JPH06130747A - 可動部予備作動装置 - Google Patents

可動部予備作動装置

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Publication number
JPH06130747A
JPH06130747A JP4278244A JP27824492A JPH06130747A JP H06130747 A JPH06130747 A JP H06130747A JP 4278244 A JP4278244 A JP 4278244A JP 27824492 A JP27824492 A JP 27824492A JP H06130747 A JPH06130747 A JP H06130747A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
turned
clutch
solenoid
roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP4278244A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyotaka Arai
清孝 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP4278244A priority Critical patent/JPH06130747A/ja
Publication of JPH06130747A publication Critical patent/JPH06130747A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源投入直後の画像形成動作におけるクラッ
チ,ソレノイドの作動不良を防止する。 【構成】 可動部予備作動装置は、用紙に画像を形成す
る複写機のクラッチ,ソレノイドを予備作動させるもの
である。この装置は複写機に電源が投入されたことを検
出するリセット回路と、リセット回路が電源投入検出
後、クラッチ,ソレノイドを複数回作動させる制御部と
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可動部予備作動装置、
特に、転写材に画像を形成する画像形成装置の可動部を
予備作動させる可動部予備作動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、用紙(転写材の一例)に原稿
の画像を複写する複写機には、用紙を収納する給紙カセ
ットと、給紙カセットに収納された用紙を1枚ずつ搬送
する搬送部と、搬送された用紙に画像を形成する画像形
成部とが設けられている。前記搬送部や画像形成部に
は、メインモータからの動力をオンオフするクラッチ
や、進退動作によりクラッチ等を動作させるソレノイド
等の可動部が用いられている。
【0003】従来この種の複写機では、電源投入後にウ
ォーミングアップを行うためにメインモータ等を回転さ
せて各部を予備動作させている。たとえば、特開平2−
204249号公報に開示された画像形成装置には、電
源投入時や給紙エラー復帰時に、給紙カセットから用紙
を供給することなく通常の搬送動作を行うようにクラッ
チ及びソレノイドを制御している。この場合には、機内
に用紙が残っていると紙詰まり(ジャム)を検出し、ジ
ャム表示を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、クラッチやソ
レノイド等の可動部は金属製品を多用している。このた
め、特に長期間の使用しなかった場合には、可動部に錆
が生じたりまたゴミが付着したりする。この錆やゴミに
より、クラッチやソレノイドが作動不良を起こすことが
ある。このような作動不良を起こすと、前記従来の構成
では、正常に用紙搬送動作を行うことができず、正常に
紙詰まりを検出できない。
【0005】また、たとえば長期の保管後の最初のコピ
ー開始時に、クラッチやソレノイドが作動不良を起こす
と、正常なタイミングで用紙が搬送されず、紙詰まりが
生じたり、画像が正常に転写されない画像形成不良を起
こす。本発明の目的は、電源投入直後の画像形成動作に
おける可動部の作動不良を防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る可動部予備
作動装置は、転写材に画像を形成する画像形成装置の可
動部を予備作動させるものである。この装置は画像形成
装置に電源が投入されたことを検出する検出手段と、検
出手段の検出後、可動部を複数回作動させる作動手段と
を備えている。
【0007】
【作用】本発明に係る可動部予備作動装置では、検出手
段が電源が投入されたことを検出すると、その後作動手
段が可動部を複数回作動させる。ここでは、長期間可動
部を使用しない場合において、可動部がゴミ、錆等の影
響で動作不良を起こすおそれがあっても、クラッチやソ
レノイド等の可動部が電源投入直後に複数回作動するの
で、この予備作動により正常に動作するようになる。し
たがって、長期間装置を使用しない場合においても電源
投入直後の画像形成動作における可動部の作動不良を防
止できる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の一実施例による複写機を示
している。図において、複写機本体1の上面には原稿台
2が固定されており、原稿台2上には原稿押え3が開閉
自在に設けられている。複写機本体1の内部において、
その上部には原稿読み取りのための露光部4が設けられ
ている。露光部4は、光源、ミラー、レンズユニット等
から構成されている。また、複写機本体1の中央部に
は、読み取った原稿の画像を形成するための画像形成部
5が設けられている。画像形成部5は、表面に静電潜像
が形成される感光体ドラム6と、それぞれ感光体ドラム
6の周囲に配置された帯電装置7と現像装置8と転写分
離装置9とクリーニング装置10とから主に構成されて
いる。
【0009】複写機本体1の下部には給紙部11が設け
られている。給紙部11は、複写機本体1の図1右側に
設けられたバイパステーブル12と、複写機本体1の下
部に上下に並べて配置された給紙カセット13,14
と、給紙カセット13,14またはバイパステーブル1
2に載置された用紙を画像形成部5に搬送するための用
紙送り出し装置15とから構成されている。
【0010】用紙送り出し装置15は、図2に拡大して
示すように、給紙カセット13,14内の最上位の用紙
を取り出すための前送りコロ16,17と、取り出され
た用紙を上方に搬送する垂直搬送路20に送り出すため
の上下1対の給紙コロ18,19と、垂直搬送路20の
中間に配置されたフィードローラ21とを有している。
また用紙送り出し装置15は、垂直搬送路20の出口部
分に配置され、水平搬送路24に用紙を送り出すための
フィードローラ23と、水平搬送路24の出口部分に配
置されたレジストローラ25と、バイパステーブル12
に載置された用紙を送り出すためのバイパス前送りロー
ラ26と、バイパス前送りローラ26で取り出された用
紙を水平搬送路24に送り出すためのバイパスローラ2
7とを有している。
【0011】画像形成部5の用紙搬送方向下流側には、
用紙を装置の図1左側に搬送するための排紙搬送路28
が設けられている。排紙搬送路28は、装置の左右方向
に循環する循環ベルトと、この循環ベルトを駆動するた
めの駆動ローラと、従動ローラとから主に構成されてい
る。排紙搬送路28の下流側には用紙に付着したトナー
を溶融定着する定着装置29及び用紙を排出するための
排出ローラ30が設けられている。排出ローラ30の排
出側端部には、用紙を受けるための排紙トレイ(図示せ
ず)が装着可能となっている。
【0012】さらにこの複写機本体1には図3に示す制
御部40が設けられている。制御部40は、CPU,R
AM,ROM,各種ドライバ,各種IOポートを含むマ
イクロコンピュータシステムで構成されている。制御部
40の電源端子VCCには電源回路41が接続されてい
る。電源回路41にはメインスイッチ42を介して商用
電源43が接続可能である。また電源回路41はリセッ
ト回路44を介して制御部40のリセット端子/RES
に接続されている。制御部40には、操作パネル45、
表示部46、メインモータ47及び各種センサが接続さ
れている。さらに制御部40には、バイパス前送りロー
ラ26を上下移動させるためのバイパスソレノイド5
0、バイパスローラ27への駆動力をオンオフするバイ
パスクラッチ(CL1)51、給紙コロ18,19への
駆動力をオンオフする給紙クラッチ(CL2,CL4)
52,53、前送りコロ16,17の駆動力をオンオフ
するピックアップクラッチ(CL3,CL5)54,5
5、レジストローラ25をオンオフするためのレジスト
ソレノイド56が接続されている。
【0013】次に、上述の実施例の動作について図4及
び図5に示すフローチャート並びに図6に示すタイミン
グチャートにしたがい説明する。プログラムがスタート
すると、まず図4のステップS1では電源投入時におけ
る初期化処理を行う。この初期化処理では、図5のステ
ップS11で、リセット回路44からリセット端子/R
ESにローアクティブのリセット信号が入力されるのを
待つ。リセット信号は、図6(A),(B)に示すよう
に、電源端子VCCに電源電圧が印加されると所定時間
「L」レベル(アクティブ)になる。リセット信号が入
力されるとステップS12に移行する。ステップS12
では制御部40内のRAMのクリア等の各種初期設定を
行う。ステップS13では、後述するコピーレディ信号
をオフ状態にする。
【0014】続いて、ステップS14では、たとえばバ
イパスソレノイド50やバイパスクラッチ51、ピック
アップクラッチ54,55等の用紙に接触しているロー
ラを制御しているクラッチ及びソレノイドを、図6
(C)に示すように所定回数オンオフする。これらをメ
ーンモータ47の回転前にオンオフするのは、メインモ
ータ47を回転しているときにこれらのソレノイドやク
ラッチをオンオフすると、給紙カセット13,14やバ
イパステーブル12に載置された用紙を本体1内に搬送
してしまうからである。また、これらのソレノイドやク
ラッチに係わるローラ類は、長期間装置を放置した場合
でも1つのローラから構成されているため、ローラ自体
の変形は発生しておらず、積極的にローラを回転させた
状態でクラッチをオンオフさせなくても済むからであ
る。そしてこのように制御することにより、給紙カセッ
ト13,14やバイパステーブル12への用紙の載置の
有無にかかわらず作業することができ、作業性が良い。
【0015】ステップS15では、図6(D)に示すよ
うにメインモータ47をオンする。ステップS16で
は、たとえば給紙クラッチ52,53及びレジストソレ
ノイド56のように用紙に接触していないローラを制御
しているクラッチ及びソレノイドを、図6(E)に示す
ように所定回数オンオフする。これらをメインモータ4
7の動作中にオンオフさせるのは、クラッチ、ソレノイ
ド及びローラの錆びつき等による作動不良を防止すると
ともに、ローラ対のニップ圧によるローラ自体の変形に
起因する回転開始時の起動不良を防止するためである。
ステップS17ではメインモータをオフする。
【0016】ステップS18では、図6(C)に示すよ
うに用紙に接触しているローラを制御しているクラッチ
及びソレノイドを再度オンオフする。ステップS19で
は、用紙の搬送路上に用紙がジャムしているか否かを調
べるために、新たな用紙を搬送路に供給しない状態で用
紙搬送動作を行わせる。ステップS20では、搬送タイ
ミング及び各種センサの出力結果により紙詰まりが生じ
たか否かを判断する。紙詰まりが生じていないと判断さ
れた場合にはステップS20からステップS21に移行
する。ステップS21では、たとえば操作パネル45上
のプリントスイッチ(図示せず)に設けられたLEDを
赤から緑に変化させるコピーレディ信号を図6(F)に
示すようにオンしメインルーチンに戻る。
【0017】一方、ステップS20で紙詰まりが生じて
いると判断した場合にはステップS22に移行する。ス
テップS22では、表示部46に紙詰まりが生じている
部位を示す表示を行う。ステップS23では、ジャムフ
ラグをセットする。ステップS24では、ジャムリセッ
ト状態になるのを待つ。ここでは、操作者がたとえば本
体1の前面に開閉自在に設けられた本体カバーを開けて
搬送路内に詰まった用紙を取り除き、本体カバーを閉め
て、その開閉を検出するスイッチ(図示せず)のオフか
らオンへ変化したときに、ジャムフラグがセットされて
いるとジャムリセット状態であると判断する。
【0018】ジャムリセット状態になったと判断すると
ステップS24からステップS25に移行する。ステッ
プS25ではジャムフラグをリセットしステップS19
に進む。ここでは可動部であるソレノイドやクラッチを
電源投入時にオンオフしているのでそれらが錆やゴミに
より作動不良となっていても所定回数のオンオフにより
作動不良状態が解除される。したがって、この後にコピ
ー動作を行ってもこれらの作動不良が原因での画像形成
不良が生じない。
【0019】一方、初期化が終了すると、図4のステッ
プS2に移行する。ステップS2では、操作パネル45
に配置されたプリントキー(図示せず)の操作によりコ
ピー指令がなされたか否かを判断する。ステップS3で
は、操作パネル45に配置されたテンキー(図示せず)
の操作によりコピー枚数等を指定する指令がなされたか
否かを判断する。ステップS3では、操作パネル45に
配置された他のキーの操作による他の指令がなされたか
否かを判断する。他のキーが操作されなかった場合は、
ステップS2に戻る。
【0020】プリントキーが操作されたと判断すると、
ステップS2からステップS5に移行する。ステップS
5では、コピー処理を実行する。テンキーが操作された
と判断するとステップS3からステップS6に移行す
る。ステップS6では、テンキー処理を行う。他のキー
が操作されたと判断すると、ステップS4からステップ
S7に移行する。ステップS7では、他の処理を行う。 〔他の実施例〕 (a) 前記実施例ではクラッチやソレノイドのオンオ
フの後に予備搬送を行いジャムを検出しているが、この
予備搬送及びジャム検出処理は必ずしも必要ではない。 (b) 前記実施例では、用紙搬送を行う給紙部を例に
説明したが、本発明は用紙搬送動作に限定されず、画像
形成動作、露光動作等を行う部分の可動部にも適用でき
る。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る可動部予備作動装置では、
電源が投入されたことを検出した後に可動部を複数回作
動させるので、可動部が長期間作動しなかったためにゴ
ミや錆により作動不良となっていてもその作動不良状態
を解除することができる。このため、電源投入直後の画
像形成動作において可動部の作動不良を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による複写機の縦断面模式
図。
【図2】その給紙部の縦断面拡大図。
【図3】その制御系の構成を示すブロック図。
【図4】その制御フローチャート。
【図5】その制御フローチャート。
【図6】そのタイミングチャート。
【符号の説明】
40 制御部 44 リセット回路 50 バイパスソレノイド 51 バイパスクラッチ 52,53 給紙クラッチ 54,55 ピックアップクラッチ 56 レジストソレノイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】転写材に形成する画像形成装置の可動部を
    予備作動させる可動部予備作動装置であって、 前記画像形成装置に電源が投入されたことを検出する検
    出手段と、 前記検出手段の検出後、前記可動部を複数回作動させる
    作動手段と、を備えた可動部予備作動装置。
JP4278244A 1992-10-16 1992-10-16 可動部予備作動装置 Pending JPH06130747A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4278244A JPH06130747A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 可動部予備作動装置

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JP4278244A JPH06130747A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 可動部予備作動装置

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JPH06130747A true JPH06130747A (ja) 1994-05-13

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ID=17594634

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JP4278244A Pending JPH06130747A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 可動部予備作動装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103967966A (zh) * 2013-01-30 2014-08-06 京瓷办公信息***株式会社 驱动装置、具备驱动装置的电子设备和驱动装置的控制方法
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