに給紙ローラ対13から搬送路2
2を経て、像担持体1とこれに圧接する転写ローラ2の
当接ニップ部n1 たる転写部位に供給された転写材P
に、像担持体側のトナー像が転移し、この転写材が搬送
路24を経て定着装置10に至り、ここで定着ローラ3
と加圧ローラ4の当接ニツプ部n2 たる定着部位をへて
1面目のプリントが完成した後、不図示の搬送路を通過
する間に表裏反転され、再給紙ローラ対15を経て搬送
路22に誘導され、以後上記と同様の過程で裏面にプリ
ントが実行された後、機外に排出されるものとする。
【0070】このような装置において、図示の場合、搬
送路24は、定着装置側端部Aで枢着され、その反対側
端部にソレノイド26が取着してあるガイド板23で構
成してあって、該ソレノイドの付滅勢によってガイド板
23の図示右端が上下動するようになっている。
【0071】1面目の場合には、給紙ローラ対13のバ
ックテンションによって転写材Pの搬送速度は、転写部
位の速度をV1 、定着部位のそれをV2 とすると、既述
のように、V1 =V2 となり、「図11」のように、前
記ガイド板23の右端Bは図示符号Cの位置にあり、転
写材はガイド板23に静電吸着されて図示の様に進行
し、転写材後端が転写部位を過ぎた後にもはね上りはな
い。
【0072】2面目のコピーの場合には、再給紙ローラ
対15のバックテンションはローラ対13のそれよりも
小さいのでV1 >V2 となり、ループが出来る状態とな
るので、このときにはソレノイド26を付勢して、「図
12」に示すように、ガイド板23を図示符号Dの位置
に持ちきたす。これによって、転写材Pを、ガイド板2
3に静電吸着しつつループの形成を回避して安定して搬
送することが出来る。
【0074】「図13」、「図14」は他の実施態様を
示す搬送路近傍の概略側面図であって、ガイド板23に
はばね27が配設してありねこれによってガスガイド板
23を「図13」に示す位置に維持している。1面目の
コピーの場合にはこれによって、前記実施態様の場合と
同様に転写材を安定して搬送出来る。
【0075】転写材にループが形成されたり、後端の跳
ね上がり等が生じたときには、これによって転写材が、
ばね27の作用に抗してガイド板23を押圧し、「図1
4」に示す様に、転写材はガイド板によく吸着された状
態で搬送される。
【0076】「図15」、「図16」はさらに他の実施
態様を示す搬送路近傍の概略側面図である。この装置に
置いては、ガイド板23が、「図17」に示すようにマ
イラーの一面にアルミニュームを蒸着した可撓性フィル
ムで形成してある。
【0077】前記ガイド板23は、その一端が除電針2
1乃至はその近傍適所に取着してあり、他端は自由に変
位出来るようになっている。前記ガイド板23のアルミ
ニューム側にはバイアスを印加して転写材を吸着する様
になっている。
【0078】このように構成してあるから、搬送される
転写材にループが発生した場合には前記ガイド板23が
それにならって「図16」に示す様に変位湾曲してルー
プを吸収し、転写材はガイド板23に沿った状態で進行
する。転写材通過後はガイド板23自体の腰の強さによ
って「図15」に示す様な旧位に復する。
【0079】つぎに搬送路にある転写材の位置、状態、
特性などを検知して、これによって転写ローラの加圧力
を変化させる様にした実施態様について説明する。
【0080】前記「図32」、「図34」等に示す、像
担持体に当接する転写ローラを用いてなる画像形成装置
における転写ローラは、その軸の両端突出部を支持して
転写ローラを像担持体方向に接離出来るように配設した
ガイド部材に設け、これに配設したばねによって該ロー
ラを像担持体側に押圧するように構成してあるものがよ
く知られている。
【0081】そして転写ローラの像担持体への押圧力に
よって転写材搬送速度が変化することが知られている。
一般に押圧力が減少すると搬送速度は大きくなる。例え
ば、像担持体径30mm、転写ローラ径20.8mmの
ものをギヤで当接駆動し、このときのギヤ比を、像担
持:転写ローラを3:2とした場合、総圧1100gr
に対して600grの減少で、搬送速度は0.4%増加
する。これは減圧によって転写ローラの見かけの径が大
きくなるためと思われる。また、反対に、長期の使用に
よって、転写ローラが像担持体や転写材との摺擦によっ
て摩耗すると径が小さくなって搬送速度は小さくなる。
実際には、20万枚通紙で搬送速度は約0.4%減少す
る。
【0082】「図18」は本発明の実施態様たる画像形
成装置の構成を摸式的に示したもので、搬送路22から
供給された転写材Pには、像担持体1とこれに圧接する
転写ローラ2とのニップ部n1 たる転写部位においてト
ナー像が転写され、次いでこの転写材は搬送路24を経
て定着装置10に至り、ここでトナー像が転写材に定着
された後機外に排出されるものとする。
【0083】この装置における転写ローラ2は、「図1
9」に略示するように転写ローラ2の軸4ー14の両端
突出部がそれぞればね4ー21によって支持され、該ば
ね4ー21の他端が、装置本体不動部適所に取着された
オイルポンプ4ー23に支持されている。これらオイル
ポンプは各別に作動可能としておくのが好適であり、こ
れによって像担持体1への加圧力を変化出来る。
【0084】また搬送路24には、「図20」に示す様
に転写材Pの通過領域外適所にセンサ25が配設してあ
って、搬送路に到来する転写材の先端、後端位置を検知
し、その通過時間によって転写材搬送速度を検知するも
のとする。
【0085】このような構成によって、転写ローラの径
が減少して搬送速度が低下した場合には前記オイルポン
プ4ー23を減圧して転写ローラの像担持体への加圧力
を小さくして搬送速度を増加させるようにして常時定速
で転写材を搬送することができる。
【0086】なお転写ローラの押圧力を小さくすること
によって、画像の中抜けを防止出来ることが判明してい
るが、上記の装置はこのような目的にも有効である。さ
らに、この装置では転写材の速度を検知するので、従来
の転写ローラの欠点である転写材の厚薄、種類、印字率
などの差異による搬送速度の相違による副走査倍率の差
異をなくすことが出来、長期の使用による摩耗によるロ
ーラ径の減少にも容易に適用でき、安定した転写材の搬
送に顕著な効果がある。
【0087】「図21」、「図22」は他の実施態様を
示す要部の側面図である。この装置においては、搬送路
24適所に、ばね等の手段で常時は搬送路上面から突出
する様に立ち上がっているセンサ28が配設してある。
【0088】「図21」は転写部位(ニップ部n1 )と
定着部位(ニップ部n2 )との間で正常な状態で転写材
Pが搬送されているところを示し、このとき前記センサ
28は搬送路面に静電吸着されている転写材によって押
圧されて、図示の様に搬送路面から引っ込んだ状態を維
持している。
【0089】長期の使用によって転写ローラの径が減少
すると転写ローラの像担持体への押圧力が小さくなって
ニップ部n1 における搬送速度がニップ部n2 における
それよりも低下すると、搬送路24上において転写材P
は「図22」に符号P1で示すように引っ張られて搬送
路面から離れる。これによって前記センサ28が同図に
示す様に立ち上がるので、この立ち上がり量を検知し、
これによって前記ポンプ4ー23を作動させて転写ロー
ラの押圧力を増大させてニプ部n1 における搬送速度を
調整して安定した搬送を可能ならしめる。
【0090】この場合、前記センサ28は、「図23」
に示す様に、搬送路24の巾方向にみて両端近傍にそれ
ぞれ設けておくことによって、片ループが形成された場
合、いずれの側が浮きあがつても確実にこれを補足する
ことが可能である。
【0091】逆に、何等かの理由でニップ部n2 におけ
る搬送速度の増大を来して、両ニップ部間で転写材が、
図示P2で示す様に緊張状態となつた場合にも、センサ
28が搬送路面から立ち上がるのでこれによってニップ
部n1 、n2 間における搬送速度を調整して安定的な転
写材の走行を維持出来る。
【0092】前述の「図19」に示す様な、転写ローラ
2を像担持体1に圧接する手段として該ローラ軸両端突
出部が各別に像担持体に接離するようにしてあるものが
普通であるが、転写ローラは弾性材料で構成しているた
めに外径の仕上がり誤差が大きく、組み立てた場合、ニ
ップ部n1 における転写ローラの左右両端に置ける圧力
に差異が出やすく、これによって搬送速度にも左右で差
異が出て、転写材を曲げて搬送する様な事態が生じやす
い。これによって両ニップ部n1 、n2 間に片ループが
発生するという問題があった。
【0093】「図24」はこのような事態に対処出来る
実施態様を示すもので、搬送路24部分の平面図であ
る。図示のように、搬送路24の定着装置10近傍適所
において、転写材の搬送領域外の部位にセンサ25、2
5’を配設してある。
【0094】転写材の進行方向の変化をいずれか一方の
センサが検知すると、その検知量によってオイルポンプ
4ー23の一方を作動させ、像担持体への転写ローラの
押圧力を変化させて転写材の進行方向を修正して、正確
に方向付けられた転写材を定着装置に供給することが出
来る。
【0095】既述のように、両面プリントの場合1面目
と2面目とのバツクテンションの差異による搬送速度の
差異に起因する搬送上の不都合を、2面目の総圧を、例
えば1面目の総圧を600grに対して、総圧1100
grのように変化させることによつて回避することがで
きる。
【0096】これもすでに述べたことであるが、転写ロ
ーラのような接触タイプの転写手段わ取る場合、とくに
OHPの“中抜け”という問題があったる。“中抜け”
は転写ローラと像担持体の間で周速差を付けるだけでは
所期の結果は得られず、転写ローラの像担持体への押圧
力を低減することによつて顕著な効果が得られることが
判明している。
【0097】一方、転写材として多用されている通常の
紙では、転写ローラの押圧力を軽減すると保持力が低下
し、転写ズレなどが生じて画質の劣化を発生する。従っ
て、転写材がOHPであるか否かを検知し、自動または
手動によって押圧力を変化させ、搬送速度を変化させる
ことによってOHPの中抜けを防止することが可能であ
る。具体的に云うと、普通紙では総圧1100gr、O
HPの場合総圧50grとすることによって、普通紙の
場合の印字精度を確保するとともに、OHPの場合の
“中抜け”を防止することができる。単にOHPのみな
らず、紙厚、その他紙の種類によっても、転写ローラの
押圧力を変化させることによって同様の効果が得られ
る。
【0098】既述のように、転写ローラのような転写手
段を使用する場合、転写材のサイズによっては転写手段
と像担持体とが直接当接する場合がおこり、これによっ
て次回の画像形成時に像担持体が所期の様に帯電されず
地カブリ、所謂帯電メモリーが発生して画質の劣化を招
来することがある。以下これを防止する実施態様につい
て説明する。
【0099】画像形成装置としては前記「図32」、
「図34」等に例示した様な構成のものとし、転写ロー
ラは、例えば「図19」に示すように、その軸の両端部
位に配設したばねによって該ローラを像担持体方向に押
圧する構成を有しているものとする。
【0100】「図25」は転写ローラの断面図を示し、
芯金たる軸4ー14に発泡ゴム層5aを形成し、更にそ
の表層に加圧異方導電層5bが形成してある。この加圧
異方導電層は、「図26」に示す様に、金属粒子4Ni
に金メッキ4Auしたものをシリコンゴム層に厚み方向
に等間隔に配列構成してあり、常態においては絶縁性を
維持し、加圧によってその部分のみが導電性を示すもの
である。
【0101】「図27」、「図28」は上記の様な転写
ローラ2が像担持体1に当接しているところをしめす一
部の断面図で、「図27」は転写部位に通紙が行われて
いない場合、「図28」は通紙中の状態をそれぞれ示し
ている。
【0102】非通紙時の、ぱねなどによって転写ローラ
2が像担持体1に押圧当接しているのみの場合には、加
圧異方導電層5bは絶縁状態の儘である。「図28」に
示す様に転写部位の一部に転写材が挿入されると、この
部分においては加圧異方導電層5bは押圧されてその部
分では金属粒子が相互に接触して導電性となり転写電流
が流れてトナー像の転写が行われる。
【0103】この間、非通紙部位では圧力の上昇がな
く、加圧異方導電層は絶縁状態が維持されるので、この
部分には電流の流入がなく、従って帯電メモリーの発生
を防止することができる。
【0104】「図37」によって説明したように、転写
ローラの使用可能抵抗範囲は帯電メモリーの存在によっ
て狭められているが、上記の様な構成によって帯電メモ
リーの発生による拘束が無くなるので、「図29」に示
すように、転写ローラの使用可能範囲をとくに低抵抗側
にひろげることができ、より低電圧で必要な電荷を供給
出来るのでコストダウンにもつながる。逆に通紙部以外
は絶縁であるので、除電針や転写ガイド部位へのリーク
のおそれもないので転写バイアスを上げて性能のアップ
をはかることも可能である。
【0105】実際に、転写ローラを像担持体に圧接する
総圧を400gr、直径20.7mmの転写ローラの表
層に厚み200μmの加圧異方導電層を設け、75gr
/cm2 、厚み110μmの転写材を用いた場合、10
6 Ω台の転写ローラでも転写帯電メモリーの発生はな
く、良質の画像が得らることを確認した。
【0106】前述のような、両端をばねなどによって支
持するタイプの転写ローラでは、該ローラの像担持体へ
の軸線方向の圧力分布は両端で大きく、中央で小さくな
り、ニップ部での圧力分布はほぼ「図30」に略示する
ように変化している。従って、この圧力変化に対応する
ように、転写ローラ側の加圧異方導電層の金属粒子の粒
子間の間隔を「図31」に示すようにローラの両端で大
きく、中央で小さくなるように設定する。このように構
成することによって寝転写ローラが像担持体に圧接した
ときに粒子間隔を均一ならしめることができる。
【0107】加圧異方導電層内の金属粒子を中抵抗粒子
とすることによって、通紙部においても導電性でなくあ
る程度の抵抗値を持たせて、転写ローラの抵抗値を、発
泡層の抵抗と加圧異方導電層の抵抗との2種の抵抗の調
整によって設定できるので設計の自由度を増大すること
が可能となる。
【0108】また、中抵抗粒子を用いることによって、
発泡層を設けることなく加圧異方導電層のみで転写ロー
ラを構成することも可能である。発泡ゴム層は環境によ
る特性の変動、使用によって抵抗値が変化するなどの問
題があるので、このように1層構成とすることによって
抵抗値の安定化をはかることもできる。
【0109】またさらに、加圧異方導電層内の金属、中
抵抗粒子を該層表面から適度に突出させることによって
摩擦係数を大きくして、転写材に対する搬送力を向上さ
せることが出来る。このような構成とした場合、粒子を
金属としたときには、対摩耗性も大きくなって耐久性を
大幅に増大する。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるとき
は、像担持体とこれに当接する転写ローラとのニップ部
を通過して転写を行った転写材を、加熱ローラとこれに
圧接する加圧ローラとのニップ部を通過させて定着を行
う画像形成装置において、前記両ニップ部間の速度差、
非平行度などによる転写材に生ずる片ループを防止する
ことが出来、また、両ニップ部の間に位置する搬送部位
を可動とし、または、転写ローラの像担持体への圧力を
可変とし乃至は該ローラの両端加圧部を各別に可変とし
て、該部位を通過する転写材の片ループの発生を防止
し、さらに他物に衝突して未定着画像が乱れることを有
効に回避してこれを定着部位に搬送出来、さらにまた、
転写ローラを加圧異方導電層として構成することによっ
て帯電メモリーの発生の阻止、転写電流の周囲へのリー
クを防止して転写ローラの高低両抵抗側への使用範囲を
拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施態様を示す定着用加熱ローラと加圧
ローラの構成を示す正面図
【図2】画像形成装置の転写部位から定着部位までの間
の構成を示す概略側面図
【図3】転写部位から定着部位二位たる間に転写材にか
かる力の状態を示す平面図
【図4】定着部位における両ローラ軸線方向における径
差と片ループの形成の有無を示すグラフ
【図5a】
【図5b】及び
【図5c】それぞれ定着用ローラの他の実施態様を示す
正面図
【図6】定着用ローラのさらに他の実施態様を示す断面
【図7】転写部位と定着部位との間における転写材処理
手段の他の実施態様を示す平面図
【図8】さらに他の実施態様を示す画像形成装置の転写
部位から定着部位の間の構成を略示する側面図
【図9】同上における搬送中の転写材にかかる力の態様
を示す平面図
【図10】本発明の実施態様を示す画像形成装置を摸式
的に示す側面図
【図11】及び
【図12】転写材搬送部位の作動態様を示す説明図
【図13】及び
【図14】転写材搬送部位の作動態様を示す他の実施態
様の説明図
【図15】及び
【図16】転写材搬送部位の作動態様を示すさらに他の
実施態様の説明図
【図17】搬送部位を形成する部材の構成を示す一部の
断面図
【図18】画像形成装置の、他の転写材搬送部位の実施
態様を摸式的に示す概略側面図
【図19】同上像担持体と転写ローラとの関係配置と構
成を示す斜視図
【図20】転写材検知センサの配置を示す平面図
【図21】及び
【図22】本発明の実施態様の搬送の状態を示す説明図
【図23】同上検知手段の配置を示す斜視図
【図24】転写材検知センサの配置を示す平面図
【図25】転写ローラの他の実施態様を示す断面図
【図26】加圧異方導電層に添加する金属粒子の構成を
示す断面図
【図27】及び
【図28】非通紙時と通紙時とにおける加圧異方導電層
内部の態様を示す断面摸式図
【図29】本発明による転写ローラの抵抗値範囲を示す
【図30】転写ローラの軸線方向の像担持体への圧接力
の変化を略示する図
【図31】同上によって内包する金属粒子の間隙の転写
ローラの軸線方向の変化を示す図
【図32】公知の画像形成装置における転写材の搬送態
様を示す概略側面図
【図33】転写部位と定着部位の間で生ずる片ループの
態様を示す斜視図
【図34】多重複写可能な画像形成装置の作動を説明す
る概略側面図
【図35】及び
【図36】公知の画像形成装置における転写材搬送部位
での転写材の不整な振舞を示す説明図
【図37】使用可能な転写ローラの抵抗値が寝帯電メモ
リーによって制限される状態を略示する図
【図38】転写ローラの抵抗値を測定する仕方を示す説
明図
【符号の説明】
1 像担持体 2 転写ローラ 3 加熱ローラ 4 加圧ローラ 3ー14 加圧ローラ軸 5、6、7 駆動ギヤトレーン 5a 発泡層 5b 加圧異方導電層 10 定着装置 23 ガイド板 24 搬送路 25、25’ 検知部材 31 金属粒子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 七 瀧 秀 夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 谷 川 耕 一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 大 塚 康 正 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 矢 野 秀 幸 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 笹 目 裕 志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 弓 納 持 貴 康 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 西 村 克 彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体とこれに当接する接触転写部材と
    で形成する転写部位と、定着ローラとこれに当接する加
    圧ローラとのニプ部たる定着部位とをそなえた画像形成
    装置において、前記定着ローラまたは加圧ローラの最大
    通紙巾端部における外径または(及び)芯金の直径を左
    右で異ならしめたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】像担持体とこれに当接する接触転写部材と
    で形成する転写部位と、定着ローラとこれに当接する加
    圧ローラとのニップ部たる定着部位とをそなえた画像形
    成装置において、前記転写部位と前記定着部位とを静止
    時において非平行に配置してなることを特徴とする画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】像担持体とこれに当接する接触転写部材と
    で形成する転写部位と、定着ローラとこれに当接する加
    圧ローラとのニップ部たる定着部位と、前記両部位の間
    に配置された転写材搬送部材とをそなえた画像形成装置
    において、前記搬送部材に、この上を走行する転写材の
    状態に応動変位する手段を配設してなることを特徴とす
    る画像形成装置。
  4. 【請求項4】像担持体とこれに接離方向に変位可能に当
    接する接触転写部材とで形成する転写部位と、転写材の
    走行方向にみて前記転写部位の下流側に配置された転写
    材搬送部材とをそなえた画像形成装置において、前記搬
    送部材とこの上にある転写材との相対位置関係を検知す
    る検知手段と、その検知信号によって前記転写部材の像
    担持体に対する当接圧を変化させる手段とを具備するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】像担持体とこれに接離方向に変位可能に当
    接する接触転写部材とをそなえ、両面または多重複写機
    能を備えた画像形成装置において、前記転写部材の像担
    持体への当接圧を、2回目以降の転写時には1回目より
    も大きくすることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】像担持体とこれに当接する接触転写部材と
    をそなえた画像形成装置において、該転写部材の少なく
    とも表面を加圧異方導電性材料で形成してなることを特
    徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】加圧異方導電性材料が弾性材料に低抵抗の
    導電性粒子を混入してなる「請求項6」記載の画像形成
    装置。
  8. 【請求項8】加圧異方導電性材料が弾性材料に中抵抗粒
    子を混入してなる「請求項6」記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】像担持体とこれに接離方向に変位可能に当
    接する接触転写部材とで形成する転写部位と、転写材の
    走行方向にみて前記転写部位の下流側に配置された転写
    材搬送部材とを備えた画像形成装置において、転写部材
    の種類を検知する検知手段と、その検知信号によって前
    記転写部材の像担持体への当接圧を変化させる手段とを
    具備することを特徴とする画像形成装置。
JP4304481A 1992-10-19 1992-10-19 画像形成装置 Pending JPH06130846A (ja)

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